JPH02242020A - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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JPH02242020A
JPH02242020A JP6126989A JP6126989A JPH02242020A JP H02242020 A JPH02242020 A JP H02242020A JP 6126989 A JP6126989 A JP 6126989A JP 6126989 A JP6126989 A JP 6126989A JP H02242020 A JPH02242020 A JP H02242020A
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heater
ceramic
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ignition
molecules
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Yasuhiko Suzuki
泰彦 鈴木
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、セラミックヒータで加熱して燃焼機器の点
火を行う点火装置に係わり、特にその着火性の向上、お
よびセラミックヒータの耐久性の向上に関する。
[従来の技術] 燃料ガス、気化させた石油などの液体燃料の着火には、
圧電素子に打撃を与えたり、電池の電圧を昇圧させてパ
ルス状の高電圧を得て、この高電圧をスパーカ−で火花
放電させる放電点火式が多用されている。
また近年、燃焼機器には、その作動の自動化と安全性の
向」−のため、電子制御機器が搭載されてきており、前
記火花放電に着火源から発生する電波雑音が電気回路に
生じ、これら電子部品の誤作動の原因となる場合がある
。このため電波雑音を生じない利点から、点火装置とし
てセラミックヒータの使用が検討されている。
このセラミックヒータは、電気絶縁性のセラミック焼結
体製基板(絶縁体)内に、電気抵抗体を埋設して形成さ
れている0通常、基板はセラミックグリーンシートを積
層して焼成するか、またはセラミック粉体をホットプレ
ス焼成して製造される。このため、製造の上の要請から
平板、角柱または丸棒など比較的単純な形状を呈する。
また電気抵抗体は高墓点金属または導電性セラミックか
らを1導電体ペーストを、所定のパターンで前記積層さ
れるセラミックグリーンシートの内側表面に塗布して同
時焼成するか、または線材をセラミック粉体内に配して
ホットプレス焼成して形成されるため、前記基体内に埋
設されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、現在、都市ガスとして多用されている天然ガ
ス、石油系ガスなどは、着火温度の高い難着火性燃料で
あり、この燃料ガスを確実に着火させるためには、セラ
ミックヒータを1100℃程度と極めて高温度に昇温さ
ぜる必要がある。このような高温度となる加熱を繰り返
すと、セラミックヒータは、基板の材料として窒化珪素
、アルミナなどの耐熱性の高いセラミックを使用した場
合においても、経時的に組織の劣化が進み、耐久性が不
十分となる。
この発明の目的は、燃料の点火時のセラミックヒータの
表面温度を比較的低温に設定しても、難着火性ガスなど
の燃料ガスを確実に着火でき、これにより耐久性が向上
できるセラミックヒータを用いた点火装置の提供にある
[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、この発明のセラミックヒータを用
いた点火装置は、複数のセラミックヒータを、点火する
燃料の近傍に近接して取り付け、着火源となる燃料を複
数のヒータ面で加熱する構成を採用した。
[作用および発明の効果] この発明のセラミックヒータを用いた点火装置は、着火
させるガス状燃料が2つ以上のし−タ面間を通過する。
この際、燃料は複数のヒータ面で集中的に加熱され、点
火する。現在家庭などで多用されている難着火性燃料ガ
スは、単一のヒータ面で加熱するときには、ヒータ面を
1100℃程度に昇温さぜないと、確実な点火およびこ
の点火により誘発される燃焼の持続(=着火)が得られ
ない、しかるに、複数のし−タ面で加熱するときは、ヒ
ータ面間に位置する燃料分子は、近接した複数のし−タ
面から同時にエネルギを付加され、短時間で活性化し、
付近の酸素分子と反応する。
これより、単一ヒータ面ので加熱するときに較べ、ヒー
タ面の表面温度が30〜60℃低い温度でも確実な点火
ができる。また点火による燃焼熱は、その一部が複数の
ヒータ面間で保持されるなめ、点火した燃料の周りの燃
料分子の点火温度に昇温される割合が高く、酸化反応の
連鎖的拡大(=着火)が円滑になされる。これらのため
、着火に必要なセラミックヒータの温度を低く設定する
ことができ、耐久性が増大できる。
[実施例] この発明を第1図に示す一実施例に基づき説明する。
この発明にかかるセラミックヒータを用いた点火装置は
、点火用パイロットバーナ1の噴出口10の近傍に同一
形状のセラミックヒータ2.2を、近接して取り付けた
構成を有する。4は前記パイロットバーナ1により点火
されるメインバーナを示す。
各セラミックヒータ2は、第2図に示すごとく、窒化珪
素、アルミナなどの電気絶縁性で耐熱性に優れたセラミ
ックを焼結してなり、矩形平板を呈する基板(絶縁体)
3に、略W字状のパターンで炭化タングステン70重景
%と残部窒化珪素からなる導電体31を埋設させた構造
を有する。
本実施例では、基板3は窒化珪素を主体とするセラミッ
ク焼結体製であり、基部は円筒状のセラミック製ホルダ
ー(碍子)32に固着されている。
該ホルダー32から突出した部分が発熱(ヒータ)面°
30となっている。またホルダー32に固着されている
部分には、リード線33.34が接続されている。
この実施例では、セラミックヒータ2.2を、パイロッ
トバーナ1の噴出口10から噴出した燃料ガス(−次空
気を含んでも良い)が、2つ−のヒータ面30.30で
同時加熱できるように取り付けられている。ヒータ面3
0.30は、4mmの間隔を隔てて平行、かつ同一投影
面に配置されている。各ヒータ面30は、厚さx=2m
m、巾y=4mm、碍子32から突き出している長さ2
=33mmの帯板状を呈する。
この構成において、セラミックヒータ2.2に通電し、
各ヒータ面30.30を1050℃に加熱しておくとと
もに、パイロットバーナ1から燃料ガスを噴出する。ヒ
ータ面30.30間の燃料ガスの分子は両ヒータ面から
加熱を受け、酸素分子との反応温度に昇温される。これ
により燃料分子は周りの酸素分子と結合し、点火がなさ
れる。
この点火による燃焼熱は、周りに放射されるが°、その
一部はヒータ面30.30間に保持され燃焼する燃料の
自己増殖に寄与し、円滑な着火がなされる。
セラミックヒータ2は、ヒータ面30の寸法が、厚さx
=1〜3mm、巾y=l〜9mm%x/y=1〜3、長
さz=5y以上、のらのが燃焼機器の点火装置に好適で
ある。
セラミックヒータ2.2は、パイロットバーナlの噴出
口10から噴出した燃料ガスが複数のヒータ面30.3
0で同時加熱できるように接近して取り付ける必要があ
る。この取り付は関係は上記実施例の平行的配置に限定
されないが、上記寸法範囲の矩形板状セラミックヒータ
2を使用する場合は、第3図および第4図に示すごとく
、長手方向の軸心を平行に配置した場合に、つぎの位置
関係にあることが望ましい、Xは燃料ガスの流れ方向、
Yはその直交方向、Zはセラミックヒータの軸方向であ
る。
X≦X≦4x y≦Y≦4y O98z≦Z≦1.22 第5図のA〜Dにヒータ面30の配置の例を示す0表1
に、これらA〜Dの配置において、純度99%のメタン
ガスGを着火させるのに必要なヒータの表面温度との関
係を測定したデータを、第5図のEに示すヒータ面30
が単一の比較例とともに示す。
この表1により、セラミックヒータを2本組み合わせて
使用すると、着火に必要なヒータ面の表面温度が30℃
〜60℃低下することが証明される。
第6図はセラミックヒータのヒータ面の表面温度と、耐
久寿命との関係を示す、耐久試験は窒化珪素を絶縁体と
して用いたセラミックヒータに通電し、ヒータ面の表面
温度を1100℃〜1300℃の範囲の設定温度に1分
間維持し、つぎの1分間通電を停止するサイクルにより
行った。この設定温度は、急速昇温時において生じるオ
ーバーシュートにより、通常の使用温度より約10%の
過昇温が生りることを見込んである。従って、1300
℃は使用温度の1180℃、1200℃は1090℃、
1100℃は1000℃にそれぞれ相当する。
この第6図に示すグラフから、窒化珪素を主体とする絶
縁体を用いたセラミックヒータならば、使用温度が30
℃〜60℃低下するとその耐久寿命は、3倍〜5倍にな
ることが分かる。
上記実施例では、ヒータ面が同一の平板状を呈する2本
のセラミックヒータを用いる場合について述べたが、セ
ラミックヒータは3本以上であっても良く、各ヒータ面
がそれぞれ互いに異形状であっても良く、さらにはヒー
タ面は曲板状でありも良い、この様な場合においても、
複数のし−タ面が燃料ガスを集中的に同時加熱できるこ
とが必須要件であるとともに、燃焼熱がヒータ面間に保
持できることが望ましい。
(以下余白) 表 命との関係を示すグラフである。
図中、1・・・パイロットバーナ 2川セラミツクヒー
タ 3・・・セラミック製基板 4・・・メインバーナ
 30・・・ヒータ面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数のセラミックヒータを、点火する燃料の近傍に
    近接して取り付け、着火する燃料を複数のヒータ面で同
    時加熱するセラミックヒータを用いた点火装置。 2)複数のヒータ面間で、点火による燃焼熱の一部を保
    持する請求項1記載のセラミックヒータを用いた点火装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281535A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Hino Motors Ltd バーナ用放電着火装置
JP2013114995A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kyocera Corp ヒータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241028U (ja) * 1975-09-17 1977-03-23
JPS6270261U (ja) * 1985-10-18 1987-05-02

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