JPH02247054A - 連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法 - Google Patents
連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法Info
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- JPH02247054A JPH02247054A JP6795089A JP6795089A JPH02247054A JP H02247054 A JPH02247054 A JP H02247054A JP 6795089 A JP6795089 A JP 6795089A JP 6795089 A JP6795089 A JP 6795089A JP H02247054 A JPH02247054 A JP H02247054A
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- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は連続鋳造におけるパウダの流入異常を検出す
る方法に関し、特に歪ゲージを用いてそれを検出する方
法に関する。
る方法に関し、特に歪ゲージを用いてそれを検出する方
法に関する。
連続鋳造は溶湯を鋳型上方から注入し、それを鋳型下方
から冷却しつつ引き抜きスラブ、ビレ・ノド等の鋳片を
連続的に製造するものである。連続鋳造における品質及
び操業管理の重要な項目としてブレークアウト及び縦割
れの防止がある。
から冷却しつつ引き抜きスラブ、ビレ・ノド等の鋳片を
連続的に製造するものである。連続鋳造における品質及
び操業管理の重要な項目としてブレークアウト及び縦割
れの防止がある。
連続鋳造においては通常鋳型は熱伝導率が高く冷却しや
すい銅を用いており、また鋳片との摩擦軽減のためパウ
ダと呼ばれる潤滑材が用いられている。そしてパウダを
鋳型上部に投入し、それが鋳片の下降と共に鋳型内壁と
鋳片との間に溶融して流入し、潤滑機能を生じ、鋳片は
滑らかに下降し、鋳造される。
すい銅を用いており、また鋳片との摩擦軽減のためパウ
ダと呼ばれる潤滑材が用いられている。そしてパウダを
鋳型上部に投入し、それが鋳片の下降と共に鋳型内壁と
鋳片との間に溶融して流入し、潤滑機能を生じ、鋳片は
滑らかに下降し、鋳造される。
しかしながらパウダが十分に鋳型内壁に流入しないとい
う流入異常が生じた場合、パウダによる潤滑作用が生ぜ
ず、鋳片の鋳型内壁への焼き旬きが生し、鋳片に縦割れ
が生しる虞があり、品質管理上の問題が生じると共に、
凝固シェルが割れて内部溶鋼が噴出する所謂ブレークア
ウトが生じる虞があり、操業管理上の問題が生じる。
う流入異常が生じた場合、パウダによる潤滑作用が生ぜ
ず、鋳片の鋳型内壁への焼き旬きが生し、鋳片に縦割れ
が生しる虞があり、品質管理上の問題が生じると共に、
凝固シェルが割れて内部溶鋼が噴出する所謂ブレークア
ウトが生じる虞があり、操業管理上の問題が生じる。
この発明は斯かる事情に鑑みなされたものであリ、鋳型
に歪測定手段を設け、その歪を計測することにより、局
所的な熱歪を検出し、それによりパウダ流入異常をリア
リフイムで検出し、パウダ流入異常による縦割れ及びブ
レークアウトを未然に防止しうるパウダ流入異常検出方
法を提供することを目的とする。
に歪測定手段を設け、その歪を計測することにより、局
所的な熱歪を検出し、それによりパウダ流入異常をリア
リフイムで検出し、パウダ流入異常による縦割れ及びブ
レークアウトを未然に防止しうるパウダ流入異常検出方
法を提供することを目的とする。
この発明に係る連続鋳造におＬ３るパウダ流入異常検出
方法は連続鋳造に用いる鋳型内に投入されるパウダの前
記鋳型内壁ぺ沿っての流入異常を検出する方法において
、鋳型の外周に複数の歪測定手段を設け、該歪測定手段
により前記鋳型外周の歪を経時的に測定し、その歪と所
定値とを比較し、歪が所定値より大きい場合にパウダ流
入異常と判定することを特徴とする。
方法は連続鋳造に用いる鋳型内に投入されるパウダの前
記鋳型内壁ぺ沿っての流入異常を検出する方法において
、鋳型の外周に複数の歪測定手段を設け、該歪測定手段
により前記鋳型外周の歪を経時的に測定し、その歪と所
定値とを比較し、歪が所定値より大きい場合にパウダ流
入異常と判定することを特徴とする。
パウダが異常流入し、鋳片が鋳型内壁への焼きイ１が生
じた場合に鋳型側壁が局所的に高温となり、その部分の
熱歪が他の部分より大きくなる。それを鋳型の外周に取
り付りた歪測定手段にて検出することにより焼き（＝Ｊ
き、即ちパウダ流入異常を検出する。
じた場合に鋳型側壁が局所的に高温となり、その部分の
熱歪が他の部分より大きくなる。それを鋳型の外周に取
り付りた歪測定手段にて検出することにより焼き（＝Ｊ
き、即ちパウダ流入異常を検出する。
以下、この発明をその一実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
第１図はこの発明に係るパウダ流入異常検出方法の実施
に用いる装置の構成を示すブロック図である。図におい
て１は角筒状のＣｕ製鋳型であり、その横断面は長辺１
２００＋ｍ、短辺２７０鶴の長方形状をなしており、角
筒の高さは９００１１１となっている。
に用いる装置の構成を示すブロック図である。図におい
て１は角筒状のＣｕ製鋳型であり、その横断面は長辺１
２００＋ｍ、短辺２７０鶴の長方形状をなしており、角
筒の高さは９００１１１となっている。
鋳型１は図示しない加振手段により常に加振されると共
に、その内部に冷却水路が設けられ、冷却水による冷却
が行われている。
に、その内部に冷却水路が設けられ、冷却水による冷却
が行われている。
鋳型１の内部には浸漬ノズル１１からの溶湯が満たされ
、さらに溶湯上には鋳型１内壁と溶湯との潤滑のために
投入されたパウダ３が浮遊している。
、さらに溶湯上には鋳型１内壁と溶湯との潤滑のために
投入されたパウダ３が浮遊している。
溶湯は鋳型１内の冷却により徐々に冷却され、図示しな
いローうにより１．４ｍ／分程度の鋳造速度で下方に引
き抜かれ、ｔｈ片４となる。このとき上部に投入された
パウダ３が溶湯と鋳型ｌ内壁との間に流入して溶融し、
鋳片４と鋳型１内壁との潤滑作用が生しる。
いローうにより１．４ｍ／分程度の鋳造速度で下方に引
き抜かれ、ｔｈ片４となる。このとき上部に投入された
パウダ３が溶湯と鋳型ｌ内壁との間に流入して溶融し、
鋳片４と鋳型１内壁との潤滑作用が生しる。
鋳型１の外側面の長辺側には、垂直方向は上から３００
ｍのところから２００鰭間隔で３個、水平方向は左から
１５０１のとごろから３００鰭間隔で４個合計１２個の
歪センサ２，２・・・が取り付けられている。
ｍのところから２００鰭間隔で３個、水平方向は左から
１５０１のとごろから３００鰭間隔で４個合計１２個の
歪センサ２，２・・・が取り付けられている。
また短辺側には、垂直方向は同様に３個、水平方向は左
から１００鰭のところから７Ｑｍｍ間隔で６個の歪ゲー
ジ２．２・・・が取り付けられており、合計（１２＋６
）Ｘ２＝３６個の歪センサ２，２・・・が取りイ１けら
れている。
から１００鰭のところから７Ｑｍｍ間隔で６個の歪ゲー
ジ２．２・・・が取り付けられており、合計（１２＋６
）Ｘ２＝３６個の歪センサ２，２・・・が取りイ１けら
れている。
３６個の歪ゲージ２，２・・・により測定された歪信号
はアンプ５で夫々増幅され、信号処理部６に与えられる
。信号処理部６では測定された歪を例えば１０秒毎に走
査及び抽出を行い、その平均値及び微分値を算出し、夫
々が所定の闇値より大きいとき、警報装置７に警報信号
を出力する。
はアンプ５で夫々増幅され、信号処理部６に与えられる
。信号処理部６では測定された歪を例えば１０秒毎に走
査及び抽出を行い、その平均値及び微分値を算出し、夫
々が所定の闇値より大きいとき、警報装置７に警報信号
を出力する。
次にこの発明方法の検出手順について説明する。
第２図はこの発明のパウダ流入異常検出方法の信号処理
部での検出手順を示すフローチャー１−である。最初に
測定した歪信号を１０秒毎に走査して抽出する（ステッ
プ１）。そして抽出された各歪ゲージ２，２・・・毎の
歪信号の平均値を算出する（ステップ２）と共に、時間
あたりのその変化量である全微分値を算出する（ステッ
プ３）。イして全平均値と所定の平均閾値Ｓｐとを比較
しくステップ４）、全平均値が小さいときは全微分値と
所定の微分閾値Ｓｄとを比較しくステップ５）、全微分
値が小さいときは終了して次の走査及び抽出タイミング
に移る。またステップ４又は同５で閾値Ｓｐ又は同Ｓｄ
より大きいときは、警報装置７へ警報信号を出力する。
部での検出手順を示すフローチャー１−である。最初に
測定した歪信号を１０秒毎に走査して抽出する（ステッ
プ１）。そして抽出された各歪ゲージ２，２・・・毎の
歪信号の平均値を算出する（ステップ２）と共に、時間
あたりのその変化量である全微分値を算出する（ステッ
プ３）。イして全平均値と所定の平均閾値Ｓｐとを比較
しくステップ４）、全平均値が小さいときは全微分値と
所定の微分閾値Ｓｄとを比較しくステップ５）、全微分
値が小さいときは終了して次の走査及び抽出タイミング
に移る。またステップ４又は同５で閾値Ｓｐ又は同Ｓｄ
より大きいときは、警報装置７へ警報信号を出力する。
そして連続鋳造の作業員は警報に基づき鋳造速度を低下
させ、パウダ流入異常を徐々に解決させる。
させ、パウダ流入異常を徐々に解決させる。
第３図は、各歪ゲージの歪信号の時間変化を示したグラ
フであり、縦軸には各歪ゲージの歪信号を、また横軸に
は時間（秒）をとっている。そして歪信号を１０秒毎に
走査・抽出して信号処理部６へ与え信号処理する。この
グラフでは測定後６０秒後の１番目の走査で、パウダ流
入異常が検出でき、そこで警報信号が出力され、警報が
発令される。
フであり、縦軸には各歪ゲージの歪信号を、また横軸に
は時間（秒）をとっている。そして歪信号を１０秒毎に
走査・抽出して信号処理部６へ与え信号処理する。この
グラフでは測定後６０秒後の１番目の走査で、パウダ流
入異常が検出でき、そこで警報信号が出力され、警報が
発令される。
警ｔａが発令されるど作業員は鋳造速度を低下させ、１
１０秒後に歪が正常値となったとごろで警報が解除され
、作業員は再び元の鋳造速度に戻すことになる。
１０秒後に歪が正常値となったとごろで警報が解除され
、作業員は再び元の鋳造速度に戻すことになる。
そしてこの発明方法によりパウダ流入異常を検出し、そ
れに基づき鋳造速度を変化させ連続鋳造を行ったところ
、従来ば縦割れ発生割合が１４．３％、ブレークアウト
回数が２，７回／月であったものが、その約半分の夫々
７．５％及び１．３回／月に減少し、品質の向上及び操
業率の向上に十分寄与することとなった。
れに基づき鋳造速度を変化させ連続鋳造を行ったところ
、従来ば縦割れ発生割合が１４．３％、ブレークアウト
回数が２，７回／月であったものが、その約半分の夫々
７．５％及び１．３回／月に減少し、品質の向上及び操
業率の向上に十分寄与することとなった。
なおこの実施例では歪測定を歪ゲージにより行ったが、
この発明はこれに限るものではなく、他の測定方法でも
よいことは言うまでもない。
この発明はこれに限るものではなく、他の測定方法でも
よいことは言うまでもない。
またこの実施例では、歪平均値と歪微分値とにより、パ
ウダ流入異常を判定したが、この発明はこれに限るもの
ではなく、どちらか一方により判定してもよいことは言
うまでもない。
ウダ流入異常を判定したが、この発明はこれに限るもの
ではなく、どちらか一方により判定してもよいことは言
うまでもない。
以上説明したとおり、この発明によれば、パウダ流入異
常を、鋳型の熱歪による変形を測定することにより、検
出しているので、リアルタイムにパウダ流入異常による
鋳片の鋳型への焼きイ」を検出でき、それに基づき鋳造
速度の制御により、縦割れ及びブレークアウトの発生を
防止できる等価れた効果を奏する。
常を、鋳型の熱歪による変形を測定することにより、検
出しているので、リアルタイムにパウダ流入異常による
鋳片の鋳型への焼きイ」を検出でき、それに基づき鋳造
速度の制御により、縦割れ及びブレークアウトの発生を
防止できる等価れた効果を奏する。
第１図はこの発明に係るパウダ流入異常検出方法の実施
に用いる装置の構成を示ずブ１１ツク図、第２図は検出
手順を示すフローチャート、第３１４は歪ゲージの歪信
号の時間変化を示したグラフである。
に用いる装置の構成を示ずブ１１ツク図、第２図は検出
手順を示すフローチャート、第３１４は歪ゲージの歪信
号の時間変化を示したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 連続鋳造に用いる鋳型内に投入されるパウ ダの前記鋳型内壁へ沿っての流入異常を検出する方法に
おいて、 鋳型の外周に複数の歪測定手段を設け、 該歪測定手段により前記鋳型外周の歪を経 時的に測定し、その歪と所定値とを比較し、歪が所定値
より大きい場合にパウダ流入異常と判定することを特徴
とする連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795089A JPH02247054A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795089A JPH02247054A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02247054A true JPH02247054A (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=13359735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6795089A Pending JPH02247054A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 連続鋳造におけるパウダ流入異常検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02247054A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995004441A1 (de) * | 1993-07-30 | 1995-02-09 | Ruhrgas Aktiengesellschaft | Verfahren und anordnung zur messwerterfassung und überwachung einer produktenrohrleitung |
| US5482106A (en) * | 1991-11-15 | 1996-01-09 | Thyssen Stahl Ag | Process for the casting of metals in a continuous casting installation with continuous strand withdrawal |
| WO2008134877A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Flexco Industries Inc. | Sensor device to monitor deformation in structural members, such as solid structures |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP6795089A patent/JPH02247054A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5482106A (en) * | 1991-11-15 | 1996-01-09 | Thyssen Stahl Ag | Process for the casting of metals in a continuous casting installation with continuous strand withdrawal |
| WO1995004441A1 (de) * | 1993-07-30 | 1995-02-09 | Ruhrgas Aktiengesellschaft | Verfahren und anordnung zur messwerterfassung und überwachung einer produktenrohrleitung |
| WO2008134877A1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Flexco Industries Inc. | Sensor device to monitor deformation in structural members, such as solid structures |
| US8215178B2 (en) | 2007-05-02 | 2012-07-10 | Flexco Industries Inc. | Sensor device to monitor deformation in structural members, such as solid structures |
| EP2142882A4 (en) * | 2007-05-02 | 2016-04-13 | Flexco Ind Inc | SENSOR DEVICE FOR MONITORING DEFORMATION IN STRUCTURAL ELEMENTS SUCH AS FULL STRUCTURES |
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