JPH02237921A - 酵素不全において使用する組成物 - Google Patents

酵素不全において使用する組成物

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JPH02237921A
JPH02237921A JP2008093A JP809390A JPH02237921A JP H02237921 A JPH02237921 A JP H02237921A JP 2008093 A JP2008093 A JP 2008093A JP 809390 A JP809390 A JP 809390A JP H02237921 A JPH02237921 A JP H02237921A
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pyridoxal
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pyridoxine
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JP2008093A
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Willem J Serfontein
ウイレム・ジャコブ・サーホンテイン
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Vesta Medicines Pty Ltd
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Vesta Medicines Pty Ltd
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    • C12Q1/26Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、医薬用、獣医薬用または治療食用組成物お
よびピリドキシン(P N)一ピリドキサルホスフエー
ト(PLP)経路の障害もしくは不全に起因して細胞内
のピリドキサルホスフェート濃度が低下するか不十分と
なるヒトもしくは動物患者を治療もしくは予防するため
の該組成物の使用に関する。この発明は、低下するか不
十分となるピリドキサルホスフエート濃度もしくは該経
路の障害の診断、特に該治療もしくは予防に関連する診
断のだめの新規な診断方法と診断手段も提供する。
従来の技術 健康および疾病におけるビタミンB6(以下、B6と略
称する)の生命に影響を及ぼす役割に関しては、過去2
0年間にわたって広範囲に研究されてきている。多くの
重大な疾病や臨床的症状は血液中および細胞内のB6活
性の低下に関連することが判明している。しかしながら
、ヒトおよび動物における多くの生理学的な相関関係に
ついては知られていないか、もしくは理解されていない
のが現状である。特に、B6やB6ビタマーの欠乏症に
関する観察が臨床的症状の結果であるのか、これらの欠
乏症が臨床的症状の原因となるのかについては意見が分
かれている。このことは、特に薬物動力学的な見方や異
なるB6ビタマーの役割を軽視することに起因する。従
来は、これらのビタマーのうちの特定のものは疾病過程
中の生物学的体液において系統的に測定されていなかっ
たのであり、また、このような系統的測定をおこなうた
めの適当な慣用的方法も知られていなかった。
B6としては3種の主要な形態が知られている。
即ち次の慣用名で表示されるものである:ピリドキンン
(PN)、ピリドキサル(PL)およびピリドキサミン
(PM)並びにこれらに対応する燐酸化誘導体であるP
NP,PLPおよびPMP0このうち、薬剤の配合成分
としてもっぱら常用されているのはPNである。PNは
植物中の主要なB6ビタマーでもある。ヒトおよび動物
の生細胞内においては、PLPはB6の生物学的に活性
な形態であり、100種以上の生物学的反応の補酵素と
して作用する。
当該分野においては、PN以外の形態のB6を投与する
ことに対しては明白な偏見がある。この偏見はコストの
問題だけでな<、PNの相対的な安定性とより長い貯蔵
寿命に基づくものである。
生体外では、PLの安定性は劣る。要するに、当該分野
においては、常用されているPN以外のB6ビタマーの
使用に対しては厳しい偏見があったのであり、当業者は
他のビタマーが相当な利点をもたらすということを受け
容れようとしなかった。
仏国特許第50  871号明細書には、2種の活性成
分、即ち、テオフィリンまたはその特定の誘導体、樟脳
誘導体もしくはジギタリスの1種と86を含有する心臓
病用組成物が開示されている。
該明細書には、B6としては前述のいずれの形態のビタ
マーも使用可能なことが記載されているが、権利を付与
された範囲、特に実施例はピリドキシンに限定され、治
療機構に関する説明は全くなされていない。それどころ
か、B6自体は心臓の機能に影響を及ぼさない旨記載さ
れており、該教示内容の理論的根拠は不明確である。本
発明の意図する目的や治療効果に関する教示内容は、当
時の当該分野の知識に照らして、該特許明細書から抽出
することはできない。特に、該明細書Iこは、実際に低
下するか、または不十分になる細胞内のPLP濃度に起
因する症状の治療や予防のために36を投与することに
関する記載はなく、また、PN−PLP経路の障害に関
する言及も提案もない。
本件出願人による特公昭63−145229号公報には
、活性成分としてピリドキサル(P L)または生体内
でPLを速やかに放出する生理学的に許容され得るPL
の酸付加塩もしくは錯体を含有する医薬組成物が開示さ
れている。該公報には、疾病によって体内で形成される
か、もしくは体内へ放出されるB6拮抗性化学物質また
はB6拮抗性薬剤の投与によって引き起こされるB6欠
乏症の治療または予防に該医薬組成物を使用するこどが
教示されている。特殊な適用対象には生理学的ショック
、心筋梗塞、生物ポリアミンおよびB6拮抗薬剤が含ま
れる。
西独国特許出願第P37  05  549.6号明細
書には、血清中の脂質組成およびコレステロール濃度を
調節するためにピロドキサル、ビリドギザミンおよびこ
れらの燐酸塩を使用することが開示されている。
しかしながら、これらの物質を、細胞内P L P濃度
の低減もしくは不全またはPN−PLP経路障害の治療
または予防に使用することは教示されていない。
本発明者は広範囲にわたる研究をおこなうことによって
、上述の状況とは異なる新規な障害群、即ち、感染患者
の細胞内における固有の酵素的な欠損または欠乏に起因
する障害群を見出した。
従来、このような原因が存在することは全く知られてい
なかった。このため、患者が常套のピリドキシン処置に
対して十分に反応しなくなると、ビリドキシンの投与量
を増加させることが慣用法とされている。この場合、通
常は巨丸剤を使用し、その投与量はしばしば非常に多量
になる。驚〈べさことには、このような多量投与は多く
の場合は効果がなく、患者にとっては有毒であるこどが
判明した。逆説的に言えば、ビリドキシンはB6欠乏症
候群に類似した症候群をもたらすこどになる。
発明が解決しようとする課題 発明は、常套のピリドキシン治療に対して十分にまたは
全く反応しない所謂「ビタミンB6非反応性患者(vi
tamin B 6 non−responsivep
atients)Jがピリドキサルおよびその特定の前
駆体に対して有効に反応するという意外な知見に基づき
、新規な医薬用、獣医薬用または治療食用組成物を提供
するためになされたものである。
課題を解決するための手段 即ちこの発明は、先天的細胞欠陥によって引き起こされ
るビリドキシン(PN)一ピリドキサルホスフェー}(
P L P)経路を伴う酵素活性の低下もしくは欠如に
基づく該経路の障害もしくは不全状態に起因して細胞内
のピリドキサルホスフェート濃度が低下するか不十分と
なるヒトもしくは動物患者を治療もしくは予防するため
の組成物であって、有効量のピリドキサル(PL)自体
または生体内においてオキシダーゼもしくは酵素の介在
なしに速やかにピリドキサルに変換されるピリドキサル
前駆体、および所望によるピリドキサルもしくは該前駆
体に対する安定化剤もしくは酸化防止剤および/または
薬効促進剤(potent iator)並びに薬理学
的に許容され得る増量剤、賦形剤もしくはキャリャーを
含有する医薬用、獣医薬用または治療食用組成物に関す
る。
このような細胞内における酵素活性、特にオキシダーゼ
活性の先天的欠陥は、普通はビリドキシンの作用を受け
た細胞において発生する。このような欠損症は臨床的に
は特に次の要件に関連する(A)例えば未熟幼児の細胞
未成熟(損傷細胞もしくは破壊細胞の置換用細胞は過度
に不足し、該置換は分化度のより低い前駆細胞または正
常な分裂細胞によっておこなわれる) (B)遺弓性酵素不全、特にオキシダーゼ欠乏または多
形性異常。
これらの効果は、場合によっては、特公昭53−145
229号公報に記載の条件によってさらに悪化すること
がある。特定の理由から86を必要とする要請にB6の
補充によって応えなければならない情況下においては、
本発明は特に重要となる。このような場合、患者が前記
のカテゴリーに入るならば、PNよりもPLを補充する
ことが不可欠となる。PLを治療または予防に用いる特
別な使用例は、特に衰弱した患者、かなり年輩の患者お
よび大規模な処置を必要とする患者の予後と結果を改善
するために、生命の危険を伴う手術の前もしくは手術中
またはその他の重態にある患者のB6濃度を増加させる
手段として利用することである。
多くの病気の場合、(例えば病気に起因するPA濃度の
増加または治療に用いられた薬剤によって誘発される)
B6欠乏症またはその初期症状に対しては疑いがかけら
れないので、本発明は、実質上全ての点滴溶液および非
経口投与用溶液中に部分的もしくは完全にPL形態の8
6を含有させた予防用組成物を提供する。また、点滴溶
液にPLを含有させた組成物は、重病患者の「アミン負
荷(amine load)Jを低減もしくは調節する
ために一般に使用し得る。
PL投与による有害な効果は実験動物またはヒトにおい
て認められていない。
本発明において使用する好ましい化合物は、欠乏症に直
接利用できるピリドキサル自体である。
ピリドキサルは、組織および他のB6欠乏細胞内へ直接
入り、そこでキナーゼ[およびその補酵素であるアデノ
シントリホスフェート(A T P )]の作用によっ
てB6の唯一の活性形態のであるピリドキサルホス7エ
ート(PLP)へ直接変換される唯一の形態である。
本発明によれば、PLPの投与も可能であるが、好まし
い態様ではない。何故ならば、PLPは吸収される前に
消化管内でPLに加水分解されなければならず、また、
プラズマ中においても細胞内へ入る前に加水分解によっ
てPLに加水分解されなければならないからである。こ
のような加水分解に必要な酵素は消化管内やプラズマ中
に通常は存在するが、該加水分解は瞬時には起こらない
ので、PLの効用の発揮は遅延される。また、これらの
酵素の作用は特定の病状下においては薬剤によって阻害
される。一方、これらのことを考慮するならば、PLP
はこれらの病状が表われない場合には、例えば治療食用
または医薬用組成物において、PLの有効な徐放性成分
として利用することができる。
ピリドキサミン(P M)およびその燐酸塩(PMP)
を使用してもよい。ピリドキサミンはPMPとは異なっ
て、細胞内へ直接入ることができる。
PMPはPLPの場合と同様に、最初に加水分解を受け
なければならないという点で不利である。
PLPやPMPを好ましくないものにしている上述の理
由にかかわらず、情況によっては、PLやPMを持続的
もしくは遅延的に放出させるという観点からこれらの燐
酸塩は好ましいものである。
PMをPL#こ変換するのに費用な酵素は細胞の内外に
おいて通常は容易に得られるので、PLがより好ましい
主要な理由は、この反応によって引き起こされる潜在的
な遅延である。PMの利点は安定性がより高いことであ
る。しかしながら、医薬用組成物中のPLの安定性に酸
化防止剤、例えばアスコルビン酸(ビタミンC)および
/またはメタ重亜硫酸ナトリウム等によって満足すべき
程度まで高めることができる。
ピリドキサルおよびPMは、生体内においてPLおよび
/またはPMを速やかに放出する医薬的に許容され得る
酸付加塩(例えば塩酸塩)または錯体の形態で使用して
もよい。本発明に用いる以下に例示する化合物は、生体
内でピロドキサルを放出するピリドキサルの錯体および
誘導体の例であり、これらの化合物はピリドキサル自体
の代わりに使用するのに適しており、ビリドキシンより
も好ましい: (I)PLと医薬的に許容され得る酸、例えばHCQ,
H2SO,,H3PO,,特定のアミノ酸、例えばグル
タミン、アスパラギンおよびグルタミン酸等(好ましく
はHCI2)との付加塩、 (■)PLのアルデヒド基にアルコールを付加して得ら
れるアセタール類、例えばピリドキサルモノエチルアセ
タール塩酸塩、(I[I)アミノアルコールまたはシッ
プ塩基を形成するアミンとアルデヒド基との反応によっ
て生成する縮合生成物; シップ塩基   アミノアルコール アミンは望ましい生物学的特性を有する生物アミン、例
えば次の(1)〜(4)のアミンが好ましい: (1)アミノ酸(例えばL−リジン、L一アルギニン、
グリシン等) (2)ピリドキサミン(PM).PLまたはPLPli
PMまたはPMPと反 応して次のシッ7塩基誘導体を生 成する: このシップ塩基は本発明の目的にとっ て好ましい誘導体であって、生体内 においてPL8よびPMの放出源と なる。
(3)タウリン (4)適当なジアミン類、例えばエチレンジアミン;エ
チレンジアミンはPL と反応して難溶性のマグ不シウム錯 体を形成し、該錯体は、本発明によ ればP LとMEの放出源どして使用 してもよい。
本発明の好ましい態様によれば、PLまたはその前駆体
を生薬的に配合することによって点滴剤またはP Lも
しくはその前駆体を患者に持続的に連続放出できる他の
形態の製剤が調製される。前駆体を使用する場合には、
キナーゼの介在なしに前述のように速やかに変換するも
のが好ましい。
以下の表は小児および成人に対する非経口投与量および
経口投与量を示す。
好ましい成分はピリドキサルまたはその酸イ」加塩であ
る。
組成物は好ましくはピリドキサル」=たけその前駆体を
含有する生薬形態のものであり、このような形態の組成
物は、患者の体重1hあたりに換算してピリドキサルを
静脈投与の場合は0,03〜4 . 3 rng、筋肉
投与の場合は0.04−5.7mg、皮下投与の場合に
はO、04〜7 . 2 mg、まj:経口投与の場合
には0.03〜7 . 7! mgの割合で患者に1日
あたり投与するのに適している。この場合、投与をこの
ような範囲内でおこなうような使用説明書を投与者に配
布してもよい。
該組成物はまた生理学的に許容され得る酸化防止剤、た
とえばアスコルビン酸もしくはアスコルビン酸の生理学
的に許容され得る塩または重亜硫酸ナトリウムあるいは
これらの任意の混合物を含有するのが好ましい。
好ましくは、それはlまたはそれ以上のマグネンウムイ
オン、亜鉛イオンおよびグルタメートからなる群から選
はれたピリドキサル用相剰剤を含み、好ましくは、相剰
剤は有効な投与率:マグネシウムイオンの場合は0.5
〜101119/kgZ日、 亜鉛イオンの場合は0.0 5〜O−9mg/kg/日
、グルタメートの場合は0 . 0 4 〜2 0 m
9/kg/日、 を供給するに適した形態および量で存在する。
好ましい範囲は、亜鉛の場合は、0.1〜0.5mg/
 729/日、より好ましく{ま、0.15〜0.3m
g/kg/日、 マグ不シウムの場合は、1.0〜5.0、より好ましく
は1.5〜4.3mg/kg/日、グルタメートの場合
は、0.06〜3、より好ましくは約1〜3 mg/ 
kg/日である。
本発明はまた、ビリドキシンまたはピリドキシンホスフ
ェート、または生理学的に許容しうる錯体、またはそれ
らの酸付加塩をピリドキサル、またはその前駆体のそれ
を越えない量で含む組成物、または好ましくは、ビリド
キシンのコファクターまたは相剰剤としてのリボフラビ
ンを有効投与率0.0 5〜0.2mg/kg/日を供
給するに適した量で含むものである。
PNを利用する能力が本質的に分子間で減少しているか
、あるいは欠如している別の新しく見出された症状を以
下に詳細に記載する。
細胞の未熟性 未熟児:それ自身事実として知られている様々な症状を
詳細に比較した結果、成熟児は栄養的にまたは生理学的
に、投与されたPNを変換して成育体およびその代謝の
ビタミンB6の実質的需要を満たすが、未熟児では特に
約28〜30週の間にある懐胎年齢前においては満たさ
ないか、あるいは十分には満たすことができないことが
わかった。本発明者は、この欠乏症の主な原因として、
幼児の未熟系におけるエンチームオキシダーゼを生産す
る能力の欠如にあることを同定した。この欠乏症はしば
しば未熟児に見られる欠損した細胞酸化作用(tiss
ue−oxygenation)によって増強される。
従来のピリドキシン投与法を用いて未熟児におけるこの
問題を解決するためには、必要な投与量よりも数十倍の
投与が必要であった。しかしながら、このような高いビ
リドキシン投与は望ましくなく、特に丸剤投与において
は望ましくない。このような高い投与率は、肝臓の能力
を越え、その結果、血漿中の過剰ピリドキシンをもたら
し、そこから細胞膜を通して種々の体細胞(組織および
、RBC)に入り、限定的に供給されたPLと競合する
。このPNが一旦細胞の内側で細胞間PLに対して競合
すると、細胞中で利用しうるキナーゼはそのいずれに対
しても必要とされる細胞間PLPのかわりにPNPを形
成する。適当なオキシダーゼ活性が存在しない場合には
利用されないPNPは、その細胞の内側で捕捉され、さ
らに生酵素部位に対しPLPと競合する。ビリドキシン
の過剰投与からもたらされる上述した現象は、毒作用お
よび、ビタミンB6欠乏症のそれに類似する徴候をもた
らす。
未熟児は、急性状態においては、非経口的に治療しても
良く、ついでPLの小児用ドロップの形状で、あるいは
適当な幼児食の成分として経口的に投与しても良い。
すなわち本発明は、細胞間酵素不足にかかった未熟児の
治療用幼児食組成物を供給するものであり、この組成物
はピリドキサルまたはその前駆体を含み、毎日摂取量を
0.008〜l.omg/kg体重、好ましくは0.0
 6 〜0.1 6mg/k9体重とする。
本発明はさらにピリドキサルまたはその前駆体を、ピリ
ドキサル毎日摂取量がo.oog〜lmg/hg体重の
範囲になるに適した濃度および投与形態で含む幼児食中
に組み入れるための添加剤、または栄養補給剤の形態を
有する組成物、好ましくはピリドキサル、またはその前
駆体を、毎日摂取量が1〜6投与単位となるような濃度
で含み、さらにより好ましくはピリドキサルまたはピリ
ドキサミンの毎日投与量が0.0 0 8−0.8mg
/h9体重、あるいはピリドキサルホスフエートまたは
、ピリドキサミンホスフェートの0.013〜1.21
111?/h9体重となるように調合した固体投与単位
にある組成物を提供するものである。これらの投与形態
は混合物であってもよく、その摂取量はそれに比例して
割り当ててもよい。
本発明はさらにビリドキシンまたはその錯体またはビリ
ドキシンの酸付加塩をビキドキシン毎日摂取量0.00
7〜l.omg/kg体重となるような量で含む前述の
ごとき幼児食、栄養補給剤または添加剤、およびより好
ましくはさらに加えてリポフラビンを毎日摂取量0.0
5〜0 . 2 mg/hg体重番こ適する量で含む幼
児食、栄養補給剤または添加剤を提供するものである。
本発明はまt;は混入(infection)または注
入により未熟児に投与するための組成物を提供する。
適当な投与量は以下の通りである: (以下、余白) 未熟児への非経口投与: 活性B6ビタマーは適当量を暗色アンプルに窒素ガスと
共に封入した凍結乾燥品として供給してもよい。内容物
は生理食塩水に溶解し、上述の9で適当な滲出溶液に溶
かしてもよい。
幼児への経口投与: (i)  小児用ドロップ これらは以下の好ましい投与率となるような方法で実施
例に示されるごとくビタミンやミネラノレを添加して適
当に構成された香味基剤と共に調合好ましいビタマーは
PLである。
(ii)  PL一強化幼児食 蛋白質、エネルギー源、ビタミン、ミネラノレ等に関し
幼児食に通常必要とされる全ての成分と共に幼児食を調
合する。B6ビタマーは毎日摂取量が本質的に上記表に
示す量となるように配合する。
好ましいビタマーはPLとそれ自体である。
さらに上と本質的に同じ量が投与されるような方法で、
幼児食と共に用いるために錠剤を調合l7てもよい。こ
のような錠剤は適当な水性媒体、例えば幼児食用希釈グ
ルコース溶液または果実ジュス中に急速に溶解および崩
壊するようなやり方で当該技術分野において公知の方法
により製造してよく、その錠剤当りの量は1日当り1回
の割合で用いられるときは一錠中に全投与量が含まれる
ように、あるいは1日2回(例えば朝ど晩)またはそれ
以上(例えば毎食時)の割合で用いるためには2〜6錠
に毎日投与量を分配してもよい。
好ましい一態様にあっては、ピリドキサル(または上記
した他のビタマーのいずれか)を、幼児の肝臓酵素産土
を刺激するため、以下の好ましい投与率が達成されるよ
うな方法で、少量のピリドキシン(およびリポフラビン
)と共に幼児ドロップまたは錠剤中に用いてもよい。
(以下、余白) ヒトまたは動物ホストにおいて疾病起因性または外傷起
因性細胞損傷に対する応答は機能的に能力を失った細胞
を復元するための生長刺激である。
生長過程は破壊細胞を産生ずるための細胞分裂を含んで
もよく、あるいは連鎖プロセス(chainproce
ss)の活性化、即ち、それによって未分化前駆細胞が
分裂し、最終的に疾病中の赤血細胞の破壊後に生ずるご
とき損傷細胞を復元するだめの種々の段階を通して発現
する細胞の復元を含んでいてもよい。
多くの場合、通常の治癒を含めて再生細胞は急速な複製
の過程を経由し、または赤血細胞の再生の場合のごとく
、骨髄中の前幹細胞が増殖して一連の中間細胞を生産し
、結局赤色細胞群の増加をもたらす。本発明がその根拠
とする基本的概念はこのように急速に再生する細胞は通
常の細胞のそれとは異なるビタミンB6生長必要量を有
することである。この概念は個々の細胞に対して、およ
び個々の器官(例えば肝臓)に対しても当てはまる。
これは生長中の未熟児または胎児の場合も同様である。
全ての細胞において生長に必要な基本成分は、工不ルギ
ー源、蛋白質(アミノ酸)、脂質、炭水化物および適正
な酵素作用に必要な種々のコ・ファクター(ビタミン、
ミネラル等)である。これらのうちビタミンB6の活性
は特に重要であって、しばしば、蛋白質代謝およびエネ
ルギー産生において金釘的役割を果たすために限定因子
(liniting?actor)となる。
この点に関する本発明の応用例は分化が少ない前駆細胞
から高度に分化した細胞の復元に関する。
赤血細胞(RBC)は重要な例であり、他の血液細胞エ
レメントも同様である。そのような全ての場合において
中間体またはより原始的な前駆細胞は、ビタミンB6活
性源としてPNよりもPLをよりよく利用し得るしまた
有している。
骨髄中の普通の未分化原始幹細胞はリンパ球、赤血細胞
、顆粒球、単核細胞、血小板および種々の前駆細胞に変
化するその他の成分を生ずる。RBC形成の場合はこの
過程は以下の過程を含む:未分化幹細胞−一−→前赤芽
球一一一→好塩基性赤芽球−一一→多色性赤芽球■好酸
性赤芽球■網状赤血球一一一→ 赤血球(RBC) 類似のカスケードが血小板を含む血液中の他の細胞エレ
メントの場合に存在する。より原始的な未分化細胞を含
む骨髄吸出物はPNをPLPまたはPLに変換できない
。即ちそのような未熟細胞においてはPNP−オキシダ
ーゼ活性の欠如を最初のうち示すという事実が基本的に
観察された。
このことはヘマおよびヘモグロビン合成のために産生赤
血球がPLPを必要とする由に実際上非常に重要なこと
である。
正常な成熟RBCはB6活性源としてPNを使用するこ
とができ、従って健康であってRBC形成のために特別
の要求が存しないときはPNはRBCにおける適当なB
6活性源である。しかしながらRBCの生産の需要が増
加する疾病のある場合に、もし細胞内部に不適当なB6
活性しか存在せず、このような非常時中、必要とされる
B6活性がPNの補給によっては供給し得ないならば、
RBCが形成される幹細胞はこの目的のためにPNを利
用することができないか、あるいは最善でもその能力が
低下しているために、RBCの生産速度が低下するであ
ろう。RBCを産土するためには、ヘモグロビン合成お
よびエネルギー生産に必要とされるB6の臨界量を含む
種々の理由の由に細胞内部の適正なB6活性が要求され
る。RBCにおいては、工不ノレギーの90%がグリコ
リ・冫スのプロセスから得られており、このズロセスの
うちグリコーゲンからグルコースの生産(B6依存グリ
コーゲンホスホリ〉−ゼ)を含む数工程およびトランス
アミネーションの数反応が86に依存している。このプ
ロセスはまた適正な量のマグネシウムを自由に利用でき
ることも必要である。
前述したごとく本発明の重要点は、赤血細胞および/ま
たはヘモグロビンの破壊まt一は欠乏を含む病気の治療
用医薬組成物を提供することにあり、この組成物が投与
形態でピリドキサルを含み、その濃度が患者に対し毎日
0.0 1 −7mg/kg体重で投与するよう設計さ
れ、このピリドキリ〜ルがインビポで容易にピリドキサ
ルを放出する錯体」二たは溶解性付加塩の形態で存在し
ていることを特徴としている。
本発明は新しい治療メカニズムを含む新規な病気の治療
法を提供する。本発明は赤血細胞および/またはヘモグ
ロビン合成一ヘモグロビン欠乏症を含む広範囲の病気に
対し適用できる。
皿液中のへモグロビ/の欠乏は貧血と呼はれる様々なタ
イプのものが知られている。これらは全て蒼白、疲労お
よび息切れ等を忍きおこす。ひどい場合1こは神経系が
永久に損傷1〜、死1こ至る。ある種の貧血の直接的か
つ常套の治療法と1,では、通常、一・モグロビンの合
成のために正常な成熟赤血球により必要とされる鉄を、
鉄欠乏患者に投与する方法がある。L7かしながら、こ
の方法は、ヘモグロビ〉・合成を実行することのできる
赤血球が適正に供給されることが前提とされている。多
くの病気はこれらの細胞が欠乏1、5ている。
このような病気では十分な赤血細胞を生産する骨髄が損
傷1,再生不良性貧血をおこしているかも知れない。従
来はこの種の病気は単に輸血、骨髄移植またはビタミン
Bl2を含む骨髄刺激剤によってしか救われなかっj一
メリルおよびヘンダーソン(Mcrrill andH
 enderson)はAm. R.ev. Nutr
.,  l 9 8 7 .  7 .137056の
第144頁に、、ピリドキシン応答性貧血のビリドギソ
ンを用いた治療法を記載している。比較的高い投与i(
50−2001119PN/日)および一例では6 0
 0 mgl日)に右かかわらず、その応答率は″随意
″で半分より少ない。イ・」記されている説明は出願人
の知見とは一致I7ない。
他の形態の貧血に対しては全く反応がない。この文献は
本発明の新規な提案を支持していない。PNの高投与量
に基づく有害な副作用が第147頁の記載から確認され
る。
溶血性貧血は赤血細胞の過剰な溶而(hemolysi
s)によって起こり、貧血と黄府を生じる。このような
溶血はいくつかの原因があり、その一つはと1・または
動物における種々の原生動物による病気であり、原生動
物が増殖して赤血細胞を破壊する。
これらは、ヒトのマラリア(4つの異なったマラリア原
虫種)、バルトネラ症および動物のリフl・バレー熱(
Rift Valley fever)、コリドー疾患
(corridor disease)、胆汁熱(イヌ
バベシr)を含む。
赤血球細胞はまた、他のタイプの微生物、例λばバーポ
(parvo)ビールスBI9のようなあるビルスによ
っても破壊される。
赤血球細胞を破壊する疾患のうちの幾つかはまた、他の
細胞も破壊する。その再生には、本発明に従っlニビリ
ドギザノレまt−はそのブレプJ−ザー例えばマラリア
の場合は肝細胞の投与が好影響を与える。
本発明はまた、赤血球破壊を惹き起こす微生物の感染を
含む病態、例えばマラリア、バル]・不ラ症、リフ1・
バレー熱、コリドー疾患、または胆汁熱の治療または処
治に使用す乙前述のような組成物と、微生物感染を治す
通常のパッケージに入った、あるいは通常の投薬形態の
薬剤との併用も提供する。本発明は、上記ピリドキサル
もしくはそのグレカーサーと、より活性な成分としての
上記薬剤とを同一のパッケージ中に分離した投薬形態で
、かつその結果、好ましくは分離された投薬形態が、等
しいまたは異なった処治期間用に併用投薬されるように
対となって並んでパッケージされるように、併用される
ことを含む。
本発明の更なる利点は、1〜キシンおよびポリアミンに
れらはまた、体がビリドキシンを使用する能力を落とす
。)を、病気の間、度々放出するということである。ま
た、そのような病気を治すのに用いられる薬剤の幾つか
は、その作用を有する。ピリドキサルは、発生するB6
欠乏を克服するのに重要な役目を果たす。
多くの病気において、血液のポリアミン濃度(leve
l)は、病気により惹き起こされる細胞死および細胞崩
壊のために急速に上昇する。ポリアミンは、生きた細胞
の内側においては必須の構成成分である。そこでは、そ
れらは巨大分子合成に不可欠である。しかしある病気の
間発生するような、細胞外での濃度の増加は、就中、そ
れらが化学的にPLPと反応することが知られており、
その結果生成する錯体が尿中に排出されるということか
ら有害である。本発明者等は、ポリアミンおよび/また
は疾患により生成される他のトキシンもまた、天然のP
LP一加水分解ホスファターゼと同様、B6一活性化酵
素系を阻害し、さらにこれは、病気により発生したトキ
シンおよびポリアミン濃度の増加が有毒となる機構のう
ちの一つであるということを見出した。一般に、病気に
より生成するポリアミンは、RBC内に多量に輸送され
る。
特にマラリアの場合は、寄生生物によりポリアミンがR
BC内に極めて増加する。しかし通常は、RBC内には
ポリアミンは痕跡量しか存在しない。
このことから、上記の発見はRBCの止血に特に関連す
る。それ故、マラリア寄生生物で感染したRBCは、P
Nのような非ホスホリル化B6ビタマーを使用できる能
力が低下しており、適当なB6ビタマー、PLまたはP
Mでさらに補充する。
さらに、病気により蓄積された赤血球内のポリアミンは
反応し、それ故、PLとPLPを除去する。
これにより、これらのコファクター生成に対する要求が
増大する。
貧血症は、大赤血球性貧血もしくは鎌状赤血球貧血で起
こるように、赤血球細胞の異常により起こる。これらの
患者の多くは、種々の程度でPLの投与を受けている。
貧血症は、栄養上の原因により、または月経異常を含む
種々の原因による多量出血により起こる。
そのような場合、欠乏したB6成分を回復するという点
で、PLはPIリより優れている。
ピリドキサルは、従来の治療形態では非効果的な、また
は不適当であるような場合でも多くの場合ヘモグロビン
の生成を活性化でき、また、特に所謂「ピリドキシン抗
療性の」または「ビリドキシン非応答性のj貧血症であ
る場合でも活性化できるということを見出した。
以上のことから、本組成物および方法は前述の病態、即
ち貧血症、マラリア、イヌバペシア感染および類似の代
謝的特徴を有するその他のものの治療に特Iこ擾れる。
さらに、ピリドキサルの適当な内容物、または体内で(
in vivo) P Lを放出する物質のうちの1つ
を取り入れることにより、またはその他の非ピリドキシ
ンタイプの36ビタマーを取り入れることにより、本発
明を輸血用調製物および血液の代用物の改善に適用する
ことができる。
幾′つかの他のビタミンとは対照的に,B6に関する生
理学および生化学は、人間および動物に関しあまり違わ
ない。従って、本発明範囲は本発明の全ての態様に関し
獣医学まで拡張される。調剤組成物は、人間に対し述べ
た治療法および予防法と実質的に同様の方法で、動物の
病気の治療およびその外科的治療に応用することができ
る。
次の表は、細胞内または細胞外感染による大量の細胞破
壊を含む人間の、または動物の微生物↓こよる病気の幾
つかを要約している。
表中、幾つかの微生物による病気を示す。これらの全て
は、「疾患細胞」の細胞死に起因する。死んだ細胞はポ
リアミンを放出し、多くの場合トキシンも死んだ細胞、
または微生物、またはその両方の何れかにより、また放
出される。それにより、PLPは低下し、PN−PLP
経路が危うくなる。
疾患細胞が血液細胞である場合、それらは上述の「多段
階」の方法で骨髄中で取り換えられねばならない。これ
らの細胞は,PN−PLP経路において重要な役目を果
たす。細胞の要求が増加して刺激されたこれらの新しく
形成された血液細胞は、それらがまだPN−PLP経路
の機能を行うことができない未熟の状態で循環に入る。
残存する細胞の入れ換えは、系中での・これらの娘細胞
の細胞分裂、次いで細胞生長により行なわれる。この過
程においては、若い細胞自身では供給することができな
いPLPの適当量を使用できる能力が必要であるが、こ
の能力は細胞の死により危うくなっている。本発明は、
系中(in  situ)において細胞内のPLPに変
換して容易に細胞に入れるPLを直接供給することで、
PN−PLP経路を短絡する。
(以下、余白) トキシン、ポリアミンおよび治療に使われる薬剤の副作
用に関連するRBCのコンテクスト中の上述の注釈はま
た、これらの疾患の多くに当てはまる。
上記表中の生物に加え、リケッチアはまた発疹チフス、
ロツキーマウンテン斑熱病、C)4病、牛の心水病のよ
うな病気を惹き起こすと考えられる。
遺伝的酵素多形性異常 正常な人間のうちの約20%は、酵素系においてビリド
キシンのピリドキサルへの変換能を害する遺伝的異常(
多形現象)であることを見出した。
勿論、もしそのことが別の意味での「正常」な人間にお
いでさえもビタミンB6欠乏症を惹き起こす条件のうち
の何れかと一致するならば、そのような人間は、従来の
ピリドキシンの補充を行なった時は特に低下する。これ
らの人間は、PN治療法に対し所謂「貧応答者」または
「非応答者」である。
酵素グルタメー}・−ピルベートー1・ランスアミラー
ゼ(GPT)は、RBC中に存するP L P依存酵素
で、これはRBCによりPNの使用を評価するのに使わ
れる。母集団中、個々の人間は酵素の3つの多形性形態
に従って3つの異なった群に分けられる(1〜1.25
%;  l−2.50%; 2−2.25%)。
検査した全ての人間にれらは全て3つの群に属す。)の
うち約20%が、経口投与したPN,RBC  GPT
一活性に対し遅い応答者であることが判った(なお、こ
の活性は、PN(1 0+11g)を経口的に補充した
前および後、即ちそれぞれ0日および28日後に測定し
た。)。
これらの遅い応答者は、遺伝的に決定されたPN−オキ
シダーゼ酵素が欠乏していることが判りlこ。
人口のうち約20%が「遅い応答者」であるということ
より、所謂B6応答に関する種々の病気(月経前緊張、
うつ病、貧血症)において、何故、患者のうち約80%
が薬剤に対し良く応答するが、その応答速度はめったに
lOO%ではないかが先ず最初に説明される。
そのような患者はPN一才キシダーゼ活性が低下してお
り、PNに対するよりも遥かに満足にPLまたはPMの
投与に応答するということを本発明者等は見出した。
上述の新規な観察は、医療的に重要な示唆を有する。前
述の全ての患者(例えば、RBC  B6状態に疾患を
もたらす感染、または他の細胞の86状態に同様に疾患
をもたらす感染、または重大な病気もしくは薬剤により
B6の状態を低下させる感染による患者)のうちの20
%は、残りの80%よりももつと危険である。本発明の
更なる態様により、細胞内PN−オキシダーゼ活性を決
定し、それによる患者にれらの患者は、以下に詳しく述
べる初期処治および先行処治を次いで受ける。)の識別
を行なうのに適した試験法を提供する。
本発明の適用において、組織のホモジネートおよび赤血
球細胞の溶血物中におけるPNP一才キシダーゼ活性測
定用の、適当な定量的または準定量的な診断テストと本
発明との併用を更に提案する。そのようなテストは、前
述のオキシダーゼ活性が遺伝的に害された患者を識別す
るのに使われる。これらの患者は、ビタミンB6の補充
が必要である如何なる場合でも特に危険であり、ピリド
キシンの他にB6源の投与が絶対必要である。
そのようなテストはまた、本発明に関連するあらゆるオ
キシダーゼの欠乏量を同定し定量するのにも使われる。
簡単で適当な分析法を実施例で説明するが、これらは特
定の要件に適するように変更してもよい。
更に、反応中含まれるB6ビタマーのHPLC測定に基
づくより正確な方法も記述する。
本発明の教示するところを適当な医療状況に賢明に適用
することにより、従来の治療形態の成功を更に高めるこ
とが可能であることが判った。
これらの目的を達成するために、本発明は先天的細胞欠
陥およびそれに起因するビリドキシン(PN)一ピリド
キサルホスフェーh(PLP)経路の阻害もしくは不全
により低下した、または消失した酵素活性を診断するた
めの診断用キット(kit)、および好ましくは患者の
欠乏物を供給するための前述の調剤組成物もしくは食餌
組成物に使用する診断用キットを提供する。なお、この
キットは、a)ヘモグロビンを変性し沈澱させる試薬と
併用し、かつ好ましくはキットの一部を形成する赤血球
細胞溶血性調製物、 b)’NADHが細胞内オキシダーゼ活性もしくは酵素
アスパルテート(aspartaie) トランスアミ
ナーゼ(AST)活性の直接の測定量として消費される
反応または一連の反応(なお、NADHは光学的濃度測
定法により測定される。)により、溶血物中の上記オキ
シダーゼもしくはASTを測定するためのNADHを含
む一連の試薬 を含む。
そのようなキットの一態様を、オキシダーゼ活性度測定
用に提供する。このキットは、(1)pH7.0−pH
7.8、好ましくはpH 7 .5〜7.6の1種類以
上の緩衝液調製物、(2)赤血球細胞溶血性調製物、 (3)  PMPS PNP,PMまたはPNの標準基
質調製物、 (4) σ−ケトグルタレー1・、ADPおよびNAD
H,および隔離されたグルタメートーアヒドロゲナーゼ
を含み、放出されたアンモニアを検知するための一連の
試薬、 および好ましくは、クロロホルム、酸、およびアルカリ
を含み、ヘモグロビンを変性し除去するための補助試薬
を含む。
更に、そのようなキットの一態様を、AST活性度測定
用に提供する。このキツ1は、a)赤血球細胞を溶血1
,、溶血物を生成させる試薬、 b)アスバルテ−1・およびσ−ケトグルタレート基質
、 C)  アスバルテートアミノI・ランス7エラーゼと
上記基質との反応により生成するオキザ口アセテートの
量を決定するための、マレイン酸デヒドロゲナーゼ(M
DH)およびN A D Hを含む併用試薬、 d)  pH6.5〜7.5、好ましくは7.2の1種
以上の緩衝液調製物 を含む。
犬等鼾 N−(5 ’−ホスホー4′−ビリドキシル:)−N’
(ナフチル)エチレンジアミン(800ミクロモル)を
不ジぶた付テストチューブ中の0。2Mトリス緩衝液(
Tris buffer)(pH 8.0)3.5mQ
に添加し、その混合物を37゜Cのウォーターバス中で
振動させながら平衡状態にした。酵素源(組織ホモジL
ネート赤血球細胞溶血血液、0.1〜0 . 5 mu
.)を添加し、チューブのふたを開けたまま60分間振
動させながら培養した。その後、各チューブにlO%N
aOH  1.Om<1を添加した。チコーブをウォタ
ーバスから際去し、特級エチルアセテート5.0mQを
添加した。チ1〜ブのふたをして、3分間激しく振動さ
せた。有機層に蛍光が読みとれた(励起320nm、発
光410nm)。
酵素活性を、酵素源Q . l m0.当り、1時間当
りに形成された生成物のナノモルきして表わした。
実施例2 本方法の原理は次のようである: RBC溶血血液を酸
化酵素源として働くように調製する。その溶血血液を、
規制条件(反応時間、pH、温度)下、標準化量のピリ
ドキサミンホスフエート(PMP)と反応させ、その間
、PMPは酵素により、ピリドキサルホスフエート(P
LP)とピリドキサル(PL)に酸化される。このよう
な条件下に形成されたPLP+PLの量は、酸化酵素の
存在量の直接の指標となり、それ故、RBC溶血血液中
に存在する酸化酵素の量は患者の酸化酵素状態を反映l
7ており、その状態は、ヘモグロビン1g当り1時間当
りに形成されるPLPf−ノモルで表現さねる(nmo
lP L P/h/gHb)。
PLP+PLの量は、(P L P + P Lによっ
て形成されるセミーカルバジドとの複合体の)蛍光分析
またはi{ P lm、C法にの方法もP L PとP
 LそI1ぞれ測定できる)により決定することができ
る。
蛍光分析は、自動化された装置を使用して行なってもよ
く、次の実施例に詳述されているように、数多くのサン
プルのルーヂン分析ができる。
ピリドキサミンホスフェート酸化酵素(ppo)分析 パノクのRBC溶血血液(0。125m0.)をリン酸
カリウム緩衝液(0.1 3 3MSpH8.0)で5
00μaに希釈し、50μQ取り出し、シアンメン1・
ヘモグロビン(eyanmet haemoglobi
n)法(フ゛ラソド(Blood)1957  12:
  1132)でヘモグロビン測定を行なった。
残りの450μQへ、ピリドキづミンー5〜ホスフェー
I・を添加し、8μMの最終濃度とした。
2時間熟成後、等容量の1・リクロ口酢酸(10%一リ
/′V)で反応を停止し、沈澱タンパクを遠心分離によ
り除去した。
タンパクのない抽出物を使用して、自動蛍光分折または
HPLC法によりPLP+PLの決定を行なった。
蛍光分析においては、熟成後のタンパクのない各抽出物
のアリコートを遠心分離分析装置のサンプルカップに移
した。その装置は、1容積サンプルを3容積の緩衝溶液
(pH9.5、KHCO3(32.5g/I2)とK2
Co3(24.1g/Q)含有)と混合し、次いで12
%(W/V)セミ力ルバジド塩酸塩0.2容積を混合す
るようにプログラムされている。
PLPとPLの蛍光付加体の発生は37°Cで15分後
に測定され(ピーク励起波長360nm)、幅広発光フ
ィルターが450nmにピークを示した。
形成されたPLP+PL量は、標準溶液を使用して0.
05〜0.8UMに渡って決定された。
上記分析システムを使用し、次のようなカットオフポイ
ントを採用し、遺伝的に欠陥のある個人の同定を考慮す
る。
,is          nモ,+叶LP+PL/g
 Hb/h普通        4.30より上 遺伝的欠陥     4.30より下 実施例3 PMP(PN)一酸化酵素活性測定 原理: 酸化酵素 PMP PL + H,02+NH3 α−ケトグルタレート 基質として  NADH (標準溶液)      ADP  グルタメート脱水
素(またはPNP) NAD    補足因子 L−グルタメート 放出されたNH,はNADH一依存性グルタメート脱水
素酵素反応により検知される。NH3は補酵素としての
NADH(ニコチンアテニンシヌクレオチドの還元形態
)を使用し、α−ケトグルタレートによりL−グルタメ
ートに転化される。
ADP(アデノシンジフォスフエート)はもう一つの補
酵素であり、GLD(グルタメート脱水酵素)が当該反
応の事実上の酵素である。NADHを使い尽くし、この
消費量を測定する。NADHの吸収(ΔE)の減少は酸
化酵素の活性に対応する。
連の反応はpH7.5〜7.6に強いpH最適値を有す
る。添加ADPはGLD反応に要求される補足因子であ
る。
方法: 緩衝液1: O.lMトリスーHCl2SpH7−5(
12.1g/ff) 緩衝液n: 0.5MトリスーHCl2、pH7.5溶
血血液の調製: 0.5mQ緩衝液I 0 . l mQパック化洗浄済赤血球0.05ml2
トリトン(TR ITON)−X− 1 00のlO%
溶液 試薬混合: lomQの緩衝液Iに20mgのPMPを溶解させる。
Q.5ml2の試薬混合物を反応チューブに添加し、暗
中、30゜Cのウォータバス中で溶血血液0.lmff
との反応を開始させる。各溶血血液サンプルに対して0
および90分間培養させる。反応を停止し、l NHC
Q500μQを添加してヘモグロビンを変性させ、5分
後IN NaOH  500μffを添加する。CHC
Qs700μaを添加し、激しく振動させ変性ヘモグロ
ビンを沈澱させ、そして10000GでIO分間遠心分
離し、保持されているヘモグリサート(haemog 
Iysate)の上澄み液からヘモグロビンを除去する
測光NH.一検知 20mga一ケトグルタレート(Na塩)(ポエーリン
ガ−( B oehr inger)1 0++lgA
D P(Boehringer)6mgNADH(Bo
ehringer)をlOmQ緩衝液Hに溶解させる。
溶血血液(上記)の上澄み液1.4m(2をキュベット
へピペットで移し、上記緩衝液I[0.6mQを添加す
る。
365nmでの○D測定(初期のNADH濃度の測定) グルタメートー脱水素酵素グリコール(B oehri
nger)溶液20pQを添加し、N H ,消費反応
をスタートさせる。
ODが安定化した時、再びODを測定する(終了点) 溶血血液のHb決定を行なう。
この方法で得られたΔE値(365nmでのOD変化)
は、酸化酵素活性を反映している。最終の酵素活性値は
、ΔE / gヘモグロビン/hとして記録される。
すべての試薬は、本質的にN I−1.が含まれていな
いものを使用しなければならない。リボフラビンおよび
/またはFMNの添加は何の影響もない。
健康な成人については、次のような代表的結果が得られ
た。
赤血球酸化酵素活性: 通常の患者:20−150ΔE/gHb/h酸化酵素活
性に欠陥のある患者: 20ΔE/gHb/hより小さい 実施例4 バベシア・カニス(Babesia Canis)感染
犬についての臨床試験 バベシア・カニス感染は、「胆管熱(biliaryf
ever)」としてよく知られており、重症で、しばし
ば致命的となる犬の病気である。それは、赤血球(赤血
球細胞)の大規模な破壊とヘモグロビンの損失を伴う原
生動物の病気である。臨床試験のために提供された重症
のバベシア・カニス感染犬を2つのグループに分けて試
験を行なった。すべての動物は、熱、黄厄、高い心臓の
鼓動、激しい息づかいのためだらりとしていた。全部の
犬について、標準的処置をした。即ち、後外科点滴(p
o償surgical drip)、ドキシサイクリン
、トリパンブルー、ヘハヘット(hepavet)、電
解質およヒクルコースからなる。実験グループにおいて
は、PL溶液を動物に与えた点滴(i解質、グルコース
)へ添加した。基準グループにおいては、生埋食塩水を
PL溶液に代えて与えた。
本発明のPL溶液は次のようにして調製した(バイアル
(vial)当り) ビリドギサル塩酸塩 2 4 3mg(− 2 0 0
+++9PI、)アスコルビン酸   10111g 実験上の処置 実験動物二本発明のPL溶液を、各患者が12時間以上
かかって50111gのピリドキサルを受量するように
点滴で付与した。各動物はこのような処置を1回だけ行
なった。
基準動物 基準動物には、同様な方法でPI−溶液の代わりに生理
食塩水を付与し,た。基準動物は、種ど初期のヘモグロ
ビン濃度について可能な限り、実験動物に似るように選
択した。結果を次の表に示す。
(以下、余白) }ib本     RCC       Ht    
MCV    MCHC      WCC(9#2)
 (XIO12/0.) CQ/Q)CfQ)(g/d
QRc) (X lO’#t)翳 比0  0.41 
 2.1  −6  3.8  3.OE    12
.8  0,49   4.2   2   −1  
  −8.4E    6.5  0.47   3.
6   0   −2.5   2−5E    9.
5  0.41   4.2   3   −17  
 3。lE    7.8  0.23   2.3 
  1   −0.5   1.05E    24.
8  0.64   5.4   1   2.5  
 17.9合計 70   2.65   21.8 
  1   −8.2   27.15*** 平均 11.7  0.44   3.63  0.1
7−0.03   4.523    0.18   
 1.19 12    0.53    4.1 2−0.01.     1.0 1   −0.04     0.8 9    0.42    3.7 6.8   0,24    3.9 1.25〜]..5   −3.4 1.70    −4.4 12    7    17.8 6.0  −2.7   −0.5 1.2  −1.4    2.1 0.3   4.3   −7 31.8   1.31 5.3   0.22 12,9   18.3  −2.9 2.55   3.17−0.4)3 4.6 0.76 RCC: Ht: MCV: ヘモグロビン(9/Q) 赤血球細胞t(x 1 0 12/c)ヘマ1・クリッ
ト(Q/Q) 平均ml球容積(fQ) MCHC:平均血球ヘモグロビン含量<9/dQRC)
WCC:白血球数(X I O ’/Q)**E:実験
動物を意味する C:基準動物を意味する E:最初の2つの一連の掲示パラメーター測定の間の期
間のIEI当りの変化を意味する。通常、これらは、ア
ドミッション(adm iss ion)後すぐ(また
は1日後)に得られた測定値と、処置開始後2〜 4日後に再び得られた測定値を意味す る。
本木本 2つの測定期間にわたる各グループにおける6
匹の動物の平均変化 結論 臨床:臨床観察によるとPL注入された動物は基準動物
よりも処置に対してより良好に反応した。
これら動物は、動き、水や食料の消費および用心深さを
基に判断すると2〜3日後に、著しく回復した。通常、
基準動物の場合、このような臨床的回復段階に達するの
に、5〜6日以上かかった。
血液学的:実験グループと基準グループの間にいくつか
ら重要なパラメーター(ヘモグロビン、RCC,WCC
)に大きな、意味のある違いが反映された。これらは、
臨床観察と完全に一致する。
なかでも、ヘモグロビン濃度が驚異的に回復し、その程
度は、通常の方法でヘモグロビンを合成できる新しい成
熟した赤血球細胞を形成する通常の速度の点から説明で
きる程度を実質的に越えていtこ。
本実施例は、赤血球破壊を伴う病気のPL投与の利益を
例示している。それは、犬の胆管熱以外にさらに多くの
応用を示唆している。赤血球は骨髄で形成され、そこで
は(ヒトにおいては)、ヘモグロビンを形成できる細胞
に成熟するのに約120日かかる。
この合成のためにビリドキサールフォスフエートを必要
とする;しかじ、ピリドキサールフォス7エートの有効
性はある酵素、特に酸化酵素の適当な活性の有効性に依
存する。未成熟の赤血球においては、酸化酵素の欠乏が
おこっており、ビリドキサール7オスフエートが欠乏す
る結果となり、結果物は、ヘモグロビン合成能力を弱め
る。その上、多くの病理学的条件において、ピリドキサ
ール7才スフェートの形成に必要な酵素が、抑制される
。さらに、病理学的条件下に生物の活動の結果生じ、貧
血(胆管熱においても同様)をもたらすポリアミンは、
これらの病気の処理に採用される従来の薬物治療におい
ても同様であるが、ヘミグロビン合成に必要とされるピ
リドキサールの欠乏をさらに悪化させる。
バベシア・カニス感染大についてのさらなる臨床試験 13匹(10匹は同血統繁殖のビークル、他の3匹は雑
種)の犬を実験グループと基準グループにランダムに別
けて実験を繰り返した。すべての動物を、約3−5日で
激しいバペシア症に感染した牌臓摘出ドナー犬からの血
液を注射することによりバベシア力ニスに感染させた。
以下のような処理を開始したときへマトクリット( h
aematocr it)値が0.15  1/Iに落
ちるまで、一日2回、すべての犬をチェックした。
最初の24時間は電解質溶液(ナンバー2)、その後、
ボストサーギゾル(Post−Surgisol)。両
液を8 0 mg/kg/24hの割合で静脈頚部のカ
テーテルの手段で投与した。
トリパンブルー(1%) lml/kg静脈内へ1度だ
け投与。トリパンブルー投与後ベレニル(bereni
l) 3 .5 mg/kgを7日間筋肉内投与。ヘパ
リン、2510/kgを最初の2日間1日に3回皮下に
投与した。
実験動物;さらに液体治療の全期間50mg/ Iの濃
度で注入物にビリドキサールを投与した。
治療開始前に、寄生中卵子の存在を決定するために、完
全な臨床評価および便浮揚( f lotat ion
)は勿論、 尿ディップスチック(dipstick)
および沈渣試験を行った。
アセスメント:温度パルスおよび呼吸を最初の3日間6
時間毎に測定し、同時に体質(グレード1〜4)および
食欲(1〜4)の主観的アセスメントを行った。
十分な血液学的および生物学的アセスメントを毎日行っ
た。
血清アルカリ性リン酸酵素決定を1または;3日に行っ
た。
さらに、臨床バラメーターおよび測定はアスi・ループ
(Astrup)決定(治療前と24時間後再び)およ
び10日間生き残り割合からなっていた。
血液学のためのザンブルを真空EDTAチューブ中に、
モして匍清化学のために、透明な(plain)真空ヂ
ューブ中へ、吸収した(頭部静脈)。
血漿PLPおよびPLをRBC−PLPおJ2びPL値
と同じように、ヒト研究に使用さJ1るHPLC手段に
よりルーチン的に決定した。
以下の結果を得た 基準グループの2匹の動物は死亡(7たが、実験グルー
プの動物は全く死ななかった。第1の実馴の観察に一致
した実験グループにおける明らかな臨床的改良がみられ
た。
最初の3日間(生き残るか6かを決定゛[る決定的な期
間である)1こ、ノルマブラースh (normabl
ast)数プロファイルに息味のある違いがあった:基
準動物には連続的な落下傾向、実験グA−イには逆の傾
向であっj−。赤血球数は実験グループにおいてはより
すばやく反応した。
アルカリ性リン酸酵素値は1日から3日にか1フて基準
グループでは減少したのに、実験グルー,・ズでは増加
した。2つのグループ間の違いは、大きくて明らかに認
められる傾向であった。
平均血球容積および平均血球ヘモグロビンは、5日で実
験動物において統計的に意味のある増加があった。
実施例5:ビリドキサール注入 以下のものを無菌の蒸留水に溶解し、1 0 0 +η
に希釈: ビリドギサール塩酸塩    4860mg(− 40
00mgビリドキザール) アスコルビン酸       1000mgナトリウム
2水素リン酸塩   4h 1)Hを6.5に調整 5m1部を琥珀色アンプルに分配し、凍結乾燥する( 
lyophi1ise).熱滅菌(sterilise
XlO分)無菌”■−理食塩水に溶解[7、患者(.″
投ラ寸る他の標準注入物五ゴ−は点滴物(電解質、ゲル
コース)と適当な量を添加混合することにより注入物と
して投与し,、本明細書で詳述1″るような非経口的投
与のための投薬割合を達成する。
または5〜10ml無菌生理食塩水に溶解1,,、筋肉
内注射により役与1,、本明細書に規定するような投薬
量割合を達成する。
実施例6:PLの安定化溶液 a)PLIOOmg(7)pH7.oセj/ンゼン(S
φrensen)緩衝溶液(0.05)わ20m l溶
液に、以下のものを添加した。
ナトリウムメタビスルファイト・・3t)−72mgグ
ルコーズ          + 68−136mgビ
タミンC            : 20mg茶色の
アンプルに濾過封入 50゜CIO日間熱滅菌 無菌の蒸留水でloomlに1,,, ″r,最後に濾
過により滅菌する。窒票下茶色のアンプルに貯蔵する。
前の実施例におけるのと同様に使用する。
実施例7 塩酸ピリドキザル(e.g.ピリドキサル200mgを
含む殺菌こはく色アンプル)を殺菌塩水i丁溶解1,、
点滴時に患者に投与するピリドキサル暦が本質的前述の
ようになる量で市販の血液代用物よ,一は輸血溶液に移
行させる。
実施例8 常套の血漿増量剤および輸血血液でピリドキサル増加添
加剤 以下の成分を殺菌水に溶解1〜,pH 6 . 5に調
製一少る。
塩酸ピリドキサル      4 8 6 0 mgア
スコルビン酸       1000mgり/酸二水素
ナトリウム     40g5m(2のこはく色のアン
プルに分け、凍結乾燥する。
アンプル内容物を殺菌塩水に溶解し、2〜5Qに対1,
 lアンプルの量で点滴液、血液、血漿、血漿増量剤に
添加する。
′t−l施例9 マラリアの治療におけるピリドキサルの使用マラリア患
者の2グループをピリドキサルを投与した。全ての患者
は貧血症および潜在的なラクテート・アシドーシスに対
する治僚、抗寄生虫血薬を含む付添い医が適当と考える
通常の処置を受けた。
臨床プロトコール グループl:重症マラリアのWHO基準によれば重病の
マラリア患者。ICU中で処置した脳マラリア患者にお
いてヘモグロビン価は10g/dl2以下であった。一
般に患者は腎不全(クレアチン250μmol)、呼吸
困難、電解質および酸一塩基不均衡、ひどい寄生虫血(
感染細胞5%以上)、ビリルビン5μm01/Ω以上お
よび出血異常を伴う低血圧を有している。
患者は通常の治療とともに、アンプル1個を殺菌水5m
Qに溶解した後標準電解質点滴液に添加することにより
ピリドキサル(2 0 0/アンプル)を投与した。投
与量は最初の3口間100mg/ピリドキサル/24時
間、その後2日間5 0 mg7 1日になる量である
グループ2: 比較的軽い患者または重いマラリアから回復しつつある
患者。これらの患者は通常の治療とともに上述の投与量
で徐放形態でピリドキサル(または余り好ましくないが
ピリドキサミン)を経口役与した。適当な投与形態は実
施例10と11に示す。
実施例10 経口徐放性錠剤 組成(塩酸ピリドキサル12.12mg、賦形剤(不溶
性リン酸二カルシウムフィラー)125mg、ゼラチン
ゾル5%)からグラニュレートを得た。これを1錠につ
き賦形剤125mg、プトロゾル(ヒドロキシエチルセ
ルロース)125mg、ステアリン酸マグ不シウム6.
3mt;tおよびS%ゼラチンゲル9 . 5 m9と
混合し、タービュローミキサー中で混合し、錠剤化した
実施例1l 塩酸ピリドキサルを塩酸ピリドキサミンに代えて、実施
例IOを繰り返した。
実施例l3 幼児食でのピリドキサル増加添加剤 以下の成分からピリドキサル増加添加剤を形成した: 塩酸ピリドキサル        10.0mg均質ミ
ルク粉末        1009添加剤を幼児食(好
ましくは母乳タイプ(humanifed Lgpe)
)に1.0g/体重/E+の量で添加した。
実施例14 ピリドキサル増加幼児食 基本の幼児食を均質ミルク粉末にラクトース、ヤシ油、
とうもろこし油、クエン酸ナトリウムを添加して通常の
方法で形成した(蛋白質1.6%:脂肪3.3%;炭水
化物67,0%)。
以下の量のビタミンおよびミ不ラルを上記幼児食20g
につき添加した: ピリドキサル           0.08mgビタ
ミンA             5010ビタミンC ビタミンD2 ビタミンE 4 . 0 mg 501LI 0 . 5 mg (a〜トコフエロール) 0−05mg 0.07mg Cll7mg iOmg 0 . 3 mg 5.0mg 0.02mg O.0 1 3 2 . O mg LOmg ビタミンB ビタミンB2 ビタミンBl2 ニコチン酸 Caバントテン酸 葉酸 ビリドキシンHCQ クエン酸 鉄(7マル酸鉄) カルシウム (グルコン酸カルシウム) マグネシウム           5mg(アスコル
ビン酸マグネシウム) 亜鉛(グルコン酸亜鉛)        0 . 2m
gヨウ素化物(Kl)         7.0mg使
用前に3.0gを水25mffに溶解した。60〜12
5mM体重1kgを未熟児に最初の2日投与し、次いで
適当に増加および適合させた。
実施例15 ピリドキサル含有小児用シロップ 組成/mQ ビタミンA            5010ビタミン
B             O・Of3mgビタミン
82            0.07mg塩酸ピリド
キサル        o.osmg塩酸、ピリドキシ
ン         0.02mgグリシン     
        0.1gビタミンBl2      
     0.17mgプロピレングリコール    
   0.1gニコチンアミド         1.
omgビタミンC              4 .
 O mgビタミンD2            50
10バントテン酸           0 . 3 
mgクエン酸             0 .013
mg鉄(フマル酸鉄)           2.0m
g(Fe″″) カルシウム            60m9(グルコ
ン酸カルシウム) マグ不シウム           3mg(アスコル
ビン酸マグ不シウム) 亜鉛(グルコン酸亜鉛)        0.5mgヨ
ウ化カリウム          7 . 3 m9塩
酸リジン            ].5mg塩化コリ
ン            0.5rngトコフェロー
ル          0.5m9葉酸       
        5 . 0 mgザンカリンナトリウ
ム       2mg10mg ケトロールF            2m9賦形剤 
            25n+g1 . 0 mQ
/ hg体重を毎日投与した。
実施例16 未成熟細胞がビリドキシンをピリドキサルまたはそのリ
ン酸塩にするこどが不可能であることを確認するために
、骨髄の吸引液を試験した。骨髄液はピリドギシンをピ
リドキサルに変換することができない。このことは未成
熟の赤血球細胞が適当なオキシダーゼ活性を有していな
いことを示す。
実施例17 小児用錠剤 3タイプの錠剤を以下の組成から調製した。
錠剤(A)  錠剤(b)  錠剤(c)P L   
       O.21mgO.10     0.0
4P N         O.06mgO.03  
   0.012リポフラビン   0.24mgO.
12    0.05無水ラクトースq.s.(30〜
40rng)1日の投与量:錠剤A:1錠 // B : 2錠 tt C : 5錠 常套の食物の1日の補充規制に従って、可溶性錠剤を加
えた。
実施例l8 PN−P L P経路(アスパラギン酸l−ラスアミナ
ーゼ(A S T)活性)の長期不全の診断ギッ1・お
よび方法 遺伝的酵素欠陥またはビタミンB敵対薬の長期間高いレ
ベルの投ケーからかも知れないPN−PLPの経路の長
期不全の存在または範囲を決定する診断デスl・を行っ
た: 本発明により赤血球中のアスパラギン酸トランスアミナ
ーゼ(AST;以前シュウ酸トランスアミナーゼグルタ
メ−1〜 (G O T)として知られている。
)の活性を上記不全の指標として測定した。ASTが活
性であるt−めには共因子(cofactor)として
細胞内P L Pを必要とする。従って、AST活性は
存在するAST、即ち細胞内P L P濃度を測定する
ことである。ASTの活性は溶血血液中に(キットを形
成する試薬どして)外添されるP L. Pで満たされ
たA S Tの総量または総j゛に関連する値として測
定された。
キットの形態の試薬(研究室で容易に入手できる試薬を
含む)は以下のものを含む: (a)赤血球を溶血する試薬として1・リス緩衝液と共
に利用するlO%1・リトンX−100(界面活性剤)
(b)基剤製造用試薬: (bl)0.37Mアスパラギン酸(未緩衝0,IMト
リスーHCff約7Qmffにアスパラギン酸4.92
g、溶解を促進するために濃NaOHを添加し、pH7
.2、体積100m(2に調整)。
(b2)α−ケトグルタレート:0.0 9 7 5g
/2.5mQトリスーHC12(pH7.2)。30回
の測定に充分。
(c)0.84mMPLP溶液: 1 1.1 4mg
PLP/50m41〜リス緩衝液(相対AST活性を測
定するなら、前記注参照)。
(d)ニコチンアデニンジヌクレオチド(NADH)0
 . 6 5 mg/mQ溶液 (e)マレ二一トデハイドロゲナーゼ(MDH)(f)
0.1MトリスーHCi2。アスパラギン酸溶液を得る
前にpHを調整してはならない。((bl)参照)(g
)ヘモグロビン除去薬 標準INH(1 標準I N NaO H クロロホルム 方法:赤血球100μQパックをトリス緩衝液(500
μQ)およびlO%トリトンX l 0 0(5 0μ
α)に加えて溶血血液を得た。この溶血血液100μQ
にアスパラギン酸溶液420μQ,PLPまたはトリス
緩衝液100μaを添加した。30゜Cで10分間プレ
インキユベートシ、ケトグルタレート80μQを加えて
、更に30分間インキユペートした。
この段階において、ASTは一NH2部分をアスパラギ
ン酸塩からα−ケトグルタレートに変換した。
アスパラギン酸塩はオキサロアセテートに変わり、α−
ケトグルタネートはグルタメートに変化した。
得られたオキサロアセテートの量は溶血血液中に存在す
る活性ASTの量を測定することになる。
インキュベーションの終わりに反応を以下のように中止
し、同時にヘモグロビンを除去した。1NHCQ500
μQを添加して混合し、5分後にlNNaOH500μ
αを添加した。次いで、クロロホルム750m(2を添
加、混合し、4 0 0 0 r.p.m.で15分間
遠心分離した。これにより変性およびヘモグロビンが沈
澱し、上澄み液を分光光度分析にか{ナtこ。
NADH溶液0.6ml2をピペットにとり、キュベツ
1・に入れた。上記上澄み液1.4mQを加えた。36
5nmの吸収を記録した。MDH8μQを加えて混合し
、ベースラインを標準化した時に365nmの吸収を記
録した。このステップにおいて、最初の段階で形成され
たオキサロアセテートがMDHおよびNADHによりマ
レエートに変化し、等モル量のNADHが消費された6
365nm(ΔOD)での吸収の変化は最初の段階で得
たオキサロアセテートの量を示し、これが溶血血液のA
STの量を示すことになる。
この結果から、溶血血液仲のヘモグロビンをドラブキン
(Drabkin)およびオースチン(Austin)
の方法(J.Biol.Chem.l 9 3 7、第
98冊、p.719)により測定した。
活性の指標は Δ○D=光濃度の差;Hb=ヘモグロビン「通常」細胞
内PLPレベルは2.06±6.0(標準偏差)の平均
活性指標を示す。
典型的な低下値(例えば、長期の拮抗薬の使用後)はセ
オフィリンで得られた値(平均lO.4、標準偏差3.
8)で例示される。
組成物の配合に関する出願人の先行出願(公開1452
29/1988)の関連記載は本出願の記載を補充する
ものとする。また、特許請求の範囲の全ての記載も本明
細書の一部とする。
上記組成物のあるものは本発明の新用途のために特に配
合されたものであり、それらが使用される治療とは無関
係に新規なものと解される。同じことは診断薬について
も適用される。前記PLプレカーサーのあるものも新規
である。
特許出願人ベスタ・メディシンズ(ピー・ティー・ワイ
)リミテッド 代理 人 弁理士青 山 葆 はか1名h/gHb/h

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ピリドキサル(PL)自体または体内に入るとオキ
    シダーゼまたは酵素の不存在下に急速にピリドキサルに
    変化するピリドキサルプレカーサーの有効量、要すれば
    該ピリドキサルまたはプレカーサーの安定化剤または酸
    化防止剤および/またはポテンシエーター、および薬学
    上許容し得る増量剤、賦形剤またはキャリアー物質を含
    有する、先天的細胞欠陥に基づくピリドキシン(PN)
    −ピリドキサルホスフェート(PLP)経路中の酵素活
    性の低下または欠乏に帰因する該ピリドキシン−ピリド
    キサルホスフェート経路の阻害または不全状態からの人
    または動物の細胞内ピリドキサルホスフェートレベルの
    低下または欠乏の治療または予防用医薬または食餌組成
    物。 2、有効量がピリドキサルまたはそのプレカーサーが患
    者に対し点滴または別の徐放性形態にガレヌル剤的に配
    合される請求項1記載の組成物。 3、ピリドキサル、またはキナーゼの介在なしに前述の
    如く急速に変換されるピリドキサルプレカーサーを含む
    請求項1記載の組成物。 4、ガレヌル剤中にピリドキサルまたはそのプレカーサ
    ーの患者に対する1日の投与量が静脈内に0.03〜4
    .3mg/kg(体重)、筋肉内に0.04〜5.7m
    g/kg(体重)、皮下に0.04〜7.2mg/kg
    (体重)、または経口的に0.03〜7.2mg/kg
    (体重)の量で(必要により上記量内で投与する説明と
    ともに)配合する請求項1記載の組成物。 5、成分がピリドキサルまたはその酸塩である請求項1
    記載の組成物。 6、組成物が生理学的に適合する酸化防止剤、例えばア
    スコルビン酸、またはその生理学的に適合する塩、また
    はメタ重亜硫酸ナトリウムまたはそれらの混合物を含む
    請求項1記載の組成物。 7、組成物がマグネシウムイオン、亜鉛イオンおよびグ
    ルタメートから成る群から選択されるピリドキサルのポ
    テンシエーターの1種以上を含み、かつ該ポテンシエー
    ターがマグネシウムイオンでは0.5〜10mg/kg
    /日、亜鉛イオンでは0.05〜0.9mg/kg/日
    およびグルタメートでは0.04〜20mg/kg/日
    の量で存在させる請求項1記載の組成物。 8、組成物が更に、ピリドキシン、ピリドキシンホスフ
    ェートまたはそれらの薬学上許容し得る錯体または酸塩
    をピリドキサルまたはそのプレカーサーの量を越えない
    量で含み、かつピリドキシンの共因子またはポテンシエ
    ーターとしてリボフラビンを0.05〜0.2mg/k
    g/日の量になるような量で含む請求項1記載の組成物
    。 9、細胞内酵素不全の未成熟児用の幼児食配合の形で、
    ピリドキサルまたはそのプレカーサーがピリドキサル量
    0.008〜1.0mg/kg(体重)、好ましくは0
    .06〜0.16mg/kg(体重)の1日の投与量で
    含む請求項1記載の組成物。 10、幼児食中へ添加する添加剤または栄養補給剤とし
    て、ピリドキサルまたはそのプレカーサーがピリドキサ
    ル量0.008〜1mg/kg(体重)の量、好ましく
    は1〜6投与ユニットの量で、より好ましくは固体投与
    ユニットでピリドキサルまたはピリドキサミンまたはピ
    リドキサミンホスフェートまたはそれらの混合物0.0
    08〜0.8mg/kg(体重)で配合し、該摂取量が
    予め分包されている請求項9記載の組成物。 11、ピリドキシンの1日の摂取量が0.007〜1.
    0mg/kg(体重)の量でピリドキシン、またはその
    錯体もしくは酸塩を含み、更に1日の摂取量0.05〜
    0.2mg/kg(体重)のリボフラビンを含む請求項
    9または10記載の幼児食、栄養補給剤または添加剤。 12、オキシダーゼの遺伝的欠陥または遺伝的オキシダ
    ーゼ多形性の患者のPLP欠乏の処置または治療に用い
    る請求項1記載の組成物。 13、注射または点滴により未成熟児に投与する請求項
    1記載の組成物。 14、貧血または赤血球破壊状態における細胞内PLP
    欠乏の処置または治療に用いる請求項1記載の組成物。 15、赤血球破壊を起こす微生物疾患状態、例えばマラ
    リア、バルトネラ症、リフトバレー熱、コリドー(co
    rridor)疾患または胆熱の治療または処置に使用
    する請求項1記載の組成物。 16、微生物疾患薬と共に同一パッケージまたは同一投
    与体の形で用いる請求項1記載の組成物。 17、組成物が血液補充剤、血液代用物、輸血組成物ま
    たは上記いずれかに添加する添加剤。 18、ある種の薬剤と組合せて、活性成分としてピリド
    キサルまたはそのプレカーサーを同一パッケージ中で異
    なる投与形態で含み、好ましくはその異なる投与形態が
    同一間隔または異なる間隔で投与するように横にならん
    でパッケージされている請求項16記載の組成物。 19、先天的な細胞欠陥による酵素活性の低下または欠
    乏に帰因するピリドキシン(PN)−ピリドキサルホス
    フェート(PLP)経路の阻害または不全を診断し、好
    ましくは請求項1記載の薬剤または食餌組成物の必要性
    を確立する診断キットであって、 (a)ヘモグロビンを変性および沈澱する試薬と組合せ
    て用い、好ましくはキットの一部を形成する血液細胞溶
    血調合剤; (b)(一連の)反応により溶血血液中の細胞内オキシ
    ダーゼまたは酵素アスパラギン酸トランスアミナーゼ(
    AST)を決定するNADHを試薬セットであって、N
    ADHがオキシダーゼまたはAST活性の間接的測定に
    用いられ、NADHを光度濃度測定により測定するもの をふくむキット。 20、(1)pH7.0〜7.8、好ましくはpH7.
    5〜7.6の緩衝調合剤、 (2)血液細胞溶血調合剤、 (3)PMP、PNP、PMまたはPNの標準基剤調合
    剤、 (4)α−ケトグルタレート、ADPおよびNADH、
    並びに別途グルタメート− デハイドロゲナーゼを含む遊離アンモ ニア測定試薬セット、 および好ましくはクロロホルム、酸およびアルカリを含
    むヘモグロビンを変性し除去する試薬を含むオキシダー
    ゼ活性測定する請求項19記載のキット。 21、(a)赤血球を溶血して溶血体を形成する試薬、 (b)アスパラギン酸塩およびα−ケトグルタレート基
    剤 (c)マレイン酸デハイドロゲナーゼ(MDM)および
    NADHを含むアスパラギン酸 アミノトランスファラーゼと基剤との 反応により生成したオキサロアセテー トの量を決定する試薬、 (d)pH6.5〜7.5、好ましくは7.2の一種以
    上の緩衝調合剤、 を含むAST活性測定する請求項19記載のキット。
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