JPH07116004A - スポーツ靴のインナブーツ - Google Patents
スポーツ靴のインナブーツInfo
- Publication number
- JPH07116004A JPH07116004A JP6081863A JP8186394A JPH07116004A JP H07116004 A JPH07116004 A JP H07116004A JP 6081863 A JP6081863 A JP 6081863A JP 8186394 A JP8186394 A JP 8186394A JP H07116004 A JPH07116004 A JP H07116004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- region
- inner boot
- boot
- partially
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0405—Linings, paddings or insertions; Inner boots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B19/00—Shoe-shaped inserts; Inserts covering the instep
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0482—Ski or like boots characterised by type or construction details made from materials with different rigidities
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィット性が最適でかつスキー板あるいはス
ケート輪支持フレームに対する運動伝達を最適に行える
インナブーツを提供する。 【構成】 スポーツ靴に特に使用可能なインナブーツは
少なくとも2つの要素(3、4)を含み、要素の一つ
(4)は、より堅固な材料からなると共に少なくとも足
の内側側方領域に作用する。
ケート輪支持フレームに対する運動伝達を最適に行える
インナブーツを提供する。 【構成】 スポーツ靴に特に使用可能なインナブーツは
少なくとも2つの要素(3、4)を含み、要素の一つ
(4)は、より堅固な材料からなると共に少なくとも足
の内側側方領域に作用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポーツ靴に特に使用
可能なインナブーツに関する。
可能なインナブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】シェルとこれに関節結合された一つ以上
の四分体(quarter)を備える、ローラスケート、アイ
ススケートまたはスキーブーツ等のスポーツ靴を製造す
ることは、公知である。これらの要素は通常は堅固な材
料からなり、このため、柔らかな材料からなるインナブ
ーツを用いて足のフィット性を向上させることが必要で
ある。
の四分体(quarter)を備える、ローラスケート、アイ
ススケートまたはスキーブーツ等のスポーツ靴を製造す
ることは、公知である。これらの要素は通常は堅固な材
料からなり、このため、柔らかな材料からなるインナブ
ーツを用いて足のフィット性を向上させることが必要で
ある。
【0003】従来プロセスすなわち発泡により得られる
と共に特にスキーブーツに使用されるインナブーツは、
前方入口式ブーツ用の完全インナブーツと後方入口式ブ
ーツ用の部分インナブーツとに大別できる。より詳しく
は、足を挿入できるようにするため、完全インナブーツ
は、前部に設けた長手方向開口を有し、この開口は、イ
ンナブーツの爪先に固定したタングで被覆されている。
と共に特にスキーブーツに使用されるインナブーツは、
前方入口式ブーツ用の完全インナブーツと後方入口式ブ
ーツ用の部分インナブーツとに大別できる。より詳しく
は、足を挿入できるようにするため、完全インナブーツ
は、前部に設けた長手方向開口を有し、この開口は、イ
ンナブーツの爪先に固定したタングで被覆されている。
【0004】部分インナブーツは、足の前部及び脚の前
部のみを囲んで、踝、踵領域および脚の後部を露出させ
たままとするインナブーツにより、構成されている。こ
のインナブーツにより露出されたままにされた領域は、
ブーツを構成する後部四分体に設けたパッドにより保護
され、包囲される。上述の公知の解決策は、ユーザの快
適性向上のためにインナブーツが柔らかな材料からなる
ことから、スキー板或いは車支持フレームへの運動伝達
を最適に行えないという欠点を有している。
部のみを囲んで、踝、踵領域および脚の後部を露出させ
たままとするインナブーツにより、構成されている。こ
のインナブーツにより露出されたままにされた領域は、
ブーツを構成する後部四分体に設けたパッドにより保護
され、包囲される。上述の公知の解決策は、ユーザの快
適性向上のためにインナブーツが柔らかな材料からなる
ことから、スキー板或いは車支持フレームへの運動伝達
を最適に行えないという欠点を有している。
【0005】米国特許第4,523,392号には、こ
の欠点に対する部分的な解決策が示されている。即ち、
この特許には、踝領域を包囲するのに適しかつプラスチ
ックからなる挿入体を挿入するための、部分的に除去可
能な要素を、踵領域に有するスポーツ靴用インナブーツ
が開示されている。しかしながら、この解決策には幾つ
かの欠点がある。その第一は、踵上方において脚の後部
領域部分を含む幾つかの部分に作用する堅固な要素によ
って、足の快適さが低下することである。
の欠点に対する部分的な解決策が示されている。即ち、
この特許には、踝領域を包囲するのに適しかつプラスチ
ックからなる挿入体を挿入するための、部分的に除去可
能な要素を、踵領域に有するスポーツ靴用インナブーツ
が開示されている。しかしながら、この解決策には幾つ
かの欠点がある。その第一は、踵上方において脚の後部
領域部分を含む幾つかの部分に作用する堅固な要素によ
って、足の快適さが低下することである。
【0006】更に、上記挿入体は、手作業によりインナ
ブーツに後で挿入すべき独立要素であって、このため、
製造コストが増大すると共に、使用に供されるインナブ
ーツの寸法が種々であることから種々の寸法の挿入体を
多数保管する必要が生じる。また、挿入体がアクセサリ
として使用される場合には、ブーツと共に販売されるボ
ックス内に配されるバックや容器内に配されるバックや
容器内に、この挿入体を保管しなければならない。この
ため、この部品をなくし易く、ユーザが必要なときにこ
の部品を使用できなくなることがある。
ブーツに後で挿入すべき独立要素であって、このため、
製造コストが増大すると共に、使用に供されるインナブ
ーツの寸法が種々であることから種々の寸法の挿入体を
多数保管する必要が生じる。また、挿入体がアクセサリ
として使用される場合には、ブーツと共に販売されるボ
ックス内に配されるバックや容器内に配されるバックや
容器内に、この挿入体を保管しなければならない。この
ため、この部品をなくし易く、ユーザが必要なときにこ
の部品を使用できなくなることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザに対する最適なフィット性を有すると共にユーザの足
の運動をスキー板やスケート車の支持フレームへ最適に
伝達可能とする、ローラスケート、アイススケートある
いはスキーブーツ等のスポーツ靴のインナブーツを提供
することにより、上述の技術的問題点を解消することに
ある。
ザに対する最適なフィット性を有すると共にユーザの足
の運動をスキー板やスケート車の支持フレームへ最適に
伝達可能とする、ローラスケート、アイススケートある
いはスキーブーツ等のスポーツ靴のインナブーツを提供
することにより、上述の技術的問題点を解消することに
ある。
【0008】上記目的の範囲内において、重要な目的
は、特に、スポーツ運動中に最大圧力を受ける領域にお
ける、足の最適なフィット性を担保できるインナブーツ
を提供することにある。別の重要な目的は、構成が簡易
で、容易かつ迅速に製造でき、製造コストが低廉である
インナブーツを提供することにある。
は、特に、スポーツ運動中に最大圧力を受ける領域にお
ける、足の最適なフィット性を担保できるインナブーツ
を提供することにある。別の重要な目的は、構成が簡易
で、容易かつ迅速に製造でき、製造コストが低廉である
インナブーツを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の、及び後述の説明
から明かになるその他の目的は、スポーツ靴のインナブ
ーツにより達成される。このインナブーツは、より柔ら
かな材料からなり足の外側領域を少なくとも部分的に包
囲する第1要素と、柔らかさがより少ない材料からなり
足の内側領域を少なくとも部分的に包囲する第2要素と
の、少なくとも2つの要素を備えることを特徴とする。
から明かになるその他の目的は、スポーツ靴のインナブ
ーツにより達成される。このインナブーツは、より柔ら
かな材料からなり足の外側領域を少なくとも部分的に包
囲する第1要素と、柔らかさがより少ない材料からなり
足の内側領域を少なくとも部分的に包囲する第2要素と
の、少なくとも2つの要素を備えることを特徴とする。
【0010】本発明の別の特徴および利点は、添付図面
に非限定的な例としてのみ図示した特定の実施例の詳細
な説明から明かとなろう。
に非限定的な例としてのみ図示した特定の実施例の詳細
な説明から明かとなろう。
【0011】
【作用】足の外側および内側領域は、インナブーツの、
柔らかな材料からなる第1要素および柔らかさが少ない
材料からなる第2要素により夫々包囲され、このため、
インナブーツと足とのフィット性が良好になると共に、
足の運動が、インナブーツを有するスポーツ靴を介して
スポーツ用具へ良好に伝達される。
柔らかな材料からなる第1要素および柔らかさが少ない
材料からなる第2要素により夫々包囲され、このため、
インナブーツと足とのフィット性が良好になると共に、
足の運動が、インナブーツを有するスポーツ靴を介して
スポーツ用具へ良好に伝達される。
【0012】
【実施例】添付図面を参照すると、参照符号1は、アイ
ススケート、ローラスケートあるいはスキーブーツなど
のスポーツ靴に使用可能なインナブーツを一般的に示し
ている。図1、図2及び図3に示す特定の実施例は、後
方入口式スポーツ靴用のインナブーツを示し、このブー
ツは、相互に組み立てられる複数の要素、例えば、互い
に縫い合わされる複数の要素により構成されている。こ
の複数の要素は、第1要素3に関連づけられるソール2
を備えている。第1要素は、軟質材料からなり、足の外
側側方領域を包囲している。
ススケート、ローラスケートあるいはスキーブーツなど
のスポーツ靴に使用可能なインナブーツを一般的に示し
ている。図1、図2及び図3に示す特定の実施例は、後
方入口式スポーツ靴用のインナブーツを示し、このブー
ツは、相互に組み立てられる複数の要素、例えば、互い
に縫い合わされる複数の要素により構成されている。こ
の複数の要素は、第1要素3に関連づけられるソール2
を備えている。第1要素は、軟質材料からなり、足の外
側側方領域を包囲している。
【0013】第2要素4もソール2に関連づけられてい
る。この第2要素は、より堅固な材料からなるもので、
足の内側側方領域を包囲し、好ましくは、中足骨領域に
部分的に作用するタブ5を有している。第3要素6もソ
ール2に関連づけられ、この第3要素は好ましくは軟質
材料からなり、脚の後部領域を包囲している。
る。この第2要素は、より堅固な材料からなるもので、
足の内側側方領域を包囲し、好ましくは、中足骨領域に
部分的に作用するタブ5を有している。第3要素6もソ
ール2に関連づけられ、この第3要素は好ましくは軟質
材料からなり、脚の後部領域を包囲している。
【0014】第4要素8は、第1要素3及び第2要素4
の上部周縁7a、7bに関連づけられている。第4要素
も軟質材料からなり、この第4要素はユーザの脚の前部
領域を包囲している。インナブーツ1は、足を包囲する
と共に足を快適に納めるための、軟質材料からなる第1
要素3、第3要素6および第4要素8から構成される軟
質部品と、第2要素4から構成されスキー板などの最適
操作あるいはスケートのフレームへの運動伝達を最適に
行うことを企図した堅固な部品とを有している。
の上部周縁7a、7bに関連づけられている。第4要素
も軟質材料からなり、この第4要素はユーザの脚の前部
領域を包囲している。インナブーツ1は、足を包囲する
と共に足を快適に納めるための、軟質材料からなる第1
要素3、第3要素6および第4要素8から構成される軟
質部品と、第2要素4から構成されスキー板などの最適
操作あるいはスケートのフレームへの運動伝達を最適に
行うことを企図した堅固な部品とを有している。
【0015】以上のように、本発明が、企図した目的を
達成することは明かで、又、最適な快適性を有すると共
に足の運動をスポーツ用具に最適に伝達可能とするスポ
ーツ靴のインナブーツが提供されることが明かとなっ
た。本発明のインナブーツは、当然に種々の変形が可能
で、変形例の全ては同一の発明概念の範囲内に入る。
達成することは明かで、又、最適な快適性を有すると共
に足の運動をスポーツ用具に最適に伝達可能とするスポ
ーツ靴のインナブーツが提供されることが明かとなっ
た。本発明のインナブーツは、当然に種々の変形が可能
で、変形例の全ては同一の発明概念の範囲内に入る。
【0016】すなわち、例えば、図4は前方入口式スポ
ーツ靴のインナブーツ101を示し、このインナブーツ
は、軟質材料からなると共に足の外側側方領域を包囲す
る第1要素103が関連づけられたソール102と、よ
り堅固な材料からなると共に足の内側側方領域を包囲す
る第2要素104とにより構成されている。好ましく
は、第2要素104は、中足骨領域に部分的に作用する
タブ105を有している。
ーツ靴のインナブーツ101を示し、このインナブーツ
は、軟質材料からなると共に足の外側側方領域を包囲す
る第1要素103が関連づけられたソール102と、よ
り堅固な材料からなると共に足の内側側方領域を包囲す
る第2要素104とにより構成されている。好ましく
は、第2要素104は、中足骨領域に部分的に作用する
タブ105を有している。
【0017】第1及び第2要素の上方周縁107a及び
107bには、脚の後部領域を包囲するカフスのような
第3要素106が関連づけられている。第1及び第2要
素の爪先に隣接する領域には、第4要素108の端が関
連づけられている。この第4要素は、中足骨領域全体お
よび脛骨領域の一部に作用するフラップにより構成さ
れ、このフラップは、インナブーツ101の前部に形成
した開口109を覆い隠している。
107bには、脚の後部領域を包囲するカフスのような
第3要素106が関連づけられている。第1及び第2要
素の爪先に隣接する領域には、第4要素108の端が関
連づけられている。この第4要素は、中足骨領域全体お
よび脛骨領域の一部に作用するフラップにより構成さ
れ、このフラップは、インナブーツ101の前部に形成
した開口109を覆い隠している。
【0018】従って、この解決策によれば、最適な快適
さと足からスポーツ用具への運動伝達とが同時に担保さ
れる。図7はインナブーツの別の実施例を示し、この実
施例において、第2要素204は、中足骨領域に部分的
に作用するタブ205に加えて、上方周縁207bから
突出して前部脛骨領域を包囲するカラー210を有して
いる。
さと足からスポーツ用具への運動伝達とが同時に担保さ
れる。図7はインナブーツの別の実施例を示し、この実
施例において、第2要素204は、中足骨領域に部分的
に作用するタブ205に加えて、上方周縁207bから
突出して前部脛骨領域を包囲するカラー210を有して
いる。
【0019】図8は、第2要素304が、脹ら脛領域を
包囲するカラー310を具備した別の実施例を示す。図
9は、後方入口式スポーツ靴用のインナブーツ401を
示し、このインナブーツにおいて、第2要素404は、
中足骨領域に部分的に作用するタブ405と、脛骨の前
部領域に部分的にのみ作用するカラー410とを有して
いる。
包囲するカラー310を具備した別の実施例を示す。図
9は、後方入口式スポーツ靴用のインナブーツ401を
示し、このインナブーツにおいて、第2要素404は、
中足骨領域に部分的に作用するタブ405と、脛骨の前
部領域に部分的にのみ作用するカラー410とを有して
いる。
【0020】図10は、前方入口式の靴のインナブーツ
501を示し、この靴において、カラー510は、脛骨
の前部領域に作用すると共に前記インナブーツの開口5
09を部分的に閉じるようになっている。図11は、第
2要素604の別の実施例を示し、この実施例におい
て、カラー610は、脚の内側領域を部分的にかつ側方
から包囲し、また、脛骨の前部領域を部分的に包囲して
いる。
501を示し、この靴において、カラー510は、脛骨
の前部領域に作用すると共に前記インナブーツの開口5
09を部分的に閉じるようになっている。図11は、第
2要素604の別の実施例を示し、この実施例におい
て、カラー610は、脚の内側領域を部分的にかつ側方
から包囲し、また、脛骨の前部領域を部分的に包囲して
いる。
【0021】図12、図13及び図14は第2要素70
4の使用を示し、この第2要素は、前方入口式および後
方入口式の靴の双方に用いられるもので、ソール702
に関連づけられると共に、足の内側側方領域においてそ
の周縁から突出している。第2要素704の形状は、踵
711に隣接する領域においてソール702の周縁から
始まって爪先712に向かって傾斜し、足の内側側方領
域に第2要素自体を配し、次いで、中足骨領域を部分的
に包囲するものになっている。
4の使用を示し、この第2要素は、前方入口式および後
方入口式の靴の双方に用いられるもので、ソール702
に関連づけられると共に、足の内側側方領域においてそ
の周縁から突出している。第2要素704の形状は、踵
711に隣接する領域においてソール702の周縁から
始まって爪先712に向かって傾斜し、足の内側側方領
域に第2要素自体を配し、次いで、中足骨領域を部分的
に包囲するものになっている。
【0022】第2要素の寸法は、タブおよびカラーの寸
法と同様、もし設けるのであれば、特定要件に従って当
然に最適なものにされる。図15ないし図18は、後方
入口式ブーツに挿入されるようにされたインナブーツ8
01を示す。このインナブーツは、第1要素803と、
上方要素808に関連づけられた第2要素804とを備
えている。
法と同様、もし設けるのであれば、特定要件に従って当
然に最適なものにされる。図15ないし図18は、後方
入口式ブーツに挿入されるようにされたインナブーツ8
01を示す。このインナブーツは、第1要素803と、
上方要素808に関連づけられた第2要素804とを備
えている。
【0023】第1要素803は比較的柔らかい材料から
なり、その一方で、足の内側部分を包囲する第2要素8
04は比較的堅固な材料からなる。第1及び第2要素の
硬さを異なるものにするのには、異なる材料を使用し、
或いは、厚さの異なる同種材料を使用する。図19ない
し図22は、前方入口式ブーツに挿入されるようにされ
たインナブーツ901を示す。このインナブーツは、比
較的柔らかな要素903と、比較的堅固な要素904と
を備えている。
なり、その一方で、足の内側部分を包囲する第2要素8
04は比較的堅固な材料からなる。第1及び第2要素の
硬さを異なるものにするのには、異なる材料を使用し、
或いは、厚さの異なる同種材料を使用する。図19ない
し図22は、前方入口式ブーツに挿入されるようにされ
たインナブーツ901を示す。このインナブーツは、比
較的柔らかな要素903と、比較的堅固な要素904と
を備えている。
【0024】堅固な要素904は、足の内側を部分的に
包囲している。使用される材料は、特定の要件に従って
最適なものにされる。
包囲している。使用される材料は、特定の要件に従って
最適なものにされる。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明のスポーツ靴のイ
ンナブーツは、より柔らかな材料からなり足の外側領域
を少なくとも部分的に包囲する第1要素と、柔らかさが
より少ない材料からなり足の内側領域を少なくとも部分
的に包囲する第2要素との、少なくとも2つの要素を備
えるので、ユーザに対する最適なフィット性を有すると
共にユーザの足の運動をスキー板やスケート車の支持フ
レームへ最適に伝達可能とする。
ンナブーツは、より柔らかな材料からなり足の外側領域
を少なくとも部分的に包囲する第1要素と、柔らかさが
より少ない材料からなり足の内側領域を少なくとも部分
的に包囲する第2要素との、少なくとも2つの要素を備
えるので、ユーザに対する最適なフィット性を有すると
共にユーザの足の運動をスキー板やスケート車の支持フ
レームへ最適に伝達可能とする。
【0026】また、本発明のインナブーツは、スポーツ
運動中に最大圧力を受ける領域における、足の最適なフ
ィット性を担保できる。更に、本発明のインナブーツ
は、構成が簡易で、容易かつ迅速に製造でき、製造コス
トが低廉である。
運動中に最大圧力を受ける領域における、足の最適なフ
ィット性を担保できる。更に、本発明のインナブーツ
は、構成が簡易で、容易かつ迅速に製造でき、製造コス
トが低廉である。
【図1】インナブーツの一般的な側方斜視図である。
【図2】インナブーツの、足を包囲する部分の分解図で
ある。
ある。
【図3】インナブーツの、脚を包囲する部分の分解図で
ある。
ある。
【図4】前方入口式のスポーツ靴に使用可能なインナブ
ーツの、図1に類似の図である。
ーツの、図1に類似の図である。
【図5】図4のインナブーツの部品の分解図である。
【図6】図4のインナブーツの部品の分解図である。
【図7】後方入口式の靴に使用可能な実施例におけるイ
ンナブーツの部品の図である。
ンナブーツの部品の図である。
【図8】前方入口式の靴に使用可能なインナブーツの部
品の斜視図である。
品の斜視図である。
【図9】後方入口式の靴のインナブーツの側方斜視図で
ある。
ある。
【図10】前方入口式の靴のインナブーツの、先の図に
類似の図である。
類似の図である。
【図11】図9に示したインナブーツの部品の図であ
る。
る。
【図12】足の内側側方領域に作用する剛化要素を具備
した後方入口式の靴のインナブーツの側方斜視図であ
る。
した後方入口式の靴のインナブーツの側方斜視図であ
る。
【図13】足の内側側方領域に作用する剛化要素を具備
した前方入口式の靴のインナブーツの側方斜視図であ
る。
した前方入口式の靴のインナブーツの側方斜視図であ
る。
【図14】先の図による剛化要素の配置の概略図であ
る。
る。
【図15】本発明の別の態様によるインナブーツの一側
面図である。
面図である。
【図16】図15のインナブーツの他側面図である。
【図17】図15及び図16のインナブーツの正面図で
ある。
ある。
【図18】図15及び図16のインナブーツの斜視図で
ある。
ある。
【図19】本発明の更に別の態様によるインナブーツの
左側斜視図である。
左側斜視図である。
【図20】図19のインナブーツの堅固な部分の左側斜
視図である。
視図である。
【図21】図19のインナブーツの右側斜視図である。
【図22】図19のインナブーツの堅固な部分の右側斜
視図である。
視図である。
1、101、401、501、801、901 インナ
ブーツ 2、102、702 ソール 3、103、203、803、903 第1要素 4、104、204、304、404、510、60
4、704、804、904 第2要素 5、105、205、405 タブ 6、106 第3要素 8、108 第4要素 109、509 開口 210、310、410、510、610 カラー
ブーツ 2、102、702 ソール 3、103、203、803、903 第1要素 4、104、204、304、404、510、60
4、704、804、904 第2要素 5、105、205、405 タブ 6、106 第3要素 8、108 第4要素 109、509 開口 210、310、410、510、610 カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーリツィオ タケット イタリア国 31010 ビラ ダゾロ (プ ロバンス オブ トレビソ)、 ビア ド ニツェッティ 12
Claims (11)
- 【請求項1】 より柔らかな材料からなり足の外側領域
を少なくとも部分的に包囲する第1要素と、柔らかさが
より少ない材料からなり足の内側領域を少なくとも部分
的に包囲する第2要素との、少なくとも2つの要素を備
えることを特徴とするスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項2】 前記第1及び第2要素に関連づけられた
ソールを備え、前記第1要素は、軟質材料からなると共
に足の外側側方領域を少なくとも部分的に包囲し、前記
第2要素は、より堅固な材料からなると共に足の内側側
方領域を少なくとも部分的に包囲することを特徴とする
請求項1に記載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項3】 前記第2要素は、中足骨及び又は足の甲
領域に部分的に作用する少なくとも一つのタブを有する
ことを特徴とする請求項2に記載のスポーツ靴のインナ
ブーツ。 - 【請求項4】 前記第2要素は、ユーザの踝の内側側方
領域に作用し、また、カラーが、前記第2要素の上部周
縁に関連づけられることを特徴とする請求項1、2また
は3に記載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項5】 前記カラーは、脛骨の前部領域に作用す
ることを特徴とする請求項4に記載のスポーツ靴のイン
ナブーツ。 - 【請求項6】 前記カラーは、脚の側方領域及び脹ら脛
の後部領域に作用することを特徴とする請求項4に記載
のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項7】 前記カラーは、脚の内側側方領域および
脛骨の前部領域に部分的に作用することを特徴とする請
求項4に記載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項8】 前記カラーは、脚の内側側方領域に作用
すると共に脛骨の前部領域を包囲することを特徴とする
請求項4に記載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項9】 前記第2要素は、足の内側側方領域にお
いてソールの周縁に関連づけられ、前記第2要素は、爪
先に向かって延び、足の内側側方領域を部分的に包囲
し、次いで、中足骨領域の回りを少なくとも部分的に包
囲することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに
記載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項10】 前記第2要素は、前記第1要素よりも
堅固な別の材料からなることを特徴とする請求項1に記
載のスポーツ靴のインナブーツ。 - 【請求項11】 前記第2要素は前記第1要素よりも厚
い材料からなり、また、前記第2要素は前記第1要素よ
りも堅固であることを特徴とする請求項1に記載のスポ
ーツ靴のインナブーツ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT93A000045 | 1993-03-04 | ||
IT93TV000045A IT1266417B1 (it) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | Struttura di scarpetta interna,particolarmente per calzature sportive |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116004A true JPH07116004A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=11419246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6081863A Pending JPH07116004A (ja) | 1993-04-22 | 1994-04-20 | スポーツ靴のインナブーツ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0623295B1 (ja) |
JP (1) | JPH07116004A (ja) |
AT (1) | ATE148982T1 (ja) |
DE (1) | DE69401761T2 (ja) |
IT (1) | IT1266417B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049431A (ja) * | 2014-08-30 | 2016-04-11 | フッド株式会社 | インナーブーツ |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT242161Y1 (it) * | 1996-03-05 | 2001-06-04 | Roces Srl | Scarpetta interna per calzature sportive, in particolare calzature perbambini |
FR2774871B1 (fr) * | 1998-02-17 | 2000-03-31 | Salomon Sa | Chausson a tige composite |
FR2838925B1 (fr) * | 2002-04-26 | 2004-10-22 | Salomon Sa | Chaussure a face externe assouplie |
DE602007002153D1 (de) * | 2007-02-20 | 2009-10-08 | Rossignol Lange Srl | Innenschuh mit Laschen zum Halten der Zunge |
US8302329B2 (en) | 2009-11-18 | 2012-11-06 | Nike, Inc. | Footwear with counter-supplementing strap |
US8857077B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-10-14 | Nike, Inc. | Footwear with internal harness |
EP3000342B1 (fr) * | 2014-09-26 | 2022-03-30 | Rossignol Lange S.R.L. | Chausson avec rembourrage surélevé pour chaussures de sport |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8103473U1 (de) * | 1981-02-10 | 1981-07-30 | Weinmann GmbH & Co KG, 7700 Singen | Skistiefel-Innenschuh |
CH645255A5 (fr) * | 1982-02-22 | 1984-09-28 | Lange Int Sa | Garniture interieure pour chaussure de sport a coque rigide ou semi-rigide. |
IT8223309V0 (it) * | 1982-10-27 | 1982-10-27 | Nordica Spa | Struttura di scarpetta interna per scarponi da sci. |
DE4129270C2 (de) * | 1991-09-03 | 2001-07-05 | Lowa Sportschuhe Gmbh | Formgeschäumter, weichelastischer Innenschuh für Schistiefel |
-
1993
- 1993-04-22 IT IT93TV000045A patent/IT1266417B1/it active IP Right Grant
-
1994
- 1994-04-15 AT AT94105881T patent/ATE148982T1/de active
- 1994-04-15 DE DE69401761T patent/DE69401761T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-15 EP EP94105881A patent/EP0623295B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-20 JP JP6081863A patent/JPH07116004A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049431A (ja) * | 2014-08-30 | 2016-04-11 | フッド株式会社 | インナーブーツ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0623295B1 (en) | 1997-02-19 |
ITTV930045A0 (it) | 1993-04-22 |
ITTV930045A1 (it) | 1994-10-22 |
DE69401761T2 (de) | 1997-06-05 |
IT1266417B1 (it) | 1996-12-30 |
EP0623295A1 (en) | 1994-11-09 |
ATE148982T1 (de) | 1997-03-15 |
DE69401761D1 (de) | 1997-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6804901B2 (en) | Footwear | |
US5408761A (en) | Sport shoe and support system | |
US6018892A (en) | Internal collar device for an article of footwear | |
EP1209991B1 (en) | Healing shoe or sandal | |
CA1304935C (en) | Athletic shoe for aerobic exercise and the like | |
EP1021964A3 (en) | Sport footwear construction | |
US6374516B1 (en) | Boot with an adjustable length upper adapted for skating | |
CA2624008A1 (en) | Footwear having independently articuable toe portions | |
US5896677A (en) | Interchangeable inner sole system | |
EP0617903B1 (en) | Innerboot particularly for skates | |
JPH07116004A (ja) | スポーツ靴のインナブーツ | |
NO314385B1 (no) | Skall for telemark-skistövler | |
US10231508B2 (en) | Skate boot having a lace member with at least one opening | |
US3710484A (en) | Skier s brace | |
US4258481A (en) | Boot | |
CA2335425C (en) | Footwear | |
KR880003159Y1 (ko) | 발등지지체를 가진 신발 | |
CA2292996A1 (en) | Skate boot | |
JPS6118722Y2 (ja) | ||
EP0678249B1 (en) | Innerboot, particularly for sports shoes | |
EP2777416A1 (en) | Skate boot having a lace member with at least one opening | |
CA1068106A (en) | Boot | |
KR200308154Y1 (ko) | 신발바닥용 심재 | |
CA2154400A1 (en) | Innerboot for sports shoes | |
CA2809449C (en) | Skate boot having a lace member with at least one opening |