JPH02251393A - ロータの製造方法 - Google Patents
ロータの製造方法Info
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- JPH02251393A JPH02251393A JP7319389A JP7319389A JPH02251393A JP H02251393 A JPH02251393 A JP H02251393A JP 7319389 A JP7319389 A JP 7319389A JP 7319389 A JP7319389 A JP 7319389A JP H02251393 A JPH02251393 A JP H02251393A
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- blade
- shroud
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- slit
- aluminum brazing
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- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims abstract description 24
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Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ロータの製造方法に関するもので、例えば、
自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータの製造
方法として用いられる。
自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータの製造
方法として用いられる。
(従来の技術)
従来、自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータ
の製造方法としては、このロータブレードが三次元的な
湾曲を呈しているといった複雑な形状のため、石コウ型
や砂型を用いて鋳造されていた。
の製造方法としては、このロータブレードが三次元的な
湾曲を呈しているといった複雑な形状のため、石コウ型
や砂型を用いて鋳造されていた。
しかし、この製造方法は複雑であるため、工数がかかる
といった不具合があった。そこで、特公昭62−268
52号公報に開示された従来技術が提案された。
といった不具合があった。そこで、特公昭62−268
52号公報に開示された従来技術が提案された。
この従来技術は、ロータブレードが湾曲せず直立した状
態の簡易に鋳造可能な形状でコンプレッサロータを鋳造
する。この後に、直立状態のロータブレードをプレスす
ることにより、所望の形状に引張り曲げ加工して修正す
る。
態の簡易に鋳造可能な形状でコンプレッサロータを鋳造
する。この後に、直立状態のロータブレードをプレスす
ることにより、所望の形状に引張り曲げ加工して修正す
る。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記従来技術の製造方法では、ロータブレード
の修正プレス型の形状により、修正しようとするロータ
ブレードの両隣のロータブレードが修正プレス型と干渉
することがある。従って、ロータシュラウドに多数枚の
ロータブレードを形成することができず、ロータブレー
ドの枚数が制限される。よって、所望の性能を有するコ
ンプレッサロータの製造が困難になる場合がみられた。
の修正プレス型の形状により、修正しようとするロータ
ブレードの両隣のロータブレードが修正プレス型と干渉
することがある。従って、ロータシュラウドに多数枚の
ロータブレードを形成することができず、ロータブレー
ドの枚数が制限される。よって、所望の性能を有するコ
ンプレッサロータの製造が困難になる場合がみられた。
そこで本発明では、所望の性能を有するコンプレッサロ
ータを容易に製造する製造方法の発明をその技術的課題
とする。
ータを容易に製造する製造方法の発明をその技術的課題
とする。
(課題を解決するための手段)
上述した技術的課題を解決するために講じた本発明の第
1の技術的手段は、シュラウドは位置決め用スリットを
有し、ブレードの突起部を位置決め用スリットに挿入し
て前記ブレードと接合したことである。
1の技術的手段は、シュラウドは位置決め用スリットを
有し、ブレードの突起部を位置決め用スリットに挿入し
て前記ブレードと接合したことである。
更に、上述した技術的課題を解決するために講じた本発
明の第2の技術的手段は、前述した第1の技術的手段に
加えて、ブレードはロウ材を両面にクラッドされたブレ
ージングシートからプレス成形され、ロウ材を溶融せし
めてシュラウドに接合したことである。
明の第2の技術的手段は、前述した第1の技術的手段に
加えて、ブレードはロウ材を両面にクラッドされたブレ
ージングシートからプレス成形され、ロウ材を溶融せし
めてシュラウドに接合したことである。
更に、上述した技術的課題を解決するために講じた本発
明の第3の技術的手段は、前述した第1の技術的手段に
加えて、ブレードはプレス成形され、シュラウドと前記
ブレードとの接合部に配置されたロウ材を溶融せしめて
シュラウドに接合したことである。
明の第3の技術的手段は、前述した第1の技術的手段に
加えて、ブレードはプレス成形され、シュラウドと前記
ブレードとの接合部に配置されたロウ材を溶融せしめて
シュラウドに接合したことである。
(作用)
前述した本発明の第1、第2及び、第3及び第4の技術
的手段によれば、所望の性能を有するコンプレッサロー
タを容易に製造・することが可能となった。
的手段によれば、所望の性能を有するコンプレッサロー
タを容易に製造・することが可能となった。
(実施例)
以下、本発明の技術的手段を具体化した好適な実施例に
ついて、添付図面に基づき説明する。
ついて、添付図面に基づき説明する。
第1図は、本発明第1実施例のロータの製造方法を適用
した、自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータ
lOの斜視図を示す。第2図は、第1図におけるシュラ
ウド11の断面図を示す。
した、自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータ
lOの斜視図を示す。第2図は、第1図におけるシュラ
ウド11の断面図を示す。
第3図は、第1図におけるブレード12の断面図を示す
。
。
シュラウド11は冷鍛加工により製造され、その斜面1
1a上には、ブレード12挿入位置決め用のスリットl
lbが、ブレード12の枚数骨の複数個形成されている
。勿論、シュラウド11は冷鍛加工のほか、切削加工な
どによって製造されてもよい。
1a上には、ブレード12挿入位置決め用のスリットl
lbが、ブレード12の枚数骨の複数個形成されている
。勿論、シュラウド11は冷鍛加工のほか、切削加工な
どによって製造されてもよい。
一方、ブレード12は、アルミロウ材を両面にクラッド
されたアルミブレージングシート材からプレス成形され
、シュラウド11への挿入用突起部12aが形成されて
いる。
されたアルミブレージングシート材からプレス成形され
、シュラウド11への挿入用突起部12aが形成されて
いる。
従って、ブレード12の突起部12aをシュラウド11
のスリットllbに挿入する。この後、全体を加熱する
ことにより、ブレード12にクラッドされたアルミロウ
材を溶融せしめて、ブレード12をシュラウド11にア
ルミロウ付けし、コンプレッサロータ10が製造される
。
のスリットllbに挿入する。この後、全体を加熱する
ことにより、ブレード12にクラッドされたアルミロウ
材を溶融せしめて、ブレード12をシュラウド11にア
ルミロウ付けし、コンプレッサロータ10が製造される
。
ここで、上記方法による具体的な実験例を詳述する。
アルミ合金A7NO1を冷鍛加工して成るシュラウド1
1のスリットllbに、A4047−A7NO1−A4
047の三層から成るアルミブレージングシートによっ
てプレス成形されたブレード12の突起部12aを挿入
する。この後、塩化物フラックスをシュラウド11とブ
レード12との接合部に塗布し、200°Cで塩化物フ
ラックスを乾燥させる。引き続き、580〜590 ’
Cまで加熱して、ブレード12のロウ材(A4047)
を溶融させてシュラウド11とブレード12とを接合す
る。その後、450°Cに加熱し、水冷の溶体化処理を
し、引き続き120°Cで24時間の時効熱処理を行な
い、コンプレッサロータ10を得た。このコンプレッサ
ロータlOを、25万rpmで高速回転させてオーバー
スピン試験を行なつたところ、シュラウド11とブレー
ド12との接合部が破損することなく、実用上十分なも
のであった。
1のスリットllbに、A4047−A7NO1−A4
047の三層から成るアルミブレージングシートによっ
てプレス成形されたブレード12の突起部12aを挿入
する。この後、塩化物フラックスをシュラウド11とブ
レード12との接合部に塗布し、200°Cで塩化物フ
ラックスを乾燥させる。引き続き、580〜590 ’
Cまで加熱して、ブレード12のロウ材(A4047)
を溶融させてシュラウド11とブレード12とを接合す
る。その後、450°Cに加熱し、水冷の溶体化処理を
し、引き続き120°Cで24時間の時効熱処理を行な
い、コンプレッサロータ10を得た。このコンプレッサ
ロータlOを、25万rpmで高速回転させてオーバー
スピン試験を行なつたところ、シュラウド11とブレー
ド12との接合部が破損することなく、実用上十分なも
のであった。
第4図は、本発明第2実施例のコンプレッサロータ20
のシュラウド11とブレード13及びロウ材14の配置
状態を示す。
のシュラウド11とブレード13及びロウ材14の配置
状態を示す。
第2実施例では、ブレード13についてのみ第1実施例
と相違し、シュラウド11については第1実施例と同一
であるため、第1実施例と同一の番号符号を付すことに
よって説明を省略する。
と相違し、シュラウド11については第1実施例と同一
であるため、第1実施例と同一の番号符号を付すことに
よって説明を省略する。
ブレード13は、アルミ材からプレス成形され、シュラ
ウド11への挿入用突起部13aが形成されている。
ウド11への挿入用突起部13aが形成されている。
従って、ブレード13の突起部13aをシュラウド11
のスリットllbに挿入する。この後、アルミロウ材1
4をシュラウド11とブレード13との接合部に配置し
、全体を加熱することによりアルミロウ材を溶融せしめ
て、ブレード13をシュラウド11にアルミロウ付けし
、コンプレッサロータ20が製造される。
のスリットllbに挿入する。この後、アルミロウ材1
4をシュラウド11とブレード13との接合部に配置し
、全体を加熱することによりアルミロウ材を溶融せしめ
て、ブレード13をシュラウド11にアルミロウ付けし
、コンプレッサロータ20が製造される。
ここで、上記方法による具体的な実験例を詳述する。
アルミ合金A7NO1を冷鍛加工して成るシュラウド1
1のスリットllbに、A7NO1から成るアルミ材に
よってプレス成形されたブレード13の突起部13aを
挿入する。この後、A4047のアルミロウ材を第4図
に示す様に配置し、塩化物フラックスをシュラウド11
とブレード12との接合部に塗布し、200°Cで塩化
物フラックスを乾燥させる。引き続き、580〜590
°Cまで加熱して、ブレード12のロウ材(A4047
)を溶融させてシュラウド11とブレード12とを接合
する。その後、450°Cに加熱し、水冷の溶体化処理
をし、引き続き120°Cで24時間の時効熱処理を行
ない、コンプレッサロータ10を得た。このコンプレッ
サロータ10を、25万rpmで高速回転させてオーバ
ースピン試験を行なったところ、シュラウド11とブレ
ード12との接合部が破損することなく、実用上十分な
ものであった。
1のスリットllbに、A7NO1から成るアルミ材に
よってプレス成形されたブレード13の突起部13aを
挿入する。この後、A4047のアルミロウ材を第4図
に示す様に配置し、塩化物フラックスをシュラウド11
とブレード12との接合部に塗布し、200°Cで塩化
物フラックスを乾燥させる。引き続き、580〜590
°Cまで加熱して、ブレード12のロウ材(A4047
)を溶融させてシュラウド11とブレード12とを接合
する。その後、450°Cに加熱し、水冷の溶体化処理
をし、引き続き120°Cで24時間の時効熱処理を行
ない、コンプレッサロータ10を得た。このコンプレッ
サロータ10を、25万rpmで高速回転させてオーバ
ースピン試験を行なったところ、シュラウド11とブレ
ード12との接合部が破損することなく、実用上十分な
ものであった。
本発明によれば、従来の様な石コウ型や砂型を用いて鋳
造する方法に比べ、製造工程が簡素化され、生産性が向
上するなかりでなく、コストが大幅に低減され大量生産
に適した製造方法となる。
造する方法に比べ、製造工程が簡素化され、生産性が向
上するなかりでなく、コストが大幅に低減され大量生産
に適した製造方法となる。
また、特公昭62−26852号公報に開示された従来
技術のようなブレードを後からプレスで修正する方法に
比べ、ブレードを単体でプレス成形するため、多数枚の
ブレードを配設することができ、また、ブレードをいか
なる形状にも形成できる。
技術のようなブレードを後からプレスで修正する方法に
比べ、ブレードを単体でプレス成形するため、多数枚の
ブレードを配設することができ、また、ブレードをいか
なる形状にも形成できる。
更には、シュラウドに位置決め用スリットを設け、この
スリット内にブレードの突起部を挿入することにより、
正確な位置にブレードを配設することが可能である。
スリット内にブレードの突起部を挿入することにより、
正確な位置にブレードを配設することが可能である。
第1図は、本発明第1実施例のロータの製造方法を通用
した、自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータ
の斜視図を示す。第2図は、第1図におけるシュラウド
の断面図を示す。第3図は、第1図におけるブレードの
断面図を示す。第4図は、本発明第2実施例のコンプレ
ッサロータのシュラウドとブレード及びロウ材の配置状
態を示す。 1020・・・コンプレッサロータ、 11・・・シュラウド、 11b・・・位置決め用スリット、 12.13・ ・ ・ブレード、 12a、 13a−−−突起部、 14・・・ロウ材。 実用新案登録出願人 アイシン精機株式会社 代表者 伊 藤 清
した、自動車用ターボチャージャのコンプレッサロータ
の斜視図を示す。第2図は、第1図におけるシュラウド
の断面図を示す。第3図は、第1図におけるブレードの
断面図を示す。第4図は、本発明第2実施例のコンプレ
ッサロータのシュラウドとブレード及びロウ材の配置状
態を示す。 1020・・・コンプレッサロータ、 11・・・シュラウド、 11b・・・位置決め用スリット、 12.13・ ・ ・ブレード、 12a、 13a−−−突起部、 14・・・ロウ材。 実用新案登録出願人 アイシン精機株式会社 代表者 伊 藤 清
Claims (3)
- (1)ロータをシユラウドとブレードとに分割して夫々
形成し、該シユラウドと該ブレードとをロウ付けによつ
て一体的に該ロータを形成するロータの製造方法におい
て、前記シユラウドは位置決め用スリットを有し、前記
ブレードの突起部を該位置決め用スリットに挿入して前
記ブレードと接合するロータの製造方法。 - (2)前記ブレードは、ロウ材を両面にクラッドされた
ブレージングシートからプレス成形され、該ロウ材を溶
融せしめて前記シユラウドに接合することを特徴とする
、請求項(1)記載のロータの製造方法。 - (3)前記ブレードはプレス成形され、前記シユラウド
と前記ブレードとの接合部に配置されたロウ材を溶融せ
しめて前記シユラウドに接合することを特徴とする、請
求項(1)記載のロータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7319389A JP2676896B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | ロータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7319389A JP2676896B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | ロータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02251393A true JPH02251393A (ja) | 1990-10-09 |
JP2676896B2 JP2676896B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13511060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7319389A Expired - Lifetime JP2676896B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | ロータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676896B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9234459B2 (en) | 2010-01-15 | 2016-01-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Turbocharger and wheel housing |
JP2020094503A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | ダイキン工業株式会社 | クローズドインペラ及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-25 JP JP7319389A patent/JP2676896B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9234459B2 (en) | 2010-01-15 | 2016-01-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Turbocharger and wheel housing |
JP2020094503A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | ダイキン工業株式会社 | クローズドインペラ及びその製造方法 |
US11828293B2 (en) | 2018-12-10 | 2023-11-28 | Daikin Industries, Ltd | Closed impeller and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2676896B2 (ja) | 1997-11-17 |
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