JPH02258059A - 石炭ガス化ガス脱硫における使用済脱硫剤の再生方法 - Google Patents
石炭ガス化ガス脱硫における使用済脱硫剤の再生方法Info
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- JPH02258059A JPH02258059A JP1080973A JP8097389A JPH02258059A JP H02258059 A JPH02258059 A JP H02258059A JP 1080973 A JP1080973 A JP 1080973A JP 8097389 A JP8097389 A JP 8097389A JP H02258059 A JPH02258059 A JP H02258059A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石炭ガス化ガスなどのように硫化水素を含有
するガスの脱硫に用いた脱硫剤を再生する方法に関する
ものである。
するガスの脱硫に用いた脱硫剤を再生する方法に関する
ものである。
従来、石炭ガス化ガスの脱硫方法として、特開昭６０−
１８５８２号公報に示されるように、通気性支持体間に
粒塊伏の鉄鉱石（Ｆｅオ０．が主成分）からなる脱硫剤
を充填した層に、石炭ガス化ガスを通過させて、下記の
反応式により脱硫を行う方法が知られている。
１８５８２号公報に示されるように、通気性支持体間に
粒塊伏の鉄鉱石（Ｆｅオ０．が主成分）からなる脱硫剤
を充填した層に、石炭ガス化ガスを通過させて、下記の
反応式により脱硫を行う方法が知られている。
３Ｆｅｔ０３＋Ｈ１→２ＦｅｓＯａ十ＨｔＯ（１）Ｆｅ
ｓＯａ ＋ ３Ｈ＊Ｓ ＋Ｈｚ→３ＦｅＳ ＋ ４Ｈｚ
Ｏ（２）また、同公報に示されるように、使用済の脱硫
剤の層に、空気、酸素などの酸化剤を供給して、下記の
反応式により酸化鉄に再生する方法が知られている。
ｓＯａ ＋ ３Ｈ＊Ｓ ＋Ｈｚ→３ＦｅＳ ＋ ４Ｈｚ
Ｏ（２）また、同公報に示されるように、使用済の脱硫
剤の層に、空気、酸素などの酸化剤を供給して、下記の
反応式により酸化鉄に再生する方法が知られている。
２ＦｅＳ＋７／２０ｘ −ＦｅｚＯｓ＋２ＳＯｚ
（３）〔発明が解決しようとする課題〕 上記のように、使用済脱硫剤は、酸化雰囲気で吸着した
硫黄分をＳＯ□の形で脱離させることによって、再生さ
せることができる。しかし、脱硫剤再生反応は、通常、
発熱反応であり、使用済脱硫剤と酸化剤とをワンスルー
で接触させる従来方法では、反応速度が大きすぎて、再
生反応器内で局部的な異常温度上昇が生じ、脱硫剤の劣
化や強度低下を招くため、不活性ガス等で酸化剤を希釈
して再生反応器に供給していた。
（３）〔発明が解決しようとする課題〕 上記のように、使用済脱硫剤は、酸化雰囲気で吸着した
硫黄分をＳＯ□の形で脱離させることによって、再生さ
せることができる。しかし、脱硫剤再生反応は、通常、
発熱反応であり、使用済脱硫剤と酸化剤とをワンスルー
で接触させる従来方法では、反応速度が大きすぎて、再
生反応器内で局部的な異常温度上昇が生じ、脱硫剤の劣
化や強度低下を招くため、不活性ガス等で酸化剤を希釈
して再生反応器に供給していた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、脱硫剤再生過
程において、再生反応器出口ガスのうち、一部を抜き出
してＳＯ□処理工程に送り、残部を再生反応器入口に循
環させることにより、再生反応器内の温度制御を行うこ
とができ、かつ、酸化剤すなわち酸素含有気体の予熱が
不要で、しかも系外に抜き出すＳＯ２Ｏ２含入ガスＯｌ
が濃縮されているので、ＳＯｘ後処理工程のコンパクト
化を図ることがでできる脱硫剤の再生方法を提供するこ
とを目的とするものである。
程において、再生反応器出口ガスのうち、一部を抜き出
してＳＯ□処理工程に送り、残部を再生反応器入口に循
環させることにより、再生反応器内の温度制御を行うこ
とができ、かつ、酸化剤すなわち酸素含有気体の予熱が
不要で、しかも系外に抜き出すＳＯ２Ｏ２含入ガスＯｌ
が濃縮されているので、ＳＯｘ後処理工程のコンパクト
化を図ることがでできる脱硫剤の再生方法を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕上記の目的を
達成するために、本発明の聯硫剤の再生方法は、脱硫反
応に用いた使用済脱硫剤を再生反応器で酸素含有気体に
より酸化・再生する方法において、再生反応器後流のＳ
Ｏ，を含むガスの一部を系外に抜き出し、再生反応器後
流のＳＯ□を含むガスの残部を再生反応器上流側に循環
するとともに、この循環ガス中に酸素含有気体を供給す
るものである。そして循環ガスの流量はｔＴ＠節可能と
なるように構成する。
達成するために、本発明の聯硫剤の再生方法は、脱硫反
応に用いた使用済脱硫剤を再生反応器で酸素含有気体に
より酸化・再生する方法において、再生反応器後流のＳ
Ｏ，を含むガスの一部を系外に抜き出し、再生反応器後
流のＳＯ□を含むガスの残部を再生反応器上流側に循環
するとともに、この循環ガス中に酸素含有気体を供給す
るものである。そして循環ガスの流量はｔＴ＠節可能と
なるように構成する。
以下、第１図に基づいて詳細に説明する。１は再生反応
器で、脱硫反応に寄与した使用済脱硫剤を移動床または
固定床に充填して用いられる。この再生反応器１の後流
のＳＯ□を含むガスの一部を系外に抜き出し、再生反応
器１後流のＳＯｌを含むガスの残部を、循環コンプレッ
サー２を備えた循環ライン３により、再生反応器１上流
側に循環する。
器で、脱硫反応に寄与した使用済脱硫剤を移動床または
固定床に充填して用いられる。この再生反応器１の後流
のＳＯ□を含むガスの一部を系外に抜き出し、再生反応
器１後流のＳＯｌを含むガスの残部を、循環コンプレッ
サー２を備えた循環ライン３により、再生反応器１上流
側に循環する。
この循環ライン３に酸素含有気体供給管４を接続してい
る。５はスタートアップ用熱風炉、６は流量指示ａｔ節
器、７は圧力指示調節器、８．９は制御弁である。系外
に抜き出されるＳｏｎを含むガスは、循環によりＳＯ□
が濃縮されてＳＯ□リッチガスとなり、他の用途に供さ
れる。
る。５はスタートアップ用熱風炉、６は流量指示ａｔ節
器、７は圧力指示調節器、８．９は制御弁である。系外
に抜き出されるＳｏｎを含むガスは、循環によりＳＯ□
が濃縮されてＳＯ□リッチガスとなり、他の用途に供さ
れる。
本発明の方法において、酸素含有気体としては、空気、
酸素、酸素富化空気などが用いられる。また、脱流剤と
しては、鉄、亜鉛などを含む鉱物そのもの、それらを成
型したもの、他に担体にこれらの金属を担持したもの、
または担体成分と金属成分とを混合した後、焼成したも
のなどが用いられる。
酸素、酸素富化空気などが用いられる。また、脱流剤と
しては、鉄、亜鉛などを含む鉱物そのもの、それらを成
型したもの、他に担体にこれらの金属を担持したもの、
または担体成分と金属成分とを混合した後、焼成したも
のなどが用いられる。
また、循環ガスの流量を調節する場合は、再生反応器内
部の温度を検出して、酸素含有気体供給ラインの流量指
示調節器６を制御し、温度が設定値より上昇した場合は
、酸素含有気体供給量を減少させ、逆に温度が低下した
場合は、酸素含有気体供給量を増加させることによって
、再生反応器内部温度の制御を行う。
部の温度を検出して、酸素含有気体供給ラインの流量指
示調節器６を制御し、温度が設定値より上昇した場合は
、酸素含有気体供給量を減少させ、逆に温度が低下した
場合は、酸素含有気体供給量を増加させることによって
、再生反応器内部温度の制御を行う。
酸素含有気体供給量を変えても再生反応器および循環ラ
インの圧力を変動させないためには、ＳＯｚ’Ｊノチガ
ス抜出量をコントロールして循環ガス流量をＥＭ節する
必要がある。このため、再生反応器出口のガス圧力を検
出して、圧力指示調節器７でＳＯ，リッチガス抜出ライ
ンの制御弁９を制御する。
インの圧力を変動させないためには、ＳＯｚ’Ｊノチガ
ス抜出量をコントロールして循環ガス流量をＥＭ節する
必要がある。このため、再生反応器出口のガス圧力を検
出して、圧力指示調節器７でＳＯ，リッチガス抜出ライ
ンの制御弁９を制御する。
以下、本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例１
使用済の酸化鉄系脱硫剤の再生を、酸素含有気体として
空気を用いて第１図に示すフローに従って行った。
空気を用いて第１図に示すフローに従って行った。
処理脱硫側（使用済脱硫剤）の組成は、ｐｅｌｏ４８２
ｗｔ％、Ｆｅ５１６ｗｔ％、残Ｓｉｎｇ、＾１２０３、
処理量は１００ｋｇ／ｈｒであった。また、空気は常温
で４６Ｎポ／ｈｒ （水分５．０ｖｏ１％）を供給し、
循環ラインの循環量は１８ＯＮｍノｈｒであり、再生反
応器の温度は７４３℃±８°Ｃに保持した。
ｗｔ％、Ｆｅ５１６ｗｔ％、残Ｓｉｎｇ、＾１２０３、
処理量は１００ｋｇ／ｈｒであった。また、空気は常温
で４６Ｎポ／ｈｒ （水分５．０ｖｏ１％）を供給し、
循環ラインの循環量は１８ＯＮｍノｈｒであり、再生反
応器の温度は７４３℃±８°Ｃに保持した。
処理後の脱硫剤（再生脱硫剤）の組成は、Ｆｅ１０５９
８ｗｔ％、ＦｅｘＯ，＜１ｗｔ％、ＦｅＳ＜０．１ｗｔ
％であり、排出量は９８．６ｋｇ／ｈｒであった。また
系外へ抜き出す排出ガス量は４１Ｎｎｆ八ｒで、その組
成は、５ＯｚｌＯ，Ｏｖ。
８ｗｔ％、ＦｅｘＯ，＜１ｗｔ％、ＦｅＳ＜０．１ｗｔ
％であり、排出量は９８．６ｋｇ／ｈｒであった。また
系外へ抜き出す排出ガス量は４１Ｎｎｆ八ｒで、その組
成は、５ＯｚｌＯ，Ｏｖ。
１％、Ｈｔ０５．６ｖｏ１％、Ｈａｓ＜２０００ｐｐ＋
ｗであった。
ｗであった。
上記の通り、はぼ安定して脱硫剤を再生することができ
た。
た。
本発明は上記のように構成されているので、つぎのよう
な効果を奏する。
な効果を奏する。
（１） 再生ガスを循環し、その循環量によって、ガ
ス中の酸素濃度を調節することができ、また過剰な循環
ガスを流すことによって、熱拡散が促進されるので、再
生反応器内の温度制御を行うことができる。
ス中の酸素濃度を調節することができ、また過剰な循環
ガスを流すことによって、熱拡散が促進されるので、再
生反応器内の温度制御を行うことができる。
（２）再生反応は、一定温度以上でなければ進行しない
が、余熱を有する再生ガスを循環することにより、供給
する酸素含有気体の予熱が不要となる。
が、余熱を有する再生ガスを循環することにより、供給
する酸素含有気体の予熱が不要となる。
（３）再生反応器で生成したＳＯ□は循環ガス中に蓄積
し、濃縮されてから後処理工程に送られるので、ＳＯ８
後処理工程がコンパクトになり、かつ、効率的に処理さ
れる。
し、濃縮されてから後処理工程に送られるので、ＳＯ８
後処理工程がコンパクトになり、かつ、効率的に処理さ
れる。
第１図は本発明の脱流剤の再生方法を実施する装置の一
例を示すフローシートである。
例を示すフローシートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 脱硫反応に用いた使用済脱硫剤を再生反応器で酸素
含有気体により酸化・再生する方法において、再生反応
器後流のＳＯ＿２を含むガスの一部を系外に抜き出し、
再生反応器後流のＳＯ＿２を含むガスの残部を再生反応
器上流側に循環するとともに、この循環ガス中に酸素含
有気体を供給することを特徴とする脱硫剤の再生方法。 ２ 循環ガスの流量を調節可能とした請求項１記載の脱
硫剤の再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080973A JPH0716609B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 石炭ガス化ガス脱硫における使用済脱硫剤の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080973A JPH0716609B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 石炭ガス化ガス脱硫における使用済脱硫剤の再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258059A true JPH02258059A (ja) | 1990-10-18 |
| JPH0716609B2 JPH0716609B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13733457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1080973A Expired - Lifetime JPH0716609B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 石炭ガス化ガス脱硫における使用済脱硫剤の再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716609B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114580A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-26 | Babcock Hitachi Kk | Purification of tail gas from sulfur recovery unit |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1080973A patent/JPH0716609B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114580A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-26 | Babcock Hitachi Kk | Purification of tail gas from sulfur recovery unit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716609B2 (ja) | 1995-03-01 |
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