JPH02236887A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に係り、特に磁気ヘッドの情
報伝達用ケーブルの実装に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置における磁気ヘッドのフレキシブルケーブル
（以下ヘッドＦＰＣ）の実装例を第９図，第１０図及第
１１図により示す。まづ第１１図により磁気ヘッド組立
体の構成を説明する。磁気ディスクに対向し、書き込み
、読み出しトランスデューサーを備えたヘッドスライダ
７がロードアーム８に支持され、ヘッドアーム６に取付
けられている。ヘッドアーム６の片面にＦＰＣＩＯ接着
されており、アーム付け根にヘッドＩＣＩ　１が備えら
れている． ヘッドトランスデューサーから読み出した信号及び書き
込み信号は、一担、ヘッドＩＣ１１を介しヘッドアーム
６から延長されたＦＰＣＩＯを通し、コネクタ接続され
、キャリッジ組立体から外部へ取り出される。一本のへ
ッドアームには２〜４個のへッドスライダが備えられて
いるのが一般であり、１個のヘッドＩＣでトランスデュ
ーサーの切換え、読み出し出力の増巾及、切換え動作の
チェック等行なっており、ヘッドアームから延長される
ＦＰＣに１２〜２０本の信号パターンが設けられ，コネ
クタと接続されている。

従来装置においては、第１０図に示す如く、キャリッジ
の位置決め情報を円板から読み出す為のサーボヘッド１
８とデータを書き込み、読み出す為のデータヘッド１９
は各々別々のへッドアームに取付けられており、ヘッド
ＩＣも各々専用のＩＣがアームに取付けられており、Ｆ
ＰＣは各ヘッドの側面から取り出していた． 〔発明が解決しようとする課題〕 従来技術においては，データヘッド及サーボヘッドが各
々個別のＦＰＣを用意しており、又、円板間のピッチも
広く、各々のヘッドＦＰＣを単独で取り出すことが出来
ていたが、近年においては、装置の小形化等に伴い円板
間ピッチも狭くなってきており、又，一本のへッドアー
ムに対し、サーボ用ヘッドとデータ用ヘッドを一緒に塔
載して使用している．この為，サーボヘッド用ＩＣとデ
ータヘッド用ＩＣと２個のＩＣに信号を伝達する為、信
号用パターン数が増えＦＰＣの巾が広げる必要が出てく
る。従って、従来技術でのＦＰＣ実装を行なうと、上下
のＦＰＣが端面同士で接触する為、様々な考案がなされ
ている。例えば，特開昭６２−２４６１２０の例にある
様、複数のへッドアームの信号を一枚のＦＰＣにまとめ
てルーティングする方法である。この考案の場合は、複
数のヘッドの情報信号を一枚にまとめている為、ＦＰＣ
のパターン実装効率が向上する為、ヘッドアーム単独に
ＦＰＣを設けるより、より多くの信号を配線出来、ディ
スク装置の小形化には効果的であるが，ヘッドを組立時
又は修理分解時のつど、ヘッドリード端子をＦＰＣにハ
ンダ付けする必要があり、組立効率が低下する．又，磁
気ディスク装置の組立は塵埃をきらう為、クリーンルー
ム内で行なうのが一般であり、組立時にハンダ付作業を
行なうことは、ハンダフラックスの飛散等，組立雰囲気
の清浄化が損なわれる欠点がある． 本発明はこの様な背景において、組立性が良く実装効率
の良いＦＰＣルーティング方案を提供することを目的と
している． 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成する為に本発明について以下述べる．磁
気へッドアームに各々貼付けられたＦＰＣを第６図及第
８図に示す様，アーム端面でＦＰＣを折り曲げた際、相
互のＦＰＣの中心が一致する様．ＦＰＣ寸法を決めてお
き，上下に対抗するＦＰＣＩＯを互いに重なる様折り曲
げ、これを一担、クランプし、固定ベース側にもクラン
プで重なりあった２枚のＦＰＣを一緒にクランプする．
固定側ベースにクランプされたＦＰＣは中継基板にコネ
クタで接続する．第５図は第６図の部分斜視図でありＦ
ＰＣの曲げ方向を示す．第８図は本発明のＦＰＣルーテ
ィング概略図である。又第７図は従来のＦＰＣ曲げ図で
ある． 〔作用〕 この様に組立られることにより、ＦＰＣの取付ピッチが
、一枚づつ単独で行なうのに比べ、２倍のピッチ巾とな
り、従来に比べ、ヘッド取付ピッチを狭く出来る．又，
ＦＰＣのルーティング長さも変らないので，ヘッド組立
体としても共通化出来、ルーティング長さも、最小限の
長さで済み，周波数特性を悪化することもなく，省スペ
ース実装が可能である。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図から第４図により説明す
る． 第１図は本発明の上面図、第３図は第１図の正面図、第
２図は第１図の部分詳細図，第４図は本考案の磁気ヘッ
ド全体図である。

磁気へッドアーム１はキャリッジ２にネジ３で整列固定
され，キャリッジ２には駆動用コイル４，案内用ベアリ
ング５が取付けられている．磁気ヘッド６には磁気ディ
スクから情報の読み出し／書き込みを行なうトランスデ
ューサーを設けたスライダ７がロードアーム８で支持さ
れ、ヘッドアーム１にネジ９で取付けられている。ヘッ
ドアーム１には信号ラインをパターン化したＦＰＣＩＯ
が貼付けられている．ＦＰＣＩＯにはＩＣＩ　１が取付
けられており、信号の増巾及び各素子の切換え等．行な
っている。ＩＣからの信号はＦＰＣを通し、中継基板２
０に接続するコネクタ２１に接続されている。ＦＰＣは
７画巾に１７本のパターンが実装されている。磁気ヘッ
ド６をキャリッジにネジ固定した後第２図に示す様、ア
ーム端面で交互に折り曲げる。ＦＰＣの折り曲げ部に当
るＦＰＣにはノッチが設けてあり，折り曲げ作業を容易
にしている。

第６図の様、ＦＰＣを交互に折った後，オサエプレート
１２でＦＰＣを押える．ＦＰＣはオサエプレート１２の
端面で１８０゜曲げ，ＦＰＣクランプ１３とネジ１４で
固定されている，ＦＰＣクランブ１３にはＦＰＣのガイ
ドの為、わづかな凹を有し、上下の位置決めガイドとな
っている。又ＦＰＣガイド端面には面取りをほどこして
あり、可動中にＦＰＣを損傷しない様にしてある。キャ
リッジから出たＦＰＣはキャリッジの案内用ガイドレー
ルを支持するレールベース１５に設けられたＦＰＣ支持
台部１６に固定Ｉｌｌ　Ｆ　Ｐ　Ｃオサエ１７で固定さ
れる。固定されたＦＰＣは中継基板にコネクタを介し取
付けられる．キャリッジがアクセスすることにより、Ｆ
ＰＣはガイドプレート１２と固定側ＦＰＣオサエ１７に
案内され、一定の曲率を保ちながらアクセスを繰返す。

この様に、ヘッドアームのピッチに比べＦＰＣの取付ピ
ッチが２倍となり、ＦＰＣの端面での相互の接触の危険
性がなくなり、ヘッドの取付ピッチが狭くすることが出
来る。又、従来に比べＦＰＣ間隔があく為．ＦＰＣと同
じ並びにキャリッジの接地用ＦＰＣ２２を実装出来る。

又、ＦＰＣルートにむだがない為．ＦＰＣ全長が短かく
なり、高周波特性を伝達する為にも特性を劣化させるこ
とがない。

〔発明の効果〕

以上述べた様に、本発明は、ＦＰＣを複数枚重ねてルー
ティングすることにより，装置全体が小形化し、ハンダ
付も不要であり、組立作業も容易である．又，ルーティ
ング長も短かくてすみ、電気特性も改良される。

この様に、本発明により、省スペースで高記録密度化に
優れた磁気ディスク装置を可能とする．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の上面図、第２図は第１図の
部分詳細図、第３図は第１図の正面図、第４図は本発明
の一実施例に用いる磁気ヘッドの説明図、第５図及第６
図は第３図のＦＰＣ折り曲げ説明図、第７図はＦＰＣ折
り曲げの従来例を示す説明図、第８図は本発明のＦＰＣ
ルーティング斜視図、第９図は従来例を示す上面図、第
１０図は第９図の側面図、第１１図は第９図に用いる磁
気ヘッドの斜視図である。 １・・・磁気ヘッド、２・・・キャリッジ，３・・・ヘ
ッド取付用ネジ、４・・・コイル，５・・・ベアリング
、６・・・ヘッドアーム、７・・・スライダー　８・・
・ロードアーム、９・・・ロードアーム取付用ネジ、１
０・・・ＦＰＣ、ｌ１・・・ヘッドＩＣ，１２・・・ガ
イドプレート，１３・・・ＦＰＣクランプ、１４・・・
クランプ取付用ネジ、１５・・・レールベース，１６・
・・ＦＰＣ支持台、１７・・・固定用ＦＰＣオサエ、１
８・・・サーボヘッド、１９・・・データヘッド、２０
・・・中継基板、２１・・・コネクタ、２２・・・アー
ム用ＦＰＣ． 筋　１　口 ／−，媚ｉｔ智１（へ１−ト゛ ２−・ａｔ雫リッシ ３一　夏（亡１今シ″ ４−コイル ５・−・ベアソシク“ 躬 虐 塙 圀 殆 口 筋８国 筋 乙 口 豹ｑ国

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の磁気ディスクと、複数の磁気ディスクにそれ
   ぞれ相対して磁気記録情報の読み出し、書き込みを行な
   う複数の磁気ヘッドと、これを保持しつつ前記磁気ディ
   スク面上の所定の位置に位置決めするためのキャリッジ
   とキャリッジを移動可能に支持する案内ベースと各磁気
   ヘッドに設けられ磁気ヘッドの記録情報を磁気ヘッドか
   ら案内ベースへ伝達するフレキシブルケーブルを備えた
   磁気ディスク装置において、前記フレキシブルケーブル
   を複数枚重ねてルーティングしたことを特徴とする磁気
   ディスク装置。