JPH0225631B2 - - Google Patents

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JPH0225631B2
JPH0225631B2 JP59095463A JP9546384A JPH0225631B2 JP H0225631 B2 JPH0225631 B2 JP H0225631B2 JP 59095463 A JP59095463 A JP 59095463A JP 9546384 A JP9546384 A JP 9546384A JP H0225631 B2 JPH0225631 B2 JP H0225631B2
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JP
Japan
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shoulder
wearer
chest
flap
flaps
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JP59095463A
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JPS6034476A (ja
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Rosu Guregorii Jon
Paakusu Zerarudo
Dee Dondero Jon
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Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS6034476A publication Critical patent/JPS6034476A/ja
Publication of JPH0225631B2 publication Critical patent/JPH0225631B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • A63B71/12Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the body or the legs, e.g. for the shoulders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/015Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means
    • A41D13/0153Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means having hinged or separable parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • A63B71/12Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the body or the legs, e.g. for the shoulders
    • A63B2071/1208Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the body or the legs, e.g. for the shoulders for the breast and the abdomen, e.g. breast plates

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はスポーツ選手、特にオートバイレー
ス、自転車競争、競艇、ホツケー、ローラーダー
ビー等移動の激しいスポーツに従事しているスポ
ーツ選手の上半身防護装置に関する。
先行技術の説明 従来スポーツ選手の上半身防護装置は、その性
格上、選手の肩部や胸部、背中などの保護のため
の種々異なつた形状やデザインのものがみられ
る。多くのスポーツでの真剣な動作はオートバイ
レース、自転車競争、ボートレース、ホツケー、
ローラーダービー等でも利用できるタイプの上半
身保護を必要とする。
安全の面から常に改良が望まれているが、着用
者が、防護装置自体の部分に原因する負傷の危険
に対する保護も含めて、身体の接触が生ずるあら
ゆる局面において保護される場合には、防護装置
の改良は極めて大きな効果をもつものである。従
つて、いかなる種類の防護装置においても、構造
的に特定の種類の打撃では防護装置の部分による
選手への危険が起こり得ないようにすることが重
要である。以下に開示するのは主としてオートバ
イ・ライデイングの場合に関するものであるが、
当業者には、本発明がスポーツ選手が同様なるタ
イプの身体上の危険に曝される他のスポーツにお
いても同様に適用しうるものであることが理解さ
れるであろう。
例えばモトクロスのようなオフロード・クロス
カントリーのオートバイ競走を含めて、以上言及
したタイプの多くのスポーツでは、上半身保護の
必要が特に痛感されるところである。オフロー
ド・オートバイ競走では、事故による負傷の防止
と共に、岩石、埃その他、レース中のオートバイ
の車輪にもまれて舞い上がる破片等からレーサー
を保護することが必要である。従来、胸当て、胸
部プロテクターや、革その他の厚手素材製の着衣
や、防護胴衣を含めて、防護手段を提供するため
に数多くの構造のものが利用されている。しかし
ながら、これら従来のものはすべて、保護を必要
とさる危険な上半身部の十分な保護を提供するも
のとはいえない状態にある。
例えば、モトクロスの環境で起こりうる負傷の
形態には、岩石その他の破片がレーサーに向かつ
て飛来してくることによるものがある。また、オ
ートバイの乗手が事故に遭遇してオートバイから
落ちたり投げだされた時には、更に危険な事態が
起こる。特に憂慮される負傷は背骨や背中の下端
部の外傷であり、これらの個所は従来の上半身防
護装置では保護されていない場合が多い。
乗手が疾走するオートバイから落下した時に生
じる肩部や胸部への衝撃とは別に、オートバイ自
体の種々の突起部や部品、例えばハンドルレバ
ー、キツクスタンドその他、鋭い又は先の尖つた
物体を構成する部分が乗手を突いたり、刺したり
するという重大な危険がある。また、オートバイ
の乗手が自分のオートバイにより負傷するばかり
でなく、典型的なレース状況の下では、他のレー
サーやオートバイが存在し、これらによつて乗手
が負傷を受けるという危険があり、乗手はこれら
からも保護される必要がある。
従来用いられている上半身防護装置は、選手の
外衣の下に着る防護衣と、上半身に追加保護を与
えるための一連の層状体とで構成されている。し
かし、多くの層状体を着用することは煩わしく、
重く、しかも選手のレーシング活動中において極
めて重要な身体の動きを制限することになる。
乗手を岩石から保護することを意図した多くの
装置が市販されている。しかし、これらの装置は
いずれも、急激な衝撃の影響に対する肩部の保護
に十分なものではない。たいていの場合、スポー
ツ選手の肩部の保護を目的とした従来の装置は、
衝撃を受けた特に肩部を直接圧迫するので、衝撃
を効率的かつ有効に拡散、分散して身体の特定部
位への打撃力を減殺する効果をなんら有するもの
ではない。オウイの米国特許3867726号はフツト
ボール選手用肩防具の先行開示に関するものであ
るが、これは防具の肩部にヒンジで取付けた肩キ
ヤツプ又は肩当てを備え、この肩当てに横方向の
力が加わつた時に肩を保護するフランジポケツト
を形成したものである。また、ボデイの前部と肩
部は柔軟に連結されている。この先行技術には、
背部を下、横又は上方向の力から保護したり、あ
るいは衝撃効果を有効に拡散させる手段はなんら
設けられない。また、この先行技術には、着用者
の胸骨や背骨を保護する一体的構造体もなんら設
けられていない。
オースチンの米国3528106号はフツトボールの
選手用肩防具の先行技術に関し、肩キヤツプ又は
肩当ての内側縁を肩部の溝に座位させることによ
り、肩当てが防具着用者の肩に向けて下方向移動
することを制限するようにしたものである。この
先行技術でも同様に、種々異なつた方向の何れか
の方向から、着用者の肩部に加わる衝撃を分散さ
せるための一体的構造ないし機構はなんら設けら
れない。
フツトボール選手の肩部緩衝保護の分野で従来
開発さた他の装置には、米国特許3158871号、米
国特許3431560号および米国特許3981027号がある
が、いずれも肩パツト構造の先行技術に関するも
のである。これら装置のボデイ防護部は、運動の
制限を除くために、ボデイの前部と背部を柔軟に
連結して構成されている。さらには、これらの装
置では典型的に肩キヤツプ又は肩当てを肩部に直
接取付けて、肩と上腕部の二軟筋、三軟筋、三角
筋等の交点を保護し、体液が露出しないようにし
ている。しかし、これらの装置は胸骨の部位と背
骨の部位で柔軟に連結されているので、胸骨や背
骨への傷害に対する十分な防護手段を提供するも
のではなく、オートバイの乗手が遭遇するタイプ
の尖つた物体による負傷という特別の危険を更に
加えるところとなつている。さらに又、これらの
装置は、肩部に加わる衝撃を適当に分散して衝撃
力を少なくする手段をなんら提供していない。
レーシング機器、例えばモトクロスにおけるオ
ートバイを操縦するのに必要な動きを妨げない軽
量装置を提供する先行技術はない。フツトボール
選手の競技環境において用いられるような従来の
詰物タイプの嵩高な重い装備は煩雑で、選手の動
きを妨げるため、オートバイ・ライデイングある
いはレーシング環境において用いるのは全く不適
当である。加えて、それらの装置はレーシング競
争の場において、オートバイや自転車、あるいは
ボートを巧みに乗りこなしてハンドルバーを自由
に操るのに要求される自由な動作を提供しない。
しかも、先行技術では、選手にとつて効率的な
空気流と指方向性のある空気流とが、風の抵抗を
少なくすると共に充分な空気流通を得る上におい
て重要であるスポーツにおいて、より速いスピー
ド、場合によつては1時間60マイク以上ものスピ
ードで走行することに関係する諸問題を認識した
手段がなんら採られていない。フツトボール選手
の競技環境と異なり、モトクロスや自転車競争、
ボートレース等における競技者は、肉体的ストレ
スの下に長時間止まらねばならず、プレーして引
上げる都度、あるいは失神や衝突の都度、休息す
る権利を与えられない。レースの間、上半身プロ
テクターを長期間連続して着用していなければな
らず、そしてそのロテクターは猛烈な攻撃や、飛
来する破片、熱、急激な衝撃当によるストレスに
耐えなければならないことが認識されねばならな
い。したがつて、重い嵩高な上半身防護装置は、
そのような環境で使用するのには構造的に適当な
ものではない。
しかも、従来の肩保護用防具は典型的に相手方
プレーヤーが感じる衝撃を柔らげるため外面を柔
らかくしたものを使用している。しかしながら、
この種の構造は岩石が時速60マイル以上の速さで
上半身に当たるモトクロスにおいては所期のもの
とは逆の効果をもつものである。柔軟な表面は岩
石を着用者の身体から逸らせたり、直接急転向さ
せたりするよりは、岩石の衝撃に関係する力と運
動量を吸収する傾向がある。また、柔軟な外面は
岩石や破片を表面に蓄積させ、破片がライダーを
突刺いたり、付着したままの状態にさせる傾向が
あり、このためライダーに余分の重量と嵩がかか
つてライダーの動きを妨げ、速度をスローダウン
させる結果となる。
さらにまた、これらの従来装置は典型的に嵩高
なサイズの革その他の軟質の可撓性素材で構成さ
れている。このような従来装置の中には、最小の
重量で最大の強度を得るための手段をもつたもの
は見られない。このような嵩高性はこれら装置を
オートバイの乗手にとつて適当なものにすること
を阻んでいる。加えて、この主装置は多くのフラ
ツプや相互連結具がついていて、着衣の外側に着
用するに適合したものとなつていないにも拘わら
ず、防護装置を正しく保持するためには、その上
から更にジヤージーのような保護外衣を着用しな
ければならない。
従来のこのような肩部および上半身の防護装置
は複雑な補強構造を有して、これらは必要材料が
増大し、また構造的に極めて複雑な相互連結具を
用いることにより製造コストが極めて高価なもの
となる。
製造コストの増大と、装置の複雑さによる耐久
性の欠如といつた上記の問題のほかに、これら従
来の上半身防護装置は、多くの場合着用感がよく
ない。襟部は尖つていて突出しているものが多
く、不快感の原因となつている。更に又、これら
の従来装置は重量が重いことと、換気性がないた
め着用した装置の下側から発する体熱のため極め
て好ましくないものとなつている。
結局、従来の上半身防護装置においては、重量
を極力少なくして最大限の強力と保護および快適
感を与えつつ、尖つた物体の急激な衝撃から上半
身を十分に保護し得る程度に頑丈で、しかも便利
な装置を提供しているとはいえない。
発明の目的 本発明の目的は着用者に最大限の動きの自由を
与える構成の上半身防護装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、あらゆる方向から肩部に
加わる衝撃を上方向、下方向および横方向に拡散
して衝撃を均一に分散させ、衝撃の力を減らし、
衝撃から生じる外傷や傷害を極力少なくするよう
にした肩部ロツキング機構を備えた構成の上半身
防護装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、各種の地勢、地形、走行
条件下での高速による競技中に、選手が典型的に
遭遇する飛来断片その他の物体から上半身を保護
する構造の上半身防護装置を提供することにあ
る。
本発明のさらに他の目的は、競技に参加中に選
手が遭遇する尖つた物体、例えばキツクスタン
ド、ハンドルレバー、オートバイ部品、樹木の
枝、フエンスの柱、尖つた岩石等による急激な打
撲や衝撃から着用者の胸骨や背柱を保護する構造
の上半身防護装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、急激な衝撃に耐え、高速
で移動する尖つた物体を他へ逸らせて上半身に最
大限の保護を与えるに足る十分な強度を有し、し
かも極力軽量化した構成の上半身防護装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、着用者に最大限の換気と
空気流量を与える構成の上半身保護装置を提供す
ることにある。
また本発明の目的は、レーシングや同様な環境
において高速走行中の着用者へ付加される風抵抗
を極力少なくするようにした構成の上半身防護装
置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、長時間着用しても快
適で、すり傷その他の肉体的不快感を極力少なく
した構造の上半身防護装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、着用者の着衣の上から着
用でき、着用が簡単で、取外す際もあまり不便さ
を与えることがなく、また着衣の下に着用するこ
とも可能な構造の上半身防護装置を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、ボデイ前部とボデイ背部
の上側胴部の被覆範囲を増やすと共に、背部下側
部の保護を強化した構成の上半身防護装置を提供
するにある。
本発明の他の目的は、使用に便利で、しかも耐
久性と信頼性を高めた構造の上半身防護装置を提
供することにある。
本発明の別の目的は、製造が簡単で、低い価格
で効率的に製造可能な構成の上半身防護装置を提
供することにある。
本発明の更に他の目的は、嵩が少なく、しかも
より見栄えのする外観を有し、かつ美的感覚の優
れた構造の上半身防護装置を提供することにあ
る。
本発明のその他の目的は、以下に述べる発明の
詳細な説明を添付図面と合わせ読むことによつて
明らかとなるであろう。
本発明の上半身防護装置は胸板部を有する半剛
性の一体的胴体上部遮蔽体と背板部と、肩板部と
から成り、前記各部が胸、背中、肩を夫々調和的
に包むようにしたことを特徴とする。シヨルダフ
ラツプは胴体上部遮蔽体にヒンジ連結され、シヨ
ルダフラツプが肩部に重なるようになつていて、
このシヨルダフラツプは最上側部位と最下側部位
間の円弧状通路を横方向移動可能にされている。
肩部キヤツプ又は肩当てはシヨルダフラツプにヒ
ンジ連結されている。
ロツク装置が肩部およびシヨルダフラツプに連
結してシヨルダフラツプを固定最下側部位に固定
し、シヨルダフラツプへの下方向衝撃を分散さ
せ、これにより着用者の肩にかかる力を減らすよ
うになつている。また、シヨルダフラツプを肩部
にヒンジ連結する抑制装置が設けられていて、横
方向衝撃によりシヨルダフラツプが最上側部位に
きた時にシヨルダフラツプと肩当てが、着用者の
肩を圧迫するのを抑制するようになつている。
本発明の好ましい実施例においては、ロツク装
置はうね部を有するシヨルダフラツプと、シヨル
ダフラツプが最下側部位へきた時に前記うね部に
係合する当接体を有する肩部とを含む構成になつ
ている。抑制装置はシヨルダフラツプの下面に固
定されたウエツビングコネクタを備え、このウエ
ツビングコネクタは所定長さのもので、シヨルダ
フラツプが最上側部位にきた時に肩部に衝撃を与
えるのを抑制するようになつている。
シヨルダフラツプはリベツトで接続してもよ
く、またウエツビングコネクタは縫合とリベツト
により定位置に固定してもよい。
他の実施例は、着用者の背骨を蔽うようにした
長手方向に伸張する一体的中央部を有する背板部
を備えている。そして胸板部は強度を補強する
種々の厚さの補強リブを備えている。
胸板部、背板部および肩当ては、換気を抑制
し、風の抵抗を少なくするスラツトを有するルー
バーを備え、このスラツトは着用者がオートバイ
騎乗中に前かがみになるように下方向に内方へ傾
斜している。
肩当てはシヨルダフラツプの横中央の前方でシ
ヨルダフラツプにヒンジ連結され、着用者の肩と
腕の前部を保護するようになつている。
本発明は上半身防護装置の製造法をも含むもの
であり、その一方法は胸板部と背板部と肩板部と
を有する半剛性の一体的胴体上部遮蔽体を成形
し、この胴体上部遮蔽体にシヨルダフラツプを連
結してシヨルダフラツプを最上側部位と最下側部
位との間の円弧状通路内でシヨルダフラツプを移
動可能にし、シヨルダフラツプに肩部キヤツプ又
は肩当てをヒンジ連結することからなる。シヨル
ダフラツプは、これにうね部を設けて成形し、肩
部は、シヨルダフラツプが最下側部位にきた時に
前記うね部に係合する当接体をこれに設けて成形
する。胴体上部遮蔽体と肩当てを成形する好まし
い方法は射出成形による。胴体上部遮蔽体の内面
にはパツドを接着し、フオームを成形してネツク
ロールに取付け、その端縁パツドを形成する。
図面に示した本発明の好ましい実施例を説明す
るに当たつて、明確を期するため特定の用語を使
用することにする。しかし、本発明はこのように
選択した特定の使用用語に限定されるものではな
く、それぞれの特定用語は同様の目的を達するた
め同じように有効なすべての技術的同意義の用語
を含むものと了解されるべきである。
図面について説明すると、第1〜16図に、上
半身防護装置100を示してあり、これは胴体上
部遮蔽体1000と一対のシヨルダフラツプ20
00と一対の肩部キヤツプ又は肩当て3000と
から成る。
胴体上部遮蔽体1000は、第1図、第2図に
示すように、胸板部1200と背板部1400と
肩板部1000を備えている。胴体上部遮蔽体1
000はポリエチレンその他の適当な軽量かつ強
度を有するプラスチツクのような半剛性素材で構
成されている。胸板部1200、背板部140
0、および肩部1600は、それぞれ着用者の胸
部、背部、肩部に調和して各部を囲むようになつ
ている。胴体上部遮蔽体1000は、好ましくは
ほぼ一体構造の一体的構成体である。胸板部12
00、背板部1400、肩部1600は剛性に相
互固定されてほぼU形の縦断面を形成し、これに
より胴体上部を調和的に包囲すると共に、着用者
正面位の胸、胸郭、鎖骨部、さらに着用者背部の
肩胛骨、肋背骨、背骨、および背中下部をそれぞ
れ保護している。
胸板部1200は、第3図に示すように、剛性
のある胸板部材1222を備え、この部材は中実
構造で、好ましくは適当な可撓性を有し、しかも
衝撃や大きな力に耐える十分な剛性を備えたプラ
スチツク材で構成されている。中実構造は、心臓
その他の重要な内臓機器を包む胸骨および胸上部
を最大限に保護する効果をもつ。胸板部1200
は更に下部保護部材1224,1226を備えて
おり、これら部材はそれぞれ左右の正面胸郭部の
上に位置してこれを保護する役割をもつ。中央ス
リツト1228が設けられ、着用者の胸骨のほぼ
下端部位に頂点1230を有する逆V字形状の分
離地帯を形成している。このスリツトは胸板部1
200の下端1231から上方へ約1/2〜3/4、好
ましくは約2/3の距離にわたつている。胸板部1
200の下端1231から上方へ約1/2、スリツ
ト1228の下端から上方へ約2/3の個所にスリ
ツト1228の上部約1/3をカバーするパツド1
240が設けられている。パツド1240は、V
字形のスリツト1228を形成する左側部材12
34と右側部材1236に沿つて延びている。第
6図と第3図を合わせて見ればよく分かるよう
に、パツド1240は胸板部1200の左側下側
部1238および右側下端部1239の周りに更
に延びる部分1242,1244を有している。
パツド1240は柔軟で弾性を有する素材から成
り、第6図に示すように、好ましくは胸板部12
00の裏側1250に接着させてある。
更に第6図に示すようにパツド1240は胸板
部1200の下内側端縁1262,1264に沿
つて固着させてある。またスリツトの両側に固着
されたパツド部1266が設けられ、下側胸骨と
太陽神経叢の上を保護する追加の一体パツドカバ
ーを形成している。このパツド自体のスリツト1
248はオートバイ操縦中の着用者の動きの自由
を増すと共に、空気の流通をよくする効果をも
つ。
第7図に示すように、胸板部を着用者の胸部に
確実に保持するための固定部材1292を配置す
る下側部材1270が設けられている。
第15,16図でよく分かるように、胸板部1
200前面の左右両側に概して四角形状を形成し
た態様の多数のルーバー1300が設けられてい
る。これらルーバーは、概して矩形状に示してあ
る。好ましくは、小ルーバー1302の列を設け
て空気の流れを極力大きくきするパターンを形成
させる。そして小ルーバー1302の列の下に一
連の細長矩形状ルーバー1340を設ける。さら
に、胸板部1200の胸当て部1222の直下に
上部ルーバー1306を設けてある。さらに、第
16図に図示するように、ルーバー1302,1
304はスラツト又はフイン1310により内方
下向きに傾斜させてある。
従来のルーバーは、水その他が内に入らないよ
うに、通常外方下向きに傾斜をつけられている。
しかし、本発明では、空気を進入させるためにス
ラツト1310を内方下向きに傾斜させた。この
ことは極めて重要である。すなわち、スポーツ競
技中、特にオートバイレース中の選手の体温は極
めて高くなるものであり、最大限の換気を図るこ
とはスポーツ競技における臨界的要件である。加
えて、オートバイレースやライデイングは上半身
防護装置を長時間着用しなければならないという
条件があるので、体熱の過剰蓄積の防止は極めて
重要である。また、フインはスラツト1310を
前述の如く傾斜させたことにより最大限の換気が
得られる。これは、着用者がライデイングモード
にあるとき、典型的に着用者は前傾姿勢になり、
各フイン1310の軸線“h”はオートバイ等に
乗つた着用者の走行方向に平行した水平または他
の位置にくることになるからである。時速60マイ
ルを越えるような高速走行のとき、スラツトを走
行方向に平行に位置させることによりルーバーの
表面積は最小となり、これにより風に対する上半
身防護装置の抵抗を少なくし、胸板部1200の
ルーバー1300を通る風量と吸気を最大限にす
ることができる。上部ルーバー1306は下方内
向きの傾斜を有していないが、胸板部を介して着
用者の胸部へ流入する空気の出口として作用す
る。また第3図に示すように、上部ルーバー13
06の上の胸当て部材1222上に配して追加の
ルーバー1314,1316を設け、追加の換気
を図ると共に、風の抵抗を少なくするようにして
ある。
別の特徴的構成要素として、第17,18図に
示すように、プラスチツクのような適当な素材を
用いたカバー1398を設けてあり、これは対応
する形状、寸法に形成され、プレス嵌めできるよ
うになつている。カバー1398は、第15図に
示した二つの最下段のルーバー1305に嵌合す
る一対のタブ1399と、第15,16図に示し
たリブ1307の外嵌してカバーを定位置に固定
するスロツト1397とを備えている。そして、
カバー1398の取外しができるようにフインガ
ーホールのような取外し手段1395が設けられ
ている。これにより、着用者はカバー1398を
ルーバー1300上にスナツプ嵌めして、寒い天
候の際の空気の移動を防ぐことができる。
胸当て部の構造は、第9図に示すように隆起成
形部1274を設けると共に、厚さの変化127
2をもたせて、軽量かつ中実の胸当て部材122
2の材質に追加の強度を与えるようにしてある。
背板部1400は、第5図に示すように、実質
的に一体構造のものである。長手方向に伸張する
中実部1402は中央の長さに亘つて延び、着用
者の背柱を保護するようになつている。従来の保
護装置に見られるような柔軟連結部は設けられて
いない。中央部を接合部のない殆ど中実の一体構
造とすることにより、オートバイレース中に典型
的に遭遇する尖つた物体や固い物体により背後か
ら背骨に傷害を受ける恐れを少なくしている。中
実中央部は物が通る襞やスリツトがないという意
味において事実上中実であるが、ルーバー130
0が設けられている。胸板部のルーバーと同様、
背板部のルーバーも、下方内向きに傾斜させてあ
り、オートバイ走行時の着用者への風の抵抗を少
なくし、かつ最大限の換気を与えるように配置し
てある。
背板部1400は、その好ましい構成では、着
用者の背部を無理なく囲うような形状になつてお
り、上側背部1412,1414が下側背部14
16,1414よりも大きい巾寸法を有してい
る。そして、背骨に平行して長手方向に延びるス
リツト1420,1422を設けることができ
る。スリツト1402,1422は長く且つ狭く
形成されていて柔軟性を与えているが、関節部に
は普通見られるような欠陥はない。背板部140
0の下端部1456には追加のパツド1452,
1454が設けられている。このパツドはグルー
のような通常の手段、又は他のパツド取付方法に
より取付けられている。
パツドの材料は、装置全体を通じて同じものを
用いるのが好ましいが、柔軟で弾性に富み、着用
者の快適感を増すような衝撃吸収性の材料であ
る。例えば、張力のある可撓性のフアブリツクに
ポリエチレンフオームを入れたもので構成し、背
板部に取付けることができる。パツド1424,
1426は第4図に示したように内方に伸張する
部材1428,1430に沿つて取付けられてい
る。同様に、胸当て部のパツド1266も第4図
に示すように胸当部1200の内向きに膨らみを
有する凸状部材1280に沿つて取付けられてい
る。
肩部1600は、第4図に示すように概してU
字形状を呈し、着用者の左右両肩をそれぞれ無理
なく蔽うようになつた左肩部1605と右肩部1
607を有している。肩部に関する以下の説明で
は、肩部1600について言及するが、これは左
右両肩部1605,1607にも同様にあてはま
るものである。肩部は剛性の中実結合部によつて
胸板部1200と背板部1400に剛性に連結
し、これにより一体的上部胴体遮蔽体が形成され
ている。胸板部、背板部、肩部は通常のプラスチ
ツク射出成形法におけるような一体成形金型によ
り成形することができる。上部胴体遮蔽体の他の
適な一体形成法としては、第13図に示すような
リベツト1610を用いて肩部を取付けることが
できる。
第4,6図からよく分かるように、肩部160
0は、好ましくは背板部、正面板部と同じ材料、
好ましくは適当な剛性を有し、しかも衝撃と大き
な力に耐える十分な剛性を備えたプラスチツク材
で構成されている。ネツクロールパツド1620
は肩部の内周部1609と、背板部1400の内
周部1490と、胸板部1200の内側部129
0とに取付けられている。胸板部1200は、第
6図に示すように、上部肩エリア1284,12
86の内のスリツト1228に向けて内方向へ屈
曲している。肩エリア1284,1286上に位
置する肩部1600は、エリア1630,163
2で外方に屈曲して量肩上部、すなわち鎖骨なら
びに肩甲骨を被覆、保護している。ネツクロール
パツド1620は、成形フオームでこれを構成し
てもよく、このパツドは前述のように追加の保護
を与えると共に、快適感を増す効果をもつ。
第1,2,7図に示すように、背板部1400
は、その下端外側縁部にサイドストラツプ149
2,1494を設けることができるが、これらの
ストラツプは胸板部1200に連結されたエツジ
ストラツプ1270上に設けられた通常の緊締部
材1292,1294−図ではバツクルとして示
してある―により固定することができる。前述各
部材間の連結用のウエツビングコネクタは適当な
手段により取付けられることができる。例えば、
縫合、リベツト締め、その他適当な在来手段を用
いることができる。連結部、1496,1498
は背板部1400に設けられたバツクル、リベツ
トを含む。フラツプ1270はリベツト129
6,1298により正面板部1200にこれを連
結することができる。第1図、第2図には端縁フ
ラツプの一実施例を示したが、第7図では、端縁
フラツプ1270に連結されたサイドパネル部1
271が示されている。このサイドパネル部は、
好ましくは端縁フラツプ1270と一体に形成し
て胸板部1200から背板部1400へと伸張さ
せ、着用者のわき腹部を全面的に覆うようにする
ことにより、防護効果を増することができる。一
対のループ1273をサイドパネル1271に取
付け、これにコネクタ1492,1494を通し
てから部材1292,1294で固定されるよう
にすることができる。
更に背板部1400について説明すると、第8
図に示すように、背板部の背面部1450は背板
部の内面1450の中央部に沿つて垂直方向に伸
張するリブ1400を有し、また背板部を横断す
る一連の列を形成して平行に伸張する横方向リブ
1442を備え、これらのリブでもつて背骨を被
覆している。リブ1440,1442は背板部の
強度と安定性を増すと共に、剛性を強化して背骨
部への保護効果を高めている。しかも、本発明に
おいて極めて重要な軽量性は些かも損なわれてい
ない。
第11,12,13,14図からよく分かるよ
うに、シヨルダフラツプ2000は胴体上部遮蔽
体1000にヒンジ連結されている。左右両肩用
に一対のシヨルダフラツプ2000が設けられて
いる。フラツプに関する以下の説明においてはこ
れらフラツプの一つについて言及するが、一対の
フラツプは対向して設けられているので、その一
方についての説明は他方フラツプについても等し
く適用するものである。シヨルダフラツプ200
0は概してU字形状の断面を有し、肩部1600
に無理なく重なるように形成されている。
シヨルダフラツプ2000は、第4図に示すご
とく、正面フラツプ部2010と背面フラツプ部
2012を有している。正面フラツプ部2010
はピン又はリベツトのような適当なコネクタによ
り胸板部1200にヒンジ連結されている。背面
フラツプ部2012は、リベツト又はピンのよう
な適当なヒンジ付コネクタにより背面板部140
0に連結されている。
第5図にみられるように、シヨルダフラツプ2
000は、可変厚さ輪郭端縁2018,2020
を有し、剛性と強度を加えている。さらに、正面
部、後面部にそれぞれ凹部2022,2024が
設けられ、シヨルダフラツプの強度を増すと共
に、風への抵抗性をよくしている。使用素材は、
急激な衝撃やオートバイからの落下にも耐える適
当な強度を有する剛性の可撓性プラスチツク材、
好ましくは胴体上部遮蔽体全体の使用したものと
同じ材質のものである。
シヨルダフラツプ2000は肩部1600の上
に重合されている。このシヨルダフラツプ200
0は最上部位と最下部位間の円弧状通路を横方向
移動可能である。最上部位は第11図に、また最
下部位は第12図にそれぞれ示されているが、以
下の記述中で簡単に説明する。
シヨルダフラツプ2000は上面部2040と
下面部2042をそれぞれ有している。下面部2
042は、シヨルダフラツプ2000の内側端縁
2052に沿つてほぼ平行に延びるリツジ205
0(第14図参照)を有している。リツジ205
0は、シヨルダフラツプ2000の下面の隆起部
で、他の表面に当接するのに適した形状になつて
いる。また、シヨルダフラツプの下面は、シヨル
ダフラツプ構造の強度と安定性を増すように設け
られた凹部2022,2024の下面を含んでい
る。
第13図に示すように、肩部1600は当接面
1650を形成する隆起当接部1640,164
2を有している。当接面1650の輪郭はリツジ
2050の形成に対応する形状を有し、これら二
つの表面が相対応して締り嵌め合いする合わせ面
ないし嵌合い面を形成している。当接面は、第1
3図の平面視では円弧状で、第14図に示された
リツジ2050の円弧形状に対応している。当接
面1650の平面視での円弧の中心1660は、
第13図に示す胴体上部遮蔽体1000の中間軸
線“X”から前方向への距高“d”のポイントに
位置している。この構成は、以下において機構の
作用に関して説明するように重要な意味をもつも
のである。
第11図ついて説明すると、シヨルダキヤツプ
又は肩当て3000はシヨルダフラツプ2000
にヒンジ連結している。この肩当ては、上腕部の
二軟筋、三軟筋及び三角筋の好転を被覆して着用
できるように曲面ないし丸みづけ形状に形成さ
れ、体液の露出を防ぐ役割をもつている。また、
この肩当ては肩の他端をも覆うようになつてお
り、胴体上部遮蔽体の残りの部分と同様な材料で
構成してある。即ち、軽量でしかも急激な衝撃や
打撃に耐える十分な強度をもつてた性プラスチツ
ク材で構成されている。
肩当ては、第3,5図に示すように、上腕部の
換気機能を持つルーバー3010,3012を備
えている。胴体上部遮蔽体に用いられるルーバー
と同様、これらのルーバー又は吸気孔の一部は下
方内向きに傾斜させてあり、オートバイレース中
の選手の風抵抗を少なくしつつ換気と空気流量を
最大限に増やせるようになつている。第3図に示
すように、ストラツプ部材3020が設けられ、
肩当てを着用者の腕に無理なく保持させるように
なつている。ストラツプ部材は弾性体その他の適
当な材料で構成され、第5図に示すように縫合、
リベツトその他の通常の手段3022に取付けら
れる。肩当て3000の端部3024は若干テー
パ状になつており、腕の動きを余り妨げることな
くストラツプを定位置に保持する追加の手段を提
供できるようにしてある。
第11,12,13図に示すように、肩当て3
000は柔軟なウエツビングコネクタによりシヨ
ルダフラツプ2000にヒンジ接続される。ウエ
ツビングコネクタ3100は、可撓性があり、か
つ強度のあり、肩当て3000と肩部2000間
のヒンジ連結ができる在来の適当な材料で構成す
ることができる。適当な連結手段としては、コネ
クタ3100をストラツプ又はストリツプの形の
ものとして、縫合とリベツト3102,3104
により肩当て3000とシヨルダフラツプ200
0にそれぞれ連結することができる。第4図に示
すようにリベツトの形にした連結手段3104の
位置は、横方向中央軸線“X”上でなく、該軸線
の前方位に置く。したがつて、ヒンジ連結手段は
第3図に示すシヨルダフラツプ2000の最上端
部2078でなく、シヨルダフラツプ2000の
もつと低い位置3104に位置させる。このよう
に連結することにより、肩当て3000は、第
4,7,9,10図に示すように中央部の中間軸
の前方位に位置せしめられる。この構成は、オー
トバイレースの環境においては極めて重要であ
る。オートバイレース中に着用者の正面方向から
飛来する岩石や破片、その他危険衝撃から上腕部
や肩部を保護することにこそ万全の注意を払わね
ばならない。したがつて、肩当て3000は、腕
に着用し、後端縁3030がほぼ中央中間軸線
“X”上に位置し、前端縁3040は腕の体液骨
部の中心軸線のほぼ前に位置するようにし、これ
により上腕の上部および前部を保護するようにし
た設計となる。このようにして前側の保護を改善
することができる。
肩部1600の取付部材1602には、第1
1,12図に示すように、抑制装置2100が連
結され、この抑制装置はさらに取付部材の他端で
シヨルダフラツプ2000に連結されている。好
ましい実施例においては、取付部材1603は、
肩当て3000をシヨルダフラツプ2000に保
持するコネクタ3100を取付けられるのに用い
たものと同じリベツト3104で構成することが
できる。抑制装置2100は適当な強度と可撓性
をもつたウエツビングコネクタ2100で構成す
ることができる。好ましくは、突然の打撃や衝撃
の力に耐えられる強力な素材のストラツプ又はス
トリツプで構成する。ウエツビングコネクタ21
00は、好ましい実施例の場合と同様な縫合、リ
ベツト1602,1603等の通常の手段で取付
けることができる。
作用については、例えば、着用者が突然の衝
撃、打撃などの傷害に遭遇した場合、最外側の部
分であるシヨルダフラツプ2000に下方向の衝
撃が加わる。そして、例えばオートバイから落ち
て地面に倒れたとすれば、このとき大きな下方向
の力がシヨルダフラツプ2000に加わる。この
とき、第12図に示すように、シヨルダフラツプ
は旋回運動して横方向に弧を描いて最下部位に達
する。最下部位では、第12図に示すように突然
の衝撃によつてシヨルダフラツプ2000のリツ
ジ2050が肩部1600の当接面1650に向
けて押圧される。リツジ2050と当接面165
0は互いに対応する形状をしており、オートバイ
レース環境において遭遇するような打撃、荒々し
い接触、撃突などで互いに押圧されると密に嵌合
するようななにているので、互いにロツクし合う
が、それ以上は移動せず、円弧上を更に進むこと
はない。これによりシヨルダフラツプは固定下限
位置に移動し、かくて肩部が保護される。リツジ
2050が当接面1650に押付けられることに
よるロツク作用により、シヨルダフラツプ200
0に加わる衝撃はリツジ2050全体の表面と胸
板部1200および背板部1400それぞれの上
の旋回ポイント2014,2016に有効に拡
散、分散せしめられる。ここは着用者の身体の一
点で衝撃を有効に減少させて力を分散させ、安全
性を高める優れた効果をもつ。
しかも、第12図に示すように、前記の下限部
位では、抑制装置2100は作動せず、動きの自
由を防げないようにルーズに垂れた状態にある。
シヨルダフラツプが横方向の円弧状通路を旋回運
動することにより、運動の自由は最大限に高めら
れるので、着用者には殆んど不快感や不便感はな
く、しかも衝撃その他の激しい接触からの最大限
度の保護が得られる。さらに又、追加の衝撃や
力、引張効果が肩当て3000に加わつたとして
も、それらの力はウエツビングコネクタ3100
を介してシヨルダフラツプに送られ、次いで前記
のロツキング作用を介して分散され、衝撃は大幅
に弱められることになる。先行技術に対する本発
明の顕著な利点は、肩当て3000が従来の上半
身防護装置において通常みられるように肩部16
00に直接取付けられるのではなく、前述のよう
にシヨルダフラツプ2000に取付けられている
ことである。従つて、本発明は、従来の上半身防
護装置に見られない多くの優れた効果を実現発揮
するものである。
また本発明の作用について、突然の衝撃、打撃
または激しい接触が上半身防護装置の着用者に対
して上方向、又は横方向へ生じた場合について説
明すると、第11図に示すように、この場合シヨ
ルダフラツプは上限位置にくる。横方向または上
方向の力が加わるとシヨルダフラツプは弧形を描
いて移動し、抑制装置2100が肩部取付部材1
602とシヨルダフラツプ取付部材間で引張られ
て緊張した状態になるまでこの移動が続く。抑制
装置2100は所定長さしかないので、シヨルダ
フラツプ2000は肩部1600への衝撃、強度
を抑制される。従つて、抑制装置2000は、シ
ヨルダフラツプ2000が肩部1600を介して
着用者の肩を圧迫することを抑制し、シヨルダフ
ラツプ2000を上限位置に対応する位置に保持
する。シヨルダフラツプが肩部に対して若干接触
2101する場合はあるが、しかし、抑制装置2
100とピボツト連結点2014,2016との
共同により抑制作用が基体的に作用し、力は抑制
装置2100に加わることになる。加えて、上方
向又は横方向の力で肩当て3000自体に加わる
と、ウエツビングコネクタ3100は限られた長
さしかないので、着用者の腕の動き、従つて肩当
て3000ははシヨルダフラツプ2000の下面
2042に衝突する肩当ての上面3001により
保持され、これにより肩当ての上方向移動が抑制
され、着用者の腕への傷害の危険が防止される。
更にまた、肩当て3000はシヨルダフラツプ2
000の横方向中間軸線“X”の前側で連結され
ているので、モトクロス環境で典型的に遭遇され
るタイプ前方向からの衝撃や急激な打撃に対する
高い保護効果が得られる。
本発明の上半身防護装置の製作における好まし
い方法は、半剛性の胴体上部遮蔽体を胸板部、背
板部、肩板分の形で成形することであり、その好
ましい成形方法は適当な強度と剛性をもつた適当
なプラスチツクまたは他のポリエチレン材を用い
て射出成形することである。また、シヨルダフラ
ツプおよび肩当ても同様に成形、好ましくは射出
成形法によつて成形する。
前述のように、本発明の実施例の構造は、着用
者の運動の自由を高めると共に、長期間着用して
快適な着用感の得られる軽量構造を維持しつつ実
質的な保護効果と強度を提供するものである。更
に、胴体上部防護体の剛性一体構造と、衝撃の力
を効果的に分散させるためのロツク機構ならびに
抑制装置により保護効果の増大が達せられる。
第19,20,21図は本発明に従つたロツク
機構の三実施例を示しており、それぞれ肩部16
00のみのものと、肩部1600と胸板部120
0のみのものと、背板部1400のみのものとい
つた構成になつている。装置をスポーツ選手の身
体に固定する手段としては、ストラツプ996、
バツクル997等の在来の手段を設けてある。
また第19図に示すように、他の実施例では、
肩部1600は正面部2014と背面部2016
を有し、これらにシヨルダフラツプ2000の前
後部フラツプ部2010,2012を正面側では
ヒンジ付コネクタ2014により、背面側ではヒ
ンジ付コネクタ2016により揺動可能に連結す
ることができる。これらのコネクタは、好ましく
はリベツト形式のものがよい。また、第20図に
示すように、別の実施例では、背面部2016の
みの構成を示した。正面側フラツプ部2010は
胸板部1200に連結されている。逆に、第21
図実施例では、背面側フラツプ部2012が背板
部1400に連結されているので、正面部201
4のみを示した。
本明細書では、特定の好ましい実施例に基づい
て図示及び説明を行つたが、本発明はここに説
明、図示された発明の思想を逸脱することなく
種々の変更または変態を行いうるものであること
は当業者には十分理解できるであろう。それらの
変更や変態は本発明の思想の範囲内に入るものと
見なされ、従つて本明細書の説明および添付図面
は発明の好ましい実施例を説明するために例示し
たものであり、本発明の精神と範囲の制限を意図
したものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つた上半身防護装置の好ま
しい実施例の正面斜視図。第2図は第1図に示し
た実施例の背面斜視図。第3図は第1図の実施例
の正面図。第4図は第1図の実施例の平面図。第
5図は第1図の実施例の背面図。第6図は第1図
に示した実施例の胸板部の内面の切欠図。第7図
は第1図の実施例におけるサイドパネルを含む側
面図。第8図は第1図に示した実施例の背板部内
面の切欠図。第9図は第3図に示した実施例の線
9―9についてみた断面図。第10図は第3図に
示した実施例の線10―10についてみた断面
図。第11図は第3図における実施例の線図的正
面斜視図で、シヨルダフラツプが最上側部位にあ
る状態を示す。第12図は第1図は第1図に示し
た装置の線図的一部切欠正面斜視図で、シヨルダ
フラツプが最下側部位にある状態を示す。第13
図は第1図の実施例の線図的正面図で、シヨルダ
フラツプと肩当てが取外された状態を示してあ
る。第14図は第11図に示したシヨルダフラツ
プの底面図。第15図は第1図の実施例の一部切
欠正面図で、ルーバーの形状を示す。第16図は
第15図に示した実施例の線15―15について
みた断面図。第17図は本発明に従つた下側のカ
バーの一実施例の正面図。第18図は第17図に
示したカバーの断面側面図。第19図は肩部のみ
からなる代替実施例の側面図。第20図は肩部と
胸板部とのみから成る他の実施例の側面図。第2
1図は肩部と背板部とのみから成る他の実施例の
側面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 胸板部を有する半剛性胴体上部遮蔽体と、背
    板部と、左右の肩部を有する主肩部とを設け、 前記胸板部は着用者の胸部に順応してこれを抱
    合する如く構成し、 前記背板部は着用者の胸部と下背部に順応して
    これを抱合する如く構成し、 前記肩部は着用者の肩部に順応してこれを抱合
    する如く構成し、 一対のシヨルダフラツプを前記胴体上部遮蔽体
    にヒンジ連結して、前記各シヨルダフラツプが左
    右の各肩部にそれぞれ重合する如くし、前記肩部
    フラツプは上限部位と下限部位との間の円弧状通
    路を移動可能に設けてあり、而して 一対の肩当てを前記シヨルダフラツプにそれぞ
    れヒンジ連結したことを 特徴とする上半身保護装置。 2 前記左右肩部のそれぞれ、および前記シヨル
    ダフラツプのそれぞれと共同して前記の各シヨル
    ダフラツプを前記下限部位に対応する固定部位に
    固定するロツク装置を設け、前記各肩部フラツプ
    に加わる下方向衝撃を分散し、これにより前記衝
    撃により着用者の肩に加わる力を減殺するように
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の上半身保護装置。 3 前記ロツク装置が前記シヨルダフラツプにつ
    きリツジと、左右それぞれの肩部と、前記各シヨ
    ルダフラツプが前記の下限部位にあるとき前記そ
    れぞれのリツジに係合する当接面を備えている特
    許請求の範囲第2項の装置。 4 前記左右肩部それぞれに前記各シヨルダフラ
    ツプをそれぞれヒンジ連結する抑制装置を設け、
    前記シヨルダフラツプが前記上限部位にある時に
    前記各シヨルダフラツプが着用者の肩を押圧する
    ことを抑制するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の上半身保護装置。 5 前記各シヨルダフラツプがリベツトにより前
    記胴体上部遮蔽体にヒンジ連結されている特許請
    求の範囲第4項の装置。 6 前記抑制装置が前記シヨルダフラツプそれぞ
    れの下面に固定されたウエツビングコネクタを備
    え、前記ウエツビングコネクタが所定長さを有
    し、これにより前記各シヨルダフラツプが前記上
    限部位にあるとき前記左右の各シヨルダフラツプ
    が前記肩部それぞれに衝撃を与えることを抑制す
    るようにした特許請求の範囲第4項の装置。 7 前記肩当てがそれぞれ、前記シヨルダフラツ
    プそれぞれの下面に固定された各ウエツビングコ
    ネクタにより前記シヨルダフラツプにヒンジ連結
    されている特許請求の範囲第4項の装置。 8 前記各ウエツビングコネクタが縫合およびリ
    ベツトにより定位置に固定されている特許請求の
    範囲第6項又は第7項の装置。 9 前記背板部が着用者の背骨を覆うようにした
    長手方向に伸張する中実中央部を備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項の装置。 10 前記背板部を前記正面板部に調整可能に取
    付ける左右の装置を有し、これにより前記装置を
    着用者の胸部上に確実に保持できるようにした特
    許請求の範囲第1項の装置。 11 前記肩当てそれぞれに調整可能のアームス
    トラツプを取付け、前記肩当てを着用者の各腕部
    に確実に保持できるようにした特許請求の範囲第
    10項の装置。 12 前記左右の調整可能取付装置がそれぞれ前
    記胸板部位から前記背板部位に伸張する前記サイ
    ドパネルを備え、着用者の各側位を覆うようにし
    た特許請求の範囲第10項の装置。 13 着用者の胸部と背部と肩部とに適合してこ
    れを覆うようにした胸板部、背板部及び左右肩部
    を有する胴体上部遮蔽体と、 前記胴体上部遮蔽体の左右肩部にヒンジ連結さ
    れた一対のシヨルダフラツプと、 前記シヨルダフラツプにそれぞれヒンジで取付
    けた一対の肩当てとを 備えて成る上半身保護装置。 14 前記胴体上部遮蔽体が連結部のない一体的
    構造である特許請求の範囲第13項の装置。 15 前記胸板部が可変厚さの補強部を有する特
    許請求の範囲第13項の装置。 16 前記胸板部が逆V字形状の中央のスリツト
    を有する特許請求の範囲第13項の装置。 17 前記胸板部が換気を制御するルーバーを備
    えている特許請求の範囲第13項の装置。 18 前記胸板部が内面パツドを有する特許請求
    の範囲第13項の装置。 19 前記背板部がルーバーを備えている特許請
    求の範囲第13項の装置。 20 前記背板部が下背部に適合してこれを覆う
    ようにした伸張する下端部を有する特許請求の範
    囲第13項の装置。 21 前記背板部が補強リブを有する特許請求の
    範囲第13項の装置。 22 前記ルーバーが換気を制御し、風抵抗を少
    なくするスラツトを含み、前記スラツトは下方内
    向きに傾斜を与えられ、着用者が前傾姿勢のとき
    前記スラツトが水平位置になり、これにより換気
    を増やし、風抵抗を減らすように構成された特許
    請求の範囲第17項又は第19項の装置。 23 前記ルーバーの通る空気の流動をブロツク
    するカバー装置を備えて成る特許請求の範囲第1
    7項又は第19項の装置。 24 前記肩当てのそれぞれが前記各シヨルダフ
    ラツプの横方向中央軸線の前方位でそれぞれのシ
    ヨルダフラツプにヒンジ連結され、前記各肩当て
    が着用者の肩部と各腕の前部を保護するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第13項の装
    置。 25 前記各肩当てが、着用者が前傾姿勢のとき
    ルーバーのスラツトが走行方向に平行な位置にな
    り、空気の吸入量を増し、風抵抗を減らすように
    配置されたルーバーを備えている特許請求の範囲
    第13項の装置。 26 着用者の肩に順応してこれを抱合する左右
    両肩部を有する肩部と、 前記各肩部が正面部と背面部を有することと、 一対のシヨルダフラツプをそれぞれが夫々肩部
    に重合するようにして前記の正面部及び背面部に
    ヒンジ連結させて設け、前記各シヨルダフラツプ
    は前記上限位置と下限位置間の弧状通路を移動可
    能であることと、 それぞれ前記各シヨルダフラツプにヒンジ連結
    させた一対の肩当てとから成る 上半身保護装置。 27 着用者の胸部に適応してこれを覆うように
    した前記の各肩部の前記正面部と一体の胸板部を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第26項
    に記載の装置。 28 着用者の胸部と下背部に適応してこれを覆
    うようにした前記肩部夫々の前記背面部と一体の
    背面部を有する特許請求の範囲第26項に記載の
    装置。 29 着用者の胸部、背部、左右の肩部にそれぞ
    れ適合してこれを覆うようにした半剛性の胴体上
    部遮蔽体を成形する工程と、 前記左右の肩部上に一対のシヨルダフラツプを
    重合し、前記各シヨルダフラツプが上限位置と下
    限位置との間の円弧状通路内を移動可能なように
    前記各シヨルダフラツプを前記左右肩部にそれぞ
    れヒンジ連結する工程と、 前記各シヨルダフラツプに肩当てをヒンジ連結
    する工程とから成る 上半身保護装置の製造方法。 30 前記シヨルダフラツプの下面にリツジを形
    成する工程と、前記左右肩部それぞれの上面に当
    接部を成形し、それにより前記リツジを、各シヨ
    ルダフラツプが下方へと移動した際に、上記各当
    接部に係合させるようにする工程とを有する特許
    請求の範囲第29項の方法。 31 前記成形工程がインジエクシヨン成形であ
    る特許請求の範囲第30項記載の方法。 32 前記上半身遮蔽体の内面にパツドを添加す
    る工程を有する特許請求の範囲第29項記載の方
    法。 33 前記シヨルダフラツプを前記左右肩部へヒ
    ンジ連結することが、前記各シヨルダフラツプの
    前部を前記胸板部にリベツト止めすることと、前
    記各シヨルダフラツプの他端部を前記背板部へリ
    ベツト止めすることとを含む特許請求の範囲第2
    9項記載の方法。 34 前記胴体上部遮蔽体に、下方内側へと傾斜
    したルーバーを設ける特許請求の範囲第29項記
    載の方法。
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