JPH02249469A - 外殻を被ったまゝの卵白に印刷や味付けした卵 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鶏卵等において、外殻に細小な溝穴加工をし
て、これを通して外殻を被ったま＼の状態で、卵白の表
層部分に任意のパターンや文字を着色印刷したり、調味
料を浸透させて味付けした卵に関する。

従来ゆで卵等において、外殻を被ったま＼の卵白に、任
意のパターンや文字を印刷することは出来なかった。又
外殻を被ったま＼の卵に自由に調味料を浸透させて調理
し、味付けすることは出来なかった。

この発明はレーザー光線によって鶏卵等の外殻に、任意
のパターンや文字を構成するように連続した点や線、ま
たはその合成からなる細小な溝穴を溶射穿孔してつくる
。こうして出来た細小な溝穴を通して食用染料を浸透さ
せて、鶏卵等の卵白の表面を染色して、任意のパターン
や文字の印刷をする事が出来る、このようにして外殻を
被ったま＼の状態で卵白に印刷したり、卵の味付は調理
をする事を目的とする。

この発明の実施例を図面にもとづいて説明すれば次の通
りである。第１図示のものは加工する卵１を、レーザー
ヘッド＋８から放射されるレーザー光に対して任意の位
置に配置するために、載卵台９移動台Ｉ４及び上下台１
５からなる加工台を、公知のマイコン制御ミラ一連動型
のレーザー本体に、人力キーボードにあらかじめ入力し
である任意のパターンや文字に連動して、レーザー加工
する装置に連係した場合の一例を示すものである。

卵１の外殻２に任意のパターンや文字４をレーザー光で
細小な溝穴３加工する場合に、卵ｌの卵白５の部分の内
部まで過熔射することのないようにして、外殻２にだけ
細小な溝穴３の加工が出来るようにレーザー光の出力レ
ベルを調整する上うにする（第２図）。レーザー光のエ
ネルギーは距離の二乗に反比例して減衰することが知ら
れているから、レーザーヘッド１８に対して卵ｌの距離
を正確に保持する必要があるので、距離を検出するセン
サー６の発信する信号を受信して作動するサーボ回路で
、上下台１５に固定した上下動用のサーボ駆動のモータ
ー１７により回転する上下ねじ１６が、移動台１４と載
卵台９を介して自動的にレーザーヘッド１８と卵ｌが、
相互一定距離になるように上下動して、設定したサーボ
回路のバランス点で固定保持するようにされている。し
たがって上下台１５とレーザーヘッド■８は同一基盤上
に固着取付けであるから、載卵台９と上下台１５の位置
の変位が、卵ｌの直径の変位に連動して自動的に調整す
るように構成しである。一般に卵１には直径の差がある
が、このように常に一定の間隔を自動的に保持するよう
になっているから、安定したレーザー光が得られ過不足
の無い溶射加工が得られるようになっている。載卵台に
は卵ｌとの接触面が凹面状をした回転保持部７と、圧着
保持部１０で卵ｌの両端部を保持するようになっている
。圧着保持部ＩＯは圧着ばね１１で卵ｌを圧着保持し、
回転自由に載卵台９に取り付けられている。回転保持部
７は圧着保持部ＩＯに対向して、載卵台９に回転自由に
取り付けられていて、載卵台９に固定してあり正逆転す
る減速回転モーター８の軸端に結合しであるから、これ
を駆動することで回転保持部７を介して、卵！を任意の
方向に回転させるようになっている。

したがって卵ｌの全周に任意のパターンや文字状の細小
な溝穴加工する場合は、卵の両端部分を圧着保持した状
態で、設定した一定の速度と回転数だけモーター８を回
転するようにする。移動台１４の端面に固定しである移
動モーター１３を任意に正逆回転させる事により、移動
ねじ１２の回転を介して載卵台９は移動台１４上面に接
して任意の方向に摺動移動し、卵の長袖方向に任意の位
置に移動するようになっている。たとえば、卵！が数回
転すると共に、レーザーヘッド１８との相互位置が卵ｌ
の長袖方向に一定速度で移動するようにした場合は、卵
１の短軸円周上に螺旋状のパターンや文字４を構成する
細小な溝穴３を加工するようになる（第４図）。

又パルスモータ−使用してｘＹ軸送りによるＮＣ制御に
よる加工をする事も出来る。その場合はＹ軸用に回転モ
ーター８、Ｙ軸用に移動モーター１３に替えてそれぞれ
をパルスモータ−に取替えて使用することも出来る。そ
の場合はマイコン制御のミラ一連動レーザーに替えて、
汎用レーザーを使用して加工することも出来るし、複合
使用した加工をすることも出来る。

外殻２の表面を暗色系に塗るか又は暗色のシールをする
とレーザー光の吸収が良いので、加工効率が上がる利点
がある。又外殻２の乱反射が減少するから、特に細小な
溝穴３が加工出来るので、鮮明な印刷が出来る利点があ
る。

このようにして加工した鶏卵等を、任意の色の食用染料
のミスト雰囲気中又は、溶液中に浸漬すると細小な溝穴
３を通して食用染料が浸透して卵白５の部分に任意のパ
ターンや文字４が染色される。染色加工をする場合、細
小な溝穴３のために詳細な印刷をする事が出来る。又染
料の浸透時間や、浸透圧を加圧又は減圧して調整する事
によって染料が卵白５に、浸透する量を調節することが
出来るから、太いパターンや文字４を印刷することも出
来る（第３図）。

このようにして出来た卵ｌの外殻２の加工部分又は全体
を、塗装又はシールして細小な溝穴３の痕跡を目立たな
い″ようにすると共に、食品衛生上の汚染を防止するよ
うにする。こうして任意のパターンや文字をゆで卵の外
殻を被ったま＼の卵白に印刷することが出来る。細小な
溝穴加工する場合、ゆで卵を加工する事もできるし、生
卵を加工してから、染料を浸透処理した後に、ゆで卵に
することも出来る。

染料の浸透処理と同時に加熱してゆで卵等の調理をする
ようにすれば、加工の工程を短縮することが出来る利点
がある。

細小な溝穴加工と染料の浸透処理をして、細小な溝穴を
シールしてから、更に同じ加工の工程を繰り返して、前
回と異なる色の染料を用いて浸透処理をする事で、多色
の印刷をすることが出来る。

卵の外殻に細小な溝穴を加工した後に、食塩水又は、調
味料等の溶液中に浸漬して置くと、調味料が卵の中に浸
透して味付は調理した卵が出来る。

この発明は以上説明したように、従来の外殻を披ったま
＼の卵を、短時間のレーザー加工と、食用染料の溶液に
浸漬するだけの簡単な加工をするだけで、今まで考えら
れなかった外殻を被ったま＼の状態で卵白に任意のパタ
ーンや文字を印刷と味付けをする事が出来るようにした
ものである。

この印刷したゆで卵を結婚式などの宴席料理の中に加え
れば、外殻を割って卵白を取り出した時に、印刷された
パターンや文字、メツセージが現れるので意外感が非常
に大きい。味付けしであるとゆで卵に塩をかける必要が
無い。一般の料理に加えた場合も付加価値が極めて大き
い効果が有る。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明のレーザー溶射による細小な１１り穴加工
の実施例を示すもので、第１図は載卵台、移動台、上下
台を含む加工台の一部切断側面図、第２図は細小な溝穴
の加工状態をを示す一部拡大断面図、第３図は卵白の一
部分に任意のパターンや文字を印刷した卵の斜視図、第
４図は卵白の外周上の部分に任意のパターンや文字、メ
ツセージ等を印刷した卵の斜視図、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　外殻に任意のパターンや文字状を為した細小な溝穴
   加工をしてある卵で、これを通して外殻を被ったまゝの
   状態で卵白の表層部分に、任意のパターンや文字を着色
   印刷したり、調味料を内部に浸透させて味付けした卵。