JPH02254059A - 後輪操舵装置 - Google Patents
後輪操舵装置Info
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- JPH02254059A JPH02254059A JP7435489A JP7435489A JPH02254059A JP H02254059 A JPH02254059 A JP H02254059A JP 7435489 A JP7435489 A JP 7435489A JP 7435489 A JP7435489 A JP 7435489A JP H02254059 A JPH02254059 A JP H02254059A
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- Japan
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- sensor
- change
- axle
- computer
- wheels
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
に産業上の利用分野】
本発明は車両の後輪操舵装置に係り、とくに前輪の実舵
角をセンサによって検出するとともに、前記センサの検
出値に応じて接輪を操舵するようにした操舵装Uに関す
る。
角をセンサによって検出するとともに、前記センサの検
出値に応じて接輪を操舵するようにした操舵装Uに関す
る。
例えば実開昭62−52567号公報に開示されている
ように、後輪が両端に取付けられている後軸の両側を油
圧シリンダと連結するようにし、この油圧シリンダを作
動させることによって後軸を旋回させて後輪の操舵を行
なうことが可能になる。このような後輪の操舵の機構を
車両に設けることによって、最小回転半径を小さくする
ことが可能になるとともに、内輪差および外輪差を小ざ
くできるようになる。また高速走行時に前輪と同じ方向
に後輪を操舵することによって、高速安定性を高めるこ
とが可能になる。 K発明が解決しようとする問題点】 このような後輪操舵装置は、前輪の実舵角センサおよび
車速センサによって前輪の実舵角と車速とをマイクロコ
ンピュータが読込むようにしており、このような情報に
基いてマイクロコンピュータが後輪の操舵角を算出する
。そしてIll ′wJ信号をアクチュエータに供給し
、後輪の操舵を行なうようにしている。従って前輪の実
舵角センサに高周波ノイズが混入すると、これに基いて
後輪の操舵が行なわれて後輪がステア方向に激しく振動
することになる。このような後輪の振動を防止するため
に、実舵角センサの出力をローパスフィルタを通してマ
イクロコンピュータに入力するようにしていた。ところ
がローパスフィルタを通して実舵角センサの出力を読込
むようにすると、遅れ時間を生ずるために応答性が低下
する。従って厳しい応答速度を要求するシステムには不
適当なものになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、制御系の応答速度を損うことなく、しかもセンサが
検出した高周波ノイズを効果的にカットするようにした
後輪操舵装置を提供することを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、前輪の実舵角をセンサによって検出するとと
もに、前記センサの検出値に応じて後輪を操舵するよう
にした装置において、前記センサの所定時間経過侵の検
出値の変化量が所定の範囲内の場合には検出値の変化を
無視する手段を設けるようにしたものである。
ように、後輪が両端に取付けられている後軸の両側を油
圧シリンダと連結するようにし、この油圧シリンダを作
動させることによって後軸を旋回させて後輪の操舵を行
なうことが可能になる。このような後輪の操舵の機構を
車両に設けることによって、最小回転半径を小さくする
ことが可能になるとともに、内輪差および外輪差を小ざ
くできるようになる。また高速走行時に前輪と同じ方向
に後輪を操舵することによって、高速安定性を高めるこ
とが可能になる。 K発明が解決しようとする問題点】 このような後輪操舵装置は、前輪の実舵角センサおよび
車速センサによって前輪の実舵角と車速とをマイクロコ
ンピュータが読込むようにしており、このような情報に
基いてマイクロコンピュータが後輪の操舵角を算出する
。そしてIll ′wJ信号をアクチュエータに供給し
、後輪の操舵を行なうようにしている。従って前輪の実
舵角センサに高周波ノイズが混入すると、これに基いて
後輪の操舵が行なわれて後輪がステア方向に激しく振動
することになる。このような後輪の振動を防止するため
に、実舵角センサの出力をローパスフィルタを通してマ
イクロコンピュータに入力するようにしていた。ところ
がローパスフィルタを通して実舵角センサの出力を読込
むようにすると、遅れ時間を生ずるために応答性が低下
する。従って厳しい応答速度を要求するシステムには不
適当なものになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、制御系の応答速度を損うことなく、しかもセンサが
検出した高周波ノイズを効果的にカットするようにした
後輪操舵装置を提供することを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、前輪の実舵角をセンサによって検出するとと
もに、前記センサの検出値に応じて後輪を操舵するよう
にした装置において、前記センサの所定時間経過侵の検
出値の変化量が所定の範囲内の場合には検出値の変化を
無視する手段を設けるようにしたものである。
従ってローパスフィルタを用いることなくコンピュータ
のソフトウェアによって高周波ノイズをカットすること
が可能になり、高い応答速度を有しながらしかも後輪が
ステア方向に激しく撮動することを防止することが可能
になる。 K実施例】 第2図および第3図は本発明の一実施例に係る後輪操舵
装置を備えるトラックを示すものであって、このトラッ
クはその骨組を構成する左右一対のフレーム10を備え
ており、フレーム10の前端側にはキャブ11が支持さ
れている。そしてフレーム10の前端側は前軸12によ
って支えられるとともに、俊側は後前軸13とV&後軸
14とによって支えられるようになっている。なおここ
では後前軸13が駆動軸を構成しており、後後軸14が
従動輪あるいは元軸を構成するようになっている。 つぎにこれらの後2軸13.14のサスペンションの構
成について説明すると、第4図および第5図に示すよう
に、左右一対のフレーム10にはそれぞれトラニオンブ
ラケット20が固着されるとともに、これらのトラニオ
ンブラケット20によってトラニオンシャフト21がフ
レーム10と直交するように取付けられている。そして
このトラニオンシャフト21の両端部にはそれぞれ回転
自在にスプリングシート22が取付けられており、しか
もスプリングシート22はサスペンションばねを構成す
るリーフスプリング23をUボルト24を介して支持す
るようになっている。 このようにして支持されるリーフスプリング23の前端
部には上記後前軸13が、また後端部にはm後軸14が
それぞれ懸架されるようになっている。そして後前軸1
3の上側の中央部には第1図に示されるように、互いに
V字状に配された一対のトルクロッド25によって左右
のフレーム10を連結するクロスメンバ28に連結され
ている。 これに対して後前軸13の両側は、それぞれ下側のトル
クロッド26.27を介してトラニオンブラケット20
と連結されるようになっている。後後軸14についても
、その上側の中央部がトルクロッド25によってクロス
メンバ28に連結され、後後軸14の下側であって両側
が左右のトルクロッド26.27によってトラニオンブ
ラケット20と連結されるようになっている。 つぎに車軸13.14の下側においてその左右にそれぞ
れ連結されているトルクロンド26.27とトラニオン
ブラケット20との連結の構造について説明すると、ト
ラニオンブラケット20の下側には油圧シリンダ33が
固着されている。そして第4図および第1図に示すよう
に、この油圧シリンダ33内に摺動可能に配されたピス
トン34には、両側に延びるようにピストンロッド35
が固着されており、このピストンロッド35の両端は連
結用ブラケット36を介して連結ビン37に連結されて
いる。そしてこの連結ビン37が上記トルクロンド26
.27の連結部に連結されるようになっている。また油
圧シリンダ33の上部にはストロークセンサ38が設け
られており、このセンサ38によってピストンロッド3
5のストロークを検出するようになっている。 つぎに上記油圧シリンダ33に圧油を供給する油圧系に
ついて説明すると、第1図に示すようにオイルポンプは
低圧ポンプ41と高圧ポンプ42とから構成されており
、これらがモータ43の出力軸に直結されている。低圧
ポンプ41の吸入側はリザーバ44に臨むフィルタ45
と接続されている。また低圧ポンプ41と高圧ポンプ4
2との間にはフィルタ46が接続されている。高圧ポン
プ42の吐出側はチエツクバルブ47を介してサーボバ
ルブ48に接続されている。そしてチエツクバルブ47
と高圧ポンプ42との接続点はリリーフバルブ49に接
続されている。またチエツクバルブ47とサーボバルブ
48との接続点にはアキュムレータ50とレデューシン
グバルブ51とが接続されるようになっている。 サーボバルブ48は一対の管路53.54によって左右
の油圧シリンダ33に接続されている。 管路53.54はともに左右の油圧シリンダ33の前側
のチャンバに接続されるようになっている。 また左右の油圧シリンダ33の後側のチャンバは管路5
5によって互いに連通されるようになっている。そして
この油圧系はさらに切換えバルブ56を備えている。切
換えバルブ56はパイロット操作チエツクバルブ57.
58を介して管路53.54に接続されるようになって
いる。さらに別のパイロット操作チエツクバルブ59を
介して管路55に切換えバルブ56が接続されるように
なっている。また切換えバルブ56はチエツクバルブ4
7とサーボバルブ48との間に接続されるようになって
いる。 つぎにサーボバルブ48と切換えバルブ56を電子11
1t11する制御用コンピュータ61は、その入力側に
前輪実舵角センサ62、車速センサ63、零点補正スイ
ッチ64がそれぞれ接続されている。 またコンピュータ61の出力側にはアラームランプ65
、零点補正中ランプ66、ブザー67が接続されている
。またコンピュータ61と左側のストロークセンサ38
との間にはサーボアンプ68が接続されるようになって
いる。 サーボバルブ48と両側の油圧シリンダ33とを連結す
る管路53〜55にはパイロット操作チエツクバルブ7
1〜74が接続されている。チエツクバルブ71.72
は管路53.54にそれぞれ接続されている。これに対
してチエツクバルブ73.74は左右の油圧シリンダ3
3の後室を連結する管路55に接続されている。そして
これら4つのチエツクバルブ71〜74を操作するため
にパイロット操作バルブ75が設けられている。 この操作バルブ75のソレノイドは上記マイクロコンピ
ュータ61によって制御されるようになっており、しか
もスイッチ76を介してバッテリ77と接続されるよう
になっている。またこの操作バルブ75はチエツクバル
ブ47とサーボバルブ48との接続点から油圧が供給さ
れるようにしている。 以上のような構成において、制御用コンピュータ61は
前輪実舵角センサ62J5よび車速センサ63の出力に
応じて後輪の操舵角の計算を行なう。 また実際の操舵角を左右のストロークセンサ38によっ
て読出す。そして車軸13.14の旋回角度を変更する
必要がある場合には、コンピュータ61がサーボバルブ
48を切換え、管路53または54を通しで圧油を左右
の油圧シリンダ33に供給する。管路53.54の接続
は、左右の油圧シリンダ33が互い直列になるように接
続されているために、車軸13.14はその左右が逆方
向に油圧シリンダ33によって引張られることになる。 このようにして第1図に示すように後2軸13.14が
ともに旋回されて後軸操舵が行なわれる。 また制御系の油圧が低下した場合や電気系の電1!ff
i圧が低下した場合には、コンピュータ61がそのこと
を検出し、パイロット操作バルブ75への信号の供給を
停止してこのバルブ75を切換える。これによってチエ
ツクバルブ71〜74へのパイロット圧の供給が停止さ
れる。従ってこれらのチエツクバルブ71〜74がとも
に閉じることになり、カット状態になる。従って左右の
油圧シリンダ33はオイルロックの状態になる。また運
転者が異常を感じてスイッチ76を開成した場合にも操
作バルブ75によってチエツクバルブ71〜74を閉じ
ることが可能になり、この場合においても左右の油圧シ
リンダ33がオイルロックされる。このようにしてトラ
ブルの発生時における後軸13.14のフルステア状態
を回避することが可能になり、安全性を確保することに
なる。 第1図に示すマイクロコンピュータ61はソフトウェア
制御によってローパスフィルタの機能を果すようにして
いる。前輪の実舵角センサ62に高周波ノイズが混入す
ると、とくに応答速度を高めた制御系においては、上記
実操舵角センサ62の検出に伴って後軸13.14がス
テア方向に激しく撮動することになる。そこでマイクロ
コンピュータ61は第6図および第7図に示すようなソ
フトウェア制御によってローパスフィルタと同じ機能を
実現している。 マイクロコンピュータ61は実舵角センサ62の出力を
読込むとともに、所定時間前の値との比較を行なう。そ
して前回の検出値と今回の検出値の差の絶対値が所定の
範囲内にある場合には、変化がないものとして演算処理
するようにしている。 従って^周波ノイズであってその振幅が小さいものはこ
こで完全にカットされることになる。 従ってCR回路等のローパスフィルタが不要になるばか
りでなく、制御系の応答速度の低下を防止することが可
能になる。すなわち高い応答速度を損うことなく、しか
も後軸13.14のステア方向の撮動を防止することが
可能になる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、センサの所定時間経過後の検出
値の変化量が所定の範囲内の場合には検出値の変化を無
視するようにしたものである。従ってこのような構成に
よれば、ローパスフィルタを用いることなくセンサによ
って検出された高周波ノイズをカットすることが可能に
なり、応答速度を損うことなくしかも後輪の撮動を防止
することが可能になる。 同正面図、第6図は高周波ノイズのカットの動作を示す
グラフ、第7図は同フローチャートである。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 13・・・・・ 14・・・・・ 33・・・・・ 48・・・・・ 61・・・・・ 62・・・・・ ・後前軸(駆動軸) ・後後軸(従動軸) ・油圧シリンダ ・サーボバルブ ・制御用コンピュータ ・前輪実舵角センサ
のソフトウェアによって高周波ノイズをカットすること
が可能になり、高い応答速度を有しながらしかも後輪が
ステア方向に激しく撮動することを防止することが可能
になる。 K実施例】 第2図および第3図は本発明の一実施例に係る後輪操舵
装置を備えるトラックを示すものであって、このトラッ
クはその骨組を構成する左右一対のフレーム10を備え
ており、フレーム10の前端側にはキャブ11が支持さ
れている。そしてフレーム10の前端側は前軸12によ
って支えられるとともに、俊側は後前軸13とV&後軸
14とによって支えられるようになっている。なおここ
では後前軸13が駆動軸を構成しており、後後軸14が
従動輪あるいは元軸を構成するようになっている。 つぎにこれらの後2軸13.14のサスペンションの構
成について説明すると、第4図および第5図に示すよう
に、左右一対のフレーム10にはそれぞれトラニオンブ
ラケット20が固着されるとともに、これらのトラニオ
ンブラケット20によってトラニオンシャフト21がフ
レーム10と直交するように取付けられている。そして
このトラニオンシャフト21の両端部にはそれぞれ回転
自在にスプリングシート22が取付けられており、しか
もスプリングシート22はサスペンションばねを構成す
るリーフスプリング23をUボルト24を介して支持す
るようになっている。 このようにして支持されるリーフスプリング23の前端
部には上記後前軸13が、また後端部にはm後軸14が
それぞれ懸架されるようになっている。そして後前軸1
3の上側の中央部には第1図に示されるように、互いに
V字状に配された一対のトルクロッド25によって左右
のフレーム10を連結するクロスメンバ28に連結され
ている。 これに対して後前軸13の両側は、それぞれ下側のトル
クロッド26.27を介してトラニオンブラケット20
と連結されるようになっている。後後軸14についても
、その上側の中央部がトルクロッド25によってクロス
メンバ28に連結され、後後軸14の下側であって両側
が左右のトルクロッド26.27によってトラニオンブ
ラケット20と連結されるようになっている。 つぎに車軸13.14の下側においてその左右にそれぞ
れ連結されているトルクロンド26.27とトラニオン
ブラケット20との連結の構造について説明すると、ト
ラニオンブラケット20の下側には油圧シリンダ33が
固着されている。そして第4図および第1図に示すよう
に、この油圧シリンダ33内に摺動可能に配されたピス
トン34には、両側に延びるようにピストンロッド35
が固着されており、このピストンロッド35の両端は連
結用ブラケット36を介して連結ビン37に連結されて
いる。そしてこの連結ビン37が上記トルクロンド26
.27の連結部に連結されるようになっている。また油
圧シリンダ33の上部にはストロークセンサ38が設け
られており、このセンサ38によってピストンロッド3
5のストロークを検出するようになっている。 つぎに上記油圧シリンダ33に圧油を供給する油圧系に
ついて説明すると、第1図に示すようにオイルポンプは
低圧ポンプ41と高圧ポンプ42とから構成されており
、これらがモータ43の出力軸に直結されている。低圧
ポンプ41の吸入側はリザーバ44に臨むフィルタ45
と接続されている。また低圧ポンプ41と高圧ポンプ4
2との間にはフィルタ46が接続されている。高圧ポン
プ42の吐出側はチエツクバルブ47を介してサーボバ
ルブ48に接続されている。そしてチエツクバルブ47
と高圧ポンプ42との接続点はリリーフバルブ49に接
続されている。またチエツクバルブ47とサーボバルブ
48との接続点にはアキュムレータ50とレデューシン
グバルブ51とが接続されるようになっている。 サーボバルブ48は一対の管路53.54によって左右
の油圧シリンダ33に接続されている。 管路53.54はともに左右の油圧シリンダ33の前側
のチャンバに接続されるようになっている。 また左右の油圧シリンダ33の後側のチャンバは管路5
5によって互いに連通されるようになっている。そして
この油圧系はさらに切換えバルブ56を備えている。切
換えバルブ56はパイロット操作チエツクバルブ57.
58を介して管路53.54に接続されるようになって
いる。さらに別のパイロット操作チエツクバルブ59を
介して管路55に切換えバルブ56が接続されるように
なっている。また切換えバルブ56はチエツクバルブ4
7とサーボバルブ48との間に接続されるようになって
いる。 つぎにサーボバルブ48と切換えバルブ56を電子11
1t11する制御用コンピュータ61は、その入力側に
前輪実舵角センサ62、車速センサ63、零点補正スイ
ッチ64がそれぞれ接続されている。 またコンピュータ61の出力側にはアラームランプ65
、零点補正中ランプ66、ブザー67が接続されている
。またコンピュータ61と左側のストロークセンサ38
との間にはサーボアンプ68が接続されるようになって
いる。 サーボバルブ48と両側の油圧シリンダ33とを連結す
る管路53〜55にはパイロット操作チエツクバルブ7
1〜74が接続されている。チエツクバルブ71.72
は管路53.54にそれぞれ接続されている。これに対
してチエツクバルブ73.74は左右の油圧シリンダ3
3の後室を連結する管路55に接続されている。そして
これら4つのチエツクバルブ71〜74を操作するため
にパイロット操作バルブ75が設けられている。 この操作バルブ75のソレノイドは上記マイクロコンピ
ュータ61によって制御されるようになっており、しか
もスイッチ76を介してバッテリ77と接続されるよう
になっている。またこの操作バルブ75はチエツクバル
ブ47とサーボバルブ48との接続点から油圧が供給さ
れるようにしている。 以上のような構成において、制御用コンピュータ61は
前輪実舵角センサ62J5よび車速センサ63の出力に
応じて後輪の操舵角の計算を行なう。 また実際の操舵角を左右のストロークセンサ38によっ
て読出す。そして車軸13.14の旋回角度を変更する
必要がある場合には、コンピュータ61がサーボバルブ
48を切換え、管路53または54を通しで圧油を左右
の油圧シリンダ33に供給する。管路53.54の接続
は、左右の油圧シリンダ33が互い直列になるように接
続されているために、車軸13.14はその左右が逆方
向に油圧シリンダ33によって引張られることになる。 このようにして第1図に示すように後2軸13.14が
ともに旋回されて後軸操舵が行なわれる。 また制御系の油圧が低下した場合や電気系の電1!ff
i圧が低下した場合には、コンピュータ61がそのこと
を検出し、パイロット操作バルブ75への信号の供給を
停止してこのバルブ75を切換える。これによってチエ
ツクバルブ71〜74へのパイロット圧の供給が停止さ
れる。従ってこれらのチエツクバルブ71〜74がとも
に閉じることになり、カット状態になる。従って左右の
油圧シリンダ33はオイルロックの状態になる。また運
転者が異常を感じてスイッチ76を開成した場合にも操
作バルブ75によってチエツクバルブ71〜74を閉じ
ることが可能になり、この場合においても左右の油圧シ
リンダ33がオイルロックされる。このようにしてトラ
ブルの発生時における後軸13.14のフルステア状態
を回避することが可能になり、安全性を確保することに
なる。 第1図に示すマイクロコンピュータ61はソフトウェア
制御によってローパスフィルタの機能を果すようにして
いる。前輪の実舵角センサ62に高周波ノイズが混入す
ると、とくに応答速度を高めた制御系においては、上記
実操舵角センサ62の検出に伴って後軸13.14がス
テア方向に激しく撮動することになる。そこでマイクロ
コンピュータ61は第6図および第7図に示すようなソ
フトウェア制御によってローパスフィルタと同じ機能を
実現している。 マイクロコンピュータ61は実舵角センサ62の出力を
読込むとともに、所定時間前の値との比較を行なう。そ
して前回の検出値と今回の検出値の差の絶対値が所定の
範囲内にある場合には、変化がないものとして演算処理
するようにしている。 従って^周波ノイズであってその振幅が小さいものはこ
こで完全にカットされることになる。 従ってCR回路等のローパスフィルタが不要になるばか
りでなく、制御系の応答速度の低下を防止することが可
能になる。すなわち高い応答速度を損うことなく、しか
も後軸13.14のステア方向の撮動を防止することが
可能になる。 K発明の効果】 以上のように本発明は、センサの所定時間経過後の検出
値の変化量が所定の範囲内の場合には検出値の変化を無
視するようにしたものである。従ってこのような構成に
よれば、ローパスフィルタを用いることなくセンサによ
って検出された高周波ノイズをカットすることが可能に
なり、応答速度を損うことなくしかも後輪の撮動を防止
することが可能になる。 同正面図、第6図は高周波ノイズのカットの動作を示す
グラフ、第7図は同フローチャートである。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 13・・・・・ 14・・・・・ 33・・・・・ 48・・・・・ 61・・・・・ 62・・・・・ ・後前軸(駆動軸) ・後後軸(従動軸) ・油圧シリンダ ・サーボバルブ ・制御用コンピュータ ・前輪実舵角センサ
Claims (1)
- 1、前輪の実舵角をセンサによつて検出するとともに、
前記センサの検出値に応じて後輪を操舵するようにした
装置において、前記センサの所定時間経過後の検出値の
変化量が所定の範囲内の場合には検出値の変化を無視す
る手段を設けるようにしたことを特徴とする後輪操舵装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435489A JPH02254059A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435489A JPH02254059A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 後輪操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254059A true JPH02254059A (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=13544705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7435489A Pending JPH02254059A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 後輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254059A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998008723A1 (de) * | 1996-08-31 | 1998-03-05 | Zf Friedrichshafen Ag | Hilfskraftlenkung für kraftfahrzeuge |
GB2551057A (en) * | 2017-06-19 | 2017-12-06 | Daimler Ag | Chassis for a commercial vehicle, in particular a truck |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146780A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Daihatsu Motor Co Ltd | 四輪操舵車両におけるフエイルセ−フ装置 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7435489A patent/JPH02254059A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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