JPH02251737A - 薄膜体の強度測定方法および装置 - Google Patents

薄膜体の強度測定方法および装置

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JPH02251737A
JPH02251737A JP7170489A JP7170489A JPH02251737A JP H02251737 A JPH02251737 A JP H02251737A JP 7170489 A JP7170489 A JP 7170489A JP 7170489 A JP7170489 A JP 7170489A JP H02251737 A JPH02251737 A JP H02251737A
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JP
Japan
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thin film
pressure
film body
displacement
strength
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Pending
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JP7170489A
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English (en)
Inventor
Kyoko Amamiya
雨宮 恭子
Hiroshi Asao
浅尾 宏
Shigeyasu Ueno
恵尉 上野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02251737A publication Critical patent/JPH02251737A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、材料の強度測定装置に係り、特に、極薄板で
硬脆材の薄膜体に、好適な非接触の強度測定装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の装置は、文献「第50期 日本潤滑学会春季研究
発表会予稿集、昭和61年5月、p157〜140」な
どに論じられている様に薄膜体の表面に圧子を押しっけ
その押し込み量から硬度を測定し、硬さを媒体として強
度を推定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、薄膜体の表面に肖てられた圧子の押し
込み食から、ビッカース硬度法に準じて間接的に上記薄
膜体の強度を測定するため、押し込み量の測定誤差、圧
子の位置による押し込み量のバラツキ、同押し込量から
強度を求める変換の誤差等が鳥積し、また、薄膜体表面
を傷つけ、連続測定が困難という難点があった。
本発明の目的は薄膜体に空気等の流体による圧力を与え
、上記薄膜体の面の変位を非接触で測定するととくより
、上記強度を圧子を用いることなく直接的に精度良く測
定することにある。
〔問題点を解決する友めの手段〕
本発明の目的は、薄膜体の本質的な変形に対する抵抗性
すなわち応力と歪の関係を直接測定すれば達成できるの
で、薄膜体の片面に圧力を加える圧力発生装置と、上記
圧力を測定する圧力測定器と、上記圧力により生じた上
記薄膜体の面の変位を測定する非接触変位計を備え、上
記圧力と上記変位により薄膜体の強度を測定する薄膜体
強度測定装置によ〕達成される。
〔作用〕
以上のように構成した薄膜体強度測定装置は、流体の圧
力を利用して薄膜体を張り出し、圧力を発生させるので
、薄膜体端部の欠陥の影響を受けにくいうえ、上記流体
の圧力を微少に変化させ、上記面の微少な変位を非接触
により測定で自るので、とくに変形範囲が小さく、硬脆
な薄膜体の強度を精度良く測定することができる。
さらに上記本発明の薄膜体強度測定装置は中空弾性体を
上記薄膜体のシール部材として使用し、その内部を加圧
膨張させてシールするので、上記薄膜体シール部を破損
させることがなく、ま念、圧力負荷速度緩和体を介して
上記圧力を印加するので、急激な加圧による上記薄膜体
の破損も防止できる。
さらに、上記圧力を所定のパターンに従って、増加させ
ることができるので上記応力限界を必要な精度で測定で
き、また、上記薄膜体の破損の手前で上記圧力の増加を
停止させ、上記破損を防止することもできる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第3図に
より説明する。
第1図において、1は試験に供する薄膜体であり、その
端部を中空弾性体11を介して上盤2および、下釜3に
よって圧着支持されている。支持台31は下m3t−支
持すると同時に、薄膜体1と下型5および支持台31で
構成される内部空間32を密閉する。この内部空間52
の中和流体回路8を通じて、圧力発生装[13で発生さ
れた圧力゛が圧力制御装置7、流量制御装置6、高感度
圧力測定装置5および、例えば多孔質体からなる圧力負
荷速度緩和体10を介して伝えられる。以下この装置に
よる薄膜体10強度の測定法くついて説明する。
まず、上ff12、および下型3の間に中空弾性体11
t−介して薄膜体1を置く。次に、圧力発生装置13を
起動し、その圧力を圧力制御装置7と流量制御装置6、
流体回路9を介して、シール溝15内にある中空弾性体
11内に導き、中空弾性体11を膨張させて薄膜体1を
圧接する。このときの中空弾性体11の内圧ftpsと
すると、内圧P8は、薄膜体1を破損しない範囲の低圧
値である。次に圧力制御装置7、流量制御装置6、高感
度圧力測定装置5と流体口%8を介して、薄膜体1に圧
力を負荷する。このときの圧力媒体は、空気である。但
しこの圧力媒体は、気体、液体いずれでもよい。この圧
力媒体は、流速を流量制御装置6により制御され、かつ
圧力負荷速度緩和体10を通して内部空間32に導かれ
るので薄膜体1は極めて除々に加圧されて第2図に示す
ように変形する。このときの内部空間32の圧力をpf
とすると、 pfはpt < pgの関係を維持するように圧力制御
装置7で制御される。
第2図に示す薄膜体1の変位量yは、非接触変位計4に
より測定され、線路141c介して制御装置12に伝達
される。次に成形圧力Pft−零にして、薄膜体1の変
位量yを測定する。この時点で変位量yが零になれば成
形圧力Pf、による薄膜体1の変形は、弾性変形である
。変位量yが零にならない場合は、成形圧力により薄膜
体1が、降伏し塑性変形を生じたことになる。成形圧力
pfと薄膜体1に生じている応力σとの間には、p!=
 2a−t、/ρ    ・・・・・・(1)の関係が
成立する。
但し、tは変形後の薄膜体1の板厚である。またρは頂
点部近傍の曲率半径で、第2図に示す変形後の薄膜体1
0周辺境界部の2点A、Bと頂点Cの3点の座標値から
計算で求める。
さて、上記した方法により薄膜体1の応力、強度等を原
理的に測定できる訳であるが、最初から大きな圧力を薄
膜体1に加えると、そこで降伏してしまい、加えた圧力
の途中の何処から降伏が始まったのかを知ることができ
ない。そこで、加える圧力を除々に増加させながら、く
り返し測定を行う。
第3図は上記の〈シ返し測定結果の一例を示す図である
。横軸の1〜3tでの数字は第1回目から第3回目まで
の測定に対応する。まづ、第1回目の測定結果をみると
、中空弾性シール11に圧力pslが加えられ、次込で
内部空間32に圧力pf1が加えられる。圧力pf1は
圧力負荷速度緩和体を介して加えられるので内部空間3
2内の圧力は緩やかに増加し、次いで一定の値に落ちつ
くので、これに対応して変位量yも初期変形量yOから
緩やかに増加し、一定の値に落ちつく。
このような加圧方法によって薄膜体1に不用意な衝撃が
加わると破損せしめることを防止できるのである。初期
変位量yOは薄膜体1の初期のたるみ、しわ等により測
定誤差を除くため微弱な圧力を加えたときの変形量であ
、る。
次にpflおよびP81.を零に戻すと変形量yは、y
Oに復帰する。し九がって、加圧前後の変位の差分y1
#′i零であり、弾性変形が行われたことを示している
。第2回目の測定では中空弾性体の内圧pmおよび内部
空間の圧力Pfが共に夫々、p s 2 e p f 
2に増加された結果、薄膜体1の永久変形が発生し、加
圧前の変位量は加圧後に12だけ増加する。同様にして
、内部空間の圧力ptを薄膜体1に脂性不安定であるく
びれ、或は割れが発生する値pB[まで増加すると加圧
前後の変位量yの差分は7Bとなシ、引張強さ#Bは、
σB = pBII#B/ (2tB)・・・(2)で
与えられる。
但し、pB 、tBは割れた時点での曲率半径と板厚で
ある。
上記した応力σ、引張)強さσB等を精度良く測定する
には第3図に示し比ような測定段階を更に細く設定する
必要がある。このためには、例えば、そのときの変位量
yをツイード・バック制御のデータとして、次の圧力流
量金白動的に設定制御して測定の精度と効率を向上させ
る必要がある。
第1図において、制御装置12には測定すべき薄膜体1
の性質から予測される測定条件として、例えば第3因に
示した第1回目の測定時(印加する内圧pf1の値が設
定されている。この内圧Pf1の値に応じて、制御装置
12は(pfi(psl)を満たす条件下で中空弾性体
11の内圧P81の値を計算し、その結果と上記pf1
の値に基づいて圧力制御装置71流量制御装置6に線路
14を介して指令信号を伝え、中空弾性体11の内圧が
最終的にpslに達するように制御する。
次いで、このpH11の印加よシ遅れて上記pflが内
部空間52に印加され、その値が高感度圧力測定装置5
により検出されて、制御装置12にフィードバックされ
て比較される。また同時に薄膜体1の変位量が非接触変
位計4によって検出され、初期位Ryoからの変位yが
計算される。
この変位量yは内部空間32内の圧力の増加と共に増加
するので、制御装置12はこのyを監視して、yが予め
設定した値を起えぬよう、自動的に上記pf1の値を修
正する。こともできる。
次いで、第3図に示すよ゛うに上記pflが解除され上
記yO値は減少する。このときのyの値と前記yOO差
分、即ち残留変位y1が零と見做せる程度の小さな値で
あれば薄膜体1は上記pf1に対し弾性変形をしたこと
くなるので、第2回目の測定では第3図に示すように上
記ps1 、pflは共にps2.およびpf2に増加
され、同様の手順に従って、残留変位y2が測定される
なお、pslは第3図に示したように一旦、零に戻さず
にpglからpg2に向かって直接増加せしめて4よい
。中空弾性体11の内圧を測定の都度、緩めると、薄膜
体1に新たなしわ、たるみ等が発生する場合があるから
である。
上記の測定がくり返され、例えば、第3図に示すように
第3回目の測定における残留変位73の値が予め設定さ
れた値yaを越えていれば、前述の式(2)に従って引
張強さσBを求めることができる。
なお、上記の方法では測定の精度を高めるためには内圧
pfの増加分を細かく設定して、測定回数を増やすこと
が行われる。しかし、それ程の精度を必要としない場合
には、第4図に示すように内部空間32の圧力pfと中
空弾性体シールの内圧psとを経時的に漸増させて測定
することもできる。薄膜体1の変位yは弾性変形の範囲
内では上記pfに対応して略直線的に増加が、降伏点近
傍から応力が減少して急激に増加する。したがうて、制
御装置12により上記pfとyの対応関係を監視し、上
記比例関係からの逸脱を検出した時点で上記pfを零に
戻して、そのときの残留変位Δyの大きさから引張強さ
of3その他の特性値を推定することもできる。上記比
例関係からの逸脱の判定論理は通常、従来の経験則に基
いて決定され、制御装置12の中に記憶される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、板厚がμmオーダ以下の極めて薄い薄
膜体の強度を直接法により、高精度に測定でき、信頼度
の大なる薄膜体強度特性値データが得られるので、薄膜
プロセスにより形成される部品の強度設計、寿命評価等
が有効に行え、薄膜部品を用いた製品の信頼度を高める
という効が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の概略図、第2図は、本発明の
薄膜体の変形図、第3および4図は、本発明和よる測定
時の圧力スケジュールと変形量の模式図である。 符号の説明 1・・・・・・薄膜体、  2・・・・・・土星、  
5・・・・・・下型、4・・・・・・非接触変位計、 5・・・・・・高感度圧力測定装置、 6・・・・・・流量制御装置、  7・・・・・・圧力
制御装置、8.9・・・・・・流体回路、 10・・・・・・圧力負荷速度緩和体、11・・・・・
・中空弾性体、  12・・・・・・制御装置、15・
・・・・・圧力発生装置、14・・・・・・線路、15
・・・・・・シール溝、   51・・・・・・支持台
、32・・・・・・内部空間。 第 1図 第 5図 第 z図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄膜体の片面に圧力を加え、上記圧力を測定する手
    段、上記圧力により生じた上記薄膜体の面の変位を非接
    触に測定する手段を備え、上記圧力と上記変位により上
    記薄膜体の強度を測定することを特徴とする薄膜体強度
    測定装置。 2、請求項1において、 上記薄膜体の端部を挾んで保持する中空弾性体を備え、
    上記中空の弾性体内部を加圧して上記薄膜体の片面に印
    加する上記圧力を封止したことを特徴とする薄膜体強度
    測定装置。 3、請求項1において、 上記圧力を緩和する圧力速度緩和体を備え、上記薄膜体
    の片面に印加される圧力を緩和したことを特徴とする薄
    膜体強度測定装置。 4、請求項1において、 上記薄膜体の片面に印加する上記圧力を所定の時系列パ
    ターンに従って変化させるための制御装置を備えたこと
    を特徴とする薄膜体強度測定装置。 5、薄膜体の片面に圧力を加え、上記圧力を測定し、上
    記圧力によって生じた上記薄膜体の面の変位を非接触で
    測定し、上記圧力と上記変位より上記薄膜体の強度を算
    定するようにしたことを特徴とする薄膜体強度測定方法
JP7170489A 1989-03-27 1989-03-27 薄膜体の強度測定方法および装置 Pending JPH02251737A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104677759A (zh) * 2015-03-19 2015-06-03 天津航天瑞莱科技有限公司苏州分公司 超薄膜片的交互加压测试方法及系统
CN111982672A (zh) * 2020-07-06 2020-11-24 湖州骏才科技有限公司 一种薄膜生产线专用薄膜检验装置
KR20210108120A (ko) * 2020-02-25 2021-09-02 한국원자력연구원 응력부식균열 개시 시간 측정 시험장치 및 방법

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