JPH02252471A - 分子運動活性化器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野Ｊ 本発明は、有機物中の分子、特に人体中の分子に作用し
て、その分子を活性化するための器具、就中医療乃至健
康用の器具に関する。 〔従来の技術Ｊ 有機物を構成する分子が、遠赤外線帯域において、遠赤
外線のエネルギを吸収し、これに基づいて共鳴をするこ
とは、従来から広く一般に知られていたところである。 その効果は、遠赤外線の波長が４μｍ−１４μｍ帯域に
おいて顕著であることも既に知られていたところである
。 又、有機ゲルマニウムは、低温でイオン化をするために
、体内に入ると、血液や細胞の中の分子のイオン化作用
をすすめ、新陳代謝を盛んにして、血液中や細胞を活性
化させることが知られている。 更に、有機乃至無機ゲルマニウムは、遠赤外線を透過さ
せる特性をもっていることが知られている。 更に又、実公昭５５−５５７４７号公報に見られるよう
な磁気治療器の考案がある。その考案は、磁石を用いて
、血液や、細胞を構成する分子のイオン化作用をすすめ
、イオン化された分子が自律神経に作用して血行を良く
し、肩凝りを直すという効果を奏している。 ［発明が解決しようとする問題点］ しかしそれぞれの手段を独立して実施をする場合、例え
ば人体の経穴（ツボ）に用いたとき、反応時間を早めた
り、治療効果を更に向上させたりすることが期待出来な
いと言うような問題があった。 磁気治療の場合人体に最も適した磁束密度が知られてい
ることからみても、磁気（ｌｉｆｔ束密度）を更に強め
ることによって効果を向上させることは、期待薄でもあ
り、また問題でもあることが明らかである。 本発明は枝上の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、分子の活性化を更に向上させることがで
きる分子運動活性化器具の提供にある。 〔問題点を解決するための原理乃至手段、並びにその作
用１ 本発明は、枝上の問題点を解決して、その目的を達成す
るため、磁気（磁力線）を用いて分子のイオン化作用を
促進するとともに、有機乃至無機ゲルマニウムを用いて
遠赤外線のみを透過させ、透過した遠赤外線のみを前記
分子に照射し、以って、両者の相乗作用による分子運動
の更なる活性化を実現したものである。

【実施例】

本発明の各実施例を第１図から第３図に基づいて説明を
する。 第１図（ａ）〜（ｃ）は、本発明の第一の実施例を示す
図であって、（ａ）は縦断面図、（ｂ）は（ａ）の切断
面とは９０度異なる切断面による部分縦断面図、（ｃ）
は平面図である。 本発明の第１の実施例を成す分子運動活性化器具は、 磁性材料の粉末と遠赤外線放射セラミックスの粉末とゲ
ルマニウムの粉末とから成る混合物を、縦断面形状が太
鼓状を成すように即ちレンズ形状を成すように形づくっ
て焼結をし、焼結をした後に着磁をして成る断面が太鼓
状の部材即ちレンズ形部材１３と。 該レンズ形部材１３の両端面に固着した１対の支持部材
１４．１４と、 １対の螺旋状溝１７と１８を壁面に設けた第１の円環乃
至中空部材１５と、 該第１の円環１５より高さが低く且その外周に摺動可能
に嵌合し且壁面の両側に前記１対の支持部材１４．１４
が貫通する貫通孔を有する第２の円環乃至中空部材１６
とを備え、 前記第１の円１］１５の端面には接着面が形成され、更
に該接着面には剥離紙１９が附着されているものである
。 本実施例では、断面が太鼓状の部材即ちレンズ状部材１
３を焼結した後に着磁をして形成したが、永久磁石粉末
を磁粉末として用い、接着剤によって、混合物を太鼓状
に形成しても良い。 文節１の円環１５と第２の円環１６は螺合とし第１の円
１）５の壁面に螺子に沿って、螺旋溝１７と１８を設け
るようにしてもよい。 本実施例による分子運動活性化器具を使用するときには
、先ず剥離紙１９を取り除き、第１の円環１５の接着面
を人体に接着し、固定する。 次に、第２の円環１６を、先に固定された第１の円環１
５に対して回転をさせると、螺旋１４．１４に沿って第
２の円環１６が移動し、断面が太鼓状の部材即ちレンズ
形部材１３は第１の円環１５の軸方向に移動する。 断面が太鼓状の部材即ちレンズ形部材１３は全体が凸レ
ンズ形状に形成されているので、凸レンズの焦点を有す
る。ために、レンズ形部材（対鼓状部材）１３の内部か
ら放射される遠赤外線は、その大部分がゲルマニウムの
フィルター作用により透過された後、焦点に集められる
。 レンズ状部材（太鼓状部材）１３の縦断面の外形輪郭は
、半径を異にする２個以上の円弧の連結で形成すること
も出来るが、その場合には、遠赤ところで、人体におけ
る無数の経穴（ツボ）は、皮膚面における（電流）良導
点の下にあることが知られている。これに対応して、人
体内部には、無数の経穴（ツボ）を隣から隣へと結び連
ねることによって成る経絡がある。経絡は、人体の表面
に即してその内側を走っている。経絡の深さは、人によ
り又病状により又良導点の位置により異なっている。 然るところ、本発明の第１の実施例によれば、遠赤外線
の集中する点乃至領域が前述の如く既知であり、且これ
等の点乃至領域の位置が前述の如く第２の円環１６の回
転によって調節可能なのであるから、経穴乃至経絡の深
さが異なるにつれて遠赤外線の集中する点乃至領域の位
置を調節をすれば良く、常に最適の治療を為すことが出
来るのである。 又、同一の経穴に同一の器具を用いて治療を続ける場合
であっても、第２の円環１６を回動させることにより、
経穴に対して遠赤外線の集中と分散とを計ることが出来
るので、症状に応じた最適の治療プログラムを実行する
ことが出来る。 本実施例においては、更に第２の使用方法が可能である
。第２の使用方法を用いるときには、第２の円環１６を
最終段階迄回転させることによって、レンズ状部材（断
面が太鼓状の部材）１３の凸部を皮膚面に当接させ、続
いてこれを押圧するものとする。このようにするときは
、指圧類似の効果をも同時並行的に奏することが出来る
。 前述の本発明の原理によって、更に下記の如き諸実施例
も可能となった。 ■第１の実施例における、断面が太鼓状を成しているレ
ンズ形部材１３を、上面が平面状で下面が球面状を成し
ている別のレンズ形部材や、球状部材で置換をすること
ができた。置換によって得られた作用効果は、当然のこ
とながら、第１の実施例と同様である。 以下においては、断面が太鼓状を成しているレンズ形部
材１３や、上面が平面状で下面が球面状を成している別
のレンズ形部材や、球状部材や、これ等に類似する部材
を概括して、「非縦長の塊状部材」ということにする。 ■前記第１の実施例乃至前記■の諸実施例における、非
縦長の塊状部材１３を、１対の支持部材１４と１４、第
一の円環１５、並びに第２の円環１６から分離させて、
これ等の部材とは独立に使用をすることができる。非縦
長の塊状部材１３を独立に使用をするときには、これを
、適宜の方法で（例えば、副作用のない片面接着テープ
や同じく可撓性の接着シート等で）、所望の皮膚面に固
定をするものとする。この場合にも、経穴（ツボ）に対
する効果は、先の諸実施例とほぼ同様である。 次に、第２の実施例について説明をする。 第２図（ａ）は第２の実施例の正面図、第２図（ｂ）は
その平面図である。 第２図において、１は柱状部材、２はゲルマニウムの層
、３は凸レンズ、４は三元混合物、６は接着面、７は剥
離紙である。 柱状部材ｌは、磁性材料の粉末と、遠赤外線放射セラミ
ックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末とが混合・成形・
固結をされて成る部材である。 ここに、固結とは、結合剤（バインダー）による固化、
及び焼結の総称である。 柱状部材１の外周には円環５と螺合するネジが設けられ
、又一方の端面には凸レンズ３が収納可能な凹所な有し
、該凹所にはゲルマニウムの層２が配設され手いる。ゲ
ルマニウムの層２は、柱状部材ｌと連続かつ一体に成形
・固結することも出来る。あるいは、単に、柱状部材ｌ
の下端面近傍におけるゲルマニウムの濃度分布を大きく
てやるだけでも良い。 ゲルマニウムの層２の下面には、更にレンズ３が層状に
固着されている。 前記円環５は柱状部材１と螺合し、且下側（皮膚側、即
ちレンズ３が固着配設された側）に絆創膏のような接着
面６が形成され、剥離紙７が耐着されている。 柱状部材ｌの他の端面には光を反射するシート（銀や鈴
を材料とする）を固着しても良い、又柱状部材ｌの両端
面に凸レンズを設けるようにしてもよい。 これを使用するには、剥離紙７を除去し人体の経穴（ツ
ボ）の位置に接着面６を用いて円環５を接着固定する。 柱状部材ｌをネジに沿って回転すると軸方向に移動する
。そしてレンズ３の焦点が移動する。焦点の位置と人体
の経穴（ツボ）の位置を合わせる。柱状部材ｌが放射す
る遠赤外線はゲルマニウムの層２を透過し遠赤外線以外
の波長の光を遮断する。 かくして、遠赤外線のみがレンズ３の焦点位置即ち今は
経穴位置に集中することとなるので、治療効果を向上さ
せることができるのである。 柱状部材ｌは、当然のことながら、境結後に着磁なされ
る。 続いて、第３の実施例について説明をする。 第３図は、本発明の第３の実施例を示す縦断面図であっ
て、１０は遠赤外線用の凸レンズ、１）と１２は夫々球
面の中心である。 柱状部材９は、磁性材料の粉末と、遠赤外線放射セラミ
ックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末との混合物を柱状
に成形し、焼結した後着磁し、且一方の端面に凸レンズ
１０を収納可能に形成したものである。 作用効果は、先の実施例とほぼ同一である。 最後に第４の実施例について説明をする。 第４の実施例を成す分子運動活性化器具は、図示をして
はいないけれども、 中空円筒部材と、発熱部材とから成り、前記中空円筒部
材は、磁性材料の粉末と遠赤外線放射セラミックスの粉
末とゲルマニウムの粉末とが混合され、中空円筒状に成
形・焼結をされ、焼結をされた後に、着磁をされて成り
、かつ前記発熱部材は、前記中空円筒部材内に配設をさ
れている。 本実施例においては、併行して温熱効果をも奏すること
ができる。 ［治療実例とその効果］ 患部の治療効果を治療例をあげて説明する。 ■肩こりの場合； 肩井穴には、Ｎ極側を当てる（固着をしてもよい）。 ■胃痙彎の場合： 中ＡｆｔＣかん）穴には、Ｎ極側を当てる（固着をして
もよい）。 三里穴には、Ｓ極側を当てる（固着をしてもよい）。 ■心臓発作の場合− 心愈穴には、Ｎ極側を当てる（固着をしてもよい）。 外関大には、Ｓ極側を当てる（固着をしてもよい）、 上記治療実例に於て、それぞれの患者は、磁石のみを当
てて治療した場合に較べ、痛みが除去される迄の所要時
間が数分の−であった。 そして胃痙彎の患者の場合は、落ち着いた後に酒を飲ん
だり料理を食べたりしても再び異常を訴えることがなか
った。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｃ）は、第１の実施例を示す図であっ
て、（ａ）は縦断面図、（ｂ）は（ａ）の切断面とは９
０度角度を変えた切断面による部分縦断面図、（ｃ）は
平面図である。 第２図（ａ）〜（ｂ）は、同第２の実施例を示す図であ
って、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図である。 第３図は、同第３の実施例を示す縦断面図である。 １・・・柱状部材、２・・・ゲルマニウムの層、３・・
・遠赤外線用の凸レンズ、４・・・磁性材料の粉末と遠
赤外線放射セラミックスの粉末とゲルマニウムの粉末と
からなる三元混合物、５・・・円環即ち中空枠状部材、
６・・・接着面、７・・・剥離紙、８・・・開口、９・
・・柱状部材、１０・・・凸レンズ、１３・・・縦断面
が太鼓状のレンズ形部材、１４・・・支持部材、１５・
・・第１の円環即ち中空部材、１６・・・第２の円環即
ち中空部材、１７．１８・・・１対の螺旋状溝、１９・
・・剥離紙、２０・・・球面の中心。 以上

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）非縦長の塊状部材（１３）から成り、前記塊状部
   材（１３）は、磁性材料の粉末と、遠赤外線放射セラミ
   ックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末とが、混合・成形
   ・固結をされて成るものであり、 前記塊状部材（１３）の中の前記磁性材料は、固結前乃
   至固結後に、縦方向に着磁をされて成り、かつ、 前記磁性材料から発生する磁力線と、前記遠赤外線放射
   セラミックスから発生し前記ゲルマニウムによって濾波
   された遠赤外線とを、縦方向延長線上近傍に存在する有
   機物に対して、同時に照射をして、これを活性化する 分子運動活性化器具。
2. （２）前記塊状部材（１３）は焼結をされて成り、かつ
   、前記塊状部材（１３）中の前記磁性材料は焼結後に着
   磁をされて成る 請求項１記載の分子運動活性化器具。
3. （３）非縦長の塊状部材（１３）と、１対の支持部材（
   １４、１４）と、第１の中空部材（１５）と、第２の中
   空部材（１６）とから成り、 前記塊状部材（１３）は、磁性材料の粉末と、遠赤外線
   放射セラミックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末とが、
   混合・成形・固結をされて成るものであり、 前記第１の中空部材（１５）には、１対の螺旋状溝（１
   ７、１８）が設けられ、前記第２の中空部材（１６）に
   は、１対の貫通孔が設けられており、 前記１対の支持部材（１４、１４）は、前記塊状部材（
   １３）の両側に一体又は別体に成形・固結又は固着をさ
   れて成り、 前記第１の中空部材（１５）と、前記第２の中空部材（
   １６）とは、摺動可能に嵌合されており、かつ前記各支
   持部材（１４、１４）は、前記第１の中空部材（１５）
   における１対の螺旋状溝（１７、１８）の一方と、前記
   第２の中空部材（１６）における１対の貫通孔の一方と
   を、夫々貫通し、これによって前記塊状部材（１３）の
   縦方向の位置が適宜調節可能に支持されている 分子運動活性化器具。
4. （４）柱状部材（１）と、中空枠状部材（５）とから成
   り、 前記柱状部材（１）は、凸レンズの層（３）と、ゲルマ
   ニウムの層（２）と、三元混合物の層（４）とから成り
   、 前記三元混合物の層（４）は、磁性材料の粉末と、遠赤
   外線放射セラミックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末と
   が混合・成形・固結をされて成るものであり、 前記ゲルマニウムの層（２）は、前記三元混合物の層（
   ４）の一側（下側）に一体又は別体に成形・固結又は固
   着をされて成り、 前記凸レンズ（３）は、前記ゲルマニウムの層（２）の
   非三元混合物側（下側）に固着をされており、かつ 前記中空枠状部材（５）は、前記柱状部材（１）の外周
   に摺動自在に係合されている 分子運動活性化器具。
5. （５）柱状部材（９）と、遠赤外線用の凸レンズ（１０
   ）とから成り、 前記柱状部材（９）は、磁性材料の粉末と、遠赤外線セ
   ラミックスの粉末と、ゲルマニウムの粉末とが混合・成
   形・焼結・着磁をされ、 その一端面には、前記凸レンズ（１０）を一体的かつ密
   に収納出来る収納部が、焼結前乃至焼結後に、形成をさ
   れており、かつ 前記凸レンズ（１０）は、前記柱状部材（９）の焼結後
   に、前記収納部に固着をされている 分子運動活性化器具。
6. （６）中空円筒部材と、発熱部材とから成り、前記中空
   円筒部材は、磁性材料の粉末と遠赤外線放射セラミック
   スの粉末とゲルマニウムの粉末とが混合され、中空円筒
   状に成形・焼結をされ、焼結をされた後に、着磁をされ
   て成り、かつ前記発熱部材は、前記中空円筒部材内に配
   設をされている 分子運動活性化器具。