JPH02258100A - 湖沼におけるヘドロの除去方法 - Google Patents
湖沼におけるヘドロの除去方法Info
- Publication number
- JPH02258100A JPH02258100A JP7932889A JP7932889A JPH02258100A JP H02258100 A JPH02258100 A JP H02258100A JP 7932889 A JP7932889 A JP 7932889A JP 7932889 A JP7932889 A JP 7932889A JP H02258100 A JPH02258100 A JP H02258100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- water
- trap
- marshes
- lakes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 title claims abstract description 61
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 46
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 4
- 238000003911 water pollution Methods 0.000 abstract description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract 2
- 230000000050 nutritive effect Effects 0.000 abstract 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、湖沼等の水域におけるヘドロを効率的に除去
するためのヘドロ除去方法に関するものである。
するためのヘドロ除去方法に関するものである。
渫という項目が入っていることがあげられる。
しかしながら、浚渫には多額の予算と期間が必要であり
、大きな水域では一度に全水域を対象とした浚渫工事を
行うことは困難である。さらに、浅い水域のヘドロは、
風波によって移動し易く、浚渫した水域も数年の内に未
浚渫域から再びヘドロが移動してきて溜まってしまい、
その効果があまり上がっていない状態である。そのため
、これまで浚渫が実施された諏訪湖や手賀沼においても
水質があまり改善されていない。
、大きな水域では一度に全水域を対象とした浚渫工事を
行うことは困難である。さらに、浅い水域のヘドロは、
風波によって移動し易く、浚渫した水域も数年の内に未
浚渫域から再びヘドロが移動してきて溜まってしまい、
その効果があまり上がっていない状態である。そのため
、これまで浚渫が実施された諏訪湖や手賀沼においても
水質があまり改善されていない。
[発明が解決しようとする課B]
本発明の技術的課題は、風波によって移動し易いために
これ丈で除去の効率が上がっていない湖沼のヘドロを、
その属性を有効に利用して、効率特徴とするものである
。
これ丈で除去の効率が上がっていない湖沼のヘドロを、
その属性を有効に利用して、効率特徴とするものである
。
さらに具体的に説明すると、ヘドロは一般に比重が小さ
く1粒径も小さいため、波浪等の水の動きによって容易
に水底から再懸濁するという性質を有している。そして
、水域を水の流れにしたがって広範囲に移動するが、水
の流れが小さくなるとともに再び沈降を開始する。しか
るに、水ドロが堆積する湖沼等の水域底部に、ヘドロを
堆積させるための人工的な凹所によって形成したヘドロ
トラップを設け、このヘドロトラップ上の水域に配置し
た水流減衰手段により、ヘドロトラップ上の水流を減衰
させて、減衰した水流から浮遊状態にあるヘドロを上記
ヘドロトラップ内に沈降堆積させ、堆積したヘドロを適
宜除去することをよる再懸濁を何回も峰り返すことによ
って水域のヘドロを回収することができる。
く1粒径も小さいため、波浪等の水の動きによって容易
に水底から再懸濁するという性質を有している。そして
、水域を水の流れにしたがって広範囲に移動するが、水
の流れが小さくなるとともに再び沈降を開始する。しか
るに、水ドロが堆積する湖沼等の水域底部に、ヘドロを
堆積させるための人工的な凹所によって形成したヘドロ
トラップを設け、このヘドロトラップ上の水域に配置し
た水流減衰手段により、ヘドロトラップ上の水流を減衰
させて、減衰した水流から浮遊状態にあるヘドロを上記
ヘドロトラップ内に沈降堆積させ、堆積したヘドロを適
宜除去することをよる再懸濁を何回も峰り返すことによ
って水域のヘドロを回収することができる。
本発明において用いられるヘドロトラップは、矢板等の
壁面構成部材を湖沼低に打ち込み、それらに囲まれた領
域を所定の深さに掘削するとか、予め掘削した部分に適
当な壁面構成部材を囲設する等の方法により構成するこ
とができる。
壁面構成部材を湖沼低に打ち込み、それらに囲まれた領
域を所定の深さに掘削するとか、予め掘削した部分に適
当な壁面構成部材を囲設する等の方法により構成するこ
とができる。
上記ヘドロトラップの好適な大きさは、水域、の面積や
水深によって異なる。これは水域の大きさによってでき
る波の大きさや流れの大きさが異なるためであるが、−
殻内な湖沼では、深さが1〜2メートル、面積が数千平
方メートルのものが適しており、このようなヘドロトラ
ップを水域面積の数パーセントを占めるように設けるこ
とによる。
水深によって異なる。これは水域の大きさによってでき
る波の大きさや流れの大きさが異なるためであるが、−
殻内な湖沼では、深さが1〜2メートル、面積が数千平
方メートルのものが適しており、このようなヘドロトラ
ップを水域面積の数パーセントを占めるように設けるこ
とによる。
[実施例]
以下に図面を参照して本発明の方法の実施例を詳述する
。
。
第1図に例示するように湖沼の底部には、ヘドロの他に
貝殻層1や火山灰層2が含まれる場合がある。このヘド
ロが風波によって再懸濁し、懸濁つヘドロトラップ上に
おいて水流を減衰させ得るものであればどのような構成
のものでもよく、例えば、草木等の自然物、金網や合成
樹脂製ネット等からなるパネル状またはパイプ状の多孔
部材、無孔の棒材や板材、またはそれらを適宜組み合わ
せた物等が、ヘドロトラップの上部またはその近傍の水
域において水面上または水中に設置された領域を所定の
深さに掘削するか、あるいは、予め掘削した部分に適当
な壁面構成部材5を囲設する等の方法により、ヘドロ6
を堆積させるための凹所であるヘドロトラップ4が人工
的に形成されており、このヘドロトラップ4の上部には
、水流を減衰させてヘドロの堆積を促進するための水流
減衰手段7が配設されている。この水流減衰手段7は、
草木等の自然物、金網や合成樹脂製ネット等からなるパ
ネル状またはパイプ状の多孔部材。
貝殻層1や火山灰層2が含まれる場合がある。このヘド
ロが風波によって再懸濁し、懸濁つヘドロトラップ上に
おいて水流を減衰させ得るものであればどのような構成
のものでもよく、例えば、草木等の自然物、金網や合成
樹脂製ネット等からなるパネル状またはパイプ状の多孔
部材、無孔の棒材や板材、またはそれらを適宜組み合わ
せた物等が、ヘドロトラップの上部またはその近傍の水
域において水面上または水中に設置された領域を所定の
深さに掘削するか、あるいは、予め掘削した部分に適当
な壁面構成部材5を囲設する等の方法により、ヘドロ6
を堆積させるための凹所であるヘドロトラップ4が人工
的に形成されており、このヘドロトラップ4の上部には
、水流を減衰させてヘドロの堆積を促進するための水流
減衰手段7が配設されている。この水流減衰手段7は、
草木等の自然物、金網や合成樹脂製ネット等からなるパ
ネル状またはパイプ状の多孔部材。
無孔の棒材や板材、またはそれらを適宜組み合わせた物
等、適宜の部材によって構成することができ、これらの
部材は、水面上または水中の適宜水深位置に、門向きや
横向き、あるいは剰めに向けるなど、任意の方法により
一段または複数段に酸4内には順次へドロεが堆積して
いくため、一定期間毎にそのヘドロ6を適宜方法によっ
て除去することにより、水域のヘドロを回収することが
できる。
等、適宜の部材によって構成することができ、これらの
部材は、水面上または水中の適宜水深位置に、門向きや
横向き、あるいは剰めに向けるなど、任意の方法により
一段または複数段に酸4内には順次へドロεが堆積して
いくため、一定期間毎にそのヘドロ6を適宜方法によっ
て除去することにより、水域のヘドロを回収することが
できる。
上記ヘドロトラップ4の好適な大きさは、水域の面積や
水深によって異なり、−殻内な湖沼では、深さが1〜2
メートル、面積が数千平方メー濁し、!!濁層3として
水の流れによりヘドロトラップ4上に移動してくると、
ここでは、他の水域よりも水深が大きく、且つ水流減衰
手段7が設けられているため、水の流れは徐々に減衰し
て遅くなり、再懸濁したヘドロはヘドロトラップ4内に
沈降を開始し、再堆積する。かくして、風波による再懸
濁を繰り返すことによりヘドロトラップきる。
水深によって異なり、−殻内な湖沼では、深さが1〜2
メートル、面積が数千平方メー濁し、!!濁層3として
水の流れによりヘドロトラップ4上に移動してくると、
ここでは、他の水域よりも水深が大きく、且つ水流減衰
手段7が設けられているため、水の流れは徐々に減衰し
て遅くなり、再懸濁したヘドロはヘドロトラップ4内に
沈降を開始し、再堆積する。かくして、風波による再懸
濁を繰り返すことによりヘドロトラップきる。
[発明の効果]
以上に詳述したように、本発明によれば、水質汚瀾の原
因となる栄養塩を含んだヘドロを簡単にしかも効率的に
回収することができる。
因となる栄養塩を含んだヘドロを簡単にしかも効率的に
回収することができる。
第1図は本発明に係るヘドロの回収方法を示す断面図で
ある。 4 ・・ヘドロトラップ、 6 ロヘドロ、 7・・水流減衰手段。
ある。 4 ・・ヘドロトラップ、 6 ロヘドロ、 7・・水流減衰手段。
Claims (1)
- 1、ヘドロが堆積する湖沼等の水域底部に、ヘドロを堆
積させるための人工的な凹所によって形成したヘドロト
ラップを設け、このヘドロトラップ上の水域に配置した
水流減衰手段により、ヘドロトラップ上の水流を減衰さ
せて、減衰した水流内に沈降堆積させ、堆積したヘドロ
を適宜除去することを特徴とする湖沼におけるヘドロの
除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7932889A JPH02258100A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湖沼におけるヘドロの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7932889A JPH02258100A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湖沼におけるヘドロの除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02258100A true JPH02258100A (ja) | 1990-10-18 |
JPH0575480B2 JPH0575480B2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=13686820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7932889A Granted JPH02258100A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湖沼におけるヘドロの除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02258100A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4124779A1 (de) * | 1991-07-26 | 1993-01-28 | Ingenieurtechnik Und Maschinen | Verfahren zur reaktivierung eutrophierter oberflaechengewaesser und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
JP2008229447A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Yamaguchi Univ | 湖沼のヘドロ回収方法及びヘドロ回収装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517738A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-22 | Sumitomo Shipbuild Machinery | Hedoroshorihoho |
JPS6059215A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-05 | Nippon Solid Co Ltd | 河川の汚濁防止方法 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP7932889A patent/JPH02258100A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517738A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-22 | Sumitomo Shipbuild Machinery | Hedoroshorihoho |
JPS6059215A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-05 | Nippon Solid Co Ltd | 河川の汚濁防止方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4124779A1 (de) * | 1991-07-26 | 1993-01-28 | Ingenieurtechnik Und Maschinen | Verfahren zur reaktivierung eutrophierter oberflaechengewaesser und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
JP2008229447A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Yamaguchi Univ | 湖沼のヘドロ回収方法及びヘドロ回収装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575480B2 (ja) | 1993-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2854522C (en) | Systems and methods for storage and treatment of remediation materials | |
Wanless et al. | Origin and growth of carbonate banks in south Florida | |
JPH02258100A (ja) | 湖沼におけるヘドロの除去方法 | |
CN2487227Y (zh) | 清淤网箱 | |
Bradshaw | Bores and swash on natural beaches | |
Brebner | Sand bed-form lengths under oscillatory motion | |
JP3191971B2 (ja) | 河川用簡易水質浄化装置 | |
US20200385945A1 (en) | Device for beach replenishment | |
SU1441011A1 (ru) | Водозаборное сооружение | |
CN216041041U (zh) | 一种用于水利工程的防阻塞式拦污装置 | |
RU2071833C1 (ru) | Способ разработки подводных россыпей и устройство для его осуществления | |
NL1009855C2 (nl) | Zweefvuilverzamelaar. | |
KR20160091479A (ko) | 침전물 채집 장치 | |
JP2005194803A (ja) | 河川感潮部におけるヘドロ除去方法 | |
CN215802178U (zh) | 一种雨水净化蓄水池 | |
CN214994289U (zh) | 一种园林雨水回收系统 | |
RU2045901C1 (ru) | Способ лова мотыля | |
Laboute | THE PRESENCE OF SCLERACTINIAN CORALS AND THEIR HEANS OF ADAPTING MA MUDDY ENVIRONHENT: THE" GAIL BANK | |
Graf | Do benthic animals control the particle exchange between bioturbated sediments and benthic turbidity zones? | |
JP2560263B2 (ja) | 流出海藻の捕捉装置 | |
SU1605966A1 (ru) | Способ выборки помета из пометного озера | |
de Smit | Biophysical interactions in coastal habitats: And how they influence ecosystem stability thresholds and climate change sensitivity | |
JP2004068272A (ja) | 枠積式生物共生護岸 | |
SU1251836A1 (ru) | Способ сбора в водоеме плавающих мелких объектов | |
JP2002059172A (ja) | 植物プランクトンの異常増殖の抑制方法及び休眠胞子の除去装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |