JPH02255365A

JPH02255365A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH02255365A
Application number: JP7963489A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Yamanishi; 英一山西
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-30
Filing date: 1989-03-30
Publication date: 1990-10-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えばカラー複写機やカラープリンタ等の多
色画像形成に適用される熱転写式の画像形成装置に係り
、特に、記録媒体の記録有効幅を検知して、印画範囲を
細かく設定するようにした画像形成装置に関するもので
ある。

（従来の技術）近年、記録媒体（以後、用紙という）に転写材（以後、
転写リボンという）の複数の色剤（以後、インクという
）を記録ヘッド（以後、サーマルヘッドという）を介し
て転写し、所望のカラー画像を形成するようにしだ熱転
写式の画像形成装置が開発され実用に供されている。

このような従来の画像形成装置においては、画像形成プ
ロセス手段による用紙への印画範囲（有効幅）の設定を
、用紙サイズに応じて選択される複数の給紙カセットの
それぞれにセンサをａ置して、給紙カセットの種類に応
じて行なっているのが現状である。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記した従来の画像形成装置における画
像形成プロセス手段による用紙への有効幅の設定手段で
は、給紙カセットの種類に応じて行なっているために、
特に、手差し給紙の際には。

紙幅を検知することができなかった。

また、複数の給紙カセットのそれぞれにセンサを設置し
ても、読み取り幅が数種類しか検知することができない
ことから、検知の分解能が悪く、これによって、有効幅
よりも小さなサイズの用紙が給送されると、プラテンに
印字してしまい、用紙搬送能力の低下を招くばかりでな
く、このようなプラテン印字によって付着するインクに
よる画像の汚れが発生し易いといった問題があった。

本発明は、上記の事情のもとになされたもので。

その目的とするところは、紙搬送に支障を来すことなく
、用紙サイズを高分解能で検知して、画像の汚れを確実
に防止することができるようにした画像形成装置を提供
することにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記した課題を解決するために、本発明は、熱転写記録
による画像形成プロセス手段を備え、この画像形成プロ
セス手段への記録媒体の搬送途中に、記録媒体の記録有
効幅を検知する手段を設けてなる構成としたもので、こ
の場合、前記記録媒体の記録有効幅を検知する手段とし
ては、反射型光センサを記録媒体の主走査方向に駆動さ
せ、その時の出力を逐次モニタすることにより行なうよ
うにすることが好ましい。

（作　用）すなわち１本発明は１画像形成プロセス手段への記録媒
体の搬送途中に、記録媒体の主走査方向に駆動させてな
るセンサを設け、その時の出力を逐次モニタして記録媒
体の記録有効幅を検知する手段を設けてなるために、記
録媒体の記録有効幅が高分解能で検知され、これによっ
て、印画範囲を綱かく設定することが可能になる。

また、このような印画範囲の細かな設定で、熱転写記録
が記録有効幅内で行なわれるために、プラテンに印字す
ることがなく、記録媒体の搬送能力が高められるととも
に１画像汚れが防止される。

（実　施　例）以下、本発明を図示の一実施例を参照しなからａｔ細に
説明する。

第２図は１本発明に係る画像形成装置の全体的な内部構
成を概略的に示すもので、図中１は装置本体である。こ
の装置本体１の上面には、原稿台２が配置され、この原
稿台２には原稿押えカバー３が設けられている。

また、前記装置本体１内には、上部に原稿台２上にセッ
トされた原稿りを下側から走査する原稿走査部（スキャ
ナ部）４が配置され、その下部には、画像形成部（プリ
ンタ部）５が配置されて、これら原稿走査部４と画像形
成部５とで画像形成プロセス手段を構成している。

そして、前記原稿走査部４は、背部がリフレクタ６でｇ
Ｉ読された露光ランプ７及び第１のミラー８を有する第
１の移動光学ブロック９と、第２のミラー１０及び第３
のミラー１１を有する第２の移動光学ブロック１２と、
第４のミラー１４及び第５のミラー１５を有する固定光
学ブロック１６と、光電変換器１７とからなる露光光学
系１８で構成され、前記第１の移動光学ブロック９を原
稿台２に沿って移動させることにより、原稿りの画像面
を光学的に走査して、その光学情報を前記第１の移動光
学ブロック９の半分の速度で移動する第２の移動光学ブ
ロック１２に向は反射させるとともに、この第２の移動
光学ブロック１２で反射された光学情報をレンズ１３及
び固定光学プロン９１６を介して光電変換器１７で受け
て、画像形成部５に入力するようになっている。

一方、前記画像形成部５は、装置本体ｌ内の略中央部に
、用紙Ｐの先端を保持するグリッパ１９を有する用紙支
持移送手段としてのプラテンドラム２２と、このプラテ
ンドラム２２に接離可能に対向位置するサーマルヘッド
２１とが配置され、このサーマルヘッド２１とプラテン
ドラム２２との間には、転写リボン２７が介在されてい
る。

この転写リボン２７は、その両端部が巻芯２８゜２９に
巻回されてカセット化されて、前記装置本体１内に挿脱
自在に組み込まれるようになっている。

また、前記装置本体１の一側には、給紙カセッ１へ３５
が装填され、この給紙カセット３５内の用紙Ｐは、給紙
手段としての給紙ローラ３６により順次−枚づつ取り出
されるようになっている。

そして、このように前記給紙カセット３５内から取り出
された用紙Ｐは、ガイド板２３．２４の相互対向面部で
形成される用紙搬入路２６、及びガイド板３０．３１の
相互対向面部で形成された用紙搬入／ＩＩ出路３２を介
して、前記プラテンドラム２２のグリッパ１９に案内さ
れるようになっている。

さらに、前記用紙搬入路２６と用紙搬入／搬出路３２と
の間には、レジストローラ対４０が配置されて、用紙Ｐ
の先端整位が行なわれるようになっているとともに、給
紙タイミングを調整するようになっている。

また、前記した用紙搬入路２６及び給紙カセット３５の
装填位置の上方には、前記レジストローラ対４０の近傍
で用紙搬入路２６に合流する用紙搬出路３３が設けられ
、印字法の用紙Ｐを排紙ローラ対４８に導くようになっ
ているとともに、この用紙搬出路３３は、ガイド板３７
．３７と３８．３８との相互対向面部で形成され、かつ
、その途中には、搬送ローラ対３４が配置されている。

なお、図中３９は前記用紙搬入路２６と用紙搬出路３３
との合流部に配置した用紙搬入／搬出路を切り換える可
動ガイド、４９は前記排紙ローラ対４８を介して装置本
体１外に排出される用紙Ｐを集積する排紙トレイ、５２
は前記レジストローラ対４０を歯車群５３を介して回転
駆動する駆動モータである。この駆動モータ５２は、用
紙Ｐの搬入時に正方向に、搬出時には逆方向に回転駆動
制御されるようになっているとともに、グリッパ１９に
用紙Ｐの先端が保持されて前記プラテンドラム２２の周
囲に巻き付けられたときには、停止させて、用紙Ｐが緊
張状態を維持するようにブレーキを掛るようになってい
る。

さらに、前記プラテンドラム２２の周囲には。

用紙押え手段としての押えローラ２５・・・が転動自在
に接触状態で配置され、これによって、用紙Ｐの浮き上
がりを防止し、サーマルヘッド２１による熱転写記録に
よる印字時に良好な密着状態が維持されるようになって
いる。

一方、前記サーマルヘッド２１は、転写リボン２７上の
色剤としてのインクを加熱溶融して、前記プラテンドラ
ム２２上にグリッパ１９により保持された用紙Ｐに転写
するようになっているもので、この転写リボン２７は、
用紙Ｐと略等しいサイズを有するとともに、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラック等の各インク部が並べて設
けられ、これらインクを一色づつ用紙Ｐ上に繰返し転写
して順次重ね合わせることにより、鮮明なフルカラー画
像を得るものである。

そして、図中６０は前記用紙搬送路路２６もしくは３２
の途中に設置した記録媒体の記録有効幅を検知する検知
手段である。

この検知手段６ｏは、第１図に示すように、用紙Ｐが存
在するときにはＯＮとなる反射型光センサ６１からなり
、この反射型光センサ６１は、ステッピングモータ６２
．プーリ６３．６３及びタイミングベルト６４とで構成
された駆動手段により、用紙幅方向Ｘに駆動走査可能に
なっているものである。

すなわち、前記検知手段６０は、第３図に示すように、
用紙Ｐが存在するタイミングにて、ステッピングモータ
６２を駆動させて、反射型光センサ６１を用紙幅方向Ｘ
に駆動走査させ、反射型光センサ６１が０Ｎ１０ＦＦす
るポイントを抽出することにより紙幅Ｗを検知し得るよ
うになっているものである。そして、この場合には、前
記ステッピングモータ６２に１パルス湘動パルスを与え
る毎に、センサ出力を逐次モニタし、例えばセンサ６１
が何回目（Ｎ）にＯＮになったかと、何回目（Ｎ＋Ａ）
にＯＦＦになったかとをモニタするコトニより、紙ＩＷ
　（Ｗ＝Ｎ＋Ａ−Ｎ）　に相当する用紙存在範囲を検知
してなるもので、これによって、印画範囲を細かく設定
して、熱転写記録が記録有効幅内で行なわれるように制
御可能にしてなるものである。

なお、上記した実施例においては、用紙Ｐの紙ｍｗの検
知手段の走査駆動手段として、ステッピングモータを用
いたが、これには限定されず、例えばエンコーダ付きモ
ータの使用も可能である。

その他、本発明は、本発明の要旨を変えない範囲で種々
変更実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように、本発明によれば、熱転
写記録による画像形成プロセス手段を備え、この画像形
成プロセス手段への記録媒体の搬送途中に、記録媒体の
記録有効幅を検知する手段を設けてなる構成としたこと
から、記録媒体の記録有効幅を高分解能で検知すること
ができ、これによって、印画範囲を細かく設定すること
ができる。

また、熱転写記録を記録有効幅内で行なうことができる
ために、従来のようなプラテンに印字することがなく、
記録媒体の搬送能力を高めるとともに、画像の汚れを確
実に防止することができるというすぐれた効果を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置に適用される記録媒
体の記録有効幅を検知する手段の一実施例を示す概略的
説明図、第２図は同じく画像形成装置の全体構成を示す
概略的断面図、第３図は同じく記録媒体の記録有効幅走
査検知状態を示す説明図である。１　・　・５　・　・２１　・２２　・２６　・２７　・３２　・３５　・４０　・６０　・６１　・６２　・６３．６４　・Ｘ　・　・Ｐ　・　・装置本体、画像形成部（プリンタ部）。・記録ヘッド部（サーマルヘッド）、・プラテンドラム、・用紙搬送路、・転写材（転写リボン）。・用紙搬入／搬出路、・給紙カセット、・レジストローラ対、・検知手段。・反射型光センサ、・駆動モータ（ステッピングモータ）、３・・・プーリ
、・タイミングベルト、走査方向、記録媒体（用紙）、Ｗ・・・紙幅。

Claims

【特許請求の範囲】

熱転写記録による画像形成プロセス手段を備え、この画
像形成プロセス手段への記録媒体の搬送途中に、記録媒
体の記録有効幅を検知する手段を設けたことを特徴とす
る画像形成装置。