JPH0225130B2 - - Google Patents

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JPH0225130B2
JPH0225130B2 JP15963581A JP15963581A JPH0225130B2 JP H0225130 B2 JPH0225130 B2 JP H0225130B2 JP 15963581 A JP15963581 A JP 15963581A JP 15963581 A JP15963581 A JP 15963581A JP H0225130 B2 JPH0225130 B2 JP H0225130B2
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JP
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mtf
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JP15963581A
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JPS5861437A (ja
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Mitsuki Sagane
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0292Testing optical properties of objectives by measuring the optical modulation transfer function

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は投影型MTF測定装置におけるデータ
のサンプリング処理方法に関するものである。
MTF(モジユレーシヨン・トランスフアー・フ
アンクシヨン)によつて、結像光学系の結像性能
を総合的に評価し得ることが知られ、種々の
MTF測定方法が提案されている。
従来、この種の測定方法として、例えば、固体
撮像素子からの光電変換信号を各フオトエレメン
ト毎に連続して取り出して演算処理する方法が知
られている。しかし、上記従来の方法を用いた場
合、過剰サンプリングとなりその結果、フーリエ
変換に要するメモリーの容量が多くなるとともに
演算速度も低下してしまうという問題がある。こ
のため仮に高速演算を行なう場合には、A/D変
換器等、高速演算用のICを用いる必要があるた
め、コストを大幅に引き上げてしまう。
本発明は、上記従来技術における問題に着目し
てなされたもので、フーリエ変換に関する演算速
度の高速化とメモリー容量の低域化及び、簡易な
回路構成と装置全体のコストダウンを図ることの
できる、投影型MTF測定装置におけるデータの
サンプリング処理方法を提供することを目的とす
る。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係るデータのサンプリング処理方法
は、固体撮像素子を形成するフオトエレメント間
隔ΔP、被検レンズのカツトオフ周波数UC、当該
装置の測定最大周波数UM、投影倍率mに対して、 m/2UC.ΔP≦n≦m/2kUM.ΔP及び k>UM+UC/2UM(但し、kは定数) を満足する自然数n及び定数kを求め、該固体撮
像素子からの光電変換信号をフオトエレメントに
対してn個にサンプリングして演算処理を行なう
ことを特徴とする。
例えばカメラレンズ等のMTF測定装置におい
ては、30〜50倍の有限距離で物体を拡大投影して
測定する必要がある。
MTFの測定には種々の方法があるが、上記の
様な高倍率の測定では一般に、幅数μm〜20μm
程度の極細なスリツトを用い、そのスリツト像の
幅方向光強度分布をCCD,BBD,PDA等の自己
走査型固体撮像素子によつて求め、これを電気的
にフーリエ変換する方法が用いられている。
この固体撮像素子を形成するフオトエレメント
の大きさは非常に小さく、例えば現在市販されて
いる標準のものでは、フオトエレメント間隔が
13μmとなつており、これらが直線状に配列され
ている。
ところで、この様な自己走査型の受光素子を用
いたMTF測定装置においては、第1図に示す如
く、光源1からの光をスリツト2を介して被検レ
ンズ3に導き、スリツト像4を結像させる様にな
つており、さらに、このスリツト像4に対して直
交する関係に、フオトエレメント5が配列されて
いる(第2図、第3図参照)。
この場合、各フオトエレメント5が、第3図に
示される様にフオトゲート500を遮光部材たる
フオトマスク50A及び定間隔配置のチヤンネル
ストツプ50Bで囲むことにより形成された矩形
形状となつているため、その出力強度は離散的に
サンプリングされた値として表されることにな
る。従つて、MTFを求める場合、上記自己走査
型受光素子の光電変換出力を離散的にフーリエ変
換する必要がある。この離散的にフーリエ変換す
る方法を離散的フーリエ変換法と称する。
この離散的フーリエ変換の特質について説明す
ると、第4図aに示す如く、スリツト像が連続信
号で検出された場合にはMTFも連続信号として
対応した形で表わされる。
一方、第4図bに示す如く、スリツト像をΔl
の間隔でサンプリングした場合、MTFは1/Δlの 周期で繰り返し変換されることになる。
又、サンプリング間隔Δlが粗い場合には、第
4図eに示す如く、高周波部分のMTF値が重畳
された形で表されることになり、この重畳された
周波数領域においてMTF誤差が大きくなる。こ
れをエリアジング誤差と呼ぶ。
逆に、サンプリング間隔Δlを必要以上に密に
した場合には、第4図cに示す如く、MTF誤差
は伴なわないが、フーリエ変換の計算処理が膨大
となり、演算速度が遅くなるばかりか、使用する
ICの高速化及びメモリー容量が大きくなり、装
置が複雑化しコストアツプの原因となる。
すなわち、離散的フーリエ変換を行なう場合に
は、第4図c,eの中間値として求められる第4
図dの如き、適度のサンプリング間隔が設定され
る必要があり、その間隔でサンプリングすること
により、エリアジング誤差がなく、しかも演算処
理が必要、十分なMTF値を得ることが可能とな
るわけである。
しかるに、前述したフオトエレメント間隔が非
常に狭い固体撮像装置を用いた従来のMTF測定
方法ではこれらのフオトエレメント各々に対し
て、光電変換信号を各々取り出し、且つ、これら
光電変換信号各々に対してフーリエ変換処理を行
なつていたので、非常に計算時間が遅く、メモリ
ー容量も大きくなり、且つ高速演算を行おうとす
ればする程、A/D変換器等の集積回路の応答速
度が高速のものが要求されるため回路構成が非常
に複雑となりコストアツプの原因となつていた。
そこで、フオトエレメント間隔が極めて短かい
市販の固体撮像素子を用いても、回路構成が簡易
で且つ高速にフーリエ変換を行なうことができる
サンプリング間隔をどのようにして設定するかが
問題となるが、その解は次の如くして求められ
る。
被検レンズのカツトオフ周波数をUC、投影型
MTF測定装置で測定可能な最大周波数をUM、倍
率をm(m>1)、サンプリング間隔をΔlとする
と、Δl=m/2UCに設定すれば、サンプリング定理 より、空間周波数0〜UCまでのMTF値が全く誤
差を生せずに得られることがわかる(第5図参
照)。
一方、被検レンズのカツトオフ周波数UCは、
カメラレンズでは一般に200〜300c/mmの高周波領
域に設定されるが、MTF測定装置で要求される
空間周波数は、フイルムの解像性能及び人間の解
像性能から50〜80c/mm程度で十分である。従つ
て、測定可能な最大周波数UMも現実的には50〜
80c/mmであれば十分であり、UM<UCとなる。従
つて、チヤート面でUM(下限値)〜UC(上限値)、
投影面でUM/m〜UC/mでは、エリアジング誤差があ つても実質上MTF測定の演算精度には影響がで
ない。これを満足するサンプリング間隔Δlの値
は第5図、第6図及び上記より、 m/2UC≦Δl≦m/2kUM及び k>UM+UC/2UM(∵2kUM>UM+UC) (但し、kは定数) を共に満足する範囲の値として求められる。
ところでいま、固体撮像素子のフオトエレメン
ト間隔をΔPとすると、第2図に示す如く、ΔP
Δlなる関係があるので、上式を満足するサンプ
リング間隔Δlの間にはフオトエレメント間隔ΔP
が幾つか含まれることになる。その個数つまりサ
ンプリング数をn(自然数)とすると、Δl=nΔP
と表示され、上式は次の如く変形される。
m/2UC.ΔP≦n≦m/2kUM.ΔP及び k≧UM+UC/2UM(但し、kは定数) 例えば、UC=300c/mm、ΔP=0.013mm、UM=100
c/mm、m=50(倍)とすれば、6.4≦n≦19.23/k、 k≧2となり、k=2とすれば、6.4≦n≦9.62
となるためn=7〜9でサンプリングしても空間
周波数0〜100c/mmまでのMTFが誤差を伴なわず
に測定可能となる。そして、その時、データ量は
従来装置に比較して1/9〜1/7程度に減少させるこ
とが可能となるためメモリー数はその分だけ減少
し、且つ演算速度は7〜9倍程度まで向上させる
ことが可能となる。
次に、本発明の実施に適するサンプリング処理
回路の構成例は第7図に示す通りであり、上記回
路により処理される信号のタイミングチヤートを
第8図に示す。
第7図において、固体撮像素子としてはCCD
10が用いられている。このCCD10は、周知
のように、アナログシフトレジスタに蓄えられた
ところの、光強度に比例した電荷を、クロツク発
生器11からの転送クロツクφXにより順次転送
して、スリツト像光強度分布を時系列信号に変換
して取り出すものであり、転送クロツクφXの一
周期分のビデオ信号Viがフオトエレメント1個
分の光強度に対応する。
従つて、n進カウンター12により転送クロツ
クφXを分周してから、単安定マルチバイブレー
タ13によりパルス幅を適切に定めたパルス信号
φSHをサンプル・アンド・ホールド回路14に入
力することにより、フオトエレメントn個間隔で
ビデオ信号Viを取り出すことが可能となる。
この時、データ量は、実質的に1/nに減少させ ることが可能となり、前述の理由から1/nに減少 させても、0〜UMまでのMTFが誤差を伴なわず
に測定可能である。
このように、サンプル・アンド・ホールドされ
た信号VSHはA/D変換器15の入力信号となり、
およそ、転送クロツクφXの周期TCに対してnTC
の時間内でA/D変換されることになる。
ここで、φADはパルス信号φSHに対して遅延型の
フリツプフロツプ16により位相を遅れさせられ
たパルス信号であり、このパルス信号がA/D変
換器15のスタート信号として入力される。
又、サンプル・アンド・ホールド回路14は、
パルス信号φSHがハイレベルの時にビデオ信号Vi
がこのパルス信号φSHに同期してサンプリングさ
れ、パルス信号φSHがローレベルの時に、サンプ
リングされたビデオ信号Viの値を保持する回路
のことであり、ビデオ信号Viはこの回路に入力
されると第8図に示す如き波形となる。
以上述べた様に、ビデオ信号Viは、転送クロ
ツクφXに対して周期がmTCの間でサンプルホー
ルド及びA/D変換されるため、実質的にフオト
エレメントn個間隔に対応したビデオ信号を取り
出し、A/D変換することができる。
このA/D変換された信号は、ランダム・アク
セス・メモリー17に逐次蓄えられた後、フーリ
エ変換回路18に入力され、TF演算が行なわれ
る。
そしてその時、従来技術に比べて固体撮像素子
のビデオ信号をフオトエレメントn個毎にサンプ
リングして取り出しているため、高速処理及びコ
ストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自己走査型の受光素子を用いたMTF
測定装置の概略構成図、第2図は受光素子の斜視
図、第3図は受光素子の断面図、第4図はスリツ
ト信号と、このスリツト信号をフーリエ変換した
MTF信号の図、第5図はサンプリング間隔ΔP
密にした際の限界におけるMTF波形の模式図、
第6図はサンプリング間隔ΔPを粗に配列する際
の限界におけるMTF波形の模式図、第7図は一
例としてのサンプリング処理回路の構成図、第8
図は同上図の処理回路で処理される信号のタイミ
ングチヤートである。 5…フオトエレメント。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スリツトを被検レンズにて拡大投影し、スリ
    ツト像の光強度分布を直線状の受光領域を有する
    自己走査型固体撮像素子にて光電変換し、該光電
    変換信号を電気的にフーリエ変換してMTFを測
    定する装置において、 該固体撮像素子を形成するフオトエレメント間
    隔Δp、被検レンズのカツトオフ周波数UC、当該
    装置の測定最大周波数UM、投影倍率mに対して、 m/2UC.Δp≦n≦m/2kUM.Δp及び k>UM+UC/2UM(但し、kは定数) を満足する自然数n及び定数kを求め、該固体撮
    像素子からの光電変換信号をフオトエレメントに
    対してn個毎にサンプリングして演算処理を行な
    うことを特徴とする投影型MTF測定装置におけ
    るデータのサンプリング処理方法。
JP15963581A 1981-10-07 1981-10-07 投影型mtf測定装置におけるデ−タのサンプリング処理方法 Granted JPS5861437A (ja)

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JPS58213226A (ja) * 1982-06-07 1983-12-12 Ricoh Co Ltd Mtf測定装置
JPS58215525A (ja) * 1982-06-10 1983-12-15 Ricoh Co Ltd 画信号サンプリング制御方式

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