JPH02258885A - 含フッ素表面処理剤 - Google Patents

含フッ素表面処理剤

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JPH02258885A
JPH02258885A JP7803389A JP7803389A JPH02258885A JP H02258885 A JPH02258885 A JP H02258885A JP 7803389 A JP7803389 A JP 7803389A JP 7803389 A JP7803389 A JP 7803389A JP H02258885 A JPH02258885 A JP H02258885A
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JP
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group
formula
fluorine
ester
carbon atoms
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JP7803389A
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English (en)
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Isamu Taguchi
勇 田口
Tatsu Terao
寺尾 達
Seiichiro Minami
南 誠一郎
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は無機あるいは有機材料の基材表面に撥水、撥油
性、防汚性、非粘着性、潤滑性等を付与するために用い
る含フツ素表面処理剤に関する。
[従来の技術] 従来、基材の表面に被膜を形成して基体の保護、美粧性
、平滑性、絶縁性等種々の性質を付与する目的で使用さ
れるコーティング剤は多種類のものが実用化されている
。無機あるいは有機材料の表面に撥水、撥油性、防汚性
、非粘着性、潤滑性等を付与する目的ではフッ素化合物
特有の低表面エネルギー特性を利用するフッ素樹脂の被
膜形成法や含フツ素オイルの塗布法等が採用されてきた
[発明が解決しようとする課題] しかし、フッ素樹脂は金属、ガラス、セメント等の無機
材料や各種プラスチックス、木材等の有機材料に対する
密着性が悪く、これらの基材表面に被膜を形成するため
には、基材表面に対してテクスチャー加工を行い、アン
カー効果を持たせるなど特殊な前処理を必要とする。
また、含フツ素オイルを塗布する方法は、当初は良好な
特性を示すものの、時間の経過と共に基体表面からオイ
ルが脱離し効果を失い、更に低い表面エネルギーに基づ
く匍匍現象により塗布しようとする目的以外の部分へ転
移付着して不測の障害を与えることがある。
またフルオロオレフィンとヒドロキシアルキルビニルエ
ーテルとを共重合することにより得られるヒドロキシル
基を有する含フツ素ポリマーを主剤とし、これに多価イ
ソシアネートヤメチロールメラミンを硬化剤として用い
る二液タイプの含フツ素コーティング剤が提案されてお
り(特開昭57−3417号)、このコーティング剤は
、優れた被膜を形成するが、なお各種基材に対する密着
性が充分でないうえ、二液タイプであるため使用に改善
の余地がある。
従って、本発明は上記の事情に鑑み、無機及び有機材料
に密着性良く、優れた特性を有する含フツ素コーテイン
グ膜を形成することができ、−液化が可能な含フツ素表
面処理剤を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、含フツ素表面処理
剤として従来より知られていたポリフロロアルキルリン
酸エステル、ポリフロロアルキルビロリン酸エステルに
対して、ボリア0ロアルキルリン酸エステルまたはボリ
ア0ロアルキルピロリン酸エステルのシリケート、アル
ミネートおよびジルコネートが多種類の基材との密着性
が良く、フッ素化合物特有の低表面エネルギーに基づく
性質を保持していることを見出し本発明を完成させるに
至った。
すなわち、本発明は、下記一般式 [式中、Mはシリコン、アルミニウムまたはジルコニウ
ムを表わし、 Rは炭素数1〜8のアルキル基またはアルコキシ基で置
換されたアルキル基を表わし、R″ −R・−NSO2−基(基中、R′は炭素数1〜8R“ のアルキレン基でおり、R′1は水素または炭素数1〜
4のアルキル基である。)を表わし、Rfは炭素数4〜
20のパーフルオロアルキル基を表わし、 Aは水素、−XRT  基または一β−(OH) (O
XRf)基(基中、XおよびRfは前記と同じ意味を表
わす。)を表わし、 nは1からMの原子価数までの整数を表わし、mは、0
またはm+n=Mの原子価数となる整数を表わす。] で示されるポリフロロリン酸エステルまたはポリフロロ
ピロリン酸エステルの金属塩、またはその加水分解縮合
物の少なくとも1種を有効成分とする含フツ素表面処理
剤に関するものである。
前記一般式について具体的に説明すると、Rが表わす炭
素数1〜8のアルキル基およびアルコキシ基で置換され
たアルキル基の具体例としては下記に示すものが挙げら
れる。
Rfは、具体的にはCIF2J2+1(但し、gは4〜
20の整数)で示される直鎖または分枝のパーフロロア
ルキル基である。
XRfWの具体例としては、以下のようなものが挙げら
れる。
−C)−1204F9−02H404F9−OH206
F、3、−C2H4C6F13゛−C2H4C8F17
゛−C2H4C10F21゛−C2H4C12F25・
−C2H4−C14F29・−C2H4C16F33・
−C2H4C18F37・′″″C2H4C20F21
 ・−C4H8C8F11・次に、前記一般式で示され
るMがシリコンを表わすシリケート、Mがアルミニウム
を表わすアルミネートおよびMがジルコニウムを表わす
ジルコネートの具体例を下記に式で示す。
シリケート: C31”17 ジルコネート: 62M5 2H5 次に本発明のfj効酸成分あるシリフート、アルミネー
トおよびジルコネートの製造方法について説明する。
これらはMが相当する金属のアルコキサイドとポリフロ
ロアルキルリン酸エステルまたはポリフロロアルキルビ
ロリン酸エステルとの反応によって得られる。
璽 M (OR)  + n (HO)  P  (0−X
 R’ ) 3−1 −〉■◆n         1 但し、式中、M、m、n、R,X、Rfは先に定義した
のと同じ意味を表わす。
上記一般式[I]、[n]で示される金属アルコキサイ
ドとポリフロロアルキル(ピロ)リン酸エステルの反応
は無溶媒下で行なうこともできるが、溶媒存在下にも行
なうことができる。
溶媒としては金属アルコキサイドおよびポリフロロアル
キル(ピロ)リン酸エステルと反応せずそれらを溶解す
るものであれば何でもよいが、エタノール、イソプロパ
ツール等の低級アルコール類、トリフロロトリクロルエ
タン(フロン113>、ジフロロテトラクロロエタン(
フロン112)等のフッ化塩化炭化水素が好ましい。
反応温度は室温から150℃、好ましくは室温から約1
00℃である。
反応時間は10分〜6時間、好ましくは30分〜4時間
である。
反応の進行に伴なって生成するアルコール(Rot()
は、これを留去してポリフロロアルキル(ピロ)リン酸
エステルの金属塩を単離してもよいが、実用上は反応液
をそのまま用いてもさしつかえない。
なお、反応に用いるポリフロロアルキルリン酸エステル
はポリフロロアルキルアルコールとオキシ三塩化リンと
の反応など公知の方法(特公昭48−4770号、特公
昭40−6857号)で調製することができる。
2RfXOH+POCj  −4POCj (OXRf
)2+2HCjPOCj (OXRf)2+820− 
PO(OH) (OXRf)、、 +HC1また、ポリ
フロロアルキルビロリン酸エステルも上述のアルキルリ
ン酸エステルと同様にボリア0ロアルキルアルコールと
五酸化リンとの反応など公知の方法(USP29477
74号)で調製することができる。
リン酸エステルの金属塩の加水分解縮合物は、それらの
化合物に水を加えて縮合するか(式■、1v)、または
前もって金属アルコキサイド等に水を加えて縮合してお
き、それにポリフロロアルキル(ピロ)リン酸エステル
を加えて製造ツることができる(式V −VI )。
次に加水分解縮合物について説明すると、本発明の有効
成分であるポリフロロアルキル(ピロ)OXRf IVJ あるいは。
eM(OR)、+。+fH20 反応式[I11]および[IV]で示すポリフロロアル
キル(ピロ)リン酸エステルの金属塩に水を加えて縮合
する方法についてまず説明する。
すなわち、ポリフロロアルキル(ピロ)リン酸エステル
の金属塩と水を、フッ化塩化炭化水素とアルキルアルコ
ールの混合溶媒に溶解させる。
この際のフッ化塩化炭化水素溶媒としてはフロン113
、フロン112、ペンシトリフロライド等が用いられる
アルキルアルコール溶媒としてはエタノール、イソプロ
パツール、ブタノール等が用いられる。
混合比は、縮合に用いるポリフロロアルキル(ピロ)リ
ン酸エステルの金属塩を溶解する組成が選ばれる。
加える水の量は金属イオンに対して1当量以下が好まし
い。これより多い場合には、自沈が生じたり、ポリフロ
ロアルキル(ピロ)リン酸エステルの脱離がおき好まし
くない。
縮合温度は常温から150℃、縮合時間は30分〜6時
間が採用される。
次に先に金属アルコキサイド等に水を加えて縮合した後
、この縮合物とポリフロロアルキル(ピロ)リン酸エス
テルを縮合する方法について説明する(反応工程式[I
V ]〜[VI])。
この場合、金属アルコキサイドの縮合方法は既に公知で
あり各種の方法が知られている。水を加えるだけで室温
下でも徐々に反応が進む。しかしこの場合にはあまり縮
合が進みゲル状になったものは各種溶媒に不溶であるの
で好ましくない。むしろ低縮合物の方がこの目的には好
ましい。
得られた金属アルコキサイド縮合物にポリフロロアルキ
ル(ピロ)リン酸エステルを加えて、先に説明した金属
アルコキサイドのモノマーの場合(反応工程式[I]、
[■])と同じ反応条件下に縮合物のポリフロロアルキ
ル(ピロ)リン酸塩を作ることができる。
これら縮合物はあまり高分子量になると各種溶媒に不溶
性になるので分子量が約1万以下のものが好ましい。
本発明の有効成分であるシリコン、アルミニウムおよび
ジルコニウムの含フッ素の金属塩は単独の金属塩ばかり
でなく、二種以上の金属塩を混合して用いることももち
ろん可能である。
また、特願昭63−109190号、特願昭63−11
4537号で特許請求されているTiの含フツ素リン酸
エステル、含フツ素ビロリン酸エステル塩、また本願と
同日の出願で特許請求した含フッ素のジルコニル化合物
との混合も可能である。
本発明の含フツ素表面処理剤は、通常溶媒に希釈した溶
液系として使用される。
溶媒としてはトリフロロトリクロルエタン(フロン11
3)、ジフロロテトラクロルエタン(フロン112)、
ペンシトリフルオライド等のフッ素系溶媒やトリクロル
エチレン等の塩素系溶媒、あるいはそれらと低級アルコ
ールの混合物が好ましい。なかでもトリフロロトリクロ
ロエタン(フロン113)等のフッ素系溶媒は本処理剤
に対する溶解性が大きく、特に好ましい。更にその用途
に応じ、溶液中に界面活性剤、レベリング剤等の添加剤
を加えることもできる。
処理時における溶媒中の含フツ素表面処理剤の濃度は0
.005%〜10%の範囲が好ましい。濃度が0.00
5%以下では膜厚が薄いため撥水、撥油性が低下し、ま
た10%以上では膜厚のわりには撥水、撥油性が上らず
表面の均一性の悪化、剥離し易くなるなどの欠点があり
好ましくない。経済性も考慮した実用的な意味から0.
05%〜1%の濃度範囲が好ましい。
処理方法としては刷毛塗、スプレー法、ロールコーティ
ング法、デイツプコート法、スピンコード法など一般的
な塗布方法を用いることができる。
被膜形成は常温下で可能であるが、形成速度を調整する
ために温度条件を変えて行っても良い。
コーティング被膜の膜厚は処理時における溶媒中の含フ
ツ素表面処理剤の濃度および処理温度、デイツプコート
における引上速度、スピンコードにおける回転速度等に
よって任意に変えることが可能である。膜厚が数オング
ストロームから数10ミクロンの膜形成が可能である。
し用途] 本発明による表面処理剤はフッ素化合物の低表面エネル
ギー特性を利用する下記のような分野において種々の用
途に利用することができる。
撥 Po を手1 する′)! 種々の基体に水および油に対する反撥性と汚れに対する
耐性とを与えるものであり、繊維性、多孔性、および連
続性の表面に適用できる。
例としては織物、衣料、家具類、掛は布、敷物、紙袋、
厚紙容器、トランク、ハンドバック、靴、ジャケット、
木材および石綿の壁板、レンガ、コンクリート、床、壁
タイルがある。
また、ガラス、石、木、プラスター、壁紙および壁板の
表面等、さらに器具および自動車の車体のような塗装さ
れた又は塗装されていない金属等の表面処理に用いるこ
とができる。
表面の低付着性を利用する 野 鉄、ステンレス、アルミニウム、ジュラルミン等の金属
基体との密着性が良く、かつ表面の低付着性を利用する
ものとしてプラスチック等の離型剤、飛行機等の着氷防
止剤、フライパンの焼付防止等に用いることができる。
表面潤滑性を利用する 野 金属、カーボン、ある種のプラスチックスとの密着性が
良く、かつ表面の低摩擦特性、潤滑性を利用する磁気テ
ープ(オーディオ用、ビデオ用、デジタル用)、フロッ
ピーディスク、ハードデ、イスク等磁気記録材料の表面
固体潤滑剤として有用である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の含フツ素表面処理剤は、ニ
ッケル、アルミニウム、銅、鉄、ステンレス等の金属材
料、ガラス、セラミックス等の無機材料、ポリウレタン
、ABS樹脂、塩化ビニル等のプラスチック、木材、布
等の有機材料等の広範な種類の基体表面に密着性の良い
被膜を形成することができ、これ等の基体表面に含フツ
素アルキル基の低表面エネルギー特性、即ち撥水撥油性
、防汚性、非粘着性、潤滑性等を付与する用途に有用で
ある。
[実施例] 以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明するが本発
明は下記の例に限定されるものではない。
合成例1 ケイ酸エチル10.5g(0,05モル)と含フツ素リ
ン酸エステル[モノエステル (HO) 2 POC2H4C8F、。
とジエステル HOP (QC2H4C8F、ρ2 の混合物で平均組成 ()to) 、23P (QC2H4C8F、7) 、
、、 ]44.49 (0,05モル)を混合し、80
°Cで30分加熱後、同温度で恒量になるまで減圧に留
去し、下記の平均組成式を有する目的物を(qた。
合成例2 ケイ酸エチル10.59 (0,05モル)と含フッ素
ピロリン酸エステル 64.2g(0,05モル)を混合し、80℃で30分
加熱後、同温度で恒量になるまで減圧に留去し、下記の
平均組成式で示される目的物を得た。
合成例4 アルミニウムイソプロポキサイド4.1gをメチルクロ
ロホルム40dに溶解させ、これに含フツ素ピロリン酸
エステル 合成例3 ケイ酸エチルの縮合物(S ! 02含141.0%)
10gに含フツ素リン酸エステル [(HO) 、、5P (QC2H4C6F、3) +
、s ]40gを混合し、80℃で30分加熱後、同温
度で恒量になるまで減圧に留去し、下記の平均組成式で
示される目的物を得た。
21gをイソプロパツール30dに溶解させた液を徐々
に加えた。60″Cで1時間加熱後、同温度で減圧に留
去し、下記式で示される目的物を得た。
合成例5 アルミニウムイソプロポキサイド4.1gをメチルクロ
ロホルムルム40dに溶解させ、これに含フツ素ピロリ
ン酸エステル 42gをイソプロパツール60mに溶解させた液を徐々
に加えた。60℃で1時間加熱後、同温度で減圧に留去
し、下記式で示される目的物を得た。
合成例7 テトラブトキシジルコニウム[Zr (OBu)4]1
0gに含フツ素ピロリン酸エステル [HO−P−(QC2)−14C16F、、、> 21
50gを加え95℃で1時間加熱した。次に同温度で減
圧留去し、下記式で示される目的物を得た。
合成例6 合成例4で得られたアルミネート10gをイソプロパツ
ール50d1フロン113 30ml1に加え、さらに
水0.139を加え5時間速流した。次にイソプロパツ
ール、フロン113を減圧下100℃で恒量になるまで
留去し、下記平均組成式で示される縮合物を得た。
合成例8 テトラブトキシジルコニウム109に含フッ素ピロリン
酸エステル 259を加え95℃で1M間加熱した。次に同温度で減
圧留去し、下記式で示される目的物を19だ。
合成例9 合成例7で1qられたジルコネート20gをフロン11
3 100gに加え、これにイソプロパツール20g、
水0.15gの混合溶液を室温下、攪拌しながら30分
かけて滴下した。4時間還流後、常圧で大部分の溶媒を
留去し、油浴の温度を110℃まで上げて、減圧留去し
、下記式で示される縮合物を(qた。
ラス板を3分間デイツプし、150℃で15分乾燥後、
水に対する接触角を測定した。
その結果を比較例のポリフロロリン酸エステルの場合の
結果と共に下記式1に示す。
なお、ブラランクはデイツプ処理していない板について
のデータである。
試験例 (1)接触角の測定 各合成例で1qられた試料の0.2%溶液(溶媒フロン
113 90wt%、エタノール’lQwt%)を作り
、これにステンレス(SUS304)板とガ表1 以上のように本発明による含フツ素表面処理剤は低温度
でもステンレスおよびガラス表面に密着し、高い撥水性
を与える。
(2)離型性テスト 日本ポリウレタン製コロネート4090 10gと硬化
剤(メチレンビスオルソクロロアニリン)1.27gを
各々溶融後よく混合した。
アルミニウム製カップ(内径37sφX高さ45m)の
内面を各合成例で得られた試料の0.2%溶液(溶媒フ
ロン113 90%、エタノール10%)を塗布し80
℃に加熱した。この型に上記の混合物を入れ、ざらに成
型物の取手として金属製のフック(直径30扁φの円盤
に長さ70rrvnの先端をかぎ状に曲げた針金をつけ
たもの)を立て、120℃で1時間硬化を行なった。
その後、フックを引張り、離型性を評価した。
その結果を塗布処理をしないブランクについての結果と
共に表2に示す。
(3)潤滑性テスト 各合成例によって得られた試料の0.1%溶液(溶媒フ
ロン113 90%、エタノール10%)を作り、デイ
プコート法でニッケルメッキアルミニウム板にコーティ
ングした。この金属板の動摩擦係数を表面性測定機 H
E ID0N−14Dにより、荷重(SLIS製ボール
>109、移動速度350m/分にて測定した。その結
果をコーティングを施さないブランクについての結果と
共に表3に示す。
試験例4 各合成例で得られた試料の0.5%溶液(溶媒フロン1
13 90%、エタノール10%)を調製した。これに
ポリエステル布地を浸し、絞り率100%に絞り風乾後
、100℃で15分加熱した。
布地の撥水性(AATC試験法22−1952 > 、
撥油性(AATC試験法TM118−1966>を評価
した。
比較例としては試験例1と同じポリフロロリン酸エステ
ルを使用した。その結果を表4に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Mはシリコン、アルミニウムまたはジルコニウ
    ムを表わし、 Rは炭素数1〜8のアルキル基またはアルコキシ基で置
    換されたアルキル基を表わし、 Xは、−R′−基、▲数式、化学式、表等があります▼
    基または ▲数式、化学式、表等があります▼基(基中、R′は炭
    素数1〜8 のアルキレン基であり、R″は水素または炭素数1〜4
    のアルキル基である。)を表わし、Rfは炭素数4〜2
    0のパーフルオロアルキル基を表わし、 Aは水素、−XRf基または▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ 基(基中、XおよびRfは前記と同じ意味を表わす。)
    を表わし、 nは1からMの原子価数までの整数を表わし、mは、0
    またはm+n=Mの原子価数となる整数を表わす。] で示されるポリフロロリン酸エステルまたはポリフロロ
    ピロリン酸エステルの金属塩、またはその加水分解縮合
    物の少なくとも1種を有効成分とする含フッ素表面処理
    剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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