JPH02252884A

JPH02252884A - ガラスパネルシヤッター

Info

Publication number: JPH02252884A
Application number: JP7426489A
Authority: JP
Inventors: Takao Nakajima; 中島　隆桜; Takehiko Yamamoto; 山本　毅彦
Original assignee: Toyo Shutter Co Ltd
Current assignee: Toyo Shutter Co Ltd
Priority date: 1989-03-27
Filing date: 1989-03-27
Publication date: 1990-10-11
Anticipated expiration: 2013-05-06
Also published as: JP2746640B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、建築物の開口部、あるいは、ショーウィンド
等に設けられるシャッター、特に、ガラスパネルを用い
たシャッターに関する。

（従来の技術）従来、建物の入口等に設けられるシャッターの主体をな
す板状体は、スラットと呼ばれる薄い鋼板や軽合金板が
用いられた。最近、スラットに代えてパネルを用いたシ
ャッターも登場しているが、材料は、スラットと同様に
、鋼板や軽合金板である。

したがって、シャッターを閉じた状態では、人目に触れ
易い大きな壁面が金属面一色となり殺風景な状態となる
。これを考慮して、シャッター面に絵や宣伝文字等をペ
ンキで描いてシャッターを閉じた状態での殺風景の回避
と、さらには宣伝に利用することが行なわれている。し
かしながら、シャッターの開閉に伴い塗装がこすれて剥
離するといった問題があり、しばしばペンキを塗りかえ
ねばならず、非常に手間がかかっていた。また、宣伝効
果も単なる絵や文字だけにとどまるものである。

（発明が解決しようとする課題）本発明は、上述した問題点を解決するもので、シャッタ
ーのパネルの材料にガラスを選択することにより従来の
シャッターからは得られない効果をもたらすと同時に、
ガラスパネルの交換を容易とじたサイドフレームを用い
たガラスパネルシャッターを提供することを目的とする
ものである。

（課題を解決するための手段）本発明は、両側部にサイドフレームを取り付けたガラス
をパネルとし、該サイドフレームに案内部材を設けたガ
ラスパネルシャッターにおいて、該サイドフレームをガ
ラスパネルを挟持するよう分離可能とした複数の部材で
構成し、ガラスパネルを挟持する少なくとも１つの部材
は、案内部材と関係なく取り外し可能としたことを特徴
とするものである。

サイドフレームに設けられる案内部材は、パネル体の案
内構造による適宜の構造が採用される。

（実施例）第１図は、ガラスパネルシャッターの収納部を除く全体
の外観を示す斜視図である０図中、１１はガイドレール
、１２はガラスパネル、１３はサイドフレーム、１４は
フランジである。ガイドレール１１は、建築物の出入口
、あるいは、ショーウィンドウ等の開口部の周縁躯体に
固着して設けられる。ガラスパネルは、強化ガラスが適
当であるが、金属線を入れた網入りガラス等の強化手段
を施したガラスでもよい、あるいは、張り合わせガラス
としてもよいし、張り合わせの内側に絵や文字等を施し
たフィルム又は発光体を挿入してもよい０強化ガラスを
用い、高さ３５５　ｍ、　　幅３゜００　ｗｍ、　　厚
さ１２■のガラスパネルを試作したが、実用上十分の強
度が得られた。

第２図は、収納の一例の概略図である。複数のガラスパ
ネル体２Ｂ、　　２Ｃ，・・・２Ｍ、２Ｎは、連結チェ
ーン２１に取り付けられている。シャッターを開放する
には、スプロケット２２により連結チェーンを引き上げ
、各ガラスパネルを順次に収納部案内２３上を移動させ
ながら収納する。シャッターの閉鎖は、逆にスプロケッ
ト２２により連結チェーン２１を引出し、ガイドレール
に沿って各ガラスパネルを展開し、建物の入口等を閉塞
するものである。

ガラスパネル体の詳細を説明する。第３図は、ボトムの
ガラスパネル体の左端部付近の正面図であり、第４図は
、それ以外のガラスパネル体の左端部付近の正面図であ
る０図中、１２はガラスパネル、１４はフランジ、３１
はボトムのガラスパネル体のサイドフレーム、４１はそ
れ以外のガラスパネル体のサイドフレーム、３２はボト
ム部パネル板、３３はクツションゴム、３４はガラスパ
ネル固定ボルト、３５はボトム部パネル板の固定ボルト
、３６はガイドローラーである。第３図。

第４図とも反対側の右端部も同様であり、いずれも、ガ
ラスパネルを２枚のサイドフレームで挟持し、ボルトで
固定する構造を採っている。その様子は第５図から良く
理解できるであろう。

第５図は、第３図の■−■線の断面図を建物側のガイド
レールとともに図示したものである。この部分の断面は
、第４図の■−■線においても同じである０図中、１２
はガラスパネル、３６はガイドローラー、３４はガラス
パネル固定ボルト、５Ａは前側サイドフレーム、５Ｂは
後側サイドフレーム、５Ｃはサイドパー　５０は緩衝ゴ
ム、５１はゴム脚、５２は丸ナツト、５３はゴムリング
、５４はゴムシート、５５はナツト、５６はガイド材、
５７は緩衝材、５８．５９はガイドレールである。前側
サイドフレーム５Ａ、後側サイドフレーム５Ｂ、サイド
パー５０により第３図におけるサイドフレーム３１また
は第４図におけるサイドフレーム４１が構成されるが、
前側サイドフレーム、後側サイドフレーム、サイドパー
の内の少なくとも１つは、その高さがガラスパネルの高
さより大きくされ、結果としてサイドフレームの高さを
ガラスパネルの高さより大きくし、閉鎖時において、サ
イドフレーム同志を接触させ、ガラスパネル同志には間
隙をもたせることによりガラスパネルに上部のガラスパ
ネル体の荷重がかかることを回避してガラスパネルの破
損を防止する。サイドパー５０は、ガイドローラー軸を
軸支し、ガイド材５６を固定する。ガラスパネル固定ボ
ルト３４は、丸ナツト５２により前側サイドフレームに
螺着され、丸ナツト５２にゴムリング５３が被着される
。ガラスパネル１２のサイドフレームへの固定は、前側
サイドフレームに螺着されたガラスパネル固定ボルト３
４にガラスパネルの孔をゴムリング５３を介して挿通し
、後側サイドフレーム５Ｂで挟んでガラスパネル固定ボ
ルトにナツト５５で締め付けることにより行なわれる。

ガラスパネルと前側サイドフレーム、後側サイドフレー
ムとの間にはゴムシート５４が、サイドパー５０との間
には緩衝ゴム５０が介挿され、後側サイドフレームの締
め付けの際や、ガラスパネルシャッターの開閉時におけ
るガラスパネルに対する緩衝作用をする。ゴム脚５１は
、収納部において、ガラスパネル体同志が衝突するのを
緩衝するもので、両サイドフレームにそれぞれ１個また
は複数個が固着されている。

したがって、シャッターの設置後において、ガラスパネ
ルの破損等により、ガラスパネルを交換する場合は、ガ
イドレール５８の開口部の内側にある部分５９を外して
口を開け、そこからスパナでナツト５５を外し、後側サ
イドフレーム５Ｂを外すだけで簡単にガラスパネル体を
外すことができる。取り付けはその逆でよく、簡単にガ
ラスパネルを交換できる。

次に、ガラスパネル体の上下部分について説明をする。

最下端以外のガラスパネル体の下部には、第４図に示す
ように、フランジ４２が設けられる。第４図のｖｔ−■
線の断面図は、第６図の上部に図示するようにガラスパ
ネル１２に係合凹部６ｏを有するフランジ１４が接着剤
、あるいは、両面テープ６１等により固定される。係合
凹部６ｏの内面には、ゴムシート等の緩衝材６２を内張
すする。

第６図の下部は、ガラスパネル１２の上部の断面を図示
するもので、上面の角６３は丸められて前記した凹部へ
係合しやすくされている。前記凹部に係合する部分には
、シリコンゴム等の緩衝材をコーティングしてもよい。

なお、第６［！Ｉ（ａ）においては、ガラスパネルの上
面の角６３は円弧状としたが、これに限らず、前記した
凹部６０に係合し易いよう角が落とされていれば十分で
ある。また、ガラスパネル自体を加工せず、前記した凹
部６ｏに係会し易いよう角が取られた係合凸部を形成す
る部材を取り符けるなどしてもよい。

最下端のガラスパネル体の下部は、第３図に示すように
、ガラスパネル１２の下部にボトム部パネル板３２、ク
ツションゴム３３が設けられる。

その■−■断面を第１ｉｔに、■−■断面を第８図に示
す０両図において、３４はガラスパネル固定ボルト、３
５はボトム部パネル板固定ボルト、５Ａは前側サイドフ
レーム、５Ｂは後側サイドフレーム、７１はボトム部前
側パネル板、７２はボトム部後側パネル板、７３は補強
バー　７４．８１は緩衝ゴム、７５は取り付はボルト、
７６は両面接着テープである。７７はクツションゴム３
３の固定金具である。ボトム部においては、ガラスバネ
、ルシャッターの閉鎖時に障害物等により不測の衝撃を
受けることが考えられるので、ボトム部パネル板７１．
７２を大きくすると共に、補強バー７３、緩衝ゴム７４
．８１を用いて強化をはかった。

第９図は、ボトム部の他の実施例を説明するなめのもの
で、第３図における■−■断面図に相当するものである
。第９図（ａ）は、硬質ゴム９１をステンレス板９２の
曲げ物で覆い、ガラスパネル１２に接着し、下部にクツ
ションゴム３３を設けたものである。第９図（ｂ）は、
Ｈ型フレーム９３をガラスパネル１２の下部に緩衝ゴム
７４を介在させて接着し、下部にクツションゴム３３を
取り付けたものである。

サイドフレームは、ガラスパネルを挟持するフレーム、
上記実施例でいえば、少なくとも、後側サイドフレーム
５Ｂが案内部材と無関係に取り外しできれば足りるもの
である。したがって、前側サイドフレーム５Ａとサイド
パー５０とは適宜の方法で固定されているが、これは取
り外しできなくてもよく、一体として作られてもよい。

なお、フランジ、サイドフレーム等の材質は適当なもの
でよいが、軽合金を用いるとシャッターの軽量化に寄与
できる。

（効　果）以上説明したように、本発明によれば、シャツターのパ
ネルとしてガラスを用いたことにより、閉鎖状態におい
ても内部を見せることができ、ショーウィンド等におい
ては宣伝効果を閉店後も発揮できる。また、建物の出入
口であっても、シャッターの閉鎖後にシャッターの近傍
に宣伝物を配置したり、装飾物を配置するなどして美麗
な状況を作り上げることができる。

そして、ガラスパネルを挟持する少なくとも１つの部材
が、案内部材と関係なく取り外し可能としたことにより
、ガラスパネルの交換を容易にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ガラスパネルシャッターの概略を示す斜視図
、第２図は、収納状況の説明図、第３図および第４図は
、ガラスパネル体の端部の詳細図、第５図は、ガイドレ
ール内における第３図および第４図のｖ−■断面図、第
６図は、ガラスパネル体の上部と下部の拡大断面図、第
７図、第８図は、それぞれ第３図の■−■断面図、■−
■断面図、第９図は、ボトム部パネル板の別の実施例の
断面図である。１１．５８．５９・・・ガイドレール、１２・・・ガラ
スパネル、１３・・・サイドフレーム、１４・・・フラ
ンジ、３１，４１．　５Ａ、　　５Ｂ、５Ｃ・・・サイ
ドフレーム。特許出願人　東洋シャッター株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両側部にサイドフレームを取り付けたガラスをパ
ネルとし、該サイドフレームに案内部材を設けたガラス
パネルシャッターにおいて、該サイドフレームをガラス
パネルを挟持するよう分離可能とした複数の部材で構成
し、ガラスパネルを挟持する少なくとも１つの部材は、
案内部材と関係なく取り外し可能としたことを特徴とす
るガラスパネルシャッター。