JPH02240431A - 除振機能付移動台 - Google Patents

除振機能付移動台

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Publication number
JPH02240431A
JPH02240431A JP1057737A JP5773789A JPH02240431A JP H02240431 A JPH02240431 A JP H02240431A JP 1057737 A JP1057737 A JP 1057737A JP 5773789 A JP5773789 A JP 5773789A JP H02240431 A JPH02240431 A JP H02240431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
fixed part
moving
moving bed
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP1057737A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kobayashi
功 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は除振機能付移動台に係り、特に移動台の移動時
に定盤の運動が少ない除振機能付移動台に関する。
〔従来の技術〕
縮小投影露光装置等において、試料用等の精密な移動台
を組み込んだ機器は、床面の振動等の外乱により精度が
劣化することを防止するため、除振装置上に搭載された
定盤上に設置される。除振装置としては、剛性の低い金
属製のばね、空気ばね、ゴム、あるいはまた粘性減衰器
等が用いられるのが通例である。
上記の除振装置は、床面からの微振動等を効果的に絶縁
できるが、一方、機器の内部において発生する力に対し
ては当然のことながら絶縁効果はない。このため、内部
の機器は低振動化を図る必要があるが、宿命的に完全に
なくすことが出来ない力もある。例えば、移動台が駆動
装置により駆動されると、駆動装置が発生する推力の反
力により、剛性の低い除振装置上に搭載された定盤が運
動してしまうのが通例である。このため、定盤上に設置
される機器の剛性を十分高く設計し、定盤の′Maに起
因する機器の精度劣化を防止する必要がある。
ところが、機器の高剛性化には限界があり、近年、機器
に対する要求精度が高まるにつれて機器の剛性不足が顕
在化する例が増えつつある。この問題を解決するために
は、移動台の移動時の定盤の運動を能動的に抑制する必
要がある。従来、能動的な制振方法には、大別して以下
に示す甲、乙の2方式があった。
生方式:移動台の駆動時に、移動台の駆動装置に加える
入力に応じて外部から定盤に力を印加し、駆動装置が発
生する反力を相殺する。なお、この種の装置として関連
するものには例えば、特開昭58−68118号公報が
挙げられる。
乙方式:定盤に設けられたセンサにより定盤に加えられ
た力を検知し、この力を相殺するような力を定盤に印加
する。なお、この種の装置として関連するものには例え
ば、特開昭61−224015号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のいずれかの原理を用いれば定盤の能動的
に制振を図ることが可能であるが、実際の機器にこれら
の原理を適用するに際しては、系が複雑化することは避
けられず、定盤に力を印加するためアクチュエータとそ
の制御装置や、高価なセンサが必要であるため、有効性
は認められつつも価格的に採用できない場合が多々あっ
た。
本発明の目的は、上記の不具合を解消した除振機能付移
動台を安価に提供し、機器の高精度化に寄与することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、固定部と、固定部上に設けられた除振装置
と、除振装置上に搭載された定盤と、定盤上に設けられ
た移動台と、移動台を駆動するために定盤に設けられた
駆動装置と、の推力を制御するための移動台制御装置に
より構成された従来の除振機能付移動台に、以下に示す
諸手段を講することにより達成される。
(a)固定部と定盤との間に1個以上のロック機構を設
ける。
(b)移動台制御装置からの信号を受信し、ロック機構
を励磁する励磁装置を設ける。
〔作用〕
移動台制御装置から、移動台を駆動するための信号が発
信されると、その信号は同時に励磁装置に入力される。
固定部と定盤の間に設けられたロック機構は、励磁装置
により励磁されるか、または励磁を断たれる。これによ
り、移動台が駆動される際には、定盤は固定部にロック
され、駆動装置が発生する推力の反力により、剛性の低
い除振装置上に搭載された定盤が運動してしまうことが
防止される。また、移動台が停止している際には、定盤
と固定部のロックは解除されるので、床面からの微振動
東は除振装置によって効果的に絶縁される。
以上の作用により、移動台を組み込んだ機器の精度を劣
化させる力の大部分を取り除くことができる。しかも、
これらの作用は従来の装置にロック機構とその励磁装置
を付加するだけで得ることができ、定盤に力を印加する
ためアクチュエータとその制御装置や、センサ等の高価
な機器を必要としない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の除振機能付移動台の一実施例を示し
た図である。同図において、固定部1上には除振袋!!
2が設けられており、除振装置2」;には定盤3が搭載
されている。定盤;3上には、X移動台4が、案内機構
5によりX方向に移動可能なように搭載されており、X
移動台4上には、X移動台6が、X方向に8動可能なよ
うにRNt”2されている。X移動台4は、定l113
上に設けられたX駆動装置7により駆動され、X移動台
6は、X移動台4に設けられたx N !!!lI装置
8により駆動される。固定部1と定盤3の間には、取付
部材9を介してyコツ9機構10o1と、2個のXロッ
ク機構1002が設けられている。Xロック機構100
1は、X駆動装置7の推力の作用線上にある。また、2
個のXロック機構1002は、X駆動装置8の推力の作
用線を含み、X移動台4の運動方向と平行な平面内にあ
る。
第2図は、第1図に示した除振機能付移動台を運動する
方法の一実施例を示した図であり、第1図と同一部分は
同一符号で示す。第2図において、移動台制御装置11
からのy移動台駆動信号YDはXドライバ12に入力さ
れ、Xドライバ12によりX駆動装置7が駆動される。
YDはまたX励磁装置1301に入力され、X励磁装置
1301によりXロック機構1001が励磁される。こ
のような構成において、X移動台4を駆動するためのy
移動台駆動信号YDが発信されると、X駆動装置7が駆
動されると同時にXロック機構1001がロック状態に
なり、X駆動装置7が発生する推力の反力により定盤3
がX方向に運動することを防止できる。
また、移動台制御装置11からのX移動台駆動信号XD
はXドライバ14に入力され、Xドライバ14によりX
駆動装置8が駆動される。XDはまたX励磁装置!13
02に入力され、X励磁装置1302によりXロック機
構1002が励磁される。このような構成において、X
移動台6を駆動するためのX移動台駆動信号XDが発信
されると、X駆動袋!!8が駆動されると同時にXロッ
ク機構1002がロック状態になり、X駆動装置8が発
生する推力の反力により定盤3がX方向に運動すること
を防止できる。
以上の作用により、本実施例ではX移動台4及びX移動
台6がy及びX方向に運動する際に定盤3の運動が抑制
されるという効果がある。また、X移動台4及びX移動
台6が停止している際には、Xロック機構1001とX
ロック機構1002は非ロツク状態であるから、定盤3
に床等からの外乱が伝達されることはない。
yコツ9機構10o1及びXロック機構1002には、
例えば電磁力を利用した摩擦ブレーキが好適であるが、
この他の作用を利用したものであってももちろんよい。
除振装置2は、高分子材料やゴムを用いたものが好適で
あるが、空気ばね、金属製のばね、粘性減衰器等を用い
てもよいのは勿論である。
X駆動装置7.X駆動装置8は、回転形モータと送りね
じ機構を組み合わせたものが一般的であるが、リニアモ
ータ、空気圧シリンダ、油圧シリンダ等を用いても良い
Xロック機構1001及びXロック機構1002は、励
磁状態の時にロック状態となる励磁作動形のものを用い
てもよいが、非励磁状態の時にロック状態となる非励磁
作動形のものを用いても同様な効果が得られるのはもち
ろんである。
第3図は、Xロック機構1001及びXロック機構10
02の動作方法の一実施例を示した図であり、励磁動作
形の場合を例示している。第3図の(イ)は、移動台の
速度を示し、(ロ)〜(ホ)はそれぞれ励磁信号(4種
)を示す、第3図の(ロ)は、移動台の加速時、及び減
速時にロック機構を励磁する。最も基本的な励磁方法で
ある。
ロック機構の応答速度が遅い場合には、移動台の加減速
時より以前にロック機構を励磁する、同図(ハ)の励磁
方法を用いてもよい。また、移動台が短距離の移動を行
なう場合には、移動台の運動中、常にロック機構を励磁
する、同図(ニ)の励磁方法、または移動台の運動開始
前にロック機構の励磁を開始し、移動台の運動終了後に
誤にロック機構の励磁を終了する同図(ホ)の励磁方法
を用いてもよい。
第4図は第1図に示した除振機能付移動台を運転する方
法の第2の実施例を示した図であり、第1図及び第2図
と同一部分は同一符号で示す。本実施例においては、X
ロック機構1001とXロック機構1002は一つの励
磁装置13により同時に励磁される。この場合には、X
駆動装置7かX駆動装置8のいずれか一方が駆動された
場合でもすべてのロック機構がロック状態となるが、装
置構成が簡単になるという長所がある。
第5図は1本発明の除振機能付移動台の第2の実施例を
示した図であり、第1図と同一部分は同一符号で示す。
本実施例においては、除振装置2を介して固定部1上に
設けられた定盤3の下部に、取付部材9を設け、取付部
分9にはそれぞれ2枚の板ばね15を介して4つのロッ
ク機構10(うち3つを図示)が設けられている。移動
台(図示せず)の移動時には、4つのロック機構10に
より板ばね15と固定部1がロックされ、定盤3の水平
面内での運動が拘束される0本実施例によれば、定盤3
の下部にロック機構10を設けることができるので、装
置の占有面積が小さくなるという長所がある。
第6図は、第5図に示した除振機能付移動台に特に好適
なロック機構の一実施例を示した図であり、第5図と同
一部分は同一符号で示す。2枚の板ばね15の先端には
、それぞれ摩擦プレート1o03が設けられており、2
枚の摩擦プレート1003の間には、電磁ブレーキ1o
04が設けられている。電磁ブレーキ1004は、固定
部1(図示せず、第5図参照)に取付けられるものであ
り、内部にはコイル1005が設けられている。
コイル1005に通電することにより、2枚の摩擦プレ
ート1003が電磁ブレーキ1004に電磁吸着され、
板ばね15と電磁ブレーキ1004がロックされる。な
お、本ロック機構の非動作時には、2枚の摩擦プレート
1003と電磁ブレーキ1004が摺動するが、非動作
時に特にこの摺動抵抗を減らしたい場合には、摩擦プレ
ート1003と電磁ブレーキ1004の間を油または空
気等により流体潤滑してもよい。
第7図は2本発明の除振機能付移動台の第3の実施例を
示した図であり、第5図および第6図と同一部分は同一
符号で示す。本実施例においては、固定部1に取付けら
れた板ばね]5の先端に、?1℃磁ブレーキ1004が
設けられており、電磁ブレーキ1004により直接定盤
3を電磁吸着することができる。移動台(図示せず)の
移動時には、電磁ブレーキ1004により定g13がロ
ックされ、定fi3の水平面内での連動が拘束される。
本実施例によれば、装Yi構成が非常に簡単になるとい
う長所が−ある。
第8図は、本発明の除振機能付移動台の第4の実施例を
示した図であり、第1図と同一部分は同一符号で示す0
本実施例においては、固定部1に設けられた取付は部材
9に、回転形の電磁ブレーキ1006が設けられており
1回転形の電磁ブレーキ1006にはアーム16が取付
けられている。
定盤3上にはブロック17が設けられており、アーム1
6の先端とブロック17は摺動可能に構成されている。
移動台(図示せず)の移動時には、回転形の電磁ブレー
キ1006によりアーム16の揺動がロックされ、除振
装置2を介して固定部1上に設けられた定盤3の水平面
内での運動が拘束される。なお、アーム16の先端とブ
ロック17をリンク機構により結合しても全く同様の効
果が得られる。本実施例によれば、極めて入手容易な回
転形の電磁ブレーキにより装置を構成する効果がある。
なお1以上の実施例は移動台がxy二方向に移動する場
合に本発明の除振機能付移動台を適用した例を示したも
のであるが、移動台が一方向のみに運動する場合に本発
明の除振機能付移動台を適用しても同様な効果があるの
は明らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、移動台が駆動される際に除振装置上に
搭載された定盤がその反力で運動することを簡単な装置
構成で防止できる。このため、除振機能付移動台自身の
精度、及び除振機能付移動台が組み込まれた機器の精度
が飛躍的に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した斜視図、第2図は第
1図の装置の制御装置の一実施例を示した説明図、第3
図は第2図の装置の運転方法の一実施例を示した説明図
、第4図は第1図の装置の制御装置の他の実施例を示し
た説明図、第5図は本発明の第2の実施例を示した斜視
図、第6図はロック機構の一実施例を示した斜視図、第
7図は本発明の第3の実施例を示した斜視図、第8図は
本発明の第4の実施例を示した斜視図である。 1・・・固定部、2・・・除振装置、3・・・定盤、4
・・X移動台、5・・・案内機構、6・・・X移動台、
7・・・X駆動装置、8・・・X駆動装置、9・・・取
付部材、10・・・ロック機構、11・・・移動台制御
装置、12・Xドライバ、13・・・振磁装置、14・
・Xドライバ、15・・板ばね、16・・・アーム、1
7・・・ブロック、1001・yロック機構、1002
・・・Xロック機構、1003・摩擦プレート、100
4・・・電磁ブレーキ、1005・・・コイル、100
6・・回転形の電磁ブレーキ。 1301・・・y励磁装置、1302・・・X励磁装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定部と、前記固定部上に設けられた除振装置と、
    前記除振装置上に搭載された定盤と、前記定盤上に設け
    られた移動台と、前記定盤に設けられた前記移動台を駆
    動する駆動装置と、前記駆動装置の推力を制御する移動
    台制御装置により構成された除振機能付移動台において
    、 (a)前記固定部と前記定盤との間に設けられた1個以
    上のロック機構と、 (b)前記移動台制御装置からの信号を受信し、前記ロ
    ック機構を励磁する励磁装置と、が具備されることを特
    徴とする除振機述付移動台。
JP1057737A 1989-03-13 1989-03-13 除振機能付移動台 Pending JPH02240431A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1057737A JPH02240431A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 除振機能付移動台

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JP1057737A JPH02240431A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 除振機能付移動台

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JPH02240431A true JPH02240431A (ja) 1990-09-25

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ID=13064229

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JP1057737A Pending JPH02240431A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 除振機能付移動台

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344192B2 (ja) * 1981-06-23 1988-09-02 Shimadzu Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344192B2 (ja) * 1981-06-23 1988-09-02 Shimadzu Corp

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