JPH02252545A - 合成樹脂製大型袋の製造装置 - Google Patents
合成樹脂製大型袋の製造装置Info
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- JPH02252545A JPH02252545A JP1076303A JP7630389A JPH02252545A JP H02252545 A JPH02252545 A JP H02252545A JP 1076303 A JP1076303 A JP 1076303A JP 7630389 A JP7630389 A JP 7630389A JP H02252545 A JPH02252545 A JP H02252545A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、大型冷蔵庫や家具等を覆うことができる合
成樹脂製の大型袋を製造する製造装置に関する。
成樹脂製の大型袋を製造する製造装置に関する。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉従来よ
り、大型冷蔵庫、家具等を梱包するときや運搬するとき
に、埃がかかったり傷が付いたりするのを防ぐため、合
成樹脂製シートからなる大型袋を用いて、上記大型冷蔵
庫等を覆っている。
り、大型冷蔵庫、家具等を梱包するときや運搬するとき
に、埃がかかったり傷が付いたりするのを防ぐため、合
成樹脂製シートからなる大型袋を用いて、上記大型冷蔵
庫等を覆っている。
このような大型袋は、所定の大きさに切断された2枚の
合成樹脂製シートを用い、これらの2枚のシートを重ね
合わせると共に、周囲の3辺を溶着して作製していた。
合成樹脂製シートを用い、これらの2枚のシートを重ね
合わせると共に、周囲の3辺を溶着して作製していた。
上記大型袋を作製する製造装置は、ロール状態で供給さ
れた原材を所定の大きさの方形に切断する切断装置と、
2枚重ねたシートの周囲を1辺ずつ溶着する溶着装置と
を具備するものであった。
れた原材を所定の大きさの方形に切断する切断装置と、
2枚重ねたシートの周囲を1辺ずつ溶着する溶着装置と
を具備するものであった。
しかしながら、上記製造装置では、切断装置で1枚ずつ
所定の大きさに切断すると共に、切断したシートを2枚
重ね合わせ、さらに、重ね合わせたシートの1辺を溶着
装置に挿入して溶着を行い、1辺の溶着が終わると、シ
ートを回して他の2辺の溶着をも行わなければならない
ので、非常に手間がかかり、大型袋を製造する効率が悪
く、コスト高になるという欠点があった。
所定の大きさに切断すると共に、切断したシートを2枚
重ね合わせ、さらに、重ね合わせたシートの1辺を溶着
装置に挿入して溶着を行い、1辺の溶着が終わると、シ
ートを回して他の2辺の溶着をも行わなければならない
ので、非常に手間がかかり、大型袋を製造する効率が悪
く、コスト高になるという欠点があった。
特に、切断したシートを重ね合わせる作業及びシートの
3辺を溶着するためにシートを回転させる作業を人力で
行なっているので、袋の製造能率を向上させることは困
難であった。
3辺を溶着するためにシートを回転させる作業を人力で
行なっているので、袋の製造能率を向上させることは困
難であった。
そこで、この発明は、上記の問題点に鑑み、大型の袋を
能率よく製造することができる合成樹脂製大型袋の製造
装置を提供することを目的とする。
能率よく製造することができる合成樹脂製大型袋の製造
装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、本発明の合成樹脂製大型袋の
製造装置としては、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の広
幅シートを重ね合わせつつ搬送する搬送手段を設け、上
記シートの搬送方向に沿う方向のいずれか一方の側部を
溶着する側部溶着手段を設け、さらに、この側部溶着手
段の下流側に、側部が溶着されたシートの所定位置を幅
方向に切断すると共に、切断端部を溶着する切断・溶着
手段を設けていることを特徴としている。
製造装置としては、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の広
幅シートを重ね合わせつつ搬送する搬送手段を設け、上
記シートの搬送方向に沿う方向のいずれか一方の側部を
溶着する側部溶着手段を設け、さらに、この側部溶着手
段の下流側に、側部が溶着されたシートの所定位置を幅
方向に切断すると共に、切断端部を溶着する切断・溶着
手段を設けていることを特徴としている。
く作 用〉
上記の構成の製造装置によれば、2枚の広幅シートの原
反を供給すると、搬送手段によって上記2枚のシートを
重ね合わせつつ搬送が行なわれると共に、その途中に設
けられた側部溶着手段によって搬送方向に沿う方向のい
ずれか一方の側部が互いに溶着される。そして、その下
流側に設けられた切断・溶着手段によって、重ね合わさ
れた状態でシートの所定位置を幅方向に切断し、かつ両
側の切断端部を溶着することができる。これにより、重
ね合わされた2枚のシートは、方形状で、かつ3辺が溶
着された状態に形成され、搬送方向に沿う方向の他方の
側部のみが開口している大型袋が形成される。
反を供給すると、搬送手段によって上記2枚のシートを
重ね合わせつつ搬送が行なわれると共に、その途中に設
けられた側部溶着手段によって搬送方向に沿う方向のい
ずれか一方の側部が互いに溶着される。そして、その下
流側に設けられた切断・溶着手段によって、重ね合わさ
れた状態でシートの所定位置を幅方向に切断し、かつ両
側の切断端部を溶着することができる。これにより、重
ね合わされた2枚のシートは、方形状で、かつ3辺が溶
着された状態に形成され、搬送方向に沿う方向の他方の
側部のみが開口している大型袋が形成される。
〈実施例〉
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明の一実施例の製造装置を示す概略平
面図、第2図は、上記製造装置の側面図である。
面図、第2図は、上記製造装置の側面図である。
この製造装置は、2本の原反ロール(A) (A)から
それぞれ合成樹脂シート(S)を引き出して、重ね合わ
せると共に、重ね合わせた状態で排出側まで搬送するこ
とができる搬送装W(1)と、上記合成樹脂シート(S
)(S)の搬送方向に沿う方向の一方の側部を溶着する
側部溶着装置(3)と、一方の側部が溶着された合成樹
脂シート(S) (S)を幅方向に切断すると共に、双
方の切断した端部において、上下のシート(S)(S)
を溶着して接合する切断・溶着装置(4)とを具備して
いる。上記側部溶着装置(3)及、び切断・溶着装置(
4)は、搬送装置(1)の途中に上記した順序に設けら
れている。
それぞれ合成樹脂シート(S)を引き出して、重ね合わ
せると共に、重ね合わせた状態で排出側まで搬送するこ
とができる搬送装W(1)と、上記合成樹脂シート(S
)(S)の搬送方向に沿う方向の一方の側部を溶着する
側部溶着装置(3)と、一方の側部が溶着された合成樹
脂シート(S) (S)を幅方向に切断すると共に、双
方の切断した端部において、上下のシート(S)(S)
を溶着して接合する切断・溶着装置(4)とを具備して
いる。上記側部溶着装置(3)及、び切断・溶着装置(
4)は、搬送装置(1)の途中に上記した順序に設けら
れている。
上記搬送装置(1)は、2本の原反ロール(A)(A)
をそれぞれ回転可能に支持する支持部(11) (11
)と、上記原反ロール(A)(A)から繰り出される合
成樹脂シート(S) (S)を双方が近接するように案
内する3対のガイドロール(12) (13) (14
)と、これらのガイドロールのうち下流側のガイドロー
ル(14)によって案内された2枚の合成樹脂シートC
8)<8>を重ね合わせるニップロール(15)と、合
成樹脂シート(S) (S)の搬送方向と直゛交する方
向にテンションを付与するためのテンションロール(1
6)と、一対の駆動ロールよりなり、側部溶着装置(3
)の両側に配置された2組の搬送駆動ロール(17)
(18)と、合成樹脂シート(S)(S)の弛みを吸収
するための段差ロール(19)と、合成樹脂シート(S
) (S)が所定の長さ送られた時点で、その搬送を一
旦停止させることができる定尺送り出しロール(20)
と、さらに合成樹脂シー) (S)(S)を排出駆動す
る排出ロール(21)とを具備しており、これらの各部
は合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って上記した順
序に配置されている。なお、切断・溶着装置(4)は、
上記定尺送り出しロール(20)と排出ロール(21)
との間に設けられている。
をそれぞれ回転可能に支持する支持部(11) (11
)と、上記原反ロール(A)(A)から繰り出される合
成樹脂シート(S) (S)を双方が近接するように案
内する3対のガイドロール(12) (13) (14
)と、これらのガイドロールのうち下流側のガイドロー
ル(14)によって案内された2枚の合成樹脂シートC
8)<8>を重ね合わせるニップロール(15)と、合
成樹脂シート(S) (S)の搬送方向と直゛交する方
向にテンションを付与するためのテンションロール(1
6)と、一対の駆動ロールよりなり、側部溶着装置(3
)の両側に配置された2組の搬送駆動ロール(17)
(18)と、合成樹脂シート(S)(S)の弛みを吸収
するための段差ロール(19)と、合成樹脂シート(S
) (S)が所定の長さ送られた時点で、その搬送を一
旦停止させることができる定尺送り出しロール(20)
と、さらに合成樹脂シー) (S)(S)を排出駆動す
る排出ロール(21)とを具備しており、これらの各部
は合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って上記した順
序に配置されている。なお、切断・溶着装置(4)は、
上記定尺送り出しロール(20)と排出ロール(21)
との間に設けられている。
また、上記搬送駆動ロール(17)(1g)の間には、
合成樹脂シート(S) (S)を載置して搬送するベル
トコンベア(22)が設けられている。このベルトコン
ベア(22)は、並列に配置された複数のエンドレスベ
ルト(221)によって構成されていると共に、エンド
レスベルト(221)は駆動部(222)によって回転
駆動されている。そして、このベルトコンベア(22)
の上部には、搬送される合成樹脂シート(s)(S)を
エンドレスベルト(221)に押し付けるための押え板
(23)が設けられている。
合成樹脂シート(S) (S)を載置して搬送するベル
トコンベア(22)が設けられている。このベルトコン
ベア(22)は、並列に配置された複数のエンドレスベ
ルト(221)によって構成されていると共に、エンド
レスベルト(221)は駆動部(222)によって回転
駆動されている。そして、このベルトコンベア(22)
の上部には、搬送される合成樹脂シート(s)(S)を
エンドレスベルト(221)に押し付けるための押え板
(23)が設けられている。
上記排出ロール(21)は、上方のロール(21a)が
エアシリンダ(21b)によって離反可能に設けられて
おり、後述する切断・溶着装置(4)の動作時に、上方
のロール(21a)が離反して合成樹脂シート(S)(
S)への駆動力を一旦解除することができる。
エアシリンダ(21b)によって離反可能に設けられて
おり、後述する切断・溶着装置(4)の動作時に、上方
のロール(21a)が離反して合成樹脂シート(S)(
S)への駆動力を一旦解除することができる。
これにより、合成樹脂シート(S) (S)は、定尺送
り出しロール(20)まで連続的に搬送されると共に、
定尺送り出しロール(20)からは切断・溶着装置(4
)の作動にタイミングを合わせて間欠送りされる。
り出しロール(20)まで連続的に搬送されると共に、
定尺送り出しロール(20)からは切断・溶着装置(4
)の作動にタイミングを合わせて間欠送りされる。
上記段差ロール(19)は、この合成樹脂シート(S)
(S)を搬送方向に直交する方向にばね付勢されており
、上記合成樹脂シート(S)の搬送速度の差を吸収する
ことができる。
(S)を搬送方向に直交する方向にばね付勢されており
、上記合成樹脂シート(S)の搬送速度の差を吸収する
ことができる。
上記排出ロール(21)の下流側には、作製された大型
袋を受ける製品受台(50)が設けられている。
袋を受ける製品受台(50)が設けられている。
なお、上記搬送装置(1)のガイドロール(13)と(
14)の間には、合成樹脂シート(S)(S)の幅方向
の弛みを除去するため、合成樹脂シート(S)の両側部
にクロスガイダ(24)が設けられている。
14)の間には、合成樹脂シート(S)(S)の幅方向
の弛みを除去するため、合成樹脂シート(S)の両側部
にクロスガイダ(24)が設けられている。
次に、搬送装置(1)の上記搬送駆動ロール(17)(
18)間に設けられた側部溶着装置G)を説明する。
18)間に設けられた側部溶着装置G)を説明する。
この側部溶着装置(3)は、搬送装置(1)の上記ベル
トコンベア(22)によって搬送される合成樹脂シート
(S)の側部なわずかに切り落として上下の端部を揃え
るカッタ一部(31)と、この端部を接合する溶着部(
32)と、上記カッタ一部(31)及び溶着部(32)
を支持すると共に、これらの各部を合成樹脂シート(S
)の幅方向に移動させる支持装置(33)とを具備して
いる。
トコンベア(22)によって搬送される合成樹脂シート
(S)の側部なわずかに切り落として上下の端部を揃え
るカッタ一部(31)と、この端部を接合する溶着部(
32)と、上記カッタ一部(31)及び溶着部(32)
を支持すると共に、これらの各部を合成樹脂シート(S
)の幅方向に移動させる支持装置(33)とを具備して
いる。
上記カッタ一部(31)は、合成樹脂シート(S) (
S)を上下から挾んで切断する一対の円板カッター(3
11)と、円板カッター(311)の駆動を行う駆動部
(312)と、上記円板カッター(311)の上下左右
に設けられた送りベルト(318)とを具備している。
S)を上下から挾んで切断する一対の円板カッター(3
11)と、円板カッター(311)の駆動を行う駆動部
(312)と、上記円板カッター(311)の上下左右
に設けられた送りベルト(318)とを具備している。
この送りベルト(313)は、上下各一対のベルトによ
って合成樹脂シート(S) (S)を挾持して搬送する
ことができると共に、円板カッター(311)で切断す
る時に合成樹脂シート(S) (S)が移動しないよう
に保持することができる。
って合成樹脂シート(S) (S)を挾持して搬送する
ことができると共に、円板カッター(311)で切断す
る時に合成樹脂シート(S) (S)が移動しないよう
に保持することができる。
この円板カッター(811)は、重ね合わされた合成樹
脂シート(S)(S)の端部が不揃いになっているとが
あるので、端部かられずかに内側を切り込んで上下の合
成樹脂シート(S)(S)の端部を揃え、次の溶着部(
32)において、切り込んだ縁部の溶着を確実に行うこ
とができるようにするものである。
脂シート(S)(S)の端部が不揃いになっているとが
あるので、端部かられずかに内側を切り込んで上下の合
成樹脂シート(S)(S)の端部を揃え、次の溶着部(
32)において、切り込んだ縁部の溶着を確実に行うこ
とができるようにするものである。
また、この円板カッター(311)は、合成樹脂シート
(S) (S)の幅を所定の寸法に切断するために用い
ることができる。
(S) (S)の幅を所定の寸法に切断するために用い
ることができる。
上記溶着部(32)は、上下一対のエンドレスシーラ(
321)が、合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って
2組設けられていると共に、合成樹脂シート(S) (
S)を挾む一対の送りベルト(322)が上記エンドレ
スシーラ(321)に並設されている。上記エンドレス
シーラ(321)は、上下のヒータ部の間を通過する2
枚の合成樹脂シート(S)(S)の端部を加熱すること
によって、溶着することができる。また、送りベルト(
322)は、エンドレスのテフロンベルトによって構成
されていると共に、駆動部(323)によって回転駆動
されている。
321)が、合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って
2組設けられていると共に、合成樹脂シート(S) (
S)を挾む一対の送りベルト(322)が上記エンドレ
スシーラ(321)に並設されている。上記エンドレス
シーラ(321)は、上下のヒータ部の間を通過する2
枚の合成樹脂シート(S)(S)の端部を加熱すること
によって、溶着することができる。また、送りベルト(
322)は、エンドレスのテフロンベルトによって構成
されていると共に、駆動部(323)によって回転駆動
されている。
支持装置(33)は、合成樹脂シート(S)の幅方向に
設置された一対のレール(331)上に、移動自在に支
持部(332)が設けられており、当該支持装置(33
)を移動させて、上記円板カッター(311)及びエン
ドレスシーラ(321)の位置決めを行うことができる
。
設置された一対のレール(331)上に、移動自在に支
持部(332)が設けられており、当該支持装置(33
)を移動させて、上記円板カッター(311)及びエン
ドレスシーラ(321)の位置決めを行うことができる
。
上記切断・溶着装置(4)は、合成樹脂シート(S)の
幅方向に設けられたインバルスシーラ(41)と圧着部
(42)、及びインバルスシーラ(41)に並設された
剥離バー(43)を具備している。
幅方向に設けられたインバルスシーラ(41)と圧着部
(42)、及びインバルスシーラ(41)に並設された
剥離バー(43)を具備している。
インバルスシーラ(41)は、合成樹脂シート(S)(
S)の搬送路の下方側に設けられており、第5図に示す
ように、上に向けた切刃(41a)及びこの切刃(41
a)の両側に設けられたヒータ部(41b)によって構
成されている。
S)の搬送路の下方側に設けられており、第5図に示す
ように、上に向けた切刃(41a)及びこの切刃(41
a)の両側に設けられたヒータ部(41b)によって構
成されている。
圧着部(42)は、合成樹脂シー) (S)(S)を上
記インバルスシーラ(41)に圧着するだめの圧着板(
Ua)を有し、一端がこの圧着板(42a)に連結され
て、当該圧着板(42a)を上下に移動自在に支持する
リンク部(42b)が設けられていると共に、すンク部
(42b)の他端側に連結され、所定のタイ′ミングで
圧着板(42a)を下降さけるエアシリンダ(42c)
が設けられている。
記インバルスシーラ(41)に圧着するだめの圧着板(
Ua)を有し、一端がこの圧着板(42a)に連結され
て、当該圧着板(42a)を上下に移動自在に支持する
リンク部(42b)が設けられていると共に、すンク部
(42b)の他端側に連結され、所定のタイ′ミングで
圧着板(42a)を下降さけるエアシリンダ(42c)
が設けられている。
また、剥離バー(43)は、中央が軸支されたL字状の
リンク(43a)に支持されていると共に、このリンク
(43a)は、その一端にエアシリンダ(43b)が連
結されている。このエアシリンダ(43b)が作動する
と、リンク(43a)の先端が上昇して合成樹脂シート
(S) (S)を持ち上げ、上記インバルスシーラ(4
1〉から合成樹脂シー) (S)(S)を剥離すること
ができる。
リンク(43a)に支持されていると共に、このリンク
(43a)は、その一端にエアシリンダ(43b)が連
結されている。このエアシリンダ(43b)が作動する
と、リンク(43a)の先端が上昇して合成樹脂シート
(S) (S)を持ち上げ、上記インバルスシーラ(4
1〉から合成樹脂シー) (S)(S)を剥離すること
ができる。
上記の製造装置の動作を説明する。合成樹脂シート(S
)は、原反ロール(A) (A)として供給され、搬送
装置(1)の支持部(11)(11)にそれぞれ装着さ
れる。この合成樹脂シート(S)は、袋の使用目的によ
って異なるが、大型冷蔵庫等を覆う大型袋を作製するた
めには1500m+m程度の幅で、厚みが0゜5〜2
amのものを使用している。そして、原反ロール(A)
(A)が装着された状態で、搬送装置(1)を駆動す
ると、合成樹脂シー1−(S)が双方から引き出され、
ガイドロール(12) (13) (14)に案内され
ると共に、ニップロール(15)によって重ね合わされ
る。
)は、原反ロール(A) (A)として供給され、搬送
装置(1)の支持部(11)(11)にそれぞれ装着さ
れる。この合成樹脂シート(S)は、袋の使用目的によ
って異なるが、大型冷蔵庫等を覆う大型袋を作製するた
めには1500m+m程度の幅で、厚みが0゜5〜2
amのものを使用している。そして、原反ロール(A)
(A)が装着された状態で、搬送装置(1)を駆動す
ると、合成樹脂シー1−(S)が双方から引き出され、
ガイドロール(12) (13) (14)に案内され
ると共に、ニップロール(15)によって重ね合わされ
る。
重ね合わされた合成樹脂シート(S)(S)は、搬送駆
動ロール(17)を通って、ベルトコンベア(22LI
:に運ばれると共に、側部溶着装置(3)によって一方
の側部(sl)が溶着される。
動ロール(17)を通って、ベルトコンベア(22LI
:に運ばれると共に、側部溶着装置(3)によって一方
の側部(sl)が溶着される。
側部溶着装置(3)では、先ずベルトコンベア(22)
上の合成樹脂シー)(S)(S)の側部(sl)をカッ
ター部(31)が所定の幅だけ切り込む。切除された耳
部(8)は、下方に排除される。そして、切り揃えられ
た合成樹脂シート(S)(S)の端部(Sl)は、溶着
部(32)のエンドレスシーラ(321)によって連続
的に接合されていき、袋の底部に相当する部分が形成さ
れる。なお、ベルトコンベア(22)が合成樹脂シート
(S)を送る速度としては、毎分20〜25mに設定さ
れている。
上の合成樹脂シー)(S)(S)の側部(sl)をカッ
ター部(31)が所定の幅だけ切り込む。切除された耳
部(8)は、下方に排除される。そして、切り揃えられ
た合成樹脂シート(S)(S)の端部(Sl)は、溶着
部(32)のエンドレスシーラ(321)によって連続
的に接合されていき、袋の底部に相当する部分が形成さ
れる。なお、ベルトコンベア(22)が合成樹脂シート
(S)を送る速度としては、毎分20〜25mに設定さ
れている。
上記支持装置(33)は、合成樹脂シート(S)の端部
を基準にして予め位置設定されているが、適宜変更する
こともできる。また、合成樹脂シート(S)の端部位置
を検出するセンサを設け、このセンサの検知情報を駆動
部に連結し、駆動部が支持装置の位置決めを自動的に行
うように構成することもできる。
を基準にして予め位置設定されているが、適宜変更する
こともできる。また、合成樹脂シート(S)の端部位置
を検出するセンサを設け、このセンサの検知情報を駆動
部に連結し、駆動部が支持装置の位置決めを自動的に行
うように構成することもできる。
一方の側部(Sl)が溶着された合成樹脂シート(S)
(S)は、段差ロール(19)を経て定尺送り出しロー
ル(20)によってさらに搬送される。この合成樹脂シ
ート(S)が、定尺送り出しロール(20)から所定長
さ送り出されたとき、当該定尺送り出しロール(20)
は−旦停止する。このタイミングに合わせて、切断・溶
着装置(2)が作動する。これにより、合成樹脂シート
(S) (S)の所定位置が幅方向に切断される。この
切断長は、作製する大型袋の側面幅に対応した寸法(例
えば2000mm)に設定されている。
(S)は、段差ロール(19)を経て定尺送り出しロー
ル(20)によってさらに搬送される。この合成樹脂シ
ート(S)が、定尺送り出しロール(20)から所定長
さ送り出されたとき、当該定尺送り出しロール(20)
は−旦停止する。このタイミングに合わせて、切断・溶
着装置(2)が作動する。これにより、合成樹脂シート
(S) (S)の所定位置が幅方向に切断される。この
切断長は、作製する大型袋の側面幅に対応した寸法(例
えば2000mm)に設定されている。
上記切断・溶着装置(4)では、合成樹脂シート(S)
が搬送される時に、インパルスシーラ(41)のヒータ
部(41b)に通電されてヒータ部(41b)が所定の
温度になっている。そして、定尺送り出しロール(20
)が−旦停止すると同時に圧着部(42)が下降して、
重ね合わされた合成樹脂シート(S) (S)をインバ
ルスシーラ(41)に圧着する。すると、合成樹脂シー
1−(S)(S)は、切刃(41a)によって幅方向に
切断されると共に、両方の切断端部ではヒータ部(41
b) (41b)によってそれぞれ溶着される。これに
より、合成樹脂シート(S)(S)の端部(第1図に符
号(S2)で示す)が幅方向に溶着される。また、既に
切断・溶着装置(4)を通過して所定の大きさに切断さ
れた合成樹脂シート(S)(S) (下流側)において
は、上流側の端部(第11図に符号(S3)で示す)の
溶着が行われることになる。
が搬送される時に、インパルスシーラ(41)のヒータ
部(41b)に通電されてヒータ部(41b)が所定の
温度になっている。そして、定尺送り出しロール(20
)が−旦停止すると同時に圧着部(42)が下降して、
重ね合わされた合成樹脂シート(S) (S)をインバ
ルスシーラ(41)に圧着する。すると、合成樹脂シー
1−(S)(S)は、切刃(41a)によって幅方向に
切断されると共に、両方の切断端部ではヒータ部(41
b) (41b)によってそれぞれ溶着される。これに
より、合成樹脂シート(S)(S)の端部(第1図に符
号(S2)で示す)が幅方向に溶着される。また、既に
切断・溶着装置(4)を通過して所定の大きさに切断さ
れた合成樹脂シート(S)(S) (下流側)において
は、上流側の端部(第11図に符号(S3)で示す)の
溶着が行われることになる。
双方の側部(S2) (S3)が溶着された合成樹脂シ
ート(S)(S)は、排出ロール(21)によって、製
品受台(50)に排出される。なお、この搬送ロール(
21)は、定尺送り出しロール(20)が停止したとき
は、これに連動して上方のロール(21a)が離反し、
合成樹脂シート(S)(S)の搬送を一時停止する。
ート(S)(S)は、排出ロール(21)によって、製
品受台(50)に排出される。なお、この搬送ロール(
21)は、定尺送り出しロール(20)が停止したとき
は、これに連動して上方のロール(21a)が離反し、
合成樹脂シート(S)(S)の搬送を一時停止する。
このようにして作製された大型袋は、第6図に示すよう
に、2枚の方形シート(S)(S)が重ね合わされた状
態で、周囲の3辺(St)〜(S3)がそれぞれ溶着さ
れており、残りの1辺(S4)が開口している。
に、2枚の方形シート(S)(S)が重ね合わされた状
態で、周囲の3辺(St)〜(S3)がそれぞれ溶着さ
れており、残りの1辺(S4)が開口している。
したがって、この開口を拡げて大型冷蔵庫等の上部から
被せることによって、当該大型冷蔵庫等を覆うことがで
きる。
被せることによって、当該大型冷蔵庫等を覆うことがで
きる。
なお、原反ロール(A) (A)を支持している支持部
(11)(11)には、原反ロール(A) (A)が引
き出し速度より速く回転することのないように、その回
転を制御するブレーキ(lla)(lla)が設けられ
ている。
(11)(11)には、原反ロール(A) (A)が引
き出し速度より速く回転することのないように、その回
転を制御するブレーキ(lla)(lla)が設けられ
ている。
また、定尺送り出しロール(20)が−旦停止しても、
上記搬送駆動ロール(I8)等は、停止することなく回
転しているが、搬送駆動ロール(18)と定尺送り出し
ロール(20)の間に設けられた段差ロール(19)に
より、搬送駆動ロール(18)等によって連続的に搬送
されるために生ずる合成樹脂シート(S)の撓みを吸収
することができる。
上記搬送駆動ロール(I8)等は、停止することなく回
転しているが、搬送駆動ロール(18)と定尺送り出し
ロール(20)の間に設けられた段差ロール(19)に
より、搬送駆動ロール(18)等によって連続的に搬送
されるために生ずる合成樹脂シート(S)の撓みを吸収
することができる。
上記製造装置であれば、側部溶着装置(3)及び切断・
溶着装置(4)を搬送装置(1)の途中に設けていると
共に、側部溶着装置(3)を切断・溶着装置(4)より
上流側に設けているので、合成樹脂シー) (S)が切
断される前におけるシート(S)の搬送姿勢が乱れ難い
状態で、側部(Sl)の溶着を行うことができる。この
ため、側部(31,)の溶着を確実に実施することがで
きると共に、製造装置全体をコンパクトに構成すること
ができる。
溶着装置(4)を搬送装置(1)の途中に設けていると
共に、側部溶着装置(3)を切断・溶着装置(4)より
上流側に設けているので、合成樹脂シー) (S)が切
断される前におけるシート(S)の搬送姿勢が乱れ難い
状態で、側部(Sl)の溶着を行うことができる。この
ため、側部(31,)の溶着を確実に実施することがで
きると共に、製造装置全体をコンパクトに構成すること
ができる。
なお、上記切断・溶着装置(4)は、一定の位置で合成
樹脂シート(S)を上下から挾むことができるように構
成しているけれども、合成樹脂シート(S)の搬送速度
と同じ速度で移動しながら、合成樹脂シート(S)を挾
むことができるように構成すれば、合成樹脂シート(S
)を−旦停止させることなく、はぼ連続して搬送するこ
とができる。
樹脂シート(S)を上下から挾むことができるように構
成しているけれども、合成樹脂シート(S)の搬送速度
と同じ速度で移動しながら、合成樹脂シート(S)を挾
むことができるように構成すれば、合成樹脂シート(S
)を−旦停止させることなく、はぼ連続して搬送するこ
とができる。
上記合成樹脂シー1−(S)は、熱可塑性の合成樹脂シ
ートであれば種々のものが使用でき、特に発泡シートは
、衝撃吸収性に富むためより好適に使用される。このよ
うな発泡シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、EVA (エチレン酢酸ビニル共重合体)
等からなる発泡シートが好ましい。また、上記シートに
合成樹脂フィルムをラミネートした複合シートを使用す
ることもできる。さらに、袋の断熱性をよくするため、
アルミニウム箔等をラミネートしたシートを用いること
もできる。
ートであれば種々のものが使用でき、特に発泡シートは
、衝撃吸収性に富むためより好適に使用される。このよ
うな発泡シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、EVA (エチレン酢酸ビニル共重合体)
等からなる発泡シートが好ましい。また、上記シートに
合成樹脂フィルムをラミネートした複合シートを使用す
ることもできる。さらに、袋の断熱性をよくするため、
アルミニウム箔等をラミネートしたシートを用いること
もできる。
〈発明の効果〉
以上のように、この発明の合成樹脂製大型袋の製造装置
によれば、2枚の広幅シートを供給するだけで、それら
のシートを重ね合わすと共に、所定の大きさに形成し、
かつ周囲の3辺を溶着することができるので、大型袋を
作製する一連の作業を、人力に頼ることなく自動的に行
うことができる。したがって、この装置を使用すること
によって、大型袋の製造効率を向上させることができ、
袋のコストを引き下げることができる。
によれば、2枚の広幅シートを供給するだけで、それら
のシートを重ね合わすと共に、所定の大きさに形成し、
かつ周囲の3辺を溶着することができるので、大型袋を
作製する一連の作業を、人力に頼ることなく自動的に行
うことができる。したがって、この装置を使用すること
によって、大型袋の製造効率を向上させることができ、
袋のコストを引き下げることができる。
また、側部溶着手段の下流側に、切断・溶着手段を設け
ているので、シートを切断する前の搬送姿勢が乱れてい
ない状°態で、側部の溶着を行うことができ、側部の溶
着を確実に実施することができると共に、各手段を近接
して設けることができるので、製造装置全体をコンパク
トに構成することができる。
ているので、シートを切断する前の搬送姿勢が乱れてい
ない状°態で、側部の溶着を行うことができ、側部の溶
着を確実に実施することができると共に、各手段を近接
して設けることができるので、製造装置全体をコンパク
トに構成することができる。
第1図はこの発明の一実施例の合成樹脂製大型袋の製造
装置を示す概略平面図、 第2図は上記製造装置の側面図、 第3図は上記製造装置の部分拡大平面図、第4図は第3
図の側面図、 第5図はインバルスシーラの断面図、 第6図は作製した大型袋の斜視図である。 (1)・・・搬送装置、 (3)・・・側部溶着装
置、(4)・・・切断・溶着装置、(S)・・・合成樹
脂シート。
装置を示す概略平面図、 第2図は上記製造装置の側面図、 第3図は上記製造装置の部分拡大平面図、第4図は第3
図の側面図、 第5図はインバルスシーラの断面図、 第6図は作製した大型袋の斜視図である。 (1)・・・搬送装置、 (3)・・・側部溶着装
置、(4)・・・切断・溶着装置、(S)・・・合成樹
脂シート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の広幅 シートを重ね合わせつつ搬送する搬送手 段を設け、上記シートの搬送方向に沿う 方向のいずれか一方の側部を溶着する側 部溶着手段を設け、さらに、この側部溶 着手段の下流側に、側部が溶着されたシ ートの所定位置を幅方向に切断すると共 に、切断端部を溶着する切断・溶着手段 を設けていることを特徴とする合成樹脂 製大型袋の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076303A JPH0624782B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 合成樹脂製大型袋の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076303A JPH0624782B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 合成樹脂製大型袋の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02252545A true JPH02252545A (ja) | 1990-10-11 |
JPH0624782B2 JPH0624782B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=13601604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1076303A Expired - Lifetime JPH0624782B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 合成樹脂製大型袋の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624782B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1076303A patent/JPH0624782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0624782B2 (ja) | 1994-04-06 |
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