JPH022562Y2 - - Google Patents

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JPH022562Y2
JPH022562Y2 JP1984177006U JP17700684U JPH022562Y2 JP H022562 Y2 JPH022562 Y2 JP H022562Y2 JP 1984177006 U JP1984177006 U JP 1984177006U JP 17700684 U JP17700684 U JP 17700684U JP H022562 Y2 JPH022562 Y2 JP H022562Y2
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band saw
material feeding
log
gate
saw machine
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本考案は、製材工場で使用される片開き式ツイ
ン・テーブル・バンドソーに付設するもので丸太
及び小割材を自動送材する装置における丸太挽き
の場合の芯出し(装置の移動)装置に関するもの
である。
ロ 従来の技術とその問題点 ツインテーブルバンドソーは一般的には小割
用に開発され使用されており、小割材の自動送
材装置も既に開発使用されている。
しかし乍ら丸太(主として小径木)をツイン
テーブルバンドソーで挽く為の装置は殆ど開発
されていない。
B 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願のものでは下記の第1、第2、第3の構成
により上述の如き問題を解決しようとするもので
ある。
第1は、起伏自在の門型フレームを有する二つ
の送材装置を帯鋸盤の前後に相対して設置し、押
ボタン方式の簡単な操作により門型フレームを起
伏させる事によつて小割挽用送材は勿論の事、丸
太挽きも可能としたものである。
第2は、上述した第1のものにおける門型フレ
ーム内に独自のギアー型ホイールを設け丸太を上
下から点に近い状態で圧着することにより帯鋸切
削時に丸太のねじれや挽き曲りを確実に防止する
ことを可能にしたものである。
第3は、ツインテーブルバンドソーには両開き
(センター開き)型、片開き(シングル開き)型
の二種がある。両開き型は相対するテーブル帯鋸
盤が左右に等しく開閉移動する方式であり、片開
き型は一方の帯鋸盤が固定され対する一方の帯鋸
盤が開閉移動する方式である。片開き型ツインテ
ーブルに複合自動送材装置を固定すると丸太の直
径に応じて鋸幅を変えた場合に丸太の芯及び装置
の芯がずれてしまう。(第14図ないし第16図
参照)本考案は片開き型ツインテーブルバンドソ
ーに複合自動送材装置を付設する場合に装置全体
を帯鋸の開き幅に対応して左右に移動せしめ装置
の芯及び丸太の芯を2枚の鋸の中間点に位置させ
る事を可能にした。
ロ 実施例 第1〜本装置は帯鋸盤の挽道の前後に相対して
設置するもので、この相対する装置の自動送材機
構はほぼ同じである。但し帯鋸取りはずしを容易
にする為に帯鋸盤手前の装置は装置全体が起伏自
在の構造となつている。
第2〜ツインテーブルバンドソーは2基の帯鋸
盤が左右自在に移動する機構を有する為、本装置
は帯鋸盤を支持する架台、又は帯鋸盤本体から切
り離して設置をする。
第3〜本装置は大別して、門型フレームとロー
ラー等を支持する装置本体ベースと、起伏自在の
門型フレーム及びローラーからなり、ベースに内
包された駆動用モーターと、油圧及び空圧用機器
とからなつている。
第4〜門型フレームについて、門型フレームは
第一及び第二の2個の門型フレームを四節リンク
機構によつて連結した構造で起伏自在にベースに
取付けられている。
門型フレームを起立した状態で丸太挽きを行な
う。この場合、第二門型フレームに設置したギア
ー型送材ホイールが丸太を上下から圧着送材する
機能を発揮する。
門型フレームを伏せた状態で小割製材挽きを行
なう。この場合、第一門型フレームに組み込まれ
た駆動ローラーによつて小割材を自動送材する。
第5〜本考案では、上述の構造のほかに、片開
き型ツインテーブルバンドソーに複合自動送材装
置を付設する場合に装置全体を帯鋸の開き幅に対
応して左右に移動せしめ装置の芯及び丸太の芯を
2枚の鋸の中間点に位置させる事を可能にしたも
のである。
以下具体的構成を説明する。
1はモーターMを内包した装置本体ベース、2
は第一門型フレームで、フレーム底部がベース1
に回転自在に固定されている。3は第二門型フレ
ームで四節リンク機構により第一門型に連結され
た可動式門型フレーム、4は駆動式のギアー型送
材ホイールで第二門型フレームの底部に設置され
ている。5は回転自在のギアー型送材ホイールで
その軸5Aの両端は第二門型フレーム側板内面を
摺動する摺動板9に固定されている。また、この
軸5Aは第二門型フレーム上部に固定されたエア
ーシリンダー11のロツド11Aに連結されてい
る。6は駆動ローラーで、第一門型フレーム2の
底部に組込まれている。7は駆動ローラーで、装
置本体ベース1に固定されている。8は第一門型
フレーム2の上端に回転自在に取付けられたロー
ラー、9は摺動板で第二門型フレーム側板内面を
自在に摺動するよう構成されている。10はセン
サーで第二門型フレームの両側板に設けた発光及
び受光部で構成されている。このセンサーはエア
ーシリンダー11に電気回路をもつて同調作動す
る。12は帯鋸盤のベツド、13は帯鋸盤本体を
支持する架台でこの架台に本装置が後述の如く移
動自在に取付けられている。Mはモーター、14
は帯鋸、15は帯鋸盤の鋸車、16は油圧シリン
ダーで、一端がベース1に他端を門型フレーム2
に連結し、当該門型フレームを起伏させるよう構
成されている。17は油圧シリンダーで一端をベ
ース1に固定し、当該シリンダーのロツド先端が
門型フレームの底部バーに連結されている。この
ため、第二門型フレームは上下に可動することに
なる。11はエアーシリンダーで第二門型フレー
ムに固定され、ロツド先端部がギアー型送材ホイ
ール5の軸5Aに接続している。そして、センサ
ー10と同調作動し、ギアー型送材ホイールを第
二門型内を上下可動させるよう構成されている。
19は油圧シリンダーで、一端が帯鋸盤支持架台
13に固定され他端ロツド先端部分が装置本体ベ
ース1に連結されている。この結果、装置全体は
起伏するよう構成されている。ただし、この油圧
シリンダー19は帯鋸盤手前の装置のみに設置し
てある。20は丸太である。
そこで、上記架台13と本装置における装置本
体ベース1との関係機構21を説明する。
21Aは上記架台13に固定された固定ガイド
板、21Bはこのガイド板に対して摺動自在に嵌
合されたアリ型摺動板である。21Cはこの摺動
板21Bに連設されたコ字型枠である。21Dは
この摺動板21Bに固定された固定ナツト、21
Eは回転ネジで、回転によつて固定ナツトと共に
摺動板を移動させる。なお、上記装置本体ベース
1は、この摺動板21Bに固定されている。
24は丸太の直径に応じ帯鋸の開き(歩出し)
を設定するよう構成された既設の電気歩出し装置
で、歩出し作用は電気回路をもつて帯鋸盤歩出し
用回転ネジ24Aが回転し帯鋸盤24Bが設定さ
れた位置に開閉移動するよう構成されている。そ
こで、本願のものでの芯出し装置は既設の電気歩
出し装置24に連結して作動するよう構成されて
いる。すなわち、回転ネジ24Aと減速機24C
の中間に於いてチエーンにより駆動を取り出しギ
ヤボツクス24Eを経由して回転ネジ21Eを回
転させる。回転ネジ21Eによつて摺動板21B
が同時に移動する。この摺動板21Bには複合自
動送材装置の装置本体ベースが固定されているの
で帯鋸盤の歩出し設定によつて帯鋸盤と共に同一
方向に送材装置も移動することになる。
そして、歩出し用回転ネジ24Aのピツチと送
材装置移動芯出し用の回転ネジ21Eのピツチは
2:1であり、従つて帯鋸盤が2の数値をもつて
移動開閉すると送材装置は1の数値をもつ同一方
向に移動することになる。そこで、第14図、第
15図、第16図は片開きツインテーブルによる
丸太挽きにおける鋸の開きと丸太の芯のずれを説
明する説明図である。そして、図中、25は固定
鋸挽道、26は移動鋸挽道、20Bは丸太芯(装
置芯)、20′は太鼓製材をそれぞれ示す。また、
第15図は帯鋸開き27が0、芯のずれが0の場
合、第14図は帯鋸開き27が2、芯のずれが−
0.5の場合、第16図は帯鋸開き27が4、芯の
ずれが+0.5の場合をそれぞれ示している。この
ように丸太の芯は直径のおおむね半分の位置にあ
るので帯鋸の開閉移動距離の2分の1の距離が丸
太の芯であり送材装置の芯として設定される。
以上述べた装置が帯鋸14、鋸車15を中心と
して丸太20の前後に互の第一門型フレーム2を
対向させる一対の状態で配設されている。
ハ 作動 小割製材の場合(板挽き小割り等) 第1 門型フレームを油圧シリンダー16の操作
によつて伏せた状態にすることにより帯鋸の前
後に駆動ローラーを有するローラーテーブルを
形成する。
第2 駆動ローラー6,7、及びギアー型送材ホ
イール4はモーターMによつて回動するので小
割り材をローラー上に乗せ自動送材する。
第3 この場合、ギアー型送材ホイール4,5は
門型フレームの下方において、ローラー6,7
の上面より低い位置に隠没するので小割材の送
材には支障がない。
第4 この場合、エアーシリンダー11は使用せ
ず、第4図に示す如く折り曲げ機構により作業
上支障のない様下方に折重させる。
丸太挽きの場合(太鼓挽き、角挽き) 第1 門型フレームを油圧シリンダー16の操作
により起立させる。
第2 油圧シリンダー17により第二門型フレー
ムを上方に押し上げ、ギアー型送材ホイール4
の上面がローラー6の上面より上部に位置する
様にセツトする。
第3 丸太の先端をローラー7上に乗せ丸太の他
端を手で持ち乍ら門型フレームの中心部に押し
込む。
第4 丸太の先端がギアー型送材ホイール4上に
達するとセンサー10によりエアーシリンダー
11が働きギアー型送材ホイール5が速やかに
下がり丸太に圧着する。
第5 丸太はギアー型送材ホイール4,5によつ
て上下から圧着され乍ら送材される。
第6 送材された丸太は帯鋸14によつて両面が
切削され乍ら進み、帯鋸14の後部に設置され
た門型フレーム内に進行し再びセンサーの作用
とギアー型送材ホイールによつて圧着され乍ら
進行送材される。
第7 丸太が進行送材され門型フレームを通過す
ると同時にギアー型送材ホイール4,5はセン
サーにより圧着解除となる様に設計されてい
る。
第8 切削が完了した丸太は先端を人手によつて
支持排出する。
第9 上述の作動のほか、本願のものでは帯鋸盤
本体の歩出し位置決め設定と同時に送材装置の
芯出し位置決められる。
C 効果について イ ツインテーブルバンドソーで丸太挽きをする
事は従来の技術では作業の安全性及び製材精度
の上から不可能とされていたが、本装置を使用
する事により一般の丸太挽きが可能であるばか
りでなく短い材の丸太の製材も可能にした。
ロ ツインテーブル本体の小割挽き(板挽き及び
小割挽き)の機能を発揮する為の装置も同時に
備えており、簡単な操作と短時間に丸太挽き及
び小割挽の切替えが可能な複合自動送材を可能
にした装置である。
ハ 特に丸太自動送材に於いては丸太を上下から
完全に圧着するギアー型送材ホイールが丸太の
上下を垂直に点で押える原理である為に切削送
材中にねじれや曲りを防止する事を可能にし
た。なお、上記ギアー型送材ホイール5につい
ては、第6図、第7図の如く2枚のホイール単
体5B,5Bを所定間隔5Cを存して一体に構
成したもの、また、第8図、第9図の如く1枚
のホイール体5Dで構成したものでもよい。そ
して、これらの場合、ギアーの先端は尖先な状
態となつている。
図中、20Aは丸太の進行方向、22はチエ
ン、23は小割材の進行方向である。
【図面の簡単な説明】
第1図は丸太用に使用している状態の側面図、
第2図は同上の要部拡大図、第3図は自動送材装
置の要部拡大正面図、第4図は小割用に使用して
いる状態の側面図、第5図は同上の平面図、第6
図はギアー型送材ホイールの正面図、第7図は同
上の1部を省略した側面図、第8図はギアー型送
材ホイールの他の実施例の正面図、第9図は同上
の1部を省略した側面図、第10図は第1図の要
部拡大図、第11図はA−A線断面図、第12図
は歩出し機構の平面図、第13図は同上の正面
図、第14図、第15図、第16図は片開き型ツ
インテーブルによる丸太挽きにおける鋸の開きと
丸太の芯のずれの関係を示す説明図、第17図は
全体の正面図である。 1……装置本体ベース、2……第一門型フレー
ム、3……第二門型フレーム、4……ギアー型送
材ホイール、5……ギアー型送材ホイール、6…
…駆動ローラー、7……駆動ローラー、8……ロ
ーラー、9……摺動板、10……センサー、11
……エアーシリンダー、12……帯鋸盤のベツ
ド、13……架台、14……帯鋸、15……鋸
車、16……油圧シリンダー、17……油圧シリ
ンダー、19……油圧シリンダー、20……丸
太、22……架台と装置本体ベースの関係機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸太挽材方向に直交する線上のベース架台上に
    固定された帯鋸盤と当該ベース架台上に摺動移動
    可能な帯鋸盤24Bを向い合わせ状態に配置した
    ツインテーブルバンドソーにおいて、相対する2
    枚の帯鋸の中間中心点を挽材すべき丸太のほぼ中
    心が通過するよう構成した自動送材装置を挽材線
    上帯鋸盤の前方及び後方に、しかも摺動可能な状
    態で帯鋸盤ベース架台に取付け、さらに、帯鋸盤
    24Bの移動位置決めのための帯鋸盤歩出し用回
    転ネジ24Aと当該自動送材装置移動位置決めの
    ための回転ネジ21Eをスプロケツト及びチエン
    によつて連結せしめると共に、帯鋸盤歩出し用回
    転ネジ24Aと回転ネジ21Eのネジのピツチを
    2:1の比をもつて構成し、帯鋸盤24Bの移動
    に対し、自動送材装置の移動距離を1/2に設定す
    ることを可能にすることで変化する2枚の帯鋸の
    中間中心点に自動送材装置を常に位置することを
    可能にしたことを特徴とする自動送材装置の芯出
    し装置。
JP1984177006U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH022562Y2 (ja)

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JPS6190501U JPS6190501U (ja) 1986-06-12
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JPS55177401U (ja) * 1979-06-07 1980-12-19

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