JPH02245890A - 自動郵便ポスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ 郵便切手の貼付を不要にする自動郵便ポストに関し、 郵便物の重量測定等を自動化して人手による手間を省略
することを目的とし、 郵便媒体の外形寸法を測定する外形測定手段と、郵便媒
体の重量を測定する重量測定手段と、郵便媒体にスタン
プを印刷するスタンプ印刷手段と、前記外形測定手段、
重量測定手段およびスタンプ印刷手段の間で郵便媒体の
搬送をなす郵便媒体搬送手段と、現金および金券の出納
、鑑定を行なう現金処理手段と、前記外形測定手段およ
び重量測定手段の測定結果に対応する所定の料金を算定
し、前記現金処理手段に対して入金に対する清算処理を
指示する料金算定清算手段と、を具備するように構成す
る。

［産業上の利用分野］ 本発明は、普通郵便による通常郵便物を投入するため、
各所に設けられる郵便ポストに係わり、特に、郵便切手
の貼付を不要にする自動郵便ポストに関する。

［従来の技術］ 従来、官製はがき以外の普通郵便による通常郵便物には
郵便切手の貼付が必要となっている。しかも、第一種郵
便物（封書）などでは定形、定形外に区分され、さらに
重量により細分化された料金が定められているため、差
出人は重量を測定して所定の料金の郵便切手を購入し、
郵便物に貼付して郵便ポストに投入していた。

［発明が解決しようとする課Ｂ］ このように従来では、郵便ポストへ投入前に、郵便物の
重量測定、郵便切手の購入、郵便切手の貼付の作業が必
要であり、これらは作業効率が良くないものであるため
、取り扱い数が多くなると、人手による手間が多く必要
となるものとなっていた。

本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもので、
郵便物の重量測定等を自動化して人手による手間を省略
することのできる自動郵便ポストを提供することを目的
とするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するための本発明における手段は、第１
図の本発明の構成を示す機能ブロック図に示すように、
郵便媒体の外形寸法を測定する外形測定手段１と、郵便
媒体の重量を測定する重油測定手段２と、郵便媒体にス
タンプを印刷するスタンプ印刷手段３と、前記外形測定
手段１、重量測定手段２およびスタンプ印刷手段３の間
で郵便媒体の搬送をなす郵便媒体搬送手段４と、現金お
よび金券の出納、鑑定を行なう現金処理手段５と、前記
外形測定手段１および重量測定手段２の測定結果に対応
する所定の料金を算定し、前記現金処理手段５に対して
入金に対する清算処理を指示する料金算定清算手段６と
、を具備してなる自動郵便ポストによる。

［作用］ 本発明では、投入された葉書または封書などの郵便媒体
は、郵便媒体搬送手段４により、例えば外形測定手段１
、重量測定手段２、スタンプ印刷手段３の順に搬送され
る。料金算定清算手段６は、前記外形測定手段１と重量
測定手段２から外形測定値および重量測定値を得て、例
えば定形、定形外、さらに重量区分に対応した所定の料
金を算定する。現金処理手段５では、払い込まれた現金
または金券を収容して鑑定を行ない、前記料金算定清算
手段６により算定された料金のＩ誇示を受けて、釣銭の
返却等の清算処理を行なう。スタンプ印刷手段３では、
料金支払済みを示すスタンプの印刷が行なわれ、その後
郵便媒体は収納される。

これにより本発明による自動郵便ポストでは、投入する
郵便媒体に郵便切手を貼付する必要はなくなる。

［実施例］ 以下、図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説明
する。

第２図は、本発明の一実施例の自動郵便ポストのブロン
ク図および正面図である。同図において、２１は本発明
の料金算定清算手段を形成する演算・制御ユニットであ
り、マイクロプロセッサが構成されていて、装置全体の
制御を行なうものである。２２は本発明の現金処理手段
を形成する現金処理ユニットであり、自動販売機等に一
般的に構成されているもので、正面図に示すように、硬
貨投入口２２　ａ、　１０００円札投入口２２ｂ、プリ
ペイカード等の金券投入口２２ｃ、硬貨の返却口２２ｄ
が構成され、投入された現金または金券の鑑定を行ない
、入金情報を演算・制御ユニット２１に通知するととも
に、演算・制御ユニット２１の制御により返金等の処理
がなされるものである。２３は表示ユニットであり、演
算・制御ユニット２１の制御により、正面図に示すよう
に、定形、定形外、速達、普通郵便等の種別、郵便媒体
の重量、郵便料金、入金の額を表示するようになされた
ものである。２４は設定パネルユニットであり、郵便媒
体の投入、速達、普通の種別、確認、返却を指示する操
作ボタンが構成されたもので、それらボタンの押下状態
を演算・制御ユニット２１に通知するようになされたも
のである。２５は本発明の外形測定手段、重量測定手段
、スタンプ印刷手段を形成する郵便媒体処理部であり、
演算・制御ユニット２１により制御がなされ、測定値が
読み出されるようになされたものである。２６は郵便媒
体の投入口である。

第３図は、上記郵便媒体処理部２５の構成図である。同
図において、３１は郵便媒体投入口２６に設けられたシ
ャッター、３２はそのシャッター３１の開閉をなすシャ
ッター用ソレノイド、３３は郵便媒体の投入を検知する
投入検知センサー３４ａ〜３４ｇ８．ｔｌ送ローラであ
り、図示しない搬送モータにより駆動され、投入された
郵便媒体を搬送するものである。３５は搬送される郵便
媒体の長さ方向の寸法測定に用いられる長さ検知センサ
ー　３６は同じく幅方向の寸法測定に用いられる幅検知
センサー、３７は郵便媒体が重量測定の所定の位置に搬
送されたことを検知する重量位置検知センサー、３８は
郵便媒体が印刷の所定の位置に搬送されたことを検知す
る印刷位置検知センサー、３９は重量測定時に郵便媒体
を載置するトレイ、４０はトレイ３９に固定されトレイ
３９が上下動するように支持された受は板、４１はその
受は板に連結され、バネによりトレイ３９を上方に付勢
するとともに、郵便媒体の重量による下方への移動量を
検出するポテンションメータ、４２は非作動時はトレイ
３９を郵便媒体の搬送路に固定するように受は仮４０を
バネにより上方に付勢し、作動時にはトレイ３９の上下
動を自由にする重量測定用ソレノイド、４３は料金支払
済みを示す印刷をなすスタンプ、４４はそのスタンプ４
３を作動させる印刷用ソレノイド、４５は郵便媒体を収
納する媒体プールカセットである。

上記構成による本実施例の自動郵便ポストの動作を、第
４図に示す演算・制御Ｂユニット２１の制御フローチャ
ートにより説明する。

（１）郵便媒体の投入ボタンが押下されるまで待つ （２）投入ボタンが押下されると、シャッター用ソレノ
イド３２を駆動してシャッター３１をオープンにする。

（３）郵便媒体の投入をチエツクする。

（４）郵便媒体が投入されると、搬送ローラを駆動して
郵便媒体を搬送する。

（５）長さ検知センサー３５および幅検知センサー３６
をチエツクして、郵便媒体の長さと幅を検知して、定形
、定形外の種別を判定して表示を行なう。

（６）、（７）外形が異常な媒体であれば、搬送ローラ
を逆回転駆動して媒体の返却を行ない、（２３）の処理
に行く。

（８）郵便媒体が異常でなければ、重量測定位置検知セ
ンサー３７により郵便媒体が重量測定の所定の位置まで
搬送されたかをチエツクする。

（９）所定の位置まで搬送されたら、搬送ローラを停止
して重置測定用ソレノイド４２を駆動して、重量測定状
態にする。

（１０）　　ポテンションメータ４１の出力を読み出し
、重量に換算して表示を行なう。

（１１）速達、普通の種別ボタンの押下をチエツクする
。

（１２）押下されると、種別１重量により所定の料金を
算定して、表示を行なう。

（１３）　　現金処理ユニット２２に対して入金があっ
たかどうかをチエツクする。

（１４）入金があれば、その金額の表示を行なう。

（１５）　　４１認および返却ボタンの押下をチエ７り
する。

（１６）返却ボタンが押下されたならば、現金処理ユニ
ット２２に入金された金額の返却を指示する。

（１７）　　ｉｉ認ボタンが押下されたならば、釣銭が
あるかをチエツクする。なければ（１９）の処理に行く
。

（１８）釣銭があれば、現金処理ユニット２２に釣銭の
返却指示をする。

（１９）　　ｌ送ローラを駆動する。

（２０）　　印刷位置検知センサー３８により、郵便媒
体が所定の印刷位置まで搬送されたかをチエツクする。

（２１）　　印刷位置まで搬送されると、搬送ローラを
停止して印刷用ソレノイド４４を駆動して、料金支払済
みのスタンプを郵便媒体に印刷する。

（２２）　　搬送ローラを駆動して、媒体プールカセッ
ト４５に郵便媒体を収納後、停止する。

（２３）　　表示をクリアし、シャッター３１をクロー
ズして（１）に戻り、次の投入を待ち上記と同様に処理
を繰り返す。

このように本実施例では、外形１重量による区分だけで
はなく、速達、普通郵便の指定ができるようになされて
いて、清算が自動的に行なわれるため、郵便局の窓口等
における業務が合理化される。

なお、本発明のそれぞれの手段は、様々な態様によりな
されるものであり、上記実施例に限定されるものではな
い。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、郵便物の外形、
重量がポスト内で自動的に測定されて料金が算定され、
しかも指定により速達、を通郵便等の種別による料金の
清算も可能であり、そしてスタンプの印刷により郵便料
金の支払済みであることが示されるため、人手による郵
便物の重量測定、郵便切手の購入、郵便切手の貼付等の
作業が不要となり、郵便物の投入と料金の支払いのみて
良いため、郵便物の発送業務の合理化に貢献できる。

また、本発明による自動郵便ポストが普及すれば、郵便
切手が不要となり、郵便による通信制度の合理化にも貢
献できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第２図は
本発明の一実施例のブロック図と正面図、 第３図は実施例における郵便媒体処理部の構成図、 第４図は実施例における演算・制御ユニットの制御フロ
ーチャートである。 １・・・外形測定手段、　　２・・・重量測定手段、３
・・・スタンプ印刷手段、４・・・郵便媒体搬送手段、
５・・・現金処理手段、　　６・・・料金算定清算手段
、２１・・・演算・制御ユニット、 ２２・・・現金処理ユニット、２３・・・表示ユニット
、２４・・・設定パネルユニット、 ２５・・・郵便媒体処理部、２６・・・郵便媒体投入口
、３４ａ〜３４ｇ・・・搬送ローラ、 ３５・・・長さ検知センサー、３６・・・幅検知センサ
ー３７・・・重量測定位置検知センサー ３８・・・印刷位置検知センサー ４１・・・ボテンシッンメータ、 ４２・・・重量測定用ソレノイド、 ４３・・・スタンプ、 ４４・・・印刷用ソレノイド。 本発明の１！絞を示す＋（責ヒ０．７７ｇ第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 郵便媒体の外形寸法を測定する外形測定手段（１）と、 郵便媒体の重量を測定する重量測定手段（２）と、 郵便媒体にスタンプを印刷するスタンプ印刷手段（３）
   と、 前記外形測定手段（１）、重量測定手段（２）およびス
   タンプ印刷手段（３）の間で郵便媒体の搬送をなす郵便
   媒体搬送手段（４）と、 現金および金券の出納、鑑定を行なう現金処理手段（５
   ）と、 前記外形測定手段（１）および重量測定手段（２）の測
   定結果に対応する所定の料金を算定し、前記現金処理手
   段（５）に対して入金に対する清算処理を指示する料金
   算定清算手段（６）と、を具備してなることを特徴とす
   る自動郵便ポスト。