JPH02251924A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPH02251924A
JPH02251924A JP1075576A JP7557689A JPH02251924A JP H02251924 A JPH02251924 A JP H02251924A JP 1075576 A JP1075576 A JP 1075576A JP 7557689 A JP7557689 A JP 7557689A JP H02251924 A JPH02251924 A JP H02251924A
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JP
Japan
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focus detection
focus
amount
optical system
detection area
Prior art date
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Application number
JP1075576A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kuwata
知由己 桑田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、カメラ等の自動焦点調節装置に関する。
B、従来の技術 撮影レンズを通過した被写体光に基づいて焦点検出を行
い、合焦後も連続して焦点検出を行ういわゆるコンティ
ニュアスAF(オートフォーカス)撮影が可能な自動焦
点カメラがある。このコンティニュアスAF撮影時にお
いて、例えば、歩行者のような動く主要被写体を追いな
がらシャッタチャンスを待つ時に、主要被写体の手前に
別の歩行者や並木等の障害物が現われると、至近の障害
物に焦点を合わせる動作が行われ、主要被写体がピンボ
ケになってしまう。そこで、障害物が焦点検出領域内に
入る直前に焦点検出を中断する操作が可能なカメラが知
られており、この種のカメラにおいてはフォーカスロッ
クスイッチが設けられ、コンティニュアスAF撮影時に
フォーカスロックスイッチを操作して焦点検出を中断す
る。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような方式では、焦点検出領域に障
害物が入ってくる瞬間を正確に予想するのが困難なので
、実際は障害物に基づいたレンズ駆動が行われてからフ
ォーカスロックスイッチを操作することとなり、レンズ
駆動が止まった時には既にいくらか主要被写体はピンボ
ケになってしまう場合が多かった。また、フォーカスロ
ックスイッチが十分早く操作された場合でも、レンズ駆
動を止めている間に主要被写体が動いてしまい、ピンボ
ケとなる。従って、障害物が完全に焦点検出領域外へ出
ていない時や、出た瞬間にレリーズすると主要被写体は
ピンボケとなってしまい、−方、主要被写体にピントが
再び合うのを待っているとシャッターチャンスを逃し、
いずれにしろ良好な撮影ができないおそれがあった。こ
のような問題は、動的被写体を追尾しやすいように焦点
検出領域を広くするほど顕著となり、その改善が要望さ
れている。
本発明の技術的課題は、動的被写体を追尾し易すくした
広い焦点検出領域とそれよりも狭い焦点検出領域とを設
定した自動焦点調節装置において、狭い焦点検出領域に
不所望の被写体が入ってもその影響を少なくすることに
ある。
00課題を解決するための手段 クレーム対応図である第1図により説明すると、本発明
は、被写体像を所定面上に形成するための撮影光学系5
01と、この撮影光学系501の全部または一部を焦点
調節のために駆動する駆動手段502と、撮影画面内に
設定された焦点検出領域において一対の被写体像を一対
の受光素子上にそれぞれ投影し、各被写体像の相対ずれ
量を検出して前記所定面に対する撮影光学系501の像
面のデフォーカス量を検出する焦点検出手段503と、
検出されたデフォーカス量に基づいて撮影光学系501
を即動して焦点調節を行うと共に、焦点検出不能であれ
ば撮影光学系501をスキャンしつつ焦点検出を続行す
るように制御する制御手段504とを具備する自動焦点
調節装置に適用される。
そして上述の技術的課題は次のようにして解決される。
焦点検出手段503を、撮影画面内に設定された複数の
焦点検出領域において前記所定面に対する撮影光学系5
01の像面のデフォーカス量を相対ずれ量としてそれぞ
れ検出する手段であって常時選択される第1の検出手段
503Wと、上記複数の焦点検出領域をあわせた領域に
含まれる予め定めた特定の焦点検出領域において、前記
所定面に対する撮影光学系501のデフォーカス量を相
対ずれ量として検出する手段であって、第1の焦点検出
手段503Wによるその特定領域を含む焦点検出領域の
焦点検出において検出可能な相対ずれ量よりも小さいず
れ量としてのデフォーカス量を検出可能な第2の焦点検
出手段503Sとで構成し、第2の焦点検出手段503
Sを選択する選択手段505を具備する。さらに、制御
手段504で次のように制御する。選択手段505によ
り第2の焦点検出手段503Sが選択されると、焦点検
出不能のときは撮影光学系501を駆動することなく焦
点検出を繰り返すとともに、小さいずれ量の範囲内でデ
フォーカス量が検出されるとそのデフォーカス量に基づ
いて撮影光学系501を駆動する。
86作用 通常は第1の焦点検出手段503Wでいわゆるコンティ
ニュアスモードで焦点検出が行われ1選択手段505に
より第2の焦点検出手段503Sが選択される。第2の
焦点検出手段503Sによる焦点検出では、検出可能な
デフォーカス量が狭められ、かつデフォーカス量が予め
定めた範囲外などで焦点検出不能のときには、いわゆる
コンティニュアス撮影時のような撮影光学系501のス
キャン動作が行われない。このため、第2の焦点検出手
段503Wで主要被写体を追尾しているときに不所望の
被写体が焦点検出領域の端部に入ってくるときに第2の
焦点検出手段503Sを選択すれば、不所望の被写体に
よる影響が回避できる。
また、不所望の被写体が第2の焦点検出領域に入っても
、検出可能なデフォーカス量が狭められているから、不
所望の被写体に合焦するおそれが少ないばかりか、焦点
検出不能であっても撮影光学系501はスキャン駆動さ
れないので、第2の焦点検出領域で主要被写体を再度捕
捉したときに直ちに合焦させることができる。
F、実施例 第2図〜第14図に基づいて実施例を説明する。
第2図は本発明をレンズ交換型−眼レフカメラに適用し
た実施例を示すもので、カメラボディ20に対して交換
可能なレンズ10が着脱自在にマウントし得るようにな
されている。レンズ10を装着した状態において、被写
体から到来する撮影光束の一部は撮影レンズ11を通っ
てカメラボディ20に設けられているメインミラー21
によって反射されて不図示のファインダに導かれる。
これと同時に撮影光束の一部がメインミラー21を透過
してサブミラー22によって反射されることにより、焦
点検出用光束としてオートフォーカスモジュール23(
以後、AFモジュールという)に導かれる。
−AFモジュール23について− AFモジュール23の構成例を示す第3図において、A
Fモジュール・23は、フィールドレンズ231および
一対の再結像レンズ232A。
232Bからなる焦点検出用光学系23Aと一対の受光
素子アレイ233A、233Bを有するCCDイメージ
センサチップ(以下、単にCCDと呼ぶ)23Bとから
構成されている。
以上のような構成において、撮影レンズ11の射出瞳1
1Eに含まれる光軸LXに対して対称な一対の領域11
A、IIBを通る光束は、フィールドレンズ231付近
で焦点検出用の1次像を形成し、更に、フィールドレン
ズ231および再結像レンズ232A、232Bによっ
てCCD23Bの一対の受光素子アレイ233A、23
3B上に一対の2次像を形成する。上記1次像が不図示
のフィルム共役面と一致してい、る時、一対の2次像の
受光素子アレイ並び方向の相対的位置は焦点検出光学系
の構成によって決まる所定値となる。また、一対の受光
素子アレイ233A。
233Bは、第4図に示すように各々n個の受光素子a
i、bi (i=1〜n)から成る。各受光た電荷蓄積
時間だけ電荷蓄積を行なうことにより、受光素子出力を
後述の処理に適する出力レベルとすることができる。C
OD 23 B上の照度を検出するためCCD23B上
にはモニタ用センサ(不図示)が設けられる。そして、
1次像がフィルム共役面と一致している時に、両受光素
子アレイの対応する受光素子(a工とbLya2とb2
・・・ anとbn)の出力が等しくなるように配置さ
れている。
1次像がフィルム共役面からずれた面に形成されている
場合には、CCD23B上における一対の2次像の相対
的位置は、1次像の光軸方向のずれ方向(すなおち前ピ
ンか後ピンか)に応じて上記一致している場合の所定値
から変化する。例えば、前ピンの場合には一対の2次像
の位置関係は相対的に挟まり、後ピンの場合には広がる
。すなわち、撮影レンズ11によって形成される被写体
の結像面と、焦点検出用光学系23A固有の予定焦点面
との光軸方向の差に応じて2次像の相対位置関係が決ま
る。
次に、この実施例における焦点検出領域について説明す
る。
第5図は、ファインダ内の視野枠51と焦点検出領域を
示すマーク52とを示し、第6図(a)は、第4図に示
した受光素子素子アレイ233A。
233Bを焦点検出面に投影した像Soを示している。
焦点検出領域マーク52は、マット面上に刻線されたマ
ーク52a〜52dで構成され、マーク52aと52b
との間に第1の焦点検出領域z1が、マーク52bと5
2cとの間に第2の焦点検出領域Z2が、マーク52c
と52dとの間に第3の焦点検出領域Z3がそれぞれ設
定される。
ここで、後述する第1の焦点検出モード(多点測距モー
ド)選択時は第1〜第3の焦点検出領域z1〜Z3でそ
れぞれ検出されたデフォーカス量に基づいて焦点調整が
行われ5例えば、複数のデフォーカスの中で最至近の被
写体に合焦するデフォーカス量を5つまり最も後ピンの
ものをそのときのデフォーカス量として使用する。また
、第2の焦点検出モード(スポット測距モード)選択時
は中央部の焦点検出領域Z2で検出されたデフォーカス
量に基づいて焦点調整が行われる。
ここで、第6図(b)は焦点検出領域Z2上の焦点検出
のための像ずらし範囲を表わし、焦点検出領域Z2相当
幅の像参照範囲を受光素子アレイの両端までそれぞれず
らして焦点検出が可能であり、第6図(Q)、(d)は
焦点検出領域Zl。
Z2上の焦点検出のための像ずらし範囲を表わし、焦点
検出領域Zl、Z3相当幅の像参照範囲を受光素子アレ
イの各一端までずらして焦点検出が可能である。したが
って、焦点検出領域Z2で焦点検出可能なデフォーカス
量は焦点検出領域Zl。
Z3よりも大きい。また、第7図(a)はスポット測距
モード時の焦点検出領域Z4を、第7図(b)はその焦
点検出領域Z4上の焦点検出のための像ずらし範囲を表
わしている。この焦点検出領域Z4の広さは多点測距モ
ードの焦点検出領域Z2と等しいが、第7図(b)のよ
うに、焦点検出演算の際の像ずらし量が多点測距モード
に比べて小さくされている。したがって、検出可能なデ
フォーカス量も小さい。なお、本明細書では、スポット
測距モードの焦点検出領域Z4はマーク52上では焦点
検出領域Z2と同一領域であるから焦点検出領域Z2と
して説明する。
このようなモード選択のため、本実施例では第2図に示
すようなモード選択スイッチ61が設けられ、不所望の
被写体が捕捉されそうになったときに撮影者が直ぐに操
作してスポット測距モードやフォーカスロックモードを
選択できるようになっている。スイッチ61は、接片6
1a〜61cを有し、スイッチ解放時は各接片がいずれ
も開いており、半押して接片61aと1bが閉じ、全押
して接片61a、61b、61cの全てが閉じ、これに
より得られる信号をデコーダ部62でデコードしてAF
CPU30のポートP8に入力する。
後述するようにスイッチ61が解放の場合には、第1〜
第3の焦点検出領域Z1〜Z3による多点測距モードが
、半押しで第2の焦点検出領域Z2によるスポット測距
モードがそれぞれ選択され、全押しで焦点検出動作を中
止、すなわちフォーカスロックモードとなる。また、接
片61a。
61bにばばね61Bによる自己復帰力が与えられてい
る。
−AFCPU30について− 再び第2図において、センサ制御部26は、オートフォ
ーカス用CPU (以後、AFCPUと呼ぶ)30のポ
ートP4からの電荷蓄積開始および終了指令を受は取り
、指令に応じた制御信号をCOD 23 Bに与えるこ
とによりCOD 23 Bの電荷蓄積開始および終了を
制御する。また、転送りロック信号をC0D23Bに与
え、受光素子出力信号を時系列的にAFCPU30に転
送するとともに、受光素子出力信号の転送開始に同期し
た発生同期信号をAFCPU30のポートP4に送る。
AFCPU30は発生同期信号に同期して内蔵のA/D
コンバータによりAD変換をスタートさせ、以後、転送
りロックのサイクルタイム毎に受光素子出力をポートP
3にてサンプリングしてAD変換する。これにより受光
素子数に応じたAD変換データ(2n個)を得た後、こ
のデータに基づき後述する周知の焦点検出演算を行い、
1次像とフィルム共役面とのデフォーカス量を求める。
ここで、焦点検出演算に用いる周知の相関演算法につい
て簡単に説明する。
一相関演算法について− 各々n個から成る一対のCCDデータa1〜anおよび
b1〜bnに対して(1)式の相関演算を行ない相関量
C(L)が求められる。
C(L)=Σ(ai−b(i+L))  ・・ (1)
ここで、Lは整数であり、CCDイメージセンサチップ
23B上に並ぶ受光素子ピッチを1単位とした場合の一
対のCCDデータ相互の相対的シフト量である。
この(1)式の演算結果は相対的シフト量りを横軸に取
りかつ相関量C(L)を縦軸に取って示すと、1対のC
ODデータの相関が高いシフト量りにおいて相関量C(
L)が最小になる。実際上当該相対的シフト量りは受光
素子アレイ233A。
233Bから離散的に得られるデータに基づいて決まる
ので、相関量C(L)も離散的になる。そこで演算によ
り求めた相関量C(L)から必ずしも直接に相関量C(
L)の最小値C(L) MINが得られるとは限らない
。そこで周知の3点内挿の手法を用いて相関量C(L)
の最小値C(L)MINを求め、そのシフト量を相対シ
フト量(ずれ量)として求め、受光素子の並びピッチと
所定の係数とからデフォーカス量を求める。
この(1)式においてパラメータiとシフト量りの関係
は、スポット測距モードが第8図に、多点測距モードが
第9図に示す如く設定される。
第8図においては、シフト量りの取る範囲が−5〜+5
に設定され、また第9図においては、焦点検出領域Zl
、Z3では−6〜+6、焦点検出領域z2では−14〜
+14にそれぞれ設定されている。パラメータiの取る
範囲は(2)式で表わされる。
(2)式において演算INT()は、()の中の値をそ
の値以下の最も大きな整数に整数化することを表わして
いる。また、αとβは、受光素子アレイ233Aと23
3B上に投影された焦点検出領域の相当範囲を示し、第
8図ではα=m。
β=にであり、受光素子アレイ233Aは受光素子am
”akまでの範囲、受光素子アレイ233Bは受光素子
bm”bkまでの範囲が焦点検出領域Z2相当範囲であ
ることを示す、換言すれば、焦点調節が適正に行われた
場合に、焦点検出領域z2内の像が再結像すべき範囲が
受光素子am〜akまで、並びにbm”bkまでなので
ある。
そして、(2)式の意味するところは、この焦点検出領
域Z2上の被写体像を用いてシフト量−5〜+5で焦点
検出演算を行うのに必要な受光素子アレイ233A、2
33B上の範囲を表わし、第8図では、a (m −2
) 〜a (k + 3 )、b (m−2) =b 
(k+3)の受光素子を用いる。
すなわち、焦点検出領域Z2相当として設定した範囲よ
り広い範囲の受光素子が焦点検出演算に用いられる。第
8図の○印がその焦点検出領域Z2の焦点検出演算に使
用する受光素子を示している。
第9図は、スポット測距モードと同様に多点測距モード
時において各焦点検出領域Z1〜Z3の焦点検出演算に
用いる受光素子の範囲を示している。同図中、Q印を付
した範囲は、第1の焦点検出領域2↓に結像すべき被写
体に対する焦点検出演算に用いられるCCDデータai
、biの範囲を、Δ印は第3の焦点検出領域Z3に関す
る焦点検出演算に用いられるCCDデータai、biの
範囲を、また、斜線の部分は、第2の焦点検出領域Z2
に関する焦点検出演算に用いられるCCDデータai、
biの範囲をそれぞれ示している。
同図かられかるように、第1.第2および第3の焦点検
出領域Z1〜Z3の上記α、βは、それぞれα=4.β
=j、α” jr β=h、α=h。
β=n−3であり、焦点検出領域Z1はa4〜a、)、
b4〜bjの各受光素子、焦点検出領域Z2はa j=
a h、 b j−b hの受光素子、焦点検出領域z
3はa h = a (n −3) 、 b h 〜b
(n−3)で設定される。またシフト量りの範囲は、第
1と第3の焦点検出領域Zl、Z3に関しては−6≦L
≦6.第2の焦点検出領域Z2に関してはさらに広く一
14≦L≦14とされている。そして、第9図から分か
るとおり、第1の焦点検出領域z1に関する相関演算に
用いられる画素は81〜a(j+3)、b□〜b(j+
3)であり、第3の焦点検出領域Z3ではa(h−3)
〜an、b (h−3) 〜bnであり、第2の焦点検
出領域Z2ではa工〜an、b1〜bnである。
AFCPU30はこのようにして求められた焦点検出演
算結果に基づいて、AF表示器4oの表示形態をポート
P5を用いて制御する。例えば前ピンの場合は三角表示
部41、後ピンの場合は三角表示部43、合焦の場合は
丸表示部42.焦点検出不能の場合はX表示部44を各
々アクティブとする。
またAFCPU30は、焦点検出演算結果に基づいて、
AFモータ50の駆動方向および駆動量を以下のように
制御して、撮影レンズ11を合焦点に移動させる。
AFCPU30はまず、デフォーカス量の符号(前ピン
、後ピン)に従って、ポートP2から、撮影レンズ11
が合焦点に近づく方向にAFモータ50を回転させる駆
動信号を出力する。AFモータ50の回転運動は、カメ
ラボディ20に内蔵されたギヤ等から構成されたボディ
伝達系51を経てカメラボディ20とレンズ10のマウ
ント部に設けられたボディ側のカップリング53に伝達
される。ボディ側のカップリング53に伝達された回転
運動は、更にこれに嵌合するレンズ側のカップリング1
4およびレンズ10に内蔵されたギヤ等から構成された
レンズ伝達系12に伝達され最終的に撮影レンズ11が
合焦方向へと移動する。
AFモータ50の駆動量は、上記ボディ伝達系51のギ
ヤ等の回転量によって検出され、その回転量は、フォト
インタラプタ等によって構成されるエンコーダ52によ
ってパルス列信号に変換されポートP1からAFCPU
30にフィードバックされる。AFCPU30ば、ボデ
ィ伝達系51およびレンズ伝達系12の減速比等のパラ
メータに応じて、AFモータ50の駆動量、すなわちエ
ンコーダ52からフィードバックされるパルス数をカウ
ンタすることにより撮影レンズ11を所定移動量だけ移
動することができる。AFCPU30は、ポートP1よ
り入力するパルス信号をカウントするためのパルスカウ
ンタと、このパルスカウンタの内容と比較するための比
較レジスタとを内蔵しており、パルスカウンタと比較レ
ジスタの内容が一致した時に内部割込みがかかる機能を
有している。
AFCPU30は以下のような順序でAFモータ50の
駆動量を制御する。
まず、AFモータ50の駆動開始前にパルスカウンタの
内容をクリアするとともに比較レジスタに所望のパルス
数をセットし、次いでAFモータ50の駆動を開始する
。AFモータ50の回転によりエンコーダ52がパルス
を発生してパルスカウンタがカウントアツプされる。パ
ルスカウンタの内容が比較レジスタと一致した時に割込
みがかかり、AFCPU30は割込処理でAFモータ5
0を停止させる。このようにしてAFモータ50は所望
のパルス数だけ駆動制御される。
さらに第2図において、レンズにはレンズCPU13が
内蔵されており、このレンズCPUI 3は、AFCP
U30に必要な焦点距離や撮影レンズ11の単位移動量
当りのカップリング14の回転数等のAF関連情報を、
マウント部に設けたレンズ側接点15.ボディ側接点6
3を介してボディ側の通信バス64に送る。
さらに80はレリーズ釦であり、操作されていない状態
である解放状態と、第1のストロークだけ押し込んだ状
態である準備状態(半押し)と。
第1のストロークよりも大きな第2のストロークまで押
し込んだ状態であるレリーズ状態(全押し)とに操作可
能である。
以上が本発明にかかる焦点検出装置を一眼レフカメラに
適用した実施例の構成および動作の概要である。
次に第10図〜第14図により焦点検出演算処理の手順
を詳細に説明する。
主電源スイッチがオンしたとき、または、交換レンズが
装着された時に、AFCPU30はレンズCPUI 3
との通信によりレンズ情報を収集する。そして、レリー
ズ釦80の半押し操作により第10図に示すオートフォ
ーカスルーチン(Aルーチン)が起動される。なお、こ
のオートフォーカスルーチンはレリーズ釦80の半押し
が解除されると直ちに割込みにより中断され、起動前の
半押し待機状態となる。
オートフォーカスルーチンが起動されると、ステップS
1で後述する変数oCに0を代入して第11図に示すS
ルーチンを起動する。Sルーチン実行中は、同時に並行
してAルーチンも実行される。次いでステップS2にお
いて、CODデータを読み込み、ステップS3において
、モード選択スイッチ61が全押しされているか否かに
よりフォーカスロックか否かを判定する。否定されると
ステップS7に進みフラグFLFに0を代入し、ステッ
プS8でモード選択スイッチ61が半押しされているか
否かによりスポット測距モードか否かを判定する。否定
されるとステップS10でCに1を代入し、肯定される
とステップS9でCに0を代入してステップSllに進
み、Cが変数OCと一致するか否かを判定する。ここで
、C=Oでスポット測距モード、C=1で多点測距モー
ドを示し、OCは現在実行中の焦点検出モードを表わす
。したがって、C=Oならばスポット測距モードが選択
されているからステップS2に戻り、C≠0ならばステ
ップS6に進んで割込みをかける。一方、モード選択ス
イッチ61が全押しされていてステップS3が肯定され
るとステップS4に進んでフラグFLFに1を代入し、
ステップS5でCにOを代入してステップS6で割込み
をかける。この割り込みにより第12図の割込み処理が
起動されている。
Aルーチンと並行して実行されるSルーチンは、第11
図に示すようにステップS21でフラグFLFが1か否
かを判定し、否定されるとステップS22において受光
素子アレイ233A、233Bから受光素子出力である
CODデータを読み取る6次いで、ステップS23にお
いて、モニタ用センサの出力により被写体が低輝度過ぎ
るか高輝度過ぎるかを判定する。いずれでもなくこのス
テップS23が否定されるとステップS24に進み、焦
点検出領域Z2についてスポット測距モードによる焦点
検出演算を行う、このステップS24で上述したように
(1)式の相関演算からデフォーカス量を求める。次に
ステップS25に進み、焦点検出不能か否かを判定する
。焦点検出演算でデフォーカス量が演算できない場合、
あるいは最小の相関量が所定値より大きいとか画像のコ
ントラストが所定量より低いなど種々の要因により演算
されたデフォーカス量の信頼性が低いときに焦点検出不
能と判定される。
デフォーカス量が求まりステップS25が否定されると
ステップS26に進み、演算されたデフォーカス量が予
め定めた範囲−CP〜+CP内にある否かを判定し、肯
定されるとステップS27において、AF表示器40に
焦点検出結果を表示し、ステップ828において、演算
されたデフォーカス量に応じて撮影レンズを駆動してス
テップS22に戻る。
一方、ステップ323が肯定され、あるいは、ステップ
S25で焦点検出不能と判定されたときおよび、ステッ
プS26において、検出されたデフォーカス量が一〇P
〜十〇P外と判定されると、ステップS29においてA
F表示器40に焦点検出不能を表示しステップS22に
戻る。つまり、焦点検出不能のときは撮影レンズを駆動
することなく焦点検出のみ繰り返す。
さらに、ステップS21が肯定されると否定されるまで
ステップS21を繰り返す。Sルーチン実行中ばAルー
チンが並行して実行されているから、モード選択スイッ
チ61の全押しが解除されてAルーチンでフォーカスロ
ックではないと判定されるとそのステップS7でフラグ
FLFがOとなり、これにより、Sルーチンのステップ
S21が否定される。
ステップ826においてデフォーカス量を制限したが、
次のように相関演算のシフト量りそのものを制限しても
よい。以下、この点を説明する。
デフォーカス量算出過程において、例えば(1)式で求
めたC (L)の最小値がLのシフト範囲の最端であっ
た場合は内挿が不可能なので、焦点検出不能として焦点
検出演算を終える。ここで、実際の像ずれ量に相当する
シフト量が、相関演算に用いたシフト量の範囲を越える
ときは同様に焦点検出不能の結果となる。従って、シフ
ト量の範囲が検出可能なデフォーカス量の範囲を決定す
ることになる。したがって、ステップS26におけるデ
フォーカス量範囲の絶対値cpに相当するシフト量をL
Cと呼ぶと、ステップS24における相関演算に用いる
Lの範囲を−LC≦L≦LCとしてもステップS26で
デフォーカス量を制限するのと同じ効果が得られる。た
だしこの場合、LCは整数しかとれないので、デフォー
カス量で制限するのに比べて設定の自由度はいくぶん減
じる。
Aルーチン実行中に割込みがかかると第12図の割込み
ルーチンが起動される。
まず、ステップS31で変数oCにCを代入してステッ
プS32に進み、Cが1か否かを判定する。ステップS
32が肯定されると第13図に示すWルーチンにジャン
プし、ステップS32が否定されるとステップS33で
フラグFLFが1か否かを判定し、否定されると第11
図のSルーチンヘジャンプする。ステップS33が肯定
されると、ステップS34でAF表示器40の表示をそ
のまま保持してSルーチンヘジャンプする。割り込みル
ーチン中はAルーチンの割り込みを受付けない。
割込みルーチンから第13図に示すWルーチンに進むと
、ステップS41において受光素子アレイ233A、2
33BからCCDデータを読み取る。次いで、ステップ
S42において、モニタ用センサの出力により被写体が
低輝度過ぎるか高輝度過ぎるかを判定する。いずれでも
なく否定されるとステップ844〜S46を順次に実行
する。
すなわち焦点検出領域Z1〜z3について多点測距モー
ドで焦点検出演算を行う。この演算はスポット測距モー
ドと同様である。次にステップS47に進み、全焦点検
出領域で焦点検出不能か否かを判定する。これは、上述
したと同様各点点検出演算でデフォーカス量が演算でき
たか否かなどにより判定される。いずれかの焦点検出領
域における焦点検出演算でデフォーカス量が演算される
とステップ348に進む。このステップ348において
は、複数の焦点検出領域に関してデフォーカス量が演算
されるとその内の最も至近の被写体のデフォーカス量、
即ち最も後ピンのデフォーカス量を選択する。次いでス
テップS49に進みAF表示器40に焦点検出結果を表
示し、ステップS50において、演算されたデフォーカ
ス量に応じて撮影レンズを駆動してステップS41に戻
る6複数のデフォーカス量の平均値を最終的なデフォー
カス量として使用するなどカメラの特性に応じた方法で
複数の焦点検出結果から最終的なデフォーカス量を求め
てもよい。
ステップS47が肯定されると、すなわち全焦点検出領
域で焦点検出演算ができないときにはステップS51に
進んでAF表示器40に焦点検出不能表示を行い、更に
ステップS52に進み所定量だけ撮影レンズを駆動して
ステップS41に戻る。すなわち、撮影レンズをスキャ
ンしつつ焦点検出を続行する。なお、Wルーチン実行中
もAルーチンが並行して実行される。
以上のように動作するカメラの具体的な使用例を第14
図を参照して説明する。被写体としてサッカーのプレー
ヤを想定する。この種のプレーヤの動きはカメラに対し
て単調に近づいたり遠ざかったすせず、また左右の動き
も不規則であり、追尾撮影に際して最もテクニックが必
要な被写体である。
撮影者は、主電源をオンした後に主要被写体であるプレ
ーヤを焦点検出領域を示すマーク52内に捕らえながら
レリーズ釦80を半押ししたままマーク52内から外さ
ぬようにプレーヤを追う。
この間、プレーヤが急に動く方向を変えたときなどは度
々マーク52内から外しそうになるが、上述のように常
時多点測距モードが選択されているからプレーヤを捕捉
し続けることが容易である。
またこの場合、第6図あるいは第8図に示したように、
中央部の焦点検出領域Z2で検出可能なデフォーカス量
が両端の焦点検出領域z1,3よりも大きくされており
、プレーヤが主に前後に動いているときには、中央部で
プレーヤを捕捉するように追尾すると急に動かれても合
焦状態を保ちやすい。他方、主に左右に動いているとき
には、中央の焦点検出領域Z2でプレーヤを捕捉するの
が難しく両端の領域Z1,3で捕捉してしまうこともあ
るが、このときは、前後の動きが少ないから検出可能な
デフォーカス量は小さな範囲でよく。
本実施例の特性はこのような不規則に動く被写体の追尾
に非常にマツチしている。
ここで、第14図において、主要被写体として追尾して
いるプレーヤPLIの前にコーナフラッグCFや他のプ
レーヤPL2のような障害物が入ってくると、初め障害
物は両端の領域Z1,3にかかりカメラは障害物に合焦
しようとする。このレンズの動きにより、撮影者は障害
物が焦点検出領域に入った事実に気付き、スポット測距
モードを選択すべくモード選択スイッチ61を半押しす
る。これにより焦点検出領域はZ2が選択されて狭くな
り横の動きは追いにくくなるが、その反面。
うまくプレーヤを捕捉すれば障害物のために主要被写体
がピンボケになる可能性は低くなる。この状況では、後
者の利点が前者の欠点よりもはるかに大きい。
さらに、障害物が中央に寄ってきて焦点検出領域Z2に
入るのが避けられないときは、撮影者はモード選択スイ
ッチ61を全押ししてフォーカスロックし、障害物が領
域Z2からでるのを待つ。
このとき、フォーカスロックが少し遅れても、障害物に
よって誤って駆動されるレンズの量は比較的少なく制限
されているので、領域Z2から障害物がでた後に、速や
かに主要被写体に合焦できる可能性が高い。フォーカス
ロック後、障害物が領域Z2から出るのを待ち、モード
選択スイッチ61を半押しに戻し、また、第1.第3の
焦点検出領域Zl、Z3から出るのを待ってモード選択
スイッチ61を解放してシ′ヤッターチャンスを待つ。
あるいは、障害物を前ボケにしてモード選択スイッチ6
1を半押しのままレリーズしても良い。
なお、次のようにしてスポット測距モード時の手ブレに
よる影響を防止することができる。
焦点検出領域z2による焦点検出とこれに続くレンズ駆
動を行なうと共に焦点検出領域Zl。
Z3で焦点検出を行なう。なおこの焦点検出領域Z2で
は上述したようなデフォーカス量制限はかけない。焦点
検出領域Z1またはZ3に内するデフォーカス量がほぼ
○、すなわちほぼ合焦していると思われる場合は待機モ
ードに入る。待機モードでは、レンズ駆動を行うことな
く焦点検出領域Z2に関する焦点検出を繰り返し行い、
この間に所定のデフォーカス範囲に含まれる焦点検出結
果が得られれば、待機モードを終了する。待機モードに
入ってから一定時間内に所定のデフォーカス範囲内に含
まれる結果が得られなかった場合は、デフォーカス量の
大小に拘らずそれに基づいたレンズ駆動を打った後、待
機モードを終了する。いずれの場合も、待機モードを終
了すると通常のスポット測距モードに戻る。さらに、ス
ポット測距モード時において焦点検出領域Zl、Z3の
焦点検出の結果、はぼ合焦していると思われる領域がな
い場合は、焦点検出領域Z2に関する焦点検出結果に基
づいて直ちにレンズを即動する。
以上のような手順により、撮影者の手ブレにより所要被
写体が一時的に焦点検出領域Z2から外れてしまう場合
は、直ぐに主要被写体を捕捉し直せば他の不所望の被写
体に合焦するのが防止され、主要被写体がピンボケにな
ることがない。さらに。
意図的に追尾被写体を変更したときには、速やかに新し
い主要被写体に合焦させることが可能となる。
G1発明の効果 本発明によれば、いわゆる多点焦点検出のように比較的
広い焦点検出領域で焦点検出を行う第1の焦点検出モー
ドとスポット焦点検出のように比較的狭い焦点検出領域
で焦点検出を行う第2の焦点検出モードとを設定し、常
時は広い第1の焦点検出モードとするとともに選択操作
により狭い第2の焦点検出モードを選択可能とし、さら
に、第2の焦点検出モードによって検出可能なデフォー
カス量を第1の焦点検出モードによる同じ焦点検出領域
の焦点検出領域でのデフォーカス量よりも小さくしたの
で、動く被写体を追いながらシャッターチャンスを待つ
ような際に、障害物が第2の狭い焦点検出領域に入って
デフォーカス量が大きくなると焦点検出不能となってレ
ンズは主要被写体に合焦した状態を保持するから、使い
勝手の良いカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。 第2図は本発明による自動焦点検出装置の実施例の全体
構成図である。 第3図はAFモジュールの構成を示す斜視図である。 第4図は受光素子アレイ説明図である。第5図〜第7図
は焦点検出領域の説明図である。 第8図および第9図は焦点検出領域と焦点検出に用いる
CODデータとを説明するマトリックス図である。 第10図〜第13図は焦点検出の手順を示すフローチャ
ートである。 第14図は焦点検出動作の説明図である。 10:レンズ     11:撮影レンズ12:レンズ
伝達系  13:レンズCPU20:ボディ     
23:AFモジュール23A:焦点検出光学系 23B:CCD 26:センサ制御部  30:AFCPU40:AF表
示器   50:AFモータ51:ボディ伝達系  5
2:エンコーダ80ニレリーズ釦 61:モード選択スイッチ 特許出願人   株式会社二コン 代理人弁理士    永 井 冬 紀 N出瞳11E 第5図 第1図 233A 233B 第5図 第6図 第7図 第q図 / 第3図 第11図 Sルーチンへ 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被写体像を所定面上に形成するための撮影光学系と、こ
    の撮影光学系の全部または一部を焦点調節のために駆動
    する駆動手段と、撮影画面内に設定された焦点検出領域
    において一対の被写体像を一対の受光素子上にそれぞれ
    投影し、各被写体像の相対ずれ量を検出して前記所定面
    に対する前記撮影光学系の像面のデフォーカス量を検出
    する焦点検出手段と、検出されたデフォーカス量に基づ
    いて前記撮影光学系を駆動して焦点調節を行うと共に、
    焦点検出不能であれば撮影光学系をスキャンしつつ焦点
    検出を続行するように制御する制御手段とを具備する自
    動焦点調節装置において、前記焦点検出手段は、撮影画
    面内に設定された複数の焦点検出領域において前記所定
    面に対する前記撮影光学系の像面のデフォーカス量を前
    記相対ずれ量としてそれぞれ検出する手段であって常時
    選択される第1の検出手段と、前記複数の焦点検出領域
    をあわせた領域に含まれる予め定めた特定の焦点検出領
    域において、前記所定面に対する前記撮影光学系のデフ
    ォーカス量を前記相対ずれ量としての検出する手段であ
    って、第1の焦点検出手段によるその特定領域を含む焦
    点検出領域の焦点検出において検出可能な相対ずれ量よ
    りも小さいずれ量としてのデフォーカス量を検出可能な
    第2の焦点検出手段とから成り、 前記第2の焦点検出手段を選択する選択手段により前記
    第2の焦点検出手段が選択されると、前記制御手段は、
    焦点検出不能のときは撮影光学系を駆動することなく焦
    点検出を繰り返すとともに、前記小さいずれ量の範囲内
    でデフォーカス量が検出されるとそのデフォーカス量に
    基づいて撮影光学系を駆動するように構成することを特
    徴とする自動焦点調節装置。
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