JPH0225459A - 新規のビニルスルホンノルピレトリン酸誘導体、それらの製造方法及び生物活性化合物の合成におけるそれらの使用 - Google Patents

新規のビニルスルホンノルピレトリン酸誘導体、それらの製造方法及び生物活性化合物の合成におけるそれらの使用

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JPH0225459A
JPH0225459A JP1129045A JP12904589A JPH0225459A JP H0225459 A JPH0225459 A JP H0225459A JP 1129045 A JP1129045 A JP 1129045A JP 12904589 A JP12904589 A JP 12904589A JP H0225459 A JPH0225459 A JP H0225459A
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formula
carbon atoms
compound
groups
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JP1129045A
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English (en)
Inventor
Didier Babin
ディディエ・ババン
Jean-Pierre Demoute
ジャンピエール・ドムート
Jean Tessier
ジャン・テシエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
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Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPH0225459A publication Critical patent/JPH0225459A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/743Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring of acids with a three-membered ring and with unsaturation outside the ring

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  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の主題は、次式■: (式中、R,は1種以上の官能基で置換されていること
のできる、18個までの炭素原子を有する直鎖状、分枝
鎖状若しくは環状の飽和若しくは不飽和アルキル基又は
14個までの炭素原子を有するアリール基を表わし、 nは0.1又は2であり、 Rbは1種以上の官能基で置換されていることのできる
18個までの炭素原子を有する直鎖状、分枝鎖状若しく
は環状の飽和若しくは不飽和アルキル基又は1種以上の
官能基で置換されていることのできる14個までの炭素
原子を有するアリール基を表わし、 或いは、R8及びRbはそれらが結合する硫黄及び酸素
原子と一緒になって次式: (式中、R8及びR,は水素原子又は1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基を表わす)の環を形成し、 Rは水素原子、8個までの炭素原子を有するアルキル基
又はピレスリノイド化合物の合成において用いられるア
ルコールの残基を表わす)の全ての可能な立体異性体の
形並びにこれら立体異性体の47合物の形にある化合物
にある。
R,、Rb、RX、R,又はRが直鎖状又は分枝鎖状の
飽和アルキル基である場合、これはメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、nブチル、5ec−ブチル
、イソブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、t−ブチ
ル、t−ペンチル、又はネオペンデル基であるのが好ま
しい。
R,、R,、、R,、R,又tJRが環状の基である場
合、これはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル若しくはシクロヘキシル基、環状基を有する直鎮状
若しくは分枝鎖状のアルキル基又は1種以上のアルキル
基で置換されたシクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル若しくはシクロヘキシル基、例えば1−メチル
シクロブチル、1−メチルシクロブチル、1−メチルシ
クロヘキシル若しくは2゜2.3.3−テトラメチルシ
クロプロピル基であるのが好ましい。
R,、R,、、R,、Ry又はRが不飽和アルキル基で
ある場合、これは例えばビニル若しくは11−ジメヂル
アリル基のようなエチレン基又は例えばエチニル若しく
はプロピニル基のようなアセチレン基であることができ
る。
Rbが1種以上の官能基で置換されたアルキル基である
場合、アルキル基とは例えばメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル又はt−ブチ
ル基のような1〜8個の炭素原子を有する基を意味する
のが好ましい。
Rbが1種以上の官能基で置換されたアルキル基である
場合、この官能基はハロゲン原子、ヒドロキシ若しくは
メルカプト基、1〜8個の炭素原子を有するアルキルオ
キシ若しくはアルキルチオバ (ここで、R”及びR°゛は同一であっても異なってい
てもよ(、水素原子又は1〜8個の炭素原子を有するア
ルキル基を表わす)、 シアノ、 SO3H若しくはPO3H,基又は基a1.
に+sO1alk2s02若しくはalk3sOa(こ
こで、alk+、a ]、 k 2及びalk3は1〜
18個の炭素原子を有するアルキル基を表わす)である
のが好ましい。
Rbはまた、例えばベンジル又はフェネチル基のような
アリール基で置換されたアルキル基であることもでき、
これらアリール基はそれ自体、1個以上のヒドロキシル
又は1〜8個の炭素原子を有するアルキルオキシ若しく
はアルキル基で、1個以上のハロゲン又はトリフルオル
メチル、トリフルオルメトキシ若しくはトリフルオルメ
チルチオ基で、或いはメチレンジオキシ基で置換されて
いることができる。
Rbはまた、2個の隣接した炭素」二をメチレンジオキ
シ基で置換された、又は2−テトラヒドロピラニルオキ
シ基で置換されたアルキル基であることもできる。
Rhが1種以上の官能基で置換されたアルキル基である
場合、好ましいRbとしては、次のものを挙げることが
できる: ・−(CL)n−C(Hal)s  (ここで、nは1
〜8の整数であり、Halはハロゲン原子である)、例
えば2.2.2−トリクロルエチル、2.2.2− )
リフルオルエチル、3.3.3− トリクロルプロピル
又は3、3.3−1−リクロルブロピル基 ・−(CH□)n、−CH(Hal)2(ここで、Ha
lは前記の通りであり、nlは0〜8の数である)、例
えば2.2−ジクロルエチル、2.2−ジフルオルエチ
ル又はジフルオルメチル基; ・−(CH2)n−CHi(Hal) (ここで、Ha
lは前記の通りである)、例えば2−クロルエチル又は
2−フルオルエチル基 −−’C[C(Hal) 3L3(ここで、Halは前
記の通りである)、例えば2.2.2−1−リフルオル
ー1.1−ビス(トリフルオルメチル)エチル又は2.
2.2−トリクロル−1,1−ビス(トリフルオルメチ
ル)エチル基; ・2.2.2−トリフルオル−1−トリフルオルメチル
−1−メチルエチル、2.2.2− トリフルオル1.
1−ジメチルアミノ又は1−トリフルオルメチル−1−
メチルプロピル基; ・2.2.2− トリフルオル−1−メチルエチル又は
2、2.2−1−リアルオル−1−トリフルオルメチル
エチル基 ・l−シアノ−1−メチルエチル、1−シアノエチル基
又は基−(CH2)n−(:N (ここで、nは前記の
通りである); ・2.2.2−トリハロー1−シアノエチル基、例えば
2.2.2− トリクロル−1−シアンエチル基・−(
CH2)n−OR’  (ここで、nは前記の通りであ
り、Roは水素原子又は1〜8個の炭素原子を有する直
鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基である)、例えばメ
トキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチ
ル又は2−ヒドロキシルヂル基; / ・−(C)1□)。−N  (ここで、n及びRoは前
記の通\ りであり、2個の基R゛は互いに異なっていることがで
きる)、例えば2−(メチルアミノ)工チル、2−(ジ
メチルアミノ)エチル又は2−(エチルメチルアミノ)
エチル基 ・−((:H□)n−CH−CH2(ここで、nは前記
の通りである)、例えば基−CH2−CH−CH2゜・
・−(CH2)。−CHCH2(ここで、nは前記の通
りでOHOH ある)、例えば2.3 ジヒドロキシプロピル 基 ある)、例えば(2−テトラヒドロピラニルオキシ)メ
チル又は2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)エチ
ル基; る)、例えばベンジル又はフェネチル基;原子を有する
直鎖状又は分枝鎖状の飽和アルキルりである)、例えば
ビペロニル基。
Rbが置換されていることのできるアリール基である場
合、これはフェニル基或いは1個以上のヒドロキシル基
若しくは1〜8個の炭素原子を有するアルキルオキシ基
で又はハロゲン原子、トリフルオルメチル、トリフルオ
ルメトキシ若しくはトリフルオルメチルチオ基で置換さ
れたフェニル基であるのが好ましい。
本発明の好ましい化合物の中では、nが2である化合物
、R8がt−ブチルである化合物又はR8が基0alk
+、N(alk2)2若しくはalkg  (ここで、
alk+、alL及びalksは8個までの炭素原子を
有するアルキル基を表わす)で置換されていることので
きるフェニル基である化合物を挙げることができる。
好ましいR5としては、1個以上のハロゲン原子で置換
されていることのできる6個までの炭素ることかできる
本発明の好ましい化合物の中では、Rが4個までの炭素
原子を有する直鎖状又は分枝鎖状の飽和アルキル基であ
る化合物を挙げることができる。
しかして、Rはメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル又はt−ブチル基であることができる。
また、Rが次の基である化合物を挙げることもできる ・次式。
(式中、置換基R1は水素原子又はメチル基を表わし、 置換基R2は単環式アリール基又は2−プロピニル基を
表わす) の基、特に(5−ベンジル−3−フリル)メチル基; ・次式 R3は2〜6個の炭素原子を有し且つ1個以上の炭素−
炭素不飽和を有する有機脂肪族基、特に基−CH2−(
1,H=CH2、−CH2−CH”CH−CH3、−C
H2−C;H=CH−CH=CH2,−CH2−(1:
H=CH−CH2−CH3を表わす) の基 ・次式 (式中、aは水素原子又はメチル基を表わR3は前記と
同じ意味を持ち、 Rol及びR’2は同一であっても異なっていてもよく
、水素原子、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有す
るアルキル基、6〜10個の炭素原子を有するアリール
基又は2〜5個の炭素原子を有するアルキルオキシカル
ボニル基を表わす) の基 ・次式・ (式中、Boは酸素若しくは硫黄原子又はカルボニル、
メチレン、スルフィニル若しくはスルホニル基を表わし
、 R4は水素原子、シアン基、メチル基、カルバモイル基
、チオカルバモイル基又はエチニル基を表わし、 R6はハロゲン原子又はメチル基を表わ若しくはテトラ
ヒドロ環を表わす) nは0.1又は2である) の基、特に3−フェノキシベンジル、α−シアノ−3−
フェノキシベンジル、α−エチニル3−フェノキシベン
ジル、3−ベンゾイルベンジル、】−(3−フェノキシ
フェニル)エチル又はα−チオカルバモイル−3−フェ
ノキシベンジル基; ・次式: ・次式: の基; ・次式: ・次式 (式中、R6,R2,Re及びR9は水素原子、塩素原
子又はメチル基を表わし、 記号S/Iは芳香族環又は同族のジヒドロし、 R12はメチレン基又は酸素原子を表わし、R1はチア
ゾールジイル又はチアジアゾールジイル基を表わし、こ
れは−CH−に環の任意の可能な位置で結合し且つR1
2に硫黄原子と窒素原子との間の炭素原子で結合してい
るものとする) の基: ・次式 ・次式: (式中、R13は水素原子又はシアノ基を表わす) の基; ・次式: (式中、R13は前記の通りであり、 ベンゾイル基は3又は4位置にある) の基; ・次式 (式中、基R”2又はR”3(7)一方は基−CHZ(
ここで、Zは水素原子、シアン、エチニル若しくはトリ
フルオルメチル基又は1〜3個の炭素原子を有するアル
キル基を表わす) を表わし、 基R°゛2又はR“3の基−CH2を表わさないもう一
方並びに基R゛4及びR°5は互いに同一であっても異
なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、18個ま
での炭素原子を有するアルキル基、14個までの炭素原
子を有するアリール基、18個までの炭素原子を有する
アルアルキル基、シアノ基、トリフルオルメチル基、8
個までの炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、ニ
トロ基、8個までの炭素原子を有するアルキルオキシ基
、基R2 / (ここで、nは0.1又は2であり、 基R,,R’、及びR°°2は1〜8個の炭素原子を有
するアルキル基を表わす) を表わし、 また、基R゛4及びR°5は8個までの炭素原子を有す
る飽和又は不飽和の炭素環を形成することもでき、 Rwは ・基〜CH−Ci: C−Y (ここで、X及びYは互いに同一であっても異なってい
てもよく、水素原子、ハロゲン原子、1〜8個の炭素原
子を有するアルキル基又は14個までの炭素原子を有す
るアリール基を表わす)、 (ここで、X’ 、Y’及びY ”は互いに同一であっ
ても異なっていてもよく、X及びYについて前記したも
のの1種を表わす)、 ・基−C−r (ここで、roは水素原子、14個までの炭素原子を有
するアルキル基、〕8個までの炭素原子を有するアルア
ルキル基、トリフルオルメチル基、アルコキシカルボニ
ル基、8個までの炭素原子を有するアルギルオキシ基又
はアルキルチオ基を表わす)又は 、基−6−N/ 11   \     r (ここで、r ”及びroooは互いに同一であっても
異なっていてもよく、水素原子、1〜18個の炭素原子
を有するアルキル基、14個までの炭素原子を有するア
リール基、18個までの炭素原子を有するアルアルキル
基、トリフルオルメチル基、8個までの炭素原子を有す
るアルコキシカルボニル基又は8個までの炭素原子を有
するアルキルオキシ基を表わす) のいずれかを表わす) の基 ・次式 (式中、R14は水素原子又はメチル、エチニル若しく
はシアノ基を表わし、 R+s及びR16は互いに異なり、水素、弗素又は臭素
原子を表わす) の基 又は ・次式 (式中、R14は前記の通りであり、 B ”は酸素又は硫黄原子を表わし、 pはOll又は2であり、 R17は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜
4個の炭素原子を有するアルキルチオ基、1〜4個の炭
素原子を有するアルキルスルホニル基、トリフルオルメ
チル基又は塩素、弗素若しくは臭素原子を表わし、pが
2である場合、(R,、)pがフェニル核に3及び4位
置において結合したメヂレンジオキシ基を表わすか又は
RItのそれぞれが独立的に前記の基の1種を表わすか
である)の基。
好ましい化合物の中では、Rが次式: また、本発明の主題は、次式1I: (式中、X8は水素原子又はメチル、シアン若しくはエ
チニル基を表わし、 ×2は水素原子又は弗素原子を表わす)の基である化合
物並びにRが次式: (式中、R8及びRbは前記と同じ意味を持ち、 nは0.1又は2である) の化合物をアルカリ性媒体中で次式III 。
(式中、RI3は前記と同じ意味を持つ)の基である化
合物を挙げることができる。
本発明の主題は、式(1)においてシクロプロパン部分
が(I R、cis)又は(I R、trans)構造
にある化合物並びに(I R、cis)構造にある化合
物と(]、 R、trans)構造にある化合物の混合
物にある。本発明の好ましい化合物は、シクロプロパン
における配置が(I R、cis)である化合物にある
(式中、Rは前記と同じ意味を持つ) の全ての可能な立体異性体の形及びこれら立体異性体の
混合物の形又はラクトンの形にある化合物と反応させて
、 (i)用いた式IIIの化合物が(I R、cis)−
3−(ジヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸のラクトンである場合には次式: %式% (11)式Illの化合物が前記のラクトンでない場合
には式■の化合物 のいずれかを得て、 式Vの化合物にアルコールROHを作用させて次式■a
 : (1,) (式中、Rは前記したうちの水素を除いた意味を持つ) の対応する化合物を得ることを特徴とする、式■の化合
物の製造方法にもある。
出発物質として用いられる式IIの化合物は、下記の反
応式に従って製造することができる:R,SH+BrC
H2C0Jb 後記の実験の項に示されるように、経路■及び1■は優
れた収率を与える。
スルフィドの酸化は、[オキソン(oxone) J(
2KHSO,/KHSO4/に2SO,)によって又は
m−クロル過安息香酸によって容易に実施される。
本発明の主題はまた、次式I (式中、Ra、R,、R及びnは前記と同じ意味を持つ
) の化合物に還元剤を作用させて次式■V:(式中、R,
、Rb及びRは前記と同じ意味を持つ) の対応する化合物を得て、所望ならばこの式I■の化合
物を単離し、又はこの式IVの化合物を自然分解させて
次式■I: (式中、R5及びRは前記と同じ意味を持つ)の対応す
る化合物を得ることを特徴とする、式■の化合物の使用
方法にもある。
こうして製造される式Vlの化合物は一般に公知の化合
物であり、例えばヨーロッパ特許第003827]号、
同第0041021号及び同第0048186号に記載
されている。これら特許に示されたように、生物学的観
点から最も興味深い式■1の化合物は、二重結合の配置
がZである化合物である。後記の実験の項から明らかな
ように、本発明の使用方法に従って製造される式Vlの
化合物は大部分がZ配置の化合物である。
本発明の好ましい使用方法において、還元剤は下記の群
の陰イオン: s2o、”−1HS−、SOs”−、l−1SCN−1
CN−alk4S−1(alkJ3Si−又は (al
kg)sSn−(ここで、aLL、alks及びalk
gは8個までの炭素原子を有するアルキル基を表わす) から選択される。
好ましい還元剤としては、S2O42−又は他の任意の
HSO□−若しくはSO7−源を特に挙げることができ
る。
本発明に従う使用方法の例としては、還元剤が相間移動
剤を含有していることのできる水と有機溶媒との混合物
中の亜二チオン酸ナトリウムNa2S20<であること
を特徴とする使用方法を挙げることができる。
相間移動剤としては、トリカプリルメチルアンモニウム
塩、テトラブチルアンモニウム塩、トすエチルベンジル
アンモニウム塩又は他の任意の第4級アンモニウム塩並
びにホスホニウム塩を挙げることかできる。
操作を相間移動剤の不在下で実施した場合、反応はより
遅くなり、所望ならば、例えば塩酸のような鉱酸で反応
媒体を酸性にした後にジアゾメタンのようなメチル化剤
を作用させることによって式IVの化合物をメチルスル
フィネートの形で単離することができる。
式IVの化合物は新規の化合物であり、本発明は新規の
中間体としての式IVの化合物をも主題とする。
[実施例] 以下の実施例は本発明を例示するためのものであり、こ
れを何ら限定しない。
Uム:  (I R、cis)−4−[2−t−ブトキ
シ−1(t−ブチルスルボニル)−2−オギソエチル]
−6.6−シメチルー3−オキサビシクロ[3,1,0
]]ヘキサンー2−オン20において、(t−ブチルス
ルボニル)酢酸t−ブチル17.25g及びテトラヒド
ロフラン175mρを含有する溶液に油中50%の水素
化ナトリウム3.5gを添加し、20°Cにおいて30
分間撹拌した。ジメチルホルムアミド10 m Qを添
加し、2時間撹拌した。次いで(I R、cjs)−3
(ジヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パンカルボン酸のラクトン10.37 gを添加し、2
0℃において18時間撹拌し、次いで50°Cに5時間
加熱し、次いで飽和酸性燐酸ナトリウム溶液中に注入し
た。デカンテーションした後に、有機相を単離して濃縮
した。得られた生成物をシリカを用いたクロマトグラフ
ィー(溶出液はヘキサンと酢酸エチルとの比1:1の混
合物)によって精製した。所期の化合物9.2gが得ら
れた。
NMRスペクトル(CDCj3.60 MHz) :環
の対のメチル基   :1.22ppmt−ブチル基 
    +1.5  ppm環の1位置の水素   :
 1.95〜2.05 pl)m環の3位置の水素  
 ・2.43ppmO−CH−CH−: 4.18〜4
.47 p pm五丘上: (I R,cis)−3−
[(E)−3−t−ブトキシ−2−(t−ブチルスルホ
ニル)−3−オキソ−1−プロペニル]−2.2−ジメ
ヂルシクロプロパンカルボン酸(S)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル 塩化メチレン25mI2中に工程Aにおいて調製した化
合物3gを含有する溶液に(S)−〇−シアノー3−フ
ェノキシベンジルアルコール187gを添加した。これ
を10℃に冷却し、塩化メチレン50mI2中のジメチ
ルアミノピリジン50mg及びジシクロへキシルカルボ
ジイミド1.75gを30分かけて滴下した。この全体
を20’Cにおいて18時間撹拌し、次いで濾過し、濃
縮した。生成物5gが得られた。これをシリカを用いた
クロマトグラフィー(溶出液はヘキサンとイソプロピル
エーテルとの比4:6の混合物)にかけた。所期の化合
物3.5gが単離された。融点102°C。
ル (I R、cis)−4−[2−t−ブトキシ−1−(
tブチルスルホニル)−2−オキソエチル]−6.6−
シメチルー3−オキサビシクロ[3,1,0]]ヘキサ
ン2−オン例1の工程Aを参照されたい)6.3g及び
塩化メチレン50mj2を含有する溶液にmフェノキシ
ベンジルアルコール35gを添加した。これを+10℃
に冷却し、塩化メチレン60mρ中の溶液状のジメチル
アミノピリジン120mg及びジシクロへキシルカルボ
ジイミド3.6gを30分かけて添加した。この反応性
混合物を20℃において18時間撹拌し、次いで濾過し
、濃縮した。オイルLogが得られた。これをクロマド
グラフィー(溶出液はヘキサンとイソプロピルエーテル
との比4,6の混合物)にかけた後に、所期の化合物6
.35gが得られた。融点72℃。
升l二↓A 例1又は2に従って操作することによって、下記の化合
物を製造した: C6H5SO□ 4−MeOC6t(4SO2 4−Nl2 C6H4SO□ 4−NMe2 C:6H4SO3 4−MeOC6HC6H4 SOz2−  C6H,S02 2−MeOC6H4SO 6H5SO C6H5SO□ −Bu −Bu −Bu −Bu −Bu −Bu −Bu −Bu t CH3 CH。
CH3 CH3 3−フェノキシベンジル 3−フェノキシベンジル 3−フェノキシベンジル 3−フェノキシベンジル CH3 1R、trans配置のもの 応1目江上:  (I R,cisl−3−[(Z)−
3−t−ブトキシ−3−オキソ−1−プロペニル] 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(S)−α
−シアノ−3−フェノキシベンジル 酸性燐酸カリウム8.3g、水50mρ及びIN水酸化
ナトリウム溶液56mρを混合することによって得られ
るp H8,5の緩衝液9m℃を、(IR、cis)−
3−[(E)−3−t−ブトキシ−2−(tブチルスル
ホニル)−3−オキソ−1−プロペニル]−2.2−ジ
メチルシクロプロパンカルボン酸(S)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル900mgと塩化トリカプリル
メチルアンモニウム即ちrAliquat(商品名> 
336 J 162g/flを含有するシクロヘキサン
溶液9mβとを含有する溶液に添加した。次いで亜二チ
オン酸ナトリウムCH3SO□ −Bu H3 560mgを導入し、この反応性混合物を20℃におい
て15分間撹拌し、次いで1時間30分間加熱還流した
。冷却後、塩化メチレンで抽出し、抽出液を水で洗浄し
、乾燥させ、真空下で蒸発させた。生成物2gが得られ
た。これをシリカを用いたクロマトグラフィー(溶出?
夜はシクロヘキサンと酢酸エチルとの比8・2の混合物
)にかけた。こうしてZ異性体400mg及びE異性体
20mgが単離された。比Z/E=9515゜NMRス
ペクトル(60Mt(z) 環の対のメチル基   :1.23〜1.251)pm
t−ブチル      :1.47ppm環の1位置の
水素   :195〜2.09ppmベンジルの水素 
   ・5.98ppm芳香族水素      :68
8〜7.5 p p m創U」: (I R,cis)
−3−[(Z)−3−t−1トキシ−3−オキソ−1−
プロペニル1 2.2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸3−フェノ
キシベンジル (I R,cis)−3−[(E)−3−t−ブトキシ
−2−(1−ブチルスルホニル)−3−オキソ−1−プ
ロペニル]−2.2−ジメヂルシクロプロパンカルボン
酸3−フェノキシベンジル320mgと塩化トリカブリ
ルメチルアンモニウム即ちrAliquat(商品名)
 336 J 162g/gを含有するシクロヘキサン
溶液3m℃とを含有する溶液に蒸留水3m℃、亜二チオ
ン酸ナトリウム21 omg及び重炭酸ナトリウム12
6mgを添加した。得られた混合物を1時間15分間加
熱還流し、次いで冷却し、有機相を塩化メチレンで抽出
し、水で洗浄し、乾燥させ、減圧下で蒸発させた。未精
製生成物0.7gが得られた。これをシリカを用いたク
ロマトグラフィー(溶出液はヘキサンと酢酸エチルとの
比9:1の混合物)にかけた。Z異性体1.57mg及
びE異性体13mgが単離された6得られた生成物の比
Z/Eは約92/8だった。
皿l」引動:(] R、cis)−3−[(Z )−3
−t−ブトキシ−3−オキソ−1−プロペニル1−2.
2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸3−フェノキシ
ベンジル 応用例2におけるように、しかし反応媒体は均質であり
且つTHF、メタノール及び水から成り、相間移動剤を
含有させないで、操作を実施した。反応性混合物を60
℃に3時間加熱した。所期の化合物が得られた。収率6
9%、比Z/E=9515゜ この例は、均質相中で操作を実施した場合の本発明の使
用方法を例示する。
・【肚阻迎:IR(1α、3α)−2,2−ジメチル−
3[1−メトキシスルフィニル−2−を −ブチルスルホニル−3−(1,1−ジメチルエトキシ
)−3−オキソプロピル]−シクロプロパンカルボン酸
3−(フェノキシフェニル)メチル テトラヒドロフラン55m、Q中に(] R、cis)
3−[(E)−3〜七−ブトキシー2−(t−ブチルス
ルホニル)−3−オキソ−1−プロペニル1〜2.2ジ
メチルシクロプロパンカルボン酸(S)(3−フェノキ
シフェニル)メチル3gを含有する溶液に水27m℃及
びメタノール27mρを添加した。これに20℃におい
て、水30mβ中に溶解させた亜二チオン酸ナトリウム
134gを30分かけて滴下した。このスルフィネート
イオンを含有する溶液を1時間撹拌し、次いでメタノー
ル及びテトラヒドロフランを減圧下で除去した。残った
水相を+5℃に冷却し、11.8N塩酸0.8 mρで
phtの酸性にし、エチルエーテルで抽出し、塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、乾燥させ、減圧下で25℃にお
いて濃縮した。残渣3.4gを塩化メチレン40mβ中
に溶解させ、+ 10 ℃に冷却し、塩化メチレン中の
ジアゾメタンの溶液40m℃を滴下し、15分間撹拌し
、次いで減圧下で濃縮乾固させた。残渣をシリカを用い
たクロマトグラフィー(溶出液はヘキサンと酢酸エチル
との比7:3の混合物)にかけて、所期の化合物(4種
の異性体の混合物)2gが得られた。この例は、均質相
中で操作を実施した場合の式IVの中間体の単離を例示
する。
肋囲斑んニュユ 応用例1及び2におけるように操作することによって、
下記の反応式に従って式Vの化合物を調製した: ■ ■ 1R,cis配置のもの R,5(0)。    Rb C6H6SO1l     t−Bo 3−MeOCat(4SO□t−Bo 3−NH2CaH4SO□t−Bo 3−NMe2C6H4SO2t−Bo 3−MeOC6H4SO2t−Bo 2−MeOC6H4SO2t−Bu 2JeOC3H4SOt−Bu CeH+iSOt−Bu C,H5SO3Et CH3 CH。
CH3 CH。
3−フェノキシベンジル 3−フェノキシベンジル 3−フェハシベンジル 3−フェハシベンジル C1(3 Z/E  収率 60/40 71% 74/26 70% 71/29 66% 65/35 78/22 70% 85/15 60% 80/20 86/14 43% 33/66 70% 1 R、trans配置のもの R,5(0)nR。
C:6H5SOt−Bu 3−フェノキシベンジル Z/E  収率 10010  50% 操作条件は下記の通りである: 化合物1:l Na2S20<  (力価75〜80%):NaHCO
3: 塩化トリカプリルメチルアンモニウム 水 シクロヘキサン 還流時間: ミリモル 2当量 2当量 :2当量 50ポ 50ポ 1時間 製」1例」工: (t−ブチルスルホニル)酢酸t−ブ
チル 二丘込:  (t−ブチルヂオ)酢酸t−ブブチt−ブ
ブチメルカブタン9g及びテトラヒドロフランLoom
℃を含有する溶液を+10℃に冷却した。テトラヒドロ
フラン150mβ中の溶液状のカリウムt−ブチラード
11.2gを15分かけて添加した。+10℃において
5分間撹拌した後に、テトラヒドロフラン50+nI2
中の溶液状のブロム酢酸t−ブチル195gを同じ温度
において15分かけて添加した。この全体を20°Cに
おいて1時間撹拌し、次いで水75mβを添加し、この
混合物を塩化ナトリウムで飽和させた。有機相をデカン
テーションし、乾燥させ、減圧下で濃縮した。所期の化
合物20gが得られ、これをそのまま次の工程で使用し
た。
工程1:  (t−ブチルスルホニル)酢酸t−ブチル メタノール300mj2中に工程Aにおいて調製した化
合物20gを含有する溶液中に、水400mβ中の溶液
状のオキソン92gを導入し、20℃において18時間
撹拌した。次いでメタノールを減圧下で蒸発させ、水相
を塩化メチレンで抽出した。乾燥させ、濃縮した後に、
スルホン21.5gが得られた。融点70℃。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I ; ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) {式中、R_aは1種以上の官能基で置換されているこ
    とのできる、18個までの炭素原子を有する直鎖状、分
    枝鎖状若しくは環状の飽和若しくは不飽和アルキル基又
    は14個までの炭素原子を有するアリール基を表わし、 nは0、1又は2であり、 R_bは1種以上の官能基で置換されていることのでき
    る18個までの炭素原子を有する直鎖状、分枝鎖状若し
    くは環状の飽和若しくは不飽和アルキル基又は1種以上
    の官能基で置換されていることのできる14個までの炭
    素原子を有するアリール基を表わし、 或いは、R_a及びR_bはそれらが結合する硫黄及び
    酸素原子と一緒になって次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_x及びR_yは水素原子又は1〜4個の炭
    素原子を有するアルキル基を表わす)の環を形成し、 Rは水素原子、8個までの炭素原子を有するアルキル基
    又はピレスリノイド化合物の合成において用いられるア
    ルコールの残基を表わす}の全ての可能な立体異性体の
    形並びにこれら立体異性体の混合物の形にある化合物。
  2. (2)nが2である特許請求の範囲第1項記載の式 I
    の化合物。
  3. (3)R_aがt−ブチル基である特許請求の範囲第1
    又は2項記載の式 I の化合物。
  4. (4)R_aが基Oalk_1、N(alk_2)_2
    又はalk_3(ここで、alk_1、alk_2及び
    alk_3は8個までの炭素原子を有するアルキル基を
    表わす)で置換されていることのできるフェニル基であ
    る特許請求の範囲第1又は2項記載の式 I の化合物。
  5. (5)R_bが1種以上のハロゲン原子で置換されてい
    ることのできる6個までの炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝鎖状の飽和アルキル基である特許請求の範囲第1〜
    4項のいずれかに記載の式 I の化合物。
  6. (6)R_bがt−ブチル基又は基▲数式、化学式、表
    等があります▼である特許請求の範囲第5項記載の式
    I の化合物。
  7. (7)Rが4個までの炭素原子を有する直鎖状又は分枝
    鎖状の飽和アルキル基である特許請求の範囲第1〜6項
    のいずれかに記載の式 I の化合物。
  8. (8)Rが ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、置換基R_1は水素原子又はメチル基を表わし
    、 置換基R_2は単環式アリール基又は2−プロピニル基
    を表わす) の基、特に(5−ベンジル−3−フリル)メチル基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中aは水素原子又はメチル基を表わし、 R_3は2〜6個の炭素原子を有し且つ1個以上の炭素
    −炭素不飽和を有する有機脂肪族基、特に基−CH_2
    −CH=CH_2、−CH_2−CH=CH−CH_3
    、−CH_2−CH=CH−CH=CH_2、−CH_
    2−CH=CH−CH_2−CH_3を表わす) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、aは水素原子又はメチル基を表わし、 R_3は前記と同じ意味を持ち、 R’_1及びR’_2は同一であっても異なっていても
    よく、水素原子、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を
    有するアルキル基、6〜10個の炭素原子を有するアリ
    ール基又は2〜5個の炭素原子を有するアルキルオキシ
    カルボニル基を表わす) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、B’は酸素若しくは硫黄原子又はカルボニル、
    メチレン、スルフィニル若しくはスルホニル基を表わし
    、 R_4は水素原子、シアノ基、メチル基、カルバモイル
    基、チオカルバモイル基又はエチニル基を表わし、 R_5はハロゲン原子又はメチル基を表わし、 nは0、1又は2である) の基、特に3−フェノキシベンジル、α−シアノ−3−
    フェノキシベンジル、α−エチニル−3−フェノキシベ
    ンジル、3−ベンゾイルベンジル、1−(3−フェノキ
    シフェニル)エチル又はα−チオカルバモイル−3−フ
    ェノキシベンジル基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_6、R_7、R_8及びR_9は水素原子
    、塩素原子又はメチル基を表わし、 記号S/Iは芳香族環又は同族のジヒドロ若しくはテト
    ラヒドロ環を表わす) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_0は水素原子又はシアノ基を表わし、 R_1_2はメチレン基又は酸素原子を表わし、R_1
    _1はチアゾールジイル又はチアジアゾールジイル基を
    表わし、これは▲数式、化学式、表等があります▼に環
    の任意の可能な位置で結合し且つR_1_2に硫黄原子
    と窒素原子との間の炭素原子で結合しているものとする
    ) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_3は水素原子又はシアノ基を表わす) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_3は前記の通りであり、ベンゾイル基
    は3又は4位置にある) の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、基R”_2又はR”_3の一方は基−CHZ(
    ここで、Zは水素原子、シアノ、エチニル若しくはトリ
    フルオルメチル基又は1〜3個の炭素原子を有するアル
    キル基を表わす) を表わし、 基R”_2又はR”_3の基−CHZを表わさないもう
    一方並びに基R’_4及びR’_5は互いに同一であっ
    ても異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、1
    8個までの炭素原子を有するアルキル基、14個までの
    炭素原子を有するアリール基、18個までの炭素原子を
    有するアルアルキル基、シアノ基、トリフルオルメチル
    基、8個までの炭素原子を有するアルコキシカルボニル
    基、ニトロ基、8個までの炭素原子を有するアルキルオ
    キシ基、基 ▲数式、化学式、表等があります▼若しくは▲数式、化
    学式、表等があります▼ (ここで、nは0、1又は2であり、 基R_2、R’_2及びR”_2は1〜8個の炭素原子
    を有するアルキル基を表わす) を表わし、 また、基R’_4及びR’_5は8個までの炭素原子を
    有する飽和又は不飽和の炭素環を形成することもでき、 R_wは ・基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、X及びYは互いに同一であっても異なってい
    てもよく、水素原子、ハロゲン原子、1〜8個の炭素原
    子を有するアルキル基又は14個までの炭素原子を有す
    るアリール基を表わす)、 ・基▲数式、化学式、表等があります▼若しくは 基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、X’、Y’及びY”は互いに同一であっても
    異なっていてもよく、X及びYについて前記したものの
    1種を表わす)、 ・基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、r’は水素原子、14個までの炭素原子を有
    するアルキル基、18個までの炭素原子を有するアルア
    ルキル基、トリフルオルメチル基、アルコキシカルボニ
    ル基、8個までの炭素原子を有するアルキルオキシ基又
    はアルキルチオ基を表わす) 又は ・基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、r”及びにr’”は互いに同一であっても異
    なっていてもよく、水素原子、1〜18個の炭素原子を
    有するアルキル基、14個までの炭素原子を有するアリ
    ール基、18個までの炭素原子を有するアルアルキル基
    、トリフルオルメチル基、8個までの炭素原子を有する
    アルコキシカルボニル基又は8個までの炭素原子を有す
    るアルキルオキシ基を表わす) のいずれかを表わす} の基; ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_4は水素原子又はメチル、エチニル若
    しくはシアノ基を表わし、 R_1_5及びR_1_6は互いに異なり、水素、弗素
    又は臭素原子を表わす) の基 又は ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_4は前記の通りであり、 B”は酸素又は硫黄原子を表わし、 pは0、1又は2であり、 R_1_7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、
    1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基、1〜4個
    の炭素原子を有するアルキルスルホニル基、トリフルオ
    ルメチル基又は塩素、弗素若しくは臭素原子を表わし、 pが2である場合、(R_1_7)_pがフェニル核に
    3及び4位置において結合したメチレンジオキシ基を表
    わすか又はR_1_7のそれぞれが独立的に前記の基の
    1種を表わすかである)の基 のいずれかであることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1〜7項のいずれかに記載の式 I の化合物。
  9. (9)Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X_aは水素原子又はメチル、シアノ若しくは
    エチニル基を表わし、 X_2は水素原子又は弗素原子を表わす) の基である特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載
    の式 I の化合物。
  10. (10)Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_3は特許請求の範囲第8項におけるの
    と同じ意味を持つ) の基であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜8項
    のいずれかに記載の式 I の化合物。
  11. (11)2,2−ジメチルシクロプロパン環状基の立体
    構造が(1R,cis)である特許請求の範囲第1〜1
    0項のいずれかに記載の式 I の化合物。
  12. (12)特許請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載
    の式 I の化合物の製造方法であって、次式II:▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_a及びR_bは特許請求の範囲第1項にお
    けるのと同じ意味を持ち、 nは0、1又は2である) の化合物をアルカリ性媒体中で次式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Rは特許請求の範囲第1項におけるのと同じ意
    味を持つ) の全ての可能な立体異性体の形及びこれら立体異性体の
    混合物の形又はラクトンの形にある化合物と反応させて
    、 (i)用いた式IIIの化合物が(1R,cis)−3−
    (ジヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルシクロプロ
    パンカルボン酸のラクトンである場合には次式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の化合物 (ii)式IIIの化合物が前記のラクトンでない場合に
    は式 I の化合物 のいずれかを得て、 式Vの化合物にアルコールROHを作用させて次式 I
    _a: ▲数式、化学式、表等があります▼( I _a) (式中、Rは前記したうちの水素を除いた意味を持つ) の対応する化合物を得ることを特徴とする前記製造方法
  13. (13)次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_a、R_b、R及びnは特許請求の範囲第
    1項におけるのと同じ意味を持つ) の化合物に還元剤を作用させて次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_a、R_b及びRは前記と同じ意味を持つ
    ) の対応する化合物を得て、所望ならばこの式IVの化合物
    を単離し、又はこの式IVの化合物を自然分解させて次式
    VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R_b及びRは前記と同じ意味を持つ)の対応
    する化合物を得ることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1〜11項のいずれかに記載の式 I の化合物の使用方
    法。
  14. (14)還元剤が下記の群の陰イオン: S_2O_4^2^−、HS^−、SO_3^2^−、
    I^−、SCN^−、CN^−、alk_4S^−、(
    alk_5)_3Si^−又は(alk_6)_3Sn
    ^−(ここで、alk_4、alk_5及びalk_6
    は8個までの炭素原子を有するアルキル基を表わす) から選択されることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    3項記載の式 I の化合物の使用方法。
  15. (15)還元剤がS_2O_4^2^−又は他の任意の
    HSO_2−若しくはSO_2^−源であることを特徴
    とする特許請求の範囲第14項記載の使用方法。
  16. (16)還元剤が相間移動剤を含有していることのでき
    る水と有機溶媒との混合物中の亜二チオン酸ナトリウム
    Na_2S_2O_4であることを特徴とする特許請求
    の範囲第15項記載の使用方法。
  17. (17)中間体化合物としての特許請求の範囲第13項
    記載の式IVの化合物。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59130238A (ja) * 1982-10-12 1984-07-26 ルセル―ユクラフ 置換されたビニル鎖により3位置が置換されたシクロプロパンカルボン酸の新規な誘導体、その製造方法及びそれを含有する殺虫剤組成物

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JPS59130238A (ja) * 1982-10-12 1984-07-26 ルセル―ユクラフ 置換されたビニル鎖により3位置が置換されたシクロプロパンカルボン酸の新規な誘導体、その製造方法及びそれを含有する殺虫剤組成物

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