JPH0225889B2 - - Google Patents

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JPH0225889B2
JPH0225889B2 JP62331601A JP33160187A JPH0225889B2 JP H0225889 B2 JPH0225889 B2 JP H0225889B2 JP 62331601 A JP62331601 A JP 62331601A JP 33160187 A JP33160187 A JP 33160187A JP H0225889 B2 JPH0225889 B2 JP H0225889B2
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JP
Japan
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hair
black
gray
effect
toothpaste
Prior art date
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Application number
JP62331601A
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JPH01172317A (ja
Inventor
Yoshimichi Yo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daimaru Tsusho KK
Original Assignee
Daimaru Tsusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は口腔消炎、止血作用のほか養毛効果も
ある新規な薬用歯みがき組成物である。 〈従来の技術〉 現在、広く一般に普及している歯みがき粉は粉
体よりも練歯みがきのペースト状のものが多く、
かつその組成は基材として炭酸カルシウム、リン
酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウムなどが用いられ、これに香
料、色素、殺菌剤、消毒剤、歯石溶解剤、中和
剤、接合剤、安定剤などが加えられたものであ
る。薬用歯みがきとしては、いわゆるフツ素によ
る虫歯の予防作用を有したものであつて、フツ化
ソーダ、フツ化第1錫、フツ化ソーダとリン酸の
混合物などを上記基材に混合されたものである。 〈発明が解決しようとする問題点〉 以上のように歯みがきに要求される性能とし
て、本来の歯みがきのほか口臭の除去や歯槽膿
漏、虫歯の予防等すべて歯を対象としたものであ
つて、歯みがきの操作により、これら歯の清浄予
防に加えて他の器管への影響や老化防止、健康保
持までも考慮された歯みがき粉又はペーストなど
はあまり見当らないのである。 〈問題点を解決するための手段〉 本発明は歯本来の清浄効果に加えて口腔消炎、
止血効果はもちろんのこと養毛、白髪黒化作用ま
でも具備するものであつて、その要旨とするとこ
ろは、青黛(せいたい)、苦参(くじん)、首鳥
(しゆう)を主成分とする中草葯(ちゆうそうや
く)からなることを特徴とする。中草葯の葯は薬
に同じで、中国の薬草の意である。 更に、微量成分として麝香を加え、必要に応じ
て従来の歯みがき粉基材とされている炭酸カルシ
ウム、リン酸カルシウム等の添加あるいは歯みが
きペーストにする場合は、接合剤、安定剤など適
宜加えられる。 ここで青黛とは、大青葉(だいせいよう)に水
を加えてたたきつぶし、石灰水を加えて表面に浮
いた青監色(indigo)の粉末を日干しにしたもの
で、黄色ブドウ球菌を抑制する。殺菌、慢性湿疹
によいものである。 また、苦参とは、本邦各地に自生する多年草本
で根をクジン(Sophorae Radix)と称し、アル
カロイドを含む。漢方で健胃、駆虫薬とする。 更に、首鳥とは、別名何首鳥(かしゆう)に同
じで、ツルドクダミの塊根をいう。中国、本邦各
地に自生する宿根性蔓性草本で、漢方では補精、
強壮、緩下薬に使う。成分はアントラヒノン誘導
体等である。組成物中に、青黛が15〜35%、苦参
15〜35%、首鳥3〜20%その他の中草葯や増量剤
等は10〜67%程度含有させるのがよい。その他の
中草葯は、上記3成分の効果を促進させるために
加えるもので、苦味性健胃薬の黄柏、強壮薬の人
参のほか甘草等をいう。 〈実施例〉 本発明の薬用歯みがき組成物は、上記のように
貴重な生薬を選び、科学的方法で抽出し、精製し
たものである。 具体的製法及び配合の一例を示せば、第1表の
とおりである。
【表】 よく乾燥したこれら成分を混合粉砕し、150メ
ツシユパスの粉体とする。また一部を蒸し焼きに
して炭化させ、黒灰色の微粉末状の製品とする。 この製品中の重金属等含有量は第2表のとおり
で、鉛が多いが、歯みがき使用後にうがいをすれ
ば人体に及ぼす影響は無害である。
【表】 薬用歯みがき組成物の用法は簡単で、通常の歯
みがき動作と同様にすればよく、特に使い古しの
歯ブラシを使い、ぬるま湯に歯ブラシをつけて、
ブラシに約0.5g程度の薬用歯みがき組成物粉末
をつけ、5分間位みがく。その後、口をすすいで
終りである。使用中は本薬用歯みがき組成物の生
薬と禁忌であるところの生葱、生にんにく、生大
根を断つ必要がある。 次に、北京軽工業学院病院、北京師範学院病院
など(北京医科大学腫瘤研究所主任)の機関が
1987年11月初めから12月末にわたつて臨床テスト
を行つた。その結果を下記する。 資料と方法 本発明の薬用歯みがき粉を試用した患者は全部
で48例である。その内8人は試用を続けていなか
つたり試用量不足の者で、40人が適正に試用し、
2ケ月間の観察を行なつた。 試用方法は1日に2回歯をみがき、それぞれ5
分間行なう。1箱30gであるので30日で使用する
と1日平均約1g、1回あたり約500mgとなる。
使用したあと口をすすぐ。 40人の白髪患者の内訳は男性が24人、女性が16
人、39歳以下が11人、40歳以上が29人であり、最
年少は19歳、最年長は65歳であつた。試用した患
者は基本的に頭部全体が白髪で、その中の11人が
局部的な白髪すなわち、後頭部とか両鬢部、頭頂
部の白髪が目立つていた。 治療効果の判断基準 完全治療:すべての白髪が黒髪にかわる。 顕著な効果:75%の白髪の黒髪への変化。ある
いは50%の白髪が黒髪に変化すると共に短い黒髪
が生えるのや、部分的に白髪が黒髪に変化し、そ
の他の大部分の白髪が灰色や椰子色に変化すると
共に短い黒髪が生えたのも含まれる。 効果あり:50%の白髪の黒髪への変化。あるい
は部分的な白髪が黒髪にかわると共に短い黒髪が
生えるのや、白髪の半分以上が灰色や椰子色に変
わるのも含まれる。 効果なし:白髪の変化なし。 観察期間が2ケ月と短いので、患者の毛根部が
明らかに黒髪化したり、5mmから10mm以上であれ
ば均しく黒髪に変わつたものと見なした。 治療効果 40人の患者のうち完全治瘉3人(7.5%)、顕著
な効果があつた者26人(65%)、効果があつた者
9人(22.5%)、効果のなかつた者2人(5%)
であつた。総計すれば効果のあつた者は95%
(38/40)、効果になかつた者は5%であつた。 効果のあつた者の白髪から黒髪への変化のパタ
ーンは4つに分けられる。第1は白髪が急速に灰
色に変化し最後に黒髪になる場合、第2は毛根部
が黒色に変化するもの、つまり毛の中に発生した
毛髪が段々と色素を帯びはじめていく場合、第3
は毛根と毛先が同時に黒くなつていく場合だが、
毛先が黒く変わつていく。メカニズムははつきり
しない。それから第4はほとんどが1〜2センチ
の黒鬢が生える場合である。白髪が黒髪になつて
いく部分は、全部が黒髪化していく場合と、後頭
部もしくは両髪部から徐々に頭部全体に広がつて
いく場合とがある。 無効果の2例。1例は68歳の老年の男性、別の
1例は入歯の患者であつた。 薬効が認められると共に、黒髪歯みがき粉は歯
槽膿漏を改善し、歯垢を取り、歯痛を軽減する働
きをもつことが認められた。ある高血圧症の患者
は血圧の下降が認められた。 血漿や肝機能は使用前・使用後とも正常な範囲
であつた。試用を続けていない8例のうち4例
は、使つた後はき気がした者であり、2例は他の
疾病のため試用を中止した者、2例は使用量不足
の者であつた。 テストを終えた40人に聞いてみても、薬に苦み
と渋みを感じた以外は特に具合の悪いところであ
るとか副作用とかは訴えなかつた。 結 論 本発明に係る薬用歯みがき粉は臨床テストの結
果、黒髪化効果が顕著であることが認められた。
効果率は95%であり、完全治瘉・顕著な効果は
72.5%もあり、無効果はたかだか5%である。黒
髪歯みがき粉の治療効果は明らかであり、特に副
作用は認められない。治療型黒髪歯みがき粉とい
う薬物性化粧品は推奨できるものである。薬品自
体にやや苦み渋みがあることと、長い時間みがく
必要があることが今後の検討改良点である。 〈作用及び効果〉 本発明の薬用歯みがき組成物は以上のような用
法を続けることにより、一般に約2週間後に作用
効果があらわれはじめる。すなわち、青少年白
髪、老人の全頭白髪、あるいは、種々の原因で白
髪になつている者にあつても、白髪を順次黒髪に
変え、髪の若さを取り戻し、髪の毛を健美にする
作用がある。これは実際の使用によつて実証され
ている。特に50才未満の若はげ、若白髪にあつて
は早期に効果があらわれ、2週間の朝夕2回の繰
返しによつて外観上もはつきりと白髪の減少と産
毛の発生がみられ、2ケ月も経過すればその差が
歴然とあらわれるのである。また、老人にあつて
も髪に明瞭な差がみられ、何より口腔消炎、止血
効果に顕著なものがみられたのである。 本来の潔歯、固歯はもとより、口腔消炎、止血
などの作用もみられる。また、使用に際しても口
当りがよく、極く自然な清涼感を与えるものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 青黛、苦参、首鳥を主成分とする中草葯から
    なることを特徴とする薬用歯みがき組成物。
JP62331601A 1987-12-26 1987-12-26 薬用歯みがき組成物 Granted JPH01172317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331601A JPH01172317A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 薬用歯みがき組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331601A JPH01172317A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 薬用歯みがき組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172317A JPH01172317A (ja) 1989-07-07
JPH0225889B2 true JPH0225889B2 (ja) 1990-06-06

Family

ID=18245477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62331601A Granted JPH01172317A (ja) 1987-12-26 1987-12-26 薬用歯みがき組成物

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002030377A2 (de) * 2000-10-09 2002-04-18 Karen Croissant Mittel zum reinigen der zähne und/oder des mundes
JP2020143032A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 国立大学法人 東京医科歯科大学 白髪抑制・改善剤、及び、リン酸化mitf/mitf産生比増加剤

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JPH01172317A (ja) 1989-07-07

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