JPH02241121A - 中継監視制御方式 - Google Patents

中継監視制御方式

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JPH02241121A
JPH02241121A JP1061651A JP6165189A JPH02241121A JP H02241121 A JPH02241121 A JP H02241121A JP 1061651 A JP1061651 A JP 1061651A JP 6165189 A JP6165189 A JP 6165189A JP H02241121 A JPH02241121 A JP H02241121A
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Kenichi Ono
健一 小野
Kazuaki Kito
鬼頭 一彰
Akito Oyamada
小山田 明人
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、一つの親局と複数の子局との間で時分割多元
接続方式により無線通信を行なう時分割多元接続無線通
信システムに関する。
(従来の技術) 近年、通信技術の発達や通信ニーズの多様化に伴い種々
の通信システムが開発されており、その中に時分割多元
接続(T D M A :Tb1Ie Divisio
nMultjple Access  )方式を採用し
た無線通信システムがある。第3図はその基本構成を示
すもので、このシステムは複数の端末装置DAが接続さ
れた一つの親局Aと、この親局Aの通信エリア内に任意
に分散配設された複数の子局B1〜Bnとから構成され
、これらの子局B1〜Bnには各々端末装置DBが接続
されている。そして、親局Aから各子局B1〜Bnへは
例えば第4図(a)に示す如く連続波からなる時分割多
重信号(TDM信号)を送出し、子局B1〜Bnから親
局Aへは第4図(b)に示す如く上記TDM信号に同期
して各子局B1〜Bn毎に予め割当てられたタイムスロ
ットTSI〜TSnにバースト波からなる送信信号を送
出することにより、親局Aの端末装置DAと各子局B1
〜Bnに接続された端末装置DBとの間で相互通信を行
なっている。
ところで、この種のシステムでは、端末装置DBの設置
場所が遠隅地だったり、また山やビル等の障害物により
親局と子局との間の見通しが利かないと、この子局は親
局との間で品質の良い通信を行なうことができない。そ
こで従来では、例えば第5図に示す如く山の頂上やビル
の屋上等の見通しの良い場所に中継装置Rを設置し、親
局Aと子局Biとの間の無線電波をこの中継装置Rて中
継するようにしたシステムが考えられている。
(発明か解決しようとする課題) ところが、この種の従来のシステムは、中継装置Rによ
り単にデータトラヒックを中継するだけであるため、親
局Aにおいて無線伝送路の状態を親局A−中継装置R間
と中継装置R−子局Bi間とで区分けして監視制御する
ことができない。したがって、例えば中継装置Rの故障
等により中継装置Rと子局Biとの間が伝送不能になっ
た場合でも、全伝送区間を点検して障害発生箇所を捜さ
なければならず、このため障害復旧に多くの時間と手間
を要していた。またこの問題点を解決するために、親局
Aと子局との間にデータ伝送用の回線とは別に監視制御
用の回線を敷設し、この回線を使用して伝送路を監視制
御する方式が考えられている。しかし、この従来の方式
では監視制御用の回線を別途敷設しなければならないた
め、システムが極めて大損りになるとともに高価になる
問題があった。
本発明はこのような事情に着目し、別に監視制御用の回
線を敷設することなく伝送区間を区分けして監視制御で
きるようにし、これにより監視制御能率が高くかつ簡単
で安価なシステムを構築し得る中継監視制御方式を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、複数の端末装置か接続される一つの親局と、
各々少なくとも一つの端末装置が接続される複数の子局
とを備え、上記親局側の端末装置と子局側の端末装置と
の間で親局および子局を介して時分割多元接続方式によ
り無線通信を行なう時分割多元接続無線通信システムに
おいて、上記複数の子局のうちの任意の子局とこの子局
に接続される端末装置との間に、一対の中継用対向型無
線装置により設定される無線回線区間を監視制御するに
際し、上記親局から送出される時分割多重信号中にデー
タ伝送用タイムスロットとは別の監視制御用スロットを
設けて、この監視制御用スロットに監視制御情報および
監視制御対象の識別情報を挿入して伝送し、かつ上記子
局で上記監視制御スロットを分離して、このスロットに
挿入されている監視制御対象の識別情報が当該子局に対
応するものであるときに上記監視制御スロットに挿入さ
れている監視制御情報を中継用対向型無線装置へ転送す
るようにしたものである。また、中継用対向型無線装置
から転送されてきた監視制御情報を子局が当該子局の識
別情報と併せて監視制御スロットに対応するタイミング
でバースト送出し、親局がこのバースト波から当該子局
の識別情報および監視制御情報を読み出し、必要な監視
制御表示等を行なうようにしたものである。
また本発明は、親局から送出される時分割多重信号中に
データ伝送用タイムスロットとは別の監視制御用スロッ
トを設けるとともに、この監視制御用スロットをマルチ
フレーム構成とし、このマルチフレーム構成の監視制御
用スロットを選択的に用いて監視制御情報および監視制
御対象の識別情報を伝送するようにしたことも特徴とし
ている。
(作用) この結果本発明によれば、中継監視制御情報をデータ伝
送用の時分割多重信号の一部を利用して監視制御対象と
なる中継用対向型無線装置との間で確実に伝送すること
が可能となるので、データ伝送用の回線とは別に監視制
御用の回線を敷設する必要がなくなり、これによりシス
テム構成を簡単かつ安価にすることができる。
また本発明によれば、監視制御用スロットをマルチフレ
ーム構成にしたことにより、複数の監視制御対象に対し
並列的に監視制御情報を伝送することが可能となり、こ
れにより監視制御対象の数が多い場合でもこれらの制御
対象を各々円滑に監視制御することができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例における中継監視制御方式を
適用した時分割多元接続無線通信システムの要部構成を
示すものである。尚、本実施例では端末装置DBiを親
局AAに対し見通しの悪い場所に設置する場合を例にと
って説明する。
親局AAと上記端末装置DBiとの間のその両方に対し
見通しの良い場所には、上記端末装置DBiを接続する
ための子局BBiが設置しである。また、上記見通しの
良い場所および端末装置DBiの設置場所には、互いに
対をなす対向型無線装置CC,DDがそれぞれ設置して
あり、このうち対向型無線装置CCは上記子局BBiと
ともに中継局RRを構成している。尚、親局AAに対し
見通しの良い場所に設置される端末装置についでは、例
えば図中のDBkのように子局BBkに直接有線接続さ
れている。
ところで、これらの各局装置のうち先ず親局AAは、無
線回線終端装置10とアンテナ12を備えた無線送受信
装置11とを有しており、このうち無線送受信装置11
は変復調ユニットおよび高周波ユニットを内蔵している
。無線回線終端装置10は、送信信号の多重化および受
信TDMA信号の分離を行なう多重分離ユニット13と
、この多重分離ユニット13に対し各々信号バスを介し
て接続された複数のインタフェース14とを備えており
、これらのインタフェース14には有線回線を介して端
末装置DAI〜DAnがそれぞれ接続されている。また
無線回線終端装置10は、監視制御ユニット15を備え
ている。この監視制御ユニット15は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として有するもので、データ伝
送制御手段の他に監視制御手段を備えている。この監視
制御手段は、各子局および対向型無線装置CC1DDの
監視制御を行なうもので、その際の監視制御情報の伝送
は次のように行なわれる。すなわち、第2図に示す如く
マルチフレーム構成となっているTDM信号の各フレー
ム毎に、データ伝送用タイムスロットTSI〜TSnと
は別に用意されている汎用スロットを利用して監視制御
用スロットRTSを設ける。この監視制御用スロットR
TSは第2図に示す如くマルチフレーム構成となってい
る。そして、1つの監視制御対象への監視制御情報を監
視制御対象の識別番号(ID番号)とともにこれらの監
視制御用タイムスロットRTSのうちの一つに多重化し
て送信している。すなわち、1つの監視制御対象への監
視制御情報は1マルチフレ一ム周期で送信される。尚、
16は無線回線終端装置10に対し、各データ伝送用タ
イムスロットTS1〜TSnに対する子局または端末装
置の割当てを表わす回線割当情報等を人力するためのコ
ンソールである。 一方子局BBiも、上記親局AAと
同様に無線回線終端装置20と、アンテナ22を備えた
無線送受信装置21と、コンツル28とを有している。
このうち無線回線終端装置20は、親局AAから送られ
るTDM信号中のデータ伝送用タイムスロットT S’
l〜TSnの分離および端末装置DBi、DBjからの
送信信号の多重化を行なう多重分離ユニット23と、こ
の多重分離ユニット23に接続される端末装置接続用の
インタフェース24.25および監視制御情報多重分離
部26と、監視制御ユニット27とを備えている。この
うちイン、タフエース24および監視制御情報多重分離
部26は、端末装置DBi用として対向型無線装置CC
に有線接続される。またインタフェース25は有線回線
を介して端末装置DBjに直接接続される。監視制御情
報多重分離部26は、前記親局AAから送られたTDM
信号中から監視制御用スロットRTSを分離し、先ずこ
のスロットに挿入されている監視制御対象のID番号を
自局に接続されている端末装置のID番号と照合する。
そして、この照合の結果両番号が一致した場合に、上記
監視制御用スロットRTSに挿入されている監視制御情
報を対向型無線装置CCへ転送する。また、対向型無線
装置CCから転送された監視制御情報をTDMAフレー
ムの監視制御用スロットに挿入して親局AAへ送出する
また対向型無線装置CC,DDは、端末装置が1台接続
される場合の子局と同じ構成を有するもので、各々無線
回線終端装置30.40と、アンテナ32.42を備え
た無線送受信装置3141とを有している。このうち無
線回線終端装置3040は、多重分離ユニット33.4
3と、インタフェース34.44と、監視制御ユニット
35.45とから構成される。そして、インタフェース
34には前記子局BBiのインタフェース24が接続さ
れ、またインタフェース44には有線回線を介して端末
装置DBiが接続されている。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明す
る。親局AAにおいて、各端末装置DAI〜DAnから
出力されたデータは、監視制御2 御ユニット15の指示に従って各々インタフェース14
を経て多重分離ユニット13でTDM信号中の対応する
データ伝送用タイムスロットTSI〜TSnに多重化さ
れ、しかるのちTDM信号として無線送受信装置11か
ら各子局BBへ向けて送出される。尚、このとき上記各
送信データは、各データ伝送用タイムスロットTSI〜
TSnにおいて、各々第2図に示す如く送信先端末装置
DBのID番号および保守用情報SVとともに多重化さ
れて送出される。これに対し各子局BBでは、上記親局
AAからTDM信号が送られ、この信号が無線送受信装
置21で受信されると、多重分離ユニット23で先ず受
信TDM信号に対するフレツム同期がとられる。そして
、この状態で受信TDM信号中から自局に予め割当てら
れているデータ伝送用タイムスロットTSI〜TSnが
分離抽出される。この分離された受信データは、監視制
御ユニット27の指示に従って対応するインタフェース
に転送され、このインタフェースから端末装置DBへ向
けて送出される。
一方各子局BB側の端末装置DBから出力されたデータ
は、各子局BBにおいてインタフェースを経て多重分離
ユニット23に導入される。多重分離ユニット23では
、各々自局に割当てられたデータ伝送用タイムスロット
の送出タイミングが前記受信TDM信号により検出され
ており、上記送信データはこの送信タイミングにバース
ト信号として無線送受信装置21を紅て親局AAへ向は
送出される。これに対し親局AAでは、上記各子局BB
からバースト信号が送られると、多重分離ユニット13
で上記各バースト信号がデータ伝送用タイムスロットT
SI〜TSn毎に分離され、監視制御ユニット15の指
示に従って各々対応するインタフェース14を経て端末
装置1)Al〜DAnへ転送される。
ここで、いま仮にTDM信号のデータ伝送用タイムスロ
ットTSiが端末装置DBiに割当てられていたとする
と、このデータ伝送用タイムスロットTSiにより親局
AAから伝送されたデータは、子局BBiの多重分離ユ
ニット23で分離抽出されたのちインタフェース24を
経て対向型無線装置CCへ転送される。そうすると、対
向型無線装置CCでは上記転送データがインタフェース
34を経て多重分離ユニット33に導かれ、この多重分
離ユニット33から無線送受信装置31を介して対向型
無線装置DDへ向けて送信される。
これに対し対向型無線装置DDでは、上記中継局RRの
対向型無線装置CCから多重化信号が送られると、この
多重化信号は無線送受信装置41で受信されたのち無線
回線終端装置40の多重分離ユニット43に導かれ、こ
こで受信データが分離される。そして、この受信データ
はインタフェース44を経て端末装置DBiへ転送され
る。
一方端末装置DBiから出力されたデータは、対向型無
線装置DDのインタフェース44を経て多重分離ユニッ
ト43に導かれ、この多重分離ユニット43から前記中
継局RR側から送られた多重化信号に同期して設定され
た送信タイミングで無線送受信装置41を経て送出され
る。そうすると中継局RRの対向型無線装置CCでは、
上記対同型無線装置DDから多重化信号が送られると、
この信号は先ず無線送受信装置31で受信されたのち多
重分離ユニット33で受信データが分離される。そして
、この受信データはインタフェース34を経て子局BB
iへ転送される。
これに対し子局BBiは、上記対向型無線装置CCから
データが転送されると、このデータをインタフェース2
4を経て多重分離ユニット23に導く。そして、この多
重分離ユニット23において、送信元の端末装置DBi
が割当てられたデータ伝送用タイムスロットTSiの送
信タイミングで、上記対向型無線装置CCから転送され
たデータをバースト信号として無線送受信装置21を経
て親局AAに向けて送信する。親局AAでは、先に述べ
たように各子局BBから送られるバースト信号を無線送
受信装置11で受信したのち、多重分離ユニット13で
データ伝送用タイムスロットTS1〜TSn毎に分離し
、ている。このため、上記端末装置DBiの送信データ
も2.上記多重分離ユニット13で分離され、しかるの
ちインクフェ一ス14を経て例えば端末装置DAiに転
送される。
かくして、親局AAと、この親局AAに対し見通しが利
かない場所に設置された端末装置DBiとの間で同等支
障なくデータ伝送が行なわれる。
ところで、上記中継用の対向型無線装置CC3DDの動
作状態を親局AAが監視する場合は次のように行なわれ
る。すなわち、親局AAは監視制御ユニット15により
監視制御情報と監視制御対象である端末装置DBiのI
D番号とをそれぞれ発生し、これらをマルチフレーム構
成となっている各監視制御用スロットRTSのうち空い
ている任意のスロワ)RTSの送信期間に多重分離ユニ
ット23に供給する。そうすると、上記監視制御情報お
よびID番号は、多重分離ユニット13でTDM信号の
上記任意の監視制御情報用スロットRTSに挿入され、
データ伝送用スロットTSI〜TSnに挿入された送信
データとともに無線送受信装置11から子局へ向けて送
信される。これに対し子局BBiは、TDM信号が受信
される毎に、監視制御情報多重分離部26で監視制御用
スロットRTSを分離して、このスロットRTSからI
D番号および監視制御情報を抽出し、この抽出したID
番号の照合を行なっている。そして、いま例えば抽出し
たID番号が自局に接続される端末装置DBiのID番
号と一致したとすると、上記監視制御用スロットRTS
から抽出した監視制御情報を対向型無線装置CCの監視
制御ユニット27へ転送する。そうすると上記監視制御
情報は、対向型無線装置CCに対する監視制御情報であ
る場合は、対向型無線装置CCがこの情報に従って動作
し、対向監視装置DDに対する監視制御情報である場合
は、対向型無線装置CCの多重分離ユニット33でイン
タフェース34を経て導入されたデータとともに多重化
されたのち、無線送受信装置31から端末装置DBi側
の対向型無線装置DDへ向けて送信される。そして、こ
の対向型無線装置DDの無線送受信装置41で受信され
て多重分離ユニット43でデータと分離されたのち、監
視制御情報は監視制御ユニット45に入力される。しか
して、対向型無線装置DDは上記監視制御情報に従って
動作する。−刃対向型無線装置DDからの監視制御情報
は多重分離ユニット43でインタフェース44を経て入
力されたデータと共に多重化された後、無線送受信装置
41から対向型無線装置CCへ向けて送出される。そし
て、この対向型無線装置CCの無線送受信装置33で受
信され、多重分離ユニット33でデータと分離された後
、監視制御情報は監視制御ユニット35に入力される。
監視制御ユニット35ては対向型無線装置CC自体の監
視制御情報も処理されており、監視制御ユニット35か
ら時分割多元接続無線通信システムの子局BBiへ対向
型無線装置CCおよびDDの監視制御情報が転送される
転送された監視制御情報は監視制御情報多重分離部26
で監視制御情報用スロットRTSに挿入され、無線送受
信装置21から親局に向けて送信される。親局では無線
送受信装置11でこれを受信し、多重分離ユニット13
でデータと分離された後、監視制御ユニット15に入力
される。しかして対向型無線装置CC,DDの監視制御
表示等が親局て行われる。
このように本実施例であれば、親局AAから各子局へ送
出されるTDM信号フレームに設けられている汎用スロ
ットを利用して監視制御用スロットRTSを設け、この
監視制御用スロットRTSを用いて中継用の対向型無線
装置CC,DDを監視制御するための監視制御情報を監
視制御対象のID番号を付して送出し、子局BBiの監
視制御情報多重分離部26て上記監視制御用スロットR
TSを分離してID番号の照合を行ない、この照合の結
果受信ID番号が端末装置DBiのID番号と一致した
場合に、上記監視制御情報を対向型無線装置CC,DD
へ送出するようにし、また対向型無線装置CC,DDか
らの監視制御情報を時分割多元接続無線通信システムの
子局に転送し、この子局が自局のID番号と合わせて監
視制御情報用スロットRTSに対応するタイミングでバ
ースト送出し、これを親局が受信してID番号と監視制
御情報とを読み出し、必要な監視制御表示などを行なう
ようにしたので、中継用の対向型無線装置CC,DDを
監視制御するための監視制御情報をTDM信号、TDM
A信号を用いて伝送することができる。このため、従来
のように監視制御用の別回線を敷設する必要がなくなり
、これによりシステム構成を簡単かつ安価にすることが
できる。また、上記監視制御情報には監視制御対象のI
D番号を付して送信しているため、監視制御が必要な中
継区間がシステム内に複数箇所ある場合でも、これらの
中継区間を選択的に監視制御することができる。さらに
、監視制御用スロットRTSをマルチフレーム構成とし
たことにより、複数の中継区間に対し並行して監視制御
情報を伝送することができ、これにより複数の中継区間
を能率的に監視制御することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、一つの子局に各々中継区間を経て接続される複数
の端末装置が接続されている場合には、親局から送出す
るID番号の上位側ビットを子局の識別用とし、下位側
ビットをこの子局に接続される端末装置の識別用として
構成すればよい。このようにすれば、一つの子局に複数
の端末装置が各々中継用の対向型無線装置CC,DDを
介して接続されている場合でも、各中継区間を選択的に
監視制御することができる。また、前記実施例ではIT
DM信号フレームに1つの監視制御用スロットRTSを
設けた場合について説明したが、システム内の子局数に
対してTDM信号のデータ伝送用タイムスロット数に余
裕がある場合には、ITDM信号フレームに複数の監視
制御用スロットを設けてもよい。その他、TDM信号中
における監視制御用スロットの設定位置や子局の構成、
各対向型無線装置の構成等についても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、複数の子局のうち
の任意の子局とこの子局に接続される端末装置との間に
、一対の中継用対向型無線装置により設定される無線回
線区間を監視制御するに際し、上記親局から送出される
時分割多重信号中にデータ伝送用タイムスロットとは別
の監視制御用スロットを設けて、この監視制御用スロッ
トに監視制御情報および監視制御対象の識別情報を挿入
して伝送し、かつ上記子局で上記監視制御スロットを分
離して、このスロットに挿入されている監視制御対象の
識別情報が当該子局に対応するものであるときに上記監
視制御スロットに挿入されている監視制御情報を中継用
対向型無線装置へ転送するようにし、中継用対向型無線
装置から転送されてきた監視制御情報を子局から上記と
は逆の手順で監視制御情報スロットに挿入して親局に伝
送するようにしたことによって、別に監視制御用の回線
を敷設することなく伝送区間を区分けして監視制御する
ことができ、これにより監視制御能率が高くかつ簡単で
安価なシステムを構築し得る中継監視制御方式を提供す
ることができる。
また本発明によれば、親局から送出される時分割多重信
号中にデータ伝送用タイムスロットとは別の監視制御用
スロットを設けるとともに、この監視制御用スロットを
マルチフレーム構成とし、このマルチフレーム構成の監
視制御用スロットを選択的に用いて監視制御情報および
監視制御対象の識別情報を伝送するようにしたことによ
って、複数の監視制御対象に対し並行して監視制御情報
を伝送することができ、これにより監視制御対象の数が
多い場合でもこれらの監視制御対象を各々能率良く円滑
に監視制御できる中継監視制御方式を提供することかで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における中継監視制御方式を
適用した時分割多元接続無線通信システムの機能構成図
、第2図は同システムで用いられるTDM信号のフレー
ム構成図、第3図は時分割多元接続無線通信システムの
基本構成図、第4図はTDM信号およびTDMA信号の
フレーム構成図、第5図は従来の時分割多元接続無線通
信システムの構成の一例を示す概略図である。 AA・・・親局、RR・・・中継局、BBi、BBk・
・・子局、CC,DD・・・対向型無線装置、DAI〜
DAn・・・親局側の端末装置、DBi、DBjDBk
・・・子局側の端末装置、10,20,30゜40・・
・無線回線終端装置、11,21.31゜41・・・無
線送受信装置、12,22,32.42・・アンテナ、
13.23.33.43・・・多重分離ユニット、14
.24,25,34.44・・・端末装置用のインタフ
ェース、15,27,35゜45・・・監視制御ユニッ
ト、16.28・・・コンツル、26・・・監視制御情
報多重分離部、F・・・フレム同期スロット、TS1〜
TSn・・・データ伝送用タイムスロット、RTS・・
・監視制御用スロット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の端末装置が接続される一つの親局と、各々
    少なくとも一つの端末装置が接続される複数の子局とを
    備え、前記親局側の端末装置と子局側の端末装置との間
    で親局および子局を介して時分割多元接続方式により無
    線通信を行なう時分割多元接続無線通信システムにおい
    て、 前記複数の子局のうちの任意の子局とこの子局に接続さ
    れる端末装置との間に、一対の中継用対向型無線装置に
    より設定される無線回線区間を監視制御するに際し、前
    記親局から送出される時分割多重信号フレームにデータ
    伝送用タイムスロットとは別の監視制御用スロットを設
    けて、この監視制御用スロットに監視制御情報および制
    御対象の識別情報を挿入して伝送し、かつ前記子局で前
    記監視制御スロットを分離して、このスロットに挿入さ
    れている制御対象の識別情報が当該子局に対応するもの
    であるときに前記監視制御スロットに挿入されている監
    視制御情報を中継用対向型無線装置へ転送し、また中継
    用対向型無線装置から転送されてきた監視制御情報を子
    局から監視制御用スロットに対応するタイミングで自局
    の識別情報と合わせてバースト送出し、親局ではバース
    ト波に挿入されている識別情報、監視制御情報を読み出
    し、監視制御表示部へ転送するようにしたことを特徴と
    する中継監視制御方式。
  2. (2)親局から送出される時分割多重信号中にデータ伝
    送用タイムスロットとは別の監視制御用スロットを設け
    るとともに、この監視制御用スロットをマルチフレーム
    構成とし、このマルチフレーム構成の監視制御用スロッ
    トを選択的に用いて監視制御情報および制御対象の識別
    情報を伝送するようにしたことを特徴とする請求項(1
    )記載の中継監視制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05153019A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Nec Corp マイクロ波多方向多重通信方式
JPH06132863A (ja) * 1992-10-22 1994-05-13 Hitachi Cable Ltd 小電力無線中継伝送装置

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