JPH02240008A - 植物栽培の促進剤および促進法 - Google Patents
植物栽培の促進剤および促進法Info
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- JPH02240008A JPH02240008A JP1059519A JP5951989A JPH02240008A JP H02240008 A JPH02240008 A JP H02240008A JP 1059519 A JP1059519 A JP 1059519A JP 5951989 A JP5951989 A JP 5951989A JP H02240008 A JPH02240008 A JP H02240008A
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は,植物栽培の促進剤および促進法に関する.更
に詳しくは、微生物を用いた植物載培の促進剤および促
進法に関する。
に詳しくは、微生物を用いた植物載培の促進剤および促
進法に関する。
〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする課題〕
植物の根圏または根面には,多種多様な微生物が存在し
ており、植物の生育、病害の発生などに多大の影響を与
えている。しかしながら、根圏微生物は共生菌のため、
その培養には植物体そのものが必要であって,工業的に
これを多量培養することは困難であり,そのため未だ実
用化されるには至っていない。
植物の根圏または根面には,多種多様な微生物が存在し
ており、植物の生育、病害の発生などに多大の影響を与
えている。しかしながら、根圏微生物は共生菌のため、
その培養には植物体そのものが必要であって,工業的に
これを多量培養することは困難であり,そのため未だ実
用化されるには至っていない。
本発明の目的は,工業的に多量培養することが可能な微
生物を用い、それの代謝産物を有効成分とする植物栽培
促進剤を提供することにある。
生物を用い、それの代謝産物を有効成分とする植物栽培
促進剤を提供することにある。
かかる目的を達成せしめる本発明の植物栽培促進剤は、
エンターバクター属に属する微生物Enterobac
ter cloacae (FERM P−8884)
の代謝産物の凍結乾燥物を有効成分としてなる。
エンターバクター属に属する微生物Enterobac
ter cloacae (FERM P−8884)
の代謝産物の凍結乾燥物を有効成分としてなる。
本発明で使用される微生物Enterobacterc
loacae (FERM P−8884)は、本発明
者によって発見され、特開昭63−42693号公報に
Enterobactersp No.11−5として
記載されている。
loacae (FERM P−8884)は、本発明
者によって発見され、特開昭63−42693号公報に
Enterobactersp No.11−5として
記載されている。
本菌Enterobacter eloacaaの培養
は、任意の培地を用い、振どう条件下で37℃で約72
〜90時間程度行われる。この際,培地IQ当り約1〜
4■程度のトリプトファンを添加しておくと、それから
得られる代謝産物の凍結乾燥物のlI/i物栽培促進作
用は一層高められる。また、本培養に先立って、同様の
培地で前培養したものを用いることも好ましいことであ
る。
は、任意の培地を用い、振どう条件下で37℃で約72
〜90時間程度行われる。この際,培地IQ当り約1〜
4■程度のトリプトファンを添加しておくと、それから
得られる代謝産物の凍結乾燥物のlI/i物栽培促進作
用は一層高められる。また、本培養に先立って、同様の
培地で前培養したものを用いることも好ましいことであ
る。
所定時間培養したら遠心分離して集菌し、培養液は−5
0℃前後で予備凍結乾燥させた後,真空ポンプ減圧下(
0.2Torr)で約−50〜−30℃、約20〜24
時間の凍結乾燥を行ない、代謝産物の凍結乾燥物を得る
. かかp代謝産物の凍結乾燥物を用いての植物栽培は、例
えば次のような各種の方法によって行なうことができる
。
0℃前後で予備凍結乾燥させた後,真空ポンプ減圧下(
0.2Torr)で約−50〜−30℃、約20〜24
時間の凍結乾燥を行ない、代謝産物の凍結乾燥物を得る
. かかp代謝産物の凍結乾燥物を用いての植物栽培は、例
えば次のような各種の方法によって行なうことができる
。
(1)凍結乾燥物を種子にまぶした後、土壌に播種する
方法 (2)凍結乾燥物を土壌中に混合した後、そこに種子を
播種または苗を植付けする方法 (3)凍結乾燥物を添加した養液栽培用肥料液を用いて
、植物を養液栽培する方法 これらの各種方法において、種子としては例えばレタス
、キュウリ、ナス、!・マト、メロンなどが、また苗と
しては例えばキュウリ、ナス、トマト、イネなどが用い
られる。
方法 (2)凍結乾燥物を土壌中に混合した後、そこに種子を
播種または苗を植付けする方法 (3)凍結乾燥物を添加した養液栽培用肥料液を用いて
、植物を養液栽培する方法 これらの各種方法において、種子としては例えばレタス
、キュウリ、ナス、!・マト、メロンなどが、また苗と
しては例えばキュウリ、ナス、トマト、イネなどが用い
られる。
本発明に係る植物栽培促進剤は、工業的に多量培養可能
な微生物の代謝産物の凍結乾燥物を有効成分としており
、それを用いることにより植物栽培が効果的に促進され
る。
な微生物の代謝産物の凍結乾燥物を有効成分としており
、それを用いることにより植物栽培が効果的に促進され
る。
凍結乾燥物を用いる代りに、培養液そのものを用いたの
では種子処理自体が困難であり、また水溶液により種子
を処理すると種子の発芽率が低下したり,種子が腐敗し
易いという問題がみられる。
では種子処理自体が困難であり、また水溶液により種子
を処理すると種子の発芽率が低下したり,種子が腐敗し
易いという問題がみられる。
従って、前記栽培方法(3)のように、養液栽培する場
合にも、一旦凍結乾燥物とした上で使用される。
合にも、一旦凍結乾燥物とした上で使用される。
?に、実施例について本発明を説明する。
実施例
(NH4)2So40.1%
κ11■P041%
MgSO40.01%
クエン酸3ナトリウム 0.05%ぶどう糖
0.4%I−リプ1−ファン
3■/I12(最終濃度)以上の組成を
有する培地100m l2を容量IQの三角フラスコに
添加し、121℃、1気圧、15分間の条件下で滅菌後
冷却した。それに、Entero−bactar cl
oacae (FERM P−8884)を上記組成の
培地31ρで前培養したものを添加し、振とう回数10
0rp+mで振とうさせながら、37℃で72時間培養
した後、遠心分離機(7000rpm、10分間、4℃
)で遠心分離して集菌した。
0.4%I−リプ1−ファン
3■/I12(最終濃度)以上の組成を
有する培地100m l2を容量IQの三角フラスコに
添加し、121℃、1気圧、15分間の条件下で滅菌後
冷却した。それに、Entero−bactar cl
oacae (FERM P−8884)を上記組成の
培地31ρで前培養したものを添加し、振とう回数10
0rp+mで振とうさせながら、37℃で72時間培養
した後、遠心分離機(7000rpm、10分間、4℃
)で遠心分離して集菌した。
この培養液20層Qを容量IQのナス型フラスコに入れ
、−50℃で予備凍結させた後、真空ポンプ減圧下で(
0 . 2Torr) − 50℃、20時間の乾燥を
行ない、この固形物を集めてその中にレタス種子を混ぜ
、種子に代謝産物の凍結乾燥物をまぶした。
、−50℃で予備凍結させた後、真空ポンプ減圧下で(
0 . 2Torr) − 50℃、20時間の乾燥を
行ない、この固形物を集めてその中にレタス種子を混ぜ
、種子に代謝産物の凍結乾燥物をまぶした。
土 ・ に文する 二
底に水抜き孔を設けた容量300lIIQのデスカップ
にバーミユキライトを入れ、そこにレタス種子または上
記凍結乾燥物をまぶした1ノタス種子を播種し、温室中
で30日間成長させた。成長したレタス地上部の平均重
量(10個の平均)を測定すると、レタス種子からのも
のは41gであるのに対し、凍結乾燥物をまぶしたもの
は62gで約1。5倍の栽培促進効果がみられた。
にバーミユキライトを入れ、そこにレタス種子または上
記凍結乾燥物をまぶした1ノタス種子を播種し、温室中
で30日間成長させた。成長したレタス地上部の平均重
量(10個の平均)を測定すると、レタス種子からのも
のは41gであるのに対し、凍結乾燥物をまぶしたもの
は62gで約1。5倍の栽培促進効果がみられた。
に する
(1)レタス種子を発芽させ、ある程度の苗にしたもの
を水耕栽培したもの (2)レタス種子に上記凍結乾燥物をまぶしたものを発
芽させ、ある程度の苗にしたものを水耕栽培したもの (3)くみあい水耕液1号および2号の水溶液の混合液
IQ当りO。1gの上記凍結乾燥物を添加した溶液中で
レタス種子を生育させたもの 30日生育後の地上部および根の平均重量は次の表に示
され、種子処理区(2)および水耕液処理区(3)のそ
れぞれに栽培促進効果がみられた。
を水耕栽培したもの (2)レタス種子に上記凍結乾燥物をまぶしたものを発
芽させ、ある程度の苗にしたものを水耕栽培したもの (3)くみあい水耕液1号および2号の水溶液の混合液
IQ当りO。1gの上記凍結乾燥物を添加した溶液中で
レタス種子を生育させたもの 30日生育後の地上部および根の平均重量は次の表に示
され、種子処理区(2)および水耕液処理区(3)のそ
れぞれに栽培促進効果がみられた。
表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンターバクター属に属する微生物Entero−
bactercloacae(FERMP−8884)
の代謝産物の凍結乾燥物を有効成分とする植物栽培促進
剤。 2、請求項1記載の植物栽培促進剤を種子にまぶした後
、土壌に播種することを特徴とする植物栽培促進法。 3、請求項1記載の植物栽培促進剤を土壌中に混合した
後、そこに種子を播種または苗を植付けすることを特徴
とする植物栽培促進法。 4、請求項1記載の植物栽培促進剤を添加した養液栽培
用肥料液を用いて、植物を養液栽培することを特徴とす
る植物栽培促進法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059519A JPH02240008A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 植物栽培の促進剤および促進法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059519A JPH02240008A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 植物栽培の促進剤および促進法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02240008A true JPH02240008A (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=13115595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1059519A Pending JPH02240008A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 植物栽培の促進剤および促進法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02240008A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302427A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Nok Corp | 植物生長促進剤およびこれを用いた植物生長促進方法 |
CN104692972A (zh) * | 2015-03-03 | 2015-06-10 | 中国烟草总公司广东省公司 | 一种棉花专用生物活性有机肥及其应用 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342693A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 | Nok Corp | インド−ル酢酸の製造方法 |
JPS63227507A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Ibaraki Pref Gov | フザリウム生菌製剤 |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP1059519A patent/JPH02240008A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342693A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 | Nok Corp | インド−ル酢酸の製造方法 |
JPS63227507A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Ibaraki Pref Gov | フザリウム生菌製剤 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302427A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Nok Corp | 植物生長促進剤およびこれを用いた植物生長促進方法 |
CN104692972A (zh) * | 2015-03-03 | 2015-06-10 | 中国烟草总公司广东省公司 | 一种棉花专用生物活性有机肥及其应用 |
CN104692972B (zh) * | 2015-03-03 | 2017-06-27 | 中国烟草总公司广东省公司 | 一种棉花专用生物活性有机肥及其应用 |
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