JPH02249521A - 自走掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自走掃除機、特に電池によりて駆動される自
走掃除機に関する。

［従来の技術］ 近年、いわゆるホームオートメーション（ＨＡ）化が急
速に進み、家庭内の種々の電化製品の自動化が図られて
いる。掃除機もその例外ではなく、ＣＰＵ及び種々のセ
ンサが組み込まれ、モータにより車輪を駆動し床面を自
走しつつ掃除を行う自走掃除機の研究開発が活発に行わ
れている。

自走掃除機として、例えば、特開昭６３−１８１７２７
号公報に記載のものが開示されている。

この従来の自走掃除機は、家庭用等の交流電源によって
駆動される自走掃除機であるため、給電用のコードの送
り出し手段とその制御手段を有するものであるので、比
較的大型となりでしまうばかりか、種々の制御手段が必
要であり高価となってしまうものであった。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の自走掃除は、以上のような構成だったので、大型
高価となるばかりか、コードの届く範囲の掃除しかでき
なく、又交流電源の無い場所での掃除が不能であるとい
う課題があった。

この発明は、係る課題を解決するためになされたもので
、交流電源の無い場所でも確実に掃除を終えることので
きる自走掃除機を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る自走掃除機は、主電池によって駆動する
ものとし、主電池の電圧低下に応動して補助電池に切換
える電圧検出器と、補助電池に切換えられた時に低減容
量運転を指示して掃除を完了せしめる制御器とを有する
ものである。

［作用コ この発明によれば、主電池によって駆動されるので、交
流電源の無い場所の掃除等、場所を選ばないものとなり
、使い易いものとなる。

主電池の電圧低下によって補助電池に切換え、その際低
減容量でブロワ運転されるので、目的とする部位の掃除
は残り無しに実施できる。

主電池から補助電池への切換えに応じて表示器に表示が
なされて、充電の必要性が報知される。

［実施例］ 次に、第１図及び第２図に示す実施例によって、この発
明を更に詳細に説明する。

第１図及び第２図は、この発明による自走掃除機（１）
に搭載した要部を示す説明図である。図において、この
発明による自走掃除機（１）は、主電池（２）と補助電
池（３）とを搭載しており、第１図は主電池（２）によ
り運転駆動されている状態を示している。

主電池（２）には、電圧検出器（４）が接続され、主電
池（２）の電圧を計測しており、電圧降下が小さくなる
間は、電圧検出器（４）は、切換器（５）の接点（６）
を主電池（２）側のままとしている。この時、制御器（
７）は、ブロア等の駆動機構（８）定格運転するよう指
示している。

この状態では、電圧検出器（４）に接続された表示器（
９）は、充電要求表示をしていないが、充電器（１０）
に接続して充電することもできる。

自走掃除機（１）が自走走行しながら掃除している間に
、電圧検出器（４）が、主電池（２）の電圧降下を検出
し、過放電防止のための所定電圧に達すると、電圧検出
器（４）は切換器（５）を切換えて、主電池（２）を解
放し、補助電池（３）を接続する。すると、駆動機構（
８）の電源は補助電池（３）に切換わるのであるが、こ
こで制御器（７）は、駆動機構（８）を定格以下の低減
容量で運転するように指示をする。

従って、自走掃除機（１）は、主電池（２）の電池切れ
を感知して補助電池（３）による低減容量運転に切り換
え、電池切れ無しに残りの掃除をし終えることができる
。

この場合、表示器（９）は、主電池（２）の残存電力を
用いて、主電池（２）に充電が必要である旨の表示をし
続ける。

掃除を終えた自走掃除機（１）を片付ける人には、この
表示器（９）の表示が明らかに判るようになされている
ので、次の掃除に備えて充電器（１０）は接続して充分
な充電が行われ、主電池（２）は勿論、補助電池（３）
も完全充電状態になされる。

前記の通りこの発明によれば、電池によって運転される
自走掃除機（１）としたので、交流電源の有無にかかわ
らず、場所を選ばないで自走掃除をすることができるば
かりか、電池切れによる事故を防ぐために、主電池（２
）の他に補助電池（３）を搭載し、主電池（２）の電池
切れに応じて補助電池（３）を電源として低減容量運転
によって自走掃除するようにしたので、電池切れによる
掃除残り事故を起すことが無く、場所を選ばず完全に自
走掃除することができる自走掃除機（１）とすることが
できる。

［発明の効果コ この発明は以上説明した通り、主電池と補助電池とを搭
載して、主電池の電池切れに応動して補助電池による低
減容量駆動による自走掃除をする構造としたことにより
、交流電源の無い場所でも、掃除残り事故を生ずること
無く自走掃除を完遂できる自走掃除機を提供できる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による自走掃除機の一実施例を示す主
電池運転の状態を示す説明図、第２図は同じく補助電池
運転の状態を示す説明図である。 図において、（１）は自走掃除機、（２）は主電池、（
３）は補助電池、（４）は電圧検出器、（５）は切換器
、（６）は接点、（７）は制御器、（８）は駆動機構、
（９）は表示器、（１０）は充電器である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （外２名） ５：切換器 実施例の説明図 第１図 ５：切換器 実施例の説明図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主電池と、補助電池と、この補助電池と主電池との給電
   切換を行う切換器と、前記主電池の電圧を計測して所定
   値以下となったときに切換器をして主電池給電から補助
   電池給電に切換せしめる電圧検出器と、この電圧検出器
   の計測値が所定以下のときにその事実を知らしめる表示
   器と、前記主電池で給電されているときに定格運転させ
   、補助電池給電のときに低減容量運転をする制御器とを
   備える自走掃除機。