JPH0224572Y2 - - Google Patents

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JPH0224572Y2
JPH0224572Y2 JP1984026797U JP2679784U JPH0224572Y2 JP H0224572 Y2 JPH0224572 Y2 JP H0224572Y2 JP 1984026797 U JP1984026797 U JP 1984026797U JP 2679784 U JP2679784 U JP 2679784U JP H0224572 Y2 JPH0224572 Y2 JP H0224572Y2
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JP
Japan
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cutting blade
cutter body
groove
milling cutter
cutting
Prior art date
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JP1984026797U
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JPS60138612U (ja
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Publication of JPH0224572Y2 publication Critical patent/JPH0224572Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は複数本の縦方向溝がカツタ本体の中心
軸線に対して傾斜してカツタ本体の周面に延び且
つ切り刃が締付けねじを用いて前記溝に把持され
るタイプのフライス刃物に関する。
<先行技術> 前述のタイプの公知のフライス刃物は複数本の
縦方向のスロツトが設けられ、そのスロツトの中
に附属する切り刃が配置されているカツタ本体を
有する。米国特許第3672017号においては複数の
切り刃は螺旋形状であり、組合された複数のキー
によつて希望する位置に把持され、フライス切り
刃の本体に実質的に半径方向で固く締められた複
数の把持ボルトを用いて前記キーは長手方向スロ
ツトの中に保たれている。
このようなフライス刃物については螺旋状の切
り刃を正確に作ることと、フライス加工が行われ
ている時の回転運動中に切り刃の半径方向への突
出あるいは放出を防ぐという問題が一般的に要求
される。螺旋形状は切り刃を多少ねじることによ
つて得られるが、しかしこの加工は、使用時に振
動することを避けるために注意深く加工された長
手方向スロツトの中に切り刃が適合するように、
非常に正確でなければならない。公知のフライス
刃物では半径方向の突出あるいは放出は複数の切
り刃を摩擦把持によつて把持する多数のキーを配
置することによつて防がれる。しかしながらこの
摩擦把持は、大きな力が切り刃上に作用するため
に安全ではない。
<考案の目的> 本考案の目的は前述の欠点を有せず、且つ切り
刃用の把持装置が作動中での信頼性を有する前述
のタイプのフライス刃物を提供することである。
<実施例> 以下に本考案の一実施例を示す添付図面を参照
して本考案を詳述する。
図面には一般的に円筒形状を有し、且つ通常の
方法でフライス盤のスピンドルに組合される柄1
2が後方に配置されているカツタ本体11を有す
るフライス刃物10が示されている。このカツタ
本体11の外周面には等角度で間隔をあけて配置
された複数の溝13が形成されている。2本の締
付けねじ14がそれぞれの溝13にねじ係合し
て、相対的に立上つた接合壁15となつている溝
13の後壁と前記接合壁15に実質的に垂直な溝
13の底部表面16に対して切り刃を保持してい
る。それぞれの接合壁15はフライス刃物10の
回転方向に向いて平滑な平面となつている。この
接合壁15はカツタ本体11の中心軸線CL1に対
して角度αだけ傾斜している。この角度αは15゜
から25゜の範囲、好ましくは18゜から20゜の範囲の値
を有する。底部表面16は、接合壁15と底部表
面16との間の仮想の接線からフライス刃物10
の回転の方向で切り刃の幅の少くとも半分迄全周
にわたつてさらに凹みがつけられている。この凹
み17は底部表面16に沿つて、長手方向に延び
るように形成されている。
それぞれの溝13には締付けねじ14を受入れ
るように作られた2個の孔18と2個のねじ孔1
9が設けられている。締付けねじ14の頭部20
は前記孔18に適合する円筒状部分21を有す
る。締付けねじ14の頭部20は又ねじ14のね
じ切り部分に向けて細くなる円錐部分22を有す
る。この頭部20には締付けねじ14の回転用の
適切な多角形の形状を有する道具を受け入れるた
めの多角形の穴を有する。
切り刃23は平滑な平面の後部接触表面24、
平滑な平面の半径方向内側の接触表面25、カツ
テイングエツヂ26、フリー表面27および前部
表面28を含んで構成される。この後部および内
側接触表面24,25は互いに実質的に垂直に延
びている。前部表面28には切込み表面29とV
形状の長手方向すなわち縦方向溝30が設けられ
ている。溝30は2本のねじ14の頭部20の一
部分を受入れるように作られているが、ねじ14
が締付けられた位置にあるときには溝30の内側
脚部31とねじ14の頭部20の円錐部分22が
係合し、一方ねじ14の頭部20の円筒状部分2
1が第5図で示す32の位置で孔18と接合する
ようになつている。前記溝30の内側脚部31は
頭部20の円錐部分22の仮想の頂点に向つて傾
斜して形成されている。この溝30は頭部20と
切り刃23間に線接触又は点接触を形成するよう
に他の形状に作られていてもよい。カツテイング
エツヂ26は螺旋形状を有し、カツタ本体10の
中央軸線CL1に対して角度βの軸線方向角度を形
成している。この角度は5゜から35゜、より好まし
くは15゜から30゜の間で変えるとよい。この事は螺
旋形状の利点が得られると共に平面状の支持表面
を有することを意味する。したがつて、切り刃2
3が配置される場所は機械に対して非常に容易で
ある。
切り刃23が軸方向支持ピン33に向けて溝1
3の中に挿入され、後部接触表面24と内側接触
表面25をそれぞれ接合壁15と底部表面16に
接合されると、締付けねじ14が半径方向内側に
締付けられる。円筒部分21が孔18の壁部によ
つて支えられるので、大きな締付力Rを切り刃2
3上に発生させることができる。その結果、接合
壁15に向つて作用する力Rの分力P1と底部表
面16に向つて作用する力Rの分力P2が発生す
る(第5図参照)。底部表面16と接合壁15の
間に凹み17が存在することによつて、狭い底部
表面16のレバー効果のために切り刃の半径方向
延長部全体に沿つて切れ刃23の後部接触表面2
4が接合壁15に接触するので、切り刃23の溝
13内での確実な把持が達成されることになる。
前記溝17は、その幅が内側接触表面25の幅の
少くとも半分であるように、接合壁15の半径方
向内側の点から底部表面16に向つて延びる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフライス刃物の側面図であ
る。第2図はフライス刃物に固定されるように作
られた切り刃の拡大斜視図である。第3図は第2
図の矢印の方向で見た切り刃の断面図である。
第4図は第2図の矢印の方向で見た切り刃の斜
視図である。第5図は第1図の線−による、
締付けねじによつて把持された切り刃の拡大部分
断面図である。 10…カツタ刃物、11…カツタ本体、13…
溝、14…締付けねじ、15…接合壁、16…底
部表面、17…凹み、20…頭部、22…円錐部
分、23…切り刃、24…後部接触表面、25…
内側接触表面、26…カツテイングエツヂ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数本の縦方向溝13を具備したカツタ本体
    11と該溝13に接合して配置される切り刃2
    3と該切り刃23をカツタ本体11に固定する
    締め付けねじ14を含んで構成され、前記溝1
    3はカツタ本体11の周面に延びており、それ
    ぞれが螺旋状の形状をしているカツテイングエ
    ツジ26を有する切り刃23に、前記溝13内
    の対応する2個の表面15,16と接合する2
    つだけの平面の接触表面24,25が設けら
    れ、前記切り刃23が前記カツタ本体11内に
    締めつけねじ14を用いて直接カツタ本体11
    の溝13にその中心軸線CL1に対して角度αで
    把持されており、フライス刃物の回転方向に向
    いている切り刃23の前部表面28に、前記カ
    ツタ本体11の溝13内の2個の支持表面1
    5,16に向けて切り刃23を押しつける締め
    つけねじ14の頭部20の円錐部分22と協働
    するように、前記2個の接触表面24,25の
    両方に対して傾斜している表面部分が設けられ
    ているフライス刃物。 2 前記溝13の底部表面16に沿つて形成され
    た凹み17が接合壁15の半径方向内側点の付
    近から前記底部表面16に向けて底部表面に沿
    つて延びることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のフライス刃物。 3 前記凹み17の幅が前記切り刃23の半径方
    向内側接触表面25の幅の少くとも1/2である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
    項記載のフライス刃物。 4 前記角度αが15゜から25゜、より好ましくは18゜
    から20゜の範囲の値であり、前記カツテイング
    エツジ26の螺旋形状が5゜から35゜、より好ま
    しくは15゜から30゜の間で変るとよい、カツタ本
    体11の中心軸線CL1に対する角度βを形成す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のフライス刃物。
JP2679784U 1984-02-28 1984-02-28 フライス刃物 Granted JPS60138612U (ja)

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JP2679784U JPS60138612U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フライス刃物

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JP2679784U JPS60138612U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フライス刃物

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Publication Number Publication Date
JPS60138612U JPS60138612U (ja) 1985-09-13
JPH0224572Y2 true JPH0224572Y2 (ja) 1990-07-05

Family

ID=30523146

Family Applications (1)

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JP2679784U Granted JPS60138612U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フライス刃物

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930980A (ja) * 1972-07-19 1974-03-19
JPS567615B2 (ja) * 1973-10-11 1981-02-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031866Y2 (ja) * 1979-06-27 1985-09-24 東芝タンガロイ株式会社 植刃式強ねじれカツタ

Patent Citations (2)

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JPS60138612U (ja) 1985-09-13

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