JPH0225866Y2 - - Google Patents

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JPH0225866Y2
JPH0225866Y2 JP10581483U JP10581483U JPH0225866Y2 JP H0225866 Y2 JPH0225866 Y2 JP H0225866Y2 JP 10581483 U JP10581483 U JP 10581483U JP 10581483 U JP10581483 U JP 10581483U JP H0225866 Y2 JPH0225866 Y2 JP H0225866Y2
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ruler
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JP10581483U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、壁紙又は床シート貼り用の定規の改
良に関する。
周知のように、壁紙もしくは壁クロス又は床用
クツシヨンシートの貼着作業に際しては、ロール
状に巻かれた原反を大凡の寸法に裁断した上、既
に貼着された部分と模様を合せてナイフで精密に
トリミングする方法が用いられている。この目的
には、現在アルミニウム製の定規の中央部に固定
的の把手を付した定規が繁用されているが、対象
の壁紙やシートが長寸の場合には当然使用する定
規も長寸のものとなり、従つて、該壁紙等を押付
ける定規の押圧面積もそれだけ大きくなる。この
ため、裁断時に定規の大きさに見合う力で押付け
なければ定規を固定することはできない。しかる
に、大きな力で壁や床を押え付けるには体力が必
要であり、当然疲労の影響を受け易い。特に、こ
の種の内装作業は、性質上深夜作業になる場合が
多いので、作業者の疲労もそれだけ大である。こ
のため長寸の壁紙等の貼着作業においては、トリ
ミングの際定規が歪むことが多く、これは直接仕
上りに影響するところから作業者を悩ませる原因
となつていた。本考案は、長寸の壁紙、壁クロス
又は床用シートの貼着に際しても格別力を加えな
くても短寸時と同様の押圧力の得られる定規に関
するものである。
本考案の骨子は、従来の壁紙又は床シート貼り
用の定規において、把手をその長手方向に沿つて
可動的に取り付けた点、つまり短冊型の定規本体
の一面に、把手を該面に対して摺動自在に、但し
該面から離脱不能に取付けた点に在る。この構想
に基づいて、本考案では定規本体と把手の一方又
は双方に任意の係合手段、例えば断面「コ」字状
の溝と対応する形状の突起(ほぞ)、アリ、とア
リ溝(本体側)、逆「L」字形のアングル(本体
側)その他、任意の係合手段が付加される。但し
これらの係合手段は、把手を本体に対し摺動可能
に、かつ該本体から脱離不能に結合できれば足る
から、それらの具体的構造自体は考案の本質と無
関係である。
把手は、本体に対し摺動自在に係合される。従
つて、この把手を握つて本定規を直立させると、
本把手は自然に定規の上端位置で停止することに
なる。この状態は、壁紙の切断作業を開始するた
め好ましい状態ではあるが、該把手が下端位置か
ら上の上端位置へ復帰する際、換言すれば、定規
の本体が把手に対し落下する際、把手の上縁と定
規本体の摺動通路上端との衝突により若干の衝撃
を生じる。従つて、もし必要があれば、本把手に
随意本体と係合させうるブレーキ機構を内蔵させ
るか、又は上記通路の上端に緩衝用のダンパーを
設置してもよい。このブレーキは、後述の如く
種々の構造であることができる。
本案定規は、また必要に応じて尺度目盛、レベ
ル等の付加装置を有していてもよい。前者の目盛
の使途については格別の説明は不必要であるが、
後者のレベルは、壁紙貼りに際して、定規の規矩
面の垂直性を保証するため重要な作用をする。
本案定規は、適当な剛性材料、例えばステンレ
ススチール、チタニウムもしくはアルミニウム等
の金属、コクタン、カリン、カシ類、クワもしく
はツゲ等の硬木又はポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリカーボネートもしくは
ポリ(メタアクリレート)などの硬質プラスチツ
クスにより作られるが、長時間使用しても疲れを
感じさせないため、余り重すぎるのは好ましくな
い。但し余りにも軽すぎると、却つて妄動しやす
くなる。因に、定規の本体をポリ(メタアクリレ
ート)又はポリカーボネートのような透明材料で
作ると、裏面を透視できるので複雑な模様合せの
際有利である。なお、定規が木材又はプラスチツ
クスで作られている場合、その規矩面はなるべく
金属線の薄いカバーにて保護されているのが望ま
しい。
本案定規の形状は、原則として短冊型であつ
て、最長180cm以内の任意の長さに作られる。そ
して、その規矩面と反対側の隅角部は、所望によ
り斜めに切除される。この切除は、本定規を天井
の周り縁部を避けて使用するため役立つ。
本案定規の裏面には、従来と同様、ゴムなどの
動摩擦係数の大きい材料からなる裏打ちを施す。
本案定規によれば、把手はナイフによる切断開
始の際、定規の最上部又は最前部に位置し、その
後、ナイフの進行に連れ該把手を下方又は手前側
へ滑らせることにより、常に切断位置に押圧力が
作用することになる。このため、切断位置の定規
は常に充分に保定され、刃滑りの恐れが完全に解
消する。加えて、押圧に要する力も最小で済むの
で、長時間の作業による疲労も大幅に減少する。
以下、図面を参照して本考案の内容をより具体
的に説明するが、例示は固より説明用のものであ
つて、考案精神の限定を意味するものではない。
第1図乃至第3図は、本考案の基本的な実施例
である定規1を例示する。図面において、定規本
体2は、コクタン等の硬木から作られた短冊形を
呈し、その上部の尺度目盛17に隣接する規矩面
2aの反対側の隅角部は、長手方向に対し45゜の
角度で切除されてテーパー部3を構成する。
アリ溝4は本体2の長手方向に沿つて、刻設さ
れ、その両端部の側壁4a,4aは夫々内向きに
傾斜している。
把手5は、把握部6と脚部7とから構成され、
該脚部も外向きに拡がつていて、上記溝の側壁4
a,4aと緩く係合する。
レベル8は、本体1の下縁付近に長手方向に対
し直角に取付けられ、2の規矩面2aが垂直にな
つたとき、その気泡8aが中央部に位置する。
本例の定規では、溝4の上下両端をなす駒9,
9′を取付けているネジ10を取外すことにより
把手5を抜出すことができ、また組立も反対の順
序にて行われる。
以上の定規1を壁紙又は床シートの貼着用に使
用するには、本定規の把手を持つて定規の規矩面
が壁紙等の切断予定線に沿うように載せ、漸次把
手を滑らせながらカツターで切断していく。この
ようにすると、壁紙は常に一定の力で定規により
押付けられているので多少カツターの刃が傾いて
も横滑りを起こす恐れなしに正確に切断すること
ができる。その上、過剰な力で押付ける必要もな
いので、腕の疲労も少ない。即ち、本定規は、極
めて簡単な構造であるにも拘らず、壁紙又は床シ
ート用切断定規として理想的な作用をする。
第4図は、前3図の装置において、定規本体2
をアルミニウム製の板材に変更すると共に、把手
5の板状脚部6を、該2の上面、両側縁に沿つて
取付けられた一対のアングル部材(門型レール)
11,11の内部に挿入した例を示す。なお本例
では、上記の把手5内に簡単なブレーキ装置12
が内蔵される。
上のブレーキ装置は、第5図に示されるよう
に、「人」字形の弧状スプリング13を主体に構
成されている。上部の釦14を親指で押圧する
と、該スプリング13は横に広がり、このためそ
の先端のゴム製シユー15,15がアングル部材
11の内壁を押圧するので、本把手は、本体に対
し一時的に固定される。従つてこのブレーキを適
宜操作すると、例えば前の切断の終了後、次の切
断に移る際の把手と本体との衝突を緩和させた
り、又は把手を本体上の任意の位置で固定したま
ま次段の切断作業をするような色々の使い方が可
能となる。
第6図は、第4図の例におけるアングル部材1
1(但し本体2は、ポリ(メタアクリレート)に
て形成)の内側にコルゲーシヨン板16を貼着し
た例を示す。本例の定規のブレーキ装置の機能も
前例と同様であるが、この場合、シユーとの係合
が板16の谷部において行われるので、係合はよ
り完全であり、しかも力を必要としない。
以上説明したように、本案定規によれば、壁紙
又は床用シートの切断を正確に行いうると共に大
きな押圧力を必要とせず、その上、定規自体の構
造が極めて簡単であるから、建物等の内装産業
上、顕著な寄与を果しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案定規の一例の平面図、第2図は
第1図、線A−Aに沿う矢視断面図、第3図は、
第1図、線B−Bに沿う矢視断面図、第4図は考
案の別の例を示す斜視図、第5図は、第4図、面
abcdに沿う拡大矢視断面図、第6図は、第2図
の例の変形を示す第4図と同様の部分破断斜視図
である。各図中の主要な符号の意味は以下の通
り:− 1:本案定規(全体)、2:1の本体、3:2
のテーパー部、4:2の溝、5:1の把手部、
6:5の把握部、7:5の脚部、8:2上のレベ
ル、9,9′:駒、10:9,9′取付用のネジ、
11:アングル部材(門型レール)、12:5の
ブレーキ(全体)、13:12の弧状スプリング、
14:12のブレーキ釦、15:12のシユー、
16:11内のコルゲーシヨン板、17:尺度目
盛、18:滑り止め。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 短冊型の定規本体の一面に、把手を該面に対
    して摺動自在に、但し該面から離脱不能に取付
    けたことを特徴とする壁紙又は床シート貼り用
    定規。 2 本体の少なくとも一つの隅角部が斜めに切除
    されている登録請求の範囲第1項記載の定規。 3 本体が水準器を備える登録請求の範囲第1項
    又は第2項記載の定規。 4 把手がブレーキ機構を備え、該手段の動作に
    より随意本体に対する摺動を制限されるように
    構成されている登録請求の範囲第1項から第3
    項記載のいずれかに記載の定規。 5 本体の端縁部分に尺度目盛りが施されている
    登録請求の範囲第1項から第4項記載のいずれ
    かに記載の定規。 6 本体が透視可能なプラスチツクから作られて
    いる登録請求の範囲第1項から第5項記載のい
    ずれかに記載の定規。
JP10581483U 1983-07-06 1983-07-06 壁紙又は床シ−ト貼り用定規 Granted JPS6014045U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10581483U JPS6014045U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 壁紙又は床シ−ト貼り用定規

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10581483U JPS6014045U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 壁紙又は床シ−ト貼り用定規

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6014045U JPS6014045U (ja) 1985-01-30
JPH0225866Y2 true JPH0225866Y2 (ja) 1990-07-16

Family

ID=30247872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10581483U Granted JPS6014045U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 壁紙又は床シ−ト貼り用定規

Country Status (1)

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JP (1) JPS6014045U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123605A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 有限会社大森工務店 カッターガイド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123605A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 有限会社大森工務店 カッターガイド

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Publication number Publication date
JPS6014045U (ja) 1985-01-30

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