JPH02254882A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH02254882A
JPH02254882A JP7499089A JP7499089A JPH02254882A JP H02254882 A JPH02254882 A JP H02254882A JP 7499089 A JP7499089 A JP 7499089A JP 7499089 A JP7499089 A JP 7499089A JP H02254882 A JPH02254882 A JP H02254882A
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JP
Japan
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windshield
driver
reflection
display device
reflected
Prior art date
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Pending
Application number
JP7499089A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hori
雅之 堀
Masao Sakata
雅男 坂田
Tsuyoshi Todoroki
等々力 強
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02254882A publication Critical patent/JPH02254882A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、車両用のテレビジョン(以下、TVとl11
8記する)受像機を備えた車両におけるTV画像の窓映
りを防止する技術に関する。
〔従来技術〕
TV受像機を搭載した車両において、該受像機の設置場
所が車両の後部座席側である場合は何ら問題を生じない
が、設置場所が前部座席側であって運転席からも視認で
きる位置の場合は、助手席に座った同乗者が運転中にT
Vを視聴した際に、運転者がTVに気を取られて注意が
散漫になったり」或いはTVの画面がフロントガラスに
反射して運転者の目に入るため外部の信号や標識等が見
にくくなる等の問題があった。
上記の問題を解決するため、本出願人は、TV画面の前
面に偏光板と液晶パネルからなる視角制御フィルタを設
け、車両の走行中は助手席や後部座席からのみTV画像
が見え、停車中は運転席からも見えるように視角制御フ
ィルタを制御する考案(実願昭62−121386号)
を既に出願している。
上記の考案においては、走行中は運転席からはTV画像
が見えなくなり、運転者がTV画像に気を取られるおそ
れはなくなる。しかし、上記の状態においても、TV画
像がフロントガラスで反射して運転者の外部視野を妨げ
るという問題が残った。そのため本出願人は、上記の視
角制御フィルタの前面に172波長板を設け、TV画像
がフロントガラスで反射するのを低減させるようにした
考案(実願昭63−89043号)を既に出願している
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のごとき車両用表示装置においては
、運転中においても完全には窓映りを防止することが出
来ず、さらに停車中は、運転者にもTV視聴が出来るよ
うに視角制御フィルタを制御するので、フロントガラス
による反射が多くなり、そのため運転者の外部視野をか
なり阻害することになる。そして、運転者は、停車中で
あっても必要に応じて信号、S識、歩行者、車両等の外
部情報に注意を払っているため、上記のように窓映りが
多くなると、目障りで不快感を生じるという問題があっ
た。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので
あり、TV画像による窓映りをさらに低減し、停車時に
おいても運転者に不快感を与えることのない車両用表示
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、車両の
フロントガラスの上端部に設けられたシェードバンドの
部分に車室内からの光に対する反射防止膜を設け、かつ
、該反射防止膜の最下点Aと運転者のアイポイントの最
下点Bとを結ぶ直線をABとし、上記A点におけるフロ
ントガラス面に対する垂線をACとし、上記垂線ACに
対して上記直線ABと対称な直線をADとした場合に、
該直線ADよりも車室内の後寄りに画像表示面が位置す
るように車両用テレビジョン受像機を設置するように構
成している。
すなわち、本発明においては、反射防止膜をシェードバ
ンドの部分に設けることによって反射防止膜による色付
きを隠し、また、フロントガラス上のTV画像の反射個
所が上記反射防止膜を設けた範囲に入るような位置にT
V受像機を設置することにより、運転者の視野内にTV
画像が反射しないようにしたのである。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例の全体概略図であり、車室
内の前部座席付近の斜視図を示す。
第1図において、1はTV受像機であり、その画像表示
面上には視角制御フィルタとなる液晶パネルと偏光板お
よび1/2波長板が同一画面上に重なって設けられてい
る。また2は視角制御フィルタ制御装置、3はTVスイ
ッチのON信号、4は車速ゼロ信号、5はハンドブレー
キON信号、6は変速位置PまたはN信号(Pはパーキ
ング、Nはニュートラル)、7は多層膜コーティングに
よる反射防止膜、8は運転者、9はステアリングコラム
、10は計器板、11はインストルメントパネル、12
はフロントガラス、13はTV受像機1から発した光が
フロントガラス12上で運転者の目の方向へ反射すると
きの光軸である。なお、第1図においては、反射防止膜
7をフロントガラス上部の一部分にのみ設けた場合を例
示しているが、フロントガラスの上端から所定の範囲の
全体に設けてもよい。
次に、第2図はTV受像機と視角制御フィルタおよび1
/2波長板の位置関係を示す上面図である。
第2図において、20はTV受像機のCRT表示装置、
21は視角制御フィルタであり、21aおよび21cは
偏光板、21bは液晶パネルである。また22は1/2
波長板である。
また、第3図は表示面の正面図である。
第3図において、30は1/2波長板通過前の偏光方向
であり、偏光板21cの偏光方向に等しい。また31は
1/2波長板の光学軸方向、32は1/2波長板通過後
の偏光方向である。
次に、第4図は、フロントガラスへの入射光を示す断面
図である。
第4図において、反射防止膜7はフロントガラス12の
内面に設けられている。また、41はフロントガラス面
に対する垂線、42はTV受像機のCRT表示装置20
から反射防止膜7への入射方向、43は運転者8の目に
入射する反射防止膜7からの反射波の方向、θは42お
よび43と垂m41とのなす角度である。なお上記42
と43とは垂線41に対して対称になっている。
次に、第5図は、TV画面の窓映りが生じた場合の光線
トレース図であり、運転者の目の位置が低くなるほど窓
映りの起きる点(フロントガラス12上の反射点)が低
い位置になることを示している。
次に、第6図は、反射防止膜7およびシェードバンド6
0とTV受像機の画像表示面2oの位置関係を示す図で
あり、61は運転者のアイレンジを示す。
なお、アイレンジとは、運転者の目の位置の統計的分布
を表す範囲であり、自動車規格JAS○−Z−008−
73に規定されている。
以下、第1図乃至第6図に基づいて本実施例の作用を説
明する。
まず、第1図乃至第3図において、視角制御フィルタ制
御装置2は、TVスイッチのON信号3、車速ゼロ信号
4、ハンドブレーキON信号5、変速位置PまたはN信
号6が与えられたとき、すなわち、TVがONで、車両
が停止中で、ハンドブレーキが掛けられた状態で、かつ
変速機がパーキングまたはニュートラル位置にある停車
時に、視角制御フィルタ21をOFF状態(電圧無印加
)にし、運転席および助手席で共にTV受像機1の画像
を見ることが出来るようにする。
このとき、視角制御フィルタ21を通過してくる光の偏
光方向は、コントラスト最大方向を運転者8の目の方向
とするため、第3図に示すように、画像表示パネル面上
の約1時30分と7時30分の方向30としている。
また、画像表示パネル面に装着した1/2波長板22の
光学軸31は、CRT表示装置20から出た光線がフロ
ントガラス12で反射して運転者8の目に入る光軸を含
む平面と1/2波長板22との接線方向と、偏光板21
cの偏光方向32との2等分線方向となっている。
そのため、1/2波長板透過後の光で、フロントガラス
12で反射して運転者8の目に映る光は、P偏光波とし
てフロントガラスに入射したものとなる。そして、フロ
ントガラスの傾斜角(水平面に対する角度)が30°程
度の通常の乗用車の場合には、フロントガラスへの入射
角0は50’程度であり、上記のとときP偏光波の場合
には、入射角50’における反射率は2%前後となる。
これに加えて、本発明の場合には、第4図に示すように
、フロントガラス12の内面に、多層膜コーティングに
よる反射防止膜7を設けている。
この反射防止膜7を入射角50°付近の光を反射しない
ように設定することにより、前記のP偏光波による効果
と合わせて全体の反射率を約0.5%程度に低減するこ
とが可能である。
しかし、上記の反射防止膜7を設けると、フロントガラ
スの反射防止膜を設けた部分が色付いて見えてしまう。
そのため本発明においては、第6図に示すように反射防
止膜をシェードバンド6゜の範囲内に設けることにより
、色付きが目立たないようにしている。
このシェードバンドというのは、太陽等の直射光による
眩しさを防ぐため、着色フィルムを添付したり、或いは
合わせガラスの中間剤に着色する等によってフロントガ
ラスの上部に着色した部分のことであり、運転者の視野
を妨げないないように、設置可能部分の寸法がJISで
規定(フロントガラスの上端から15印以内)されてい
る。
したがって、前記のように反射防止膜7をシェードバン
ド60の範囲内に設置する場合には1反射防止膜を設け
ることの出来る範囲が制限されることになる。そのため
、CRT表示装置20の設置場所によっては、運転者の
目に入る光線の反射位置が反射防止膜の設置範囲外にず
れて効果が減少するおそれがある。
以下、上記の問題を生じさせないためのCRT表示装置
20の設置方法を第5図および第6図に基づいて説明す
る。
第5図に示すように、運転者の目の位置が低くなる程、
窓映りの起こる点(フロントガラス上で反射の起きてい
る点)が低くなり、シェードバント60と多層膜7とを
重ね合わせることが難しくなることがわかる。したがっ
て、第6図に示すように、窓映りを防ぐ必要のあるアイ
レンジ61の最下点Bから見た場合に、CRT表示装置
20から出た光がフロントガラス上で反射する点がシェ
ードバンド60の最下点Aより上方となるようにTVの
CRT表示装置20の設置場所を設定すれはよい。
すなわち、窓映りを防止するアイレンジ61の最下点B
とシェードバンド設定可能域の最下点Aとを結んだ直線
をABとし、A点におけるフロントガラス面に対する垂
線をACとした場合に、垂線ACに対して直線ABと対
称な直線ADが最も低い位置で反射する光線の光軸とな
る。したがって上記の直線ADよりも車室内の後寄りに
CRTの画像表示面を設置すれば、窓映りが起こらず、
かつ反射防止膜も目立たないようにすることが出来る。
例えば、アイレンジ61をJASOによる95%アイレ
ンジとした場合、フロントガラスの傾斜角が約30”の
普通乗用車の場合には、アイレンジの最下点Bからシェ
ードバンド設定可能域の最下点Aへの入射角αは約35
°程度である。したがって垂線ACと直線ADとのなす
角度(CRTからの光線の入射角)も35°となり、そ
れよりも車室内の後寄りにCRTの画像表示面を設置す
ればよい。
〔発明の効果〕 以上説明してきたように、この発明によれば、反射防止
膜をシェードバンドの部分に設けることによって反射防
止膜による色付きを隠し、また。
フロントガラス上のTV画像の反射個所が上記反射防止
膜を設けた範囲に入るような位置にTV受像機を設置す
るように構成したことにより、車両の走行中は勿論のこ
と、停車中で運転者にもTVが視認可能な場合において
も、TV画像の窓映りを低減することが出来る。そのた
め、運転者は不快感を覚えることなしに、信号や標識等
の外部情報を明確に認識することが出来る。とし1う効
果力〜得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体概略図であり、車室内
の前部座席付近の斜視図を示す。また、第2図はCRT
表示装置と視角制御フィルタおよび1/2波長板の位置
関係を示す上面図、第3図はCRT表示装置の表示面の
正面図、第4図はフロントガラスへの入射光を示す断面
図、第5図はTV画面の窓映りが生じた場合の光線トレ
ース図、第6図は反射防止膜およびシェードバンドとT
V受像機の画像表示面の位置関係を示す図である。 く符号の説明〉 1・・・TV受像機 2・・視角制御フィルタ制御装置 3・・・TVスイッチのON信号 4・・・車速ゼロ信号 5・・・ハンドブレーキON信号 6・・変速位置PまたはN信号 7・・・反射防止膜 8・・運転者 9・・・ステアリングコラム 0・・・計器板 1・・・インストルメントパネル 2・・・フロントガラス 3・・・反射光の光軸 0・・・CRT表示装置 1・・・視角制御フィルタ la、21c・・・偏光板 1b・・・液晶パネル 2・・・1/2波長板 0・・・1/2波長板通過前の偏光方向1・・・172
波長板の光学軸方向 2・・・1/2波長板通過後の偏光方向1・・・フロン
トガラス面に対する垂線2・・・光の入射方向 3・・・反射波の方向 0・・・シェードバンド ト・・運転者のアイレンジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両のフロントガラスの上端部に設けられたシェードバ
    ンドの部分に車室内からの光に対する反射防止膜を設け
    、かつ、該反射防止膜の最下点Aと運転者のアイポイン
    トの最下点Bとを結ぶ直線をABとし、上記A点におけ
    るフロントガラス面に対する垂線をACとし、上記垂線
    ACに対して上記直線ABと対称な直線をADとした場
    合に、該直線ADよりも車室内の後寄りに画像表示面を
    位置させるように車両用テレビジョン受像機を設置した
    ことを特徴とする車両用表示装置。
JP7499089A 1989-03-29 1989-03-29 車両用表示装置 Pending JPH02254882A (ja)

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JP7499089A JPH02254882A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 車両用表示装置

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JP7499089A JPH02254882A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 車両用表示装置

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JP7499089A Pending JPH02254882A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 車両用表示装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0747750A1 (en) * 1995-06-07 1996-12-11 OIS Optical Imaging Systems, Inc. LCD with reduced canopy reflection
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