JPH0224885Y2 - - Google Patents

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JPH0224885Y2
JPH0224885Y2 JP16879985U JP16879985U JPH0224885Y2 JP H0224885 Y2 JPH0224885 Y2 JP H0224885Y2 JP 16879985 U JP16879985 U JP 16879985U JP 16879985 U JP16879985 U JP 16879985U JP H0224885 Y2 JPH0224885 Y2 JP H0224885Y2
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pressure
air
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valve support
scavenging
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は舶用内燃機関の排気弁支持部の排気ガ
スに対するエアシール構造に関する。
〔従来技術〕
舶用内燃機関のシリンダの排気弁支持部は、ひ
んぱんに排気ガスにさらされる部位であり、特に
排気弁摺動部に排気ガスが侵入し腐食を進行させ
る恐れがある。そこでこの排気弁摺動部に圧搾空
気を供給し、排気ガスに対しエアシールをするこ
とが必要である。
従来の排気弁支持部のエアシール技術として
は、第2図符号A(破線部)で示されるように、
排気弁を介してシリンダ内に供給する掃気そのも
のを排気弁支持部に供給する方法、第2図符号B
(1点鎖線部)で示されるように、掃気とは別の
一定圧のきれいな圧搾空気を排気弁支持部に供給
する方法が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記した従来のエアシール技術のうち、前者は
排気弁が開弁したときに排気通路に圧力が一時
的、局所的に掃気圧力よりも高くなることから排
気圧ガスに比べて僅かにシールエアの圧力が不足
し、このため十分なエアシール効果をあげること
ができない。
一方後者は、常に排気ガスの最大圧以下の圧力
を作用させねばならず、内燃機関の負荷が低い場
合にエアが無駄に消費されるという問題点があつ
た。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は排気弁支持部の排気ガスに対
するエアシールを確実におこなうことができると
ともに、エア消費量を節約することの可能な排気
弁支持部のエアシール構造を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るエアシール構造は、排気弁支持部
への掃気圧供給路にダイヤフラム式圧力調整弁を
設け、機関の始動および停止に使用される空気源
などの掃気圧以上の空気圧源から圧搾空気をこの
圧力調整弁のダイヤフラムで画成された一方の室
に導き、他の室には掃気圧が作用するようにし
て、この圧力調整弁によつて前記排気弁支持部に
掃気圧よりわずかに高い圧力の圧搾空気が常に作
用するようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
排気弁支持部には、第2図符号C(実線部)で
示すように、圧力調整弁を介して常に掃気圧より
僅かに高い圧力(ΔPだけ高い圧力)が作用する
ようになつているので、排気弁支持部への排気ガ
スの侵入が確実に防止される。また掃気圧が変動
してもこれに応じてエアシール圧も変動するので
エア消費量を極力抑えることができる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すものである。
この図において、符号6は舶用内燃機関の一シ
リンダで、このシリンダ6内にピストン7が配置
され、シリンダ6内へは掃気ポート9と排気ポー
ト8を介して掃気および排気がおこなわれるよう
になつている。符号10は排ガスによりタービン
10Aを高速回転させてコンプレツサ10Bを作
動させ、掃気用圧縮空気を掃気ポート9からシリ
ンダ6内に送り込む過給装置である。
符号2は内燃機関の始動および停止のために使
用される掃気圧よりもかなり高い所定の圧力値、
例えば7Kg/cm2に設定されている空気圧力源であ
り、この空気圧力源2は管路4,4A,4Bによ
つてシリンダ6の排気弁支持部8Aに接続されて
いる。管路4Aと4Bとの間には圧力調整弁20
が設けられており、空気圧力源2から供給される
圧搾空気を掃気圧PAより僅かに高い圧力PBに調
整して管路4Bに送るようになつている。
圧力調整弁20はケーシング21内はダイヤフ
ラム22によつて二つの室(第1の室23A、第
2の室23B)に画成されており、第2の室23
Bに空気圧力源2からの管路4Bが空気室23C
を介して接続されている。ダイヤフラム22には
筒状部材24が固定されており、この筒状部材2
4の下端部24Aは第2の室23Bと空気室23
C間に配置されこの両室を閉塞する弁体26の上
端面26Aに当接可能となつている。第1の室2
3A内に設けられたばね受28とダイヤフラム2
2、弁体26とケーシング21下方内周面間には
それぞればね部材30,32が介装されるととも
に、第1の室23Aは過給装置10の掃気管路1
1に連通しており、ダイヤフラム22には上方か
ら掃気圧PAによる力PA・Aとばね部材30の押
圧力P30が作用し、下方からは出力空気圧PBによ
る力PB

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 舶用内燃機関のシリンダの排気弁支持部に掃気
    圧相当の圧搾空気を供給してエアシールするよう
    構成した排気弁支持部のエアシール構造であつ
    て、機関の始動および停止に使用される空気圧力
    源などの掃気圧以上の空気圧力源から前記排気弁
    支持部に圧搾空気を導くようにし、この圧搾空気
    供給路に、シリンダに掃気を供給する掃気供給路
    から分岐した配管により掃気圧が作用し、排気弁
    支持部に作用する圧搾空気の圧力を掃気圧より常
    に所定値だけ高い圧力に調整するダイヤフラム式
    圧力調整弁を設けたことを特徴とする舶用内燃機
    関の排気弁支持部のエアシール構造。
JP16879985U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0224885Y2 (ja)

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JPS6278306U JPS6278306U (ja) 1987-05-19
JPH0224885Y2 true JPH0224885Y2 (ja) 1990-07-09

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