JPH02237501A

JPH02237501A - スキーブーツ

Info

Publication number: JPH02237501A
Application number: JP116490A
Authority: JP
Inventors: Mario Mattiuzzo; マリオ　マチューツォ
Original assignee: Lange International SA
Current assignee: Lange International SA
Priority date: 1989-01-27
Filing date: 1990-01-09
Publication date: 1990-09-20
Also published as: EP0379837A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、合成樹脂材料で作られたシェルタイプのスキ
ーブーツに関し、特に、背面のアキレス設を覆う部分上
においてブーツの上方へ向かって伸びている柔軟な舌部
を備えた足及び踵を包摂するためのシェル底部と、後方
へ傾斜可能な背面部材を含み、シェル底部上にヒンジ接
合された．上部分と、ライニングブーツとを備えている
スキーブーツに関するものである。

〔従来の技術、発明が解決しようとする課題〕スキー滑
走の際には、スキー板を操作するため及び膝を曲げた時
に踵がブーツの底から持ち上がらないようにするために
、踵がブーツ内で可能な限りきつく保持されていること
が極めて重要である。例えば、仏国特許番号第２，３４
２，０３９号に記載されているように、インナーブーツ
上において横方向に固定され、又は側面のポケソト内に
挿入されたパッド部材によって、踵を締め付けることが
知られている。

その取外し可能なパッド部材を、厚さを変更できる腕部
を備えたＵ字状の調節部材に置き換えることも提案され
ている。その腕部は、ブーツの上部分の背面部材と一体
となったパッドに形成された凹所に収容されるようにな
っている。このような装備は仏国特許番号第２，６０８
，３８４号に記載されている。その凹所は、上部分の背
面部÷オによって外部から閉鎖されている。それ故、計
１節部材に触れるためには、先ず最初に上部分の背面部
材からバッドを外す必要がある。＃Ａ節部材は馬蹄形で
あるので、その断面は少なくとも長方形に近い形状とな
っている必要がある。しかし、このような断面形状は足
首を快適に包摂するには適さず、何れにしても相当な量
のパッドを挿入しなければならない。

本出願人の未公開の先行特許出願には、スキーヤーが素
早＜調節部材を取り替えられるように、ブーツの垂直ポ
ケットに延長形状の調節部材を配備することにより、調
節部材を容易に取り出せるようになった手段が提案され
ている。本発明は、調節部材の支持体としてシェルと一
体となった舌部を用いることを提案する。

（課題を解決するための手段、作用）本発明に係るプーウは、一対の取外し可能で交換可能な
調節部材を有し、これらの調節部材は舌部の中央部の両
側において取外しできるように舌部上へ縦に取り付けら
れた延長形状体からなることを特徴とする。

その調節部材に接触するには上部分の背面部材を移動さ
せるだけで充分である．これにより、ブーツを脱ぐ必要
もなく、ユーザーが調節部材を交換できるようになる。

スキーヤー達は、異なった断面形状をもつ幾つかの調節
部材を携帯することができる。これらの異なった断面形
状をもつ幾つかの調節部材は、彼らの踵に対して適度な
締め付け状態を得るためのものである。その締め付け状
態は踵の両側で異なった程度にすることも可能である。

（実施例〕第１図は、欧州特許出願公開番号第０．２８６，５８６
号或いは仏国特許番号第２，５６２，３９５号（米国特
許番号第４，６１５，１２７号）に開示されているよう
なシェルタイプのブーツのシェル底部を示すものである
。

このシェル底部ｌは、その背面部において、狭窄部６に
よりシェル底部ｌと連結した舌部５を（ｊ清え、舌部５
は前方及び後方の双方に屈曲可能となっている。このシ
ェルの内面は、上記幾つかの出願書類に記載され及び図
示されているようなライニングブーツによって占められ
ているが、図示していない。舌部５は、その外側表面上
であって、舌部５の中央線の両側においてほぼ鉛直線に
沿って配置された２対の円筒形の鋲部１７，１Ｂ及び１
９．２０を有する。．これらの鋲部はゴム製又は幾分硬
質の合成樹脂製の細長い切れからなる２本の調節部材２
１．２２を固定するためのものである。これらの細長い
切れは、それぞれ、遊びなしに鋲部１７，１Ｂ又は１９
．２０に嵌入する２つの鋲部嵌入孔２３，２４を有して
いる。鋲部は嵌め込むことによって調節部材２ｌと２２
を鏡実に固定できるように、僅かに円錐状になっている
ことが望ましい。これらの調節部材に一定の柔軟性を与
えるように、調節部材には薄肉部２２ａと２２ｂとが設
けられている。これとは逆に、鋲部が調節部材上に設け
られ、舌部が鋲部嵌入孔を備、えていでもよい。図示さ
れている調節部材は異なる厚さをもった調節部材と置き
換えることもできる。

スキーヤーは、適切な調節部材を選択することによって
踵の締め付け具合を調整するため、異なる厚さをもつ一
組の調節部材を常時携帯することとなろう。

調節部材は、他の適合手段によっても、舌部上に固定可
能である。第２図、第３図及び第４図にその例を示す。

第２図に示す実施例においては、調節部材２５は舌部５
と一体に成形されているか又はその舌部５上に取り付け
られている２つの固定用リング２６と２７によって固定
されている。これらの固定用リングは、弾性を備え、舌
部５に対して調節部材を押し付けるようになっていても
よい。

第３図に示す実施例においては、調節部材２５は、２つ
の対向する変形可能な固定用ボケ・冫トにその端部が嵌
入することによって保持される。ここで、調節部材２５
は第１図の調節部材２１と同一であっても同一でなくて
もよい。

第４図に示す実施例にあっては、調節部材３０と３１は
中央嵌入孔３２，３３を備えており、これらの中央嵌入
孔３２，３３により、固定用リング３４を介して、調節
部材３０と３１とが互いに連結できるようになっている
。その後、この固定用リング３４は、舌部５の中央部に
縦に固定されているラック３５のノッ千の１つに横方向
に掛けられる。その結果、調節部材３０と３１は、その
ラック３５の両側に配置されることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係るブーツから上部分を
取り去った状態において調節部材が配備されたシェル底
部を示す斜視図である。第２図は本発明の第２実施例に係るシェル底部の部分斜
視図である。第３図は本発明の第３実施例に係るシェル底部の部分斜
視図である。第４図は本発明の第４実施例に係るシェル底部の部分斜
視図である。〔符号の説明〕・・・シェル底部・・・舌部７．１８，１９．２０・・・鋲部１，２２，２５，３０．３１・・・調節部材３．２４・
・・鋲部嵌入孔５，２６．３４・・・固定用リング８，２９・・・固定用ポケット２，３３・・・中央眠入孔。Ｆ１６２ＦＩＧ　３ＦＩＧ　４

Claims

【特許請求の範囲】

（１）背面のアキレス腱を覆う部分上においてブーツの
上方へ向かって伸びる柔軟な舌部（５）を備えた足及び
踵を包摂するためのシェル底部（１）と、後方へ傾斜可
能な背面部材を有し、シェル底部上にヒンジ接合された
上部分と、ライニングブーツと、を備えた合成樹脂製の
シェルタイプのスキーブーツにおいて、踵を締め付けるための取外し可能及び交換可能な一対の
調節部材（２１、２２）を有しており、それらの調節部
材は、前記舌部の中央の両側において、前記舌部上に対
して取外し可能に且つ垂直方向に取り付けられた延長形
状体からなることを特徴とする合成樹脂製のシェルタイ
プのスキーブーツ。
（２）前記調節部材（２１、２２）は一対の鋲部嵌入孔
（２３、２４）を備えており、前記調節部材は、これら
の鋲部嵌入孔によって、前記舌部の外側表面上に形成さ
れた一対の対応する鋲部（１７、１８）に嵌入されるこ
とを特徴とする請求項第１項に記載のスキーブーツ。
（３）前記調節部材は一対の鋲部を備えており、前記舌
部は、前記調節部材を固定するために該鋲部を受容する
鋲部嵌入孔を備えていることを特徴とする請求項第１項
に記載のスキーブーツ。
（４）前記調節部材は、天然若しくは合成ゴム、又は弾
性的な若しくは硬質の合成樹脂材料でつくられているこ
とを特徴とする請求項第１項から第３項までの何れか一
項に記載のスキーブーツ。
（５）前記調節部材は、異なった厚さを有することを特
徴とする請求項第４項に記載のスキーブーツ。