JPH02238383A - 三相共通タンク形遮断器の試験回路 - Google Patents

三相共通タンク形遮断器の試験回路

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JPH02238383A
JPH02238383A JP1060114A JP6011489A JPH02238383A JP H02238383 A JPH02238383 A JP H02238383A JP 1060114 A JP1060114 A JP 1060114A JP 6011489 A JP6011489 A JP 6011489A JP H02238383 A JPH02238383 A JP H02238383A
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Hiromi Iwai
岩井 弘美
Shuichi Sugiyama
修一 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各相の遮断部が共通の接地タンク内に収納
された三相共通タンク形遮断器の三相短絡遮断時におけ
る遮断部の遮断性能と、遮断第1相となった相の遮断部
と残り2相の遮断部との間の絶縁耐力と、金相の対地絶
縁耐力とを1回の試験により確認可能な試験回路として
、遮断器各相の遮断部に短絡電流を供給する三相電流源
と、遮断第】−相となる相の端子間に再起電圧を供給す
るとkもに咳供給された再起電圧の定常分を前記三相電
流源の運転周波数における174周波の時間にその波高
値からほぼ最終値まで減衰させる時定数を有する回路素
子が付加された第1の電圧源と、各相の負荷側端子に一
括して大地との間に相電圧を印加する第2の電圧源とを
備えるとともに、前記第1の電圧源が、再起電圧の定常
分波高値を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサ
を始動ギャップとインダクタンスとを順に介して再起電
圧過渡分の波形を卵整する、該波形調整のための抵抗と
コンデンサとの直列回路素子を含む波形調整回路に接続
した閉回路として形成され、遮断第1相となる相への再
起電圧の供給が波形調整回路の両端子から行われる三相
共通タンク形遮断器の試験回路の改良に関する. 〔従来の技術〕 この種試験回路としてさきに本願発明者は第11図およ
び第13図に示すごとき試験回路を提案した(特開昭5
9− 109873号公報参照)  これらの試験回路
の構成と動作は次の通りである6 各相の遮断部が共通の接地タンク内に収容された三相共
通タンク形遮断器(以下、単に遮断器とも記す)の各相
電源側端子のうち、遮断第1相となる相(A相とする)
は補助遮断器6と電流調整用リアクトル2とを介して低
電圧の三相電流源1のA相出力端子に,残り2相(B相
,C相)は電流調整用リアクトル2のみを介して三相電
流源のB相.C相の出力端子にそれぞれ接続され、負簡
側端子は三相一括して後に詳細を説明する第2の電圧f
l12の出力端子に接続されている.補助遮断器6の三
相電流源1側と遮断器4のC相遮断部の三相電流源1側
とにはそれぞれ、遮断器4内でアークが早く切れすぎな
いように、アーク延長回路7A,7Gが接続され、それ
ぞれの相の電流零点直前でアーク延長回路を起動して逆
方向の衝撃性長波尾電流を強制的に注入し、アークをさ
らに1半波以上延長させるようにしている.遮断器4に
このような回路構成で短絡電流を供給することにより、
電流に関する条件はアーク電圧による電流の変歪を除け
ば実回路に一致する. 遮断第1相となるA相の電流遮断にひきつづき再起電圧
を供給する第1の電圧源11は、所定の再起電圧定常分
波高値を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサ1
11 と、この電源コンデンサ111を放電させる始動
ギャップ112と、A相を通過する短絡電流の最終零点
直前でA相に注入する高周波正弦波電流の大きさもしく
は最大傾斜をきめるインダクタンス113と、再起電圧
過渡分の波形を調整する,抵抗114とコンデンサ11
5とがらなる直列回路素子とコンデンサ116との並列
回路として構成された波形調整回路18とが順に直列に
接続された閉回路として形成され、A相への再起!圧の
供給は波形調整回路18の鱒端子から行われる.この波
形調整回路18の両端子間(第11図の場合)または波
形調整回路18内のコンデンサ115の両端子間(第1
3図の場合)にはさらに、三相電F源tの運転周波数に
おける174周波の時間に再起電圧定常分をその波高値
から最終値まで減衰させる時定数を有する.抵抗123
 とコンデンサ124 とからなる直列回路素子または
抵抗114と抵抗125との和とコンデンサ126とで
前記の時定数を与える抵抗125とコンデンサ126 
とからなる直列回路素子が接続され、始動ギャップ11
2の放電によりA相遮断部の電源側端子に供給された再
起電圧定常分が所定の波高値に達した後、この定常分電
圧を174周期後にここでは非有効接地系用遮断器を司
象として0.732 E  (Eは実回路の相電圧)に
減衰させている.一方、遮断器4の負荷側端子には、A
相短絡電流遮断時点より174周期後から一括して大地
との間に実回路に等しい相電圧が印加され、A相遮断部
の電源側端子と遮断器の負荷側端子との間には第12図
のハッチングで示す電圧が印加される.ここで、e,は
第1の電圧源11から供給される電圧であり、e2は第
2の電圧源12カリろ供給される電圧を示す.図からみ
られるように、電気角0〜π/2の間はA相遮断部の両
端子間に再起電圧定常分として1.5Eから0.732
 Eに減衰する電圧がかかり、B,C相短絡電流が遮断
されるπ/2の時点以降はA相遮断部のzn側と全相の
負荷側端子との間に波高値が1.732 Eの運転周波
数電圧がかかる.すなわち、試験回路を第11図あるい
は第13図めように構成することにより、電流条件を実
回路と一致させつつ、遮断部の遮断性能と、遮断第1相
と残り2相との間の絶縁耐力(1.732 8)と、各
相遮断部とタンクとの間の絶縁耐力(1.0E)とを1
回の試験で検証することができる.〔発明が解決しよう
とする課題〕 このように構成された試験回路の問題点は次の2つであ
る.すなわち、まず、遮断第1相と残り2相との間に線
間電圧1.732 Eを印加するとともに各相遮断部と
タンクとの間に相電圧を印加することができるためには
、遮断第1相の電流遮断時点から電気角π/2経過する
までに再起電圧定常分電圧が0.732巳の値になって
いる必要がある.従来は抵抗123とコンデンサ124
とのみでコンデンサ124への充電の時定数をコンデン
サの端子電圧がほぼ飽和値に達するまでの時間が電気角
π/2となるように設定するとともに (この充電によ
り電源コンデンサ111の端子電圧が降下し、再起電圧
定常分が減衰する)充電終了後の端子電圧が0.732
 Eとなるように抵抗123とコンデンサ124とのそ
れぞれの定数を決定していた.このため、コンデンサ1
24の容量は′t源コンデンサ111の容量とほぼ等し
くなり、膨大な費用を要する結果となっていた。因みに
1相当り1遮断点で定格電圧300kVの遮断器を構成
する際に必要となる第1の電圧源の電源コンデンサの静
電容量は次式により求められる. ここで、LV’インダクタンス113のインダクタンス
値, Ev :電源コンデンサ111の充電電圧.I :遮断
電流実効値, ω :三相電流源1の運転角周波数 であり、I−50kA葦.ω=314とした場合、電源
コンデンサは約320kVに充電可能な,静電容量が約
5μFのものでなければならない。
第2に、遮断第1相の電流遮断後、残り2相の電流遮断
時点までに遮断第1相と残り2相との間および遮断第1
相の端子間にかかる電圧は、実系統では第2図における
曲線200のように余弦波形となるのに対し、第11図
または第13図の試験回路では第12図のように下方へ
大きく凹む減衰曲線となり、両曲線の差に相当した電圧
分だけ試験条件が実回路より緩和された結果となる欠点
があった。
この発明の目的は、三相共通タンク形遮断器における三
相短絡電流遮断時の遮断部の遮断性能と、遮断第1相と
残り2相との間の絶縁耐力と、金相の対地絶縁耐力とを
1回の試験で検証することのできる試験回路を、より安
価に.かつ試験条件の過酷度が実回路により近似するよ
うに構成することである。
〔tl題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明においては、遮断
器各相の遮断部に短絡電流を供給する三相電流源と、遮
断第1相となる相の端子間に再起電圧を供給するととも
に該供給された再起電圧の定常分を前記三相電流源の運
転周波数における174周波の時間にその波高値からほ
ぼ最終値まで減衰させる時定数を有する回路素子が付加
された第1の電圧源と、各相の負荷側端子に一括して大
地との間に相電圧を印加する第2の電圧源とを備えると
ともに、前記第1の電圧源が、再起電圧の定常分波高値
を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサを始動ギ
ャップとインダクタンスとを順に介して再起電圧過渡分
の波形を調整する,該波形調整のための抵抗とコンデン
サとの直列回路素子を含む波形#A整回路に接続した閉
回路として形成され、遮断第1相となる相への再起電圧
の供給が波形調整回路の両端子から行われる三相共通タ
ンク形遮断器の試験回路を前記再起電圧の定常分を減衰
させる回路素子が前記時定数を与える抵抗とコンデンサ
との直列回路素子と.該抵抗中の適宜の1点と該コンデ
ンサの反抵抗側端子との間に接続される非直線性抵抗素
子とからなり波形調整回路の両端子間に接続された構成
とするか、この回路素子が始動ギャップとインダクタン
スとの接続点と,電源コンデンサと波形調整回路との接
続点との間に接続された構成とするか、あるいはこの回
路素子が波形調整回路に含まれる抵抗とコンデンサとの
直列回路素子におけるコンデンサの両端子間に接続され
た構成とするものとする.〔作用〕 説明の便宜上、再起電圧定常分を減衰させる回路素子が
波形調整回路の両端子間に接続された回路構成における
本発明の作用について説明する.第1図はこの場合の回
路構成を示し、符号15は本発明の回路素子を示す.ま
た第2図は回路素子l5の抵抗】25を1.25a k
. 125bとに分割する点Cの位置を変えた場合の回
路素子各部位の対地電位の時間変化を示す.以下、これ
らの図を参照しつつ本発明の作用を、回路素子15を構
成する各回路要素の定数決定方法とともに説明する。
まず、回路素子15を構成する各回路要素の定数決定方
法につき説明する.非直線性抵抗素子(以下NLRと記
す)128はZnOなどの粉末を主体とする円板状の焼
結体を適宜の高さに積み重ねてなるもので、動作電圧す
なわち抵抗値が急に小さくなりはじめる端子電圧が0.
732 Eとなるように高さ寸法を決める.次に、コン
デンサ124の静電容量を電源コンデンサ111より十
分に小さい適宜の値に設定する.第2図はこの静電容量
をt源コンデンサ11lの172とした場合を示してい
る。抵抗125の抵抗値は、N I.. Hの動作後π
/2のτ気角経過した時染で再起電圧定常分が0.73
2 Eとなるように決定する.コンデンサ124の静電
容量を電源コンデンサ111の172とした場合は、こ
の時定数は電.気角π/2の約1/3の時間となり、こ
の時間をt源コンデンサ111の静電容量で除すること
により抵抗125の抵抗{+ffが求する。
抵抗125における分割点CがD点と一致し,た♂き、
すなわらN L R 12Bをコンデンサ124に並列
に接続した場合には、始動ギャンブ112の放電により
遮断器4のt源側端子で一度所定の波高値に到達した再
起電圧定常分は、コンデンサ124が曲線203のよう
に充電されるにつれて曲線202のように減衰し、電気
角がほぼπ/2の時点で一定値(約1.1 E)に落ち
着く.この減衰の途中すなわちコンデンサ124の充電
の途中でコンデンサの端子電圧が0.732 Eとなっ
たA点の時点でN L R 128が動作し、コンデン
サ124の端子電圧は0.732 Hに維持されるとと
もに、電源コンデンサ111の端子電圧はA点の値から
曲線204に沿い電源コンデンサ111の静電容量と抵
抗125の抵抗値とできまる時定数でO.732 Eに
向かって減衰をはじめる。
従って、遮断第1相の相における電流遮断の時点から残
り2相におけるit流遮断時点までの間に遮断第1相の
両端子間、および該遮断第1相と残り2相との間にかか
る再起電圧定常分は、電気角OからA点の時点までは曲
線202に従って推移し、A点以後は曲線204に従っ
て推移する.また、抵抗125における分割点Cが抵抗
中の適宜の1点にある場合には、コンデンサ124の充
電曲線は、曲線206で示すように、分割点の位置によ
る分割比率によってきまるX点から出発し、A点でNL
Pが動作した後は分割点Cの対地電位は0.732 2
に維持され、一方、B点の対地電位は、分割点CがD点
と一致した場合と比べ、より小さい時定数で曲線205
に沿い0.732 Eに向かって減衰する.曲線205
は曲!204より下方に位置するが、電気角π/2の時
点では0.732 Bに対してより近い値を示し、遮断
第1相と残り2相との間の相間耐圧検証の目的にはより
合致している。
上記いずれの場合も従来の回路構成に比べ再起電圧定常
分の減衰波形を実系統の場合に現われる電圧波形により
近い波形とすることができ、かつコンデンサ124の容
量が小さくなる.なお、第2図にみられるように、分割
点Cの位置がB点に近づくにつれ、図中の点八゜は曲線
202に沿って時間原点に近づき、点A”ガ時間原点と
一致する分割点では再び従来の曲線201 と同様の電
圧波形となるから、分割点の位置設定は点A″が時間原
点と一致する点とD点との間で、試験の重点が遮断第1
相の遮断性能の検証にあるのか、遮断第1相と残り2相
との間の絶縁耐力の検証にあるのかなど、目的により合
致するように行う. 〔実施例〕 第3図に本発明の第1の実施例を示す.図中、第11図
.第13図と同一の回路または回路要素には同一符号を
付し、説明を省略する.第1の電圧源11の電源コンデ
ンサ111から遮断器4の遮断第1相の電源側端子に供
給された再起電圧定常分を減衰させる回路素子151は
、抵抗123とコンデンサ124 とからなる直列回路
素子と、コンデンサ124に並列に接続されたNLR1
28とからなり、波形調整回路l8の両端子間に接続さ
れている.コンデンサ124の静電容量は電源コンデン
サ111の静電容量の172程度以下の十分小さい値に
設定され、抵抗123の抵抗値はN L R 128の
動作後π/2の電気角経過後に再起電圧定常分が0.7
32 Eとなるように決められている. 第4図は第3図のように構成された回路素子151を、
第3図の波形調整回路18における抵抗114とコンデ
ンサ115との直列回路に対してさらに抵抗13l,コ
ンデンサl32,インダクタンス133の並列回路13
0を直列に追加して構成された波形調整回路l9を有す
る第1の電圧源に適用した.第3図の応用例を示す.こ
の並列回路130は再起電圧過渡分の波形を遮断器の規
格による複周波数とするために追加されるものであり、
再起電圧の定常分への影響は生じないから、再起電圧過
渡分が単一周波数の波形となる第3図の回路素子151
 をそのまま適用することが可能である。
第5図は回路素子15lの接続位置に対する別の実施例
を示す回路図である。すなわぢ、この実施例では、回路
素子151は、第4図と同じ波形調整回路19を有する
第1の電圧源11の始動ギャンプ112と.インダクタ
ンス113との接続点と.電源コンデンサ111 と波
形調整回路19との接続点との間に接続されている.こ
のように、回路素子151 をインダクタンス113よ
り電源コンデン′サ111寄りに1妾続することにより
、インダクタンス113より遮断器4側にある回路要素
の,所定の再起電圧過渡波形を与えるための定数決定が
容昌となり、このため、所定の過渡波形により近い過渡
波形を得ることが容易に可能となる.第6図は回路素子
151が第5図の位置に接続された場合の再起電圧波形
(定常分に過渡分が重畳された波形)を示し、第7図は
より長い時間範囲にわたる再起電圧全体の波形を示す。
また、第8図は第4図に示す位置に回路素子151を接
続した場舎の,第6図と対比される再起電圧波形を示す
。第8図の波形では第1の山が十分な高さに到達してお
らず、同一定数の回路要素を用いて構成された回路素子
151を使用した場合、試験条件が第5図と比較して緩
和されている。なお、第9図は再起電圧定常分を減衰さ
せる回路素子としてNLPを含まない従来の回路素子を
用いた場合の波形調整回路19による再起電圧波形を示
すものであり、この場合には、NLPがないため、再起
電圧の波形中第2の山の波高値が異常に高く、試験条件
が不要に過酷となっていることを示す.回路素子]5を
いずれの位置に接続するかは、試験場における接続の難
易9遮断器の遮断性能の検証を再起電圧過渡波形のいず
れの部分に重点をおいて行うかなどを勘案して決定する
.第10図はさらに、再起電圧定常分を減衰させるF1
路素子の接続位置に関する第3の実施例とし2″?.波
形調整回路1B中のコンデンサ115に並列に接続.j
、7た場合を示す。この場合には、コンデンサ127の
静電容量は第3図ないし第5図におけるコンデ’/+1
24の静電容量とほぼ等しく、従ってコンデンサ115
の静電容量はコンデンサ127と比べて極めて小さいか
ら、抵抗126の抵抗値は、抵抗114の抵抗値との和
が第3図ないし第5図における抵抗123の抵抗値とほ
ぼ等しくなるように設定すればよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、再起電圧定常分
の電圧を減衰させて三相共通タンク形遮断器における遮
断第1相の遮断部端子間,遮断第1相と残り2相との間
の相関,金相遮断部と大地間に実回路と等価な電圧過酷
度を与えるための回路素子を、抵抗とコンデンサとの直
列回路素子と,抵抗中の適宜の1点とコンデンサの反抵
抗側端子との間に接続される非直線性抵抗素子とを用い
て構成したので、この回路素子における直列回路素子中
のコンデンサ容量を第1の電圧源中の電源コンデンサの
容量よりも十分に小さく設定しつつ、より実回路に近い
波形の電圧を遮断第1相の電源側端子に得ることができ
、試験回路を安価に構成することができるとともに実回
路により忠実な試験が可能となる効果がある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による再起電圧定常分減衰用回路素子を
用いた試験回路の基本構成を示す回路図、第2図は第1
図の回路構成において得られる再起t E定常分波形の
時間変化を実回路の定常分電圧波形と対比して示す線図
、第3図は本発明の第1の実施例による再起電圧定常分
減衰用回路素子の構成と該回路素子の接続位置とを示す
試験回路図、第4図は第3図と異なる波形調整回路を有
する第1の電圧源への本発明による再起電圧定常分減衰
用回路素子の適用例を示す試験回路図、第5図は本発明
による再起電圧定常分減衰用回路素子の接続位置に関す
る第2の実施例を示す試験回路図、第6図は第5図の試
験回路で得られた再起電圧の過渡波形を示す波形図、第
7図は第6図と同一波形をより長い時間範囲まで示す再
起電圧全体波形図.、第8図は第4図の試験回路で得ら
れた再起電圧の過渡波形を示す波形図、第9図は第4図
におけるりで起電圧定常分減衰用回路素子の代わりに従
来の再起電圧定常分減衰用回路素子を用いた場合に得ら
れた再起電圧の過渡波形を示す波形図、第lO図は本発
明による再起電圧定常分減衰用回路素子の接続位置に関
する第3の実施例を示す試験回路図、第11図は従来の
再起電圧定常分減衰用回路票子の構成例と接続位置例と
を示す試験回路図、第12図は第11図の試験回路構成
により遮断器の電’lfA@および負荷側端子に得られ
る電圧波形を示す波形図、第13図は再起電圧定常分減
衰用回路素子・ハ第11図と異なる接続位置例を示す試
験回路図である。 1ク三相電流源、4;遮断器 (三相共通タンク形遮断
器)、11:第1の電圧源、12:第2の電圧源、14
.18,19 :波形調整回路、15, 151イ.1
52:回路素子、111;電源コンデンサ、112:始
動ギャップ、l13:インダクタンス、114:抵抗、
115:コンデンサ、123,125.125a,L2
5b,126  :抵抗、124.127 4コンデン
サ、128,129  :非直線性抵抗素子. 第1図 L  −       −−−  −−−..1第7目 第8図 第q図 しー−−一=J 1−−    +一++     J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)遮断器各相の遮断部に短絡電流を供給する三相電流
    源と、遮断第1相となる相の端子間に再起電圧を供給す
    るとともに該供給された再起電圧の定常分を前記三相電
    流源の運転周波数における1/4周波の時間にその波高
    値からほぼ最終値まで減衰させる時定数を有する回路素
    子が付加された第1の電圧源と、各相の負荷側端子に一
    括して大地との間に相電圧を印加する第2の電圧源とを
    備えるとともに、前記第1の電圧源が、再起電圧の定常
    分波高値を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサ
    を始動ギャップとインダクタンスとを順に介して再起電
    圧過渡分の波形を調整する、該波形調整のための抵抗と
    コンデンサとの直列回路素子を含む波形調整回路に接続
    した閉回路として形成され、遮断第1相となる相への再
    起電圧の供給が波形調整回路の両端子から行われる三相
    共通タンク形遮断器の試験回路において、前記再起電圧
    の定常分を減衰させる回路素子が前記時定数を与える抵
    抗とコンデンサとの直列回路素子と、該抵抗中の適宜の
    1点と該コンデンサの反抵抗側端子との間に接続される
    非直線性抵抗素子とからなり波形調整回路の両端子間に
    接続されることを特徴とする三相共通タンク形遮断器の
    試験回路。 2)遮断器各相の遮断部に短絡電流を供給する三相電流
    源と、遮断第1相となる相の端子間に再起電圧を供給す
    るとともに該供給された再起電圧の定常分を前記三相電
    流源の運転周波数における1/4周波の時間にその波高
    値からほぼ最終値まで減衰させる時定数を有する回路素
    子が付加された第1の電圧源と、各相の負荷側端子に一
    括して大地との間に相電圧を印加する第2の電圧源とを
    備えるとともに、前記第1の電圧源が、再起電圧の定常
    分波高値を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサ
    を始動ギャップとインダクタンスとを順に介して再起電
    圧過渡分の波形を調整する、該波形調整のための抵抗と
    コンデンサとの直列回路素子を含む波形調整回路に接続
    した閉回路として形成され、遮断第1相となる相への再
    起電圧の供給が波形調整回路の両端子から行われる三相
    共通タンク形遮断器の試験回路において、前記再起電圧
    の定常分を減衰させる回路素子が前記時定数を与える抵
    抗とコンデンサとの直列回路素子と、該抵抗中の適宜の
    1点と該コンデンサの反抵抗側端子との間に接続される
    非直線性抵抗素子とからなり始動ギャップとインダクタ
    ンスとの接続点と、電源コンデンサと波形調整回路との
    接続点との間に接続されることを特徴とする三相共通タ
    ンク形遮断器の試験回路。 3)遮断器各相の遮断部に短絡電流を供給する三相電流
    源と、遮断第1相となる相の端子間に再起電圧を供給す
    るとともに該供給された再起電圧の定常分を前記三相電
    流源の運転周波数における1/4周波の時間にその波高
    値からほぼ最終値まで減衰させる時定数を有する回路素
    子が付加された第1の電圧源と、各相の負荷側端子に一
    括して大地との間に相電圧を印加する第2の電圧源とを
    備えるとともに、前記第1の電圧源が、再起電圧の定常
    分波高値を供給可能な電圧に充電される電源コンデンサ
    を始動ギャップとインダクタンスとを順に介して再起電
    圧過渡分の波形を調整する、該波形調整のための抵抗と
    コンデンサとの直列回路素子を含む波形調整回路に接続
    した閉回路として形成され、遮断第1相となる相への再
    起電圧の供給が波形調整回路の両端子から行われる三相
    共通タンク形遮断器の試験回路において、前記再起電圧
    の定常分を減衰させる回路素子が前記時定数を与える抵
    抗とコンデンサとの直列回路素子と、該抵抗中の適宜の
    1点と該コンデンサの反抵抗側端子との間に接続される
    非直線性抵抗素子とからなり波形調整回路に含まれる抵
    抗とコンデンサとの直列回路素子におけるコンデンサの
    両端子間に接続されることを特徴とする三相共通タンク
    形遮断器の試験回路。
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