JPH02259439A - クラッチピストンのリークテスト方法 - Google Patents
クラッチピストンのリークテスト方法Info
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- JPH02259439A JPH02259439A JP8093389A JP8093389A JPH02259439A JP H02259439 A JPH02259439 A JP H02259439A JP 8093389 A JP8093389 A JP 8093389A JP 8093389 A JP8093389 A JP 8093389A JP H02259439 A JPH02259439 A JP H02259439A
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- air
- pressure
- leak test
- leak
- clutch piston
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動変速機に組み込まれるクラッチピストン
の組立て工程で、クラッチピストンの組付状態を検査す
るためのリークテスト方法に関する。
の組立て工程で、クラッチピストンの組付状態を検査す
るためのリークテスト方法に関する。
(従来技術)
従来より、内部に空洞部を有する物品に対し、鋳造欠陥
やヒビ割れ等目視検査が不可能な場合に所定の圧力のエ
アを供給し、封入圧の残圧を測定して品質チエツクを行
なうことが知られている(実開昭81−10543号公
報参照)。
やヒビ割れ等目視検査が不可能な場合に所定の圧力のエ
アを供給し、封入圧の残圧を測定して品質チエツクを行
なうことが知られている(実開昭81−10543号公
報参照)。
この技術は、自動変速機の組立ての過程でも利用され、
クラッチドラム内にクラッチピストンが組み付けられ、
その間で構成される作動室の密封性が正規が否かのテス
トがなされている。
クラッチドラム内にクラッチピストンが組み付けられ、
その間で構成される作動室の密封性が正規が否かのテス
トがなされている。
(発明が解決しようとする課題)
このリークテストにあたっては、本来のオイルに代えて
エアが利用され、オイルよりリーク性が高いことを考慮
し、供給圧を4 kg / cm 2程度とし、供給後
のエアカットから所定時間違った後での残圧により判別
されるが、残圧設定レベルを下潮る結果でNGとされた
ものは分解され、手直しもされる。
エアが利用され、オイルよりリーク性が高いことを考慮
し、供給圧を4 kg / cm 2程度とし、供給後
のエアカットから所定時間違った後での残圧により判別
されるが、残圧設定レベルを下潮る結果でNGとされた
ものは分解され、手直しもされる。
ところが、NGと判定されても、どこが悪いかわからず
、再度組み付けて再度リークテストを行なうと、正常と
なることもあり、生産性に支障を来たしていた。
、再度組み付けて再度リークテストを行なうと、正常と
なることもあり、生産性に支障を来たしていた。
そこで、種々のテストを行なったところ、クラッチドラ
ムとクラッチピストンとの間に介在されるシール部材が
そのシール溝に対し充分なじまないままとなっており、
所定圧力のエア供給ではシール部材がシール溝の奥側に
移動していないことが原因であることを究明した。
ムとクラッチピストンとの間に介在されるシール部材が
そのシール溝に対し充分なじまないままとなっており、
所定圧力のエア供給ではシール部材がシール溝の奥側に
移動していないことが原因であることを究明した。
(問題を解決するための手段)
そこで、本発明は、シール部材のなじみ不良に伴なうリ
ーク誤判断をなくシ、テストによる判定ミスをなくシ、
効率的なリークテストが行なえるように、所定圧のエア
の供給に先立って、そのエア圧よりも大きい圧力のエア
の供給並びに排出のサイクルを複数回繰り返えすことを
特徴としている。
ーク誤判断をなくシ、テストによる判定ミスをなくシ、
効率的なリークテストが行なえるように、所定圧のエア
の供給に先立って、そのエア圧よりも大きい圧力のエア
の供給並びに排出のサイクルを複数回繰り返えすことを
特徴としている。
(作用)
これにより、クラッチドラムまたはクラッチピストンの
シール溝に装着され、位置、姿勢が不安定なシール部材
を、テスト用のエア圧力より大きい圧力で断続的に加圧
するため、シール部材がシール溝内で落ち付き、その後
のリークテストでなじみ不良に伴なう不用意な異常洩れ
がなくなる。
シール溝に装着され、位置、姿勢が不安定なシール部材
を、テスト用のエア圧力より大きい圧力で断続的に加圧
するため、シール部材がシール溝内で落ち付き、その後
のリークテストでなじみ不良に伴なう不用意な異常洩れ
がなくなる。
(効果)
本発明は、以上のことから明らかなように、クラッチピ
ストンのリークテスト方法で、シール部材のなじみ不良
に伴なう異常洩れを生じさせることがないから、本来の
不良のみを判別することができ、余分の後処理作業を不
要にでき、効率的なリークテストを行なうことができる
。
ストンのリークテスト方法で、シール部材のなじみ不良
に伴なう異常洩れを生じさせることがないから、本来の
不良のみを判別することができ、余分の後処理作業を不
要にでき、効率的なリークテストを行なうことができる
。
(実施例)
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。
第1図はリークテストに用いる回路説明図、第2図は時
間とエア圧との関係を示す制御説明図である。
間とエア圧との関係を示す制御説明図である。
図中W、はクラッチドラムであり、その内部にはクラッ
チピストンW2が嵌挿され、クラッチピストンの内、外
周のシール溝W3−Waにそれぞれシール部材W 5−
W eが装着されている。クラッチドラムWIの内周
壁にはクラッチピストンW2で仕切られた作動室W7に
連通ずるオイル供給口W8があり、後述するニアリーク
テスト回路1のエア供給口が接続される。
チピストンW2が嵌挿され、クラッチピストンの内、外
周のシール溝W3−Waにそれぞれシール部材W 5−
W eが装着されている。クラッチドラムWIの内周
壁にはクラッチピストンW2で仕切られた作動室W7に
連通ずるオイル供給口W8があり、後述するニアリーク
テスト回路1のエア供給口が接続される。
ニアリークテスト回路1は、エア圧力を増圧するエア発
生手段としての馬アコンプレッサーPから高圧用回路2
と低圧用回路3とからなっている。高圧用回路2には例
えば、5 、5 kg/ cm2の圧力に調整する圧力
調整弁4と方向切換弁5とを直列に介設している。また
、低圧用回路3は4−0kg/cm2の圧力に調整する
圧力調整弁8と開閉弁7とが直列に介設されており、各
回の下流には圧力検出器8が接続されている。
生手段としての馬アコンプレッサーPから高圧用回路2
と低圧用回路3とからなっている。高圧用回路2には例
えば、5 、5 kg/ cm2の圧力に調整する圧力
調整弁4と方向切換弁5とを直列に介設している。また
、低圧用回路3は4−0kg/cm2の圧力に調整する
圧力調整弁8と開閉弁7とが直列に介設されており、各
回の下流には圧力検出器8が接続されている。
そして、この回路1を用いてニアリークテストを行なう
が、まず、方向切換弁5の両端のソレノイドを交互に励
磁して高圧エアの供給と排出とを3回繰り返えしくAゾ
ーン)、その後方向切攬弁5を中立位置にするとともに
開閉弁7を開き、低圧のエアを一定時間供給しくBゾー
ン)、その後開閉弁7を閉じて一定時間後の作動室W7
の残圧を圧力検出器8で検出する(Cゾーン)。
が、まず、方向切換弁5の両端のソレノイドを交互に励
磁して高圧エアの供給と排出とを3回繰り返えしくAゾ
ーン)、その後方向切攬弁5を中立位置にするとともに
開閉弁7を開き、低圧のエアを一定時間供給しくBゾー
ン)、その後開閉弁7を閉じて一定時間後の作動室W7
の残圧を圧力検出器8で検出する(Cゾーン)。
その結果、残圧が予定値P、以下であれば、異常な洩れ
が生じているものと判定する。
が生じているものと判定する。
このリークテスト方法によれば、高圧エアを断続的に作
動室W7に作用させるため、シール部材W e 、W
eがシール溝。I WA内で安定し、不用意なエア洩れ
は生じない。
動室W7に作用させるため、シール部材W e 、W
eがシール溝。I WA内で安定し、不用意なエア洩れ
は生じない。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明に
用いるニアリークテスト回路であり、第2図はエア供給
制御のステップを示す時間と圧力との関係を示す制御特
性図である。 特許出願人 マツダ株式会社
用いるニアリークテスト回路であり、第2図はエア供給
制御のステップを示す時間と圧力との関係を示す制御特
性図である。 特許出願人 マツダ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 クラッチドラムとクラッチピストンにより画成されると
ともに、該クラッチドラムとクラッチピストンとの間に
介設したシール部材によりシールされる作動室に対し、
所定のエア圧を供給し、該エア圧の供給カット後におけ
る上記作動室の圧力低下状態を検知して上記作動室のリ
ーク状態を判定するクラッチピストンのリークテスト方
法であって、 上記作動室に対し上記所定のエア圧を供給して上記作動
室のリーク状態を判定するに先立ち、上記作動室に対し
上記所定のエア圧よりも大きいエア圧の供給及び排出の
サイクルを複数回繰り返えすことを特徴とするクラッチ
ピストンのリークテスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093389A JP2772478B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | クラッチピストンのリークテスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093389A JP2772478B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | クラッチピストンのリークテスト方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259439A true JPH02259439A (ja) | 1990-10-22 |
JP2772478B2 JP2772478B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13732250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8093389A Expired - Lifetime JP2772478B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | クラッチピストンのリークテスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772478B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6668620B2 (en) * | 2001-12-28 | 2003-12-30 | Case Corporation | Test for hydraulic leakage |
CN104797916A (zh) * | 2012-11-05 | 2015-07-22 | 英福康有限责任公司 | 测试泄漏检测系统的方法 |
CN106500930A (zh) * | 2016-12-25 | 2017-03-15 | 重庆德运模具制造有限公司 | 多孔零件的气密、沉水混合试验设备 |
CN107894306A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-04-10 | 哈尔滨东安汽车发动机制造有限公司 | 一种离合器泄漏量试验装置及测试方法 |
CN110068432A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-07-30 | 西安涡普动力系统股份有限公司 | 一种汽车智能离合器生产线在线检测系统 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8093389A patent/JP2772478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6668620B2 (en) * | 2001-12-28 | 2003-12-30 | Case Corporation | Test for hydraulic leakage |
CN104797916A (zh) * | 2012-11-05 | 2015-07-22 | 英福康有限责任公司 | 测试泄漏检测系统的方法 |
CN106500930A (zh) * | 2016-12-25 | 2017-03-15 | 重庆德运模具制造有限公司 | 多孔零件的气密、沉水混合试验设备 |
CN107894306A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-04-10 | 哈尔滨东安汽车发动机制造有限公司 | 一种离合器泄漏量试验装置及测试方法 |
CN110068432A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-07-30 | 西安涡普动力系统股份有限公司 | 一种汽车智能离合器生产线在线检测系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2772478B2 (ja) | 1998-07-02 |
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