JPH0223731A - 光送信回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光通信分野に利用される光送信回路に関する
ものである。

（従来の技術） 従来の光送信回路について、第３図および第４図により
説明する。第３図において、従来の光送信回路は、入力
端子１に入力した入力信号を、電流駆動回路２により電
流駆動によって電気入力信号を光出力信号に変換し、発
光素子３より出力していた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記の構成では、電流駆動回路２、およ
び発光素子３の応答速度が遅いため、第４図に示すよう
に矩形波の入力信号波形５に対して、立上りおよび立下
りが順次くずれた駆動電流波形６および光出力波形７と
なる。これは、高周波成分の減衰により波形鈍りを生ず
ることが原因で、入力信号に対して忠実な光出力信号を
得ることができないという問題があった。

本発明は、上記の問題を解決するもので、入力信号に対
して忠実な光出力信号を得る光送信回路を提供するもの
である。

（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するために、本発明は、入力信号と、
入力信号を微分した微分信号により発光素子を電流駆動
するものである。

（作　用） このような構成により、入力電気信号の微分信号が電流
駆動回路と発光素子による高域周波数成分の減衰を補償
するので、入力信号に忠実な光出力信号を得ることがで
きる。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図および第２図により説明する
。

第１図は、本発明による光送信回路のブロック図で、第
３図に示した従来例と異なる点は、入力端子１と電流駆
動回路２との間に、微分回路４を並列に挿入したことで
ある。その他は変わらないので、同じ構成部品には同一
符号を付して説明を省略する。

第２図は本発明による光送信回路の波形図で、入力端子
１に入力された矩形波の入力信号波形５は微分回路４で
立上りおよび立下りにピークを示す微分信号波形８とな
る。入力信号波形５と微分信号波形８が電流駆動回路２
に入力すると相補償し合って、立上りおよび立下りに僅
かなピークを示す駆動電流波形６ａとなる。このように
入力信号の微分信号により電流駆動回路と発光素子によ
る高域周波数成分の減衰を補償することにより、矩形波
の光出力波形７ａを得ることができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、きわめて簡易な
構成で、電流駆動回路および発光素子の高域周波数成分
の減衰を補償し、入力信号に対して忠実な光出力信号を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光送信回路のブロック図、第２図
は本発明による光送信回路の各信号波形図、第３図は従
来の光送信回路のブロック図、第４図は従来の光送信回
路の各信号波形図である。 １　・・・入力端子、　２・・・電流駆動回路、３　・
・・発光素子、　４・・・微分回路、５　・・・入力信
号波形、　６，６ａ・・・駆動電流波形、　７，７ａ・
・・光出力波形、８・・・微分信号波形。 特許出願人　松下電器産業株式会社 の ■ ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力信号と、上記の入力信号を微分した微分信号とによ
   り発光素子を電流駆動することを特徴とする光送信回路
   。