JPH02247425A - 加熱調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、オーブンレンジ、トースターレンジ
や電子レンジのように、オーブン内の被調理物を加熱調
理する加熱調理装置に係り、特に、この加熱調理装置に
おける加熱ヒータ（シーズヒータ）の取付装置に関する
。

（従来の技術） 既に提案されているこの種の加熱調理装置における加熱
ヒータの取付装置は、第４図及び第５図に示されるよう
に構成されている。

即ち、第４図及び第５図において、箱型をなすオーブン
枠体１には、オーブン２が形成されており、このオーブ
ン枠体１の一側１ａには、励振口３が穿設されている。

又、この励振口３の位置する上記オーブン枠体１の一側
１ａには、導波管４がこの励振口３を覆うようにして形
成されており、この導波管４の一端部４ａには、周知の
マグネトロン５がそのアンテナ５ａを上記導波管４内へ
突出するようにして付設されている。さらに、上記オー
ブン枠体１の上部１ｂには、上部加熱ヒータ６が上記オ
ーブン２内を加熱し得るようにして水平に設けられてお
り、上記オーブン枠体１の下部には、リング状をなす加
熱ヒータ７が上記オーブン２内を加熱し得るようにして
水平に設けられている。

即ち、この加熱ヒータ７の一端部には、各端子７ａが付
設されており、この各端子７ａは妄りに位置ずれしない
ように金属材からなる耐熱性のフランジ部材８で連結さ
れている。又、上記オーブン枠体１の他側ＩＣには、ソ
ケット９が設けられており、このソケット９の各ソケッ
ト端子９ａには、上記各端子７ａが電気的に通電するよ
うにして着脱自在に装着されている。さらに、上記各ソ
ケット端子９ａの反対側に位置する上記ソケット９には
、各接地部９ｂが形成されており、この各接地部９ｂに
は、上記フランジ部材８が電界の集中によるスパークを
生じないように密着状態で接触している。

一方、上記オーブン枠体１の底板１ｄには、駆動モータ
１０が断熱材や遮熱板１１を介して取付けられており、
この駆動モータ１０の出力軸１０ｇは上記底板１ｄを貫
通して上記オーブン２内へ突出して設けられており、こ
の出力軸１０ａには、回転板１２及び回転皿１３が着脱
自在にして軸装されている。

従って、上述した加熱調理装置は、加熱調理時、上記回
転皿１３に被調理物Ｗを載置して、図示されない調理釦
を押すことにより、上記駆動モータ１０を駆動して上記
回転板１２及び回転皿１３を回転すると共に、他方、上
記マグネトロン５又は上部加熱ヒータ６や加熱ヒータ７
を選択的に通電することにより、上記回転皿１３の被調
理物Ｗを加熱調理するようになっている。

他方、上述した加熱調理装置における加熱ヒータの取付
装置は、オーブン２の清掃の容易性を考慮して、上記加
熱ヒータ７をソケット９から着脱自在に装着されている
。

又一方、第６図及び第７図に示される加熱調理装置にお
ける加熱ヒータの取付装置は、この各接地部９ｂと上記
フランジ部材８との間に隔離部材（スペーサ）１４を設
けて構成したものである。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した前者の加熱調理装置における加
熱ヒータの取付装置は、オーブン２の清掃の容易性を考
慮して、上記加熱ヒータ７をソケット９から着脱自在に
装着されている関係上、各接地部９ｂと上記フランジ部
材８との間の接触が不充分であると、これに起因して、
電界の集中によるスパークを生じるおそれがある。

他方、上述した後者の加熱調理装置における加熱ヒータ
の取付装置は、前者における問題を解決すべく、各接地
部９ｂと上記フランジ部材８と、の間に隔離部材を設け
ている関係上、不完全な金属接触に起因するスパークを
確実に防止できるが、その分、構成部品が多くなり、組
立て調整が面倒であるばかりでなく、安価に提供するこ
とが困難である。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、オーブンの清掃の容易性を考慮して、上記加熱ヒータ
をソケットから着脱自在に装着するようにすると共に、
各接地部と上記フランジ部材との間に一定の間隙が生じ
るように、加熱ヒータを位置決めして装着し、電界の集
中によるスパークの発生を防止するようにようにした加
熱調理装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段とその作用）本発明は、オ
ーブンを形成したオーブン枠体の一部にマグネトロンを
設け、このオーブン枠体の下部にソケットを設け、この
ソケットに加熱ヒータの各端子を着脱自在に設けた加熱
調理装置において、上記ソケット内にソケット端子を兼
ねる各位置決め金具を設け、この各位置決め金具に上記
加熱ヒータの各端子を装着し、上記加熱ヒータをソケッ
トから着脱自在に装着するようにすると共に、組立てや
清掃時、上記各位置決め金具で各接地部と上記フランジ
部材との間に一定の間隙を形成し、電界の集中によるス
パークの発生を防止するようにするようにしたものであ
る。

（実施例） 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。

第１図乃至第３図において、符号１は、箱型をなすオー
ブン枠体であって、上記オーブン枠体１には、オーブン
２が形成されており、このオーブン枠体１の一側１ａに
は、励振口３が穿設されている。又、この励振口３の位
置する上記オーブン枠体１の一側１ａには、導波管４が
上記励振口３を覆うようにして形成されており、この導
波管４の一端部４ａには、周知のマグネトロン５がその
アンテナ５ａを上記導波管４内へ突出するようにして付
設されている。さらに、上記オーブン枠体】の上部１ｂ
には、上部加熱ヒータ６が上記オーブン２内を加熱し得
るようにして水平に設けられており、上記オーブン枠体
１の下部には、リング状をなす加熱ヒータ７が上記オー
ブン２内を加熱し得るようにして水平に設けられている
。

即ち、この加熱ヒータ７の一端部には、各端子７ａが付
設されており、この各端子７ａは妄りに位置ずれしない
ように金属材からなる耐熱性のフランジ部材８で連結さ
れている。又、上記オーブン枠体１の他側ＩＣには、ソ
ケット１５が設けられており、このソケット１５には、
第３図に示されるように、略Ｕ字状をなすソケット端子
を兼ねる各位置決め金具１５ａが上記各端子７ａの装着
位置を規制するようにすると共に、電気的に通電するよ
うにして設けられている。さらに、上記各位置決め金具
１５ａの反対側に位置する上記ソケット１５には、各接
地部１５ｂが形成されており、下部加熱ヒータ７の各端
子７ａの装着時、この各接地部９ｂと上記フランジ部材
８との間には、約２龍以上の空隙Ｃが電界の集中による
スパークを生じないように形成されている。

一方、上記オーブン枠体１の底板１ｄには、駆動モータ
１０が断熱材や遮熱板１１を介して取付けられており、
この駆動モータ１０の出力軸１０ａは上記底板１ｄを貫
通して上記オーブン２内へ突出して設けられており、こ
の出力軸１０ａには、回転板１２及び回転皿１３が着脱
自在にして軸装されている。

このように本発明は、オーブン２の清掃の容易性を考慮
して、上記加熱ヒータ７をソケット１５から着脱自在に
装着されると共に、新たな構成部材を組込むことなく、
上記各位置決め金具１５ａを付設することにより、上記
各接地部９ｂと上記７ラング部材８との間の空隙Ｃを形
成し、この空隙Ｃで電界の集中によるスパークを生じな
いように形成されている。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、オーブンを形成した
オーブン枠体の一部にマグネトロンを設け、このオーブ
ン枠体の下部にソケットを設け、このソケットに加熱ヒ
ータの各端子を着脱自在に設けた加熱調理装置において
、上記ソケット内にソケット端子を兼ねる各位置決め金
具を設け、この各位置決め金具に上記加熱ヒータの各端
子を装着しているので、オーブンの清掃の容易性を考慮
して、上記加熱ヒータをソケットから着脱自在に装着で
きるばかりでなく、さらに、新たな構成部材を組込むこ
となく、上記各位置決め金具を付設することにより、上
記各接地部と上記フランジ部材との間の空隙Ｃを形成し
、この空隙Ｃで電界の集中によるスパークを防止できる
と共に、構成部品を少なくして安価に提供できる等の優
れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の加熱調理装置の断面図、第２図は、
本考案に組込まれる加熱ヒータとソケットとの関係を示
す分解斜面図、第３図は、同上横断面図、第４図乃至は
第７図は、既に提案されている各加熱調理装置の各断面
図である。 １・・・オーブン枠体、２・・・オーブン、５・・・マ
グネトロン、７・・・加熱ヒータ、７ａ・・・端子、８
・・・フランジ部材、１５・・・ソケット、１５ａ・・
・位置決め金具、１５ｂ・・・接地部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、オーブンを形成したオーブン枠体の一部にマグネト
   ロンを設け、このオーブン枠体の下部にソケットを設け
   、このソケットに加熱ヒータの各端子を着脱自在に設け
   た加熱調理装置において、上記ソケット内にソケット端
   子を兼ねる各位置決め金具を設け、この各位置決め金具
   に上記加熱ヒータの各端子を装着したことを特徴とする
   加熱調理装置。 ２、加熱ヒータの各端子を耐熱性のフランジ部材で連結
   し、上記各端子をソケット端子を兼ねる各位置決め金具
   に装着したとき、ソケットの接地部と上記フランジ部材
   との間に空隙を形成するようにしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の加熱調理装置。 ３、ソケット端子を兼ねる各位置決め金具を略Ｕ字状に
   形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第
   ２項記載の加熱調理装置。