JPH02250523A - タイマ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ この発明は、計測時間の精度を向上させたタイマ回路に
関する。

「従来技術」 第３図は、従来のタイマ回路を示す回路図である。この
図において、ｌはバッテリであり、その正極が電源スィ
ッチ２の一端に接続され、負極が時限用コンデンサ３の
一端に接続されるとと６に、電圧判定用ＩＣ（例えば、
シグネテック社製ＮＥ５５５）４の負電源入力端に接続
され、さらに出力端子Ｏｔに接続されている。電源スィ
ッチ２は、その他端が時限用抵抗５の一端に接続される
とともに、電圧判定用ＩＣ４の正電源入力端に接続され
ている。時限用抵抗５は、その他端が時限用コンデンサ
３の他端に接続されるとともに、電圧判定用ＩＣ４の基
準電圧入力端Ｂに接続されている。

電圧判定用［Ｃ４の信号出力端ＳＯが出力端子Ｏに接続
されている。

このように構成されたタイマ回路において、第３図（イ
）に示すように、時刻（１において電源スイッチ２がオ
ン側に投入されると（閉状態）と、時限用抵抗５を介し
て時限用コンデンサ３に電流が流れる。これによって、
第３図（ロ）に示すように、時１（！用コンデンサ３の
両端間の電圧が除々に上昇して行く。そして、時限用コ
ンデンサ３の両端間の電圧が電圧判定用ＩＣ４の基準電
圧ｖｂを越える時刻り、において、第３図（ハ）に示す
ように、同電圧判定用ＩＣ４の信号出力端Ｓｏから信号
が出力される。この場合、電源スィッチ２をオン側に投
入した時点から、電圧判定用ＩＣ４より信号か出力され
るまでの期間は、時限用抵抗５の値と時限用コンデンサ
３の静電容量によって決定される。

すなわち、周知のごとく、τ＝ＣｔＸＲｔ　（Ｃｔは時
限用コンデンサ３の静電容量、Ｒ（は時限用抵抗５の抵
抗値）なる式によって決定される。

［発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のタイマ回路にあっては、例え
ば、電圧判定用ＩＣ４より信号が出力された直後や、電
圧判定用ＩＣ４の計時中に電源スィッチ２を一度オフに
して、その直後再投入した場合に、時限用コンテナ３に
残留電荷が存在するので、所定時間よりら前に信号を出
力してしまうという問題がある。

この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、常に
、電源スィッチを投入した直後から所定時間後に信号を
出力することができるタイマ回路を提供することを目的
としている。

「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明のタイマ回路は、電
源部と、前記電源部の出力端間に直列に介挿される時限
用抵抗および時限用コンテナと、前記電源部の出力端の
一方に正電源入力端が接続されるとともに、該出力端の
他方に負電源入力端が接続され、また、前記時限用抵抗
と前記時隔用コンデンサとの接続部分に基準電圧入力端
が接続される電圧判別部とを具備するタイマ回路におい
て、前記基準電圧入力端と前記電源部の正極端との間に
順方向に介挿される整流器と、前記電圧判別部のバイア
ス抵抗との並列合成抵抗と前記時限用コンデンサとによ
って決定される時定数が、前記時限用抵抗と前記時限用
コンデンサとによって決定される時定数よりも小さくな
るように値が決定され、前記電源部の出力端に介挿され
る放電用抵抗とを具備することを特徴とする。

１作用　」 上記構成によれば、電源をオフすると、時限用コンデン
サに充電された電荷が電圧判別部のバイアス抵抗および
放電用抵抗をそれぞれ介して極短時間で放電される。

「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図である。なお
、この図において前述した第３図と対応する部分には同
一の符号を付してその説明を省略ずろ。この図において
、６はダイオードであり、そのアノードが電圧判定用Ｉ
Ｃ４の基準電圧入力端Ｂに接続されており、カソードが
電源スイッチ２の他端に接続されている。７は放電用抵
抗であり、バッテリｌの負極端と、電源スイッチ２の他
端との間に介挿されている。ここで、放電用抵抗７は、
電圧判定用ＩＣ４のバイアス抵抗をＲｂとした場合に次
の関係が成り立つ値（Ｒｄ）に選定されている。

ｃｔｘ　　Ｒｄｘ　Ｒｂ　＜＜ｃｔｘ　　Ｒｔ　　−・
・　（Ｄ１１ｄ＋Ｒｂ このように、ダイオード６と、■式を満足する値のバイ
アス抵抗Ｉｌ　ｂとを従来のタイマ回路に追加すること
によって、コンデンサ３の電荷がダイオード６を介して
放電用抵抗７と電圧判定用ＩＣ４のバイアス抵抗Ｒｂ各
々を介して極短時間で放電される。したがって、電圧判
定用ＩＣ４より信号が出力された直後や、電圧判定用Ｉ
０４の計時中に電源スィッチ２を一度オフにし、その直
後電源スィッチ２を再投入した場合であっても、その前
に時限用コンテナ３の電荷か略零になっているので、所
定時間前に信号が出力されることがない。

なお、電圧判定用ＩＣ４の消費電流が大きい場合、すな
わちバイアス抵抗ｎｂが小さく、このバイアス低抗Ｒｂ
だけで０式を満足するが成立する場合には、放電用抵抗
７を設けなくてもダイオード６のみでコンデンサ３の１
！荷を極短時間で放電させることが可能である。

「発明の効果」 以上説明したようにこの発明によれば、時限用コンデン
サの充電電荷を放電するための整流器と放電用抵抗とを
設けたので、計測時間に対して十分に短い時間で時限用
コンデンサの電荷を放電することができる。これにより
、常に、電源スイッチを投入した直後から所定時間後に
信号を出力することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は従
来のタイマ回路を示す回路図、第３図は同タイマ回路の
動作を説明するための波１１５図である。 ・・・・・時限用コンデンサ、 ・・・・・電圧判定用ＩＣ（電圧判定部）、・・・・時
限用抵抗、 ・・・・ダイオード（整流器）、 ・・・・放電用抵抗。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源部と、前記電源部の出力端間に直列に介挿される時
   限用抵抗および時限用コンデサと、前記電源部の出力端
   の一方に正電源入力端が接続されるとともに、該出力端
   の他方に負電源入力端が接続され、また、前記時限用抵
   抗と前記時限用コンデンサとの接続部分に基準電圧入力
   端が接続される電圧判別部とを具備するタイマ回路にお
   いて、前記基準電圧入力端と前記電源部の正極端との間
   に順方向に介挿される整流器と、前記電圧判別部のバイ
   アス抵抗との並列合成抵抗と前記時限用コンデンサとに
   よって決定される時定数が、前記時限用抵抗と前記時限
   用コンデンサとによって決定される時定数よりも小さく
   なるように値が決定され、前記電源部の出力端に介挿さ
   れる放電用抵抗とを具備することを特徴とするタイマ回
   路。