JPH02245665A - 自動生化学分析装置 - Google Patents

自動生化学分析装置

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JPH02245665A
JPH02245665A JP6683089A JP6683089A JPH02245665A JP H02245665 A JPH02245665 A JP H02245665A JP 6683089 A JP6683089 A JP 6683089A JP 6683089 A JP6683089 A JP 6683089A JP H02245665 A JPH02245665 A JP H02245665A
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JP
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analysis
sample
reaction
reagent
cartridge
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JP6683089A
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Minoru Ineji
稲次 稔
Susumu Saito
進 斉藤
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00603Reinspection of samples

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は免疫反応測定等の生化学分析を自動的に行うH
置に関するものである。
[従来の技術] いわゆる生化学分析と称されるものには種々のものがあ
るが、その代表的なものとしては免疫反応の測定がある
まずこの免疫反応の測定方法、すなわち酵素免疫測定方
法について説明する。
酵素免疫測定法は、酵素活性をマーカーとして抗原抗体
反応の程度を知り、これから抗原または抗体の量を定量
する方法であって、酵素標識抗原(または抗体)と非標
!mti’c原(または抗体)とが抗体(または抗原)
に対して競合しないサンドイツチ法や、酵素標識抗原(
または抗体)と非標識抗原(または抗体)とを競合させ
ることによってその非標識抗原量を求める競合反応法、
その他種々の方法がある。
第7図はサンドイツチ法による測定原理を説明するため
の図、第8図は競合法による測定原理を説明するための
図であり、61は固相担体、82は抗体、63は被測定
抗原、θ4は標識物質、e6は標識抗体、66は基質、
e7は生成物を示す。
サンドイツチ法は、第7図に示すように、■ まず、固
相担体61の表面に物理的な吸着や化学反応を利用した
結合により抗体e2を面相状態にしておき、これに被測
定抗原63を含むサンプルを加える。
■ その結果、サンプル中にはいろいろな真報成分があ
るものの、抗体62と抗原83とが特異的に反応しく第
1反応)、被測定抗原e3が固相化抗体62に結合する
ので、その後、洗浄を行うことによりサンプル中の真報
成分を廃棄する。
■ 次に、酵素をWA識動物質64して結合させた酵素
標識抗体66を添加する。
■ その結果、抗原抗体反応(第2反応)が起こり、面
相化抗体82に結合している抗原θ3の上に酵素標識抗
体E15が結合する。この場合、酵素標識抗体66は、
過剰に添加されるので、抗原e3と抗体65が結合して
生じた結合型の部分(b。
undlB)と結合していない遊離型の部分(free
F)ができる。
■ そこで、洗浄を行うことによって遊離型の部分(f
rees  F)の過剰酵素標識抗体を廃棄する。
つまり、B/F分離を行う。
■ 次に酵素反応を行う。このときの酵素活性は、結合
型の部分の酵素標識抗体の量によって決まるので、その
酵素標識抗体量は固相化抗体に結合した抗原量、すなわ
ち被測定抗原量を表すことになる。
競合反応法は、第8図に示すように、 ■ 抗体を固相化しておき、被測定抗原及び被測定抗原
と同じ抗原に標識を結合させた標識抗原を添加する。
■ その結果、抗原抗体反応が起こり、被測定抗原及び
標識抗原がそれぞれの量の割合に応じて固相化抗体に結
合する。
■、■ 次に、サンドイツチ法と同様にB/F分離を行
い、酵素反応を行う。このときの酵素活性は、結合型の
部分の酵素標識抗体の量によって決まるので、添加した
標識抗原量から検量線を使って被測定抗原量を求めるこ
とができる。
上記の方法は、いずれも所謂分離法であり、これに対し
てB/F分離を行わない非分離法もある。
非分離法は測定時間が早く操作が簡単であるが、測定感
度が低い等の欠点がある。それに比べて分離法は、測定
感度は高いが操作が非常に複雑且つ面倒であり、自動化
が難し〈従来はほとんどの場合手作業で行われていた。
上記の免疫測定を自動化する場合は、ポリスチレンボー
ルまたはガラスピーズ等の固相に抗体または抗原を固定
して固相化したものが固相試薬として用いられている。
この固相試薬は、不安定であるため、通常は保存液を溝
たした容器の中に入れておき、酵素免疫測定を行うとき
に容器の中から固相試薬を1つずつ反応検出容器に移し
、サンプルの分注、標識試薬の分注、B/F分離、洗浄
を行って、しかる後、結合型の部分を検出器へ移すよう
にしている。
ところで、このような免疫反応測定に代表される生化学
分析を行う場合に、あるサンプルについて1回だけで分
析が終了する場合もあるが、中には1回だけでは終了せ
ず、1回目の分析結果を見て2回目以降の生化学分析を
順次行っていかなければならないような場合もある。
そのような例としては、例えば再検(精@)と呼ばれる
ものがある。すなわち、1回目の分析は比較的簡略的に
行い(いわば1次スクリーニング)、その分析結果が所
定の状態と判定された場合には、判定を確実なものにす
るために再度同じ分析を、あるいは項目は同じでも1回
目よりも精度の高い分析を行うというものである。
また別の例としては、例えばHB肝炎ウィルスの測定の
ように、まず特定項目の分析を行い、その分析結果が所
定の状態と判定された場合にはさらに別の項目の分析を
順次行っていくようなものもある。具体的には、HB肝
炎ウィルス測定の場合、まずHBS抗原の測定を行い、
その結果が陽性(+)であれば、確定診断、病状判定、
治療方針決定等のために、順次、HBS抗体、HBe抗
原、HBe抗体、HBclgM等の測定を行うことが行
われている。また別の具体的な例として、まずCEAの
測定を行い、その分析結果によって、以下AFP、CA
19−9、CA125等を測定するものもある。
[発明が解決すべき課題〕 しかじながl;、上記のように1回目の分析を行い、そ
の分析結果によって2回目以降の分析を行うような場合
には、従来は、まず1回目用のサンプル(例えば血液や
尿等)を採取し、とりあえず1回目の分析を行う。そし
てその結果が所定の状態(上記HB肝炎ウィルスの測定
の場合であれば、陽性)と判定された場合には再度2回
目用のサンプルを採取し、2回目以降の分析を行うよう
にしているのが現状である。
このように従来は1回目の分析と2回目の分析とは時間
間隔をおいて行われており、その間隔は例えば1週間と
比較的長期になるため、サンプル採取に2度の手間がか
かったり、有効かつ確定的なデータが早期に得られない
という問題があった。
さ、らには、1回目の分析と2回目の分析とでサンプル
が異なってしまうため、分析の再現性が低いという問題
点もあった。
このような問題に対しては、例えば、全てのサンプルに
ついて無条件に2回以上の分析を連続的に行ってしまう
という解決策も考えられないではないが、大部分のサン
プルについては2回目以降の分析が不必要という現状、
あるいは前記HB肝炎ウィルスの測定のように不必要の
サンプルに対する2回目以降の分析が保険行政的に認め
られないようのものもあるという現状に照らせば、この
ような解決策は現実的でない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、免疫
反応測定等の生化学分析を行う場合に、再検等の2回目
以降の分析が必要なサンプルについては即座に判定し、
そのようなサンプルについてのみ、同一のサンプルに対
して連続的に2回目以降の分析を自動的に行うことので
きる自動生化学分析装置を提供することを目的とする。
口11題を解決するための手段] そのために本発明は、分析対象とするサンプルから採取
した検体に対して所定の項目の生化学分析を行う分析手
段と、当該分析手段の分析結果を所定値と比較して当該
分析結果が再度前記所定項目の生化学分析または別項目
の生化学分析を行うべき値であるか否かを判定する判定
手段と、当該判定手段の判定結果が再度前記所定項目の
生化学分析または別項目の生化学分析を行うべきとの判
定結果であったとき直ちに前記分析手段に指令信号を与
えて前記サンプルから採取した別の検体に対して生化学
分析所定項目の生化学分析または別項目の生化学分析を
行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明の自動生化学分析装置は、サンプル採取が1回で
済み、しかも必要な場合にのみその同じサンプルについ
て2回以上の分析が連続してかつ自動的に行われるため
、有効かつ確定的なデータを従来の1回の分析と同じ程
度の時間で早期に得ることが可能となる。
[実施例] 以下、実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明に係る自動生化学分析装置の一実施例構
成を示すブロック図、第2図は当該自動生化学分析装置
の一実施例の動作を説明するためのフロー図であり、図
中、100はサンプル、200は検体、300は検体分
注手段、400は分析手段、500は判定手段、eoo
は制御手段である。
ここで第1図、第2図の詳細な説明にはいる前に、本発
明の一実施例構成における分析装置1400に適用して
好適な自動免疫測定装置の一実施例について、第3図〜
第5図に基づいて説明する。
第3図は自動免疫測定装置の一実施例構成を示す図、第
4図は当該自動免疫測定装置に使用されるカートリッジ
の一実施例を示す図である。図中、1は反応ターンテー
ブル、2はカートリッジターンテーブル、3は試薬ター
ンテーブル、4はサンプルターンテーブル、5はサンプ
ルカップ、6はディスポチップ、7〜9はアーム機構、
10は検出器、11はダスト、12は制御処理部、21
はカートリッジ本体、22はフィルター 23は固相試
薬、24は排出孔、25は開口部、26はアルミキャッ
プ、27はオリメ、28は先端部を示す・ 第3図において、カートリッジターンテーブル2は、第
4図に示すような使い揄でのカートリッジ(反応検出容
器)を格納して回転するテーブルであり、取り外し可能
な10個のカセットで構成しそれぞれのカセットに30
個のカートリッジを格納できるようにした例を示してい
る。これによると、各区分には同じ固相化抗体のカート
リッジを格納するので、10項目分のカートリッジを用
意することができる。試薬ターンテーブル3は、mta
抗体の試薬ボトル及びその分注のためのディスポチップ
を格納して回転するテーブルであり、10!El類、す
なわち10項目分の試薬ボトルを格納できるようにした
例を示している。サンプルターンテーブル4は、サンプ
ルを収納したサンプルカップ6及びサンプルを分注する
ディスポチップ6を格納して回転するテーブルであり、
各サンプルカップ6に対応してその内側に2個のディス
ポチアプロを格納できるようにした例を示している。
反応ターンテーブル1は、カートリッジターンテーブル
2のカートリッジがセットされ1ボジシ四ンずつ回転し
ながら、先に説明したようにサンプルの分注、標識抗体
の添加、振動による攪拌反応、洗浄等を行うものである
。アーム機構7〜9は、反応ターンテーブル1とカート
リッジターンテーブル2、試薬ターンテーブル3、サン
プルターンテーブル4との間でカートリッジの挿脱、試
薬やサンプルの分注を行うための機構であり、それぞれ
の軌跡を示したのが円aN  bN  cである。また
、検出器10は、反応後のカートリッジに発光試薬を注
入して発光量を検出するものであり、ダスト11は、発
光態検出後のカートリッジを廃棄するところである。
このような自動免疫測定装置に使用されるカートリッジ
は、第4図に示すようにカートリッジ本体21が筒状を
なし、固相試薬23を入れ、その下にフィルター22を
設けたものであり、さらに、フィルター22の下に細い
排出孔24が途中まで設けられ、上端の開口部25がア
ルミキャップ2eで塞がれたものである。固相試薬23
は、数十μmφ程度の顆粒の表面に抗体を固定したもの
であり、固相試薬23の抗体や抗原は、蛋白質であるた
め分解しやすいので、防腐剤や一定のpHを保つための
&i街液等からなる保存液に浸されている。
また、排出孔24を設けた部分には、切り込まれたオリ
メ27があって、そのオリメ27において先端部28を
折り曲げることによってカートリッジ本体21から容易
に取り除くことができ、排出孔24を貫通させることが
できる。排出孔24は、極めて細い径で形成し、また、
フィルター22が配置されているので、カートリッジを
使用するに際して、先端部28がカートリッジ本体21
から取り除かれた状態においても、分注されたサンプル
や試薬、洗浄水等が排出孔24から容易に排出されず、
上端の開口部25から加圧空気を供給することにより、
或いは排出孔24から吸引することにより排出されるよ
うにしている。
したがって、カートリッジは、上端がアルミキャップ2
8により、下端が先端部28により完全に密封された状
態でフィルター22上に固相試薬23が保存され、カー
トリッジターンテーブル2に格納されている。そして、
このカートリッジをアーム機+R7によりカートリッジ
ターンテーブル2から反応ターンテーブル1に移送する
ときに、ダスト11に、おいて先端部28を取り除き、
反応ターンテーブル1の次のポジシロンにおいて保存液
を吐き出し、洗浄を行うようにしている。
次にこのような自動免疫測定装置の流系を基に動作を説
明する。
第5図は全体の流系図であり、31はドレインタンク、
32はコンプレッサー 33はインアウト切り替えバル
ブ、34〜37.51と531tポンプ、38〜41は
タンク、42は3方ジ1インド、43は抵抗管、44は
プレヒーター 45.52と54はバルブ、4Bはミキ
サーを示す。
流系は、第5図に示すように28ポジシヨンの反応ター
ンテーブル1において、ポジシロン■を基点とし、サン
プルや試薬の分注、洗浄等の流系が接続されている。基
点のポジシーン■で、始めにカートリッジを反応ターン
テーブルにセットし、この反応ターンテーブルを予め定
められた2種類のポジシーン数ずつ交互に回転させる。
反応後のカートリッジは検出器10に移される。
まず、第6図において反応ターンテーブル1に接続され
る各流系を説明する。
ドレインタンク31は、反応ターンテーブル1の各カー
トリッジから廃棄された保存液、洗浄液を収容するため
のものであり、反応ターンテーブル1の各ポジシーンの
下方に環状に設けたドレイン路に接続される。コンプレ
ッサ32は、保存液の廃棄やその直後の洗浄、B/F分
離での洗浄、ディスポチップの先端に残ったサンプルや
試薬の廃棄、洗浄のために加圧空気を供給するものであ
る。
タンク38は発光補助試薬、タンク39と40は、発光
試薬をそれぞれ収容するためのものであり、インアウト
切り替えバルブ33とポンプ34〜37は、発光補助試
薬、希釈液、発光試薬を送るためのものである。希釈液
及び洗浄液には、タンク41に収納された緩衝液が用い
られる。この緩衝液としては免疫反応を促進させる界面
活性剤や糖等の混合液が用いられる。これらの注入方法
の詳細については後述する。
洗浄工程では、バルブ46が選択的に開閉され、緩衝液
がタンク41から抵抗管43、プレヒータ44、バルブ
46を通してそれぞれのポジシーン■% @、@のカー
トリッジに注入される。そして次に、エアバルブが選択
的に開閉され、コンプレッサ32からエアバルブを通し
てそれぞれのポジシーン■、0、@のカートリッジに加
圧空気が供給される。通常の洗浄では、洗浄液(v&街
液)の注入、加圧空気による廃棄が4回行われる。
ポジシーン■では、サンドイツチ法と競合反応法が適用
できるように、サンプルの分注流系と標識抗体試薬の分
注流系が接続されるが、これらは、それぞれサンプルカ
ップ或いは試薬ボトルから専用のディスポチップを使っ
て吸入、分注している。
この場合、先端にサンプル或いは試薬が残留するので、
それらを加圧空気により吹き出すように加圧空気の流系
が接続されている。それが、サンプル分注系ではバルブ
52の流系であり、ディスポチップの先端をサンプルタ
ーンテーブル4のサンプルカップの中に挿入し、サンプ
リングポンプ51によりサンプルを吸引しポジシロン■
のカートリッジに分注した後にこの流系に切り替えられ
る。
同様に、試薬を分注する場合にも、ディスポチップの先
端を試薬ターンテーブル3の試薬ボトルの中に挿入し、
試薬ポンプ53により吸入、分注した後にバルブ54に
より加圧空気の流系に切り替えられる。また、内圧が上
がると吸引量が安定しなくなるので、大気開放用のバル
ブも設けられている。
次に、反応ターンテーブル1のポジションの回転に沿っ
て説明する。
ポジション■でアーム機構7が動作してカートリッジタ
ーンテーブル2から新しいカートリッジを搬送し先端部
を取り除いてセットする。
ポジシーン■に新しいカートリッジをセットするときに
第2図に示す先端部28をカートリッジから取り除いて
も、それだけでは中の保存液が廃棄されないので、ポジ
シーン■でカートリッジの上端開口部から加圧空気を送
りカートリッジの中の保存液を廃棄する。
次のポジシーン■で洗浄バルブをカートリッジの上端開
口部にセットして洗浄液と加圧空気を交互に例えば4回
繰り返し送ることによって洗浄を行う。
続いてポジシロン■で、希釈液を添加する。これは、血
液や血清、尿等を直接注入すると、種々の成分が免疫反
応に邪魔をする場合があるので、免疫反応を起こしやす
くするものである。
そして、ポジシロン■でサンプリングカップからディス
ポチップでサンプルを吸引し、カートリッジに分注する
その後は、1ボジシ四ンずつ回転する毎に振動を与え攪
拌することにより免疫反応(第1反応)を促進させ、ポ
ジシーン0で給水、加圧空気による排水を4回繰り返し
洗浄を行うことによって、先に説明したB/F分離を行
う。
ここでB/F分離後の動作について詳しく説明すると、
まず、ポジシロン[相]から20ポジシーン顕方向へ回
転させ、−旦ボジシ■ン0で止めてバッファとして希釈
液(緩衝液)を注入し、さらに10ポジシーン順方向へ
回転させて前回より1ポジシーン先のポジシーン■まで
進める。ここで振動による攪拌を行った後、同様に20
ポジシlン順方向へ回転させて一旦ポジシ■ン■で止め
て標識抗体の分注を行う。希釈液は、プレヒートして反
応温度を安定化し、免疫反応を円滑に行い促進させる作
用があると共に次の標識試薬を分注した場合に攪拌効果
を高める。これがサンドイツチ法の場合の操作である。
すなわち、10ポジシーンのピッチを回転させる操作と
20ポジシ1ンのピッチを回転させる操作を交互に行う
ことにより、前回のポジシーンから1ボジシ蓼ンずつ進
めるようにする。このようにするので、サンドイツチ法
でもサンプルの分注のポジシーン■で標識試薬の分注を
行う装置構成を採用することができる。その結果、ポジ
シロンOで同時にサンプルと標識抗原の分注を行うよう
に回転操作を制御することによって競合反応法の場合も
同様に同じ流系により免疫測定を行うことができる。
その後、ポジシーンOまで第1反応と同様に10ポジシ
ーンのピッチと20ボジシ曹ンのピッチにより交互に回
転させながら振動を与えて撹拌することにより免疫反応
(第2反応)を促進させ、ポジシ薯ンOで再び洗浄にょ
るB/F分離を行う。
そして、ポジシロンOで発光を強めるための発光補助試
薬を添加し、始めのポジション■で検出器10にカート
リッジを移す。検出器1oでは、カー) IJッジに発
光試薬を添加した直後に発光量を測定する。
上記の動作において、例えばボジシ1ン■に12秒間静
止してから順方向に20ポジシ四ンのピッチで回転して
ポジシーンOで12秒間静止し、次にポジシーン■まで
10ポジシーンピツチで回転して、24秒間かけてボジ
シ習ン■からポジシーン■・・・と1ポジシーンずつ進
めると、ポジシーン■においては、12秒間でまずカー
トリッジを検出器10に移し、新しいカートリッジをカ
ートリッジターンテーブル2から持ってきてセットする
ことになる。この場合には、第1反応に約3分、第2反
応に約5分を要し、全体として10分前後で1サンプル
の免疫反応測定を行うことができ、凡そ150テスI・
/hrの測定速度を実現することができる。
次に、発光試薬の注入方法について詳細に説明する。
前述したように、タンク38は発光補助試薬、タンク3
9と40は、発光試薬をそれぞれ収容しており、インア
ウト切り替えバルブ38とポンプ34〜37を介して発
光補助試薬、希釈液、発光試薬を送っている。希釈液及
び洗浄液には、タンク41に収納された緩衝液が用いら
れる。この緩衝液としては免疫反応を促進させる界面活
性剤や糖等の混合液が用いられる。タンク41は、密閉
構造にしてコンプレッサ32から加圧空気を供給して圧
力を加えることによって送液するように構成しており、
洗浄液は抵抗管43、プレヒータ44、バルブ45を通
し安定した所定の温度と流量になるように制御すること
によって反応をしやすくし反応の安定化を図っている。
同様に発光試薬においても、ミキサー46にヒーターを
付加することによって発光反応時の温度の安定化を図る
こともできる。
例えばインアウト切り替えバルブ33が図示の状態にお
けるポンプ吸引工程では、ポンプ34により発光補助試
薬がタンク38から吸引され、ポンプ35により希釈液
(水)がタンク41から吸引され、同様にポンプ38,
37により発光試薬がタンク39.40から同時に吸引
される。そして、インアウト切り替えバルブ33が切り
替わり(上半分が右方ヘシフトし)ポンプ吐出工程に入
ると、発光補助試薬と希釈液は、プレヒータ44を通し
て所定の温度に温められてそれぞれポジシ1ン01 ■
のカートリッジに注入される。また、発光試薬は、3方
ジ−インド42、ミキサー48を通してミキシングされ
、検出器10のカートリッジに注入される。
ところで発光試薬は、標識物質によって異なるが、例え
ばアクリジニウム(A cridinlu鴎)の場合に
は過酸化水素とアルカリの混合液、ルミノール(Lu■
1nol)の場合には過酸化水素とFeイオンの混合液
、ジオキセトン(1,2−D 1oxetono)の場
合には過酸化水素と蛍光物質との混合液が用いられるが
、これらは短時間で反応してしまうので、発光検出の直
前において、それぞれのボトルから3方ジヨイント42
、ミキサー46を通して同時に注入している。このよう
に検出を行う直前において発光試薬を混合するので、発
光試薬は安定した状態で保持することができる。
なお、上記実施例では2つの試薬の混合について説明し
たが、3試薬以上であってもよい。また、同一カートリ
ッジ内に211以上の試料が存在し、それらを別々に検
出するために別々な分注ノズルを用意し、各試薬を時間
差をおいて注入することにより各個別に検出することも
できる。
さらに1種の測定対象物とその他の存在する/(ツクグ
ラウンドがある場合に、第1の発光試薬の分注を行って
予め目的物質以外の)(ツクグラウンド物質を発光させ
た後、第2の試薬を分注し、目的発光物質の発光を検出
することもでき、このことによりパックグラウンドを除
去することができる。
次に、第1図及び第2図に戻って、本発明の一実施例に
ついて詳細に説明する。
まず、分析しようとするサンプル100から、複数(n
un≧2)の検体200m=200−を採取する(第2
図の81゜以下同様)。
このようにサンプル100から複数の検体を抽出するに
は、例えば、前述したように、サンプル分注用のディス
ポチップを複数個設けるようにするとよい。第6図は、
第3図の説明の部分で記載したように2個のディスポチ
ップeを設けた場合の模式的な図である。この図のもの
では、サンプル100の中に2個のディスポチップeを
同時に挿入し、サンプリングポンプ51で2個同時にサ
ンプル100を吸入して、検体200.と2002とを
抽出する。このようなディスポチップ6をサンプル分注
ポジシーンに移動させ、まず、検体200+のみを分注
して分析を行い、次に後衛するように2回目の分析が必
要と判定されたときには、残りの検体2002を分注す
るようにすれば、検体の抽出から2回目以降の分注にい
たるまでを自動化することが可能となる。この場合に、
ディスポチップ6の数が2個に限定されるものではなく
、必要な数だけ設ければよいことは言うまでもない。
再び第1図、第2図に戻って、複数の検体200+〜2
007が抽出されたならば、第1の検体200、を検体
分注手段300で分析手段400に分注して(S2L 
第1の分析を行う(S3)。
この分析結果を判定手段500に入力して所定の値等と
比較し、前記サンプル100について2回目以降の分析
(再検あるいは別項目での分析)が必要であるかどうか
の判定を行う(S4)。
そして、2回目以降の分析が必要でないと判定されれば
、分析を終了する(S6)。
一方、前記判定の結果、2回目以降の分析が必要とされ
た場合には、その判定結果を制御手段600に入力する
。制御手段600では、分析手段400と検体分注手段
300とに指令信号を与えて、次の検体2002を分析
手段400に分注させ、2回目の分析を行う。以下、こ
のループを、分析が必要なくなるまで、あるいは検体数
nに制限される回数だけ繰り返し行って、分析を終了さ
せるようにしている。
なお、以上の説明では、2回目以降の分析について、再
検(精検)あるいは別項目での検査等、積極的な理由に
よるものについて説明してきたが、その他にも、例えば
分析に何らかの異常が生じた場合のバックアップ用とし
て利用することもできる。
また、以上の説明では、免疫反応測定としてはいわゆる
バッチ式測定タイプについて説明してきたが、この他に
も反応生成物を連続的に流して計測するフローセルタイ
プにも本発明を適用できることは言うまでもない。
【発明の効果コ 以上のように本発明によれば、必要なサンプルについて
のみ2回以上の分析が連続してかつ自動的に行われるた
め、有効かつ確定的なデータを無駄なく、従来の1回の
分析と同じ程度の時間で早期に得ることが可能となる。
また、2回以上の分析を行う必要がある場合でもサンプ
ル採取が1回で済み、分析にかかる手間を大幅に軽減で
きる。
さらには、2回以上の分析が同じ時点で採取されたデー
タについて同時期に行われるため、データの安定性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動生化学分析HW1の一実施例
構成を示すブロック図、第2図は当該自動生化学分析装
置の一実施例の動作を説明するためのフロー図、第3図
は自動免疫測定装置の一実施例構成を示す図、第4図は
自動免疫測定装置に使用されるカートリッジの一実施例
を示す図、第6図は自動免疫測定装置の全体の流系図、
第8図はディスポチップの一実施例構成を示す図、第7
図はサンドイツチ法による測定原理を説明するための図
、第8図は競合法による測定原理を説明するための図で
ある。 100・・・サンプル、200・・・検体、400・・
・分析手段、500・・・判定手段、800・・・制御
手段。 出  願  人 日本電子株式会社 代理人 弁理士 菅 井 英 雄(外5名)112図 晃4図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分析対象とするサンプルから採取した検体に対し
    て所定の項目の生化学分析を行う分析手段と、当該分析
    手段の分析結果を所定値と比較して当該分析結果が再度
    前記所定項目の生化学分析または別項目の生化学分析を
    行うべき値であるか否かを判定する判定手段と、当該判
    定手段の判定結果が再度前記所定項目の生化学分析また
    は別項目の生化学分析を行うべきとの判定結果であった
    とき直ちに前記分析手段に指令信号を与えて前記サンプ
    ルから採取した別の検体に対して前記所定項目の生化学
    分析または別項目の生化学分析を行わせる制御手段とを
    備えたことを特徴とする自動生化学分析装置。
JP6683089A 1989-03-18 1989-03-18 自動生化学分析装置 Pending JPH02245665A (ja)

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