JPH02246905A - 位置調整式椅子装置 - Google Patents

位置調整式椅子装置

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JPH02246905A
JPH02246905A JP6902789A JP6902789A JPH02246905A JP H02246905 A JPH02246905 A JP H02246905A JP 6902789 A JP6902789 A JP 6902789A JP 6902789 A JP6902789 A JP 6902789A JP H02246905 A JPH02246905 A JP H02246905A
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JP
Japan
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height
seat
inclination
switch
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP6902789A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yasumaru
安丸 哲夫
Masayuki Saito
斎藤 昌之
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Tokico Fukushima KK
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Tokico Fukushima KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は各種のデスクワーク等に用いられ、例えば執務
時と休憩時とでそれぞれの最適な位置に座部や背当て部
等を自動調整できるようにした位置調整式椅子装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、各種の事業所等てデスクワークに用いられる椅
子として、脚部と、下端側が該脚部に固定され、レバー
操作によって上下方向に伸縮するガススプリングからな
る支柱と、該支柱の上端側に設けられ、事務作業者等が
着座する座部と、該座部の後部に設けられ、該座部に着
座した作業者の背中が当てられる背当て部とからなる位
置調整式椅子装置は知られている。
この種の椅子装置では、座部と脚部との間に設けられる
支柱内にガススプリングが配設され、該ガススプリング
のレバーを手動操作することにより、該ガススプリング
を伸縮させて座部の高さ調整等を行いつるようにしてい
る。
(発明か解決しようとする課題) ところで、上述した従来技術では、座部の高さ等を調整
するときには、ガススプリングのレバーをその度毎に手
動操作し、作業者が該当する作業に最適と感じられる位
置でレバー操作を解除しなれけばならず、例えば執務時
と休憩時とで座部の高さ等を変えた場合には、その度毎
に前記手動操作を繰返さなければならず、−度調整した
最適位置を再現させるためには、前記レバーを何度も手
動操作して微調整する必要があり、最適位置を再現させ
ることが非常に難かしいという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
1本発明は最適位置を簡単な操作で再現することができ
、例えば執務時と休憩時とで座部等を最適位置に自動調
整できるようにした位置調整式椅子装置を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために本発明は、脚部と、下端
側が該脚部に固定され、上端側が該脚部から上下方向に
伸縮する高さ調整用のアクチュエータと、該アクチュエ
ータの上端側に設けられ、該アクチュエータを介して高
さ調整される座部と、該座部と脚部との間に設けられ、
該座部の高さを検出する高さ検出器と、前記座部の目標
高さを設定する高さ設定手段と、該高さ設定手段で設定
した目標高さと前記高さ検出器の検出高さとが一致する
まで、前記アクチュエータを作動させ、前記座部の高さ
を制御する高さ制御手段とからなる構成を採用している
また、前記座部の後部には前後方向に回動可能に背当て
部を設け、該背当て部と座部との間には、該背当て部を
前、後に傾斜させる傾斜用のアクチュエータと、該背当
て部の傾斜量を検出する傾斜検出器とを設け、さらに前
記背当て部の目標傾斜量を設定する傾斜設定手段と、該
傾斜設定手段で設定した目標傾斜量と前記傾斜検出器の
検出傾斜量とが一致するまで、前記傾斜用のアクチュエ
ータを作動させ、前記背当て部の傾斜を°制御する傾斜
制御手段とを設けるようにするのが好ましい。
〔作用〕
上記構成により、座部の目標高さを最適位置に一度設定
すれば、高さ検出器の検出高さとこの設定した目標高さ
とが一致まで、アクチュエータが作動して最適位置を再
現することができる。また、背当て部の目標傾斜量も最
適位置に一度設定すれば、傾斜用のアクチュエータによ
り最適な傾斜位置を再現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第7図に基づいて
説明する。
図において、lは事業所等のフロア上に配置される脚部
を示し、該脚部1は、円筒状の筒部2と、該筒部2の下
端側から放射状に伸びた、例えば4木の足部3,3.・
・・とから大略構成され、該各足部3の先端側下面には
フロア上を転勤可能なローラ4.4.・・・が設けられ
ている。そして。
筒部2の上部側には円筒状のガイド筒5が設けられ、該
ガイド筒5は後述するガススプリング6のチューブ6A
を摺動可能に支持するようになっている。
6は高さ調整用のアクチュエータを構成するガススプリ
ングを示し、該ガススプリング6は、加圧ガスが封入さ
れたチューブ6Aと、該チューブ6A内に摺動可能に挿
嵌され、該チューブ6A内を上室と王室とに画成したピ
ストン(いずれも図示せず)と、上端側がチューブ6A
内でピストンに固着され、下端側がチューブ6Aから下
向きに突出したピストンロッド6Bとから大略構成され
、該ピストンロット6Bの突出端側は筒部2内の取付リ
ング7等を介して脚部lに固定されている。そして、該
ガススプリング6のチューブ6Aは筒部2内にガイド筒
5を介して摺動可能に挿嵌され、ピストンロフト6Bの
伸縮に応して筒部2内から上下方向に伸縮するようにな
っている。
8はガススプリング6を介して脚部l上に設けられた座
部な示し、該座部8は金属板材等からなる支持板8Aと
、該支持板8Aの中央部に固着された短尺の支持筒8B
とを有し、該支持筒8B内にはチューブ6Aの上端側が
嵌合して固着されている。そして、該座部8はガススプ
リング6のチューブ6Aが筒部2から伸縮するに応じて
高さ調整されるようになっている。
9は座部8の支持筒8B内に設けられた第1のプッシュ
プル型ソレノイド機構を示し、該ソレノイド機構9はチ
ューブ6Aの上端に突出したスイッチ部6Cと対向し、
該スイッチ部6Cを押動することにより、ガススプリン
グ6内の開閉弁(図示せず)を開弁させるようになって
おり、開閉弁等と共に第1の電磁弁を構成している。即
ち、該ソレノイド機構9はそのプランジャ9Aがスイッ
チ部6Cから常時は離間して前記開閉弁な閉弁させ、後
述するコントローラ26からの信号により励磁されると
、プランジャ9Aが突出してスイッチ部6Cを押動し、
開閉弁を開弁させる。
そして、ガススプリング6は前記ピストンによって画成
された上、王室が開閉弁の開弁時に連通し、チューブ6
Aが内部に封入された加圧ガスの作用により筒部2から
上向きに伸長して座部8を上昇させ、ソレノイド機構9
が消磁されて開閉弁か閉弁すると、チューブ6A内の上
、下室か遮断されるから、チューブ6Aの伸長は停止さ
れ、座部8も停止する。
10は座部8の後部にピンジヨイント11等を介して前
後方向に回動可能に設けられた背当て部、12は該背当
て部10と座部8との間に設けられ、該背当て部lOを
前、後に傾斜させる傾斜用アクチュエータとしてのガス
スプリングを示し、該ガススプリング12は高さ調整用
のガススプリング6とほぼ同様に構成され、チューブ1
2A、ピストンロッド12Bおよびスイッチ部12Cを
有している。そして、該ガススプリング12のチューブ
12Aは筒体13を介して座部8の下面側に固着され、
ピストンロッド12Bの先端側はブラケット14を介し
て背当て部lOの下端側に取付けられている。
15はガススプリング12のスイッチ部12Cと対向す
るように、座部8の下面側に設けられた第2のプッシュ
プル型ソレノイド機構を示し、該ソレノイド機構15も
第1のソレノイド機構9と同様に形成され、コントロー
ラ26からの信号で励磁、消磁されることにより、ガス
スプリング12内の開閉弁(図示せず)をプランジャ1
5A、スイッチ部12Cを介して開弁、閉弁させるよう
になっており、開閉弁等と共に第2の電磁弁を構成して
いる。そして、ガススプリング12は前記開閉弁の開弁
時にピストンロッド12Bをチューブ12A内の加圧ガ
スで伸長させて、背当て部10を前方へと傾斜させ、閉
弁時にピストンロッド12Bの伸長を停止させて、背当
て部10の傾斜をその位置で停止させるようになってい
る。
16は脚部lの筒部2に設けられたブラケット、17は
該ブラケット16と座部8の下面側との間に配設された
高さ検出器としての位置センサを示し、該位置センサ1
7はインダクタンス検出式の抵抗式位置センサ等が用い
られ、座部8の高さを位置データとしてコントローラ2
6に出力するようになっている。18は背当て部lOと
座部8との間にブラケット14.19を介して設けられ
た傾斜検出器としての位置センサを示し、該位置センサ
18は高さ検出用の位置センサ17と同様に構成され、
背当て部lOの傾斜量を位置データとしてコントローラ
26に出力するようになっている。
19は座部8の左、右両側に設けられた腕当て部(一方
のみ図示)を示し、該各腕当て部19上には座部8上に
着座した、例えば事務作業者の両腕等がおかれるように
なっている。20は腕当て部19に設けられたスイッチ
ボードを示し、該スイッチボート20には第2図に示す
如く、電源スィッチ21、手動モード選択用の手動スイ
・ンチ22、設定モード選択用の設定スイッチ23.自
動モード選択用の自動スイッチ24および表示ランプ2
5かそれぞれ設けられ、手動スイッチ22には高さスイ
ッチ22Aおよび傾斜スイッチ22Bが、設定スイッチ
23、自動スイッチ24には執務スイッチ23A、24
Aおよび休憩スイッチ23B、24Bがそれぞれ付設さ
れている。
さらに、26はスイッチボード20内に設けられたマイ
クロコンピュータ、リレー等からなるコントローラを示
し、該コントローラ26は入力側かスイッチボード20
の各スイッチ21〜24および位置センサ17,18等
と接続され、出力側が第1、第2の電磁弁を構成するソ
レノイド機構9,15および表示ランプ25等と接続さ
れ、電源としては商用電源が用いられるようになってい
る。そして、該コントローラ26はその記憶回路内に第
4図ないし第7図に示すプログラム等が格納され、手動
スイッチ22、設定スイッチ23および自動スイッチ2
4による選択動作に応じた手動モード、設定モートおよ
び自動モード処理等を行うようになっている。
本実施例による位置調整式椅子装置は上述の如き構成を
有するもので、次にコントローラ26による処理動作に
ついて第4図ないし第7図を参照して説明する。
まず、第4図に示す如くスイッチボード20の電源スィ
ッチ21をONして、処理動作をスタートさせると、ス
テップ1で表示ランプ25を点灯させると共に、コント
ローラ26を初期状態にリセットさせる。そして、手動
スイッチ22をONしたときにはステップ2からステッ
プ3に移って1手動モータ処理が後述の如く行われ、設
定スイッチ23をONbたときにはステップ4からステ
ップ5に移って、設定モード処理が後述の如く行われ、
自動スイッチ24をONL/たときにはステップ6から
ステップ7に移って、自動モード処理が後述の如く行わ
れる。
次に、第5図に示す手動モート処理では、ステップ11
で第1.第2のソレノイド機構9゜15(以下、第1、
第2の電磁弁9,15という)か励磁されて、座部8は
最高の高さ位置となり、背当て部10は最tJ傾位置と
なり、ステップ12に移って高さH1傾斜Sのカウンタ
を零リセットさせる。そして、事務作業者が座部8上に
座って下向きに体重をかけると、ガススプリング6は徐
々に縮小されるから、座部8は徐々に降下する。また、
背当て部10に後方に向けて体重をかけると、ガススプ
リング12は徐々に縮小されて、背当て部10が後方へ
と徐々に傾斜する。
ここで、高さスイッチ22AをONすればステップ13
からステップ14に移って、高さHのカウンタの計数か
(0+1)で奇数となり、ステップ15.16で電磁弁
9が消磁されてガススプリング6の伸縮動作は停止する
。また、高さを再び調整し直す場合には、高さスイッチ
22Aを再度ONすれば、ステップ13.14で高さH
のカウンタの計数か(1+1)で偶数となり、ステップ
15.17で電磁弁9か励磁され、ガススプリング6は
再び伸縮可能となる。そこで、座部8にかける体重を調
整して座部8の高さを最適に調整した後、再度高さスイ
ッチ22AをONすれば、ステップ13,14,15.
16でTIt磁弁9は消磁され、ガススプリング6の伸
縮動作は停止し、高さ調整は完了する。また、傾斜スイ
ッチ22BをONすればステップ18〜22の処理が続
行され、傾斜スイッチ22BをONする度毎に、傾斜S
のカウンタか偶数、奇数となって、電磁弁15が励磁、
消磁され、ガススプリング12か縮小し、背当て部lO
を最適な傾斜位置まで後方に傾斜させて、傾斜調整は完
了する。
そして、座部8の高さ、背当て部lOの傾斜位置がそれ
ぞれ最適位置となった状態で、手動スイッチ22をOF
Fすればステップ23.24の処理が行われ、第1.第
2の電磁弁9,15を消磁した後に、ステップ25てリ
ターンされる。
次に、第6図に示す設定モート処理では、前記手動モー
ド処理に基づいて座部8の高さ、背当て部lOの傾斜位
置を執務に最適となる位置にセットした状態で、執務ス
イッチ23ΔをONすればステップ31〜33の処理が
続行され、コントローラ26の記憶回路(不揮発性メモ
リ)内に設けられた記憶エリアとしての執務エリア(図
示せず)内に位置センサ17,18からの信号が執務時
に最適な位置データとしてそれぞれ記憶され、座部8の
目標高さおよび背当て部10の目標傾斜量が設定される
。また、手動モード処理を繰返して座部8、背当て部l
Oの位置を休憩時に最適となる位置にセットした状態で
、休憩スイッチ23BをONすればステップ34〜36
の処理が続行され、記憶エリアとしての休憩エリア(図
示せず)内に位置センサ17,18からの信号が休憩時
に最適な位置データとしてそれぞれ記憶され、目標高さ
および目標傾斜量が設定される。そして、設定スイッチ
23をOFFすれば、ステップ37.38に移ってリタ
ーンされる。
次に、第7図に示す自動モード処理では、執務時に執務
スイッチ24AをONすると共に、座部8、背当て部1
0に体重をかけるようにすれば、ステップ41,42.
45〜60の処理が順次続行され、執務エリアからの目
標高さおよび目標傾斜量となる位置データと位置センサ
17.18からの信号とが一致したか否かをステップ4
6.51で判断し、座部8の高さおよび背当て部10の
傾斜が執務に最適な位置となるまで、第1.第2の電磁
弁9.15が励磁され、両方共に最適位置となったとき
にステップ58からステップ59に移ってスイッチボー
ド20の表示ランプ25が数秒間点滅され、作業者に座
部8、背当て部lOが最適位置にセットされたことを報
知した後に、ステップ63でリターンさせる。
また、休憩時に休憩スイッチ24BをONすると共に、
座部8.背当て部lOに体重をかけるようにすればステ
ップ43〜60の処理が続行され、休憩エリアからの位
置データと位置センサ17.18からの信号とが一致し
、座部8の高さ、背当て部lOの傾斜が休憩時に最適な
位置となるまで、第1、第2の電磁弁9,15が励磁さ
れ、両方共に最適位置となったときに、ステップ58か
らステップ59により表示ランプ25が点滅されて、最
適位置にセットしたことを作業者に報知する。また、前
述した処理の途中で執務スイッチ24Aまたは休憩スイ
ッチ24BがONされると、ステップ56.57からス
テップ42.44で新たに目標位置データが読込まれ、
執務位置または休憩位置への設定変更ができ、また自動
スイッチ24をOFFすれば、ステップ60からステッ
プ61に移って第1.第2の電磁弁9,15が消磁され
、ステップ63でリターンされる。
而して、本実施例によれば、腕当て部19に設けたスイ
ッチボード20を操作して、座部8の高さSよび背当て
部lOの傾斜を執務時と休憩時とにそれぞれ最適な位置
に予め設定モード処理等て設定しておけば、自動スイッ
チ24の執務スイッチ24A、休憩スイッチ24Bを選
択的に操作するだけで、執務時と休憩時とで座部8の高
さおよび背当て部10の傾斜をそれぞれの最適位置に自
動調整して再現することができ、執務位置と休憩位置と
の切換えを執務スイッチ24Aと休憩スイッチ24Bと
の選択操作で迅速に行うことができ1作業者の能率向上
、健康の増進等を図ることができる。
また、スイッチボート20の簡単なスイ・シチ操作のみ
で第1、第2の電磁弁9,15を励磁、消磁して、ガス
スプリング6.12の伸縮動作を簡単に制御することが
でき、従来技術で用いているガススプリング等の如くレ
バー操作を不要にでき、執務時、休憩時等に途中で作業
を中断したりする必要がなくなる上に、電源スィッチ2
1をOFFすればその位置で第1、第2の電磁弁9゜1
5が消磁され、固定式の椅子と同様に使用てきる等、種
々の効果を奏する。
なお、前記実施例では、スイッチボート20の設定スイ
ッチ23、執務スイッチ23A、休憩スイッチ23Bお
よび第6図に示すステップ31〜36が本発明の構成要
件である高さ設定手段および傾斜設定手段の具体例であ
り、第7図に示すステップ46〜50が高さ制御手段の
具体例てあり、ステップ51〜55が傾斜制御手段の具
体例である。
また、前記実施例では、第5図に示す手動モード処理に
おいて、高さスイッチ22Aと傾斜スイッチ22Bとを
選択的に操作することにより、座部8の高さと背当て部
10の傾斜とのいずれを先に最適な位置に調整してもよ
いものとしたが、これに替えて、座部8の高さを最適位
置に調整した後に、背当て部lOの傾斜を調整するよう
にしてもよい、また、第7図に示した自動モード処理に
ついても、座部8の高さを執務(休憩)に最適な位置に
調整した後に、背当て部10の傾斜を最適な位置へと調
整するようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、座部8および背当て部lOを
執務時と休憩時とで最適な位置に制御するものとして述
べたが、これに替えて、例えば製図作業等に最適な位置
に制御する構成としてもよく、さらには事務作業等に限
らず、病弱者、障害者用の椅子装置等にも適用できるも
のである。
また、前記実施例では、アクチュエータとしてガススプ
リング6.12を用いる場合を例に挙げて説明したが、
これに替えて、高さ調整用、傾斜用のアクチュエータを
油圧シリンダまたは電動モータ等によって構成するよう
にしてもよい。
さらに、前記実施例では、高さ検出器、傾斜検出器とし
ての位置センサ17,18をガススプリング6.12と
は別個に設けるものとして述べたが、これらの位置セン
サ17,1Bをガススプリング6.12等のアクチュエ
ータに内蔵させるようにしてもよい。
また、前記実施例では、電源として商用電源を用いるも
のとして述べたが、これに替えて、バッテリ(電池)等
の電源を用いるようにしてもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、高さ設定手段で設定した座部の目標
高さと高さ検出器の検出高さとが一致するまでアクチュ
エータを作動して、座部の高さを制御する構成としたか
ら、例えば執務時と休憩時とにそれぞれ目標高さを最適
に設定すれば、それぞれの最適位置を簡単に再現できる
。また、背当て部の傾斜量もそれぞれに応じて最適位置
を簡単に再現でき、作業者の能率向上、健康の増進等を
図ることができ、執務時と休憩時との切換え動作を迅速
に行いつる等1種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す椅子装置の要部破断の正
面図、第2図はスイッチボードの拡大図、第3図は制御
ブロック図、第4図はモード選択処理を示す流れ図、第
5図は手動モード処理を示す流れ図、第6図は設定モー
ド処理を示す流れ図、第7図は自動モード処理を示す流
れ図である。 l・・・脚部、2・・・筒部、5・・・ガイド筒、6゜
12・・・ガススプリング(アクチュエータ)、8・・
・座部、8B・・・支持筒、9.15−・・ソレノイド
機構(電磁弁)、lO・・・背当て部、17.18・・
・位置センサ(高さ検出器、傾斜検出器)、19・・・
腕当て部、20・・・スイッチボード、25・・・表示
ランプ、26−・・コントローラ。 第1図 笥 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脚部と、下端側が該脚部に固定され、上端側が該
    脚部から上下方向に伸縮する高さ調整用のアクチュエー
    タと、該アクチュエータの上端側に設けられ、該アクチ
    ュエータを介して高さ調整される座部と、該座部と脚部
    との間に設けられ、該座部の高さを検出する高さ検出器
    と、前記座部の目標高さを設定する高さ設定手段と、該
    高さ設定手段で設定した目標高さと前記高さ検出器の検
    出高さとが一致するまで、前記アクチュエータを作動さ
    せ、前記座部の高さを制御する高さ制御手段とから構成
    してなる位置調整式椅子装置。
  2. (2)前記座部の後部には前後方向に回動可能に背当て
    部を設け、該背当て部と座部との間には、該背当て部を
    前、後に傾斜させる傾斜用のアクチュエータと、該背当
    て部の傾斜量を検出する傾斜検出器とを設け、さらに前
    記背当て部の目標傾斜量を設定する傾斜設定手段と、該
    傾斜設定手段で設定した目標傾斜量と前記傾斜検出器の
    検出傾斜量とが一致するまで、前記傾斜用のアクチュエ
    ータを作動させ、前記背当て部の傾斜を制御する傾斜制
    御手段とを設けてなる特許請求の範囲(1)項記載の位
    置調整式椅子装置。
JP6902789A 1989-03-20 1989-03-20 位置調整式椅子装置 Pending JPH02246905A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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