JPH02245901A - 制御方法および制御装置 - Google Patents

制御方法および制御装置

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JPH02245901A
JPH02245901A JP1068292A JP6829289A JPH02245901A JP H02245901 A JPH02245901 A JP H02245901A JP 1068292 A JP1068292 A JP 1068292A JP 6829289 A JP6829289 A JP 6829289A JP H02245901 A JPH02245901 A JP H02245901A
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signal
control
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controlled
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Noboru Yamaguchi
登 山口
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B11/00Automatic controllers
    • G05B11/01Automatic controllers electric
    • G05B11/14Automatic controllers electric in which the output signal represents a discontinuous function of the deviation from the desired value, i.e. discontinuous controllers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、制御値(たとえば制御用コンピュータ等から
出力された制御信号等)に応じて制御体(たとえばサー
ボモータ、流量コントロール用バルブ等)の出力(たと
えばサーボモータの回転数、流量コントロール用バルブ
の開度等)を制御する制御方法、およびこの制御方法の
実施に使用する制御装置に関するものである。
(従来の技術) たとえば空調装置を用いた温湿度制御、サーボモータを
用いたVTRやオーディオカセットテープレコーダ等に
おけるテープの走行速度制御、流量コントロール用バル
ブを用いて液体の流量をコントロールすることによるタ
ンクの液面制御、その抽油圧や空気圧等の圧力制御、ト
ルク制御、位置決め制御、電圧、電流、電力制御等広範
な分野において種々の物理量の制御が行なわれている。
これら種々の物理量を制御する方法としてよく用いられ
る方法にいわゆるオーブンループ制御とフィードバック
制御とがある。オーブンループ制御は入力される制御信
号の変化に対する被制御量(たとえばテープの走行速度
等、制御の対象とされる物理ff1)の応答性は良いが
、被制御量の目標値と実際の被制御量との誤差をなくす
ことができないという欠点を有する。一方フイードバッ
ク制御は実際の被制御量をその目標値と一致させること
はできるが、応答性が遅く、この応答性を高めようとす
ると大きなリンギングを生じるという欠点を有する。以
下、これらオーブンループ制御とフィードバック制御の
詳細について説明する。
第9図は、オーブンループ制御の一例を示したブロック
図、第1O図は第9図に示したモータ2を含む制御対象
を模式的に示した図である。
モータ2の回転速度が制御されることにより、長尺テー
プ3の矢印方向への搬送速度Pが制御される。
図示しない制御用コンピュータ等から出力された制御さ
れた制御量・号V、がリニアライザ1に入力され、リニ
アライザ1の出力信号vTが、たとえば制御体の一例と
してのモータ2に入力される。
モータ2の出力であるモータ2の回転数に応じて、該モ
ータ2により長尺テープ3の搬送が行なわれる。この制
御系における被制御量P、即ち制御の。対象となる物理
量は長尺テープ3の搬送速度Pである(ここでは、簡単
のため被制御量一般を表わす場合と、その−例である搬
送速度を表わす場合とで同一の記号Pを用いる。)。
第11A図〜第ttC図は、リニアライザを一般的に説
明するための図である。横軸は制御信号V6、縦軸はリ
ニアライザの出力VTr被制御量P、リニアライザをバ
イパスした場合(即ち、第9図に破線で示すように制御
信号V、を直接制御体に入力した場合)の被制御ff1
P′を示している。
ここで、たとえば制御信号V、の一例としての制御電圧
を1vから2vに変化させたとき、被制御量の一例であ
る長尺テープ3の搬送速度Pが1m/m1n、から2m
/sin、に変化する等、制御信号V、と被制御量Pと
は比例関係にあることが好ましい。そこで、制御信号V
、を直接制御体に入力した場合において、制御信号V、
と被制御量P′とが比例しない場合に、制御信号V、と
被制御量Pとが比例するように制御信号V、を変換する
役割を担うのがリニアライザである。
第11A図は、リニアライザをバイパスした場合、制御
信号V、を変数とした被制御量P′が指数的である場合
を示しており、この場合リニアライザでは入力された制
御信号V、が対数的に変換されて信号vTが生成され、
この信号7丁が制御体に入力される。
第11B図は、リニアライザをバイパスした場合、制御
信号V、を変数とした被制御量P′が対数的である場合
を示しており、この場合リニアライザでは入力された制
御信号V、が指数的に変換される。
第1IC図は、リニアライザをバイパスした場合制御信
号V、を変数とした被制御量P′が図に示すような非線
形的なカーブを示す場合の例であり、リニアライザでは
入力された制御信号V、を折れ線補正して信号v7が生
成される。この場合被制御ff1Pは制御電圧V、とは
厳密には比例せず、第11c図に示すように多少の誤差
を有する。
第12図は、折れ線補正を行なうリニアライザの構成の
一例を示したブロック図である。
入力された制御信号V、がA/D変換器1aによりA/
D変換され、ROM1bに入力される。
ROM1bには制御信号■、と出力信号7丁との変換テ
ーブルが備えられており、該変換テーブルが参照されて
信号の変換が行なわれる。この信号変換の後D/Aコン
バータICにより変換後のアナログ信号である出力信号
vTが生成される。リニアライザとしてこのような構成
を用いると、高精度の折れ線補正を行なうことも可能で
ある。
尚、リニアライザがなくても制御信号V、と被制御ff
1Pが、必要とする精度範囲内で比例している場合は、
リニアライザを設ける必要がないのは当然である。
第9図のリニアライザ1の出力信号v丁は、前述したよ
うにモータ2に入力され、モータ2の回転数Nの制御が
行なわれ、最終的には長尺テープ3の搬送速度Pの制御
が行なわれる。ここで長尺テープ3の搬送速度Pは制御
信号V、と比例し、P−にゆ・vl・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)と
表わされるが、−船釣には搬送速度Pは、リニアライザ
1の補正誤差、モータ2の回転誤差、モータの回転とテ
ープの搬送との間のすべり等積々の要因による誤差が累
積され、上記(1)式に近似しているものの、 P=KZ  ・V、+B、+B、・・・・・・・・・・
・・(2)と表わされ、この搬送速度Pの近似直線Qは
、Q=KZ ・V、+B、・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(8)と表わすことができる。
第13図は、上記(1)〜(3)式を説明するための図
である。図に一点鎖線で表わした直線4は制御信号V、
と搬送速度Pとが完全な比例関係にある理想的な場合(
(1)式)を示したものである。図に実線で表わした曲
線5はテープの実際の搬送速度P((2)式)を示した
ものである。また図に破線で表わした直線6は、・搬送
速度Pの近似直線Q((3)式)を示したものである。
この図に示すように一般的には理想的な直線4から外れ
た曲線5として示され、この曲線5の近似直線6も一般
的には理想的な直線4とは一致せずに8≠に0゜B0≠
0となる。
ここで、上記(2) 、 (3)式より、B、−P−Q
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(4)であり、このBヨを搬送速度P
(被制御量P)と近似直線Qとの差分を表わす直線近似
誤差と称する。
この直線近似誤差BZは、図に示すように制御信号V、
を変数とした関数であるとともに、この制御系を多数製
造した場合の各制御系間のばらつきや一つの制御系の温
湿度等の影響等の種々の変動要因により変動する値であ
る。また近似直線Qの傾きに8は、前述したように理想
的には(1)式のに、の値を有するものであり、上記直
線近似誤差BZと同様な種々の変動要因により変動する
値である。また上記(2)式、(3)式に含まれるB。
は、近似直線QのV、−Oのときの値であり、理想的に
はB、−〇である。ここで上記種々の変動要因による変
動は、傾きに8と直線近似誤差B。
が担い、Boは定数であると考える。
第14図〜第15図は、被制御fiP (長尺テープ3
の搬送速度P)、近似直線Qを表わす上記(2)。
(3)式の概念をさらに詳細に示すために、それぞれ傾
きに8.直線近似誤差BZ.および値B、の値の変化に
対する、被制御iPと近似直線Qの関数形を示した図で
ある。
第14図〜第15図の曲線5.直線6はそれぞれ被制御
量P、近似直線Qの関数形を表わしている。
第14図に示すように、傾きKXの値が大きい場合は被
制御量Pを表わす曲線5の全体としての傾きが急になる
。また、第15図に示すように、制御信号■、輪軸上あ
る点において直線近似誤差8つの絶対値が大きいほど、
その点における被制御量Pの近似直線Qからのずれが大
きいことを表わし、BXの2乗平方根JITが大きいほ
ど被制御量Pの近似直線Qからの平均値なずれ量が大き
いことを表わしている。また第16図に示すように値B
が大きいほど近似直線Qが原点から離れた点を通ること
を表わしている。
第17A図、第17B図は、第9図に示すオーブンルー
プ制御系における、それぞれ制御信号V、と、それに応
答した長尺テープ3の搬送速度Pの時間変化の一例を示
した図である。
第17A図に示すように制御信号V、が時刻t0におい
てV、−OからV、−V、。にステップ的に変化したと
する。このとき、長尺テープ3の搬送速度Pは、第13
図および第17B図に示すようにP−〇からステップ的
にP−P、+ΔP、に変化する。ここでPoは、 P、=KZ ・v、。・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(5)を表わし、制御信号V
、。に対応した理想的な速度を表わしている。
しかし、テープの実際の搬送速度Pは(2)式より P=KZ−V、、+B、+B、−−・−・−−−・−・
−(8)で表わされ、ΔP、は、(B)式と(5)式と
の差ΔP、−P−P。
−(K、=KZ)−V、、+B、+B。
・・・・・・・・・・・・・・・(7)であって理想的
な速度P、からの誤差を表わしている。第9図に示すオ
ーブンループ制御系ではこの誤差ΔP、を検出して補正
する手段はなく、したがって制御信号V、がV、。を維
持する限りこの誤差ΔP6を含んだテープ搬送速度が維
持されることになる。ここでΔP、を表わす(7)式に
KNjBZが含まれており、これらは周囲の温湿度環境
等積々の変動要因により変動するため、上記誤差ΔP、
も種々の変動要因により変動する。
このようにオーブンループ制御においては誤差ΔP、が
補正されないという欠点を有するが、−方被制御量Pを
制御信号V、の変化に高速に追随させることができると
いう長所を有する。
第18図は、フィードバック制御の一例を示したブロッ
ク図、 第19図は、第18図に示した流量コントロール用バル
ブ14とセンサ15を含む制御対象を模式的に示した図
である。
流入管1Bを経由した水がタンク17内に流入して該タ
ンク17内に一時的に蓄えられる。タンク17の底付近
には排水管18が接続されており、該排水管18から水
が流出する。流入管1Bの途中には流量コントロール用
バルブ14が配設されており該バルブ14の開度を制御
することによってタンク17内に流入する水量が制御さ
れる。タンク17内の水面の高さが浮き15aを備えた
液面検出センサ15によってモニタされる。第18図、
第19図に示すフィードバック制御の例においては、制
御体は流量コントロール用バルブ14であり、被制御f
f1Pは水面の高さPである。尚、この例においても簡
単のため被制御量一般と該被制御量の一例である水面の
高さとで同一の記号Pを用いる。
図示しない制御用コンピュータ等から出力された制御信
号V、が差分演算器11のプラス入力端子11aに入力
される。該差分演算器11のマイナス入力端子ubには
センサ15により検出された水面の高さを表わすモニタ
信号v、、が入力される。差分演算器11は、式 %式%(8) に示すように制御信号V、とモニタ信号Vc、との差を
求めるとともにこの差をA倍して差分信号VDを出力す
る。この差分信号VDは低域通過フィルタ12を経由し
た後、リニアライザ13に入力される。低域通過フィル
タ12は発振防止用であって必要とする周波数より高い
周波数帯の信号を遮断するものであり、ここで問題とし
ている周波数帯においては、差分演算器11から出力さ
れた差分信号Vo((8)式参照)が、そのまま低域通
過フィルタ12を経由してリニアライザ13に入力され
るものとする。尚、低域通過フィルタ12は上記のよう
に発振防止用であり、たとえばセンサ15が水面の高さ
Pを所定以上の時定数をもって積分的に検出するもので
あって、低域通過フィルタ12に代えて該センサ12が
低域通過フィルタ12の発振防止の役割を兼ねていると
みなせる場合等には、該低域通過フィルタ12を省くこ
とも可能である。またこの低域通過フィルタ12は、こ
の第18図に示す位置に配置する必要はなく、たとえば
センサ15と差分演算器11との間、リニアライザ13
とバルブ14との間に配置してもよい。
リニアライザ13は、前述したオーブンループ制御の場
合と同じく、リニアライザ13の入力信号VDと水面の
高さPとが比例するように、人力信号VDを変換するも
のである。ただし、フィードバック制御は、被制御al
ffiP (水面の高さP)をモニタして該被制御量P
と目標値(制御信号V、)とのずれを求めて補正するも
のであるため、リニアライザ13は、差分信号VDと被
制御量Pとの間に比例関係が成立しない場合であっても
省かれることも多い。
リニアライザ13の出力信号VTは制御体の一例である
流量コントロール用バルブ14に入力され、該バルブ1
4の開度が出力信号■アによって制御される。水面の高
さPは、 P=KZ ・■。十B、+B、・・・・・・・・・・・
・(9)で表わされる。この(9)式は、(2)式と比
べ、(2)式のvlこ代えてVDの関数として表現され
るが、いずれもリニアライザ13の入力信号の関数であ
りその内容は(2)式と全く同じであるため詳細な説明
は省略する。尚、これらのりニアライザは、省かれるこ
とがあることは前述のとおりである。
水面の高さPは、センサ15によってモニタされモニタ
信号■、、が生成される。このモニタ信号y epは、
変換係数をに、とじて、 V、、=KZ  ・P・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(10)と表現される
ここで制御信号V、を変数とする水面の高さPの関数を
求める。
(8)式に(9)式と(lO)式を代入すると、vD−
A−(V、−V、、) −A・ (V、=KZ  ・P) −A・lV、=KZ ・(K、VD十B、+B、)11
+A=KZ  ・KZ ・・・・・・・・・・・・(11) ここで、Aは通常 A≧10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(12)
等十分大きな値に設定されるため、(11)式より、A
k、K。
・・・・・・・・・・・・(13) この(13)式を(9)式に代入すると、K。
となる。この(14)式は、17に、を比例定数として
制御信号V、と水面の高さP(被制御量P)とが比例す
ることを表わしている。即ち、フィードバック制御系に
おいては、リニアライザ13の補正誤差、環境の温湿度
等の種々の要因による変動がキャンセルされて制御信号
V、に対応する、目標とする被制御量Pを得ることがで
き、前述したオーブンループ制御のような定常的な誤差
ΔPは生じない。この点フィードバック制御はオーブン
ループ制御に優っている。
ただし、上記の説明は定常状態の場合であって、制御信
号V、がたとえばステップ的に変化した過渡状態におい
てフィードバック制御の欠点が表われる。
第20A図、第20B図は、第18図に示したフィード
バック制御系における、それぞれ制御信号V。
と、それに応答した水面の高さPの時間変化の一例を示
した図である。
第20A図に示すように、制御信号V、が時刻t0にお
いてV、lV、。からV、−V、Iにステップ的に変化
したとする。このとき、この制御信号Vslに対応した
信号がバルブ14に伝わり水面が変化しセンサ15によ
って検出されるまでに時間遅れがあるため、水面の高さ
Pは、それまで安定していたp−v、。/に、から時間
遅れを伴って上昇し、目標とする高さP−V、I/に、
を越えてさらに上昇してピークに達した後減少する等、
応答遅れとリンギングを生じる。フィードバック制御は
このように応答遅れが大きいため高速応答を必要とする
場合には適用が難しく、またリンギングのピーりが許容
限定を越え、たとえば第19図のタンク17から水が溢
れてしまうことや、その他たとえば被制御量Pが電圧の
場合において、回路素子に過度の高圧が入力されて該回
路素子を破壊してしまうこと等が生じる場合もあった。
(発明が解決しようとする課題) 前述したようにオーブンループ制御とフィードバック制
御はそれぞれ優れた点を有しているが一方でそれぞれ欠
点を有しており、たとえば高速応答性が必須とされる場
合は、定常的な誤差ΔP0(第13図、第17B図参照
)を許容するか、またはこの定常的な誤差ΔP0を押え
るために、たとえばリニアライザの性能を高めること、
環境の温湿度等の影響の少ない回路素子を用いあるいは
回路設計を行なうこと、誤差を少なくするために厳密に
調整すること等を行なってオーブンループ制御を採用し
、一方定常状態における安定性を重視する場合は、応答
性を犠牲にしかつリンギングのピークにも耐えるたとえ
ば耐圧性の高い素子を用いてフィードバック制御を採用
すること等が行なわれている。ただしいずれの場合もそ
の欠点を本質的に克服したものではなく、その欠点をカ
バーするために性能の犠牲やコストアップ等を伴なうこ
とも少なくないのが現状である。
本発明は、上記事情に鑑み、オーブンループ制御の有す
る高速応答性と、フィードバック制御の有する定常状態
の高安定性とを兼ね備えた制御方法、およびその制御方
法を実施するための制御装置を提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の制御方法は、制御値に応じて制御体の出力を制
御する制御方法であって、 前記制御体により制御される被制御量をモニタして、該
被制御量を表わすモニタ値を求め、前記制御値と前記モ
ニタ値との差分を表わす差分値を求め、 前記差分値が所定の上限値を上回る場合に該差分値を該
上限値に置き換えるとともに該差分値が所定の下限値を
下回る場合に該差分値を該下限値に置き換えることによ
り、該差分値が前記上限値および前記下限値でクリップ
されたクリップ値を求め、 前記制御値に対し前記モニタ値が負帰還となるように、
前記制御値と前記クリップとを合成し、この合成により
得られた合成値に基づいて前記制御体の出力を制御する
ことを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置は、制御信号を入力して、該制
御信号に応じて制御体の出力を制御する制御装置であっ
て、 前記制御体により制御される被制御量をモニタして該被
制御量を表わすモニタ信号を出力するセンサ、 前記制御信号と前記モニタ信号とを入力して、これら制
御信号とモニタ信号との差分を表わす差分信号を出力す
る差分演算器、 前記差分信号を入力して、該差分信号が所定の上限値を
上回る場合に該差分信号を該上限値にクリップするとと
もに該差分信号が所定の下限値を下回る場合に該差分信
号を該下限値にクリップすることにより、該差分信号が
前記上限値および前記下限値でクリップされたクリップ
信号を求めて出力するリミタ、および 前記制御信号と前記クリップ信号とを入力し、前記制御
信号に対し前記モニタ信号が負帰還となるように前記制
御信号と前記クリップ信号とを合成して、これら制御信
号と前記クリップ信号とが合成された合成信号を出力す
る信号合成器を備え、前記合成信号に基づいて前記制御
体の出力を制御することを特徴とするものである。
ここで、前記制御信号をVB、前記モニタ信号をV、、
、前記差分信号をVD1前記合成信号をVC、前記合成
信号VCを変数とした、所望とする被制御範囲内の前記
被制御量Pと該被制御量Pを直線近似することにより得
られた近似直線Qを、それぞれ P=KZ−Ve+B、+B、 ・・・−・−旧・−(1
5)Q−にヨ・V、+B、・・・・旧・・・・・・・・
・・・・・・(1B)ただし、 KZは、前記近似直線Qの傾き、 B1は、前記被制御量Pと前記近似直線Qとの差分P−
Qを表わす直線近似誤差、および、 B、は、定数であって、前記近似直線QのVC=0のと
きの値 を示す。
前記センサにおける、前記被制御量Pを前記モニタ信号
v、、に変換する変換係数に、をに、−P/V、、・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(17)前記傾きにヨの変動幅内の平均的な値を
に0、前記制御信号V、の変動分V8を vK■V、=KZ・Bo・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(I8)としたときの該変動分Vにの絶対値の
最大値を1vにl MAX s前記差分演算器の増幅率
Aを、A= I Vo / (”K  V−p)  l
 −−−(19)および前記差分演算器から出力し得る
前記差分信号VDの最大値および最小値をそれぞれVD
MAX+VDMINとしたとき、 前記センサが、 ・・・・・・・・・(20) を満足する前記変換係数に、を有することが好ましい。
前記リミタについては、 前記制御信号をVSs前記所定の上限値をVLH1前記
所定の下限値をVLLとしたとき、α□、β□。
αL、βLを定数として vLH−αH・■s+βH(αo >0) −(21)
vLL−aL e vs+βL(crt <O) −・
−(o>を満足するように構成することが好ましく、ま
たこのリミタについては、 前記制御信号をVB、前記モニタ信号をy cp。
前記差分信号をVO,前記合成信号をV。、前記合成信
号V1を変数とした、所望とする被制御範囲内の前記被
制御量′Pと該被制御量Pを直線近似することにより得
られた近似直線Qを、それぞれP冒に□−V、+B、+
B、・・・・・・・・・・・・・・・(15)Q=KZ
  ・V、+B、・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(16)ただし、 KZは、前記近似直線Qの傾き、 BZは、前記被制御量Pと前記近似直線Qとの差分P−
Qを表わす直線近似誤差、および、 Boは、定数であって、前記近似直線QのVg−Oのと
きの値 を示す。
前記傾きに、の変動幅内の最大値、平均的な値、および
最小値をそれぞれK xMAX+ K a 、 K t
Mt N%前記直線近似誤差Bヨの変動幅内の正の最大
値および負の最大値をそれぞれB□AXr  B IM
INs前記所定の上限値をV LH,前記所定の下限値
をV L。
前記センサにおける、前記被制御Hpを前記モニタ信号
V6.に変換する変換係数に、をに、−P/V@。
としたときの、前記制御信号V、の変動分Vにを、VK
−V、 =KZ ・Bo・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(18)および前記差分演算器の増幅率Aを A= l Vo / (V、−V、、)l・・・・・・
・・・(19)とし、 前記差分演算器が、 VD−A・ (Vc、−V、)・・・・・・・・・・・
・・・・(23)の演算を行なうものであるときには、 ・・・・・・・・・・・・・・・(24)・・・・・・
・・・(25) また、前記差分演算器が、 v、 −A −(V、 −V、、)−旧−旧・・−(2
B)の演算を行なうものであるときには、 前記リミタが、 ・・・・・・・・・・・・・・・(27)および ・・・・・・・・・・・・・・・(28)を満足する前
記上限値■LHおよび前記下限値VC、t。
を有することが好ましい。
さらに、本発明の制御装置が、前記センサと前記差分演
算器との間、前記差分演算器と前記リミタとの間、およ
び前記リミタと前記信号合成器との間のうち少なくとも
一箇所に発振防止用低域通過フィルタを備えていること
が好ましい。
ここで、前記「制御体」とは、被制御量(後述する)を
制御するものの総称、たとえば前述したモータ、バルブ
等をいい、特定のものに限定されるものではない。
また、前記「被制御量」とは、最終的な制御対象、たと
えば前述した長尺テープの搬送速度、水面の高さ等をい
い、この被制御量も特定のものに限定されるものではな
い。
また、前記「制御体の出力」とは、たとえばモータの軸
の回転、バルブの開度等、制御体から制御対象に向けて
出力されるものをいい、制御体により異なるものである
また、制御体の出力、たとえばモータの軸の回転が、最
終的な制御対象、即ち被制御量であってもよく、制御体
の出力と被制御量とが互いに一致する場合と、前述した
水面の高さの制御等のようにこれらが互いに異なる場合
との双方が本発明に包含される。
また、前記「被制御量を表わすモニタ値」あるいは「被
制御量を表わすモニタ信号」は、制御体の出力と被制御
量とが互いに異なっている場合であっても、直接被制御
量、たとえば長尺テープの搬送速度を検出して得たモニ
タ値あるいはモニタ信号である必要はなく、モータの軸
の回転速度と長尺テープの搬送速度との間に所定の精度
内において一義的な関係がある場合に、長尺テープの搬
送速度に代えてモータの回転速度を検出する等実質的に
被制御量をモニタしたモニタ値あるいはモニタ信号であ
ればよいものである。
また、前記「差分値」(「差分信号」)は、前記制御値
(制御信号)−前記モニタ値(モニタ信号の場合もあり
、前記モニタ値(モニタ信号)−前記制御値(制御信号
)の場合もある。
また、「前記制御値(制御信号)に対し前記モニタ値(
モニタ信号)が負帰還となるように」とは、モニタ値(
モニタ信号)が途中で差分値(差分信号)、クリップ値
(クリップ信号)に変換され、制御値と合成される際、
負のフィードバックを形成することを意味する。
また、前記「所望とする被制御範囲内」とは、たとえば
温度を制御する場合において、該温度を0℃〜50℃の
間で制御する場合の該温度範囲0’C〜50℃等、有効
な制御が行なわれることが期待される範囲をいう。
また、前記「平均的な値に、Jは、必ずしも平均値を意
味するものではなく、本発明の制御装置を具体化する際
の傾きKXの設計標準値をいうものである。
また上記各信号は、たとえば電圧信号を指すが、電圧信
号に限られるものではなく上記各信号の一部または全部
が電流信号等であってもよく、また電気信号に限られず
光信号等であってもよいものである。
また、「前記傾き・KZの変動幅」、および「前記直線
近似誤差BZの変動幅」は、あらゆる状態を考慮しての
最大の変動幅である必要はなく、本発明の制御装置を具
体化する際に、変動があっても有効に制御が行なわれる
ように見込まれた変動幅でよいものである。
(作 用) 本発明の制御方法は、オーブンループ制御とフィードバ
ック制御との両者を同時に行なうものであるため、この
制御方法にはオーブンループ制御とフィードバック制御
との両者の特性が含まれている。本発明の制御方法は、
これらオーブンループ制御と、フィードバック制御との
両者の欠点を押え、両者の長所を引き出すようにした点
に特徴を有するものである。本発明の制御方法では、フ
ィードバック制御に特有の差分値を求め、この差分値か
らこの差分値が所定の上限値および所定の下限値でクリ
ップされたクリップ値を求めるようにしたため、フィー
ドバック制御の場合に生じるリンギングを十分に小さく
押えることができる。
また、このクリップ値と制御値とを、該制御値に対しモ
ニタ値が負帰還となるように合成してこの合成により得
られた合成値に基づいて制御体の出力を制御するように
したため、フィードバック制御の欠点のひとつである応
答遅れについてはオーブンループ制御の特性が発揮され
て高速の応答性を備え、また定常状態においてはフィー
ドバック制御の特性を発揮させて十分な安定性を備える
ことができる。
また、本発明の制御装置は、上記本発明の制御方法を実
施する装置であって、フィードバック制御に特有な差分
信号を求める差分演算器、該差分信号を所定の上限値お
よび所定の下限値でクリップされたクリップ信号を求め
るリミタ、制御信号に対しモニタ信号が負帰還となるよ
うに制御信号とクリップ信号とが合成された合成信号を
求める信号合成器を備え、この合成信号に基づいて制御
体の出力を制御するようにしたため、高速応答性を備え
、かつ定常状態において十分な高い安定性を備え、いわ
ば、オーブンループ制御とフィードバック制御との両者
の長所を備えた制御装置が構成される。
また、詳細な計算は、後述する実施例において示される
が、前記センサが、(17)式で定義される変換係数に
、とじて、(20)式を満足するものを有する場合、被
制御範囲内の全領域にわたって差分演算器が飽和するこ
とがなく、適切なフィードバック制御が行なわれる。
ここで、(12)式に示すように差分演算器の増幅率は
通常十分大きな値に設定されるものであり、この場合(
20)式は、 に、→    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(29)と変形される
。即ち、k、は1/につであることが最も好ましいもの
である。
また、リミタの上限値V LH,下限値VLLは、制御
信号v5の値に拘らずたとえば所定の一定値に固定して
おいても、制御信号vsの変化の小さい場合や制御誤差
の許容度の大きい場合等には有効であるが、α、、β□
、α5.β、を定数として(21)、 (22)式 %式%(21) を満足するようにリミタを構成した場合は、後述するよ
うに、制御信号Vsが変化してもオーブンループ制御お
よびフィードバック制御が制御信号Vsの変化の全領域
にわたって有効に寄与する制御装置を構成することがで
き、本発明の好ましい態様が構成される。
さらに、式の導出は、後述する実施例において示される
が、前記差分演算器が前記(23)式%式%(23) の演算を行なうものであるときには、前記リミタの上限
値VLH+下限値■LLが、それぞれを満足するもので
あるとき、また、前記差分演算器が前記(26)式 %式%(26) の演算を行なうものであるときは、前記リミタの上限値
VLI1%下限値vLLが、それぞれ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ (32)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (33)を満足するものであるとき
に、本発明の制御装置はオーブンループ制御とフィード
バック制御の両者の長所を十分に兼ね備えることができ
る。ただし、(30)、 (31)式および(32)、
 (33)式の範囲は、実用上の目安であって、それを
外れてもその用途によって本発明が有効である場合には
上記範囲に拘束されるものではない。
さらに、本発明の制御装置が、前記発振防止用低域通過
フィルタを備えていると、動作がより安定し、信頼性の
高い装置となる (実 施 例) 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
尚、これまでの説明から明らかなように、本発明の制御
体、被制御量は特定のものに限定されるものではないた
め、単に制御体、被制御量と称することとする。また、
前述したように本発明における各信号は電圧信号に限ら
れるものではないが、ここでは各信号が電圧信号である
として説明し、簡単のために電圧信号として説明する際
の各記号として電圧信号に限られない一般の信号を表わ
す記号と同一の記号を用いるが、そのことにより本発明
が電圧信号を用いるものに限定されるものではない。
第1図は、本発明の一実施例の制御装置を示したブロッ
ク図である。
図示しない制御用コンピュータ等から出力された制!l
I電圧信号V、がこの制御装置20の差分演算器21の
マイナス入力端子21bに入力される。該差分演算器2
1のプラス入力端子21aには、センサ2Bによりモニ
タされた被制御ff1Pを表わすモニタ信号v1.が入
力される。差分演算器21は、前述した(23)式 %式%(23) に示す演算、即ちモニタ信号v1.と制御信号V。
との差を求めるとともにこの差をへ倍する演算を行なっ
て差分信号VDを出力する。この差分信号VDは低域通
過フィルタ22を経由した後リミタ23に入力される。
この低域通過フィルタ22は前述したフィードバック制
御系(第18図参照)と同様に発振防止用であって、こ
こで問題としている周波数帯においては、差分演算器2
1から出力された差分信号VDがそのままリミタ23に
入力されるものとする。リミタ23は、入力された差分
信号vDが所定の上限値vLHを上回る場合に該差分信
号V、を該上限値vLHにクリップするとともに該差分
信号VDが所定の下限値vLLを下回る場合に該差分信
号VDを該下限値VLLにクリップすることにより、該
差分信号VDが上限値VL)lおよび下限値VLLでク
リップされたクリップ信号を求めて出力するものである
。このリミタ23についての詳細は後述する。リミタ2
3から出力された信号は信号合成器24のマイナス入力
端子24bに入力される。
またこの信号合成器24のプラス入力端子24aには制
御信号V、が直接入力される。ここでこの信号合成器2
4のプラス入力端子24a、マイナス入力端子24bに
入力される信号をそれぞれM、、M−とする。この信号
合成器24は、2つの入力信号M+。
M−の差を求めて合成信号v6を V、−M、−M−・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(34)として出力するものであ
る。尚、本実施例においては、信号合成器24の増幅率
は1倍に設定されている。この合成信号■、は制御体2
5に入力され、この合成信号v6に基づいて制御体25
の出力および最終的には被制御量Pが制御される。尚、
前述したように、制御体25の出力と被制御量Pとが一
致する場合も異なる場合もある。この被制御量P1およ
びこの被制御量Pの近似直線Qは、前述した(15)、
 (1B)式 %式%(15) ただし、KZは、近似直線Qの傾き、BZは、被制御量
Pと近似直線Qとの差分P−Qを表わす直線近似誤差、
および、B、は定数であって、近似直線QのV、−Oの
ときの値を示すものである。
ここでこれら(15)、 (1B)式は前述した(2)
、(3)式のV、に代えてV、が変数として用いられる
ことを除き、(2)、(3)式と同一である。これら(
15)。
(16)式のに、、B、、B、については、(2) 、
 (3)式に関して、第9図、および第13図〜第16
図を参照して既に説明したため、ここでは詳細な説明は
省略する。
被制御量Pはセンサ2Bによってモニタされ、モニタ信
号v、、が生成される。このモニタ信号■、。
は変換係数をに、とじて前述したくlO)式と同様に、
V 、 、11111 k、・P・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(35)と
表現される。
第2図は、被制御MPと近似直線Qの関数形の例を示し
た図である。横軸は合成信号V6である。
被制御flP、近似直線Qは一般的にはたとえばそれぞ
れ曲線29.直線30に示すようにVc−OのときB。
(≠0)を有している。曲線29′、直線30′ はB
、−〇の場合の被制御量P1近似直線Qを示している。
以下の説明においてはまず13.−〇の場合について述
べ、次にその説明を80≠0を含む一般の場合に広げる
。尚、B、−0の場合であっても、傾きに!はその理想
的な傾きに、と異なっていてもよく、また直線近似誤差
BZも零である必要はなく、このBo−0である点のみ
が一般の場合と異なっている。
Bo−0のとき、(35)式より V、、=KZ   (K、−Vc+B、)=KZ  ・
K1 ・V、+に、  ・B!・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(36)ここで、 k、=KZ  ・K、   ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(37)b、=KZ  ・B
、   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(38)と定義すると、 V 、、−k、  ・v、+bエ ・・・・・・・・・
・・・・・・(39)と表わされる。このとき、差分演
算器21の出力電圧(差分信号)Voは、(23)式よ
り、VD−A −(V、、−V、) −A−(k、−V、+b、−V、) ・(40)ここで
は、低域通過フィルタ22を経由してリミタ23に入力
された差分信号vnがリミタ23でクリップされずに該
リミタ23を通過する場合について説明し、リミタ23
の上限値、下限値の定め方に言及する。差分信号■。が
リミタ23でクリップされずに該リミタ23を通過する
と、(34)式より、V、−M、−M −V、−A−(k、−Vg+b、−V、)ここで、差分
演算器21の増幅率Aは、前述した(12)式 %式%(12) に示すように十分大きな値に設定されるため、(41)
式より、合成信号V、は、 と表わされる。
尚、差分信号VDがリミタ23でクリップされずに該リ
ミタ23を通過する場合、すなわちフィードバック制御
が完全に有効に作用する場合は、被制御ff1Pは、(
37)、  (38)、  (42)式より、P=KZ
 争V、+B。
k。
k。
1+A=KZ       1+A−k。
k。
・・・・・・・・・・・・(41) 即ち、被制御JIPは定常状態において制御信号V、と
比例し、したがって定常的な誤差ΔP0(第17B図参
照)は生じない。
またこのときには、(35)、  (43)式より、V
、、=KZ−P 馴−v、・・・・・・i・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(44)となる。即ち定常状
態において制御信号V、とモニタ信号v、、は一致する
ここで差分演算器21は、(23)式に示したようにV
、smA・ (V、、−V、 )・・・・・・・・・・
・・・・・(23)の演算を行なうものであり、前述し
たように増幅率Aは十分大きく設定されるものであるか
ら、センサ2Bの変換係数に、を調節することにより、
定常状態においてV 、 、 m ’J 、 、すなわ
ちVD−0とされる。このとき、(31)式より Vg−Mや−M− −V、−V。
Jxq V 。
IqV 、 、  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・(45)となり、
(39)式を代入して V、+に、  ・V、+b。
よって (k、−1)−V、+b、 J−!0 −旧−−−−−
<46>定常状態において(46)式が成立するために
は、k8−1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(47)b、 
I−Fo  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・(48)が成立す
る必要がある。
(37)式より に、■に、=KZ  ・・・・・・・l1・・・旧・・
・・・(37)でありにヨの平均的な値をに、とすると
、k8の平均的な値Iτは に、=KZ=KZ  ・旧・・・・・・l1・・・・・
・・・(49)(47)式と(49)式とを対比すると
、に、−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(50)と設定することにより、 k、−1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(51)即ち(47)式が成立する。
また(38)式より、 b、=KZφB、  ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(38)であり直線近似誤差B、は
被制御量Pと近似直線Qとの差分であるから%BIは平
均的には9.wOとなる。したがってb!の平均b8も
、(38)式%式%(52) となり(48)式は常に成立する。
(51)式よりに、−1であり、このことはに1がほぼ
1に近い値を取ることを意味する。したがって に1−1+Δに、 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(53)Δに、<<l   ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(54)となる。
(53)式を(42)式に代入すると、1+Δに8 (54)式を用いて、(55)式を変形すると、V、 
+(V、−b、)−(1−Δに、)−V、−Ak、−V
、−b、+b、−Δk。
=−V、−1に、−V、+b、)−・−・−−−−(5
B)(34)式より、 V、−M、−M− −V、−M− であるから、(5B)式と対比すると、M−−Δに、−
V、+b、  ・旧・・−・・川(57)となる。
Δに、、b、の変動幅を、 −kL≦Δに、≦に、  ・l1・・・・・・・・・・
・(5g)−ΔvBL≦b、≦ΔvBH・・・・・・・
・・・・・・・・(59)とすると、(57)式より、
リミタ23の上限値VLHおよび下限値VLLを V LH”  k H”  V 6  + ΔV BH
−−−−(60)vLL−(kL−V、+AVaL)−
−(81)と定めると、定常状態において差分信号VD
がその全範囲にわたってクリップされることなくリミタ
23を通過し、したがって定常状態における完全な補正
が可能となりオーブンループ制御における定常的な誤差
ΔP、(第17B図参照)を生じることはない。
前述したようにに−はに、の平均的な値であるから、 に、=KZ(1+Δに、)・・・・・・・・−・・・・
・・(62)とおくと、(50)式よりに、−1/に、
であるから、(37)式より に8讃に、φに8 に8 に0 BZの正の最大値、負の最大値をそれぞれB IMAX
I  B□、とすると、(59)、  (67)式より
に0 に0 一1+Δに、   ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(63)式を(53)式と比較すると、
Δに、−Δに、  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(84)KZの最大値、最小値
をそれぞれKZMAX+に工、Nとすると、(5g)、
  (59)、  (64)式より、K xyAx−K
 6 ・(1+ k H)K、ytN=に、   (1
kL) したがってリミタ23の上限値VLHI下限値vLLは
、(Be)、  (81)、  (65)、  (8B
)、  (88)、  (69)式よりVLH−kH”
 V−+ΔVBN ・・・・・・(70) LL−− (kL ・V。
+ΔV 8L) また、 (38)式、 (50)式より、 ・・・・・・(71) となる。
このとき、合成信号v3の最大値、最小値をV、いX+
  VaMINとすると、(84)式より、VaMAx
−V。
V、M、N″″V・ VLL V LH ・・・・・・(72) である。この図の直線の番号は上記各式(72)〜(7
4)の番号と合わせである。合成信号V。は制御信号V
、を中心として((74)弐参照) 、(72)式、(
73)式で表わされる範囲(図に斜線で示す範囲)をと
るように上限値VL)1%下限値VLLを定めることに
より、K、、B、が最大限に変動しても定常的な誤差Δ
P、(第17B図参照)を生じることはない。
このとき被制御ff1Pの最大値、平均的な値。
最小値をそれぞれPMAX +  P*  PMINと
すると、B、−〇のとき、(15)、  (72)、 
 (73)、  (74)式よりP MAX ” K 
xMAX ” V cMAX+B xMAX・・・・・
・(73) また(51)式よりfτ−1、(52)式より5τ−0
であるから、合成信号vcは平均的には、(56)式%
式% 第3A図は上記(72)、 (73)。
(74)式を示した図 P■に、 IIv。
(7B) れ、定常的な誤差ΔP0 (第17B図参照)を生じる
こともない。
ところで上記(70)、  (71)式は、フィードバ
ック制御が完全に有効となるぎりぎりの範囲の上限値v
LH+下限値vLLを示したものであり、実際の上限値
、下限値は、 K。
K。
・・・・・・(78) 第3B図は、これら(75)、 (7B)、 (77)
式を図示したものである。この図の直線の番号は上記各
式(75)〜(77)の番号と合わせである。リミタ1
2の上限値V LH,下限値VLLを(70)、 (7
1)式のように設定すると、被制御iPは過渡応答時の
リンギングを含め図に斜線を施した領域内から外れるこ
とはなく、定常状態においては直線7Bに沿って制御さ
に、               K。
・・・・・・(79) であっても、即ち第3A図、第3B図に斜線を施した範
囲がさらに広がっても定常状態においてフィードバック
制御が完全に有効であるという点からは何ら差しつかえ
ない。ただし第3A図、第3B図の斜線領域が広がると
、過渡状態におけるリンギングを押える効果が小さくな
り好ましくない。
したがって実用的には、上記斜線領域の広がりを3割許
容した範囲、即ち ・・・・・・(81) に押えることが好ましい。ただしリングギングの許容度
が大きい場合は、(80)、 (81)式を満足しなく
てもよい。
次に、 ・・・・・・(82) である場合、すなわち第3A図、第3B図に示す斜線領
域が(72)〜(74)式、(75)〜(77)式で表
わされる範囲より狭い場合について考察する。
この場合であっても、本発明は有効に作用する。すなわ
ち、Km I  Bmの変動のほとんどは、K xMA
X”” K mMI N*  B *MAX−B xM
I Nの範囲内の中央付近、すなわちに、=KZ、B、
−0の付近にある。したがって、この中央付近にある場
合は、フィードバック制御が完全に有効に働く。また、
たとえばK x = K mMAX+ B * −B 
IIIIAX等上記範囲K mMA!’= K xMI
N+  B xMAX−B XMINの端にある場合は
、第3A図、第3B図の斜線領域を狭めるほど、定常的
な誤差ΔP、(第17B図参照)が残ることになる。し
かし一方該斜線領域を狭めるほど過渡応答時のリンギン
グもそれだけ小さく押えることができ、用途によってむ
しろ定常的な誤差ΔP。
は多少あってもリンギングをより押えた方が良い場合は
、上記斜線領域を狭めることがより有効となる。ただし
、該斜線領域をあまりに狭めすぎるとフィードバック制
御がほとんど有効に働かずオーブンループ制御とほとん
ど大差がなくなるため、実用上は、 ・・・・・・(84) ・・・・・・(85) の範囲で有効である用途が大部分であると考えられる。
ただし、はとんどオーブンループ制御でよいがフィード
バック制御を多少加味する場合等は、この範囲を越えて
もよい。
結局、本発明が有効に作用する場合のほとんどは、(8
0)、  (81)、  (84)、  (85)式よ
り・・・・・・(86) ・・・・・・(87) の範囲となる。
次に、センサ22の変換係数に、の許容範囲を求める。
この許容範囲は、差分演算器21が飽和しないことが条
件となる。差分演算器21の上限出力電圧および下限出
力電圧(差分演算器21から出力し得る差分信号VDの
最大値および最小値)をそれぞれvDMAX+  VD
MIIIIとする0差分演算器2■の出力電圧(差分信
号)Voの絶対値1VoNt、(40)式より、 lVo  1mA# lk、eve +b、−v。
(37)式を代入して VDl−A・Ik、 ・KZ・V。
+b、−V、l       ・・・・・・(88)k
、が変化(k、→に、+Δに、)したことにょルVl)
ノ変化ΔvDは、(88)式よりIΔVo I −A=
KZ ・I V、  l ’ t△k。
・・・・・・・・・・・・(89) 差分信号VDは制御信号■、とモニタ信号vg、との差
分を表わす信号であるため、通常 Vo  l<(IV−l    ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・(90)の関係に
ある。したがって合成信号■3は、(34)式より IV、1亀IMや−M−1 =IV−Vol →N’、I  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(91)制御電圧V、の絶対値の最
大値をIV、INAXとすると、(91)式より IV−1=lv、1≦IV−IMAx−=−(92)よ
って(89)式は、 IΔVo I−A=KZ−IV、l −1Δk。
≦AK、 ・IV−IMAX ” IΔk。
・・・・・・(93) ここでKXの平均的な値(設計標準値)をに0とすると
、(93)式は、 j△Vo  I≦AK、 ・I V、  l MAX−
1Δk。
”! A K o J V a  I MAX  ’ 
 IΔk。
・・・・・・(94) 差分演算器21が飽和しない条件は、1ΔVatの最大
値1ΔVDIMAXI即ち(94)式の右辺が、ΔVD
IMAX≦VDMAX  VDMIN’・・・・・・・
・・・・(95)を満たすことである。(95)式に(
94)式を代入してA−に−’ IV、IMAX ・l
Δk。
≦V DMAX−V DMIN A−Ko  ・ lVo  IMAX ・・・・・・(96) k、の最適値に、は、前述したように(5o)式で表わ
され、 に、− に0 である。これを(96)式に代入して 1Δに、  I−1に、  −k。
す る。この場合、制御信号V9にバイアス分す、として す、=KZ・B、  ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(98)を考慮し、制御信号
V、が変動分vKとバイアス分す、とが加算された信号
、即ち ■、謹vK+b、・B、・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(99)とすると、後述するように、被
制御量Pが・・・・・・(97) センサ22の変換係数に、がこの(97)式を満足すれ
ば、差分演算器21が飽和することなく有効に制御が行
なわれる。ここで前述したように差分演算器21の増幅
率Aは十分大きな値に設定される。
A→大とすると、(50)式に示したようにに、→1/
に0となる。
次に(15)、 (1B)式において、第2図の被制御
量Pの一例を表わす曲線29、近似画像を表わす直線3
0に示すように、B、≠0の場合について説明すk。
となって被制御量Pが制御信号V、と比例することを除
き、これまでのB、−0のときの説明におけるV、をV
Kと置き換えれば、これまでの説明がそのまま成立する
即ち、モニタ信号V1は(35)式、(15)式よりv
、、W k、ΦP =KZ−(K、−V、+B、+B、’)・・・・・・(
101) であるから、差分信号VDは(23)式よりVD−A・
 (V、、−V、) −A lk、−(K、−Vc十B、+B、)−(VK+
に、  ・Bo)) −A−(k、−Vc+b、 十vK)−(102)とな
りBo−0の場合の(4o)式のV、を■、と置き換え
たものと等しい。
また、合成信号V、は、(34)、 (99)、 (1
02)式%式% となり、B6の場合の(42)式のV、をvKと置き換
えたものに等しい。このとき被制御量Pは、(15)、
  (103)式より、 P=KZ  拳V、−1−B、+B。
■。
k。
となり、被制御Hkp、は制信号V、と比例する。
即ち、被制御量Pもバイアス分としてB6を含んでいる
ため、バイアス分としてに、・Boを含んだ制御信号V
、と比例I7、このバイアス分は差分演算器21で互い
にキャンセルされるため、vsを■にと置き換えるだけ
でB−0の場合の説明が成り立つものである。この第3
A図の横軸V、はV8と読み替えられるが、第3B図の
横軸V、はそのままV、となる。その他これまで導出し
て各式も(100)式に対応する式を除きV、を■にと
読み替えればよいため、ここでは書き換えた式は示さな
い。またB。−10の場合も(99)式においてバイア
ス分が零であると考え、この場合V、−VKとなるだけ
であって、B、−0の場合を含めて読み替えを行なうこ
とができるものである。
この読み替えを行なうことは、図示しない制御用コンピ
ュータ等から制御信号V、の変動分vKのみが出力され
る場合は、該信号VKが第1図に示す制御装置20を入
力される前に、バイアス分に、・Boを加算する加算器
を備えることになる。
この加算器により信号V、を生成した後、該信号V、が
制御信号装置20に入力される。または制御用コンピュ
ータ等からバイアス分に、・B、を含んだ制御信号V、
を出力するようにしてもよい。
第4A図、第4B図は、それぞれ第1図に示す制御装置
20に入力される制御信号Vに (変動のみ。
■、とV、とはバイアス分の相違のみであるため、以後
特に区別しない場合もある。)と、被制御量Pの過度応
答とを示した図である。第4A図は、時刻t、において
制御信号VKがVx=0からVに−vX0にステップ的
に変化したことを示している。
第4B図に示すように、被制御量Pは制御信号■Kに応
答して高速に立ち上がる。図に示したT、の期間は、フ
ィードバック制御の応答遅れにより、オーブンループ制
御のみが有効な期間である。このときにはオーブンルー
プ制御の特性として第17B図に示す定常的な誤差ΔP
、が表われている。期間T、に続く期間T2はフィード
バック制御の過度応答期であり、リンギングが発生して
いるが、リミタ23が有効に作用して、リンギングが所
定の上下限値VLH+ ” LLに対応した値にクリッ
プされている。期間T、はリンギングが治まった後の安
定期であり、フィードバック制御が有効に働き定常的な
誤差ΔP0がキャンセルされ、制御信号vKに対し被制
御量PがP。となっている。
この第4B図に示すように、本発明はオーブンループ制
御とフィードバック制御の両者の長所を有効に取り入れ
ている。
第1図に示す各ブロックの具体的な回路機構はこれまで
の詳細な説明をふまえて単に設計を行なえばよいもので
あるが、本発明の大きな特徴のひとつであるリミタ23
の回路構成の一例について次に説明する。
第5図は、第1図に示すリミタの回路構成の一例を示し
た回路図である。尚、ここでは簡単のため、各抵抗を表
わす記号(R+ 、R2、・・・等)がそのままその抵
抗の抵抗値をも表わすものとする。
演算増幅器(オペアンプ)31のプラス入力端子31a
には、抵抗R3を介して電圧信号VVが入力される。こ
こではこの電圧信号vvは制御信号■(変動分のみ)で
ある。また該プラス入力端子31aは抵抗R2を介して
接地されている。このオペアンプ31のマイナス入力端
子31bには抵抗ROIを介して電圧信号■Hcが入力
される。ここではこの電圧信号V)ICは−ΔVBH(
(59)式参照)である。
また該マイナス入力端子31bは抵抗R82を介17て
その出力端子31cと接続されている。ここで両抵抗R
81とR82は同一の抵抗値R8を有している。
オペアンプ32のプラス入力端子32aには抵抗R,□
を介して電圧信号VLCが人力される。ここではこの電
圧信号vLcは一ΔVBL ((59)式参照)である
。また該プラス入力端子32aは抵抗RA2を介して接
地されている。このオペアンプ32のマイナス入力端子
32bには抵抗RAIを介して制御信号V、が入力され
ている。また該マイナス入力端子32bは抵抗R8,を
介してその出方端子32cと接続されている。2つのオ
ペアンプ33.34の各マイナス入力端子33b 、 
34bは互いに接続されている。オペアンプ33の出力
端子33cとマイナス入力端子33bとの間には、ダイ
オード35が配置されておりそのカソード35bが出力
端子33eと、アノード35aがマイナス入力端子33
bと接続されている。オペアンプ34の出力端子34c
とマイナス入力端子34bとの間には、出力端子34c
とアノード36a1マイナス入力端子34bとカソード
36bが接続されるようにダイオード36が配置されて
いる。
ダイオード35のアノード35aとダイオード36のカ
ソード38bとの接続点がオペアンプ37のプラス入力
端子37aと接続されている。オペアンプ37のマイナ
ス入力端子37bと出力端子37cは直接接続されてい
る。オベア゛ンプ37のプラス入力端子37aは抵抗R
Lを介してこの奄!ミタ2oの入力端子38と接続され
ている。オペアンプ37の出力端子87eはこのリミタ
20の出力端子39と接続されている。
以上のように接続されたリミタ20において、オペアン
プ31の出力電圧vAは、 オペアンプ32の出力電圧VBは、 ここで となるように各抵抗値を選ぶと、 V^=KZφvK+Δv8H・・・・・・・・・・・・
・・・(10g)Vs ”−(kL−Vx +ΔVaL
)  −−(109)となり、これらの電圧信号V A
、 V a ハ(60)、(61)式で表わされる上下
限値VLH,VLL (V、をVKと読みかえる)と対
応している。
ここでこのリミタ23の入力端子38に差分信号VDが
入力されると、この差分信号VDがVB≦VD≦vA の範囲の場合はそのままの電圧が出力端子39から出力
され、 VDくvB、vAくvD の場合はVDがそれぞれVB、vAにクリップされて出
力端子39から出力される。したがって第5図の回路構
成により本発明のリミタの一例が構成される。
上記リミタは、(10g)、(109)式((80) 
、 (81)式)に示すようにリミタの上限値vL14
、下限値vLLが制御信号v3の変動分vkと比例する
ことを基本にして構成した例であるが、これら上下限値
VLH*VLLはバイアス分kg B、を含んだ制御信
号vs((99)式参照)にも比例する。すなわち(6
0) 、 (81)式のvsをV、と置き換えた式 vL)I−kH−v″に+Δv8H・・・・旧・・(1
1O)VLL−−(kt −Vt +AVat) −−
(111)において、(99)式より Vk−Vs −ks −Bo    −−−(112)
であるからこの(112)式を(llO)、(lll)
式に代入し、 V LH” k H・ (Vs   ks  −Bo)
  +ΔVBH=KZ−V、+  (ΔvBH−kH−
ks −Bo)・・・・・・・・・・・・(113) VLL=−(Kt、  ・ (Vs −ks  −Bo
 )+AVBL)−−KL−V、+  (KL  −k
s  ・B。
−ΔV BL)          ・・・・・・・・
・・・・(114)(85) 、 (8B) 、 (6
g) 、 (89)式を代入すると、・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(115)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(116)即ち、リミタの上下限値V
LH、vLLはバイアス分を含んだ制御信号vsにも比
例する。
リミタの上下限値VLH+ vLLが制御信号vsに比
例することを基本として第5図に示すリミタの設計を行
なうと、第5図に示す電圧信号vv。
vHC* vLCとしては、(113)、(114)式
を参照してVv”Vs           ・旧・・
・・・・・・(117)VHC−(ΔVan  kn 
−ks ” Bo ) −(118)VLC”−(ΔV
BL  kt  拳ks  −Bo ) =(119)
が入力され、各抵抗は(102)、(103)式と同じ
く−kL       ・・・・・・・・・・・・(1
21)R^ となるようにその抵抗値が選択される。
すなわち、上記リミタは、その上限値■LH+下限値V
LLが制御信号V、の変動分V、に比例することを基本
として設計した場合を含め、制御信号V、の関数として
、α□、βH9α5.βLを定数として、 VL)I=ff)I ”VS+βo   (αo >O
) ・”(122)VtLmat*Vs+βL (at
<0)・=(123)と表現することができる。このよ
うに本発明のリミタは(122) 、 (123)式を
満足するように構成し、定数αH2βH1αL、βLを
適切に調整することが最適である。
第6図は、本発明の制御装置の他の実施例を表わしたブ
ロック図である。第1図に示した制御装置と同一の要素
には第1図と同一の番号を付し説明は省略する。
この制御装置20′ は、第1図の差分演算器21の出
力側に配置された低域通過フィルタ22に代えてセンサ
2Bから出力されたモニタ信号V gpの高周波成分を
カットする低域通過フィルタ22′が配置されている。
この低域通過フィルタ22′  も発振防止用であり、
この位置に配置されることもある。また図面に記載され
ていないが、リミタ23の出力側に配置することもでき
る。
また、この制御装置20′では、制御信号V、が差分演
算器21’のプラス入力端子に入力され、モニタ信号V
。が差分演算器21’のマイナス入力端子に入力されて
いる。またこの制御装置20′の信号合成器24′は2
つの入力信号Mヤ1M−を加算するものである。このよ
うに構成しても制御信号V、に対してモニタ信号V c
pが一回(奇数回)反転しており負帰還が構成されてい
る。
差分演算器21′では、 V、 −A −(V、 −Vc、)−・−・・・・・・
−(124)が演算される。これは、前述した実施例に
おける(23)式に対応するものである。以後前述した
実施例と同様な計算を行なうことにより、リミタ23′
の上限値VLH1下限値VC、t、は、(70)、 (
71)式に対応して VLH=kL −Vx  +ΔVat ・・・・・・(125) VLL−(kH−VK +Δv、、) ・・・・・・(127) る。
このとき、前述した実施例における(1!6)、 (8
7)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (130
)と求められる。
また、このとき、第5図に示すリミタの各電圧信号Vv
、VHc、VLcは、リミタノ上限値”LH+下限値v
LLが制御信号VSの変動分V、と比例することを基本
にして設計すると、(1,25) 、 (127)式%
式%(131) となる。また、リミタの上限値vLH+下限値VLLが
バイアス分に、・B、を含んだ制御信号Vsと比例する
ことを基本にして設計すると、(125)。
(127)式より VLu−kt ・(Vs −ks  ・Bo ) +Δ
VaLmkL eV、+ΔV!IL−kl  ・ks 
118゜・・・・・・・・・・・・(186) Vv−V、            ・・・・・・・・
・・・・(140)vHc寵−ΔVBL+kL  争k
s  ・Be   −(141)VLC”−ΔVBHk
H”ks  ”BO・・・(142)・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(137)VLL−1kn  ・
 (Vs   ks−Bo)+ΔV BL)−−(kH
”Vs +ΔVB11 kn  ・ks  −Bo )   −(LH)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(139)であるから
、(1313)、(138)式よりとなる。
また、この場合も前述した(122) 、 (123)
式1式%(122) がそのまま成立する。即ち、第6図に示す実施例によう
に信号合成器が両信号M+とM−とを加算するものであ
る場合であっても、リミタは上記(122)、(123
)式を満たすように構成することが本発明のリミタとし
て最適である。
また、第6図に示す制御装置20’にはリニアライザ2
8が備えられている。このリニアライザ28により被制
御jlPのに、3.BZの変動幅を狭めることができる
場合、このリニアライザ28を備えることにより、リミ
タ23の上限値VLHと下限値VLLとの間隔(第3A
図、第3B図の斜線領域)を狭めることができ、より精
度のよい制御が可能となる。
第7図は、本発明の制御装置のさらに異なる実施例を示
したブロック図である。第1図、第6図と同一の構成要
素には第1図、第6図と同一の番号を付し、説明は省略
する。
この制御装置20′には遅延回路28が備えられている
。この遅延回路2Bは信号がa点からb点に伝達される
までの遅延時間(システム遅延時間)r5を補償するた
めのものであり、遅延回路28の遅延時間τdは τ−“τS となるように定められる。遅延回路2Bを設けることは
、システム遅延時間τSが大きい場合に有効であるが、
低域通過フィルタ22のa過帯域における遅延時間τ、
がシステム遅延時間τSと比べτL  >)τS である場合が多く、この場合、遅延回路28を省くこと
もできる。
第8図は、本発明の制御装置のさらに異なる実施例を示
すブロック図である。第1図、第6図。
第7図と同一の構成要素にはこれら各図と同一の番号で
付し、説明は省略する。
この制御装置20′ではセンサ2Bの出力側に発振防止
用低域通過フィルタ22′が備えられている。
また差分演算器21のマイナス入力側に遅延回路28′
が備えられている。この構成においては、遅延回路28
′の遅延時間τ6は、システム遅延時間τSと低域通過
フィルタ22′の通過帯域内の遅延時間τ、との合計、
すなわち τ−閤τS十τL となるように定められる。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限られるものではなく、g々の具体的
な構成を備えることができるものである。また制御の対
象も特定のものに限られるものではない。
(発明の効果) 本発明の制御方法および制御装置は、オーブンループ制
御とフィードバック制御との両者を結合し、これら両者
の短所を互いにカバーするとともに長所を引き出すため
にクリップ値(クリップ信号)を求め、このクリップ値
(クリップ信号)と制御信号とを合成し、この合成によ
り得られた合成値(合成信号)に基づいて制御を行なう
ようにしたものであり、これにより、高速応答性を備え
、過渡応答時にリンギングを十分に小さく押えることが
でき、さらに定常状態において定常的な誤差を十分に小
さく押えることができる。
また、上記本発明の制御装置において、センサが、前述
した(20)式を満足する変換係数kSを有すると、制
御の全領域にわたって差分演算器が飽和することがなく
、上記本発明の効果をより有効に引き出すことができる
また、上記本発明の制御装置において、リミタが、前述
した(21) 、 (22)式を満足するものである場
合、制御信号vsの値によらずオーブンループ制御とフ
ィードバック制御の両者が安定的に有効に作用する。
さらに、このリミタが、差分演算器が(23)式の演算
を行なうものであるときには、(24)、 (25)式
、差分演算器が(26)式の演算を行なうものであると
きには(27)、 (28)式を満足する上下限値VL
、、 VLLを有すると実用上オーブンループ制御とフ
ィードバック制御とが有効に作用し合う場合が多くより
好ましい制御装置が構成される。
また、本発明の制御装置が発振防止用の低域通過フィル
タを眞えたものである場合は、より安定的に制御を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の制御装置を示したブロッ
ク図、 第2図は、被制御量Pと近似直線Qの関数形の例を示し
た図、 第3A図は、制御信号■sに対する合成信号VCの範囲
を示した図、 第3B図は、制御信号■5に対する被制御量Pの範囲を
示した図、 第4A図、第4B図は、それぞれ第1図に示す制御装置
に入力される制御信号■、と、被制御量Pの過渡応答と
を示した図、 第5図は、第1図に示すリミタの回路構成の一例を示し
た回路図、 第6図は、本発明の制御装置の他の実施例を表わしたブ
ロック図、 第7図は、本発明の制御装置のさらに異なる実施例を示
したブロック図、 第8図は、本発明の制御装置のさらに異なる実施例を示
すブロック図、 第9図は、オーブンループ制御の一例を示したブロック
図、 第10図は、第9図に示した七−夕を含む制御対象を模
式的に示した図、 第11図〜第13図は、リニアライザを説明するための
図、 第12図は、折れ線補正を行なうリニアライザの構成の
一例を示したブロック図、 第13図は、VSを変数とした関数としての被制御量P
を表わした図、 第14図〜第16図は、被制御ff1Pのそれぞれ傾き
に1、直線近似誤差Bm、および値B。の値の変化に対
する、被制御ff1P、近似直線Qの関数形を示した図
、 第17A図、第17B図は、第9図に示すオーブンルー
プ制御系における制御信号V、とそれに応答した被制御
量(テープの搬送速度)の時間変化の一例を示した図、 第18図は、フィルドパック制御の一例を示したブロッ
ク図、 第19図は、第18図に示した流量コントロール用バル
ブとセンサとを含む制御対象を示した図、第2(IA図
、第20B図は、第18図に示したフィードバック制御
系における、それぞれ制御信号V。 と、それに応答した被制御量(水面の高さ)の時間変化
の一例を示した図である。 1、13.27・・・リニアライザ 2・・・モータ 11、21.21’・・・差分演算器 12、22.22’ ・・・低域通過フィルタl4・・
・流量コントロール用バルブ 15・・・センナ 20、20’ 、 、20’ 、 20’・・・制御装
置28、28’ ・・・リミタ 24、24’信号合成器 25・・・制御体       2B・・・センサ28
、28’・・・遅延回路 81、82.83.3も37・・・演算増幅器(オペア
ンプ)第3A図 第38図 8XM、N−KXMIN−1:IXMAXK。 第11A図 第1旧図 第 図 第 図 7g 第11C図 第 図 第 図 第16 図 第20A図 第208図 同時に出願審査請求書あり 手続補正書 発明の名称 制御方法および制御装置 補正をする者 事件との関係

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御値に応じて制御体の出力を制御する制御方法
    であって、  前記制御体により制御される被制御量をモニタして、
    該被制御量を表わすモニタ値を求め、  前記制御値と前記モニタ値との差分を表わす差分値を
    求め、  前記差分値が所定の上限値を上回る場合に該差分値を
    該上限値に置き換えるとともに該差分値が所定の下限値
    を下回る場合に該差分値を該下限値に置き換えることに
    より、該差分値が前記上限値および前記下限値でクリッ
    プされたクリップ値を求め、  前記制御値に対し前記モニタ値が負帰還となるように
    、前記制御値と前記クリップ値とを合成し、  この合成により得られた合成値に基づいて前記制御体
    の出力を制御することを特徴とする制御方法。
  2. (2)制御信号を入力して、該制御信号に応じて制御体
    の出力を制御する制御装置であって、  前記制御体により制御される被制御量をモニタして該
    被制御量を表わすモニタ信号を出力するセンサ、  前記制御信号と前記モニタ信号とを入力して、これら
    制御信号とモニタ信号との差分を表わす差分信号を出力
    する差分演算器、  前記差分信号を入力して、該差分信号が所定の上限値
    を上回る場合に該差分信号を該上限値にクリップすると
    ともに該差分信号が所定の下限値を下回る場合に該差分
    信号を該下限値にクリップすることにより、該差分信号
    が前記上限値および前記下限値でクリップされたクリッ
    プ信号を求めて出力するリミタ、および  前記制御信号と前記クリップ信号とを入力し、前記制
    御信号に対し前記モニタ信号が負帰還となるように前記
    制御信号と前記クリップ信号とを合成して、これら制御
    信号と前記クリップ信号とが合成された合成信号を出力
    する信号合成器を備え、  前記合成信号に基づいて前記制御体の出力を制御する
    ことを特徴とする制御装置。
  3. (3)前記制御信号をV_B、前記モニタ信号をV_C
    _P、前記差分信号をV_D、前記合成信号をV_C、
    前記合成信号V_Cを変数とした、所望とする被制御範
    囲内の前記被制御量Pと該被制御量Pを直線近似するこ
    とにより得られた近似直線Qを、それぞれ  P=K_Z・V_C+B_X+B_0、  Q=K_Z・V_C+B_0、 ただし、  K_Zは、前記近似直線Qの傾き、  B_Xは、前記被制御量Pと前記近似直線Qとの差分
    P−Qを表わす直線近似誤差、 および、  B_0は、定数であって、前記近似直線QのV_C=
    0のときの値を示す。  前記センサにおける、前記被制御量Pを前記モニタ信
    号V_C_Pに変換する変換係数k_Sを  k_S=P/V_C_P、  前記傾きK_Eの変動幅内の平均的な値をK_0、前
    記制御信号V_Zの変動分V_Kを  V_k=V_Z−k_C・B_0 としたときの該変動分V_Kの絶対値の最大値を  |V_K|_M_A_X、  前記差分演算器の増幅率Aを  A=|V_D/(V_K−V_C_P)|、  および前記差分演算器から出力し得る前記差分信号V
    _Dの最大値および最小値をそれぞれV_D_M_A_
    X,V_D_M_I_Nとしたとき、 前記センサが、  ▲数式、化学式、表等があります▼ を満足する前記変換係数k_Sを有することを特徴とす
    る請求項2記載の制御装置。
  4. (4)前記制御信号をV_S、前記所定の上限値をV_
    L_H、前記所定の下限値をV_L_Lとしたとき、前
    記リミタが、α_H,β_H,α_L,β_Lを定数と
    して  V_L_H=α_H・V_S+β_H(α_H>0)  V_L_L=α_L・V_S+β_L(α_L<0) を満足するように構成されていることを特徴とする請求
    項2または3記載の制御装置。
  5. (5)前記制御信号をV_S、前記モニタ信号をV_C
    _P、前記差分信号をV_D,前記合成信号をV_C、
    前記合成信号V_Cを変数とした、所望とする被制御範
    囲内の前記被制御量Pと該被制御量Pを直線近似するこ
    とにより得られた近似直線Qを、それぞれ  P=K_Z・V_C+B_X+B_0、  Q=K_X−V_C+B_0、 ただし、  K_Xは、前記近似直線Qの傾き、  B_Zは、前記被制御量Pと前記近似直線Qとの差分
    P−Qを表わす直線近似誤差、 および、  B_0は、定数であって、前記近似直線Qの V_C
    =0のときの値を示す。  前記傾きK_Zの変動幅内の最大値、平均的な値、お
    よび最小値をそれぞれK_X_M_A_X,K_0,K
    _Z_M_I_N,前記直線近似誤差B_Xの変動幅内
    の正の最大値および負の最大値をそれぞれB_X_M_
    A_X,B_Z_M_I_N、前記所定の上限値をV_
    L_H、前記所定の下限値をV_L_L、  前記センサにおける、前記被制御量Pを前記モニタ信
    号V_C_Pに変換する変換係数k_Sを  k_S=P/V_C_P としたときの、前記制御信号V_Bの変動分V_Kを  V_K=V_B−k_S・B_0、 および前記差分演算器の増幅率Aを  A=|V_D/(V_S−V_C_P)|とし、前記
    差分演算器が、  V_D=A・(V_C_P−V_B) の演算を行なうものであるとき、  前記リミタが、  ▲数式、化学式、表等があります▼ を満足する前記上限値V_L_Hおよび前記下限値V_
    L_Lを有することを特徴とする請求項2〜4のいずれ
    か1項記載の制御装置。
  6. (6)前記制御信号をV_B、前記モニタ信号をV_C
    _P、前記差分信号をV_D、前記合成信号をV_C、
    前記合成信号V_Cを変数とした、所望とする被制御範
    囲内の前記被制御量Pと該被制御量Pを直線近似するこ
    とにより得られた近似直線Qを、それぞれ  P=K_Z・V_C+B_X+B_0、  Q=K_Z・V_C+B_0、 ただし、  K_Zは、前記近似直線Qの傾き、  B_Zは、前記被制御量Pと近似直線Qとの差分P−
    Qを表わす直線近似誤差、 および、  B_0は、定数であって、前記近似直線Qの V_C
    =0のときの値 を示す。  前記傾きK_Xの変動幅内の最大値、平均的な値、お
    よび最小値をそれぞれK_Z_M_A_X,K_0,K
    _X_M_I_N前記直線近似誤差B_Zの変動幅内の
    正の最大値および負の最大値をそれぞれB_X_M_A
    _X,B_X_M_I_N、前記所定の上限値をV_L
    _H、前記所定の下限値をV_L_L前記センサにおけ
    る、前記被調御量Pを前記モニタ信号V_C_Pに変換
    する変換係数k_Sを  k_S=P/V_C_P としたときの、前記制御信号V_Bの変動分V_Kを  V_K=V_S−k_S・B_0、 および前記差分演算器の増幅率Aを  A=|V_D/(V_S−V_C_P)|とし、前記
    差分演算器が、  V_D−A・(V_S−V_C_P) の演算を行なうものであるとき、 前記リミタが、  ▲数式、化学式、表等があります▼ を満足する前記上限値V_L_Hおよび前記下限値V_
    L_Lを有することを特徴とする請求項2〜4のいずれ
    か1項記載の制御装置。
  7. (7)前記センサと前記差分演算器との間、前記差分演
    算器と前記リミタとの間、および前記リミタと前記信号
    合成器との間のうち少なくとも1箇所に発振防止用低域
    通過フィルタを備えたことを特徴とする請求項2〜5項
    のうちいずれか1項記載の制御装置。
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