JPH02250797A - 接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッターおよびマークシートの製造法 - Google Patents
接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッターおよびマークシートの製造法Info
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- JPH02250797A JPH02250797A JP30704989A JP30704989A JPH02250797A JP H02250797 A JPH02250797 A JP H02250797A JP 30704989 A JP30704989 A JP 30704989A JP 30704989 A JP30704989 A JP 30704989A JP H02250797 A JPH02250797 A JP H02250797A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(裏りへ机札痩」
本発明は接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッタ
ーおよびマークシートの製造法、更に詳しくは、マーキ
ングシートに文字、ロゴ、イラスト、図形等(以下、単
に文字等という)を描いて切断し、不要部を除去して成
る、いわゆる上記文字等を表示するマークシートの製造
に用いられ、かつコンピューター指令に基づき自動的に
文字等を描いて切断するカッティングプロッターであっ
て、切断手段のカッターに加えて、切断後または切断前
に不要部の適当箇所に接着剤を塗布する手段を別途付設
することにより、不要部の除去を容易ならしめることを
目的とするカッティングプロッタ−、およびマークシー
トの製造法に関する。
ーおよびマークシートの製造法、更に詳しくは、マーキ
ングシートに文字、ロゴ、イラスト、図形等(以下、単
に文字等という)を描いて切断し、不要部を除去して成
る、いわゆる上記文字等を表示するマークシートの製造
に用いられ、かつコンピューター指令に基づき自動的に
文字等を描いて切断するカッティングプロッターであっ
て、切断手段のカッターに加えて、切断後または切断前
に不要部の適当箇所に接着剤を塗布する手段を別途付設
することにより、不要部の除去を容易ならしめることを
目的とするカッティングプロッタ−、およびマークシー
トの製造法に関する。
技 と 明の 決しようとする課題
マークシートは、マーキングシート(一般に剥離シート
上に粘着剤層を下面に持つ着色フィルムを積層したもの
、または剥離紙もしくは離型性フィルム上に着色フィル
ムおよびホットメルト接着剤の順で積層したものから成
る)に対し、上述のカッティングプロッターを作動せし
め、所望の文字等を描画切断した後、該シートの不要部
を除去することにより製造され(この場合、着色フィル
ムにおいて文字等を切抜く場合と、文字等を残す場合と
に分れる)、文字等を切抜く場合は剥離シートから文字
部分の着色フィルムを剥がし、あるいは文字等を残す場
合は剥離シートから文字以外の部分を剥がし、後述の如
く、アプリケーションシートを用いて(ホットメルト接
着剤を積層した場合は、アプリケーションシートは不要
)、それぞれ看板、ステッカ−、プライスカード、デイ
スプレー等の用途に適用されている。
上に粘着剤層を下面に持つ着色フィルムを積層したもの
、または剥離紙もしくは離型性フィルム上に着色フィル
ムおよびホットメルト接着剤の順で積層したものから成
る)に対し、上述のカッティングプロッターを作動せし
め、所望の文字等を描画切断した後、該シートの不要部
を除去することにより製造され(この場合、着色フィル
ムにおいて文字等を切抜く場合と、文字等を残す場合と
に分れる)、文字等を切抜く場合は剥離シートから文字
部分の着色フィルムを剥がし、あるいは文字等を残す場
合は剥離シートから文字以外の部分を剥がし、後述の如
く、アプリケーションシートを用いて(ホットメルト接
着剤を積層した場合は、アプリケーションシートは不要
)、それぞれ看板、ステッカ−、プライスカード、デイ
スプレー等の用途に適用されている。
ところで、コンピューターおよびカッティングブロック
−の登場により、文字等の描画切断作業は自動化された
が、その後の工程として不要部の除去は、専ら手作業に
頼らざるを得す、そのための人手と煩わしい労力が負荷
されているのが現状である。
−の登場により、文字等の描画切断作業は自動化された
が、その後の工程として不要部の除去は、専ら手作業に
頼らざるを得す、そのための人手と煩わしい労力が負荷
されているのが現状である。
そこで、本発明者らは、かかる不要部の手作業による除
去作業の省力化について検討を進めたところ、不要部の
適当箇所に接着剤を塗布しておけば、たとえば新聞紙な
どをあてがい、接着剤箇所を適度に押圧してから剥せば
、不要部のみが付着して簡単に剥離しうろことを見出し
、本発明を完成させるに至った。
去作業の省力化について検討を進めたところ、不要部の
適当箇所に接着剤を塗布しておけば、たとえば新聞紙な
どをあてがい、接着剤箇所を適度に押圧してから剥せば
、不要部のみが付着して簡単に剥離しうろことを見出し
、本発明を完成させるに至った。
課題を解決するための手段
すなわち、本発明は、マーキングシートにコンピュータ
ー指令に基づき、文字等を自動的に描いて切断するカッ
ティングプロッターにおいて、切断後または切断前にマ
ーキングシートの少なくとも切断線に対して一定間隔の
不要部側に接着剤を塗布する手段を付設することを特徴
とするカッティングプロッター、並びにマーキングシー
トにコンピューター指令に基づき、文字等を自動的に描
いて切断し、その切断後または切断前にマーキングシー
トの少なくとも切断線に対して一定間隔の不要部側に接
着剤を塗布し、次いで新聞紙、クラフト紙などの紙シー
トをあてがい、接着剤箇所を適度に押圧して紙シートを
その一端から剥がすことにより、不要部のみを剥離して
マークシートを得ることを特徴とするマークシートの製
造法を提供するものである。
ー指令に基づき、文字等を自動的に描いて切断するカッ
ティングプロッターにおいて、切断後または切断前にマ
ーキングシートの少なくとも切断線に対して一定間隔の
不要部側に接着剤を塗布する手段を付設することを特徴
とするカッティングプロッター、並びにマーキングシー
トにコンピューター指令に基づき、文字等を自動的に描
いて切断し、その切断後または切断前にマーキングシー
トの少なくとも切断線に対して一定間隔の不要部側に接
着剤を塗布し、次いで新聞紙、クラフト紙などの紙シー
トをあてがい、接着剤箇所を適度に押圧して紙シートを
その一端から剥がすことにより、不要部のみを剥離して
マークシートを得ることを特徴とするマークシートの製
造法を提供するものである。
以下、添付図面に基づき、本発明に係るカッティングプ
ロッターおよびマークシートの製造法について詳述する
。
ロッターおよびマークシートの製造法について詳述する
。
第1図の本発明カッティングプロッター1において、固
定台2にマーキングシート3が載置されている。X軸お
よびY軸のそれぞれ矢印方向A。
定台2にマーキングシート3が載置されている。X軸お
よびY軸のそれぞれ矢印方向A。
Bに移動しうるホルダー4に取付けたカッター5は、別
途接続したコンピューター(図示せず)の指令に基づき
、たとえば図示の如くアルファベットの文字を描画切断
するようになっている。カッター5の刃としては、ハイ
ス刃、セラミック刃、超硬刃が用いられてよい。
途接続したコンピューター(図示せず)の指令に基づき
、たとえば図示の如くアルファベットの文字を描画切断
するようになっている。カッター5の刃としては、ハイ
ス刃、セラミック刃、超硬刃が用いられてよい。
このように描画切断した後、カッター5を塗布手段(た
とえばペン先あるいは吐出ノズルを持つtコチ布具)(
図示せず)に交換し、第2図に示すように、たとえばA
文字6の切断線7に対して−・定間隔(一般に0.1〜
2 m+++)の不要部8側に接着剤を点線状9に塗布
できるようになっている。
とえばペン先あるいは吐出ノズルを持つtコチ布具)(
図示せず)に交換し、第2図に示すように、たとえばA
文字6の切断線7に対して−・定間隔(一般に0.1〜
2 m+++)の不要部8側に接着剤を点線状9に塗布
できるようになっている。
上記塗布手段の交換は、コンピューターの指令により自
動的に行うことができる。また、接着剤塗布における切
断線7からの間隔設定や不要部8側の識別も、コンピュ
ーターに指示を与えておくことによりソフト而から対応
できるようになっている。ここで用いる接着剤としては
、一般的な粘着剤もしくはホットメルト接着剤、たとえ
ばポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール、ポリアクリ
ル酸エステル、ゴム系物質、ポリウレタン等を主成分と
し、溶剤タイプ、エマルジョンタイプ、水性ディスバー
ジョンタイプのもの、あるいはホットメルト接着剤の溶
融タイプといった任意のものが行動に使用しうるが、後
記マークシートの製造法において、最終的には、紙シー
トの剥がしによってマーキングシートの不要部側の着色
フィルムを剥離シートから剥離することができるだけの
接着力、すなわち、着色フィルムと剥離シート間の粘着
力にまさる接着力を具備していることが必要である。塗
布後、自然乾燥または温風による強制乾燥で接着剤溶媒
を揮散させてもよい。また、ホットメルト接着剤を用い
る場合、その加熱溶融は、加熱式の吐出ノズルを採用す
ればよい。
動的に行うことができる。また、接着剤塗布における切
断線7からの間隔設定や不要部8側の識別も、コンピュ
ーターに指示を与えておくことによりソフト而から対応
できるようになっている。ここで用いる接着剤としては
、一般的な粘着剤もしくはホットメルト接着剤、たとえ
ばポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール、ポリアクリ
ル酸エステル、ゴム系物質、ポリウレタン等を主成分と
し、溶剤タイプ、エマルジョンタイプ、水性ディスバー
ジョンタイプのもの、あるいはホットメルト接着剤の溶
融タイプといった任意のものが行動に使用しうるが、後
記マークシートの製造法において、最終的には、紙シー
トの剥がしによってマーキングシートの不要部側の着色
フィルムを剥離シートから剥離することができるだけの
接着力、すなわち、着色フィルムと剥離シート間の粘着
力にまさる接着力を具備していることが必要である。塗
布後、自然乾燥または温風による強制乾燥で接着剤溶媒
を揮散させてもよい。また、ホットメルト接着剤を用い
る場合、その加熱溶融は、加熱式の吐出ノズルを採用す
ればよい。
さらに接着剤の塗布は、上述の点線状9に限らず、直線
状あるいは鎖線状で行ってよく、これらの形状がいずれ
であっても、ソフトによって対応可能である。また塗布
箇所も、上述の切断線7の近接部の点線状9以外に、不
要部8の外周縁lOや中間箇所11.12を含めてもよ
く(この場合、載置するマーキングシート3を定寸とし
、コンピューターにその位置、サイズを入力することに
より、塗布することができる)、これによって、後に行
う不要部8の剥離をより確実に行うことができる。
状あるいは鎖線状で行ってよく、これらの形状がいずれ
であっても、ソフトによって対応可能である。また塗布
箇所も、上述の切断線7の近接部の点線状9以外に、不
要部8の外周縁lOや中間箇所11.12を含めてもよ
く(この場合、載置するマーキングシート3を定寸とし
、コンピューターにその位置、サイズを入力することに
より、塗布することができる)、これによって、後に行
う不要部8の剥離をより確実に行うことができる。
なお、接着剤の塗布は描画切断後に行っているが、先に
コンピューター指令に基づく接着剤塗布を行った後に、
描画切断を行ってよいことが理解されよう。
コンピューター指令に基づく接着剤塗布を行った後に、
描画切断を行ってよいことが理解されよう。
と述の如く、接着剤は少なくとも切断線の近接部に塗布
されるが、この場合、切断線からの塗布位置(間隔距離
)と着色フィルムの剥離に要する紙シートの垂直引張力
(g/ 25 ++on)との関係について、接着剤と
してアクリル系エマルジョンタイプの接着剤(サンスタ
ー技研(株)製、ペンギンボンド1230A主剤)を用
いて検討する。
されるが、この場合、切断線からの塗布位置(間隔距離
)と着色フィルムの剥離に要する紙シートの垂直引張力
(g/ 25 ++on)との関係について、接着剤と
してアクリル系エマルジョンタイプの接着剤(サンスタ
ー技研(株)製、ペンギンボンド1230A主剤)を用
いて検討する。
第5図に示されるように、剥離シート31上に粘着剤層
32を持つ着色フィルム33を積層した2Nの市販マー
キングシート(A社品、B社品)の先端34よりムm離
れた位置から、接着剤35を塗布し、その上に新聞紙3
6を載置させtこ後、図示の如く、新聞紙36の一端を
垂直方向に引張ったとき、これに追随して着色フィルム
33(および粘着剤層32)が剥離シート31から剥離
しはじめるまでの引張力(g/ 25 aua)を測定
し、結果を下記前1に示す。なお、前記マーキングシー
トとして、離型性PETフィルム上にホットメルト接着
剤層を持つポリウレタン着色フィルム(ホットメルト系
)を積層したものを使用した場合の結果も併記する。
32を持つ着色フィルム33を積層した2Nの市販マー
キングシート(A社品、B社品)の先端34よりムm離
れた位置から、接着剤35を塗布し、その上に新聞紙3
6を載置させtこ後、図示の如く、新聞紙36の一端を
垂直方向に引張ったとき、これに追随して着色フィルム
33(および粘着剤層32)が剥離シート31から剥離
しはじめるまでの引張力(g/ 25 aua)を測定
し、結果を下記前1に示す。なお、前記マーキングシー
トとして、離型性PETフィルム上にホットメルト接着
剤層を持つポリウレタン着色フィルム(ホットメルト系
)を積層したものを使用した場合の結果も併記する。
表1(引張力、g/ 25 mm)
表1の結果より、引張力はCによって変化し、ρをでき
るだけ小さくすることが有利であることが認められる。
るだけ小さくすることが有利であることが認められる。
この点、本発明における塗布手段の位置調整はソフトに
より最小12=0.1+am程度まで可能で、かつブロ
ック−の位置再現性は問題なく良好である。
より最小12=0.1+am程度まで可能で、かつブロ
ック−の位置再現性は問題なく良好である。
さらに、接着剤塗布上の問題として、プロッターとデイ
スペンサーによる一般的な塗布形態は、第6図の(1)
のように、塗布開始かつ移動開始点Sと塗布終了かつ移
動終了点Fとで、塗布時の拡張部が生じることがあり、
このままでは近接した位置への塗布が困難となる。そこ
で、第6図の(2)に示す如く、ソフト対応により、移
動開始点S。
スペンサーによる一般的な塗布形態は、第6図の(1)
のように、塗布開始かつ移動開始点Sと塗布終了かつ移
動終了点Fとで、塗布時の拡張部が生じることがあり、
このままでは近接した位置への塗布が困難となる。そこ
で、第6図の(2)に示す如く、ソフト対応により、移
動開始点S。
を前にずらし、かつ移動終了点F、を後にずらすことに
よって、塗布開始点S、から塗布終了点F1に至る正常
な塗布形態とすることができる。
よって、塗布開始点S、から塗布終了点F1に至る正常
な塗布形態とすることができる。
ところで、第1図に例示される本発明のカッティングプ
ロッターでは、マーキングシートの切断と接着剤塗布を
別工程で行うしのであるが、これに対して、カッターと
塗布手段を併設しておき、これらを同時に作動させるこ
とも考えられる。しかし、この場合だと、カッターと塗
布手段の併設構造の加工、組立て上の問題から、上述の
近接塗布におけるQ間隔の調整取りが難かしく、(2=
0.1amといった微調整は不可能(本発明ではソフト
対応により可能)であり、さらに、休止期間中に塗布手
段の接着剤射出口付近での硬化を防止する必要が生じた
場合にも、十分な硬化防止処理を果せないことになる。
ロッターでは、マーキングシートの切断と接着剤塗布を
別工程で行うしのであるが、これに対して、カッターと
塗布手段を併設しておき、これらを同時に作動させるこ
とも考えられる。しかし、この場合だと、カッターと塗
布手段の併設構造の加工、組立て上の問題から、上述の
近接塗布におけるQ間隔の調整取りが難かしく、(2=
0.1amといった微調整は不可能(本発明ではソフト
対応により可能)であり、さらに、休止期間中に塗布手
段の接着剤射出口付近での硬化を防止する必要が生じた
場合にも、十分な硬化防止処理を果せないことになる。
また、この併設の場合では、上述のソフト対応による塗
布形感の調節もできない。
布形感の調節もできない。
次に、第3図と第4図を貧照して、本発明に係るマーク
シートの製造法、および該マークシートの施工手順につ
いて説明する。
シートの製造法、および該マークシートの施工手順につ
いて説明する。
第3図の(1)において、マーキングシート20は剥離
シート21上に粘着剤層22を持つ着色フィルム23を
積層しlこもので、先ず、所望の文字等を描画切断した
後、その切断線24から着色フィルム23の不要部23
a側に接着剤25を塗布する〔第3図の(2)〕。次に
、たとえば新聞紙26を上面に載置した後、接着剤箇所
を中心に軽く抑圧する〔第3図の(3)〕。そして、新
聞紙26をその一端から剥がずことにより、不要部23
aのみが新聞紙26に付着して、剥離除去される〔第3
図の(4)〕。このようにして、第3図の(5)に示さ
れる、剥離シート21上に文字等の部分23bのみが積
層したマークシート27が得られる。
シート21上に粘着剤層22を持つ着色フィルム23を
積層しlこもので、先ず、所望の文字等を描画切断した
後、その切断線24から着色フィルム23の不要部23
a側に接着剤25を塗布する〔第3図の(2)〕。次に
、たとえば新聞紙26を上面に載置した後、接着剤箇所
を中心に軽く抑圧する〔第3図の(3)〕。そして、新
聞紙26をその一端から剥がずことにより、不要部23
aのみが新聞紙26に付着して、剥離除去される〔第3
図の(4)〕。このようにして、第3図の(5)に示さ
れる、剥離シート21上に文字等の部分23bのみが積
層したマークシート27が得られる。
次に第4図の(1)〜(3)において、マークシート2
7に軽粘着性のアプリケーションフィルム28を貼合せ
、剥離シート21を除去した後、たとえば看板29に貼
着せしめ、最後にアプリケーションフィルム28を剥が
ずことにより、マークシート27の施工が完了する。
7に軽粘着性のアプリケーションフィルム28を貼合せ
、剥離シート21を除去した後、たとえば看板29に貼
着せしめ、最後にアプリケーションフィルム28を剥が
ずことにより、マークシート27の施工が完了する。
なお、マークシートの他の好ましい製造法として、第7
図に示されるカッティングプロッター41を用いるツー
ヘッド方式で実施することができる。このツーヘッド方
式は、第1図に示されるような構造を2つ併設しておき
、それぞれで切断操作と塗布操作を行うものであり、こ
の場合、固定台42に別途、マーキングシート43を搬
送移動するためのエンドレスベルト46(たとえばシリ
コン粘着ベルトまたは真空吸引孔ベルト)を設置すれば
よい。先ず、第1図のカッティングプロッターと同様、
X軸およびY軸に移動しうるホルダー44aに取付けた
カッター45aで描画切断を行った後、マーキングシー
ト43を所定位置に移動せしめ(点線で表示)、これに
同様なホルダー44bに取付けた塗布手段45bで接着
剤を塗布する。
図に示されるカッティングプロッター41を用いるツー
ヘッド方式で実施することができる。このツーヘッド方
式は、第1図に示されるような構造を2つ併設しておき
、それぞれで切断操作と塗布操作を行うものであり、こ
の場合、固定台42に別途、マーキングシート43を搬
送移動するためのエンドレスベルト46(たとえばシリ
コン粘着ベルトまたは真空吸引孔ベルト)を設置すれば
よい。先ず、第1図のカッティングプロッターと同様、
X軸およびY軸に移動しうるホルダー44aに取付けた
カッター45aで描画切断を行った後、マーキングシー
ト43を所定位置に移動せしめ(点線で表示)、これに
同様なホルダー44bに取付けた塗布手段45bで接着
剤を塗布する。
かかるツーヘッド方式を採用することにより、製造ライ
ンの効率をより高めることができる。
ンの効率をより高めることができる。
次に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
実施例1
(1)接着剤
一液型アクリル系粘着剤〔東洋インキ(株)製、オリバ
インBPS8170、固形分37.5±2%、粘度20
00±500cps、溶剤:酢酸エチル/ドルオール3
100部(重量部、以下、同様)に、エチルアルコール
50部を加え、攪拌混合して、粘度423cps/ 6
0rpI11.895cps/30rpm(東京計器製
BM型粘度計、ローターNo、2)の接着剤を得る。
インBPS8170、固形分37.5±2%、粘度20
00±500cps、溶剤:酢酸エチル/ドルオール3
100部(重量部、以下、同様)に、エチルアルコール
50部を加え、攪拌混合して、粘度423cps/ 6
0rpI11.895cps/30rpm(東京計器製
BM型粘度計、ローターNo、2)の接着剤を得る。
(2)カッティングプロッター
テクノアパンザ(株)製のプロカF515システムを使
用。本実験に使用したシステムは、オフセット機能と称
せられる、カットした線の内側または外側設定間隔で再
トレースするa能と、再トレース時の有効移動時を検出
する電気接点を付設している。
用。本実験に使用したシステムは、オフセット機能と称
せられる、カットした線の内側または外側設定間隔で再
トレースするa能と、再トレース時の有効移動時を検出
する電気接点を付設している。
(3)塗布手段
パイ[lット万年筆(株)製の中粘度液体用ディスベン
ザ−MVP−02を使用。接着剤塗布時に、カッター刃
に換えて、ノズル先端径0.7mmの吐出部を、カッテ
ィングプロッターのヘッドに取付け、吐出量的2g/分
に調節する。
ザ−MVP−02を使用。接着剤塗布時に、カッター刃
に換えて、ノズル先端径0.7mmの吐出部を、カッテ
ィングプロッターのヘッドに取付け、吐出量的2g/分
に調節する。
(4)マークシートの製造
上記(2)のカッティングプロッターで、マーキングフ
ィルムに字体をカットした後、刃先を接着吐出部に交換
し、オフセット機能を利用して、」二記(1)の接着剤
を、カットした字体の外側0.7i鵬を中心に字体外周
に沿って線状に塗布する、溶剤が揮散した後、紙をあて
がい軽く圧着し、次いで紙をその一端から剥がしながら
、マーキングシートの不要部を除去する。これによって
、必要部の字体のみが離型紙上に残った状態のマークシ
ートが得られる。
ィルムに字体をカットした後、刃先を接着吐出部に交換
し、オフセット機能を利用して、」二記(1)の接着剤
を、カットした字体の外側0.7i鵬を中心に字体外周
に沿って線状に塗布する、溶剤が揮散した後、紙をあて
がい軽く圧着し、次いで紙をその一端から剥がしながら
、マーキングシートの不要部を除去する。これによって
、必要部の字体のみが離型紙上に残った状態のマークシ
ートが得られる。
実施例2
(+)接着剤
合成ゴム系粘着剤〔東洋インキ(株)製、オリバインn
Ps3757−1.固影分27.0±1.5%、粘度9
000±1500cps1溶剤;ドルオール/n−ヘキ
サン/アセトン]100部に、MEK/エチルアルコー
ル(9:1)の混合溶剤100部を加え、攪拌混合して
、粘度614 cps/ 60 rpIl。
Ps3757−1.固影分27.0±1.5%、粘度9
000±1500cps1溶剤;ドルオール/n−ヘキ
サン/アセトン]100部に、MEK/エチルアルコー
ル(9:1)の混合溶剤100部を加え、攪拌混合して
、粘度614 cps/ 60 rpIl。
632 cps/ 30 rpm(東京計器製BM型粘
度計、ローターNo、 2 )の接着剤を得る。
度計、ローターNo、 2 )の接着剤を得る。
(2)マークシートの製造
実施例1と同じカッティングプロッターおよび塗布手段
を用い、かつ同様な操作に従ってマークシートを製造し
たところ、実施例1と同程度に、必要部の字体のみを雌
型紙上に残すことができた。
を用い、かつ同様な操作に従ってマークシートを製造し
たところ、実施例1と同程度に、必要部の字体のみを雌
型紙上に残すことができた。
実施例3
(1)接着剤
アクリル系エマルジョンタイプの接着剤〔サンスター技
研(株)製、ペンギンボンド1230A主剤〕をそのま
ま使用。粘度は、東京計器製BM型粘度計、ローターN
o、3で3000cps/ 30 rpm4400cp
s/ 12rpm、7320cps/ 6rpmである
。
研(株)製、ペンギンボンド1230A主剤〕をそのま
ま使用。粘度は、東京計器製BM型粘度計、ローターN
o、3で3000cps/ 30 rpm4400cp
s/ 12rpm、7320cps/ 6rpmである
。
(2)カッティングプロッター
実施例1と同じ。
(3)塗布手段
岩下エンジニアリング(株)製で、“SHOTMATI
CD3”型コントロール部と、“AV60I”型ドージ
ングバルブを組合せて使用。接着剤の押出し空気圧を調
節して吐出量を約2.5g/分に設定。
CD3”型コントロール部と、“AV60I”型ドージ
ングバルブを組合せて使用。接着剤の押出し空気圧を調
節して吐出量を約2.5g/分に設定。
(4)マークシートの製造
カッティングプロッターで実施例1と同様にしてマーキ
ングフィルムに字体をカットした後、上記(1)の接着
剤を、字体の外側1.0ms+を中心に字体外周に沿っ
て線状に塗布する。次に実施例1で用いた紙に代えて、
クラフト紙に塩化カルシウム10%水溶液を約log/
+s”にてグラビア方式で塗布、乾燥したものを準備し
、このクラフト紙の塗布面を上述の接着剤塗布面に合せ
て載置し、軽く圧着する。接着剤中の水分がクラフト紙
に浸透するが、これを乾燥した後、クラフト紙をその一
端から剥がすことにより、必要部の字体のみを雌型紙上
に残すことができた。
ングフィルムに字体をカットした後、上記(1)の接着
剤を、字体の外側1.0ms+を中心に字体外周に沿っ
て線状に塗布する。次に実施例1で用いた紙に代えて、
クラフト紙に塩化カルシウム10%水溶液を約log/
+s”にてグラビア方式で塗布、乾燥したものを準備し
、このクラフト紙の塗布面を上述の接着剤塗布面に合せ
て載置し、軽く圧着する。接着剤中の水分がクラフト紙
に浸透するが、これを乾燥した後、クラフト紙をその一
端から剥がすことにより、必要部の字体のみを雌型紙上
に残すことができた。
第1図は本発明カッティングブロック−の−例を示す概
要斜視図、第2図はマーキングシートにおける描画切断
後または前の接着剤塗布箇所の一例を示す部分平面図、
第3図(1)〜(5)はマーキングシートからマークシ
ートを作成する本発明製造法の工程を示す図、第4図(
1)〜(3)はマークシートの施工工程を示す図、第5
図は接着剤塗布位置と紙シートの垂直引張力との関係の
実験操作を説明するための概要図、第6図の(1)は一
般的な塗布形暢の問題点および第6図の(2)は該問題
点の解決手段を示す概要図、および第7図は本発明製造
法の好ましいツーヘッド方式を説明するための概要斜視
図であって、 1.41:カッティングプロッター、3,20.43=
マーキングシート、5:カッター(または塗布手段)、
45a:カッター、45b=塗布手段、6:文字、7.
24:切断線、8,23a:不要部、9,10゜11.
12:接着剤の塗布位置、25;接着剤、26.36:
紙シート、27:マークシート。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第7図 5a 4b
要斜視図、第2図はマーキングシートにおける描画切断
後または前の接着剤塗布箇所の一例を示す部分平面図、
第3図(1)〜(5)はマーキングシートからマークシ
ートを作成する本発明製造法の工程を示す図、第4図(
1)〜(3)はマークシートの施工工程を示す図、第5
図は接着剤塗布位置と紙シートの垂直引張力との関係の
実験操作を説明するための概要図、第6図の(1)は一
般的な塗布形暢の問題点および第6図の(2)は該問題
点の解決手段を示す概要図、および第7図は本発明製造
法の好ましいツーヘッド方式を説明するための概要斜視
図であって、 1.41:カッティングプロッター、3,20.43=
マーキングシート、5:カッター(または塗布手段)、
45a:カッター、45b=塗布手段、6:文字、7.
24:切断線、8,23a:不要部、9,10゜11.
12:接着剤の塗布位置、25;接着剤、26.36:
紙シート、27:マークシート。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第7図 5a 4b
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、マーキングシートにコンピューター指令に基づき、
文字、ロゴ、イラスト、図形等を自動的に描いて切断す
るカッティングプロッターにおいて、切断後または切断
前にマーキングシートの少なくとも切断線に対して一定
間隔の不要部側に接着剤を塗布する手段を付設すること
を特徴とするカッティングプロッター。 2、切断線から0.1〜2mmの間隔で接着剤を塗布す
る請求項第1項記載のカッティングプロッター。 3、マーキングシートにコンピューター指令に基づき、
文字、ロゴ、イラスト、図形等を自動的に描いて切断し
、その切断後または切断前にマーキングシートの少なく
とも切断線に対して一定間隔の不要部側に接着剤を塗布
し、次いで紙シートをあてがい、接着剤箇所を適度に押
圧して紙シートをその一端から剥がすことにより、不要
部のみを剥離してマークシートを得ることを特徴とする
マークシートの製造法。 4、マーキングシートの切断と接着剤塗布をツーヘッド
方式で行う請求項第3項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30704989A JPH02250797A (ja) | 1988-12-02 | 1989-11-27 | 接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッターおよびマークシートの製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-157778 | 1988-12-02 | ||
JP15777888 | 1988-12-02 | ||
JP30704989A JPH02250797A (ja) | 1988-12-02 | 1989-11-27 | 接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッターおよびマークシートの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02250797A true JPH02250797A (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=26485109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30704989A Pending JPH02250797A (ja) | 1988-12-02 | 1989-11-27 | 接着剤塗布手段を備えるカッティングプロッターおよびマークシートの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02250797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001205607A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-07-31 | Nippon Shokubai Co Ltd | セラミックシートおよびその製造法 |
KR100482771B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2005-04-14 | 민경열 | 연마재의 마킹 방법 |
JP2008162106A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Okura Ind Co Ltd | 転写シート |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP30704989A patent/JPH02250797A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001205607A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-07-31 | Nippon Shokubai Co Ltd | セラミックシートおよびその製造法 |
KR100482771B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2005-04-14 | 민경열 | 연마재의 마킹 방법 |
JP2008162106A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Okura Ind Co Ltd | 転写シート |
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