JPH0225447Y2 - - Google Patents

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JPH0225447Y2
JPH0225447Y2 JP888985U JP888985U JPH0225447Y2 JP H0225447 Y2 JPH0225447 Y2 JP H0225447Y2 JP 888985 U JP888985 U JP 888985U JP 888985 U JP888985 U JP 888985U JP H0225447 Y2 JPH0225447 Y2 JP H0225447Y2
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water
water level
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suction filter
tank
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JP888985U
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は法面の緑化工法等に使用される高圧水
噴射用ポンプの吸水ホースの先端に取付けられる
吸込フイルタ装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
法面を緑化する工法として、高圧水ポンプから
供給される高圧水を法面の地盤に噴射して、所要
深さの植生用の穴又は溝内に客土や肥料等の植生
基材を種と共に充填し、植物の発芽成長を行なわ
せる緑化工法が提案されている。
ところで、このような土木工事現場では水源が
容易に得られないため、ドラム缶やバケツ等に水
を入れてこれを水槽として現場に運び込み、その
水槽内に先端に吸込フイルタ装置を取付けた吸水
ホースを投げ入れて高水圧ポンプを駆動している
が、その場合、水槽内の水位に注意していない
と、水位が低下しすぎて空運転となり、高水圧ポ
ンプが故障する恐れがあつた。
これを防止するには、水槽に水槽内の水位低下
を検知して高圧水ポンプの駆動を停止させる水位
計スイツチを取付ければよいが、水槽は工事現場
によつてドラム缶を用いたりバケツを用いたりす
るため、その都度水位計スイツチを取付けたり取
外したりしなければならず、非常に面倒であると
共に、水位計スイツチが露出しているため、これ
に吸込フイルタや保護カバー等が当つて水位計ス
イツチが誤作動を起したり故障したりする等、多
くの問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記従来の欠点に鑑み提案されたもの
で、高圧水ポンプの空運転を確実に防止すること
ができ、取扱いがきわめて容易で水位計スイツチ
が故障しにくく、長期間安定して使用することが
できる水位計スイツチ付吸込フイルタ装置を提供
せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、高圧水
ポンプに接続される吸水ホースの先端に取付けら
れた吸込フイルタと、その吸込フイルタを囲繞す
る保護カバーとの間に、水槽内の水位低下を検知
して高圧水ポンプの駆動を停止させる水位計スイ
ツチを設けて水位計スイツチ付吸込フイルタ装置
を構成したことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本考案の水位計スイツチ付吸込フイルタ装置は
上記のように構成されているので、これを取付け
た吸水ホースを水槽内に投げ入れて高圧水ポンプ
を駆動すればよい。そして水槽内に投げ入れた吸
水ホースの先端に取付けられている水位計スイツ
チ付吸込フイルタ装置が露出するほど水位が低下
すると、吸込フイルタと保護カバーとの間に設け
た水位計スイツチが作動して高圧水ポンプの駆動
が直ちに停止され、高圧水ポンプの空運転が防止
されることになる。こうして高圧水ポンプの駆動
が停止した後、水槽内に注水するか或は吸水ホー
スを満水になつている他の水槽内に投げ込めだ、
水位計スイツチが自動復帰して高圧水ポンプが再
び駆動されることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図において1は図示しない高圧水ポンプに
接続された吸水ホースで、その先端には筒の外周
にフイルタ材を配設した吸込フイルタ2が取付け
られている。この吸込フイルタ2には、さらにそ
の外側に必要に応じて150メツシユ程度の発泡ウ
レタン製フイルタを被着する。それにより相当微
細なものの過が可能となる。3は吸込フイルタ
2を囲繞する保護カバーで、吸込フイルタ2に同
芯状に固着され、吸込フイルタ2と保護カバー3
との間には所要の隙間4が設けられている。この
保護カバー3の周面には多数の孔5,5が設けら
れており、隙間4内に空気が溜るのを防止してい
る。また、吸込フイルタ2と保護カバー3との間
に形成された隙間4には、水槽内の水位低下を検
知して高圧水ポンプの駆動を停止させる水位計ス
イツチ6が配置されており、保護カバー3の天井
板7にナツト8により固定され、キヤプタイヤケ
ーブル9を介して高圧水ポンプを駆動する電気回
路に接続されている。なお、10はキヤプタイヤ
ケーブル9を吸水ホース1に固定するためのワイ
ヤである。
次に、第2図及び第3図は、第1図に示す水位
計スイツチ6を高圧水ポンプを駆動する電気回路
に接続させた、それぞれ異なる実施例を示す配線
図である。第2図は高圧水ポンプを電動機で駆動
する電気回路に水位計スイツチ6を接続した例を
示したもので11は電動機、12は電磁接触器、
13は手動スイツチである。また、第3図は高圧
水ポンプをエンジンで駆動する電気回路に水位計
スイツチ6を接続した例を示したもので14は点
火プラグ、15は点火コイル、16はユニツト、
17は停止スイツチである。
第2図及び第3図に示す配線図から明らかなよ
うに、水位計スイツチ6が水槽内の水位低下を検
知してOFFとなると、第2図の場合には電動機
11が停止してしまい、第3図の場合には点火プ
ラグ14が失火してエンジンが停止してしまい、
いずれの場合も高圧水ポンプは駆動が停止され、
空運転が防止されることになる。こうして高圧水
ポンプの駆動が停止した後、水槽内に注水するか
或は第1図に示す吸水ホース1を満水になつてい
る他の水槽内に投げ込めば、水位計スイツチ6が
自動復帰してONとなり、第2図及び第3図に示
す電気回路が閉成されて高圧水ポンプは再び起動
されることになる。
なお、水位計スイツチ6としては市販のものを
そのまま使用することができるが、これを警報ラ
ンプまたは警報ブザーとを組合せてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の水位計スイツチ
付吸込フイルタ装置によれば、これを取付けた吸
水ホースを水槽内に投げ入れておくだけで、水槽
内の水位が低下すると高圧水ポンプの駆動が自動
的に停止されて空運転が防止されるから、水槽の
水位低下に注意したり、水槽ごとに別途水位計ス
イツチを取付けたり取外したりする票要がなくな
り、作業がきわめて容易となる。
また、水位計スイツチは吸込フイルタと保護カ
バーとの間に設けられているので、使用中に物が
水位計スイツチに当つて水位計スイツチが誤作動
を起こしたり、故障したりする恐れはなく、長期
間安定して使用することができ、信頼性も向上す
る。そして、構造がきわめて簡単で安価に製作す
ることができる等多くの利点を有し、法面の緑化
工法等に使用される高圧水ポンプをはじめ、各種
土木、産業用に幅広く適用し得る水位計スイツチ
付吸込フイルタ装置を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す水位計スイツ
チ付吸込フイルタ装置の一部破断斜視図、第2図
及び第3図は第1図に示す水位計スイツチを高圧
水ポンプを駆動する電気回路に接続させた、それ
ぞれ異なる実施例を示す配線図である。 1……吸水ホース、2……吸込フイルタ、3…
…保護カバー、4……隙間、5……穴、6……水
位計スイツチ、7……天井板、8……ナツト、9
……キヤプタイヤケーブル、10……ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高水圧ポンプに接続される吸水ホースの先端に
    取付けられた吸込フイルタと、その吸込フイルタ
    を囲繞する保護カバーとの間に、水槽内の水位低
    下を検知して高圧水ポンプの駆動を停止させる水
    位計スイツチを設けたことを特徴とする水位計ス
    イツチ付吸込フイルタ装置。
JP888985U 1985-01-25 1985-01-25 Expired JPH0225447Y2 (ja)

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JP888985U JPH0225447Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JP888985U JPH0225447Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JPS61125316U JPS61125316U (ja) 1986-08-06
JPH0225447Y2 true JPH0225447Y2 (ja) 1990-07-12

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JPH059051Y2 (ja) * 1988-05-27 1993-03-05

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JPS61125316U (ja) 1986-08-06

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