JPH0224392A - コークス炉炉壁付着カーボンの除去装置 - Google Patents

コークス炉炉壁付着カーボンの除去装置

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JPH0224392A
JPH0224392A JP17378288A JP17378288A JPH0224392A JP H0224392 A JPH0224392 A JP H0224392A JP 17378288 A JP17378288 A JP 17378288A JP 17378288 A JP17378288 A JP 17378288A JP H0224392 A JPH0224392 A JP H0224392A
Authority
JP
Japan
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sound
coke oven
wall
oven
pushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17378288A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hamaki
誠 浜木
Kiyomi Terasono
寺園 清己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0224392A publication Critical patent/JPH0224392A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は室弐タイプのコークス炉の炉壁付着カーボンの
音響を利用した除去装置に関するものである。
〈従来の技術〉 コークス炉炉壁にカーボンが付着すると熱伝達の悪化、
装入炭量の減少、押出抵抗増による押詰り増加等の問題
が発生する。そこで従来より下記に示すような種々のカ
ーボン除去法が提案されてきたが、それぞれに欠点を有
していた。
(a)空窩カーボン除去法 特開昭59−152988号公報及び特開昭61−23
1088号公報に開示されているように、コークス押出
後に押出機側とガイド車側、それぞれの炉蓋を装着せず
、数時間放置し、外気との接触によるカーボン燃焼、炉
内温度低下によるカーボン層の剥離脱落により除去する
方法がある。しかし、この方法は炉両端が開放であるた
め熱ロスが大きいことに加えて、急激な炉内温度低下に
よる煉瓦の目地切れが発生し易く、さらに長時間空窩に
せねばならず生産ロスは避けられない。
(b)カーボンスクレーパによる除去法実開昭58−3
4935号公報に開示されている技術であるが、第5図
(a)、 (b)に示すように、コークス炉炉壁1に付
着するカーボン3aを押出機ラムへラド5の上端に取付
けた掻板(カーボンスクレーバ)6で押出毎にラム4の
押出11進力を利用して掻き取る技術であるがA部詳細
に示す様に掻き取り部に限りがあること、そこで掻き取
部を拡張するために掻板6を大きくした場合、掻板自身
の摩滅が太き(なるばかりでなく、押出抵抗の増大によ
る押詰り、さらに横板の脱落による炉壁1の破…を誘発
することなどの欠点を有する。
(C)エアースカーフィングによる除去法第6図は押出
ラムヘラド5の背面に1乃至複数個の空気噴出ノズル7
を設け、空気圧縮機から空気配管8を経由して該噴出ノ
ズルから空気を噴出させて、付着カーボンを冷却除去あ
るいは吹き飛ばすことにより炉壁掃除を行う方法である
が、表層の成長初期のカーボンしか除去出来ないし、膨
大なエネルギーを要する欠点があった。
また1(12の技術として、特開昭61−21187号
公報に開示されているように、炭化室内の旋回できる噴
射ノズルを介して、炭化室壁面と平行に高速の空気等の
気体を噴射して、炉壁付着カーボンを一様に焼印除去す
る方法があるが、これも表層のカーボンしか除去出来な
いし、膨大なエネルギーを要する。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、掻板等の接触型掃除機では対応のとれ
ない複雑な曲面も掃除することのできるコークス炉炉壁
付着カーボンの除去装置を提供するものである。
また他の目的は、コークス炉を長時間開放空窩にするこ
とによる熱ロス及び耐火物目地切れのない、かつ圧縮空
気発生用エネルギーの消費が小さいコークス炉炉壁付着
カーボンの除去装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、コークス炉の押出機ラムヘッド背面に1乃至
複数個の音響発信装置を設けたコークス炉炉壁付着カー
ボンの除去装置で、押出機ラムヘッドの背面又は上部に
圧縮空気の噴出ノズルを設けることもでき、又はさらに
音響発信装置の音波発信方向を変えるように該音響発信
装置の姿勢変更制御装置を設けることができ、さらに好
ましくは音響発信装置の冷却保護カバーを設けたもので
ある。
く作 用〉 図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例で、押出機ラムへラド5背面
に、低周波の音を発生ずる音響発信装置9a、9bを偶
数個天井より約2mのレベルに設けている。コークス炉
押出作業すなわち押出ラムの前進及び後進中に該音響発
信装置から断続的に音波を発生せしめその音圧で炉壁付
着カーボンを炉壁より浮遊分離させる。
また第1図には、圧縮空気の噴出ノズル7を押出機ラム
ヘッド5の背面に設けた例を併記しているが、圧縮空気
の噴出ノズル7から連続的に出る圧縮空気流は付着カー
ボンの浮遊分離作用を相乗的に増加させる効果がある。
本発明装置は押出ラムに搭載されているので、通常の押
出作業中に掃除が可能であり、しかも特別な炉長方向の
移動装置を必要としない。従って別の掃除作業・掃除運
転の必要がない。
炭化室天井部は最もカーボン付着量が多く、また装入口
ホール2a〜2cは?J[雑な面で構築されているため
、接触式掃除では掃除出来にくい部分であるが、本発明
装置ではその音響発信器ホーンを天井に向けることによ
り、より容易に掃除が可能である。当然カーボン付着傾
向により任意の角度に音響発信器の向きを制御できるよ
うにすることが望ましい。
また音響発信装置を2個以上取付け、隣り合う発信器の
振動数を調整し、うなり現象を発生させ、同方向に音波
が到達する様取付けることは好ましい。
この例では天井面より2m低いレベルに音響発信装置9
a、9bを取付けているが押出ラムへラド5の構造、カ
ーボン付置傾向に応じて、任意の距離に取付けてもよい
が、一般のコークス炉では掃除対象物より3m以内が最
も効果的である。
ところで付着カーボンの除去に好ましい音圧レベルは1
20〜150dB程度で、130dB領域が最も好まし
い。120dB未満では剥離効果が不足気味となり、ま
た150dllを超えると炉壁煉瓦の損耗等の悪影響が
でてくる。
第4図は、音響発信器より、周波数22011z、音圧
レベル143〜145dll at 1 mの音波を、
供給空気圧5〜6kgf/crlGで発信させ、かつ圧
縮空気消費量20〜4ONl/stxで噴出したときの
カーボン除去に有効な音圧レベル130d[lへの到達
ラインを示すものである。
次に第2図に音響発信装置の基本フローを示す。
圧縮空気発生源18からの空気は圧力調整ユニット13
、電磁弁を経由して2個の音響発信器9a、9bに達し
、音を発生する。なお電磁弁の開閉は押出ラム前後進制
御装N11とリンクした電磁弁開閉制御装置IOにより
行う、該制御装置により押出作業中に任意のインターバ
ルで音響発信器を作動させることが可能となる。なお音
響発信器9a、9b及び電磁弁12以降の空気配管(ホ
ース状も含む)は押出ラム4及び押出ラムヘッド5に設
け、その他の機器は押出機架構に設ける。
空気配管14aと14bの長さに差を設けることで2個
対の音響発信器にうなり現象を発生させることが出来、
カーボンの浮遊・剥N1作用をさらに促進することがで
きる。第2図のフローは音響発信機2個について示して
いるが、偶数個であれば電磁弁12以降の構成部を増す
ことでカーボン付着量の増大に対応可能である。
第3図はコークス炉炭化室輻射熱から音響発信機を熱的
に保護する機構を示す、音響発信機ホーン出口部以外は
冷却保護カバー19で覆い、入口の水配管15より流入
した水は音響発信機を冷却し、出口の水配管16より押
出機の排水タンク(回路)に戻る。なお、該冷却保護カ
バー19は耐熱性の劣るダイヤフラム部20を全周覆う
ものであり、さらに冷却保護カバー19.水配管15.
16.空気配管等は断熱材7で覆われている。ここでの
冷媒は水としたが、冷却性能が大で取扱い上問題がなけ
れば物質の種類を問わない。
本発明装置による付着カーボンの除去作業は、高温の炭
化室に押出ラムが前後進する操業工程の中で非接触方式
で行なえる。
〈発明の効果〉 上述のように本発明装置は、非接触の掃除装置であるた
め、掻板等の接触型掃除機では対応のとれない複雑な曲
面も掃除出来る様になった。
さらに接触型ゆえ発生する掻板等の摩滅取替が不用とな
るばかりでなく、掻板の脱落による炉壁耐大物破t)l
が皆無となる。
また従来のように長時間開放空窩にすることが不用とな
り、熱ロスの防止、耐火物の目地切れが防止でき炉命延
長となる。
また通常の押出作業中に掃除作業が同時にできるので、
通常のコークス炉操業をデイスクープすることがない。
また付着カーボンの除去により押詰りか減少しコークス
炉の安定操業に寄与する等その効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概念図、第2図は音響発信装置の
フロー、第3図は音響発信装置の冷却状態を示す図、第
4図は音圧レベルを示す測定図、第5図(a)は従来装
置の概念図、(b)は(a)のA部詳細図、第6図は他
の従来例を示す概念図である。 1・・・コークス炉炭化室壁、2・・・装入口ホール、
3・・・付着カーボン、    4・・・押出ラム、5
・・・押出機ラムヘッド、 6・・・掻き板、7・・・
圧縮空気噴出ノズル、8・・・空気配管、9・・・音響
発信器、    IO・・・?it&II弁制御装置、
11・・・押出ラム前後進制御装置、 12・・・電磁弁、    13・・・圧力調整ユニッ
ト、14・・・音響発信器行空気配管、 15・・・入口水配管、  I6・・・出L1水配管、
17・・・断熱材、    18・・・圧縮空気発生源
、l9・・・冷却保護カバー 20・・・音響発信器ダイヤフラム部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コークス炉の押出機ラムヘッド背面に1乃至複数個
    の音響発信装置を設けたことを特徴とするコークス炉炉
    壁付着カーボンの除去装置。 2、請求項1記載の押出機ラムヘッドの背面又は上部に
    圧縮空気の噴出ノズルを設けたことを特徴とするコーク
    ス炉炉壁付着カーボンの除去装置。 3、音響発信装置の音波発信方向を変えるように該音響
    発信装置の姿勢変更制御装置を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のコークス炉炉壁付着カーボンの除
    去装置。 4、音響発信装置の冷却保護カバーを設けたことを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のコークス炉炉壁付着カ
    ーボンの除去装置。
JP17378288A 1988-07-14 1988-07-14 コークス炉炉壁付着カーボンの除去装置 Pending JPH0224392A (ja)

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JP17378288A JPH0224392A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 コークス炉炉壁付着カーボンの除去装置

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JP17378288A Pending JPH0224392A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 コークス炉炉壁付着カーボンの除去装置

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JP (1) JPH0224392A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06322374A (ja) * 1993-05-11 1994-11-22 Nippon Kasei Chem Co Ltd コークス炉装炭口自動掃除装置
EP0708069A1 (en) 1994-10-14 1996-04-24 Kawasaki Steel Corporation Surface-treating agent for high-temperature refractory material and method for treatment therewith

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06322374A (ja) * 1993-05-11 1994-11-22 Nippon Kasei Chem Co Ltd コークス炉装炭口自動掃除装置
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