JPH02257943A

JPH02257943A - 超音波診断装置

Info

Publication number: JPH02257943A
Application number: JP7840189A
Authority: JP
Inventors: Yoshihisa Yoshioka; 嘉尚吉岡
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-18
Anticipated expiration: 2013-05-20
Also published as: JP2755668B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、医用診断に用いられる超音波診断装置に関す
るものである。

（従来の技術）例えば心臓診断用の超音波診断装置等において、リアル
タイム方式すなわち電子スキャン方式等の高速走査方式
によるＢモード像をリアルタイムで観測しなから該Ｂモ
ード像中の所望の個所に対応するデータをサンプリング
してＭモード像を得る技術は一般に用いられている。こ
れらＢモード像及びＭモニタ像の表示には、それぞれの
画像の特質に基づき表示器に要求される残光特性の相違
により、残光特性の異なる２種のＸ−Ｙモニタを用いて
各別に表示を行うようにしていた。すなわちリアルタイ
ムのＢモード像表示用としては撮像走査速度が高速であ
るため残光時間の短い非残光形のＸ−Ｙモニタを用い、
Ｍモード像表示用としては像形成速度が低速であるため
残光時間の長い長残光又はストレージ形のＸ−Ｙモニタ
を用いていた。第１図はこのようにＢモード像及びＭモ
ード像を各別のＸ−Ｙモニタで表示している場合の超音
波診断装置の表示部の概略を示すものであり、この場合
、図示のようにＢモード像ＩＢは非残光形のＸ−Ｙモニ
タＭ１で表示され、Ｍモード像ＩＭは長残光のＸ−Ｙモ
ニタＭ２に表示される。

ところでこれらＢモード像とＭモード像との相対関係の
把握、これらの画面像の写真撮影、ＶＴＲ（ビデオテー
プレコーダ）による画像の録画等の便宜を考えると、こ
れらＢモード像及びＭモード像が別々の画面でなく同一
の画面上に並列的に表示されている方がはるかに好まし
い。しかしながら、これらＢモード像及びＭモード像を
同一のモニタにより同一の表示画面上に並列表示するた
めには、上述した表示に必要な残光特性の相違や同一の
表示画面上にそれぞれの像を同時表示させるための表示
走査の複雑さ等により、従来はその実現が困難であった
。

このような事情を背景として、本願出願人は先に、同一
表示画面上に異なる撮像方式による超音波像を並列表示
し得る超音波診断装置を提案している（特公昭６２−４
６１７５）。この超音波診断装置の特徴とするところは
、被検体に向けて超音波ビームを送波しこの超音波ビー
ムのエコーを受波する超音波送受波手段と、この超音波
ビームの送受波位置を変えて繰返し走査しＢモード像デ
ータを得るＢモード走査部と、このＢモード走査中に所
定周期で予め設定した超音波ビームの送受波位置でＭモ
ード走査を行ないＭモード像データを得るＭモード走査
部とを備えた超音波診断装置において、（り前記Ｂモー
ド像データとＭモード像データとをデジタル信号に変換
するＡ／Ｄ変換部、（ｂ）このＡ／Ｄ変換部から供給さ
れる前記Ｂモード像データとＭモード像データとを各別
に記憶するための第１．第２の記憶領域を備えた記憶手
段、（Ｃ）この記憶手段の前記第１．第２の記憶領域に対し
前記Ａ／Ｄ変換部から供給される前記Ｂモード像データ
とＭモード像データとを各別に書込む制御手段、（ｄ）前記記憶手段の第１．第２の記憶領域に各別に記
憶されたＢモード像データとＭモード像データとをテレ
ビジョンフォーマットで読出す読出し制御手段、（ｅ）　この読出し制御手段で読出された前記Ｂモード
像データとＭモード像データとをアナログビデオ信号に
変換するＤ／Ａ変換部、上記（ａ）乃至（ｅ）からなるディジタル・スキャン・
コンバータと、このディジタル・スキャン・コンバータ
から供給されるアナログビデオ信号を表示する画像表示
手段とを具備することにある。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記装置によれば、ディジタル・スキャ
ン・コンバータ内の記憶手段への画像データ書込みを停
止していわゆる画像フリーズを行った後は、現在画像表
示手段に表示されている画像しか観察することができな
いという新たな欠点を生じた。すなわち、画像フリーズ
後に現在の表示像から数秒前の画像までを再現してこれ
を観察することができないのである。

また、フリーズされたＢモード像を見なからＭモード像
又はＤモード像の時間軸スケールを変えることもできな
い。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、その目的
とする・ところは、画像フリーズ後に現在の表示像以前
の画像を再現することができ、また、Ｂモード像を見な
からＭモード像又はＤモード像の時間軸スケールを変更
することができる超音波診断装置を提供することにある
。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記課題を解決するため本発明では、被検体に向けて送
波した超音波の反射成分より該被検体の形態モード像情
報及び機能モード像情報のサンプリングを行うサンプリ
ング系と、この形態モード像及び機能モード像を表示す
る表示系と、サンプリング系と表示系との間で走査変換
を行うディジタル・スキャン・コンバータとを有する超
音波診断装置において、形態モード像複数枚分の記憶容
量を有する第１の記憶手段と、形態モード像複数枚分の
時間に相当する時間分の機能モード像記憶容量を有する
第２の記憶手段と、前記サンプリング系のタイミングに
同期して前記第１．第２の記憶手段への形態モード像９
機能モード像情報の書込みを制御する第１の制御手段と
、前記第１゜第２の記憶手段内の画像情報の前記ディジ
タル・スキャン・コンバータへの転送を制御する第２の
制御手段とを設けている。

（作　用）上記の構成において、第１の制御手段の制御下で、複数
の形態モード像が第１の記憶手段に書込まれ、またこの
複数の形態モード像に対応する時間分の機能モード像が
第２の記憶手段に書込まれる。そして、第２の制御手段
の制御により第１゜第２の記憶手段内の画像情報の前記
ディジタル・スキャン・コンバータへの転送が制御され
る。従って、画像フリーズ後においても第１．第２の記
憶手段内の画像情報を利用することにより、現在の表示
像以前の画像をも再現することができる。

また、同様に第２の記憶手段内の画像情報を利用するこ
とにより機能モード像としてのＭモード像又はＤモード
像の時間軸スケールの変更が可能となる。

（実施例）以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示している。

同図に示すように本実施例装置は、超音波探触子１．送
受信回路２．スイッチ回路ＳＷＩ、ディジタル・スキャ
ン・コンバータ（Ｄ、　Ｓ、　Ｃ）　３　、表示回路６
．大容量メモリ回路７．制御回路１０を有して成る。

超音波探触子１は被検体に向けて超音波の送受を行うも
のであり、送受信回路２に接続されている。この送受信
回路２は超音波探触子１を介して超音波の送受信を行い
、被検体の超音波エコー情報の収集（サンプリング）を
行うものであり、この送受信回路２が、本発明における
サンプリング系に相当する。ここで超音波エコー情報に
は被検体の形態モード像情報及び機能モード像情報が含
まれる。形態モード像情報としてはＢモード像情報が挙
げられ、機能モード像情報としてはＤモード像情報１Ｍ
モード像情報が挙げられる。

スイッチ回路ＳＷ１は超音波像情報の伝達路切換えを行
うもので、送受信回路２の出力が、このスイッチ回路Ｓ
Ｗ１を介してり、Ｓ、Ｃ３又は大容量メモリ回路７に伝
達されるようになっている。

Ｄ、Ｓ、Ｃ３はサンプリング系と画像表示系との間で走
査変換を行うもので、スイッチ回路ＳＷ２゜ＳＷ３及び
第１．第２のフレリームメモリ４，５を有して成る。ス
イッチ回路ＳＷ２は第１．第２のフレームメモリ４，５
の入力側に配置され、スイッチ回路ＳＷ３は第１．第２
のフレームメモリ４．５の出力側に配置されている。

また、表示回路６はり、Ｓ、Ｃ３の出力に基づいて超音
波像表示を行うものであり、この表示回路６が、本発明
における表示系に相当する。

更に、大容量メモリ回路７は、スイッチ回路ＳＷ４．Ｓ
Ｗ５及び第１．第２の記憶手段８，９を有して成る。こ
こで、第１の記憶手段８は形態モード像（例えばＢモー
ド像）複数枚分の記憶容量を有し、第２の記憶手段９は
形態モード像複数枚分の時間に相当する時間分の機能モ
ード像（例えばＭモード像）記憶容量を有する。第１．
第２の記憶手段８，９は物理的に同一のメモリの記憶エ
リアを２分割して実現することもできるが、物理的に異
なるメモリによって第１．第２の記憶手段８，９を実現
するようにしてもよい。

スイッチ回路ＳＷ４は第１．第２の記憶手段８゜９の入
力側に配置され、スイッチ回路ＳＷ５は第１、第２の記
憶手段８，９の出力側に配置されている。

そして制御回路１０は本実施例装置全体の動作制御を司
るものであり、ＣＰＵ（中央処理装置）を中心に形成さ
れている。特にこの制御回路１０では、サンプリング系
（送受信回路２）のタイミングに同期して前記第１．第
２の記憶手段への形態モード像９機能モード像の書込み
制御、及び前記憶１．第２の記憶手段内の画像情報の前
記り、　Ｓ、　Ｃへの転送制御が行われるようになって
おり、従って本発明における第１．第２の制御手段はこ
の制御回路１０により機能的に実現されている。

次に上記のように構成された実施例装置の作用について
第６図及び第７図のフローチャートに従って説明する。

先ず、大容量メモリ回路７へのＢモード像情報及びＭモ
ード像情報の記録は以下のように行われる。

制御回路１０により再生か否かすなわち大容量メモリ回
路７への情報記録か、あるいはこの大容量メモリ回路７
に記録記録された画像の再生かの判別が行われ（Ｓｌ）
、この判別において“Ｎｏ”と判断された場合にはＢモ
ード像か否かの判別が行われる（Ｓ　１３）。この判別
において、”Ｙｅｓと判断された場合すなわちＢモード
像であると判断された場合には、制御回路１０の制御下
でスイッチ回路ＳＷＩ、ＳＷ２．ＳＷ３．ＳＷ４が第２
図に示す状態に設定される（Ｓ１４乃至５１７）。

このスイッチ状態では、送受信回路２の出力（Ｂモード
情報）がＳＷＩ、ＳＱ２．第１のフレームメモリ４及び
ＳＷ３を介して表示回路６に伝達され、ここで表示され
る。そして、送受信回路２の出力はＳＷｌ乃至ＳＷ４を
介して第１の記憶手段８へ書込まれる。尚、この場合Ｓ
Ｗ５はいかなる状態にあってもよい。

また、前記ステップＳ１３の判別において“Ｎｏ″と判
断された場合、Ｍモード像か否かの判別が行われる（８
１８）。この判別において“Ｙｅｓ″と判断された場合
には、制御回路１０の制御下でスイッチ回路ｓｗｉ、Ｓ
Ｗ２．ｓｗａ、ＳＷ４が第３図に示す状態に設定される
（Ｓ１９乃至５２２）。このスイッチ状態では、送受信
回路２の出力（Ｍモード情報）がＳＷＩ、ＳＷ２．第２
のフレームメモリ５及びＳＷ３を介して表示回路６に伝
達され、ここで表示される。そして送受信回路２の出力
はＳＷＩ及びＳＷ４を介して第２の記憶手段９へ書込ま
れる。尚、この場合ＳＷ５はいかなる状態にあってもよ
い。

ここで、上記のＢモード像及びＭモード像情報記憶にお
いて、第１の記憶手段８には、Ｂモード像複数枚分の情
報が記録され、第２の記憶手段９にはこのＢモード像複
数枚分の時簡に相当する時間分のＭモード像情報が記録
される。尚、第１゜第２の記憶手段８．９の記憶内容は
、新たな情報が取込まれる毎に最も古い情報が消去され
る。

次に、大容量メモリ回路７の記録内容の再生は以下のよ
うに行われる。

前記ステップＳ１の判別において“Ｙｅｓ　　と判断さ
れた場合、Ｂモード像の再生か否かの判別が行われる（
Ｓ２）。この判別において“Ｙｅａ”と判断された場合
には、制御回路１０の制御下でスイッチ回路ＳＷＩ、Ｓ
Ｗ２．ＳＷ３．ＳＷ５が第４図に示す状態に設定される
（８３乃至８６）。

このスイッチ状態では、第１の記憶手段８の出力（Ｂモ
ード像情報）が、ＳＷ５．ＳＷＩ、ＳＷ２を介して第１
のフレームメモリ４に伝達される。

そしてこの第１のフレームメモリ４の内容がＳＷ３を介
して表示回路６に伝達され、ここで表示されることにな
る。尚、この場合ＳＷ４はいかなる状態にあってもよい
。

また、前記ステップ２の判別において“Ｎｏ”と判断さ
れた場合には、Ｍモード像か否かの判別が行われる（Ｓ
７）。この判別において“Ｙｅｓ”と判断された場合に
は、制御回路１０の制御下でスイッチ回路ＳＷＩ、ＳＷ
２．ＳＷ３．ＳＷ５が第５図に示す状態に設定される（
３８乃至５１１）。

このスイッチ状態では、第２の記憶手段９の出力（Ｍモ
ード像情報）がＳＷ５．ＳＷＩ、ＳＷ２を介して第２の
フレームメモリ５に伝達される。そしてこの第２のフレ
ームメモリ５の内容が８ｗ３を介して表示回路６に伝達
され、ここで表示されることになる。尚、この場合ＳＷ
４はいかなる状態にあってもよい。

更に、前記ステップ３１８の判別においてＮｏ”と判断
された場合には、エラー表示がなされる（Ｓ　２３）。

このように本実施例装置においては、第１．第２の記憶
手段８．９を有し、この第１．第２の記憶手段８．９内
に複数枚のＢモード像情報及びこれに相当する時間分の
Ｍモード像情報が記憶されるので、画像フリーズにより
静止画表示を行った後においても、前記第１．第２の記
憶手段８．９の記憶内容を読出すことにより、現在のフ
リーズ像以前の画像（Ｂモード像９Ｍモード像）を表示
することができる。すなわち、画像フリーズ後において
も、現在の表示画像から数秒前までの画像を表示して観
察できるのである。また、第２の記憶手段９内に所定時
間分のＭモード像情報が保存されているため、Ｂモード
像を見ながら必要に応じてＭモード像の時間軸スケール
を変更することもできる。

尚、本発明は上記実施例に限定されない。

例えば上記実施例では第２の記憶手段９内にＭモード像
情報を書込むようにしたが、Ｄモード像情報を書込むよ
うにしてもよいし、Ｍモード像情報、Ｄモード像情報の
双方を書込むようにしてもよい。また、ＳＷｌ乃至ＳＷ
５を省略した場合でも、第１．第２のフレームメモリ４
，５及び第１゜第２の記憶手段８，９への情報書込み及
び情報読出しを行い得る。

［発明の効果コ以上詳述したように本発明によれば、画像フリーズ後に
現在の表示像以前の画像を再現することができ、またＢ
モード像を見ながらＭモード像又はＤモード像の時間軸
スケールを変更することができる超音波診断装置を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置のブロック図、第２図乃
至第５図は本実施例装置の作用説明図、第６図及び第７
図は本実施例装置の動作の流れを示すフローチャートで
ある。２・・・送受信回路はンブリング系）　、３・・・Ｄ、
Ｓ、Ｃ（ディジタル−スキャン弓ンバータ）、６・・・
表示回路帽示紺、８・・・第１の記憶手段、９・・・第２の記憶手段、１
０・・・制御回路（第１の０手段、第２の制御手段）　
。代理人　弁理士　則　　近　　憲　　佑同　　　　　近
　　藤　　　　　　猛

Claims

【特許請求の範囲】

被検体に向けて送波した超音波の反射成分より該被検体
の形態モード像情報及び機能モード像情報のサンプリン
グを行うサンプリング系と、この形態モード像及び機能
モード像を表示する表示系と、サンプリング系と表示系
との間で走査変換を行うディジタル・スキャン・コンバ
ータとを有する超音波診断装置において、形態モード像
複数枚分の記憶容量を有する第１の記憶手段と、形態モ
ード像複数枚分の時間に相当する時間分の機能モード像
記憶容量を有する第２の記憶手段と、前記サンプリング
系のタイミングに同期して前記第１、第２の記憶手段へ
の形態モード像、機能モード像情報の書込みを制御する
第１の制御手段と、前記第１、第２の記憶手段内の画像
情報の前記ディジタル・スキャン・コンバータへの転送
を制御する第２の制御手段とを具備することを特徴とす
る超音波診断装置。