JPH02241780A - プリンタの据置型インクリボンカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ドツト式プリンタ等に使用される据置式のインクリボン
カセットに関し、 １種類の据置式インクリボンカセットで印字桁数の異な
る数種類のプリンタに使用可能な融通性のある据置式イ
ンクリボンカセットを提供することを目的とし、 プリンタ用のインクリボンを収容するカセット本体を少
なくとも２つに分割し、分割し７た第２ケースを第１ケ
ースに入子式にすると共に選択的に固定できるように構
成したプリンタの据置型インクリボンカセットを構成す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明はドツト式プリンタ等に使用される据置式のイン
クリボンカセットに関する。

カセットに収容したインクリボンをカセットごとプリン
タ装置にセットし、使用後はカセットごと取り外して交
換することができるカセット式インクリボンが多用され
ている。この種のインクリボンカセットには、印字ヘッ
ドを搭載したキャリアと共に移動するキャリア搭載型イ
ンクリボンカセットど、ヘッドとともに移動しない据置
型インクリボンカセットとがあるが、据置式インクリボ
ンカセットはカセット自体を移動させるための機構を必
要としないためヘッド駆動機構が簡単となりヘッドを高
速で往復移動させることができ高速プリンタのインクリ
ボンとして適する反面、ヘッドが往復するストローク、
即ち１行当たりの印字桁数に対して融通性がない１．こ
の点、゛シャリア搭載型インクリボンカセットは印字桁
数に関係なく共通のものを使用可能である。従って、据
置型インクリボンカセットについても、印字桁数に対し
て融通性のあるものが望まれる。

〔従来の技術〕

従来の据置式インクリボンカセットは、プリンタ装置側
の印字桁数１．応じて２−　：３種類のカセット、例え
ば１３６桁用、１１０桁用、８０桁用の：：１種類の長
さの異なるカセットを準備し、プリンタ装置の種類に応
じで使い分けており、これらのカセット間では互換性が
なかった、。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記のよ）な従来の据置式インクリボン
カセットでは、種々の異なる桁数のプリンタ装置につい
て個々に長さの異なるものを数種類準備し７、長さの適
合するインクリボンカセットを選んで所定のブ１１ンタ
にセット１，７なければならなかった。２τ、のため、
インクリボンに要する経費が嵩み、またカセットが数種
類となるため取扱が不便であった。

そこで、本発明は、１種類の据置式インクリボンカセッ
トで印字桁数の異なる数種類のプリンタに使用可能な融
通性のある据置式インクリボンカセットを提供すること
を目的とする。

〔課題を解決ｒるための手段〕

このような課題を解決するために１、本発明によれば、
プリンタ用のインクリボンを収容するカセット本体を少
なくとも２つに分割し、分割した第２ゲースを第１ケー
・スに入子式にすると共に選択的に固定できるように構
成したプリンタの据置型、インクリボンカセットが提供
される。

〔作　用〕

本発明によイ１．ば、カー１てフト本体を少なくとも２
つに分割し、相互に入子式になっておりかつ選択的に固
定できるので、印字桁数の界なる種７でのブリンク装置
について、その印字桁数に適合する長さに第１ケースを
第２ケースから引き出し或いは挿入し、所定位置で両者
を固定し、当該印字桁数に適合した長さの１゛つのイン
クリボンカセットとしてプリンタ装置にセットすること
ができる。

〔実施例〕

以下、添付図面を８照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

第１図〜第３図は本発明のプリンタの据置式インクリボ
ンカセットの各実施例の概略図である。

これらの図において、インクリボ゛／（図示せず）を収
容するカセッ■・本体は、例えばプラスチック等で成形
された２つケースに分割されでいる。第１ケース１０及
び第２ケース２０（！、前後にやや長く上下に短い矩形
の断面を有する筒状で、第２ケ・−ス２０は第１ケース
１０に入子式に嵌合できるようになっている１、第１ケ
ースの一端（左端）及び第２ケースの他端（右端）には
後方へ延びたアーム部１１．２１を有し、後述のように
これらのアーム部１１．２１でインクリボンはループを
描く。

第１図の実施例では、第１ケース１０の適当な位Ｗに固
定ねじ１２を挿入できる穴を設け、一方策２ケース２０
にはねじ穴２２ａ、２２ｂを設：・ノておく。そして、
第２ケース２０を第１ケース１０に嵌合し、１３６桁用
の横幅の長いカセットとするためにはねじ穴２２ａに固
定ねじ１２を差し込んで第１ケース１０と第２ケース２
０とを固定１１７．８０桁用の横幅の短いカセットとす
るためにはねじ穴２２１）に固定ねじ１２を差し込んで
両者を固定する。カセットの長さを明瞭に識別できるよ
うにするため、第１ケース１０と第２ケース２０の境目
付近にマークＡを設けておくのが便利である１、第２図
の実施例では、第１ゲース１０に対応する側の第２ケー
ス２０の前後場部を第１．ケース１０側へ延長し、これ
らの延長部先端に、前後に突出しか一つ上下に延びた爪
２２．２３を設ける。−・方、第１ケース１００前後壁
部には爪２２．２３に対応する縦溝１２ａ、１２ｂ及び
１３ａ、１３ｂを設ける。そして、第２ケース２０を第
１ケース１０に嵌合し、１３６桁用の横幅の長いカセッ
トとするためには第２ケース２０の爪２２．２３を第１
ケース１０の縦溝１２ａ、１３ａに嵌合せしめ、８０桁
用の横幅の短いカセットとするためには第２ケース２０
の爪２２．２３を第１ケース１０の縦溝１２　Ｎ）、１
３ｂに嵌合せしめる。爪２２．２３は延長した縁部の弾
性変形によりこれらの縦溝に嵌合するのでカセットの横
方向の長さはし、っかりと固定される。なお、カセット
の長さを明瞭に識別できるようにするため、第１ケース
１０の縦溝の付近にマークＢを設けておくのが便利であ
る。

第３図の実施例では、第２ケース２０の前壁に左右（横
）方向の細溝２４を設げ、この細溝２４に連接する穴２
５ａ−ｄを所定の間隔置きに設けてお（１，一方、第１
ケー・ス１０の前壁に１カ所の外側へ折り曲げた折曲部
１４を設け、この折曲部１４の内側に穴２５ａ−ｄに対
応する１つの突起１５を設ける。第２ケース２０を第１
ケース１０に嵌合し、第２ケース２０の穴２５ａ−ｄの
何れかを突起１５の位置に合わせ、折曲部１４を内側へ
折り曲げる。このとき、突起１５が穴２５ａ−ｄの何れ
かに嵌入しく例えば、穴２５ａは１４０桁、２５ｂは１
２０桁、２５Ｃは１００桁、２５ｄは８０桁に対応する
）、カセットの横方向の長さが固定される。

なお、所定の長さに固定した後も、折曲部１４を外側へ
折曲げ、第２ケース２０を第１ケー・ス１０に対して引
抜き又は挿入することにより、突起１５を他の穴２５ａ
−ｄに嵌合させて長さを調節することができる。なお、
カセットの長さを明瞭に識別するため、第１ケース１０
と第２ケース２０の境目に付近にマークＣを設けておく
のが便利である。なお、３第３図の実施例では、固定機
構をケース本体の前壁に受けたが、後壁に設けてもよく
、また前後壁の両方に対応して設けてもよい。

第４図は本発明のカセットの蓋部分を省略したインクリ
ボン力セッＩ・の斜視図で、インクリボン１は第１ケー
ス１０と第２ケース２０とからなるカセット本体にジグ
ザグ状に収容されている。通常の据置式インクリボンカ
セットと同様、第１ケース１０の端部には第５図に示す
ようなブレーキ部があり、一方策２ケース２０の端部に
は第６図に示すような駆動部がある。インクリボン１は
第１ケース１０のブレーキ側の出［］２から引き出され
、板ばねのブレーキ３を通り、アーム１１に弓き出され
る。そして、ループ状に延ばされ、第２ケース２０のア
・・・ム２１より駆動部、即し駆動ローラ４とテンショ
ンローラ５との間に通され、第２カセット２０の内部・
＼収容されジグザグ状にされている。テンシコンローラ
５はばね（図示せず）で駆動ローラ４側に付勢されてい
るので、テンションローラ５をばねに抗して矢印のよう
に駆ｔ１１ローラ４から離ずことにより、インクリボン
１を駆動ローラ４とテンションローラ５間に容易に通す
ことができる。

第７図及び第８図は本発明のインクリボンカセットをプ
リンタに装着する状態を示す側面温浸び斜視図である。

通常の据置式インクリボンカセットと同様、プリンタ側
にセットする。即ち、カセットの両側壁には固定ビン６
と固定用爪７が設けられ、”方プリンタ側のリボンフレ
ー・ム３０にはこれらに対応する切欠部３１．３２が設
けられる。

従って、カセットの固】１テビン６をリボンフレーム３
０の切欠部３１に嵌め込み、これを回転軸としてカセッ
トの固定用爪ｔを切欠部３２に引っ掛ける。このように
、カセットをプリンタにセラ）した時、駆動ローラ４は
カセットの裏面よりプリンタ側の駆動軸（図示せず）に
係合する。なお、カセットの上部にあるリボン送り７ノ
ブ８で駆動ローラ４を第８図の矢印方向に回転し、イン
クリボン１を送ることができる。インクリボン１には常
にプレー・キ３による張力がかかっているので１、アー
ム１１．２１間ではカセットとほぼ平行に、即ちプリン
タにセットしたとき第９図に示すプラテン３５と平行に
ぴんと張られている。そして、印字ヘッド３６　（第９
図）がカセット本体とインクリボン１との間をプラテン
３５と平行に往復移動し、インクリボン１を介してプラ
テン３５上の印、刷用紙３７に印字を行う。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明によれば、カセット本体
を少なくとも２つに分割し、第１ケースと第２ケースを
相互に入子式としかつ選択的に固定できるようにしたの
で、印字桁数の異なる種々のプリンタ装置について、１
種類の据置式インクリボンカセットで適用可能となる。

また、高速プリンタのように、印字ヘッドをストローク
の両端部で急停止させるためのマージンを必要とする場
合においても本発明の据菅式インクリボンカセットをそ
のまま適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）、第２図（ａ）、の）及び第３図
（ａ）、（ｂ）は本発明の据置式インクリボンカセット
の各実施例を示す図、第」図は据置式インクリボンカセ
ットの斜視図、第５図は同カセットのブレーキぶ平面図
、第６図は同カセットの駆動部の平面図、第７図及び第
８図は据置式インクリボンカセットのプリンタへの装着
状態を示す側面図及び斜視図、第９図はプリンタ要部の
概略図である。 ト・・インクリボン １０・・・第１ケー・ス ２０・・・第２ケース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、プリンタ用のインクリボン（１）を収容するカセッ
   ト本体を少なくとも２つに分割し、分割した第２ケース
   （２０）を第１ケース（１０）に入子式にすると共に選
   択的に固定できるように構成したことを特徴とするプリ
   ンタの据置型インクリボンカセット。