JPH02250465A - 画質調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジョン受像機の画質調整装置に関
するものである。

従来の技術 近年、カラーテレビジョン受像機の画質の向上はめざま
しいものがあり、ＶＴＲとの接続においても従来はＲＦ
倍信号は複合映像信号によって接続していたか、最近Ｖ
ＴＲより映像信号と色信号を別々に出力し、それらをカ
ラーテレビジョン受像機に入力する方法が普及してきた
。

第３図に複合映像信号入力端子と、映像信号入力端子と
色信号入力端子を別々に備えたテレビジョン受像機の映
像信号切換え回路を示す。

色信号が映像信号に重畳された複合映像信号をテレビジ
ョン受像機に接続する場合は端子Ａより入力する。３は
色信号の周波数帯域を通す帯域フィルター、１は色信号
の周波数帯域を阻止するフィルターである０色信号は帯
域フィルター３を通過し、スイッチ５は端子Ｏ側に接続
されており、スイッチ５を介して色信号は色信号処理回
路へ供給される。

一方、フィルター１を通過した色信号成分を含まない映
像信号は、遅延素子２により３００〜４００ｎｓ遅延さ
せ、比較的帯域のせまいフィルター３を通過して位相の
遅れた色信号出力と位相を一致させる。遅延素子２を通
過した映像信号はスイッチ４がＯ端子側に接続されてお
り、これを介して画質調整回路７へ供給される０画質調
整回路７では第７図のＡに示すように２．５ＭＨｚ付近
を他の部分より強調することにより、ブラウン管面上の
映像信号がシャープに見えるようにしている０色信号阻
止フィルター１の周波数特性は第５図に示すように、色
搬送波周波数ｆ、を中心に減衰している。

その特性と画質調整回路７の周波数特性（第７図Ａ）と
の組み合わせにより、全体として第７図Ｂに示すように
λ５ＭＨｚ５ＭＨｚ付近れ、【、付近が減衰した特性と
なる。

次に色信号を端子Ｃに接続し、映像信号を端子Ｂに別々
に接続した場合の回路動作を述べる。

この場合、色信号は帯域フィルター３を通過させる必要
がないので直接スイッチ５の■端子を介して色信号処理
回路へ供給される。

一方、映像信号は端子Ｂよりスイッチ４の■端子を介し
て画質調整回路７へ供給される。この場合、画質調整回
路７の周波数特性が第７図のＡの特性に設定されておれ
ば、帯域阻止フィルター１を通らないので全体の周波数
特性はＡと同一となり、前述した複合映像信号をテレビ
ジラン受像機に接続した場合より、２．５ＭＨｚ付近が
強調されたよりシャープな映像となる。第４図に画質調
整回路７の具体回路例を示す、ここで９は増幅用トラン
ジスタ、１０．１１．１２は画質調整用の抵抗、コンデ
ンサ、６は同可変抵抗器である。

発明が解決しようとする課題 前述したように複合映像信号を接続した場合に使用者が
適切と感じるレベルに画質を設定し、その後、色信号と
映像信号を別々に接続する信号に切り換えると映像がシ
ャープすぎて、ノイズの目立つ映像となり再度、画質を
調整する必要がある。

従って、信号の接続方法を変更する毎に画質再調整する
不都合があった。

本発明はこのような従来の課題を解決するもので、それ
ぞれの場合の画質の設定が容易に行えるようにすること
を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の画質調整装置は複合映像信号か、色信号と映像
信号を別々に接続した場合かの切換えに連動して画質調
整回路の調整値を変化させ、常に適切な画質を提供しよ
うとするものである。

作用 本発明の画質調整装置は、複合映像信号を接続した場合
に画質調整回路の特性値として第８図Ｃに示すように設
定し、帯域阻止フィルターの特性との総合特性として第
９図のＦのようになる。−方、色信号と映像信号を別々
に接続した場合は、画質調整回路の特性を第８図りのよ
うにＣより少し利得を下げて設定することにより第９図
のＥのように２．５ＭＨｚ付近の特性はＦと同一になる
ようにする。このことにより陰極線管上に表示さたシャ
ープさとノイズの程度は同一レベルとなり、画質を再調
整する必要がない。

実施例 以下、本発明の一実施例の画質調整装置を図面を参照し
て説明する。第１図に示すように複合映像信号を接続す
る場合と、色信号、映像信号を別々に接続する場合の切
換えスイッチ４と５に連動する第３のスイッチ９を設け
、第３のスイッチ９が＠端子側に接続された場合、画質
調整回路７の調整抵抗８が短絡され、調整可変抵抗器６
が直接アースに接続されるようにしている。

第２図に画質調整回路７の具体例を示す。可変抵抗器６
の値によりトランジスタ９からなる増幅回路のエミッタ
回路の帰還量が変化しコンデンサ１２と抵抗１１の値を
選ぶことにより２．５ＭＨｚ付近を中心として増幅度を
変化させることができる。

第３のスイッチ９により複合映像信号入力時、抵抗８を
短絡させるとトランジスタ９の２．５Ｍ１（ｚ付近の増
幅度が増加し、複合映像信号を接続した場合により増幅
度が上がるように設定することができる。

発明の効果 以上のように本発明の画質調整装置は、複合映像信号を
接続した場合と、色信号と映像信号を別々に接続した場
合に、切換えスイッチと連動して画質調整回路の設定値
を切り換えることにより、常に適切な画質となり、使用
者が再調整する必要のない便利なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画質調整装置のブロ
ック図、第２図は第１図の画質調整回路７の具体回路例
を示す回路図、第３図は従来の映像信号の切換えと画質
調整回路を示すブロック図、第４図は第３図の画質調整
回路７の具体例を示す回路図、第５図は色信号帯域阻止
フィルターの周波数特性図、第６図は色信号帯域通過フ
ィルターの周波数特性を示す特性図、第７図は従来の画
質調整回路の周波数特性図、第８図、第９図は本発明の
画質調整回路の周波数特性図である。 １・・・・・・色信号帯域阻止フィルター、２・・・・
・・映像信号遅延素子、３・・・・・・色信号通過フィ
ルター、４・・・・・・映像信号切り換えスイッチ、５
・・・・・・色信号切り換えスイッチ、６・・・・・・
画質調整可変抵抗器、７・・・・・・画質調整回路、９
・・・・・・画質設定値切り換えスイッチ。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名ｂ　　＼ 図 ＋β →問′″＆数 →瓦う良を

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複合映像信号を入力するモードと、色信号と映像信号を
   別々に入力するモードを選択する切り換えスイッチと、
   映像信号の画質調整回路とを備え、上記切り換えスイッ
   チの切り換えに連動して上記画質調整回路の設定値を切
   り換え、色信号阻止フィルターの有無による映像信号の
   周波数特性の変化をなくすようにした画質調整装置。