JPH02254218A - 燃焼機器の電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、燃焼量を調整する比例制御弁のヒステリシス
特性を改善する燃焼ＪＩｉ器の電源装置に関する。

従来の技術 一般にガス等を燃料とする燃焼機器で、第３図に示すよ
うに燃焼量を制御する比例制御弁２は開閉動作にヒステ
リシス特性（弁を開放方向に動作させた時と、閉止方向
に動作させた時で、同一の制御電圧を与えても開閉度に
差がでる。）があるため、制御電圧に交流電圧を重畳さ
せて比例制御弁２に微小振動を与えてヒステリシス特性
を減少するよう改善している１重畳する交流電源は制御
回路６の電源トランス１１に巻き線Ｓを設けている。

図中５は運転スイッチ、１０は制御回路６によりオン・
オフされる駆動トランジスタである。

発明が解決しようとする課題 しかし従来の構成は制御回路６等に供給する電源はトラ
ンス１１を使用した電源回路を前堤としたもので、近年
よく使用されるようになったスイッチング電源を主電源
として用いようとすると１ｉ源トランスがなくなり、比
例制御弁２に重畳する交流ｒ３．源にこまるという課題
があった。

また上記課題を解決するために別トランスを設けるにし
ても単に追加ｊ７て交流を重畳するだけでは比例制御弁
２は常時微小振動することになり、比例制御弁２の内部
ダイヤフラムの劣化や機構部分の耐久性にｔＩＢがあり
、ｉａ開閉の手段が必要となるため、開閉の方法や挿入
位置の最適化が重要な解決課題であった。

本発明はこのような課題を解決するもので、制御回路ス
イッチング電源を使用しても、比例制御弁の制御電圧に
重畳する交流電源を得られるようにするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の電源装置は、燃焼機
器の制御回路へ電力を供給するスイッチングを源と、燃
焼機器の燃ｔＡｔを制御する比例制御弁と、比例制御弁
のヒステリシス特性を改善するために比例制御弁の制？
１１１圧に交流電圧を重畳する交流重畳トランスと、燃
焼機器の運転動作に連動して前記交流重畳トランスの一
次側の電源を開閉する電源スイッチとを備えた構成であ
る。

作用 本発明は上記した構成により、燃焼機器の制御回路等の
主電源はスイッチング電源でまかなわれ、別に設けた交
流重畳トランスが比例制御弁に交流電圧を与え、交流重
畳トランスは燃焼機器の運転動作により開閉されるので
、比例制御弁への交流印加は運転動作に連動して行なわ
れる。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示す構成図で、スイッチン
グ電＃１は制御回路６１．比例！ＩＪ　？８弁２へ電力
を供給している。比例制御弁２の直流の電流経路はダイ
オード７交流重畳トランス３の二次巻線Ｓを通じた後、
比例制御弁２に供給され、駆動トランジスタ１０を経由
してグランドに帰って行く。

電流の大小は駆動トランジスタ１０で制御され、比例制
御Ｂ弁２は電流の大小に比例して開閉度をかえる。

比例制御弁２の交流の電流経路は交流重畳トランス３の
二次巻線Ｓからバイパスコンデンサ８、電流制限抵抗９
を通じて比例制御弁２に供給され再び交流重畳トランス
３の二次巻線Ｓに帰る。比例制御弁２は重畳された交流
電流によって微小振動しヒステリシス特性が改善される
。電源スイッチ４はリレーコイル１１で駆動されるリレ
ー接点で、運転スイッチ５が操作され制御回路６の運転
シーケンスが進むとリレーコイル１１が駆動されて閉路
する。従って交流重畳トランス３が電灯線に接続される
のは運転動作中のみで、待機中は交流電流が流れず、比
例制御弁２は静止状態となる。

第２図は本発明の別の一実施例を示す構成図で、交流重
畳トランス３の２次巻線Ｓに炎検知用のフレームロッド
電圧巻線Ｓ、を設けたものである。

（フレームロフト・・・炎の中に電極を設け、バーナと
電極間に電圧を印加すると炎の中のイオンが電流を流す
ため、炎検知として利用できるもの、）発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明の電源装置にお
いては、以下の効果が得られる。

燃焼機器の主電源としてスイッチング電源が使用でき、
スイッチング電源の特長である小型で大容量で出力電圧
が安定しているという性質が生かせ、燃焼機器の小型化
や諸性能の向上が図れる。

又、交流重畳トランスは比例制御弁に微小振動を与える
だけのｉｌｆ！容量が小規模なもので良く、制御回路と
共に印刷配線板に組み込むことも可能である。

さらに交流重畳トランスの電源は運転スイッチに連動し
ているので比例制御弁に微小振動が加わるのは運転中の
みであり、比例制御弁の寿命、耐久性を大きくすること
が可能である。しかも交流重畳トランスは１次巻線を開
閉しているので、待機中のトランスの鉄損等のロスもな
く、待機状態での機器の消費電力の低減が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の燃焼機器の電源装置の一実施例を示す
構成図、第２図は別の一実施例を示す構成図、第３図は
従来例を示す構成図である。 ｌ・・・・・・スイッチング電源、２・・・・・・比例
制御弁、３・・・・・・交流重畳トランス、４・・・・
・・電源スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃焼機器の制御回路等へ電力を供給するスイッチング電
   源と、燃焼機器の燃焼量を制御する比例制御弁と、前記
   比例制御弁のヒステリシス特性を改善するために比例制
   御弁の制御電圧に交流電圧を重畳する交流重畳トランス
   と、燃焼機器の運転動作に連動して前記交流重畳トラン
   スの一次側の電源を開閉する電源スイッチとを備えた燃
   焼機器の電源装置。