JPH02243206A - 裏座グリ加工用工具 - Google Patents
裏座グリ加工用工具Info
- Publication number
- JPH02243206A JPH02243206A JP6372789A JP6372789A JPH02243206A JP H02243206 A JPH02243206 A JP H02243206A JP 6372789 A JP6372789 A JP 6372789A JP 6372789 A JP6372789 A JP 6372789A JP H02243206 A JPH02243206 A JP H02243206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- shaft
- main shaft
- cutting edge
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マシニングセンタ等工作機械を用いて1段取
り換えなしに加工を行うための裏ザグリ加工用工具に関
する。
り換えなしに加工を行うための裏ザグリ加工用工具に関
する。
従来の裏ザグリ用工具は、遠心力を利用して刃具を出す
方式あるいは、ワークに工具の一部を押し付けて刃具を
出す方式である。前者では刃具取付部が弱いためワーク
取代の大小によって工具が破損するという問題がある。
方式あるいは、ワークに工具の一部を押し付けて刃具を
出す方式である。前者では刃具取付部が弱いためワーク
取代の大小によって工具が破損するという問題がある。
後者はワークの取代が大きい場合、削り残しがあるため
取り代に相当分だけ人手により加工位置を調整しなけれ
ばならない、なお、この種のものとして例えば実開昭5
8−136247号が挙げられる。
取り代に相当分だけ人手により加工位置を調整しなけれ
ばならない、なお、この種のものとして例えば実開昭5
8−136247号が挙げられる。
上記従来技術は、切刃の強度が十分でなく、破壊する可
能性が高いものや、ワーク上面にストッパを当てること
で仕上面を傷つけてしまうというような問題があった。
能性が高いものや、ワーク上面にストッパを当てること
で仕上面を傷つけてしまうというような問題があった。
本発明は工具として十分な強度と信頼性を持ち。
更にワークの他の面に傷つけることなく確実で高能率な
裏ザグリ加工を行える工具を提供することを目的とする
。
裏ザグリ加工を行える工具を提供することを目的とする
。
CAMを解決するための手段〕
上記目的を達成するために、十分な強度を持った切刃を
スライド機構によって確実に出入させる構造としたもの
である。
スライド機構によって確実に出入させる構造としたもの
である。
工作機械主軸より与えられた回転運動は、切刃を含む工
具回転部に伝えられ、加工時の送り運動となる、また同
時に、工具本体に組込まれた減速機構により減速された
回転運動は、回転部内で直線往復運動へ変換される。こ
の往復運動によりスライド機構が駆動され切刃が主軸と
直角方向へ出入して、加工時の切込を与えることになる
。
具回転部に伝えられ、加工時の送り運動となる、また同
時に、工具本体に組込まれた減速機構により減速された
回転運動は、回転部内で直線往復運動へ変換される。こ
の往復運動によりスライド機構が駆動され切刃が主軸と
直角方向へ出入して、加工時の切込を与えることになる
。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第3図に
より説明する。
より説明する。
工具本体部1には、工作機械主軸部および位置決めブロ
ックに嵌合されるテーパ部2と固定ブロック3があり、
これらにより工具全体が工作機械に固定される。テーパ
部2内には工作機械主軸の回転を伝えるための上部回転
軸4が貫通していて工具本体部1内に達している。この
上部回転軸4下端には上部歯車5があり、これとかみ合
う王道星歯車6.更に工具本体内部に切られた内部歯車
8とで遊星歯車機構を構成する。王道星歯車は適当な長
さの遊星歯車軸9の上端にあるが、軸下端にも不遊星歯
車7があり内部歯車8.下部歯車10とかみ合い同様の
機構を構成する。下部歯車10下部にはシリンダシャフ
ト11が取り付けられ、工具本体下部から外へ出ていて
回転出来るようになっている。
ックに嵌合されるテーパ部2と固定ブロック3があり、
これらにより工具全体が工作機械に固定される。テーパ
部2内には工作機械主軸の回転を伝えるための上部回転
軸4が貫通していて工具本体部1内に達している。この
上部回転軸4下端には上部歯車5があり、これとかみ合
う王道星歯車6.更に工具本体内部に切られた内部歯車
8とで遊星歯車機構を構成する。王道星歯車は適当な長
さの遊星歯車軸9の上端にあるが、軸下端にも不遊星歯
車7があり内部歯車8.下部歯車10とかみ合い同様の
機構を構成する。下部歯車10下部にはシリンダシャフ
ト11が取り付けられ、工具本体下部から外へ出ていて
回転出来るようになっている。
遊星車両軸9の中間には、上部回転板12が鉛直方向に
フリーな状態で取り付けらねていて、その回転軸は上部
歯車5内のベアリングで保持されている。上部歯車5と
上部回転板12の間にはスプリング13があり上部回転
板12を下部回転板14へ押し付けている。スプリング
13は上部歯車5に取り付けられているが、上部回転板
12上のベアリング15によりスムーズに回転出来るよ
うになっている。
フリーな状態で取り付けらねていて、その回転軸は上部
歯車5内のベアリングで保持されている。上部歯車5と
上部回転板12の間にはスプリング13があり上部回転
板12を下部回転板14へ押し付けている。スプリング
13は上部歯車5に取り付けられているが、上部回転板
12上のベアリング15によりスムーズに回転出来るよ
うになっている。
下部回転板14には内部シャフト16が取り付けられて
いて、シリンダシャフト11内に達している。内部シャ
フト16先端にはネジが切られていて、ボールネジ部1
7と組み合わせられている。
いて、シリンダシャフト11内に達している。内部シャ
フト16先端にはネジが切られていて、ボールネジ部1
7と組み合わせられている。
ホールネジ部17は内部シャフト16の突き出しを避け
られる適当な空間を持ち、その下にスライド18が取り
付けられている。ボールネジ部17はシリンダシャフト
11の内面に沿ってスムーズに上下出来るような円筒形
となっている。
られる適当な空間を持ち、その下にスライド18が取り
付けられている。ボールネジ部17はシリンダシャフト
11の内面に沿ってスムーズに上下出来るような円筒形
となっている。
スライド18は円筒を任意の面で斜めに切断した形状で
あり、切断面以外はシリンダシャフト11内面と摺動す
るようになっている。切断面にはアリ溝があり切刃19
下部のT字突起と組み合わせられていて、摺動するよう
になっている。
あり、切断面以外はシリンダシャフト11内面と摺動す
るようになっている。切断面にはアリ溝があり切刃19
下部のT字突起と組み合わせられていて、摺動するよう
になっている。
シリンダシャフト11下部には切刃19をガイドし、出
入させるための穴20があけられている。
入させるための穴20があけられている。
またシリンダシャフト11下端にはストッパ21が取り
付けられていてシリンダに蓋をしている。
付けられていてシリンダに蓋をしている。
加工を行う際には、先ず工作機械の主軸の回転を止める
。そして工具を加工を行う穴部へ切刃所定の位置に来る
まで挿入する。その後主軸を回転させる。
。そして工具を加工を行う穴部へ切刃所定の位置に来る
まで挿入する。その後主軸を回転させる。
主軸の回転は上部回転軸4より工具本体1内部へ伝えら
れる。そして遊星歯車部を経てシリンダシャフト11と
伝えられる。この回転数は主軸の回転数とほぼ等しく、
加工時の送り運動となる。
れる。そして遊星歯車部を経てシリンダシャフト11と
伝えられる。この回転数は主軸の回転数とほぼ等しく、
加工時の送り運動となる。
一方、遊星歯車軸9より上部回転板12へ伝えられる回
転は、遊星歯車機構により適度に減速された回転となる
。この回転は下部回転板14.内部シャフト16を経て
ボールネジ部17へ伝えられる。ここで回転運動は直線
運動へ変換されボールネジ部17を下部させ、スライド
18を下に押し出すことになる。スライド18の溝と組
み合わせられている切刃19は穴部20により保持され
ていて下降することが出来ないため、溝の傾斜につれて
主軸回転軸と直角方向へ徐々に押し出されることになる
。これが加工時の切込となる。
転は、遊星歯車機構により適度に減速された回転となる
。この回転は下部回転板14.内部シャフト16を経て
ボールネジ部17へ伝えられる。ここで回転運動は直線
運動へ変換されボールネジ部17を下部させ、スライド
18を下に押し出すことになる。スライド18の溝と組
み合わせられている切刃19は穴部20により保持され
ていて下降することが出来ないため、溝の傾斜につれて
主軸回転軸と直角方向へ徐々に押し出されることになる
。これが加工時の切込となる。
所定の切込まで達すると、スライド18の先端がストッ
パ21に当たる、この状態になるとこれ以上切込めなく
なり、切刃の駆動部に大きな負荷がかかることになる0
通常の切込時の負荷の場合は、上部回転板12はスプリ
ング13により下部回転板14に適当な力で押し付けら
れ、その摩擦力によって駆動が伝えられるようになって
いる。
パ21に当たる、この状態になるとこれ以上切込めなく
なり、切刃の駆動部に大きな負荷がかかることになる0
通常の切込時の負荷の場合は、上部回転板12はスプリ
ング13により下部回転板14に適当な力で押し付けら
れ、その摩擦力によって駆動が伝えられるようになって
いる。
しかしそれ以上の大きな負荷が生じた場合には、摩擦力
では駆動出来なくなり上部回転板12が空転することに
なる。
では駆動出来なくなり上部回転板12が空転することに
なる。
このためストッパ21のスライド18と当る位置を変え
ることで切刃の突出し量を調整出来る。
ることで切刃の突出し量を調整出来る。
またストッパ21には大きな負荷がかかるため、シリン
ダシャフト11と頑丈に締結されなければならない。
ダシャフト11と頑丈に締結されなければならない。
加工終了後は1度主軸を止め、今度はこれまでと逆方向
に主軸を回転させる。これによりスライド18が上昇し
切刃19をシリンダシャフト11内に引き込ませる。切
刃19が完全に引き込まわるとボールネジ部の上面がシ
リンダシャフト11内の突起部22に当り、下降時と同
様に高負荷を生じさせ上部回転板12が空転する。この
後、主転の回転を止めて次の加工へと移る。
に主軸を回転させる。これによりスライド18が上昇し
切刃19をシリンダシャフト11内に引き込ませる。切
刃19が完全に引き込まわるとボールネジ部の上面がシ
リンダシャフト11内の突起部22に当り、下降時と同
様に高負荷を生じさせ上部回転板12が空転する。この
後、主転の回転を止めて次の加工へと移る。
これらの一連の動きにより、穴の表側から挿入した工具
により裏ザグリ加工が可能である。
により裏ザグリ加工が可能である。
本実施例によれば、切込量の調整だけを一度人手で行え
ばあとは自動的に段取り換えなしに裏ザグリ加工が可能
であり、加工の高能率化に大きな効果がある。
ばあとは自動的に段取り換えなしに裏ザグリ加工が可能
であり、加工の高能率化に大きな効果がある。
本発明は1以上説明したように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。
に記載されるような効果を奏する。
高剛性な切刃で安定した切込が自動的に与えられるため
、裏ザグリ加工において信頼性の高い高能率の加工を行
うことが出来る。
、裏ザグリ加工において信頼性の高い高能率の加工を行
うことが出来る。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
のI−I線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図で
ある。 l・・・工具本体、5・・・上部歯車、6,7・・・遊
星歯車。 9・・・遊星歯車軸、10・・・下部歯車、11川シリ
ンダシヤフト、12・・・上部回転板、14・・・下部
回転板、18・・・スライド、19・・・切刃。 第 図 晃 2 (2) tq 第 3 図 tq−−“士刀刀
のI−I線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図で
ある。 l・・・工具本体、5・・・上部歯車、6,7・・・遊
星歯車。 9・・・遊星歯車軸、10・・・下部歯車、11川シリ
ンダシヤフト、12・・・上部回転板、14・・・下部
回転板、18・・・スライド、19・・・切刃。 第 図 晃 2 (2) tq 第 3 図 tq−−“士刀刀
Claims (1)
- 1、スライド機構により回転軸と直角方向へ移動する切
刃と、該スライド機構を往復動させるためのネジ部と、
該ネジ部を駆動するための歯車部より成りこれらの動力
を主軸の回転より取り出すことを特徴とした裏座グリ加
工用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6372789A JPH02243206A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 裏座グリ加工用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6372789A JPH02243206A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 裏座グリ加工用工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02243206A true JPH02243206A (ja) | 1990-09-27 |
Family
ID=13237724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6372789A Pending JPH02243206A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 裏座グリ加工用工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02243206A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617806U (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-08 | 株式会社田中鉄工所 | 工作機械へのワーク取付位置決め装置 |
JP2015161189A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | シリンダブロックの加工方法及び装置 |
CN109922910A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-06-21 | 日本Nt工程技术株式会社 | 带位置修正功能的作业机械 |
JP2020097068A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 切削加工装置及び切削加工方法 |
JP2021502903A (ja) * | 2017-11-14 | 2021-02-04 | ケトコーポレーション,エス.エー. | 内部チャネルを機械加工するための装置およびそれぞれの操作方法 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP6372789A patent/JPH02243206A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617806U (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-08 | 株式会社田中鉄工所 | 工作機械へのワーク取付位置決め装置 |
JP2015161189A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | シリンダブロックの加工方法及び装置 |
CN109922910A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-06-21 | 日本Nt工程技术株式会社 | 带位置修正功能的作业机械 |
CN109922910B (zh) * | 2016-11-10 | 2020-10-16 | 日本Nt工程技术株式会社 | 带位置修正功能的作业机械 |
JP2021502903A (ja) * | 2017-11-14 | 2021-02-04 | ケトコーポレーション,エス.エー. | 内部チャネルを機械加工するための装置およびそれぞれの操作方法 |
JP2020097068A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 切削加工装置及び切削加工方法 |
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