JPH02247309A - 超急冷フレーク用温度測定装置 - Google Patents
超急冷フレーク用温度測定装置Info
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- JPH02247309A JPH02247309A JP6698189A JP6698189A JPH02247309A JP H02247309 A JPH02247309 A JP H02247309A JP 6698189 A JP6698189 A JP 6698189A JP 6698189 A JP6698189 A JP 6698189A JP H02247309 A JPH02247309 A JP H02247309A
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷却ドラムの周面で溶融金属を急冷・凝固し
てフレークを製造するとき、フレークの温度を迅速に検
出する温度測定装置に関する。
てフレークを製造するとき、フレークの温度を迅速に検
出する温度測定装置に関する。
溶融金属を急冷凝固して金属薄帯を製造する方法は、非
晶質合金の開発を契機として利点が注目され、新しい材
料の開発のための手段として脚光を浴びている。この急
冷凝固法による金属薄帯の製造技術は、高温の溶融物質
を高速回転している冷却ドラムの外周面に吹き付けて急
冷し、非晶質或いはそれに近い結晶質の材料を製造する
ものである。この技術によるとき、機械加工が困難な、
たとえば冷間圧延が不可能な材料の薄帯を溶融金属から
直接的に得ることができる。また、通常の冷却手段では
不可能な高温相の非晶質化を室温で実現することができ
る。
晶質合金の開発を契機として利点が注目され、新しい材
料の開発のための手段として脚光を浴びている。この急
冷凝固法による金属薄帯の製造技術は、高温の溶融物質
を高速回転している冷却ドラムの外周面に吹き付けて急
冷し、非晶質或いはそれに近い結晶質の材料を製造する
ものである。この技術によるとき、機械加工が困難な、
たとえば冷間圧延が不可能な材料の薄帯を溶融金属から
直接的に得ることができる。また、通常の冷却手段では
不可能な高温相の非晶質化を室温で実現することができ
る。
たとえば、単ドラム方式の急冷凝固法によってNd−F
e−B系永久磁石を製造する技術として、特開昭57−
210934号公報、特開昭60−9852号公報等で
紹介された方法がある。また、同様な方法が、大学、企
業等の研究成果として多数報告されている。しかし、従
来の技術は、いずれも少量の合金を石英坩堝中で溶解し
、急冷凝固させる実験室規模のものである。
e−B系永久磁石を製造する技術として、特開昭57−
210934号公報、特開昭60−9852号公報等で
紹介された方法がある。また、同様な方法が、大学、企
業等の研究成果として多数報告されている。しかし、従
来の技術は、いずれも少量の合金を石英坩堝中で溶解し
、急冷凝固させる実験室規模のものである。
そこで、本発明者等は、第3図に示す設備構成をもった
装置を開発し、このうち注腸容器に関する改良を特願昭
63−333829号で提案した。
装置を開発し、このうち注腸容器に関する改良を特願昭
63−333829号で提案した。
この装置においては、装置本体31の内部を溶解室32
とフレーク化室33とに区分し、それぞれを真空排気装
置34に接続している。溶解室32には、高周波コイル
35を備えた溶解容器36が傾動可能に配置されている
。
とフレーク化室33とに区分し、それぞれを真空排気装
置34に接続している。溶解室32には、高周波コイル
35を備えた溶解容器36が傾動可能に配置されている
。
溶解室32とフレーク化室33とを仕切る仕切り壁37
にはベローズ38が装着されており、このベローズ38
に漏斗39及び注湯容器40が取り付けられる。
にはベローズ38が装着されており、このベローズ38
に漏斗39及び注湯容器40が取り付けられる。
注湯容器40の下端には噴射ノズル41が設けられてお
り、注腸容器40本体及び噴射ノズル41それぞれを所
定温度に保持するための高周波コイル42が周囲に配置
されている。なお、高周波コイル42による注湯容器4
0の加熱を効率良く行うため、注湯容器40と高周波コ
イル42との間に黒鉛ブロック43が介在されている。
り、注腸容器40本体及び噴射ノズル41それぞれを所
定温度に保持するための高周波コイル42が周囲に配置
されている。なお、高周波コイル42による注湯容器4
0の加熱を効率良く行うため、注湯容器40と高周波コ
イル42との間に黒鉛ブロック43が介在されている。
また、黒鉛ブロック43と高周波コイル42との間に外
坩堝45を配置して、注腸容器40を支持する。
坩堝45を配置して、注腸容器40を支持する。
溶解容器36で所定量のNd−Fe−B系合金原料を溶
解した後、溶解容器36を傾動させることによって、N
d合金の溶湯44を溶解容器36から漏斗39を介して
注腸容器40に移し替える。なお、溶解室32の内部は
、溶解室扉46の開閉によって開放又は封止される。
解した後、溶解容器36を傾動させることによって、N
d合金の溶湯44を溶解容器36から漏斗39を介して
注腸容器40に移し替える。なお、溶解室32の内部は
、溶解室扉46の開閉によって開放又は封止される。
注湯容器40に供給された溶湯44は、注湯容器40底
部にある噴射ノズル41から冷却ドラム47の外周面に
吹き付けられる。溶湯44は、冷却ドラム47の外周面
上でバドル48を形成し、冷却ドラム47を介した抜熱
によってフレーク49として飛翔する。このフレーク4
9が、ダクト50を経てフレーク室51に集められる。
部にある噴射ノズル41から冷却ドラム47の外周面に
吹き付けられる。溶湯44は、冷却ドラム47の外周面
上でバドル48を形成し、冷却ドラム47を介した抜熱
によってフレーク49として飛翔する。このフレーク4
9が、ダクト50を経てフレーク室51に集められる。
なお、冷却ドラム47による溶i1% 44の冷却を均
一に行うため、バドル48形成位置の上流側に研磨ロー
ル52及びブラシロール53を設けている。
一に行うため、バドル48形成位置の上流側に研磨ロー
ル52及びブラシロール53を設けている。
フレーク室51に集められたフレーク49は、粒鉄を除
去した後、所定のサイズに粉砕されて、磁石材料となる
。
去した後、所定のサイズに粉砕されて、磁石材料となる
。
この方式で得られたフレークからNd−Fe−B系永久
磁石を製造するとき、製品の磁気特性は、急冷・凝固に
よって生成したフレークの組織、状態等に大きく影響さ
れる。そこで、安定した品質をもつフレークを製造する
ため、溶湯の冷却条件を一定に制御することが必要にな
る。この冷却条件の制御を行う方式としては、形成され
たフレークの組織や温度を検出し、その検出結果から冷
却ドラム周面上における冷却・凝固速度を推定し・これ
ら速度に変動があった場合、その変動を打ち消すように
溶湯の温度や供給量、冷却ドラムの回転速度等を調整す
ることが考えられる。
磁石を製造するとき、製品の磁気特性は、急冷・凝固に
よって生成したフレークの組織、状態等に大きく影響さ
れる。そこで、安定した品質をもつフレークを製造する
ため、溶湯の冷却条件を一定に制御することが必要にな
る。この冷却条件の制御を行う方式としては、形成され
たフレークの組織や温度を検出し、その検出結果から冷
却ドラム周面上における冷却・凝固速度を推定し・これ
ら速度に変動があった場合、その変動を打ち消すように
溶湯の温度や供給量、冷却ドラムの回転速度等を調整す
ることが考えられる。
ところが、これまでのところ、制御因子を取り出すため
の適当な手段が提案されていない。たとえば、形成され
たフレークを冷却した後で磁気特性やヒステリシスルー
プ等からフレークの結晶状態を判定し、この判定結果に
基づいて冷却ドラム周面での冷却速度を推定する方式で
は、推定までに時間がかかり、制御遅れが発生すること
が避けられない。また、温度計を単にフレークの飛翔経
路の途中に設けただけでは、冷却ドラムからフレークが
幅広い範囲に渡って飛翔するため、局部的なフレークの
温度を測定するに留まり、フレーク全体の性状を把握す
ることができない。
の適当な手段が提案されていない。たとえば、形成され
たフレークを冷却した後で磁気特性やヒステリシスルー
プ等からフレークの結晶状態を判定し、この判定結果に
基づいて冷却ドラム周面での冷却速度を推定する方式で
は、推定までに時間がかかり、制御遅れが発生すること
が避けられない。また、温度計を単にフレークの飛翔経
路の途中に設けただけでは、冷却ドラムからフレークが
幅広い範囲に渡って飛翔するため、局部的なフレークの
温度を測定するに留まり、フレーク全体の性状を把握す
ることができない。
このような問題は、第3図で説明したNd 合金フレー
クの製造に限ったものではなく、Fe合金。
クの製造に限ったものではなく、Fe合金。
T1 合金、Af金合金の溶融金属を冷却ドラムの周面
で急冷・凝固してフレークを製造する方法において共通
する問題である。
で急冷・凝固してフレークを製造する方法において共通
する問題である。
そこで、本発明は、飛翔経路を横切る面内でフレークの
温度を測定することによって、冷却ドラム周面で形成さ
れた直後のフレークの温度を全体的に測定し、且つ冷却
ドラム周面における冷却状態を精度良く把握することを
目的とする。
温度を測定することによって、冷却ドラム周面で形成さ
れた直後のフレークの温度を全体的に測定し、且つ冷却
ドラム周面における冷却状態を精度良く把握することを
目的とする。
本発明の超急冷フレーク用温度測定装置は、その目的を
達成するため、冷却ドラムの周面に溶融金属を噴射させ
て急冷・凝固し、形成されたフレークを前記冷却ドラム
の接線方向に飛翔させて送り出すフレーク製造装置にお
いて、前記フレークの飛翔方向に交叉する面内に配置し
た支持板と、該支持板に多段に設けられた温度検出端子
とを備えていることを特徴とする特 〔作用〕 本発明においては、第1図に示すように冷却ドラムlか
ら飛翔するフレーク2の飛翔経路を横切るように支持板
3が配置されている。そして、この支持板3に熱電対等
の温度検出用端子4が多段に設けられている。このよう
に、飛翔経路を横切る面内における多数点でフレーク2
の温度を検出することができるため、冷却ドラム1の周
面における溶融金属5の冷却・凝固状態を正確に把握す
ることができる。
達成するため、冷却ドラムの周面に溶融金属を噴射させ
て急冷・凝固し、形成されたフレークを前記冷却ドラム
の接線方向に飛翔させて送り出すフレーク製造装置にお
いて、前記フレークの飛翔方向に交叉する面内に配置し
た支持板と、該支持板に多段に設けられた温度検出端子
とを備えていることを特徴とする特 〔作用〕 本発明においては、第1図に示すように冷却ドラムlか
ら飛翔するフレーク2の飛翔経路を横切るように支持板
3が配置されている。そして、この支持板3に熱電対等
の温度検出用端子4が多段に設けられている。このよう
に、飛翔経路を横切る面内における多数点でフレーク2
の温度を検出することができるため、冷却ドラム1の周
面における溶融金属5の冷却・凝固状態を正確に把握す
ることができる。
たとえば、飛翔経路の中でも上層部を飛翔するフレーク
は、冷却ドラム1の周面に溶融金属5が短時間で接触し
てできたフレークであり、比較的高温になっている。他
方、飛翔経路の下層部を飛翔するフレークは、冷却ドラ
ムlの周面に長時間接触した後、冷却ドラム1から接線
方向に飛翔したフレークであり、比較的低温になってい
る。このように、フレーク2は、その飛翔経路の断面に
関して温度勾配をもっている。
は、冷却ドラム1の周面に溶融金属5が短時間で接触し
てできたフレークであり、比較的高温になっている。他
方、飛翔経路の下層部を飛翔するフレークは、冷却ドラ
ムlの周面に長時間接触した後、冷却ドラム1から接線
方向に飛翔したフレークであり、比較的低温になってい
る。このように、フレーク2は、その飛翔経路の断面に
関して温度勾配をもっている。
そこで、この温度勾配を勘案して、多段配置した温度検
出用端子4でフレーク2の温度を検出することによって
、フレーク2の温度を全体的な傾向として把握すること
が可能となる。或いは、飛翔経路の上層部及び下層部を
飛翔して来たフレークの温度差から、冷却ドラム1周面
における溶融金属5又は凝固シェルの冷却速度を知るこ
とができる。また、この部分に温度検出用端子4を配置
することによって、フレーク2の温度が生成直後に検出
され、冷却ドラム1を離脱した後での影響が少な(、冷
却ドラム1周面における冷却状態の把握が正確なものと
なる。
出用端子4でフレーク2の温度を検出することによって
、フレーク2の温度を全体的な傾向として把握すること
が可能となる。或いは、飛翔経路の上層部及び下層部を
飛翔して来たフレークの温度差から、冷却ドラム1周面
における溶融金属5又は凝固シェルの冷却速度を知るこ
とができる。また、この部分に温度検出用端子4を配置
することによって、フレーク2の温度が生成直後に検出
され、冷却ドラム1を離脱した後での影響が少な(、冷
却ドラム1周面における冷却状態の把握が正確なものと
なる。
また、支持板3として1i、第2図に示すようにフレー
ク2の飛翔方向りに所定面積の受熱面6をもち、該受熱
面6から支持板3の裏面に延びた伝熱路7を複数形成し
たものが好ましい。これら受熱面6及び伝熱路7は熱伝
導性の良好な銅等の材料で作られており、裏面側の伝熱
路7に温度検出用端子4が結線されている。また、各受
熱面6の間に熱の移動がないように、セラミックス等の
材料でできた熱不伝導帯8が設けられている。これによ
って、各受熱面6に衝突したフレーク2の熱が当該受熱
面6に伝わり、その熱が伝熱路7を介して温度検出用端
子4によって温度として検出される。
ク2の飛翔方向りに所定面積の受熱面6をもち、該受熱
面6から支持板3の裏面に延びた伝熱路7を複数形成し
たものが好ましい。これら受熱面6及び伝熱路7は熱伝
導性の良好な銅等の材料で作られており、裏面側の伝熱
路7に温度検出用端子4が結線されている。また、各受
熱面6の間に熱の移動がないように、セラミックス等の
材料でできた熱不伝導帯8が設けられている。これによ
って、各受熱面6に衝突したフレーク2の熱が当該受熱
面6に伝わり、その熱が伝熱路7を介して温度検出用端
子4によって温度として検出される。
このようにして得られた温度情報は、溶融金属5の温度
や流量、或いは冷却ドラム1の回転速度や抜熱能力等を
制御することに使用される。そのための手段は、従来開
発されている種々の制御機構を使用することが可能であ
る。このようにして正確な情報に基づいて操業条件の制
御が行われるため、安定した品質のフレーク2が歩留り
良く製造される。
や流量、或いは冷却ドラム1の回転速度や抜熱能力等を
制御することに使用される。そのための手段は、従来開
発されている種々の制御機構を使用することが可能であ
る。このようにして正確な情報に基づいて操業条件の制
御が行われるため、安定した品質のフレーク2が歩留り
良く製造される。
温度1445℃に加熱したNd合金(Nd 12原子%
。
。
Co 5原子%、B6原子%、 5iOJ原子%、
Al10.3原子%、 Feバランス量)溶湯を
、230トールのアルゴン雰囲気下で流量7.7kg/
分で、周速27.5 m7秒で回転している径400m
mの冷却ドラム1の周面に噴出した。冷却ドラム1周面
で急冷・凝固されたNd合金溶湯は、角度12.5度の
広がりをもって冷却ドラム1から飛翔し、冷却ドラム1
の回転軸から0.32 m離れたダクト9の内壁では垂
直方向に70uの厚みをもった流束を形成した。
Al10.3原子%、 Feバランス量)溶湯を
、230トールのアルゴン雰囲気下で流量7.7kg/
分で、周速27.5 m7秒で回転している径400m
mの冷却ドラム1の周面に噴出した。冷却ドラム1周面
で急冷・凝固されたNd合金溶湯は、角度12.5度の
広がりをもって冷却ドラム1から飛翔し、冷却ドラム1
の回転軸から0.32 m離れたダクト9の内壁では垂
直方向に70uの厚みをもった流束を形成した。
そこで、温度検出用端子4を5 assのピッチで20
段に配置した支持板3を前述した流束を横切るように配
置し、流束の断面方向にふいて個々のフレーク2の温度
を検出した。その結果、上層を飛翔して来たフレーク2
の温度は690℃、下層を飛翔して来たフレーク2の温
度は653℃と測定され、上層部と下層部との間の温度
差は37℃であった。
段に配置した支持板3を前述した流束を横切るように配
置し、流束の断面方向にふいて個々のフレーク2の温度
を検出した。その結果、上層を飛翔して来たフレーク2
の温度は690℃、下層を飛翔して来たフレーク2の温
度は653℃と測定され、上層部と下層部との間の温度
差は37℃であった。
この温度勾配をもつフレーク2は、比重6.0g/ c
dのボンド磁石として< B H)、、、10.15
M G・Oeの磁気特性をもつNd−Fe−B系永久磁
石の製造に、Nd合金原料を基準として90.0%の高
い歩留りで使用された。そこで、このときのフレーク温
度を基準として、温度検出用端子4で測定されるフレー
ク2の平均温度が下がったときには、溶融金属5を昇温
し、或いは溶岸金属5の供給量を増加させた。また、フ
レーク2の平均温度が上がったときには、溶融金属5を
降温し、或いは溶融金属5の供給量を低減した。更に、
上段及び下段の温度検出用端子4で測定されたフレーク
の温度差が大きくなったときには、冷却ドラムlの回転
速度を低速側に微調整した。このようにして、冷却ドラ
ム1周面にふける溶融金属5の冷却条件を制御しながら
、フレーク2を製造することにより、品質が安定したフ
レーク2を高い歩留りで製造することができた。
dのボンド磁石として< B H)、、、10.15
M G・Oeの磁気特性をもつNd−Fe−B系永久磁
石の製造に、Nd合金原料を基準として90.0%の高
い歩留りで使用された。そこで、このときのフレーク温
度を基準として、温度検出用端子4で測定されるフレー
ク2の平均温度が下がったときには、溶融金属5を昇温
し、或いは溶岸金属5の供給量を増加させた。また、フ
レーク2の平均温度が上がったときには、溶融金属5を
降温し、或いは溶融金属5の供給量を低減した。更に、
上段及び下段の温度検出用端子4で測定されたフレーク
の温度差が大きくなったときには、冷却ドラムlの回転
速度を低速側に微調整した。このようにして、冷却ドラ
ム1周面にふける溶融金属5の冷却条件を制御しながら
、フレーク2を製造することにより、品質が安定したフ
レーク2を高い歩留りで製造することができた。
以上に説明したように、本発明においては、冷却ドラム
から飛翔するフレークの飛翔経路を横切る面内に設けた
多数の温度検出用端子で個々のフレークの温度を測定す
ることにより、全体的なフレーク温度が検出され、冷却
ドラムの周面における冷却条件が正確に把握される。し
かも、形成直後のフレーク温度が検出されるため、冷却
ドラムを離脱した後の放熱過程における影響が少なく、
冷却条件に密接な関係をもつ情報が得られる。このよう
にして得られた温度情報を基にして、冷却ドラムに供給
される溶融金属の温度や供給量、冷却ドラムの回転速度
等の操業条件を制御すると、フレーク生成状態が高い精
度で一定した状態に維持され、品質が安定したフレーク
を高い歩留りで製造することが可能となる。
から飛翔するフレークの飛翔経路を横切る面内に設けた
多数の温度検出用端子で個々のフレークの温度を測定す
ることにより、全体的なフレーク温度が検出され、冷却
ドラムの周面における冷却条件が正確に把握される。し
かも、形成直後のフレーク温度が検出されるため、冷却
ドラムを離脱した後の放熱過程における影響が少なく、
冷却条件に密接な関係をもつ情報が得られる。このよう
にして得られた温度情報を基にして、冷却ドラムに供給
される溶融金属の温度や供給量、冷却ドラムの回転速度
等の操業条件を制御すると、フレーク生成状態が高い精
度で一定した状態に維持され、品質が安定したフレーク
を高い歩留りで製造することが可能となる。
第1図は本発明の温度測定装置を備えたフレーク製造装
置の要部を示し、第2図は該温度測定装置の一例を示し
、第3図はNd−Fe−B合金のフレークを製造する装
置全体を示したものである。 l:冷却ドラム 2;フレーク3:支持板
4:温度検出用端子5:溶融金属
6:受熱面7:伝熱路 8;熱
不伝導帯9:ダクト
置の要部を示し、第2図は該温度測定装置の一例を示し
、第3図はNd−Fe−B合金のフレークを製造する装
置全体を示したものである。 l:冷却ドラム 2;フレーク3:支持板
4:温度検出用端子5:溶融金属
6:受熱面7:伝熱路 8;熱
不伝導帯9:ダクト
Claims (1)
- 1、冷却ドラムの周面に溶融金属を噴射させて急冷・凝
固し、形成されたフレークを前記冷却ドラムの接線方向
に飛翔させて送り出すフレーク製造装置において、前記
フレークの飛翔方向に交叉する面内に配置した支持板と
、該支持板に多段に設けられた温度検出端子とを備えて
いることを特徴とする超急冷フレーク用温度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6698189A JPH02247309A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 超急冷フレーク用温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6698189A JPH02247309A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 超急冷フレーク用温度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02247309A true JPH02247309A (ja) | 1990-10-03 |
JPH0575805B2 JPH0575805B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=13331706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6698189A Granted JPH02247309A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 超急冷フレーク用温度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02247309A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002030595A1 (fr) * | 2000-10-06 | 2002-04-18 | Santoku Corporation | Procede de fabrication par coulee de bandes d'un alliage brut pour aimant permanent nanocomposite |
US7160398B2 (en) | 2002-08-08 | 2007-01-09 | Neomax Co., Ltd. | Method of making rapidly solidified alloy for magnet |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP6698189A patent/JPH02247309A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002030595A1 (fr) * | 2000-10-06 | 2002-04-18 | Santoku Corporation | Procede de fabrication par coulee de bandes d'un alliage brut pour aimant permanent nanocomposite |
US7004228B2 (en) | 2000-10-06 | 2006-02-28 | Santoku Corporation | Process for producing, through strip casting, raw alloy for nanocomposite type permanent magnet |
US7547365B2 (en) | 2000-10-06 | 2009-06-16 | Hitachi Metals, Ltd. | Process for producing, through strip casting, raw alloy for nanocomposite type permanent magnet |
US7160398B2 (en) | 2002-08-08 | 2007-01-09 | Neomax Co., Ltd. | Method of making rapidly solidified alloy for magnet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575805B2 (ja) | 1993-10-21 |
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