JPH0224787Y2 - - Google Patents

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JPH0224787Y2
JPH0224787Y2 JP1985118718U JP11871885U JPH0224787Y2 JP H0224787 Y2 JPH0224787 Y2 JP H0224787Y2 JP 1985118718 U JP1985118718 U JP 1985118718U JP 11871885 U JP11871885 U JP 11871885U JP H0224787 Y2 JPH0224787 Y2 JP H0224787Y2
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cartridge
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はカートリツジ式押出し容器に関する。
さらに詳しくは、練り歯みがきや化粧用クリーム
などのペースト状、クリーム状物質を収納するカ
ートリツジ式押出し容器に関する。
[従来の技術] 従来のペースト状、クリーム状物質を収納する
押出し容器としては、特開昭49−64567号公報に
記載されたものがある。
この従来例は、液体状内容物を内部に収納しう
る円筒状のカートリツジを筒状の本体に装着しう
るようになつており、該本体の上端部にはカート
リツジに通ずるスライド式のバルブと吐出口が設
けられている。また、本体の下端にはホルダーが
螺合され、このホルダーには圧縮スプリングがカ
ートリツジ内に延びるように取りつけられてい
る。一方、カートリツジの内部には押上板が摺動
自在に挿入されており、この押上板は前記スプリ
ングによつて上方に付勢される。
したがつて、使用者がバルブを開けば、スプリ
ングの圧縮力を受けて、内容物が吐出口から吐出
する。
[考案が解決しようとする課題] ところが前記従来例では、スプリングを固定し
たホルダーが本体およびカートリツジの下端に取
りつけられた状態で動かないので、内容物を相当
量押し出した状態では、もうスプリングが延びな
くなり、内容物の吐出が不能になるか、吐出力が
非常に弱くなるという問題がある。
またその結果、内容物が残ればカートリツジご
と新しいものに交換するカートリツジ方式を取る
ばあいは不経済になるという問題が発生する。
そして、かかる問題を解消するため、有効長の
長いスプリングを用いれば、使用当初の吐出圧力
が強くなりすぎて、使用者が欲する以上の内容量
を吐出することになり、使い勝手が良くないとい
う問題がある。
そこで本考案は、かかる事情に鑑み、常に同一
の吐出圧で、最後まで完全に、内容物を押し出す
ことができるカートリツジ式押出し容器を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のカートリツジ式押出し容器は、(a)内容
物を収容する円筒状のカートリツジと、(b)吐出口
を有し、カートリツジの上端開口部に着脱自在に
取りつけられるキヤツプと、(c)カートリツジの下
端部内周に挿入される押上板と、(d)前記押上板を
上方に付勢するスプリングを内蔵したホルダーと
からなり、(e)前記ホルダーを、上方に移動自在で
あり下方に移動不能に規制する爪係脱機構によ
り、カートリツジに対し係合位置を多段階に変更
可能にして装着してなることを特徴とする。
[作用] 本考案においては、ホルダーをカートリツジの
上方に向けて動かし、任意の押込み位置で爪係脱
機構により保持することができる。したがつて、
内容物が吐出して残量が少なくなれば、そのつど
ホルダーをカートリツジに押し込めば、スプリン
グが押上板を押し上げる圧縮力を常にほぼ一定に
保つことができる。
よつて、本考案においては常にほぼ同一の吐出
量が得られるとともに、最後まで内容物を押し出
すことができる。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1〜2図において、5はキヤツプ、6はカー
トリツジ、9は押上板、13は加圧ケース、14
はスプリング、12はホルダーである。
キヤツプ5は、吐出口1を開閉する蓋体2と、
該蓋体2を開閉操作する押ボタン3と、該押ボタ
ン3に連動して上下動する弁体4とから構成され
ている。このキヤツプ5はカートリツジ6の口部
6aに螺合することができる。
カートリツジ6は内容物8を押し上げる押上板
9と、該カートリツジ6の口部6aに緩挿される
中栓体10と、カートリツジ6の外周面に突設さ
れた爪片11とから構成されている。前記爪片1
1はカートリツジ6を嵌挿するホルダー12に削
成された爪部12a,12b,12c,12dに
段階的に係合するもので、この爪片11と爪部1
2a,12b,12c,12dにより実用新案登
録請求の範囲にいう爪係脱機構を構成している。
前記押上板9の係合片9aには前記ホルダー1
2内に載置された加圧ケース13の係合部13a
が嵌合されると共に、該加圧ケース13内には前
記押上板9を押し上げるスプリング14が内装さ
れている。なお、内容物8が収納されたカートリ
ツジ6は別途に交換用として販売されるものであ
る。
第3図は、本考案に係るキヤツプ5の断面図を
示したもので、蓋体2はキヤツプ5に軸2aで回
転自在に軸着されている。蓋体2の軸2a側の端
部には舌片2bが形成され、この舌片2bは押ボ
タン3の押圧突起3aと係止片3bとの間隙に挿
入されている。また、キヤツプ5の中央部には軸
方向に押ボタン3が付設され、押ボタン3の中央
部下面から連接杆3cが垂下され、この連接杆3
cはキヤツプ5の水平壁5bに穿設された孔5c
に支持されて摺動する。そして、連接杆3cの下
端には弁体4が嵌着されると共に、連接杆3cの
外周には押ボタン3の下面と水平壁5bとの間で
付勢するスプリング3dが装着され、弾発力で押
ボタン3を上方に押し上げている。さらに、この
弁体4の天面4aには、吐出孔4bが穿設されて
おり、弁体4が水平壁5bに当接した時に内容物
8の吐出が停止される。
このキヤツプ5は以上のように構成されている
から、押ボタン3がスプリング3dに抗して押圧
せられると、蓋体2は軸2aを中心に時計回りに
回転し、吐出口1は開口される。押ボタン3の押
圧操作を解除すると、押ボタン3はスプリング3
dの弾発力で上昇し、舌片2bは係止片3bに押
されて上昇し、蓋体2は軸2aを中心に反時計回
りに回転し、吐出口1は閉塞される。したがつ
て、本考案によれば、蓋体2は押ボタン3の押圧
操作に連動して自動的に吐出口1が開閉される。
また、押ボタン3の押圧操作に連動して弁体4が
上下動し、弁体4の天面4aが水平壁5bに当接
することにより内容物8の吐出が完全に遮断され
るので、吐出時において内容物8の切れが頗る良
い。
第4図は、本考案にかかわるカートリツジ6の
口部6aを示した断面図であり、中栓体10の鍔
部10aは口部6aの内面下部6bに当接され、
鍔部10a上には口部6aの内面に摺動自在に緩
挿される立壁10bが立設されている。この立壁
10bには円周が複数に等分される縦溝10cが
削成されている。なお、中栓体10の中央部に
は、押上板9が上昇した場合に押上板9の凸部9
bが嵌入される凹所10dが形成されている。
このカートリツジ6の口部6aは以上のように
構成されているから、キヤツプ5が口部6aに螺
合されないばあいには、中栓体10の鍔部10a
は口部6aの内面下部6bに当接されているか
ら、押上板9により内容物8が押し上げられて
も、内容物8は口部6aから外には吐出しない。
したがつて、保護キヤツプ7を外した状態でカー
トリツジ6をホルダー12に装着しても、押上力
による内容物8の漏洩を完全に防止できる。
第5図は、本考案はかかわるカートリツジ6、
加圧ケース13およびホルダー12を示した縦断
面図であり、カートリツジ6の内部底面には内容
物8を押し上げる押上板9が摺動自在に挿入され
ている。また押上板9の下面に形成された係合片
9aには、加圧ケース13の係合部13aが嵌合
され、加圧ケース13のスプリング収納部13b
にはスプリング14が内装されている。そして、
スプリング14の一端は円筒状のホルダー12の
底面12eに固着されて上方に付勢する。さら
に、円筒状のホルダー12の内周面には、ラチエ
ツト状の爪部12a,12b,12c,12dが
等間隔で4段階に削成されている。
このカートリツジ6、加圧ケース13およびホ
ルダー12は以上のように構成されているから、
カートリツジ6をホルダー12内に挿入し、カー
トリツジ6の爪片11をラチエツト状の爪部12
aに弾発的に係合すると、スプリング14の弾発
力により加圧ケース13および押上板9は上方に
押し上げられ、内容物8には軸方向に押上力が働
く。したがつて、軽く押ボタン3を押圧し、弁体
4を開くだけで内容物8は容易に吐出する。ま
た、内容物8が少なくなつたばあいは、カートリ
ツジ6をホルダー12内に押し込み、爪部12a
の下方に削成された爪部12bにカートリツジ6
の爪片11を弾発的に係合する。するとまた、内
容物8には以前と略同程度の押上力が働くので、
押ボタン3を軽く押圧操作するだけで内容物8
は、その残量の多少にかかわらずほぼ一定の量が
吐出口1から吐出する。
第6図は、第5図のA−A線断面図であり、ホ
ルダー12の端面12fには、相対向して切欠部
12gが削成されている。カートリツジ6をホル
ダー12に嵌入する場合、位置決め爪11aを切
欠部12g側のホルダー12内周面に当接し、カ
ートリツジ6を押圧すると、爪片11には斜面が
形成されているので、爪片11は端面12fの縁
部に摺接しつつ嵌入され、弾発的に爪部12aに
係合する。また、カートリツジ6をホルダー12
から抜き取るばあい、カートリツジ6を嵌入時か
ら90゜回転させて爪片11と爪部12dとの係合
を解除し、抜き取ることができる。したがつて、
本考案によれば、スプリング14の弾発力でカー
トリツジ6がホルダー12内から突発的に抜け出
るのが完全に防止されている。
第7図は、カートリツジ6の口部6aに保護キ
ヤツプ7が螺合された一部切欠断面図であり、カ
ートリツジ6はこの状態でキヤツプ5、ホルダー
12とは別途に販売されるので、内容物8がなく
なつたばあい、カートリツジ6のみを新しく購入
してキヤツプ5、ホルダー12に取り付けること
ができる。
以上の構成をもつた、本実施例につき、その作
用をつぎに説明する。
第7図に示すカートリツジ6の保護キヤツプ7
を口部6aから取り外し、カートリツジ6の押上
板9の係合片9aに加圧ケース13の係合部13
aを係合する。つぎに、収納ケース6をホルダー
12内に挿入し、カートリツジ6の外周面に突設
した爪片11をホルダー12に挿入し、カートリ
ツジ6の外周面に突設した爪片11をホルダー1
2内周面に削成された爪部12a,12b,12
c,12dに弾発的に係合することにより、カー
トリツジ6はホルダー12に確実に装着される。
つぎに、キヤツプ5をカートリツジ6の口部6a
に螺合すると、キヤツプ5のガイド壁5a先端は
中栓体10の立壁10bの上端を押圧しながら下
降し、中栓体10の鍔部10aと口部6aの内面
下部6bとの係合が解除されるので、スプリング
14によつて押し上げられている内容物8は、中
栓体10の鍔部10aと口部6aの内面下部6b
との間隙の縦溝10cから、キヤツプ5の弁体4
内へと吐出される。そして、押ボタン3が指で押
圧されると、内容物8は弁体4の吐出孔4bから
キヤツプ5の吐出口1へと吐出される。押ボタン
3の押圧操作を解除すると、弁体4は上昇し弁体
4の天面4aがキヤツプ5の水平壁5bに当接し
て内容物8の吐出が停止される。
このようにして内容物を押し出していくうち
に、残量が少なくなれば、ホルダー12を順に上
方に押し込めばよい。そうすると、内容物8に常
にほぼ同じ圧縮力が作用するので、常時同じ吐出
量が得られる。また爪部12dが爪片11に係合
するまでホルダー12を押し込んだときは、内容
物8を完全に押し出すことができる。
[考案の効果] 本考案によれば、常に同じ吐出量が得られ、最
後まで内容物を押し出すことができる。したがつ
て、カートリツジの交換に際して内容物を捨てて
しまうことがないので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカートリツジ式押出し容器の
縦断面図、第2図は本考案のカートリツジ式押出
し容器の分解斜視図、第3図は本考案のキヤツプ
の縦断面図、第4図は本考案のカートリツジの口
部を示した縦断面図、第5図は本考案のカートリ
ツジ、加圧ケースおよびホルダーを示した縦断面
図、第6図は第5図のA−A線断面図、第7図は
本考案のカートリツジを示した一部切欠断面図で
ある。 図面の主要符号、1:吐出口、2:蓋体、2
b:舌片、3:押ボタン、3a:押圧突起、3
b:係止片、4:弁体、4a:天面、4b:吐出
口、5:キヤツプ、5a:ガイド壁、5b:水平
壁、6:カートリツジ、6a:口部、8:内容
物、9:押上板、9a:係合片、10:中栓体、
10a:鍔部、10b:立壁、11:爪片、1
2:ホルダー、12a,12b,12c,12
d:爪部、13:加圧ケース、13a:係合部、
14:スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 内容物を収容する円筒状のカートリツジと、 (b) 吐出口を有し、カートリツジの上端開口部に
    着脱自在に取りつけられるキヤツプと、 (c) カートリツジの下端部内周に挿入される押上
    板と、 (d) 前記押上板を上方に付勢するスプリングを内
    蔵したホルダーとからなり、 (e) 前記ホルダーを、上方に移動自在であり下方
    に移動不能に規制する爪係脱機構により、カー
    トリツジに対し係合位置を多段階に変更可能に
    して装着してなる カートリツジ式押出し容器。
JP1985118718U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0224787Y2 (ja)

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JP1985118718U JPH0224787Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JP1985118718U JPH0224787Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JPS6228774U JPS6228774U (ja) 1987-02-21
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ID=31005438

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JP1985118718U Expired JPH0224787Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123913A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Mitani Valve Co Ltd 噴出器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964567A (ja) * 1972-10-24 1974-06-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964567A (ja) * 1972-10-24 1974-06-22

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JPS6228774U (ja) 1987-02-21

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